JP2706442B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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JP2706442B2
JP2706442B2 JP61045558A JP4555886A JP2706442B2 JP 2706442 B2 JP2706442 B2 JP 2706442B2 JP 61045558 A JP61045558 A JP 61045558A JP 4555886 A JP4555886 A JP 4555886A JP 2706442 B2 JP2706442 B2 JP 2706442B2
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JP
Japan
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abnormality
washing
washing machine
display
control
Prior art date
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JP61045558A
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光幸 木内
健 中村
昭仁 大谷
貞之 玉江
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類などの洗濯を自動で行う洗濯機の制御装
置に関するものである。 従来の技術 従来、洗濯機の制御装置は、例えば特公昭58−2716号
公報に示されているように、洗濯工程中に異常が発生し
た場合、その異常内容を洗濯工程を表示する複数の表示
灯によりなる進行表示器の表示灯の点滅の組み合わせに
より表示していた。特に、全自動洗濯機の場合には、排
水異常、給水異常などの異常内容を表示することによ
り、その対策を速やかに行う必要性があった。 発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の構成では、進行表示器により表示灯の
点灯、点滅のパターン表示のため、排水異常、給水異
常、アンバラ異常のどれにあたるのか、あるいは正常な
のか使用者にわかりにくい問題点があった。また、故障
か正常かあるいは異常内容を確認する時に、一度電源を
切られると、故障の場合は洗濯機の機器自体が破損等し
ているためその現象を再現することができるが、異常の
場合は、衣類のアンバランスや給水栓のあけ忘れなど機
器自体は正常であるため、その現象が再現しなくなり、
異常内容表示は何らかの故障とまちがわれる場合が多か
った。 本発明は、このような問題点を解決するもので、故障
でなく異常が生じた場合、電源を遮断された後でも前回
の異常内容を確認することができ、しかもその確認はサ
ービスマン等によって行われるものとし、使用者に余計
な混乱を引き起こすことのないメンテナンス法、使用性
共にすぐれた洗濯機を実現することを目的とするもので
ある。 問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明の洗濯機の制御
装置は、制御中の洗濯工程あるいは残時間を表示する表
示装置と、各洗濯工程の運転時間、洗濯時の水流等のデ
ータを制御手段に入力する入力キーと、前記入力キーか
らのデータにより各洗濯工程を制御する制御手段と、こ
の制御手段が制御する負荷回路と制御中に生じた給水異
常、排水異常、脱水アンバランス異常等の洗濯工程異常
内容を検知し制御手段に出力するセンサと、電源が遮断
されても前記異常内容を記憶保持する不揮発性メモリと
を備え、前記表示装置は、洗濯工程中に前記各異常が生
じた場合各異常を表示するとともに、電源が遮断されて
も、電源スイッチ投入と同時に前記入力キーのうち少な
くとも1つが操作されたことを確認することにより、前
記表示装置により不揮発性メモリに記憶された異常内容
を表示するものである。 作用 この構成により異常内容を、修理しなければ解消しな
い機器の故障内容と区別する事ができるように表示装置
に表示するとともに、一旦電源を落としてもその内容を
不揮発性メモリが記憶しているため、起こった異常の内
容を表示することができる。このような構成にすること
で、洗濯機のアンバランスや排水異常など修理の必要の
ない不都合が生じた場合、使用者が表示に驚いて洗濯機
の電源を止め、サービスマンを呼んでも、電源遮断前に
起こったアンバランスや排水異常などの現象はそのまま
生ずることはないが原因不明のまま処理されることはな
く、サービスマンがチェックすることにより修理が必要
な故障かそれとも操作ミスなどによるものかをどうかを
簡単に判断することができ、使用者に説明することで機
器の信頼性を高めることができる。 実施例 以下、本発明の実施例について、第1図,第2図,第
3図および第4図を参照して説明する。 第1図において、制御手段であるマイクロコンピュー
タ1は、入力キー2からの設定信号及び、安全スイッ
チ、水位センサー等のセンサー3よりの信号に応じて、
あらかじめマイクロコンピュータ1のROM内に書き込ま
れたプログラムの手順に従がい、表示装置4、ドライバ
ー5を介してモータ,給水弁等の負荷回路6を駆動す
る。マイクロコンピュータ1は、通常ROMとRAMと呼ばれ
るメモリを内部に有しているが、本発明は、外部に不揮
発性メモリ7を具備している。通常、ワンチップマイク
ロコンピュータのRAM内のデータは電源を切った時に、
消えてしまうが、本発明は、RAM内の異常内容データを
不揮発性メモリに転送して記憶する。第2図は、全自動
洗濯機の操作表示パネルの一実施例で、残時間表示器4
0、洗い,すずぎ,脱水の進行を表示する工程進行表示
器41、水流表示器42、洗濯時間表示器43、すすぎ回数表
示器44、脱水表示器45と、水流表示器42の設定を操作す
る水流切替キー21、洗濯時間切替キー22、すすぎ切替キ
ー23、脱水時間切替キー24およびスタート、一時停止キ
ー20よりなる。第2図は、スタートキー20を押してスタ
ートした時の表示器の点灯パターンを示しており、残時
間表示は45分を示している。 洗濯を開始させて給水弁が駆動し、水位センサが水位
検知信号を出力するまでの給水時間が所定値よりも長い
場合は、給水異常を操作パネルに表示する。異常内容は
給水異常の他に、排水時間が異常に長い場合は排水異
常、脱水起動時の布偏りを検知し自動的に修正するアン
