JP2004350933A - 医療用レーザ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きく異なる用途のプローブに交換した際は、レーザ照射条件やキャリブレーションの方法、動作条件などの設定が複雑で誤操作・誤設定の原因となっていた。
【解決手段】レーザ装置1と、用途に応じて交換できるレーザメス用プローブ11a、レーザ治療用プローブを備え、前記各プローブを介して患部にレーザ光を照射するものにおいて、各プローブに設けられたプローブ情報プラグ13と、プローブ情報プラグ13からプローブ使用方法に関する情報を読み込むプローブ情報コネクタ8と、プローブ情報コネクタ8から読込んだ使用方法情報に基づきレーザ装置1を動作させる制御部5とを有する医療用レーザ装置である。大きく異なる用途に対しても安全かつ簡便に対応できる。
【選択図】 図1
【解決手段】レーザ装置1と、用途に応じて交換できるレーザメス用プローブ11a、レーザ治療用プローブを備え、前記各プローブを介して患部にレーザ光を照射するものにおいて、各プローブに設けられたプローブ情報プラグ13と、プローブ情報プラグ13からプローブ使用方法に関する情報を読み込むプローブ情報コネクタ8と、プローブ情報コネクタ8から読込んだ使用方法情報に基づきレーザ装置1を動作させる制御部5とを有する医療用レーザ装置である。大きく異なる用途に対しても安全かつ簡便に対応できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプローブにより導光されたレーザ光の照射により治療などを行なう医療用レーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療分野においてもレーザ装置の適用・普及が進んでおり、その用途やレーザ光源の種類も多岐にわたってきている。しかしながら依然として医療用レーザ装置は治療器具の中では比較的高価な装置である。このような背景の下、1台の医療用レーザ装置を複数の目的に使い分けるため、レーザプローブを交換することで複数の用途に対応することが提案されている。このようにレーザプローブを交換して使用する場合、取り付けているレーザプローブに関する情報をレーザ装置本体に伝達する方法として、図3に示すレーザ治療装置(例えば、特許文献1参照)がある。
【0003】
図3は上記特許文献1のレーザ治療装置の構成を示しており、101はレーザ装置本体で、制御部120、治療用レーザ光源121、エイミング光源122、ダイクロックミラー125、ビームスプリッタ126、レーザ光の出力センサ127、メモリ128、シャッタ129等で構成されている。102は多関節アーム部で、レーザ装置本体101からのレーザ光を導く反射ミラー131、132、コネクタ部102a等を有する。103はコネクタ部102aに接続するレーザプローブとしてのハンドピースユニットで、バーコード103aを貼り付けている。
【0004】
107はレーザ装置本体1のレーザ照射条件などの各種設定条件を入力するためのコントロールパネルで、READY/STANDBYスイッチ130と、ディスプレイ134等を有する。108はトリガ信号を発信させるためのフットスイッチ、140は多関節アーム部102のコネクタ部102aに設けたバーコードリーダー、150は多関節アーム部102のコネクタ部102aに設けたスイッチで、ハンドピースユニット103のコネクタ部102aへの接続を検出する。
【0005】
以上のように構成されたレーザ治療装置について、その動作を説明する。術者が目的に応じて選択したハンドピースユニット103をコネクタ部102aにねじ込みながら接続すると、これをスイッチ150が検出して、バーコードリーダー140がハンドピースユニット103のバーコード103aを読み込む。このバーコード103aには、ハンドピースユニット103の透過率、スポット径、ハンドピースユニット名、製造番号といったプローブ情報が記録されている。こうしてハンドピースユニット103の接続と、読み取ったプローブ固有の情報を元に、制御部120がレーザ照射条件を調整している。この調整の具体例としては、プローブ透過率をもとにプローブからの実照射出力を推定制御すること、レーザ照射のスポット径からエネルギ密度が所定値となるようレーザ出力を制御すること、プローブのキャリブレーション結果から算出したプローブ透過率が適切かどうかを判定すること等がある。
【0006】
