JP2001125012A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2001125012A
JP2001125012A JP30427799A JP30427799A JP2001125012A JP 2001125012 A JP2001125012 A JP 2001125012A JP 30427799 A JP30427799 A JP 30427799A JP 30427799 A JP30427799 A JP 30427799A JP 2001125012 A JP2001125012 A JP 2001125012A
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Japan
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endoscope
light guide
light
illumination light
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JP30427799A
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English (en)
Inventor
Takao Tabata
孝夫 田畑
Junichi Onishi
順一 大西
Makoto Tsunakawa
誠 綱川
Norihiko Haruyama
典彦 晴山
Takashi Ozaki
孝史 尾崎
Satoshi Honma
聡 本間
Yoshitsugu Hoshino
義亜 星野
Kazunori Taniguchi
一徳 谷口
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡とライトガイドケーブルの最適な組合せ
を容易にユーザーに認識させると共に、誤った内視鏡と
ライトガイドケーブルの組合せを防止することができ、
観察、診断、処置、手術等の作業効率を向上させる。 【解決手段】光源装置12とライトガイドケーブル13
と内視鏡14とを接続すると、判別制御部25、第1の
種別信号発生部23及び第2の種別信号発生部24が作
動し、第1の種別信号発生部23はライトガイドケーブ
ル13のID情報を、第2の種別信号発生部24は内視
鏡14のID情報を判別制御部25に伝達する。する
と、判別制御部25は、ライトガイドケーブル13と、
内視鏡14の種別を認識し、ライトガイドケーブル13
と内視鏡14の組み合わせが誤っていると判断した場合
は、電源供給部19からキセノンランプ20への電源供
給を制御し、キセノンランプ20が出射しないように制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源装置からの照
明光をライトガイドケーブルを介して内視鏡に伝送する
内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長な挿入部を狭い管腔や体腔内
に挿入して、体腔内の臓器などを観察する内視鏡が広く
利用されている。内視鏡では、一般に、光源装置内部
の、例えばキセノンランプから供給される照明光を、ラ
イトガイドケーブルにより内視鏡内に伝送し、更に内視
鏡内を挿通するライトガイドにより照明光を体腔内の患
部に照射しながら、患部を観察するようになっている。
【0003】このような内視鏡では、内視鏡を使用する
部位によって、使用する内視鏡の挿入部外径が異なって
くる。例えば、図7に示す如く、外科で使用される内視
鏡下外科手術用の腹腔鏡1の挿入部2の外径は10mmが
一般的であり、泌尿器科で使用される膀胱尿道鏡3の挿
入部4の外径は4mmが一般的であり、小児あるいは幼児
に適用される小児幼児用膀胱尿道鏡5の挿入部6の外径
は、3mm以下のものが一般に使用されている。
【0004】一方、内視鏡を使用する際は、光源装置7
から照射される照射光を効率的に内視鏡に伝える必要が
ある為、前述のごとく外径の異なる内視鏡に対しては、
一般に、それぞれの内視鏡の太さに合わせて設計された
様々の太さのライトガイドケーブルが使用されている。
例えば、上記腹腔鏡1の様な外径が10mmと太い内視
鏡に対しては、太いファイバーバンドルが内蔵されてい
る太径ライトガイドケーブル8が使用されており、上記
膀胱尿道鏡3の様な外径が4mm程度の内視鏡に対して
は、中程度の太さのファイバーバンドルが内蔵されてい
る中径ライトガイドケーブル9が使用されており、上記
小児幼児用内視鏡5の様な外径が3mm以下の内視鏡に
対しては、細いファイバーバンドルが内蔵されている細
径ライトガイドケーブル10が使用されている。
【0005】すなわち、内視鏡による目的部位の観察・
診断・処置・手術を行う為には、内視鏡から照射される
照明光は十分に明るい必要があり、それぞれの内視鏡に
最適な照明光を伝達する為に、前述の通り、それぞれの
内視鏡に対して、最適なライトガイドケーブルが設定さ
れているのである。
【0006】逆に、内視鏡とライトガイドケーブルが不
適切に接続されて使用されると、意図しない光量損失に
より、観察・診断・処置・手術を行う為の十分な照明光
や十分な配光を得られないだけでなく、光量損失箇所で
の発熱や使用勝手の悪化と言った問題が発生する虞があ
る。
【0007】例えば、挿入部2の外径が10mmの様な
太い内視鏡1に、細いライトガイドケーブル10が誤っ
て組み合わされると、細いライトガイドケーブル10は
太いライトガイドケーブル8に比べて光量伝達が十分で
