JPH0716385A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JPH0716385A
JPH0716385A JP5183152A JP18315293A JPH0716385A JP H0716385 A JPH0716385 A JP H0716385A JP 5183152 A JP5183152 A JP 5183152A JP 18315293 A JP18315293 A JP 18315293A JP H0716385 A JPH0716385 A JP H0716385A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常の程度に応じて、適切な対応を実行しよ
り安全な使用を可能とする全自動洗濯機を提供する。 【構成】 電源スイッチを投入し、運転がスタートし、
その運転中に異常が発生すると、異常報知し、その異常
が脱水槽のブレーキ故障の如く重大な場合、それを不揮
発性メモリ部に書き込み、かつキー入力受付禁止して、
設定キーを押しても洗濯機は動作せず、故障のまま使用
して人身事故となるのを防止する。(ステップS6〜S
16)。故障を直し、スタートSW、一時停止SWの両
方を押すという特殊の入力操作でメモリ部をクリアー
し、通常使用に待機する。(ステップS1〜S4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータを
用いて運転の制御が行なわれている全自動洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機の作動に異常が発生した場
合、その異常に対して適確な対応を使用者なりサービス
マンが取り得るように、異常内容をメモリに記憶させ、
電源を切っても記憶内容を保持するものが特開昭62−
204791号公報に開示されている。
【0003】また、洗濯回数をメモリに記憶させ、トー
タルの使用回数が許容限度値に達したら、その旨を使用
者にアピールするものが特開平2−213395号公報
に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の公報の
方法では、記憶した異常内容を所要時に表示させるだけ
で、異常に対する対策を何らせず、又後者の公報の方法
では、使用回数が許容限度値に達しないと異常が有って
も使用者に知らせる事は無い。
【0005】ところで、洗濯機が洗い、すすぎ、脱水と
一連の行程が自動的に進行制御されて行く過程で、種々
の異常が起こる可能性があるが、その異常も一定時間内
に給水が完了しないという給水異常や排水が不完全であ
るという排水異常など軽微な異常の他に、例えば脱水中
に上蓋が開けられた時、脱水兼洗濯槽が停止しないとい
うブレーキが作動しなくなる等の重大な異常がある。
【0006】ところが、従来の洗濯機では、このような
ブレーキが作動しなくなる等の重大な異常が発生して
も、上記した各公報に記載する制御方法のように使用者
には異常を知らせるだけで、洗濯機の使用は可能であ
る。その為に重大な故障がある製品にも係わらず、使用
者が使い続けることによって、人身事故をひき起すとい
う問題があった。
【0007】本発明は斯る点に鑑み成されたもので、重
大な故障があった場合には、その内容を記憶保持し、異
常報知を行う一方、それ以降新たな運転を禁止し、記憶
内容の消去操作が行なわれれば再運転可能となるという
具合に制御して、より安全な使用をできるようにした全
自動洗濯機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種設定キー
にて設定された内容に基づき制御部により洗濯、すす
ぎ、脱水動作を運転制御する全自動洗濯機において、運
転動作時における異常を発生を検知する異常検知手段
と、前記異常の発生を報知する異常報知手段とを備える
一方、前記制御部には書換え可能な不揮発性メモリ部
と、異常の程度を判定する判定手段とを有させ、発生し
た異常が重大である場合には、前記不揮発性メモリ部に
その異常内容を記憶させると共に異常報知を行ないかつ
前記各種設定キーが操作されても運転動作が行なわれな
いように前記制御部によって制御されることを特徴とす
る全自動洗濯機である。
【0009】
【作用】重大な故障が発生すると、そのことは報知さ
