JP3304244B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3304244B2
JP3304244B2 JP26537495A JP26537495A JP3304244B2 JP 3304244 B2 JP3304244 B2 JP 3304244B2 JP 26537495 A JP26537495 A JP 26537495A JP 26537495 A JP26537495 A JP 26537495A JP 3304244 B2 JP3304244 B2 JP 3304244B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機本体内に設
けられた洗濯槽と、該洗濯槽の底部に回動自在に設けら
れたパルセータと、上記洗濯機本体の後部に設けられた
水道水給水継ぎ手を接続する水道水給水口と、上記洗濯
機本体に設けられた該水道水給水口に接続された水道水
給水継ぎ手を介して水道水を上記洗濯槽に給水するため
の給水弁と、該給水弁をONし水道水を給水する給水工
程,上記パルセータを回動させ洗濯物を洗う洗い工程,
該洗濯物のすすぎを行うすすぎ工程等の各工程を制御す
る制御手段を具備し、上記給水弁をONせずふろ水を給
水するためのふろ水給水待機状態を有したふろ水モード
を備えた洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機の一例を図1,図2,図
3,図25,図26とともに説明する。
【0003】従来の洗濯機は、外枠1、水槽(図示せ
ず)及び洗濯兼脱水槽2を吊り棒(図示せず)で吊持
し、外枠1の上には上面板3を固着させ、この上面板3
の前方には各洗濯プログラム内容を実行、停止させるた
めにパネル内に操作部4が設けられ、この操作部4を覆
うことなく衣類を投入するための衣類投入口を開閉する
蓋5を設けている。上記操作部4では洗濯プログラム等
を設定できるようになっている。
【0004】そして、上記洗濯兼脱水槽2の底部にはパ
ルセータ6が回動自在に設けられている。尚、7は排水
ホース、8は電源コードである。
【0005】図2の後部詳細図において、上記上面板3
の後部には、水道から水を給水するために給水ホースを
接続するための給水口9が設けられており、その内部に
給水弁を有している。上記給水口9に隣接させてふろ水
を給水するためのふろ水給水ホースを接続するふろ水給
水口10を設けている。
【0006】そして、上記上面板3の内部に上記蓋5の
開閉を検知する蓋スイッチ11を設けており、脱水時に
該蓋スイッチ11が上記蓋5が開成されたことを検知す
ると危険防止のために脱水運転を中断させる。
【0007】図3は制御手段であるマイクロコンピュー
タ12内の制御回路を示すブロック図であり、13は読
み出し専用メモリ(ROM)で運転プログラムをすべて
記憶している。また、14はデータ書き込みメモリ(R
AM)で入力回路15、検知回路16より入力された信
号はRAM14に格納する。17は中央演算処理装置
(CPU)でタイマ18によりタイミングをとり、RO
M13から取り出されたプログラムによって、表示回路
19、駆動回路20に出力され、各機器を作動させる。
また、21は入出力ポート部である。
【0008】図25は、従来の洗濯機のパネル内に設け
られた操作部の各キー配置を示す配置図である。通常は
電源キー41を押した後、そのままスタートキー42を
押すことにより、標準コースとなり、自動的に洗濯物の
容量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始す
る。また、使用者の好みにより、洗濯コース、洗濯コー
ス終了時刻等を設定するために洗濯コース設定部43が
あり、現在設定されている内容を表示部44で表示する
ことができる。
【0009】図26は従来の洗濯機において、洗濯工程
にふろ水を使用する間の制御状態を示すフローチャート
である。
【0010】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー41を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー41が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部44に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0011】洗濯コース設定部43のキーを押さずにス
タートキー42を押した場合、自動的に洗濯物の容量を
検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始するが、こ
こでは省略する。
【0012】設定変更可能な状態(S3)で使用者の好
みにより、洗濯コースの内容の変更を行う。また、ふろ
水キー45を押すことによりふろ水モードの設定,解除
を行う。また、ふろ水モード時にはふろ水LED46が
点灯する。
【0013】スタートキー42が押されれば(S4)洗
濯コースの実行状態となる。スタートからの時間を測定
するためタイマをスタートし(S5)ふろ水モードか否
かを判断する(S6)。
【0014】ふろ水モードの場合、S5においてスター
トしたタイマよりスタートからの時間が、15分を越え
るまで(S10)、または、設定水位を検知するまで
(S11)使用者がふろ水をバケツやふろ水ポンプを利
用して洗濯槽2内に給水するのを待つ。S10において
15分を経過した場合、または、S6においてふろ水モ
ードではない場合は、給水弁をONする(S7)。設定
水位を検知するまで給水し(S8)、設定水位を検知す
れば給水弁をOFFし(S11)、次工程に移る(S1
2)。
【0015】ここで、次工程とは洗いの水流実行をはじ