ない為、結果として、内視鏡1から照射される照明光は
十分に明るくなく、内視鏡1による目的部位の観察、診
断、処置、手術がやりづらいといった問題が発生する。
【0008】また、挿入部6の外径が3mm以下の細い
内視鏡5に、太いライトガイドケーブル8が誤って組み
合わされると、太いライトガイドケーブル8から細い内
視鏡5に照明光を伝達する時に、光量の伝達損失を生じ
させる。この伝達損失された光エネルギーの一部は熱エ
ネルギーに変換されて、ライトガイドケーブル8と内視
鏡5との接続部位の温度を上昇させるだけでなく、光量
損失によって内視鏡5に本来伝わるべき光量を低下さ
せ、内視鏡5による目的部位の観察、診断、処置、手術
をやりづらくする虞がある。更に、細い内視鏡5では、
その細さ故に、より微細な操作が求められるが、細い内
視鏡5に太いライトガイドケーブル8を使用する事によ
り細い内視鏡5の操作性自体を悪化させることにもな
る。
【0009】従来、内視鏡システムにおけるライトガイ
ドケーブルと内視鏡の接続に関しては、例えば、特開平
9−308607号公報で、内視鏡とライトガイドケー
ブルが接続されていない時に、ライトガイドケーブルと
内視鏡が接続されていない事を検知して、光源装置から
供給される照明光を減光または遮光するシステムが開示
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、それぞれ
の内視鏡には、それぞれの内視鏡に最適なライトガイド
ケーブルを選んで使用する必要があるが、上記先行技術
では、単にライトガイドケーブルと内視鏡との接続の有
無に対処するのみであるため、従来のシステムでは、ユ
ーザーは自らの知識や経験でライトガイドケーブルと内
視鏡の組合せを選ぶ必要があった。或いは、使用する都
度、最適な組合せを取扱説明書を見て行う必要があっ
た。この事は、内視鏡による観察、診断、処置、手術等
の作業効率を低下させるだけでなく、ユーザーにとって
煩わしさを生じさせる一因となっていた。更に、この様
な問題は、大型病院の手術室等であるほど、使用される
内視鏡やライトガイドケーブルの種類が増加する為、よ
り切実な問題であった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、内視鏡とライトガイドケーブルの最適な組合せを容
易にユーザーに認識させると共に、誤った内視鏡とライ
トガイドケーブルの組合せを防止することができ、観
察、診断、処置、手術等の作業効率を向上し、且つ、ユ
ーザーにとって使いやすい内視鏡システムを提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明による内視鏡システムは、照明光を
供給する光源装置と、一端側を該光源装置に接続して上
記照明光を他端側に伝送する照明光伝送手段と、該照明
光伝送手段の他端側を接続して被検体を観察する内視鏡
とを備えた内視鏡システムにおいて、上記照明光伝送手
段の種別を発生する第1の種別信号発生手段と、上記内
視鏡の種別を発生する第2の種別信号発生手段と、上記
第1の種別信号発生手段からの上記照明光伝送手段の種
別と上記第2の種別信号発生手段からの上記内視鏡の種
別とから上記照明光伝送手段と上記内視鏡との組み合わ
せを判別する判別手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】上記請求項1記載の内視鏡システムは、照
明光伝送手段は、光源装置からの照明光を一端側から他
端側の内視鏡に伝送し、この伝送された照明光を利用し
て内視鏡で被検体を観察する。そして、内視鏡と照明光
伝送手段との接続に際し、第1の種別信号発生手段は照
明光伝送手段の種別を発生し、第2の種別信号発生手段
は内視鏡の種別を発生し、判別手段は第1の種別信号発
生手段からの照明光伝送手段の種別と第2の種別信号発
生手段からの内視鏡の種別とから照明光伝送手段と内視
鏡との組み合わせを判別する。
【0014】また、請求項2記載の発明による内視鏡シ
ステムは、照明光を供給する光源装置と、一端側を該光
源装置に接続して上記照明光を他端側に伝送する照明光
伝送手段と、該照明光伝送手段の他端側を接続して被検
体を観察する内視鏡とを備えた内視鏡システムにおい
て、上記照明光伝送手段の他端側から上記内視鏡に供給
する照明光の特性を検出する照明光特性検出手段と、上
記内視鏡に対する上記照明光の特性から該内視鏡に接続
した上記照明光伝送手段の種別を判別する判別手段とを
具備したことを特徴とする。
【0015】上記請求項2記載の内視鏡システムは、照
明光伝送手段は、光源装置からの照明光を一端側から他
端側の内視鏡に伝送し、この伝送された照明光を利用し
て内視鏡で被検体を観察する。そして、内視鏡と照明光
伝送手段との接続に際し、照明光特性検出手段は照明光
伝送手段の他端側から内視鏡に供給する照明光の特性を
検出し、判別手段は内視鏡に対する照明光の特性から内
視鏡に接続した照明光伝送手段の種別を判別する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の実施の第1
形態を示し、図1は医療用内視鏡システムの構成概念の
説明図、図2は医療用内視鏡システムの外観を示す斜視
図、図3は医療用内視鏡システムの回路構成の概略説明
図である。
【0017】図2において、符号11は医療用の内視鏡
システムを示し、この医療用内視鏡システム11は、照
明光を供給する光源装置12と、該光源装置12より供
給された照明光を伝送する照明光伝送手段としてのライ