しかし、この従来の医療用レーザ装置は、レーザ治療装置ごとに用途が限定されており、そしてレーザプローブを取り換えることで用途別により使いやすいレーザプローブを提供する場合でも、高出力レーザメスと低出力レーザ治療の使分けなど用途が大きく異なる場合には、使用条件の設定や動作方法の変更などを安全・確実にできるようになっていないという問題点を有していた。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−613号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、使用方法の大きく異なる用途に安全かつ簡便に使用できる医療用レーザ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の医療用レーザ装置は、レーザ装置と、用途に応じて交換できるレーザプローブを有し、前記レーザプローブを介して患部にレーザ光を照射するものにおいて、レーザプローブに設けられたプローブの使用方法記憶手段と、前記使用方法記憶手段からプローブ使用方法に関する情報を読み込む使用方法読込み手段と、前記使用方法読込み手段から読込んだ使用方法情報に基づきレーザ装置を動作させる使用条件管理手段とを備えたものである。
【0010】
上記手段により、1台のレーザ装置に対しレーザプローブを交換するだけで、使用方法の大きく異なる用途に安全かつ簡便に使用できる医療用レーザ装置にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の課題は各請求項に記載した構成を実施の形態の要部とすることにより達成できるので、以下には請求項1ないし8に対応する一実施例についての詳細を図1、図2を参照して説明し、併せて効果を述べて本発明の実施の形態についての説明とする。
【0012】
(実施の形態1)
図1および図2において、1はレーザ光を発生するレーザ装置で、11aは高出力のレーザ光で使用するレーザメス用プローブで、図2に示す11bは低出力のレーザ光で使用するレーザ治療用プローブである。そして、レーザメス用プローブ11aとレーザ治療用プローブ11bはそれぞれ1台のレーザ装置1からレーザ光を導出して使用方法の大きく異なる用途に使用するものである。
【0013】
レーザ装置1は、治療用レーザ光源2、ガイド光光源3、光学ユニット4、制御部5等を内装し、そして前面に表示・操作部6と、用途に応じてレーザメス用プローブ11aおよびレーザ治療用プローブ11bを着脱するコネクタ7と、レーザ光モニタ部9とを臨ましている。コネクタ7は、使用方法読み込み手段としてのマイクロコンピュータ等からなるプローブ情報コネクタ8を有する。フットスイッチ10はレーザ装置1に接続している。
【0014】
本例のレーザ装置1では、治療用レーザ光源2には800〜840nmの波長域の半導体レーザ(出力20W)、ガイド光光源3には630〜640nmの波長域の赤色半導体レーザ(出力3mW)を使用している。また、光学ユニット4の内部には、ガイド光を反射し治療用レーザ光は透過するビームコンバイナ(図示せず)、レーザ光の光路を開閉するシャッタ(図示せず)、レーザ光の出力を検出するパワーモニタ(図示せず)が含まれている。また、制御部5はマイクロコンピュータ及びその周辺回路からなり、レーザ装置1およびレーザプローブ全体を適切に動作管理するとともに、よく使用するレーザ照射条件などを記憶しておく照射条件メモリ機能を備えた使用条件管理手段を成している。
【0015】
レーザメス用プローブ11aは、プラグ12と、プラグ12をコネクタ7に接続した時にプローブ情報コネクタ8に相対向して接続されるようにプラグ12に設け、プローブ情報を記録した書き込み/読み出し可能なプローブメモリを備えた使用方法記憶手段としてのマイクロコンピュータ等からなるプローブ情報プラグ13と、光ファイバなどからなる導光路14と、先端チップ16を含むハンドピース15などで構成されている。
【0016】
なお、プローブ情報プラグ13のプローブ情報には、プローブの名称・用途・定格(照射条件・透過率範囲など)・キャリブレーション情報(合否判定方法/基準)・動作方法情報などが含まれ、その例を次の表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
レーザ治療用プローブ11bでは、上記したレーザメス用プローブ11aの構成要素以外に、ハンドピース15にさらに、タッチセンサ17、手元スイッチ18を備えている。
【0019】
以上のように構成された医療用レーザ装置について、その動作を説明する。治療用レーザ光源2およびガイド光光源3から発した治療用レーザ光およびガイド光は、光学ユニット4中のビームコンバイナにより両者の光軸が一致するよう合成される。この光学ユニット4では、シャッタが光路を遮断中はレーザ光がパワーモニタに導光され、レーザ出力を検出できるようになっている。レーザプローブを接続するコネクタ7にはプローブ情報コネクタ8も含まれ、レーザメス用プローブ11aまたはレーザ治療用プローブ11bのプラグ12がコネクタ7に接続されると、プローブ情報コネクタ8とプローブ情報プラグ13が相対向して接続され、この接続によりレーザ装置1の制御部5はコネクタ7におけるプローブ情報コネクタ8により、レーザプローブのプラグ12におけるプローブ情報プラグ13に記憶されているプローブ情報を取得することが可能となる。
【0020】