れ、また不揮発性メモリ部に記憶され、かつ各種の設定
キーを操作してもその入力を制御部は受け付けず、運転
を行えないようにしている。そしてこの運転を行えない
状態は、サービスマン等によって故障を修理し、メモリ
部の内容を消去されない限り続き運転はスタートできな
いようにしている。よって使用者が故障したままで使っ
て事故を起こすという問題が防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は全自動洗濯機を示し、1はその機枠
で、内部に外槽(図示せず)が防振的に支持されてい
る。2は前記外槽内に回転可能に支持された脱水兼洗濯
槽であり、周囲に多数の脱水孔3…を有する。4は前記
洗濯槽2の底部に配設された回転翼である。前記機枠1
内には駆動モータ(図示せず)が設けられていて、この
駆動モータと前記回転翼4および洗濯槽2は、動力伝達
機構、プーリー及びベルトを介して連結され、洗濯時に
前記回転翼4を回転させ、脱水時に前記回転翼4、洗濯
槽2共に高速で一定方向に回転させる。5は排水ホース
である。6は洗濯機の上蓋である。ここで脱水中に上蓋
6が開けられたら、高速回転している洗濯槽2を停止さ
せるように上蓋6の開閉に連動する安全スイッチが設け
られている。又この安全スイッチは布の片寄り等で洗濯
槽2が異常振動する時にも、それを検知して洗濯槽2を
停止作動させるようにしている。
【0012】7は電源スイッチであり、そして洗濯機の
上面プレートの前方部には操作表示パネル8が設けら
れ、その詳細は図2に示す通りであるが、これに付いて
は後述する。
【0013】さて、本実施例の洗濯機の動作は、マイク
ロコンピュータ10(以下、マイコンと略記する)によ
り制御されており、このマイコン10を中心とした洗濯
機の制御機構を図3に基づいて説明する。
【0014】前記マイコン10は、CPU、RAM、R
OM、タイマー、システムバス及び入出力ポート等の要
素より構成される。
【0015】ここで、前記ROMには、予め洗濯機を動
かすための手段や判断のための条件の設定、各種の情報
の処理をするためのルール等を読み込ませている。CP
UはこのROMより命令を取り出し実行し、その実行段
階において制御信号を送出し、各種入力機器やメモリか
ら与えられるデータに対し演算処理し、その処理の過程
で処理データを一時的にRAMに記憶させ必要な処理を
行い、その処理結果に基いて各種の作動機器を制御す
る。
【0016】すなわち、入力ポートを介してマイコン1
0に入力する信号として次にようなものがある。先ず各
種操作キーから構成される入力キー回路11があり、具
体的には、洗い時間や脱水時間、そしてすすぎ回数や洗
濯槽2内の水位切替、更に水流切替などの設定を行う各
入力回路12〜16である。そして上蓋6を開けると作
動する安全スイッチよりの上蓋入力回路17、更に洗濯
槽2内の水位を検出する水位センサー18からの信号が
入力する。また電源スイッチ7の入、切の状態を検出す
る電源SW検出回路19や洗濯兼脱水槽2の回転数を検
出して正常回転しているかロックしているか等を検出す
る脱水槽回転検知回路21からの信号を受けている。な
お、前記水位センサー18は、前記洗濯槽2内の水位変
化によるエアートラップ内の圧力変化に応動して、磁性
体をコイル内に出入りさせて該コイルのインダクタンス
を変化させ、このコイルのインダクタンス変化を発振回
路22の発振周波数変化として前記マイコン10に入力
する。
【0017】一方、前述した入力信号に基づいてマイコ
ン10からは次に述べる各種機器要素に制御信号が伝達
される。すなわち先ず、負荷駆動回路23がある。そし
てこの負荷駆動回路23は、前記マイコン10からの制
御信号に依って、駆動モータ24の左右回転動作の制
御、給水弁26及び排水弁27の開閉動作の制御、また
電源オフ用ACソレノイド28の通電、非通電などの各
動作の制御が行なわれる。
【0018】次に発光ダイオード群から構成されるLE
D点灯回路29がある。このLED点灯回路29として
は、各種の設定表示や洗い動作の残り時間など進行状態
表示を行う他に、洗濯機の動作に異常が発生した時に、
その異常をエラーコード化して表示する異常表示機能を
も果たすものが含まれる。また同様に異常を音にて報知
するブザー回路30も具備させている。
【0019】31は前記マイコン10に電圧を供給する