めとして、すすぎ脱水と続くS3において設定された洗
濯工程である。S11において設定水位を検知した場合
も同様に次工程に移る(S12)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記の洗濯機において
は、ふろ水を使用したい場合、電源キー投入後、洗濯コ
ース設定部のふろ水モード設定キーを押して設定内容を
変更してふろ水モードに変更するため、洗濯コース設定
部のふろ水モード設定キーが必要となるとともにこの設
定キーを操作する必要があった。
【0017】また、ふろ水を給水中に浴槽のふろ水がな
くなってしまった場合には、洗濯機の動作を中断し再び
洗濯コース設定部のふろ水モード設定キーを再度操作し
てふろ水モードを解除し、その後通常の洗濯コースを行
うためにスタートキーを操作する必要があり、操作キー
の数が多くなりしかも操作が煩雑となるため、誤操作を
生じる虞れがあるとともに操作性が非常に悪くなるとい
う課題があった。
【0018】本発明の洗濯機は上記の課題に鑑みなされ
たものであり、運転開始時に上記洗濯槽に洗濯物を投入
するための衣類投入口を開閉する蓋の開成を検知すると
ふろ水モードを実行することにより、誤操作を生じるこ
となく自動的にふろ水モードに移行可能としたことを目
的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の洗濯機は、洗濯機本体内に設けられ
た洗濯槽と、該洗濯槽の底部に回動自在に設けられたパ
ルセータと、上記洗濯機本体の後部に設けられた水道水
給水継ぎ手を接続する水道水給水口と、上記洗濯機本体
に設けられた該水道水給水口に接続された水道水給水継
ぎ手を介して水道水を上記洗濯槽に給水するための給水
弁と、該給水弁をONし水道水を給水する給水工程,上
記パルセータを回動させ洗濯物を洗う洗濯工程,該洗濯
物のすすぎを行うすすぎ工程等の各工程を制御する制御
手段を具備し、上記給水弁をONせずふろ水を給水する
ためのふろ水給水待機状態を有したふろ水モードを備
え、運転開始時に上記洗濯槽に洗濯物を投入するための
衣類投入口を開閉する蓋の開成を検知すると上記制御手
段がふろ水モードを実行するものである。この洗濯機
は、ふろ水を使用する場合に、運転開始時に蓋を開成す
るとふろ水モードを実行し、ふろ水給水待機状態となる
のでこの待機状態の間にふろ水を洗濯槽に給水する。
【0020】請求項2記載の洗濯機は、ふろ水モード実
行時において上記蓋の閉成を検知すると上記制御手段が
ふろ水モードを解除し、通常の洗濯モードを実行するも
のである。この洗濯機は、ふろ水を使用する場合に、運
転開始時に蓋を開成するとふろ水モードを実行し、ふろ
水給水待機状態となるのでこの待機状態の間にふろ水を
洗濯槽に給水するが、浴槽のふろ水がなくなった場合に
は、蓋を閉成するとふろ水モードを解除し通常の洗濯モ
ードに移行し、洗濯槽に水道水を給水する。
【0021】請求項3記載の洗濯槽は、洗濯機本体内に
設けられた洗濯槽と、該洗濯槽の底部に回動自在に設け
られたパルセータと、上記洗濯機本体の後部に設けられ
た水道水給水継ぎ手を接続する水道水給水口と、上記洗
濯機本体に設けられた該水道水給水口に接続された水道
水給水継ぎ手を介して水道水を上記洗濯槽に給水するた
めの給水弁と、上記洗濯機本体後部に設けられたふろ水
給水継ぎ手を接続するふろ水給水口と、該給水弁をON
し水道水を給水する給水工程,上記パルセータを回動さ
せ洗濯物を洗う洗濯工程,該洗濯物のすすぎを行うすす
ぎ工程等の各工程を制御する制御手段を具備し、上記給
水弁をONせずふろ水を給水するためのふろ水給水待機
状態を有したふろ水モードを備え、運転開始時に上記ふ
ろ水給水口に上記ふろ水給水継ぎ手が接続されたことを
検知すると上記制御手段がふろ水モードを実行するもの
である。この洗濯機は、ふろ水を使用する場合に、運転
開始時にふろ水給水継ぎ手がふろ水給水口に接続されて
いるとふろ水モードを実行し、ふろ水給水待機状態とな
るのでこの待機状態の間にふろ水を洗濯槽に給水する。
【0022】請求項4記載の洗濯槽は、上記制御手段が
ふろ水モード実行時に上記洗濯機本体に備えられたふろ
水給水用のふろ水ポンプをONさせるものである。この
洗濯機は、ふろ水モード実行時にふろ水給水用のふろ水
ポンプをONし、浴槽のふろ水を自動的に洗濯槽に給水
する。
【0023】請求項5記載の洗濯機は、ふろ水モード実
行時に上記ふろ水給水継ぎ手が上記ふろ水給水口から外
れたことを検知すると上記制御手段が上記ふろ水ポンプ
をOFFするものである。この洗濯機は、ふろ水を使用
する場合に、運転開始時にふろ水給水継ぎ手がふろ水給
水口に接続されているとふろ水モードを実行し、ふろ水
給水待機状態となるのでこの待機状態の間にふろ水ポン
プONしてふろ水を洗濯槽に給水するが、ふろ水給水口
からふろ水給水継ぎ手が外れると、ふろ水ポンプをOF
Fし不必要なふろ水ポンプの駆動を停止する。
【0024】請求項6記載の洗濯機は、上記洗濯機本体
に洗濯モードを設定するためのモード設定手段を設け、
該モード設定手段により設定された洗濯モードがある特
定の洗濯モードの場合には、上記制御手段はふろ水モー
ドの実行を行わないものである。この洗濯機は、モード
設定手段によりある特定の洗濯モード、例えば予約洗濯
モードや脱水から始まるモードの場合にはふろ水モード
を実行しないので、不必要な待機状態を行うことなく洗
濯時間が長くなるのを防いでいる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の洗濯機の構成図1乃至図
4とともに説明する。
【0026】本発明の洗濯機は、外枠1、水槽(図示せ
ず)及び洗濯兼脱水槽2を吊り棒(図示せず)で吊持
し、外枠1の上には上面板3を固着させ、この上面板3
