JP3385719B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents
洗濯機の制御装置Info
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- JP3385719B2 JP3385719B2 JP11835894A JP11835894A JP3385719B2 JP 3385719 B2 JP3385719 B2 JP 3385719B2 JP 11835894 A JP11835894 A JP 11835894A JP 11835894 A JP11835894 A JP 11835894A JP 3385719 B2 JP3385719 B2 JP 3385719B2
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電源が遮断されても記
憶保持する記憶手段を備えた洗濯機の制御装置に関する
ものである。
憶保持する記憶手段を備えた洗濯機の制御装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機の制御装置は、特
開昭６２−２０４７９１号公報に示されているように、
異常検知手段で検知された異常はその異常内容にかかわ
らず記憶手段で記憶更新していた。
開昭６２−２０４７９１号公報に示されているように、
異常検知手段で検知された異常はその異常内容にかかわ
らず記憶手段で記憶更新していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の制御装置では、表示パネルに限りがあるため、過去２
回の異常内容をその都度更新している。ここで、使用者
のうっかりミスから異常になる場合、たとえば、脱水時
の洗濯槽蓋の締め忘れの場合があり、このような異常を
繰り返し発生させてしまうと必要な過去の異常が記憶に
残らなかった。また、サービスマンが故障診断中に誤っ
て起こした異常も記憶されるので、使用者の異常が記憶
に残らない場合があった。その結果、サービスマンの故
障原因の追求に不具合が生じるという問題点を有してい
た。
の制御装置では、表示パネルに限りがあるため、過去２
回の異常内容をその都度更新している。ここで、使用者
のうっかりミスから異常になる場合、たとえば、脱水時
の洗濯槽蓋の締め忘れの場合があり、このような異常を
繰り返し発生させてしまうと必要な過去の異常が記憶に
残らなかった。また、サービスマンが故障診断中に誤っ
て起こした異常も記憶されるので、使用者の異常が記憶
に残らない場合があった。その結果、サービスマンの故
障原因の追求に不具合が生じるという問題点を有してい
た。
【０００４】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、使用者のミスによる異常以外の真の異常内容が入力
設定手段の特定の操作により確認することができるよう
にすることを第１の目的としている。
で、使用者のミスによる異常以外の真の異常内容が入力
設定手段の特定の操作により確認することができるよう
にすることを第１の目的としている。
【０００５】また、サービスマンの故障診断中などに生
じた異常に関係なく、使用者の異常履歴が保存できるよ
うにすることを第２の目的としている。
じた異常に関係なく、使用者の異常履歴が保存できるよ
うにすることを第２の目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、洗い、すすぎ、脱水の各運転時間、
水位などを設定する入力設定手段と、前記入力設定手段
によって設定された内容を表示する表示手段と、前記入
力設定手段の設定内容に基づき一連の洗い、すすぎ、脱
水行程を自動運転させる制御手段と、この自動運転中に
生じる異常状態を検知する異常検知手段と、前記異常検
知手段で検知された異常内容を記憶し電源が遮断されて
も記憶保持する記憶手段とを備え、前記制御手段は、前
記異常検知手段で検知された異常のうち蓋開による異常
は前記記憶手段に記憶更新しないようにし、前記記憶手
段に記憶された異常を前記入力設定手段の特定の操作に
より表示手段に表示させるようにしたことを第１の課題
解決手段としている。
を達成するために、洗い、すすぎ、脱水の各運転時間、
水位などを設定する入力設定手段と、前記入力設定手段
によって設定された内容を表示する表示手段と、前記入
力設定手段の設定内容に基づき一連の洗い、すすぎ、脱
水行程を自動運転させる制御手段と、この自動運転中に
生じる異常状態を検知する異常検知手段と、前記異常検
知手段で検知された異常内容を記憶し電源が遮断されて
も記憶保持する記憶手段とを備え、前記制御手段は、前
記異常検知手段で検知された異常のうち蓋開による異常
は前記記憶手段に記憶更新しないようにし、前記記憶手
段に記憶された異常を前記入力設定手段の特定の操作に
より表示手段に表示させるようにしたことを第１の課題
解決手段としている。
【０００７】また、第２の目的を達成するために、上記
第１の課題解決手段の制御手段は、異常検知手段で検知
された異常のうち、特別のコース運転中に生じた異常は