バラ修正、アンバラ修正不能を表示するアンバラ異常が
あり、その異常内容の表示例を第3図に示す。 洗濯機の使用中に異常となった場合、第3図のように
残時間表示器40による表示と、行程進行表示器41の3ケ
の表示点すべての同時点滅により異常と異常内容が使用
者に表示される。残時間表示器40がない場合には、給水
異常は、洗濯時間表示器43のすべての表示灯の同時点
滅、排水異常はすすぎ回数表示器44のすべての表示灯の
同時点滅などにより表示可能である。しかしながら、残
時間表示器40は、モータ回数が正常ではなくロック状態
になった場合のモータロック検知等といった修理が必要
な故障も表示することができるため、この異常表示と故
障が一般使用者には区別がつかない場合があり、電源を
遮断されると、マイクロコンピュータはリセットされて
異常表示がしなくなる場合が、従来はほとんどであっ
た。しかし、本発明は、異常時には異常内容表示を行な
うと同時に、不揮発性メモリに異常内容に対応したデー
タを転送し記憶するので、電源を遮断されても前回の異
常データが記憶保持され、故障か異常かを後からでもサ
ービスマンがサービスチェック可能となる。 第4図は、サービスチェックのモードのマイコンのプ
ログラムの順序を示すフローチャートを示すもので、マ
イクロコンピュータ1の動作を示すものである。ステッ
プ10で電源が投入された後、マイコンの初期化ルーチン
11が駆動し、ステップ12で異常内容やその他必要なデー
タを不揮発メモリ7から呼び出す。次にステップ13のキ
ー入力を確認するステップである種の定められた手順に
従いキー操作が行われたか否かを確認し、確認されれ
ば、ステップ16に示すように不揮発性メモリ7から呼び
出された異常内容を表示する。上記キー操作が確認され
ない場合は、ステップ15に示すように不揮発性メモリ7
に記憶された異常内容を表示することなく次のステップ
へ移行する。 第1図には不揮発性メモリ7の実施例を示したが、マ
イクロコンピュータ1のバックアップ電源さえあれば、
不揮発性メモリ7がなくとも異常内容は記憶を保持する
ことが可能である。サービスチェックのモードにするた
めのある種のキー操作とは、例えば電源スイッチを押し
たまま水流キー21と洗濯キー22を同時に押した状態等が
考えられる。ただし、上記第4図に示したフローチャー
トのステップ13に示すキー入力確認ステップにおいて、
何らかのキー入力が確認されればよい。このキー入力確
認ステップ13においてキー操作が行われるか否かの確認
がなされることにより、一般使用者のキー操作と異なる
操作となり、誤動作をできるだけ防止することができ
る。 また、仮に操作中に異常内容表示に切り替ったとして
も本実施例によれば異常内容をE1、E2等の英数字表示に
より表示するので、一般使用者にとっても異常内容の判
別がわかり易い特長がある。特に、使用者からの要望に
よりサービスマンが洗濯機のサービスチェックを行なう
場合、異常モードと故障との判別をすみやかに行なうこ
とができ、使用者の要望に対応する時間を短縮できる等
の特長がある。 発明の効果 以上実施例から明らかなように、本発明によれば一般
使用者にとって、故障か異常かが判別できなく、電源を
遮断等されてしまった場合でも、前回あるいは前々回の
異常内容が記憶保持されているため、サービスマンはこ
の記憶内容を確認して異常であったか故障であったかを
容易に判断でき、サービス修理をすみやかに行うことが
できる。また、一旦電源を切った後、使用者が洗濯機の
故障箇所と別の機能を使用する際にも、通常のキー操作
では異常を示す表示が出ることがなく余計な混乱を引き
起こすこともないメンテナンス性、使用性共にすぐれた
洗濯機を実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例における洗濯機の制御装置のブ
ロック図、第2図は同洗濯機の操作表示パネルの正面
図、第3図は残時間表示器に異常内容を表示した場合の
説明図、第4図はサービスチェックのモードのマイコン
のプログラムの順序を示すフローチャートである。 1……マイクロコンピュータ、2……入力キー、3……
センサ、4……表示装置、6……負荷、7……メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 昭仁 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (72)発明者 玉江 貞之 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−5882(JP,A) 特開 昭59−194620(JP,A) 特開 昭60−195627(JP,A) 特開 昭57−92361(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.制御中の洗濯工程あるいは残時間を表示する表示装
    置と、各洗濯工程の運転時間、洗濯時の水流等のデータ
    を制御手段に入力する入力キーと、前記入力キーからの
    データにより各洗濯工程を制御する制御手段と、この制
    御手段が制御する負荷回路と制御中に生じた給水異常、
    排水異常、脱水アンバランス異常等の洗濯工程異常内容
    を検知し制御手段に出力するセンサと、電源が遮断され
    ても前記異常内容を記憶保持する不揮発性メモリとを備
    え、前記表示装置は、洗濯工程中に前記各異常が生じた
    場合各異常を表示するとともに、電源が遮断されても、
    電源スイッチ投入と同時に前記入力キーのうち少なくと
    も1つが操作されたことを確認することにより、前記表
    示装置により不揮発性メモリに記憶された異常内容を表
    示する洗濯機の制御装置。
JP61045558A 1986-03-03 1986-03-03 洗濯機の制御装置 Expired - Lifetime JP2706442B2 (ja)

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JPS62204791A JPS62204791A (ja) 1987-09-09
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JPH01148296A (ja) * 1987-12-04 1989-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機の制御装置
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