の前方には各洗濯プログラム内容を実行、停止させるた
めにパネル内に操作部4が設けられ、この操作部4を覆
うことなく衣類を投入するための衣類投入口を開閉する
蓋5を設けている。上記操作部4では洗濯プログラム等
を設定できるようになっている。
【0027】そして、上記洗濯兼脱水槽2の底部にはパ
ルセータ6が回動自在に設けられている。尚、7は排水
ホース、8は電源コードである。
【0028】図2の後部詳細図において、上記上面板3
の後部には、水道から水を給水するために給水ホースを
接続するための給水口9が設けられており、その内部に
給水弁を有している。上記給水口9に隣接させてふろ水
を給水するためのふろ水給水ホースを接続するふろ水給
水口10を設けている。
【0029】そして、上記上面板3の内部に上記蓋5の
開閉を検知する蓋スイッチ11を設けており、脱水時に
該蓋スイッチ11が上記蓋5が開成されたことを検知す
ると危険防止のために脱水運転を中断させる。
【0030】図3は制御手段であるマイクロコンピュー
タ(以下マイコンと略す)12内の制御回路を示すブロ
ック図であり、13は読み出し専用メモリ(ROM)で
運転プログラムをすべて記憶している。また、14はデ
ータ書き込みメモリ(RAM)で入力回路15、検知回
路16より力された信号はRAM14に格納する。17
は中央演算処理装置(CPU)でタイマ18によりタイ
ミングをとり、ROM13から取り出されたプログラム
によって、表示回路19、駆動回路20に出力され、各
機器を作動させる。また、21は入出力ポート部であ
る。
【0031】上記入力回路15には電源キー,スタート
キー,コース洗濯キー,水位キー等が接続され、上記検
知回路16には水位センサー,容量検知回路,蓋スイッ
チ11等が接続され、上記表示回路19にはコース表
示,水位表示,終了時間表示,洗濯コース表示等の表示
部が接続され、上記駆動回路20にはモータ,給水弁,
排水弁等を接続している。
【0032】図4は、本発明の洗濯機のパネル内に設け
られた操作部の各キー配置を示す配置図であり、電源の
ON/OFF(入/切)を行う電源キー22と、スター
トキー(一時停止キー)23と、洗濯コース(標準,ス
ピード,念入り,ウール等のコース)の設定を行うコー
ス設定キー24,使用者により洗濯コースを設定するお
このみキー25,洗濯終了時間を予約する終了予約キー
26,水位を設定する水位キー27からなる洗濯コース
設定キー群28を配置している。
【0033】上記キーに対応する表示を行う表示体(上
記コース設定キー24に対応した標準,スピード,念入
り,ウール等の表示体、上記おこのみキー25に対応し
たつけ置き,洗い,すすぎ,脱水,ふろ水29a等の表
示体、上記終了予約キー26に対応した12時間後,9
時間後,6時間後等の表示体、洗濯物の容量に応じた洗
剤量を表示する表示体)を表示部29に設けている。
【0034】そして、通常は上記電源キー22を操作し
た後、そのままスタートキー23を操作することにより
洗濯コースは標準コースとなり、自動的に洗濯物の容量
を検知しこの容量に応じた適切な洗濯コースが選ばれ洗
濯を開始するように構成されている。
【0035】図5は本発明の洗濯機の第1の実施の形態
において、洗濯工程にふろ水を使用する間の制御状態を
示すフローチャートである。
【0036】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー22を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー22が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部29に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0037】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0038】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯コースの実行工程となり、スタートからの
時間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)蓋5の状態を蓋スイッチ11より検知,判断する
(S6)。
【0039】蓋15が開成している場合、S10のふろ
水モードを実行する。この時、表示部29のふろ水に対
応するLED29aを点灯して使用者にふろ水モードに
なったことを報知する。
【0040】ふろ水モードになると、S5においてスタ
ートしたタイマによりスタートからの計時時間が15分
を越えるまで(S11)、また、設定水位を検知するま
で(S12)ふろ水を給水するためのふろ水給水待機状
態として次の動作へ進むことなく待機する。この間に使
用者が浴槽のふろ水をバケツにより洗濯兼脱水槽2に給
水する。
【0041】そして、S12で検知した洗濯兼脱水槽2
に給水されたふろ水の水位が設定水位になると、ふろ水
モードを終了して次工程へ移る。この検知水位が設定水
位に達する以前にタイマの計時時間が15分を経過する
と、ふろ水給水待機状態を終了して給水弁をONし水道
水の給水を行う(S7)。
【0042】S7で給水弁をONして水道水を給水した
その水位を検知し(S8)、その検知水位が設定水位に
達すると給水弁をOFFし(S9)給水動作を終了して
次工程に移る。
【0043】次に本発明の洗濯機においてふろ水給水用
のふろ水ポンプを用いて浴槽のふろ水を給水するために
ふろ水給水継ぎ手を洗濯機に接続した構造を図6及び図
7とともに説明する。
【0044】図6に示すふろ水給水用ホースを接続する
ふろ水給水用継ぎ手30を図2のふろ水給水口10に接
続する。該ふろ水給水口10には上記ふろ水給水用継ぎ