記憶手段に記憶更新しないようにしたことを第２の課題
解決手段としている。
第１の課題解決手段の制御手段は、異常検知手段で検知
された異常のうち、特別のコース運転中に生じた異常は
記憶手段に記憶更新しないようにしたことを第２の課題
解決手段としている。
【０００８】
【作用】本発明は上記した第１の課題解決手段により、
使用者のミスによる蓋開による異常が発生した場合で
も、この異常以外の真の異常を入力設定手段の特定の操
作により確認することができ、異常状況を的確に把握す
ることができる。
使用者のミスによる蓋開による異常が発生した場合で
も、この異常以外の真の異常を入力設定手段の特定の操
作により確認することができ、異常状況を的確に把握す
ることができる。
【０００９】また、第２の課題解決手段により、たとえ
ば、サービスマンが特別のコースを運転する故障診断時
に誤って異常にさせた場合でも使用者の異常履歴を保存
することができ、異常状況を的確に把握することができ
る。
ば、サービスマンが特別のコースを運転する故障診断時
に誤って異常にさせた場合でも使用者の異常履歴を保存
することができ、異常状況を的確に把握することができ
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図３を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１１】図１に示すように、光センサ１は洗濯兼脱
水槽内の洗濯液の濁度を検知し、水位センサ２は洗濯兼
脱水槽内の水位を検知し、温度センサ３は洗濯機の周辺
温度を検知するものである。異常検知手段４は、光セン
サ１、水位センサ２、温度センサ３などの異常状態を検
知するものである。異常状態を検知する例として、光セ
ンサ１の発光素子の駆動電流を変えた場合においても受
光素子で検知される電圧が変化しない場合（光センサ異
常）、水位センサ２により検知水位を周波数に変換した
値が所定範囲外の場合（水位センサ異常）、温度センサ
３がオープンまたはショートして故障している場合（温
度センサ異常）、間欠脱水工程の開始時に洗濯槽蓋が開
いたままの場合（蓋開異常）、排水開始後一定時間経過
しても排水が完了しない場合（排水異常）などがある。
水槽内の洗濯液の濁度を検知し、水位センサ２は洗濯兼
脱水槽内の水位を検知し、温度センサ３は洗濯機の周辺
温度を検知するものである。異常検知手段４は、光セン
サ１、水位センサ２、温度センサ３などの異常状態を検
知するものである。異常状態を検知する例として、光セ
ンサ１の発光素子の駆動電流を変えた場合においても受
光素子で検知される電圧が変化しない場合（光センサ異
常）、水位センサ２により検知水位を周波数に変換した
値が所定範囲外の場合（水位センサ異常）、温度センサ
３がオープンまたはショートして故障している場合（温
度センサ異常）、間欠脱水工程の開始時に洗濯槽蓋が開
いたままの場合（蓋開異常）、排水開始後一定時間経過
しても排水が完了しない場合（排水異常）などがある。
【００１２】制御手段５は、ワンチップマイクロコンピ
ュータなどで構成され、プログラムの一部として異常検
知手段４を内部に備えている。制御手段５は、入力設定
手段６からの設定信号および異常検知手段４からの信号
に応じて、予め制御手段５のＲＯＭ内に書き込まれたプ
ログラムの手順に従って表示手段７を制御し、負荷駆動
手段８を介してモータ９、排水弁１０、給水弁１１など
の負荷回路を駆動する。また、制御手段５は、ＲＯＭと
ＲＡＭと呼ばれるメモリを内部に有し、ＲＡＭ内の異常
モードデータを記憶保持する不揮発性メモリなどの電源
が遮断されても記憶保持する記憶手段１２を外部に具備
している。なお、１３は交流電源、１４はモータ９の進
相コンデンサ、１５は電源スイッチである。
ュータなどで構成され、プログラムの一部として異常検
知手段４を内部に備えている。制御手段５は、入力設定
手段６からの設定信号および異常検知手段４からの信号
に応じて、予め制御手段５のＲＯＭ内に書き込まれたプ
ログラムの手順に従って表示手段７を制御し、負荷駆動
手段８を介してモータ９、排水弁１０、給水弁１１など
の負荷回路を駆動する。また、制御手段５は、ＲＯＭと
ＲＡＭと呼ばれるメモリを内部に有し、ＲＡＭ内の異常
モードデータを記憶保持する不揮発性メモリなどの電源
が遮断されても記憶保持する記憶手段１２を外部に具備
している。なお、１３は交流電源、１４はモータ９の進
相コンデンサ、１５は電源スイッチである。
【００１３】上記構成の制御装置１６を具備した洗濯機
は、図２に示すように、洗濯兼脱水槽１７の底部に攪拌
翼１８を回転自在に設け、減速機構１９を介してモータ
９からの駆動力を減速して洗濯時には攪拌翼１８に伝達
し、脱水時には洗濯兼脱水槽１７に伝達するようにして
いる。このときの脱水と洗濯の切り換えは排水弁１０を
駆動することにより行われ、排水弁１０を駆動すると、
洗濯水の排水が行われるとともに減速機構１９のクラッ
チが切り替わり脱水運転が行われる。なお、２０は洗濯
槽蓋である。
は、図２に示すように、洗濯兼脱水槽１７の底部に攪拌
翼１８を回転自在に設け、減速機構１９を介してモータ
９からの駆動力を減速して洗濯時には攪拌翼１８に伝達