施術内容に応じた交換可能なレーザプローブであるレーザメス用プローブ11aまたはレーザ治療用プローブ11bを接続してレーザ装置本体1の電源を入れると直ちに、制御部5が各部と協同して装置のセルフチェックを行なう。このセルフチェックには、合波・シャッタ・光学ユニット4内のパワーモニタによる、シャッタを閉じた状態での治療用レーザ光源2の出力検査も含まれる。このセルフチェック合格後、その旨が表示・操作部6に表示による報知が行われ、操作が可能となる。
【0021】
この時、次にレーザメス用プローブ11aまたはレーザ治療用プローブ11bの先端チップ16を図1に点線で示すようにレーザ光モニタ部9に対向させ、レーザプローブからの実出力のキャリブレーションを行なう。このキャリブレーションは、先に読み取ったプローブ情報に基づいて実施される。例えば、レーザメス用プローブ11aであれば、表1に示したキャリブレーション情報例に従い、キャリブレーションが実施される。例えば集光プローブであれば、プローブ自体の定格は最大30Wであるが、本体の定格が15Wであるので、15Wで連続照射(以下、CW(コンテイニアスウエーブ)という)にてキャリブレーションが実施される。
【0022】
具体的には、表示・操作部6でキャリブレーションモードを選択すると、前記キャリブレーション条件が同表示・操作部6に表示され、これを確認した上でレーザ光モニタ部9に先端チップ16を図示点線で示すように挿入し、この挿入をレーザ光モニタ部9が検出した状態でフットスイッチ10をオンにすることで設定された条件でレーザ光が照射され、レーザ光モニタ部9がレーザプローブからの実出力を測定する。
【0023】
この時、このレーザプローブからの実出力とレーザプローブへの入力との比から、プローブ透過率が制御部5で算出され、これが判定条件(80%以上)であれば集光プローブの状態が良好であると判定し、レーザメスとしての使用が可能となる。この時、プローブ定格とレーザ装置1の定格から、照射条件は、最大出力15W・デューティー任意(CW含む)・連続照射時間は制限なしでの使用が可能となる。また、よく使用するレーザ照射条件は制御部5内の照射条件メモリ機能に記録しておくことができる。
【0024】
また、プローブがコンタクトプローブの場合、同様の操作でキャリブレーションが10W・CWで透過率50%を判定基準として実施される。また、照射条件は、最大出力10W・デューティー任意(CW含む)・連続照射時間3分以内での使用が可能となる。ここで、連続照射時間を3分以内に制限することで、コンタクトプローブ用の先端チップ16が過熱することを防止している。
【0025】
次に、レーザ治療用プローブ11bの場合について以下に説明する。これは慢性疼痛の緩解治療のため低出力レーザ治療器として本医療用レーザ装置を使用するためのプローブである。この場合はレーザ照射部位に熱変性を起こしてはならないため、誤ってレーザメスとして使用するような高エネルギーのレーザ光が照射されないように特に注意する必要がある。
【0026】
本例では、プローブ情報から、表示・操作部6にレーザ治療用プローブであることが表示され、またレーザ照射の動作がフットスイッチ10でなくハンドピース15に備えられているタッチセンサ17もしくは手元スイッチ18による操作に切り換わる。これらタッチセンサ17および手元スイッチ18の操作状況は、プラグ12のプローブ情報プラグ13、コネクタ7のプローブ情報コネクタ8を介して制御部5に伝えられ、逆にフットスイッチ10は無効になる。
【0027】
よって、キャリブレーションもフットスイッチ10でなく、タッチセンサ17をレーザ光モニタ9内の所定の位置に接触させることでタッチセンサをONにすることで実施する。キャリブレーション実施条件は1W・CWで透過率80%以上で判定される。また、このキャリブレーション後、照射条件は1W・CWもしくは10W・デューティー10%(平均出力1W相当)のいずれかから選択し、連続照射時間も5分に制限される。また、フットスイッチ10は無効になっているため、誤ってフットスイッチを踏まれてもレーザは照射されることはない。
【0028】
このように、キャリブレーションをした上で自動的にレーザ照射条件を限定設定すること、操作方法もフットスイッチからタッチセンサもしくは手元スイッチに切り替えること、これらを注意喚起すべく表示・操作部6に表示による報知をすることで、誤って高エネルギ光が照射されること無く安全に使用することができる。
【0029】
さらに、レーザプローブの切換(交換)えに伴う照射条件の設定について説明する。レーザ装置1のように多用途に用いる場合、使用するレーザプローブにより照射条件はかなり異なってくる。レーザ装置1では、制御部5内の照射条件メモリ機能を、そのプローブの種類ごとに別々に記憶することで、接続しているプローブに合った照射条件のみが表示・操作部6で表示・選択できるように構成している。
【0030】