ための電源回路、32はリセット回路、33はクロック
発生回路、34は電源周波数同期信号発生回路である。
【0020】さて、ここでマイコン10は入力された信
号に基づき、所要の処理を行い、その結果に従って各種
機器要素を制御して洗い、すすぎ、脱水を実行すると共
に、同時に洗濯機の運転中の異常発生の有無を検知し、
かつその異常が軽度の異常か重度の異常かを判断してい
る。ここで重大な異常であることが判明すると、マイコ
ン10に具備した書き換え可能な不揮発性メモリ部35
にその異常内容が記憶され、その記憶内容は電源が遮断
されても記憶保持される。
【0021】次に洗濯機の上面前部に設けられる前記操
作パネル8に配列構成される入力キーに付き、図2を参
照し、説明する。
【0022】操作パネル8には、洗い、すすぎ、脱水、
つけおきの各動作を任意に組み合わせて選択して設定す
るキー37aや、洗濯する衣類の種類、汚れの程度、早
めの洗濯時間で仕上げたり、或いは型くずれを欲しない
衣類の場合など、種々の条件に応じた適切な洗い、すす
ぎ、脱水等の工程時間が予め定められていて、設定と同
時に運転がスタートする各種の運転コースを設定するた
めのキー37bや、水位の指定、すすぎ方の指定、洗濯
の各工程の単独的指定を行うための手段設定用のキー3
7cが配列されている。
【0023】また、現在時刻および予約運転完了時刻設
定に用いるキー37d、37eが設けられる他に、上記
各設定キー37a〜37eによる設定後、運転をスター
トさせるためのキー(スイッチ)38および運転を一時
停止させるためのキー(スイッチ)39とが設けられて
いる。
【0024】更に洗濯時は残り洗濯時間を表示する7セ
グメント発光ダイオードからなる表示器40が設けられ
て、数字表示、アルファベット表示が成されるようにな
っている。
【0025】なお、洗濯機に異常があった場合、その異
常はこの表示器40に例えば「E2」などと異常と異常
箇所とがエラーエード化されて表示される。
【0026】次に以上の如き構成となっている本発明の
洗濯機の制御方法を説明する。図4はその制御方法のフ
ローチャートを示すもので、すなわち通常の操作手順は
電源スイッチが入れられ、各種の設定キー37a〜37
eにて設定が行なわれ、スタートキー38が押されるこ
とで所定のプログラムの設定が行なわれる。そのためス
テップS1で電源スイッチ7のONが確認され、ステッ
プS2でスタートスイッチ38のONが確認されて、一
時停止スイッチ39が押されていないのでステップS5
に至り、不揮発性メモリ部35内のデータを読み出す。
ここで異常無いしは「0」で、重大な異常有りは「0」
以外のデータとして記憶している。従って当初は異常無
しであるので、ステップS5の判断はYesとなり、ス
テップS7のキー入力受付許可となり、前述の各種設定
キーで設定した内容がマイコン10に入力される。
【0027】そして、ステップ8でスタートスイッチ3
8の押されていることが確認されて、ステップS9の運
転処理が実行され、洗濯が成される。ステップS10で
洗濯が終了したかを判断すると共に、洗濯中に異常の発
生が生じたか否かをステップ11で判断する。異常の発
生が無く、洗濯が終了すれば、次の処理、すなわち次回
の洗濯動作に待機する。
【0028】ところが、異常の発生があった場合は(ス
テップ11のY)、ステップS12の負荷出力停止の処
理を実行し、マイコン10から負荷駆動回路23への制
御信号の出力を停止する。これと同時にマイコン10は
ブザー回路30へ作動させ、ブザーを鳴動して異常報知
するステップ13の処理を実行する。更に、この発生し
た異常は軽度の異常(例えば給水異常、排水異常)か、
重度の異常(例えば脱水ブレーキ故障)かを調べるステ
ップS14の判断を行い、重大な異常と判明されると
(ステップS14のY)、この異常をエラーコード化し
て不揮発性メモリ部35に書き込み記憶するステップS
15の処理を行う。また、そのエラーコードを表示器4
0に表示させる。そしてステップS16の設定キー37
a〜37eのキー入力受付禁止という処理を行う。この
ように重大な異常の有る場合はそれ以降、設定キーが押
されても、その入力をマイコン10は受付けないので、
運転の続行はできないので、例えば脱水ブレーキ故障と
いう危険性が高い洗濯機の使用は不能なので、ユーザー
がケガするなどの事故を未然に防止できる。