し、脱水時には洗濯兼脱水槽１７に伝達するようにして
いる。このときの脱水と洗濯の切り換えは排水弁１０を
駆動することにより行われ、排水弁１０を駆動すると、
洗濯水の排水が行われるとともに減速機構１９のクラッ
チが切り替わり脱水運転が行われる。なお、２０は洗濯
槽蓋である。
【００１４】入力設定手段６と表示手段７とで構成する
操作表示パネルは、図３に示すように、洗濯が終了する
までの残り時間などを表示する残時間表示器２２、洗
い、すすぎ、脱水の進行を表示する行程進行表示器２
３、水位表示器２４、洗い時間表示器２５、すすぎ回数
表示器２６、脱水時間表示器２７で構成される表示手段
７と、水位表示器２４の設定を操作する水位切り換えス
イッチ２８、洗い時間切り換えスイッチ２９、すすぎ回
数切り換えスイッチ３０、脱水時間切り換えスイッチ３
１、スタート／電源スイッチ３２で構成される入力設定
手段６よりなる。
操作表示パネルは、図３に示すように、洗濯が終了する
までの残り時間などを表示する残時間表示器２２、洗
い、すすぎ、脱水の進行を表示する行程進行表示器２
３、水位表示器２４、洗い時間表示器２５、すすぎ回数
表示器２６、脱水時間表示器２７で構成される表示手段
７と、水位表示器２４の設定を操作する水位切り換えス
イッチ２８、洗い時間切り換えスイッチ２９、すすぎ回
数切り換えスイッチ３０、脱水時間切り換えスイッチ３
１、スタート／電源スイッチ３２で構成される入力設定
手段６よりなる。
【００１５】制御手段５は、異常検知手段４で検知され
た異常のうち、使用者のミスによる異常、たとえば、蓋
開異常などの特定の異常は記憶手段１２に記憶更新しな
いようにし、記憶手段１２に記憶された異常を入力設定
手段６の特定の操作、たとえば、水位切り換えスイッチ
２８と洗い時間切り換えスイッチ２９とを同時に押すこ
とにより表示手段７に表示させるようにしている。ま
た、制御手段５は、異常検知手段４で検知された異常の
うち、サービスマンによる異常状態確認などの特別のコ
ース運転中に生じた異常は記憶手段１２に記憶更新しな
いようにしている。
た異常のうち、使用者のミスによる異常、たとえば、蓋
開異常などの特定の異常は記憶手段１２に記憶更新しな
いようにし、記憶手段１２に記憶された異常を入力設定
手段６の特定の操作、たとえば、水位切り換えスイッチ
２８と洗い時間切り換えスイッチ２９とを同時に押すこ
とにより表示手段７に表示させるようにしている。ま
た、制御手段５は、異常検知手段４で検知された異常の
うち、サービスマンによる異常状態確認などの特別のコ
ース運転中に生じた異常は記憶手段１２に記憶更新しな
いようにしている。
【００１６】上記構成において、まず、サービスマンが
異常状態を確認するための故障診断時の動作を図４を参
照しながら説明すると、通電開始後、ステップ３３で異
常データなどを記憶手段１２から呼び出し、つづいてス
テップ３４で電源スイッチ１５が押されたかどうかを判
定し、押されていない場合は押されるまでステップ３４
を繰り返す。押された場合はステップ３５に移行し、水
位切り換えスイッチ２８と洗い時間切り換えスイッチ２
９とが同時に押されたかどうかを判定し、押されていな
ければ通常運転モードに移行する。
異常状態を確認するための故障診断時の動作を図４を参
照しながら説明すると、通電開始後、ステップ３３で異
常データなどを記憶手段１２から呼び出し、つづいてス
テップ３４で電源スイッチ１５が押されたかどうかを判
定し、押されていない場合は押されるまでステップ３４
を繰り返す。押された場合はステップ３５に移行し、水
位切り換えスイッチ２８と洗い時間切り換えスイッチ２
９とが同時に押されたかどうかを判定し、押されていな
ければ通常運転モードに移行する。
【００１７】押されていた場合は、特定の操作がされた
として、ステップ３６で前回、前々回の異常内容の表示
を行い、故障診断モードＡに移行する。故障診断モード
Ａでは異常内容の表示を行い、故障診断モードではこの
モードＡ以外に光センサなどの各センサをチェックする
モードＢ、Ｃなどが用意されている。異常内容の表示と
は、たとえば、光センサ異常は「１」、水位センサ異常
は「２」、温度センサ異常は「３」のように、異常内容
と数字を一対一に対応させたものである。図５は、故障
診断モードＡにおける残時間表示器２２の表示状態の一
例である。この異常内容を表示した状態においては、左
の桁には前々回発生した異常、右の桁には前回発生した
異常に関する記憶内容を表示する。
として、ステップ３６で前回、前々回の異常内容の表示
を行い、故障診断モードＡに移行する。故障診断モード
Ａでは異常内容の表示を行い、故障診断モードではこの
モードＡ以外に光センサなどの各センサをチェックする
モードＢ、Ｃなどが用意されている。異常内容の表示と
は、たとえば、光センサ異常は「１」、水位センサ異常
は「２」、温度センサ異常は「３」のように、異常内容
と数字を一対一に対応させたものである。図５は、故障
診断モードＡにおける残時間表示器２２の表示状態の一
例である。この異常内容を表示した状態においては、左
の桁には前々回発生した異常、右の桁には前回発生した
異常に関する記憶内容を表示する。