トガイドケーブル13と、このライトガイドケーブル1
3により伝送された照明光により体腔内を観察する内視
鏡14とを備えて主要に構成されている。
【0018】上記ライトガイドケーブル13の基端側に
は、光源挿入コネクタ15が設けられ、上記光源装置1
2のフロントパネルには、ライトガイド接続口16が設
けられており、上記ライトガイドケーブル13の光源挿
入コネクタ15は、上記光源装置のライトガイド接続口
16に着脱自在に接続されている。
【0019】また、上記ライトガイドケーブル13の先
端側には、内視鏡接続コネクタ17が設けられ、上記内
視鏡14の基端側には、ライトガイド接続コネクタ18
が設けられており、上記ライトガイドケーブル13の内
視鏡接続コネクタ17は、上記内視鏡14のライトガイ
ド接続コネクタ18に着脱自在に接続されている。
【0020】そして、上記光源装置12は、図1に示す
ように、電源供給部19により点灯されるキセノンラン
プ20から白色光が供給され、この白色光が図示しない
絞りを介して集光レンズ(図示せず)によりライトガイ
ドケーブル13の集光位置に集光され、ライトガイドケ
ーブル13内を挿通するライトガイドファイバー21に
より照明光として上記内視鏡14に伝送されるようにな
っている。
【0021】また、上記内視鏡14は、本形態では所
謂、硬性鏡であり、図1に示すように、内部に上記ライ
トガイドケーブル13と光学的に接続された体腔内を照
明するためのライトガイドファイバー22及び体腔内を
観察するためのイメージガイド(図示せず)が設けられ
ており、上記光源装置12からの照明光をライトガイド
ファイバー22により導いて体腔内に照射すると共に、
体腔内の観察部位の像をイメージガイドにより伝送し接
眼部14aに映し出すことで、肉眼にて体腔内を観察す
ることができるようになっている。
【0022】更に、上記ライトガイドケーブル13内に
は、ライトガイドケーブル13の種別(ID情報)を発
生する第1の種別信号発生手段としての第1の種別信号
発生部23が設けられ、上記内視鏡14内には、内視鏡
の種別(ID情報)を発生する第2の種別信号発生手段
としての第2の種別信号発生部24が設けられている。
また、上記光源装置12内には、第1の種別信号発生
部23からのライトガイドケーブル13のID情報と第
2の種別信号発生部24からの内視鏡のID情報を読み
込んで、これら各ID情報から接続されたライトガイド
ケーブル13と内視鏡14を判別し、接続の正誤を判断
して上記電源供給部19を制御する、判別手段としての
判別制御部25が設けられている。
【0023】このため、上記ライトガイドケーブル13
内には、上記第1の種別信号発生部23からの信号を上
記光源装置12内に送信する送信ケーブル26に加え、
上記内視鏡14内の第2の種別信号発生部24からの信
号を上記光源装置12内に送信する送信ケーブル27が
設けられている。
【0024】こうして、上記光源装置12と上記ライト
ガイドケーブル13とは、上記ライトガイド接続口16
と上記光源挿入コネクタ15とを接続することで、上記
第1の種別信号発生部23の送信ケーブル26を通じた
上記判別制御部25との電気的接続及び上記送信ケーブ
ル27の上記判別制御部25との電気的接続が可能にな
っている。これと同時に、上記ライトガイドケーブル1
3のライトガイドファイバー21と上記光源装置12の
キセノンランプ20との光学的接続も達成される。
【0025】また、上記内視鏡14と上記ライトガイド
ケーブル13とは、上記ライトガイド接続コネクタ18
と上記内視鏡接続コネクタ17とを接続することで、上
記第2の種別信号発生部24と上記送信ケーブル27と
を電気的に接続し、これと同時に、上記内視鏡14のラ
イトガイドファイバー22と上記ライトガイドケーブル
13のライトガイドファイバー21とを光学的に接続す
る。
【0026】すなわち、上記ライトガイド接続口16と
上記光源挿入コネクタ15とが接続され、且つ、上記ラ
イトガイド接続コネクタ18と上記内視鏡接続コネクタ
17とが接続された状態では、上記第2の種別信号発生
部24は、上記送信ケーブル27を介して上記判別制御
部25に電気的に接続され、同時に、上記ライトガイド
ファイバー22は、上記ライトガイドファイバー21を
介して上記キセノンランプ20と光学的に接続される。
【0027】次に、図3を基に、上記第1の種別信号発
生部23、第2の種別信号発生部24及び上記判別制御
部25の回路構成について説明する。
【0028】上記第1の種別信号発生部23は、ライト
ガイドの種別毎に予め定められた固有の値を有する電気
抵抗28を含んだ回路で構成され、また、上記第2の種
別信号発生部24は、内視鏡の種別毎に予め定められた
固有の値を有する電気抵抗29を含んだ回路で構成され
ている。
【0029】また、上記判別制御部25は、マイクロコ
ンピュータとその周辺回路で構成されており、機能的に
は、第1IDメモリ31が接続された第1判別回路32
と第2IDメモリ33が接続された第2判別回路34の
2つの判別回路を比較制御回路35に接続して主に構成
されている。
【0030】そして、上記第1IDメモリ31には、各
種のライトガイドケーブルのID情報が予め記憶されて
おり、上記第1判別回路32は、上記第1の種別信号発
生部23の固有の抵抗値をID情報として読み込んで、
この読み込んだID情報を第1IDメモリ31の様々な
ID情報と比較することでライトガイドケーブル13の
種別を判別するようになっている。
【0031】また、上記第2IDメモリ33には、各種
の内視鏡のID情報が予め記憶されており、上記第2判