【0029】一方、ステップS14の判断で異常が軽度
であると判った場合は、負荷出力を停止し、異常報知を
行なうだけなので、一時停止スイッチ39を押して異常
をクリアした後にスタートスイッチ38を押すことによ
り運転を続行できる。
【0030】このようにマイコン10により洗濯機の運
転制御と、その異常の検出および重大異常の有る場合の
その記憶処理の制御が行なわれる。こうしてフローはス
タートに戻り再びステップS1より始まる。そしてステ
ップS5で不揮発生メモリ部35内のデータを読み出
し、ステップS6でそのデータが0の場合はキー入力受
付を許可してステップS7から始まる通常の処理ルーチ
ンに進み、一方データが0でない場合には重度の異常が
発生しているので、(ステップS6のN)、異常報知を
行ない(ステップ17)重大故障のあることを報せ、修
理のためのサービスマンへの連絡などをするようにユー
ザーに促す。そしてキー入力を受付禁止として、設定キ
ー37a〜37eを押してもその入力信号をマイコン1
0は受付けないように制御されている(ステップS1
8)。
【0031】すなわち、不揮発性メモリ部35内に異常
データが記憶されている限りは、洗濯機を作動すること
ができない。そこで次にこの不揮発性メモリ部35内の
データクリアの方法について述べる。
【0032】すなわち、サービスマン等により修理され
て、異常が取り除かれれば、ステップS1〜ステップS
3において、スタートスイッチ38と一時停止スイッチ
39を押した状態で(ステップS2のY、ステップS3
のY)、電源スイッチ7を投入する(ステップS1の
Y)のような特殊なスイッチ入力がサービスマンなどに
てなされた場合は、ステップS4の不揮発性メモリ部3
5に0のデータを書き込む処理が実行されて、クリアさ
れる。これによって通常の態勢に戻り、正規のキー操作
の入力受付けを待ち通常の使用が可能となる。
【0033】ところで、全自動洗濯機で各行程の時間や
回数を設定し、これを表示する手段が操作パネルに設け
られているが、図2に示す操作パネル8では、押しボタ
ンスイッチ(設定キー)で洗い時間、すすぎ回数、脱水
時間等を選んで設定していた。しかしこの方式では使用
者の設定したい洗濯方式を選ぶ為には何回も押しボタン
スイッチを押さなければならず、又設定時間もデジタル
量で表示器40に表示されるので高齢者や二槽式洗濯機
からの買替え者には理解し難い。例えば設定をする時
に、設定用のボタンが多く並んでいるため、どのボタン
を押せば、変更したい行程の時間、回数が変えられるか
解り難く、又、時間、回数は一方向にシフト移行する、
すなわち10分→9分→…→2分→1分→0分→10分
となるため、使用者の希望する時間、回数に合わせるに
は何回もボタンを押す必要があった。その上、予めマイ
コン10のプログラムで設定されている運転コース(標
準、スピーディ等)以外で自分流の運転コースを毎回実
行させる為には、特別のスイッチ操作を行なってその運
転コースをメモリーさせておく必要がある等、複雑な設
定操作が伴っていた。
【0034】そこで、より使い勝手性を向上させた操作
パネルとしたものを図5に示す。この操作パネル8Bで
は、洗い時間、脱水時間の選択には各々、回転式のロー
タリーエンコーダを用い、すすぎ回数、水位、水流の切
替には回転式のセレクトスイッチを使用する。更に運転
の残り時間などはアメログで表示するようにしている。
【0035】図5で、41は回転ダイヤル式の洗い時間
選択用摘子である。42は回転ダイヤル式の脱水時間選
択用摘子である。この2つの入力装置41、42はロー
タリーエンコンダーとなっているので、例えば洗い時間
を5分の所に摘子41を合わせると、2進数の「010
1」を図3の洗い時間入力回路12を介して出力し、マ
イコン10に入力できる構造となっている。43、4
4、45はすすぎ回数、水位、水流の切替用摘子で、入
力装置は通常のセレクトスイッチであるので、合わせた
摘子位置に応じた信号が、夫々の入力回路14、15、
16を介してマイコン10に入力される。46、47、
48は左から洗い残り時間、すすぎ残り時間、脱水残り
時間を各々表示する為の15連のLEDバークラフ型表
示器であり、1バーずつ点灯できる。49は運転のスタ
ートと一時停止を行う為の押しボタンスイッチである。
【0036】このような、構成の操作パネル8Bであ
り、次にその使用方法を説明すると、図5は電源スイッ