【００１８】つぎに、通常運転時の動作を図６を参照し
ながら説明すると、制御手段５はステップ３７で異常が
発生したかどうかを判断し、異常でなければそのまま次
行程に移行する。異常が発生した場合は、ステップ３８
で今回の異常内容が蓋開異常かどうかを判別し、蓋開異
常の場合は使用者のミスによる異常として記憶手段１２
に記憶せず、ステップ４１で各種の異常処理、たとえば
異常表示、異常報知などを行い、次行程に移行する。
ながら説明すると、制御手段５はステップ３７で異常が
発生したかどうかを判断し、異常でなければそのまま次
行程に移行する。異常が発生した場合は、ステップ３８
で今回の異常内容が蓋開異常かどうかを判別し、蓋開異
常の場合は使用者のミスによる異常として記憶手段１２
に記憶せず、ステップ４１で各種の異常処理、たとえば
異常表示、異常報知などを行い、次行程に移行する。
【００１９】蓋開異常以外の場合は、ステップ３９に移
行し、今回の異常が故障診断中に生じたものかどうか判
定する。故障診断中に生じた場合は、ステップ３８の場
合と同様に、ステップ４１の各種異常処理へ移行する。
通常の使用状態で生じた場合は、ステップ４０で異常内
容を数値に変換して記憶手段１２に記憶し、ステップ４
１で各種の異常処理を行い、次行程に移行する。上記動
作を行うことにより、たとえば使用者のミスによって蓋
開異常が発生した場合は、記憶手段１２に記憶されず、
また、故障診断中に水を洗濯槽に入れずに光センサ１の
発光素子の駆動電流を変化させると、光センサ異常にな
る場合があり、この場合も故障診断中であるから記憶手
段１２に記憶されない。
行し、今回の異常が故障診断中に生じたものかどうか判
定する。故障診断中に生じた場合は、ステップ３８の場
合と同様に、ステップ４１の各種異常処理へ移行する。
通常の使用状態で生じた場合は、ステップ４０で異常内
容を数値に変換して記憶手段１２に記憶し、ステップ４
１で各種の異常処理を行い、次行程に移行する。上記動
作を行うことにより、たとえば使用者のミスによって蓋
開異常が発生した場合は、記憶手段１２に記憶されず、
また、故障診断中に水を洗濯槽に入れずに光センサ１の
発光素子の駆動電流を変化させると、光センサ異常にな
る場合があり、この場合も故障診断中であるから記憶手
段１２に記憶されない。
【００２０】なお、本実施例では、蓋開異常、排水異
常、光センサ異常、水位センサ異常、温度センサ異常を
例としたが、同様に他の異常においても使用者がミスを
して生じる異常はすべて記憶手段１２に記憶しないよう
にすればよい。
常、光センサ異常、水位センサ異常、温度センサ異常を
例としたが、同様に他の異常においても使用者がミスを
して生じる異常はすべて記憶手段１２に記憶しないよう
にすればよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明は、洗い、すすぎ、
脱水の各運転時間、水位などを設定する入力設定手段
と、前記入力設定手段によって設定された内容を表示す
る表示手段と、前記入力設定手段の設定内容に基づき一
連の洗い、すすぎ、脱水行程を自動運転させる制御手段
と、この自動運転中に生じる異常状態を検知する異常検
知手段と、前記異常検知手段で検知された異常内容を記
憶し電源が遮断されても記憶保持する記憶手段とを備
え、前記制御手段は、前記異常検知手段で検知された異
常のうち蓋開による異常は前記記憶手段に記憶更新しな
いようにし、前記記憶手段に記憶された異常を前記入力
設定手段の特定の操作により表示手段に表示させるよう
にしたから、異常検知手段で検知された異常内容が、使
用者のミスによって生じた異常かどうか判定し、ミスに
よって生じた異常は記憶しないため、この異常以外の真
の異常を入力設定手段の特定の操作により、真の異常状
況を的確に把握することができ、その原因を容易に追求
することができる。
脱水の各運転時間、水位などを設定する入力設定手段
と、前記入力設定手段によって設定された内容を表示す
る表示手段と、前記入力設定手段の設定内容に基づき一
連の洗い、すすぎ、脱水行程を自動運転させる制御手段
と、この自動運転中に生じる異常状態を検知する異常検
知手段と、前記異常検知手段で検知された異常内容を記
憶し電源が遮断されても記憶保持する記憶手段とを備
え、前記制御手段は、前記異常検知手段で検知された異
常のうち蓋開による異常は前記記憶手段に記憶更新しな
いようにし、前記記憶手段に記憶された異常を前記入力
設定手段の特定の操作により表示手段に表示させるよう
にしたから、異常検知手段で検知された異常内容が、使
用者のミスによって生じた異常かどうか判定し、ミスに
よって生じた異常は記憶しないため、この異常以外の真
の異常を入力設定手段の特定の操作により、真の異常状
況を的確に把握することができ、その原因を容易に追求
することができる。
【００２２】また、制御手段は、異常検知手段で検知さ
れた異常のうち、特別のコース運転中に生じた異常は記
憶手段に記憶更新しないようにしたから、異常検知手段
で検知された異常内容が故障診断時に生じたものかどう
か判別し、故障診断時に生じた場合には記憶しないた
め、使用者の異常履歴を保存でき、異常状況を的確に把