別回路34は、上記第2の種別信号発生部24の固有の
抵抗値をID情報として読み込んで、この読み込んだI
D情報を第2IDメモリ33の様々なID情報と比較す
ることで内視鏡14の種別を判別するようになってい
る。
【0032】上記比較制御回路35は、上記第1判別回
路32からのライトガイドケーブル13の種別の判別結
果を読み込むと共に、上記第2判別回路34からの内視
鏡14の種別の判別結果を読み込んで、接続されている
ライトガイドケーブル13と内視鏡14との組合わせの
正誤を判断し、組合せが誤っている場合には、上記電源
供給部19を制御、或いは、図示しない絞り羽を制御し
て、出射光を制御或いは遮光するようになっている。
【0033】尚、上記第1の種別信号発生部23、第2
の種別信号発生部24及び上記判別制御部25で必要な
電力(電流)は、電源供給部19により供給される。
【0034】上述のように構成される医療用内視鏡シス
テム11では、医療用内視鏡システム11を使用するに
際し、まず、光源装置12のライトガイド接続口16と
ライトガイドケーブル13の光源挿入コネクタ15とを
接続し、内視鏡14のライトガイド接続コネクタ18と
ライトガイドケーブル13の内視鏡接続コネクタ17と
を接続する。
【0035】これにより、光源装置12のキセノンラン
プ20から照射された照明光は、ライトガイドケーブル
13のライトガイドファイバー21と内視鏡14のライ
トガイドファイバー22を介して内視鏡14の先端部か
ら、体腔内の目的部位に照射され、内視鏡14による観
察が可能となる。
【0036】一方、電源供給部19から供給された電流
は、判別制御部25に供給されると共に、送信ケーブル
26を介して第1の種別信号発生部23に、また、送信
ケーブル27を介して第2の種別信号発生部24に供給
されて、これら判別制御部25、第1の種別信号発生部
23及び第2の種別信号発生部24を作動させる。
【0037】この際、第1の種別信号発生部23は、ラ
イトガイドケーブル13の種別を示すID情報を送信ケ
ーブル26を介して判別制御部25に伝達し、第2の種
別信号発生部24は、内視鏡14の種別を示すID情報
を送信ケーブル27を介して判別制御部25に伝達す
る。
【0038】すると、判別制御部25は、光源装置12
に接続されているライトガイドケーブルがライトガイド
ケーブル13であり、このライトガイドケーブル13に
接続されている内視鏡が内視鏡14であることを認識す
る。そして更に、判別制御部25は、ライトガイドケー
ブル13と内視鏡14との接続が正しいか否かを判定
し、接続が誤っていると判断した場合は、光源装置12
の、電源供給部19からキセノンランプ20への電源供
給を制御し、キセノンランプ20が出射しないように制
御を行う。この際、判別制御部25は、図示しない絞り
羽を制御することで出射光を制御或いは遮光することで
も同様の効果が得られる。
【0039】ここで更に、第1の種別信号発生部23、
第2の種別信号発生部24及び判別制御部25の作用
を、回路構成から具体的に説明すると、判別制御部25
において、第1判別回路32は、第1の種別信号発生部
23の電気抵抗28から帰還される電流値を読み取るこ
とで、電気抵抗28の抵抗値を演算し、第1IDメモリ
31に記憶された様々なライトガイドケーブルのID情
報との参照を行ない、第1の種別信号発生部23の電気
抵抗28が、ライトガイドケーブル12固有の電気抵抗
28であること演算出力する。
【0040】同様に、第2判別回路34は、第2の種別
信号発生部24の電気抵抗29から帰還される電流値を
読み取ることで、電気抵抗29の抵抗値を演算し、第2
IDメモリ33に記憶された様々な内視鏡のID情報と
の参照を行ない、第2の種別信号発生部24の電気抵抗
29が、内視鏡14固有の電気抵抗29であること演算
出力する。
【0041】そして、比較制御回路35は、第1判別回
路32及び第2判別回路34からの出力結果に基づい
て、接続されているライトガイドケーブルと内視鏡との
組合わせの正誤を判断し、組合せが誤っている場合に
は、電源供給部19に制御信号を出力して、キセノンラ
ンプ20への供給電源を制御し、或いは図示しない絞り
羽を制御して出射光を制御又は遮光する。
【0042】このように、本実施の第1形態によれば、
内視鏡とライトガイドケーブルの組み合わせを誤って接
続した場合は自動的に、光源装置12から照明光が出射
されないように制御されるため、ユーザーは、内視鏡と
ライトガイドケーブルの組み合わせが誤っていることを
容易に認識でき、観察、診断、処置、手術等の作業効率
が向上し、且つ、ユーザーにとって使いやすいものとな
る。また、誤った組み合わせの際には、光源装置12か
ら照明光が出射されないように制御されるため、誤った
組み合わせのまま使用することが効果的に防止できる。
すなわち、従来は、医療用内視鏡システムを使用するユ
ーザーが、使用する内視鏡と使用するライトガイドケー
ブルとの組合せが正しいか否かを、他の様々な方法(例
えば光量の不足を判断したり、説明書を基に確認したり
する方法)で判断する必要があったが、本システムを使
用する事で、ユーザーが判断しなくても光源装置側で判
断を行う事が可能となり、誤った組み合せによる使用を
自動的に防止することが可能となる。
【0043】次に、図4は本発明の実施の第2形態によ
る医療用内視鏡システムの構成概念の説明図を示す。
尚、この実施の第2形態は、内視鏡とライトガイドケー
ブルの組み合わせの正誤をユーザーに報知する報知手段
を前記実施の第1形態に付加したものであり、上記第1