また、レーザプローブに関する情報は各プローブに記録されているため、新たに新規プローブが開発された場合も、キャリブレーション条件や使用条件などを適切に自動設定することができる。また、最新の照射条件を自動記憶しておくことで、次回使用時に、前回の最終設定条件を自動的に再現することもできるように構成している。
【0031】
以上のように、本実施の形態によれば、レーザプローブを交換するたびに、プローブが備えている使用方法記憶手段であるプローブ情報プラグ13からプローブ情報を、プローブ情報プラグ13に相対向して接続される使用方法読み込み手段であるプローブ情報コネクタ8を介してレーザ装置1の使用条件管理手段である制御部5が認識し、プローブ毎に適した条件でキャリブレーション・照射条件設定・動作条件設定をすることで、使用方法が大きく異なる用途にも柔軟に対応でき、なおかつ誤設定・誤使用を防止し安全に使用することができるのである。
【0032】
なお、本実施の形態では、プローブ毎の実照射条件をプローブの種類ごとに制御部5内の照射条件メモリ機能に記憶したが、プローブ情報プラグ内にプローブの製造番号も含め、この製造番号ごとに照射条件を個別管理することで、さらに細かい照射条件管理が可能となる。また、これら照射条件はレーザ装置1の制御部5内に記憶したが、これをプローブ情報コネクタ8を介して、プローブ情報プラグ13内のプローブメモリに書き込むことで、プローブ側に記憶させることでも、同様の機能を実現できる。
【0033】
また、本実施例では、プローブ情報プラグ13内のプローブメモリに読み書き可能なメモリを使用しているが、機器の簡略化のため、接点のON/OFF情報など簡略なプローブ種類識別手段としての記憶手段でプローブの種類のみを記憶し、一方、レーザ装置1側のプローブ情報コネクタ8であるプローブ認識手段でプローブ種類識別手段からレーザプローブの種類を読み取り、さらに制御部5内に予めプローブの種類ごとのプローブ条件対照情報であるプローブ情報対照表(例えば表1に示す情報)を格納しておくことで、これらプローブ種類とプローブ条件対照情報に基づき使用条件管理手段がレーザ装置を動作させ、本実施例と同様の機能を実現できる。この場合、プローブの種類が新規に増えた場合は制御部5内のプローブ情報対照表を更新する必要があるが、このプローブ情報対照表を個別の不揮発メモリとすることで、サービス担当者が容易に書き換えできるようにすることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明は、使用するレーザプローブの使用方法記憶手段と、その読み込み手段と、読込んだ使用方法に基づきレーザ装置を動作させる使用条件管理手段により、大幅に異なる用途に対しても柔軟に対応でき、なおかつ誤設定・誤使用を防止し、安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における医療用レーザ装置で、レーザメス用プローブを含む構成図
【図2】同実施の形態1における医療用レーザ装置のレーザ治療用プローブのブロック図
【図3】従来の医療用レーザ装置の外観略図
【符号の説明】
1 レーザ装置
5 制御部(使用条件管理手段、プローブ条件対照情報)
8 プローブ情報コネクタ(使用方法読み込み手段またはプローブ認識手段)
11a レーザメス用プローブ(レーザプローブ)
11b レーザ治療用プローブ(レーザプローブ)
13 プローブ情報プラグ(使用方法記憶手段またはプローブ種類識別手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプローブにより導光されたレーザ光の照射により治療などを行なう医療用レーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療分野においてもレーザ装置の適用・普及が進んでおり、その用途やレーザ光源の種類も多岐にわたってきている。しかしながら依然として医療用レーザ装置は治療器具の中では比較的高価な装置である。このような背景の下、1台の医療用レーザ装置を複数の目的に使い分けるため、レーザプローブを交換することで複数の用途に対応することが提案されている。このようにレーザプローブを交換して使用する場合、取り付けているレーザプローブに関する情報をレーザ装置本体に伝達する方法として、図3に示すレーザ治療装置(例えば、特許文献1参照)がある。
【0003】
図3は上記特許文献1のレーザ治療装置の構成を示しており、101はレーザ装置本体で、制御部120、治療用レーザ光源121、エイミング光源122、ダイクロックミラー125、ビームスプリッタ126、レーザ光の出力センサ127、メモリ128、シャッタ129等で構成されている。102は多関節アーム部で、レーザ装置本体101からのレーザ光を導く反射ミラー131、132、コネクタ部102a等を有する。103はコネクタ部102aに接続するレーザプローブとしてのハンドピースユニットで、バーコード103aを貼り付けている。
【0004】