握することができ、サービス性を向上させことができ
る。
れた異常のうち、特別のコース運転中に生じた異常は記
憶手段に記憶更新しないようにしたから、異常検知手段
で検知された異常内容が故障診断時に生じたものかどう
か判別し、故障診断時に生じた場合には記憶しないた
め、使用者の異常履歴を保存でき、異常状況を的確に把
握することができ、サービス性を向上させことができ
る。
【図１】本発明の一実施例の洗濯機の制御装置のブロッ
ク図
ク図
【図２】同洗濯機の制御装置を具備した洗濯機の断面図
【図３】同洗濯機の制御装置を具備した洗濯機の操作表
示パネルの拡大正面図
示パネルの拡大正面図
【図４】同洗濯機の制御装置の故障診断時のフローチャ
ート
ート
【図５】同洗濯機の制御装置の故障診断時の表示の一例
を示す図
を示す図
【図６】同洗濯機の制御装置の動作フローチャート
４ 異常検知手段
５ 制御手段
６ 入力設定手段
７ 表示手段
１２ 記憶手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 兼武 政司
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(56)参考文献 特開 平５−15685（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−204791（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−259642（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
D06F 33/02
D06F 39/00
Claims (2)
- 【請求項１】 洗い、すすぎ、脱水の各運転時間、水位
などを設定する入力設定手段と、前記入力設定手段によ
って設定された内容を表示する表示手段と、前記入力設
定手段の設定内容に基づき一連の洗い、すすぎ、脱水行
程を自動運転させる制御手段と、この自動運転中に生じ
る異常状態を検知する異常検知手段と、前記異常検知手
段で検知された異常内容を記憶し電源が遮断されても記
憶保持する記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記異
常検知手段で検知された異常のうち蓋開による異常は前
記記憶手段に記憶更新しないようにし、前記記憶手段に
記憶された異常を前記入力設定手段の特定の操作により
表示手段に表示させるようにした洗濯機の制御装置。 - 【請求項２】 制御手段は、異常検知手段で検知された
異常のうち、特別のコース運転中に生じた異常は記憶手
段に記憶更新しないようにした請求項１記載の洗濯機の
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11835894A JP3385719B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 洗濯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11835894A JP3385719B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 洗濯機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07323178A JPH07323178A (ja) | 1995-12-12 |
| JP3385719B2 true JP3385719B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=14734734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11835894A Expired - Fee Related JP3385719B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 洗濯機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3385719B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100713949B1 (ko) * | 2006-04-21 | 2007-05-07 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 및 그 제어방법 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11835894A patent/JP3385719B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07323178A (ja) | 1995-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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