形態と同様のものには同一の符号を記し、その説明は省
略する。
【0044】すなわち、本実施の第2形態による医療用
内視鏡システム40では、照明光を供給する光源装置4
1は、そのフロントパネル等に報知手段として表示部4
2が設けられており、この表示部42は判別制御部43
と電気的に接続されている。第1の種別信号発生部2
3、第2の種別信号発生部24、表示部42及び判別制
御部43で必要な電力(電流)は、電源供給部44によ
り供給される。
【0045】上記表示部42は、例えば、液晶モニタの
ような文字や画像を表示する表示装置で構成されてい
る。
【0046】また、上記判別制御部43は、前記実施の
第1形態の判別制御部25の機能に加え、上記表示部4
2に対し、ライトガイドケーブル13と内視鏡14の判
別した結果と組み合わせを判定した結果を画像信号に変
換して出力するようになっている。
【0047】そして、本実施の第2形態による医療用内
視鏡システム40では、光源装置41とライトガイドケ
ーブル13と内視鏡14とを接続すると、表示部42に
ライトガイドケーブル13と内視鏡14のそれぞれの種
別と、接続組み合わせの正誤を表示する。
【0048】ここで、ライトガイドケーブル13と内視
鏡14の接続が誤っている場合には、光源装置41の出
射光が制御或いは遮断されると共に、光源装置が認識判
断した内視鏡とライトガイドケーブルがどのような製品
であるか、さらには、それら内視鏡とライトガイドケー
ブルの組合せが正しいか否かが表示部42でユーザーに
告知される。このため、ユーザーは、この告知内容を視
覚的に理解して、内視鏡ないしライトガイドケーブルの
少なくともどちらか一方を交換する等の対処を行う事が
直ぐに可能となる。更に、ユーザーはライトガイドケー
ブルと内視鏡との正しい組合せを理解していなくても、
表示部42に表示された指示に従うだけで、正しく内視
鏡システムを使用する事が可能になる。
【0049】尚、報知手段として視覚的報知を行う表示
部42を例に説明したが、その他、ランプやダイオード
の様に点灯ないし点滅する装置で視覚的に報知するもの
であっても良い。また、報知手段は視覚的報知に限ら
ず、スピーカからの音声、ブザー、チャイム音等の聴覚
的報知であっても良く、これらを併用するものであって
も良い。
【0050】次に、図5及び図6は本発明の実施の第3
形態を示し、図5は医療用内視鏡システムの構成概念の
説明図、図6は医療用内視鏡システムの回路構成の概略
説明図である。一般に、ライトガイドケーブルは、ライ
トガイドケーブルの太さによって伝達する光量や配光が
異なってくる傾向がある。本発明の実施の第3形態で
は、この原理を利用して接続されているライトガイドケ
ーブルを判別する構成となっている。
【0051】このため、本実施の第3形態による医療用
内視鏡システム50では、光源装置51は、キセノンラ
ンプ52と制御部53と表示部54と電源供給部55と
を備えて構成され、ライトガイドケーブル56は、ライ
トガイドファイバー57と送信ケーブル58と送信ケー
ブル59とを備えて構成され、内視鏡60は、ライトガ
イドファイバー61と検出用ライトガイドファイバー6
2と該検出用ライトガイドファイバー62と光学的に接
続された判別部63とを備えて構成されている。
【0052】また、上記光源装置51と上記ライトガイ
ドケーブル56とは着脱自在に接続されており、接続時
には、上記光源装置51の表示部54と制御部53は上
記ライトガイドケーブル56の送信ケーブル58と送信
ケーブル59とにそれぞれ電気的に接続され、上記光源
装置51のキセノンランプ52は上記ライトガイドケー
ブル56のライトガイドファイバー57と光学的に接続
可能となっている。
【0053】また、上記内視鏡60と上記ライトガイド
ケーブル56とは着脱自在に接続されており、接続時に
は、上記内視鏡60の判別部63は上記ライトガイドケ
ーブル56の送信ケーブル58と送信ケーブル59とに
電気的に接続され、上記内視鏡60のライトガイドファ
イバー61と検出用ライトガイドファイバー62は上記
ライトガイドケーブル56のライトガイドファイバー5
7と光学的に接続可能となっている。
【0054】すなわち、上記内視鏡60と上記ライトガ
イドケーブル56とが接続され、且つ、上記ライトガイ
ドケーブル56と上記光源装置51とが接続された際に
は、上記内視鏡60の判別部63と上記光源装置51の
制御部53及び表示部54とは、上記ライトガイドケー
ブル56の送信ケーブル59及び送信ケーブル58を介
して電気的に接続される。また、上記光源装置51のキ
セノンランプ52は、上記ライトガイドケーブル56の
ライトガイドファイバー57を介して、上記内視鏡60
のライトガイドファイバー61及び検出用ライトガイド
ファイバー62に光学的に接続される。
【0055】上記光源装置51の制御部53は、後述す
る上記内視鏡60の判別部63から上記ライトガイドケ
ーブル56の送信ケーブル59を介して、上記ライトガ
イドケーブル56の種別の判断結果と上記内視鏡60の
ID情報を入力して、これらを基に、上記内視鏡60に
対するライトガイドケーブル56の種別が誤っている際
には、上記光源装置12の、電源供給部55からキセノ
ンランプ52への電源供給を制御し、キセノンランプ5
2が出射しないように制御を行う。この際、制御部53
は、図示しない絞り羽を制御することで出射光を制御或
いは遮光することでも同様の効果が得られる。
【0056】また、上記光源装置51の表示部54は、
上記内視鏡60の判別部63から上記ライトガイドケー