手30の接続の有無を検知する継ぎ手検知スイッチ31
を設けている。
【0045】そして、上記継ぎ手検知スイッチ31は図
8に示すようにマイコン12に接続され、該マイコン1
2は継ぎ手検知スイッチ31のON/OFFにより上記
ふろ水給水用継ぎ手30の接続を検知する。
【0046】上記構成の洗濯機においてふろ水を給水す
るための市販のふろ水ポンプを使用した第2の実施の形
態の使用状態を図9及び図10とともに説明する。
【0047】洗濯機の上面板3の後部のふろ水給水口1
0に接続したふろ水給水用継ぎ手30にふろ水給水用ホ
ース32の一端を接続し、浴槽34のふろ水の中に入れ
る該ふろ水給水用ホース32の他端にポンプ33を接続
し、該ポンプ33はふろ水ポンプ本体35の駆動部(図
示せず)により駆動される。
【0048】上記構成の洗濯機の動作を図11のフロー
チャートとともに説明すると、S1のスタートはコンセ
ントに電源を投入することであり、電源キー22を押さ
れるまでは一切の動作は行わない。電源キー22が押さ
れれば(S2)標準の洗濯コースを表示部29に表示
し、一連の洗濯コースの内容を使用者が設定変更可能な
状態となる(S3)。
【0049】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0050】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯コースの実行工程となり、スタートからの
時間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)ふろ水給水用継ぎ手30の接続状態を継ぎ手検知ス
イッチ31により検知,判断する(S6)。
【0051】ふろ水給水用継ぎ手30が接続されている
場合、S10のふろ水モードを実行する。この時、表示
部29のふろ水に対応するLED29aを点灯して使用
者にふろ水モードになったことを報知する。この時、同
時に報知によりふろ水モードになったことを使用者に対
して報知してもよい。
【0052】ふろ水モードになると、S5においてスタ
ートしたタイマによりスタートからの計時時間が15分
を越えるまで(S11)、また、設定水位を検知するま
で(S12)ふろ水を給水するためのふろ水給水待機状
態として次の動作へ進むことなく待機する。
【0053】上記報知により使用者は市販のふろ水ポン
プのふろ水ポンプ本体35の電源スイッチ(図示せず)
をONし、ポンプ33を駆動させて浴槽34内のふろ水
を該ポンプ33,ふろ水給水用ホース32,ふろ水給水
口10を介して洗濯兼脱水槽2へ給水する。
【0054】そして、S12で検知した洗濯兼脱水槽2
に給水されたふろ水の水位が設定水位になると、その旨
を使用者に報知し使用者がふろ水ポンプの動作を停止
し、その後、ふろ水モードを終了して次工程へ移る。
【0055】この検知水位が設定水位に達する以前にタ
イマの計時時間が15分を経過すると、ふろ水給水待機
状態を終了して給水弁をONし水道水の給水を行う(S
7)。S7で給水弁をONして水道水を給水したその水
位を検知し(S8)、その検知水位が設定水位に達する
と給水弁をOFFし(S9)給水動作を終了して次工程
に移る。
【0056】次に本発明の洗濯機において、ふろ水ポン
プを有した洗濯機の回路構造を図12とともに説明す
る。
【0057】マイコン12の制御基板から電源トランス
36に整流回路であるダイオードブリッジ回路37を接
続し、該ダイオードブリッジ回路37に洗濯機に設けら
れたふろ水ポンプ38を接続している。
【0058】上記構成の洗濯機の第3の実施の形態の使
用状態を図13乃至図15とともに説明する。
【0059】洗濯機の上面板3の後部のふろ水給水口1
0に接続したふろ水給水用継ぎ手30にふろ水給水用ホ
ース39の一端を接続するとともに洗濯機の外部に設け
られている洗濯機側コンセント40にふろ水ポンプ側コ
ンセント41を接続し、浴槽34のふろ水の中に入れる
該ふろ水給水用ホース39の他端に上記ふろ水ポンプ3
8を接続している。上記ふろ水ポンプ38は上記ふろ水
給水用ホース39の他端に設けず、洗濯機本体(外枠
1)内に設けてもよい。
【0060】上記構成の洗濯機の動作を図16のフロー
チャート1及び図17のフローチャート2とともに説明
する。
【0061】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー22を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー22が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部29に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0062】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0063】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯工程の実行工程となり、スタートからの時
間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)ふろ水給水用継ぎ手30の接続状態を継ぎ手検知ス
イッチ31により検知,判断する(S6)。
【0064】ふろ水給水用継ぎ手30が接続されている
場合、S10のふろ水モード(S10)を実行する。
【0065】ふろ水モードになると、ふろ水ポンプ38
をONして(S11)浴槽34内のふろ水を洗濯兼脱水
槽2に給水し、S5においてスタートしたタイマにより
スタートからの計時時間が15分を越えるまで(S1
2)、また、設定水位を検知するまで(S13)ふろ水