チの投入状態を示すが、各操作操子41〜45の摘子位
置に応じた入力信号がマイコン10に入力されるので、
LEDの夫々の表示器46〜48には、その入力された
値に応じた本数のバーが点灯する。ここで洗い時間、す
すぎ回数、脱水時間の摘子41〜43を切替るとそれに
応じて対応するLEDの表示46〜48の表示も変わ
る。そしてこの状態でスタート/一時停止スイッチ49
を押すと運転がスタートする。
【0037】図6は洗いが進行して残り時間が2分にな
った時の状態を示しており、この場合は洗い残り時間が
2分なので、洗い表示用のLED表示器46において、
1番下のバーが点灯し、2番目のバーは運転中を示す為
に点滅している状況となっている。
【0038】やがて、設定した8分の洗いが終り、すす
ぎ行程に入り、すすぎが設定した2回行われるようにな
る。図7はすすぎ2回目の実行を示している。そして、
すすぎが2回終ると、設定した6分間の脱水行程に移
る。図8は脱水を終え、運転の終了状態を示している。
【0039】この方式であると、洗い、すすぎ、脱水の
各行程の残り時間は夫々のLED表示器46〜48で表
示されるが、洗い時間、脱水時間、及びすすぎ回数を夫
々設定する選択用摘子41、42及び切替用摘子43は
時間が経過してもその設定時間が変化しないものなの
で、何回もそのコースを運転でき、そのコースをメモリ
する為の特殊な操作を不用できる。
【0040】このように改良した操作パネル8Bである
と、設定したい運転内容を摘子を回すだけで簡単に選べ
るので、高齢者やメカに弱い使用者にも使い易い。摘子
の位置を使用者が変更しない限り運転コースは同じなの
で、複雑な操作で使用者がメモリーコースを設定する必
要がない。また運転の残り時間をアナログで表すので高
齢者には解り易いなどの多くの効果を期待できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、設定に従
い運転が制御されると共に運転中に異常が発生したらそ
の異常の程度が判断され、その結果、人身事故を併発す
るような重大な故障の場合には、製品の運転を実行でき
ないようにし、かつその異常内容を不揮発性メモリ部に
記憶させ、サービスマンにより故障箇所の修理後、メモ
リ部の記憶をクリアーして初めて各種の設定用の入力ス
イッチの受付けをマイコンが許可することによって運転
を可能とするように構成したので、ユーザーが故障した
ままの製品を使い続ける事によって発生する二次災害を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全自動洗濯機の全体斜視図。
【図2】操作表示パネルの正面図。
【図3】洗濯機の制御装置のブロック図。
【図4】異常の程度の応じて適切な対応を実行する本発
明の洗濯機の制御を示すフローチャート。
【図5】他の実施例に係る操作表示パネルの正面図。
【図6】洗い中の表示状態を示す同操作表示パネルの正
面図。
【図7】すすぎ中の表示状態を示す同操作表示パネルの
正面図。
【図8】運転終了状態を示す同操作表示パネルの正面
図。
【符号の説明】
2 脱水兼洗濯槽 7 電源スイッチ 8、8B 操作表示パネル 10 マイクロコンピューター 11 入力キー回路 23 負荷駆動回路 29 LED点灯回路 30 ブザー回路 35 不揮発性メモリ部 37a〜37e 各種設定キー 38 スタートキー 39 一時停止キー 40 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種設定キーにて設定された内容に基づ
    き制御部により洗濯、すすぎ、脱水動作を運転制御する
    全自動洗濯機において、 運転動作時における異常の発生を検知する異常検知手段
    と、 前記異常の発生を報知する異常報知手段とを備える一
    方、 前記制御部には書換え可能な不揮発性メモリ部と、異常
    の程度を判定する判定手段とを有させ、発生した異常が
    重大である場合には、前記不揮発性メモリ部にその異常
    内容を記録させると共に異常報知を行ないかつ前記各種
    設定キーが操作されても運転動作が行なわれないように
    前記制御部によって制御されることを特徴とする全自動
    洗濯機。
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