ブル56の送信ケーブル58を介して上記ライトガイド
ケーブル56の種別の判断結果と上記内視鏡60のID
情報を入力して、これら情報を画面上に出力しユーザー
に報知するようになっている。
【0057】上記内視鏡60の判別部63は、例えば図
6に示すように、判別回路64に受光回路65とメモリ
回路66を接続して構成されている。上記受光回路65
には上記検出用ライトガイドファイバー62が光学的に
接続されており、光量や配光等の照明光の特性が検出可
能になっている。
【0058】また、上記判別部63のメモリ回路66に
は、予め各ライトガイドケーブルを使用した際に上記受
光回路65に伝達される、それぞれの光量や配光に関す
る情報と、上記内視鏡60のID情報とが記憶されてい
る。
【0059】上記判別部63の判別回路64は、上記受
光回路65から光量や配光等の照明光の情報を入力し、
この照明光の情報を上記メモリ回路66に記憶されてい
る情報と比較して、内視鏡60に接続されているライト
ガイドケーブルがどのライトガイドケーブルであるかを
判別して、この接続の組み合わせが正しいか否か判定
し、これらの結果を上記内視鏡60のID情報と共に、
上記ライトガイドケーブル56の送信ケーブル58,5
9に出力する。
【0060】すなわち、上記判別部63において、受光
回路65は照明光特性検出手段として、上記判別回路6
4とメモリ回路66は照明光伝送手段の種別を判別する
判別手段としての機能を担っている。
【0061】上述のように構成される医療用内視鏡シス
テム50では、内視鏡60とライトガイドケーブル56
と光源装置51とが接続された状態で、光源装置51の
キセノンランプ52が点灯されると、このキセノンラン
プ52から照射された照明光は、ライトガイドケーブル
56のライトガイドファイバー57を介して、内視鏡6
0のライトガイドファイバー61ないし検出用ライトガ
イドファイバー62に伝達される。
【0062】内視鏡60のライトガイドファイバー61
に伝達された照明光は、内視鏡60の先端部から照射さ
れ、内視鏡の観察、診断、処置、手術を行う際の照明光
として使用される。
【0063】一方、内視鏡60の検出用ライトガイドフ
ァイバー62に伝達された照明光は、判別部63の受光
回路65へと導光される。
【0064】判別部63の受光回路65では、導光され
た照明光の光量や配光等の照明光の特性が検出され、判
別回路64に出力する。
【0065】すると、判別回路64では、受光回路65
からの光量や配光等の照明光の情報を、メモリ回路66
に記憶されている情報と比較して、内視鏡60に接続さ
れているライトガイドケーブルがどのライトガイドケー
ブルであるかを判別し、この接続の組み合わせが正しい
か否か判定し、これらの結果を内視鏡60のID情報と
共に、ライトガイドケーブル56の送信ケーブル58,
59に出力する。
【0066】そして、ライトガイドケーブル56の送信
ケーブル58を介して上述の各情報は、光源装置51の
表示部54に入力されて、表示部54は、内視鏡60及
びライトガイドファイバー61のそれぞれの種別と接続
組み合わせの正誤を画面上に表示する。
【0067】一方、ライトガイドケーブル56の送信ケ
ーブル59を介して上述の各情報は、光源装置51の制
御部53に入力されて、制御部53は、内視鏡60に対
するライトガイドケーブル56の種別が誤っている際に
は、光源装置12の、電源供給部55からキセノンラン
プ52への電源供給を制御し、キセノンランプ52が出
射しないように制御を行う。この際、制御部53は、図
示しない絞り羽を制御することで出射光を制御或いは遮
光することでも同様の効果が得られる。
【0068】このように、本実施の第3形態によれば、
判別部63は内視鏡60に設けられているので、たと
え、使用される内視鏡の種類が増加しても、将来的に光
源装置側でのID情報の書き換え等のサポートの必要が
無く、コストメリット、管理性に優れた内視鏡システム
を実現することが可能になる。
【0069】ところで、従来、内視鏡システムのよう
に、機器に接続するケーブル類が多い場合、用意するケ
ーブルや接続場所は覚えるか取扱説明書を見るしかなか
ったが、実際に取扱説明書の該当ページを探すのは、取
扱説明書の管理等を確実に行っていても容易ではなく、
機器の種類が増加するほど、また、機器が複雑になれば
なるほど難しくなる。
【0070】このため、図8〜図10、或いは、図11
に示すように、機器間のケーブル接続にID判別装置を
用いることで機器間のケーブル接続を極めて容易にす
る。まず、図8〜図10の例について、図8は医療機器
とケーブルの説明図、図9はID判別装置の外観斜視
図、図10はID判別装置の機能構成説明図である。
【0071】図8に示すように、光源装置をはじめとす
る医療機器等の機器71と、その医療機器71に接続さ
れるライトガイドケーブル等のケーブル72とには、個
々のIDを示すバーコード73a,73b,73c,7
3dが付記されている。
【0072】一方、図9に示すように、ID判別装置7
4には、上記バーコード73a,73b,73c,73
dを読み取る読み取り部75と、表示パネル76と、ス
ピーカ77が設けられており、読み取ったバーコードを
表示パネル76及びスピーカ77で、ユーザーに報知す
るようになっている。
【0073】すなわち、図10に示すように、上記ID
判別装置74には、上記表示パネル76やスピーカ77
と云った情報提供手段と、上記読み取り部75で読み取
ったバーコードを認識できる識別子判断部78と、各I
D情報の内容を記憶したメモリ部79と、上記識別子判