を給水するためのふろ水給水待機状態として次の動作へ
進むことなく待機する。
【0066】そして、S13で検知した洗濯兼脱水槽2
に給水されたふろ水の水位が設定水位になると、ふろ水
ポンプ38をOFFし(S14)、その後、ふろ水モー
ドを終了して次工程へ移る。この検知水位が設定水位に
達する以前にタイマの計時時間が15分を経過すると、
ふろ水ポンプ38をOFFし(S15)、ふろ水モード
を解除する(S16)。
【0067】そして、給水弁をONし水道水の給水を行
い(S7)、給水弁をONして水道水を給水したその水
位を検知し(S8)、その検知水位が設定水位に達する
と給水弁をOFFし(S9)て給水動作を終了して次工
程に移る。
【0068】次に本発明の洗濯機の第4の実施の形態の
動作を図18のフローチャートとともに説明する。
【0069】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー22を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー22が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部29に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0070】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0071】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯コースの実行工程となり、スタートからの
時間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)蓋5の状態を蓋スイッチ11より検知,判断する
(S6)。
【0072】蓋5が開成している場合、S10のふろ水
モードを実行する。この時、表示部29のふろ水に対応
するLED29aを点灯して使用者にふろ水モードにな
ったことを報知する。
【0073】ふろ水モードになると、再度蓋5の開閉状
態を検知し(S11)、蓋5が開成しているとS5にお
いてスタートしたタイマによりスタートからの計時時間
が15分を越えるまで(S12)、また、設定水位を検
知するまで(S13)ふろ水を給水するためのふろ水給
水待機状態として次の動作へ進むことなく待機し、この
間に使用者が浴槽のふろ水をバケツにより洗濯兼脱水槽
2に給水する。
【0074】そして、S12で検知した洗濯兼脱水槽2
に給水されたふろ水の水位が設定水位になると、ふろ水
モードを終了して次工程へ移る。
【0075】この検知水位が設定水位に達する以前にタ
イマの計時時間が15分を経過すると、ふろ水給水待機
状態を終了して給水弁をONし水道水の給水を行う(S
7)。S7で給水弁をONして水道水を給水したその水
位を検知し(S8)、その検知水位が設定水位に達する
と給水弁をOFFし(S9)給水動作を終了して次工程
に移る。
【0076】また、S11において蓋5が閉成している
と、ふろ水給水待機状態を終了して給水弁をONし水道
水の給水を行う(S7)。S7で給水弁をONして水道
水を給水したその水位を検知し(S8)、その検知水位
が設定水位に達すると給水弁をOFFし(S9)給水動
作を終了して次工程に移る。
【0077】次に本発明の洗濯機の第5の実施の形態の
動作を図19のフローチャート1及び図20のフローチ
ャート2とともに説明する。
【0078】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー22を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー22が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部29に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0079】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0080】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯コースの実行工程となり、スタートからの
時間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)蓋5の状態を蓋スイッチ11より検知,判断する
(S6)。
【0081】蓋5が開成している場合、S10のふろ水
モードを実行する。この時、表示部29のふろ水に対応
するLED29aを点灯して使用者にふろ水モードにな
ったことを報知する。
【0082】ふろ水モードになると、ふろ水ポンプ38
をONして(S11)浴槽34内のふろ水を洗濯兼脱水
槽2に給水し、再度蓋5の開閉状態を検知し(S1
2)、蓋5が開成しているとS5においてスタートした
タイマによりスタートからの計時時間が15分を越える
まで(S13)、また、設定水位を検知するまで(S1
4)ふろ水の給水を行う。
【0083】そして、S13で検知した洗濯兼脱水槽2
に給水されたふろ水の水位が設定水位になると、ふろ水
ポンプ38をOFFし(S15)、ふろ水モードを終了
して次工程へ移る。
【0084】この検知水位が設定水位に達する以前にタ
イマの計時時間が15分を経過すると、ふろ水ポンプ3
8をOFFし(S16)、ふろ水モードを解除し(S1
7)、給水弁をONし水道水の給水を行う(S7)。S
7で給水弁をONして水道水を給水したその水位を検知
し(S8)、その検知水位が設定水位に達すると給水弁
をOFFし(S9)給水動作を終了して次工程に移る。
【0085】また、S12において蓋5が閉成している
と、S16においてふろ水ポンプ38をOFFし、そし