断部78からの情報信号の入力によりメモリ部79を参
照して処理し上記表示パネル76やスピーカ77に駆動
信号を出力する判断処理部80が内蔵されている。
【0074】上記ID判別装置74のメモリ部79に
は、どの機器がどのIDを持っているか、どの機器とど
の機器を接続すべきかが記憶されており、上記判断処理
部80は、上記識別子判断部78から一つのIDを読み
取ることで、上記メモリ部79を参照することにより、
そのIDが付記されているコネクタをどこに接続するこ
とが正しいかが分かるようになっている。
【0075】そして、このような構成では、ケーブル7
2に付記されたバーコード73dを、ID判別装置74
の読み取り部75近傍に持ってくると、ID判別装置7
4内の識別子判断部78は、バーコード73dを読み取
り、読み取った情報を判断処理部80に伝達する。
【0076】すると、ID判別装置74の判断処理部8
0は、読み取った情報をメモリ部79内に記憶されたI
D情報と照合し、読み取られた情報がどの機器のどのコ
ネクタであるかを判断し、そのコネクタ72が何である
のか、そのコネクタ72をどこに接続するべきかを、表
示パネル76及びスピーカ77を駆動して、ユーザーに
報知する。
【0077】例えば、使用される光源装置とライトガイ
ドケーブルと内視鏡とにバーコードを付記し、メモリ部
79に各バーコードと各機器の正しい接続方法を記憶し
ておけば、各バーコードを読み取り部近傍に持ってくる
だけで、ユーザーは正しい接続先を容易に知ることがで
き、簡単に素早く効率よくシステムを構築することがで
きる。
【0078】次に、図11は機器間のケーブル接続を容
易にする他の例のID判別装置の外観斜視図である。す
なわち、本例では、上述のID判別装置74を変更した
ものである。
【0079】すなわち、ID判別装置81は、上述の構
成機能部分に加え、ID判別装置本体81aとバーコー
ド読み取り部81bとが別体に形成されており、ID判
別装置本体81aとバーコード読み取り部81bとは、
ワイヤレスで接続されている。従って、バーコード読み
取り部81bで読み取られた情報は、ワイヤレスでID
判別装置本体81aに伝えられる。
【0080】このように、バーコード読み取り部81b
が、表示パネル76やスピーカ77を有したID判別装
置本体81aと別体になっているので、例え、大型機器
のバーコードであっても、バーコード読み取り部81b
側を移動して容易に読み取ることができ、より操作性を
向上させることができる。
【0081】[付記] (1) 照明光を供給する光源装置と、一端側を該光源
装置に接続して上記照明光を他端側に伝送する照明光伝
送手段と、該照明光伝送手段の他端側を接続して被検体
を観察する内視鏡とを備えた内視鏡システムにおいて、
上記照明光伝送手段の種別を発生する第1の種別信号発
生手段と、上記内視鏡の種別を発生する第2の種別信号
発生手段と、上記第1の種別信号発生手段からの上記照
明光伝送手段の種別と上記第2の種別信号発生手段から
の上記内視鏡の種別とから上記照明光伝送手段と上記内
視鏡との組み合わせを判別する判別手段とを具備したこ
とを特徴とする内視鏡システム。
【0082】(2) 照明光を供給する光源装置と、一
端側を該光源装置に接続して上記照明光を他端側に伝送
する照明光伝送手段と、該照明光伝送手段の他端側を接
続して被検体を観察する内視鏡とを備えた内視鏡システ
ムにおいて、上記照明光伝送手段の他端側から上記内視
鏡に供給する照明光の特性を検出する照明光特性検出手
段と、上記内視鏡に対する上記照明光の特性から該内視
鏡に接続した上記照明光伝送手段の種別を判別する判別
手段とを具備したことを特徴とする内視鏡システム。
【0083】(3) 被検体を観察する内視鏡と、上記
内視鏡で観察する上記被検体を照明する照明光を供給す
る光源装置と、上記光源装置から供給される上記照明光
を受光する受光端面と、該受光端面で受光された上記照
明光を上記内視鏡の照明光受光部に出射する出射端面
と、上記受光端面で受光された上記照明光を上記出射端
面まで伝送する照明光伝送手段と、上記照明光伝送手段
の種別を示す第1の種別情報を伝達する第1の種別伝達
手段と、上記第1の種別伝達手段により伝達される上記
第1の種別情報を上記光源装置に出力する第1の種別出
力手段と、上記内視鏡の種別を示す第2の種別情報を伝
達する第2の種別伝達手段と、上記第2の種別伝達手段
により伝達される上記第2の種別情報を上記光源装置に
出力する第2の種別出力手段とを具備したことを特徴と
する内視鏡システム。
【0084】(4) 前記光源装置は、前記内視鏡と前
記照明光伝送手段の組み合わせに応じて照明光を制御す
ることを特徴とする付記項1乃至付記項3の何れか一つ
に記載の内視鏡システム。
【0085】(5) 前記照明光伝送手段は、少なくと
も前記内視鏡の種別情報を送信する送信ケーブルと前記
照明光伝送手段の種別情報を送信する送信ケーブルとを
有することを特徴とする付記項1乃至付記項4の何れか
一つに記載の内視鏡システム。
【0086】(6) 内視鏡で観察する被検体を照明す
るために光源装置から供給される照明光を受光する受光
端面と、上記受光端面で受光された上記照明光を上記内
視鏡の照明光受光部に出射する出射端面と、上記受光端
面で受光された前記照明光を上記出射端面まで伝送する
照明光伝送手段と、上記照明光伝送手段の種別を示す第
1の種別情報を伝達する第1の種別伝達手段と、上記第
1の種別伝達手段により伝達される上記第1の種別情報
を、上記内視鏡と上記照明光伝送手段との組み合わせの
可否を判別する判別手段に出力する第1の種別出力手段