て、S17ふろ水モードを解除して給水弁をONし水道
水の給水を行う(S7)。S7で給水弁をONして水道
水を給水したその水位を検知し(S8)、その検知水位
が設定水位に達すると給水弁をOFFし(S9)給水動
作を終了して次工程に移る。
【0086】次に本発明の洗濯機の第6の実施の形態の
動作を図21のフローチャート1及び図22のフローチ
ャート2とともに説明する。
【0087】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー22を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー22が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部29に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0088】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0089】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯コースの実行工程となり、スタートからの
時間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)ふろ水給水用継ぎ手30の接続状態を継ぎ手検知ス
イッチ31により検知,判断する(S6)。
【0090】継ぎ手検知スイッチ31がONすなわちふ
ろ水給水用継ぎ手30が接続されている場合、S10の
ふろ水モード(S10)を実行する。
【0091】ふろ水モードになると、ふろ水ポンプ38
をONして(S11)浴槽34内のふろ水を洗濯兼脱水
槽2に給水し、継ぎ手検知スイッチ31がOFFである
か否かを判断する(S12)。
【0092】継ぎ手検知スイッチ31がOFFすなわち
ふろ水給水用継ぎ手30が接続されたままの場合、S5
においてスタートしたタイマによりスタートからの計時
時間が15分を越えるまで(S13)、また、設定水位
を検知するまで(S14)ふろ水を給水するためのふろ
水給水待機状態として次の動作へ進むことなく待機す
る。
【0093】そして、S14で検知した洗濯兼脱水槽2
に給水されたふろ水の水位が設定水位になると、ふろ水
ポンプ38をOFFし(S15)、その後、ふろ水モー
ドを終了して次工程へ移る。
【0094】S12において、継ぎ手検知スイッチ31
がOFFすなわちふろ水給水用継ぎ手30が外れた場
合、使用者に対して異常報知を行い(S16)、そし
て、ふろ水ポンプ38をOFFして(S17)ふろ水モ
ードを解除する(S18)。
【0095】また、この検知水位が設定水位に達する以
前にタイマの計時時間が15分を経過すると、ふろ水ポ
ンプ38をOFFし(S17)、ふろ水モードを解除す
る(S18)。
【0096】そして、給水弁をONし水道水の給水を行
い(S7)、給水弁をONして水道水を給水したその水
位を検知し(S8)、その検知水位が設定水位に達する
と給水弁をOFFし(S9)て給水動作を終了して次工
程に移る。
【0097】上記のS16の異常報知はLED等の表示
部による表示や、報知音による報知であってもよく、し
かも、異常報知後は動作を停止してもよい。また、洗濯
機にふろ水ポンプを備えたものではなく、市販のふろ水
ポンプを使用するものであれば、図22のフローチャー
ト2のS11,S15,S17を省略し、他の動作は同
様に行えばよい。
【0098】次に本発明の洗濯機の第7の実施の形態の
動作を図23のフローチャートとともに説明する。
【0099】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー22を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー22が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部29に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0100】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0101】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯工程の実行工程となり、スタートからの時
間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)蓋5の状態を蓋スイッチ11より検知,判断する
(S6)。
【0102】蓋5が開成している場合は予約設定の有無
を判断し(S11)、予約設定有と判断するとふろ水モ
ードとはしないで、運転開始時刻まで待機し、運転開始
時刻になると(S12)給水弁をONする(S8)。こ
こで、運転開始時刻は終了予約内容をT1(T1=6,
9,12時間)とし、設定された洗濯コースに要する時
間をT2とし、T1−T2がS5においてスタートした
タイマの計時時間と同じ値になった時が運転開始時刻と
なる。
【0103】そして、給水弁をONして水道水を給水し
たその水位を検知し(S9)、その検知水位が設定水位
に達すると給水弁をOFFし(S10)給水動作を終了
して次工程に移る。
【0104】S11で予約設定無と判断するとふろ水モ
ード(S13)となり、ふろ水モードを実行する。この
時、表示部29のふろ水に対応するLED29aを点灯
して使用者にふろ水モードになったことを報知する。
【0105】ふろ水モードになると、S5においてスタ
ートしたタイマによりスタートからの計時時間が15分
を越えるまで(S14)、また、設定水位を検知するま
で(S15)ふろ水を給水するためのふろ水給水待機状
態として次の動作へ進むことなく待機し、この間に使用
者が浴槽のふろ水をバケツにより洗濯兼脱水槽2に給水
する。
【0106】そして、S15で検知した洗濯兼脱水槽2
に給水されたふろ水の水位が設定水位になると、ふろ水
モードを終了して次工程へ移る。この検知水位が設定水
位に達する以前にタイマの計時時間が15分を経過する
と、ふろ水給水待機状態を終了して給水弁をONし水道
水の給水を行う(S8)。S7で給水弁をONして水道
水を給水したその水位を検知し(S8)、その検知水位
が設定水位に達すると給水弁をOFFし(S9)給水動
作を終了して次工程に移る。
【0107】次に本発明の洗濯機の第8の実施の形態の
動作を図24のフローチャートとともに説明する。
【0108】S1のスタートはコンセントに電源を投入
することであり、電源キー22を押されるまでは一切の
動作は行わない。電源キー22が押されれば(S2)標
準の洗濯コースを表示部29に表示し、一連の洗濯コー
スの内容を使用者が設定変更可能な状態となる(S
3)。
【0109】洗濯コース設定キー群28のキーを押さず
にスタートキー23を押した場合、自動的に洗濯物の容
量を検知し、適切な洗濯コースにより洗濯を開始する
が、ここでは省略する。そして、設定変更可能な状態
(S3)で使用者の好みにより、洗濯コースの内容の変
更を行う。
【0110】また、スタートキー23が操作されれば
(S4)洗濯工程の実行工程となり、スタートからの時
間を測定するため、タイマの計時動作を開始して(S
5)蓋5の状態を蓋スイッチ11より検知,判断する
(S6)。
【0111】蓋5が開成している場合は予約設定の有無
を判断し(S11)、予約設定有と判断するとふろ水モ
ードとはしないで、ふろ水モード解除(ふろ水モードで
はない旨)報知し(S12)、運転開始時刻まで待機
し、運転開始時刻になると(S13)給水弁をONし
(S8)、給水弁をONして水道水を給水したその水位
を検知し(S9)、その検知水位が設定水位に達すると
給水弁をOFFし(S10)給水動作を終了して次工程
に移る。
【0112】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の洗濯機は、運転
開始時に洗濯槽に洗濯物を投入するための衣類投入口を
開閉する蓋の開成を検知すると制御手段がふろ水モード
を実行するので、ふろ水を使用する場合に、従来のよう
にふろ水モードを設定するための専用のキーを設ける必
要がなく、このキーを操作する必要がないので、簡単な
操作でふろ水モードを実行させることができるとととも
に、誤操作を確実に防止することができる。
【0113】請求項2記載の洗濯機は、ふろ水モード実
行時において上記蓋の閉成を検知すると上記制御手段が
ふろ水モードを解除し、通常の洗濯モードを実行するの
で、ふろ水を使用する場合に、浴槽のふろ水がなくなっ
たり給水量が不足しても、蓋を閉成するとふろ水モード
を解除し通常の洗濯モードに移行させ洗濯槽に水道水を
給水することがき、従来のように洗濯コースを一時停止
し、その後ふろ水モードから通常の洗濯コースへの設定
変更、再スタート等の操作を行う必要がなく、蓋を閉じ
るだけの簡単な操作で不足分の水を確実に水道から給水
することができる。
【0114】請求項3記載の洗濯槽は、運転開始時に上
記ふろ水給水口にふろ水給水継ぎ手が接続されたことを
検知すると制御手段が自動的にふろ水モードを実行する
ので、ふろ水を使用する場合に、従来のようにふろ水モ
ードを設定するための専用のキーを設ける必要がなく、
このキーを操作する必要がないので、簡単な操作でふろ
水モードを実行させることができるととともに、誤操作
を確実に防止することができる。
【0115】請求項4記載の洗濯槽は、制御手段がふろ
水モード実行時に洗濯機本体に備えられたふろ水給水用
のふろ水ポンプをONさせるので、ふろ水モード実行時
にふろ水給水用のふろ水ポンプを自動的にONし、浴槽
のふろ水を確実に洗濯槽に給水することができる。
【0116】請求項5記載の洗濯機は、ふろ水モード実
行時にふろ水給水継ぎ手が記ふろ水給水口から外れたこ
とを検知すると制御手段がふろ水ポンプをOFFするの
で、ふろ水を使用する場合に、ふろ水給水口からふろ水
給水継ぎ手が外れると、ふろ水ポンプを自動的にOFF
し不必要なふろ水ポンプの駆動を停止することができ
る。
【0117】請求項6記載の洗濯機は、洗濯機本体に洗
濯モードを設定するためのモード設定手段を設け、該モ
ード設定手段により設定された洗濯モードがある特定の
洗濯モードの場合には制御手段はふろ水モードの実行を
行わないので、モード設定手段によりある特定の洗濯モ
ード、例えば予約洗濯モードや脱水から始まるモードの
場合にはふろ水モードを実行しないので、不必要な待機
状態を行うことなく洗濯時間が長くなるのを防止するこ
とができ、しかも、洗濯物への汚れの再付着を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来の洗濯機における基本的な構成
を示す全体斜視図である。
【図2】図1の上面板の後部を示す部分斜視図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータと各回路との夫々
の接続状態を示すブロック図である。
【図4】本発明の洗濯機の操作及び表示パネルを示す平
面図である。
【図5】本発明の洗濯機の第1の実施の形態の動作を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の洗濯機において、ふろ水給水用のふろ
水ポンプを用いて洗濯槽のふろ水を給水するためにふろ
水給水継ぎ手を洗濯機に接続した状態を示す部分断面図
である。
【図7】図6のふろ水給水継ぎ手を示す斜視図である。
【図8】図6の継ぎ手検知スイッチのマイクロコンピュ