と、上記内視鏡の種別を示す第2の種別情報を伝達する
第2の種別伝達手段と、上記第2の種別伝達手段により
伝達される上記第2の種別情報を、上記判別手段に出力
する第2の種別出力手段とを有することを特徴とする照
明光伝送装置。
【0087】(7) 内視鏡で観察する被検体を照明す
る照明光を該内視鏡に伝送する照明光伝送手段を装着
し、上記照明光伝送手段に照明光を供給する内視鏡用光
源装置において、上記照明光伝送手段を着脱自在に装着
する装着部と、上記装着部に装着された上記照明光伝送
手段の種別を示す第1の種別情報を入力する第1の入力
端と、上記照明光伝送手段に着脱自在に接続された上記
内視鏡の種別を示す第2の種別情報を入力する第2の入
力端と、上記第1の入力端に入力される上記第1の種別
情報と上記第2の入力端に入力される第2の種別情報と
に基づき、上記照明光伝送手段と上記内視鏡との組み合
わせの可否を判別する判別手段とを有することを特徴と
する内視鏡用光源装置。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡と照明光伝送手段の最適な組合せを容易にユーザー
に認識させると共に、誤った内視鏡と照明光伝送手段の
組合せを防止することができ、観察、診断、処置、手術
等の作業効率を向上し、且つ、ユーザーにとって使いや
すいという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による、医療用内視鏡
システムの構成概念の説明図
【図2】同上、医療用内視鏡システムの外観を示す斜視
【図3】同上、医療用内視鏡システムの回路構成の概略
説明図
【図4】本発明の実施の第2形態による、医療用内視鏡
システムの構成概念の説明図
【図5】本発明の実施の第3形態による、医療用内視鏡
システムの構成概念の説明図
【図6】同上、医療用内視鏡システムの回路構成の概略
説明図
【図7】一般的な内視鏡とライトガイドケーブルの組み
合わせの説明図
【図8】機器間のケーブル接続を容易にする、医療機器
とケーブルの説明図
【図9】同上、ID判別装置の外観斜視図
【図10】同上、ID判別装置の機能構成説明図
【図11】機器間のケーブル接続を容易にする他の例の
ID判別装置の外観斜視図
【符号の説明】
11 医療用内視鏡システム 12 光源装置 13 ライトガイドケーブル(照明光伝送手段) 14 内視鏡 19 電源供給部 20 キセノンランプ 21 ライトガイドファイバー 22 ライトガイドファイバー 23 第1の種別信号発生部(第1の種別信号発生手
段) 24 第2の種別信号発生部(第2の種別信号発生手
段) 25 判別制御部(判別手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綱川 誠 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 晴山 典彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 尾崎 孝史 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 本間 聡 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 星野 義亜 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 一徳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA09 CA04 CA06 CA08 CA09 CA11 CA27 DA02 4C061 AA15 AA24 CC04 DD01 FF46 GG01 JJ11 JJ17 JJ18 NN01 NN07 QQ09 RR02 RR15 RR25 YY02 YY14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を供給する光源装置と、一端側を
    該光源装置に接続して上記照明光を他端側に伝送する照
    明光伝送手段と、該照明光伝送手段の他端側を接続して
    被検体を観察する内視鏡とを備えた内視鏡システムにお
    いて、 上記照明光伝送手段の種別を発生する第1の種別信号発
    生手段と、 上記内視鏡の種別を発生する第2の種別信号発生手段
    と、 上記第1の種別信号発生手段からの上記照明光伝送手段
    の種別と上記第2の種別信号発生手段からの上記内視鏡
    の種別とから上記照明光伝送手段と上記内視鏡との組み
    合わせを判別する判別手段とを具備したことを特徴とす
    る内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 照明光を供給する光源装置と、一端側を
    該光源装置に接続して上記照明光を他端側に伝送する照
    明光伝送手段と、該照明光伝送手段の他端側を接続して
    被検体を観察する内視鏡とを備えた内視鏡システムにお
    いて、 上記照明光伝送手段の他端側から上記内視鏡に供給する
    照明光の特性を検出する照明光特性検出手段と、 上記内視鏡に対する上記照明光の特性から該内視鏡に接
    続した上記照明光伝送手段の種別を判別する判別手段と
    を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
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