ータへの接続状態を示す回路図である。
【図9】本発明の洗濯機の第2の実施の形態において、
ふろ水給水用のふろ水ポンプを用いて洗濯槽のふろ水を
給水するためにふろ水給水継ぎ手を洗濯機に接続した使
用状態を示す斜視図である。
【図10】図9のふろ水給水継ぎ手の接続状態を示す斜
視図である。
【図11】本発明の洗濯機の第2の実施の形態の動作を
示すフローチャートである。
【図12】本発明の洗濯機において、ふろ水ポンプを有
した洗濯機の回路図である。
【図13】本発明の洗濯機の第3の実施の形態におい
て、ふろ水ポンプを有した洗濯機の使用状態を示す斜視
図である。
【図14】図13のふろ水給水継ぎ手の接続状態を示す
斜視図である。
【図15】図13の洗濯機側コンセントとふろ水ポンプ
側コンセントとの接続状態を示す斜視図である。
【図16】本発明の洗濯機の第3の実施の形態の動作を
示すフローチャート1である。
【図17】本発明の洗濯機の第3の実施の形態の動作を
示すフローチャート2である。
【図18】本発明の洗濯機の第4の実施の形態の動作を
示すフローチャートである。
【図19】本発明の洗濯機の第5の実施の形態の動作を
示すフローチャート1である。
【図20】本発明の洗濯機の第5の実施の形態の動作を
示すフローチャート2である。
【図21】本発明の洗濯機の第6の実施の形態の動作を
示すフローチャート1である。
【図22】本発明の洗濯機の第6の実施の形態の動作を
示すフローチャート2である。
【図23】本発明の洗濯機の第7の実施の形態の動作を
示すフローチャートである。
【図24】本発明の洗濯機の第8の実施の形態の動作を
示すフローチャートである。
【図25】従来の洗濯機の操作及び表示パネルを示す平
面図である。
【図26】従来の洗濯機の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 外枠 2 洗濯兼脱水槽 3 上面板 4 操作部 5 蓋 9 給水口 10 ふろ水給水口 11 蓋スイッチ 12 マイクロコンピュータ 30 ふろ水給水用継ぎ手 31 継ぎ手検知スイッチ 32 ふろ水給水用ホース 33 ポンプ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機本体内に設けられた洗濯槽と、該洗
    濯槽の底部に回動自在に設けられたパルセータと、上記
    洗濯機本体の後部に設けられた水道水給水継ぎ手を接続
    する水道水給水口と、上記洗濯機本体に設けられた該水
    道水給水口に接続された水道水給水継ぎ手を介して水道
    水を上記洗濯槽に給水するための給水弁と、該給水弁を
    ONし水道水を給水する給水工程,上記パルセータを回
    動させ洗濯物を洗う洗濯工程,該洗濯物のすすぎを行う
    すすぎ工程等の各工程を制御する制御手段を具備し、上
    記給水弁をONせずふろ水を給水するためのふろ水給水
    待機状態を有したふろ水モードを備えた洗濯機におい
    て、 上記制御手段は、運転開始時に上記洗濯槽に洗濯物を投
    入するための衣類投入口を開閉する蓋の蓋スイッチを備
    え、該蓋スイッチの開成を検知するとふろ水モードを実
    行することを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、ふろ水モード実行時にお
    いて上記蓋の閉成を検知するとふろ水モードを解除し、
    通常の洗濯モードを実行することを特徴とする請求項1
    記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】洗濯機本体内に設けられた洗濯槽と、該洗
    濯槽の底部に回動自在に設けられたパルセータと、上記
    洗濯機本体の後部に設けられた水道水給水継ぎ手を接続
    する水道水給水口と、上記洗濯機本体に設けられた該水
    道水給水口に接続された水道水給水継ぎ手を介して水道
    水を上記洗濯槽に給水するための給水弁と、上記洗濯機
    本体後部に設けられたふろ水給水継ぎ手を接続するふろ
    水給水口と、該給水弁をONし水道水を給水する給水工
    程,上記パルセータを回動させ洗濯物を洗う洗濯工程,
    該洗濯物のすすぎを行うすすぎ工程等の各工程を制御す
    る制御手段を具備し、上記給水弁をONせずふろ水を給
    水するためのふろ水給水待機状態を有したふろ水モード
    を備えた洗濯機において、 上記制御手段は、運転開始時に上記ふろ水給水口に上記
    ふろ水給水継ぎ手が接続されたことを検知するとふろ水
    モードを実行することを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】上記制御手段は、ふろ水モード実行時に上
    記洗濯機本体に備えられたふろ水給水用のふろ水ポンプ
    をONさせることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】上記制御手段は、ふろ水モード実行時に上
    記ふろ水給水継ぎ手が上記ふろ水給水口から外れたこと
    を検知すると上記ふろ水ポンプをOFFすることを特徴
    とする請求項4記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】上記洗濯機本体に洗濯モードを設定するた
    めのモード設定手段を設け、該モード設定手段により設
    定された洗濯モードがある特定の洗濯モードの場合、上
    記制御手段はふろ水モードの実行を行わないことを特徴
    とする請求項1若しくは請求項3記載の洗濯機。
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