107はレーザ装置本体1のレーザ照射条件などの各種設定条件を入力するためのコントロールパネルで、READY/STANDBYスイッチ130と、ディスプレイ134等を有する。108はトリガ信号を発信させるためのフットスイッチ、140は多関節アーム部102のコネクタ部102aに設けたバーコードリーダー、150は多関節アーム部102のコネクタ部102aに設けたスイッチで、ハンドピースユニット103のコネクタ部102aへの接続を検出する。
【0005】
以上のように構成されたレーザ治療装置について、その動作を説明する。術者が目的に応じて選択したハンドピースユニット103をコネクタ部102aにねじ込みながら接続すると、これをスイッチ150が検出して、バーコードリーダー140がハンドピースユニット103のバーコード103aを読み込む。このバーコード103aには、ハンドピースユニット103の透過率、スポット径、ハンドピースユニット名、製造番号といったプローブ情報が記録されている。こうしてハンドピースユニット103の接続と、読み取ったプローブ固有の情報を元に、制御部120がレーザ照射条件を調整している。この調整の具体例としては、プローブ透過率をもとにプローブからの実照射出力を推定制御すること、レーザ照射のスポット径からエネルギ密度が所定値となるようレーザ出力を制御すること、プローブのキャリブレーション結果から算出したプローブ透過率が適切かどうかを判定すること等がある。
【0006】
しかし、この従来の医療用レーザ装置は、レーザ治療装置ごとに用途が限定されており、そしてレーザプローブを取り換えることで用途別により使いやすいレーザプローブを提供する場合でも、高出力レーザメスと低出力レーザ治療の使分けなど用途が大きく異なる場合には、使用条件の設定や動作方法の変更などを安全・確実にできるようになっていないという問題点を有していた。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−613号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、使用方法の大きく異なる用途に安全かつ簡便に使用できる医療用レーザ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の医療用レーザ装置は、レーザ装置と、用途に応じて交換できるレーザプローブを有し、前記レーザプローブを介して患部にレーザ光を照射するものにおいて、レーザプローブに設けられたプローブの使用方法記憶手段と、前記使用方法記憶手段からプローブ使用方法に関する情報を読み込む使用方法読込み手段と、前記使用方法読込み手段から読込んだ使用方法情報に基づきレーザ装置を動作させる使用条件管理手段とを備えたものである。
【0010】
上記手段により、1台のレーザ装置に対しレーザプローブを交換するだけで、使用方法の大きく異なる用途に安全かつ簡便に使用できる医療用レーザ装置にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の課題は各請求項に記載した構成を実施の形態の要部とすることにより達成できるので、以下には請求項1ないし8に対応する一実施例についての詳細を図1、図2を参照して説明し、併せて効果を述べて本発明の実施の形態についての説明とする。
【0012】
(実施の形態1)
図1および図2において、1はレーザ光を発生するレーザ装置で、11aは高出力のレーザ光で使用するレーザメス用プローブで、図2に示す11bは低出力のレーザ光で使用するレーザ治療用プローブである。そして、レーザメス用プローブ11aとレーザ治療用プローブ11bはそれぞれ1台のレーザ装置1からレーザ光を導出して使用方法の大きく異なる用途に使用するものである。
【0013】
レーザ装置1は、治療用レーザ光源2、ガイド光光源3、光学ユニット4、制御部5等を内装し、そして前面に表示・操作部6と、用途に応じてレーザメス用プローブ11aおよびレーザ治療用プローブ11bを着脱するコネクタ7と、レーザ光モニタ部9とを臨ましている。コネクタ7は、使用方法読み込み手段としてのマイクロコンピュータ等からなるプローブ情報コネクタ8を有する。フットスイッチ10はレーザ装置1に接続している。
【0014】
本例のレーザ装置1では、治療用レーザ光源2には800〜840nmの波長域の半導体レーザ(出力20W)、ガイド光光源3には630〜640nmの波長域の赤色半導体レーザ(出力3mW)を使用している。また、光学ユニット4の内部には、ガイド光を反射し治療用レーザ光は透過するビームコンバイナ(図示せず)、レーザ光の光路を開閉するシャッタ(図示せず)、レーザ光の出力を検出するパワーモニタ(図示せず)が含まれている。また、制御部5はマイクロコンピュータ及びその周辺回路からなり、レーザ装置1およびレーザプローブ全体を適切に動作管理するとともに、よく使用するレーザ照射条件などを記憶しておく照射条件メモリ機能を備えた使用条件管理手段を成している。
【0015】
レーザメス用プローブ11aは、プラグ12と、プラグ12をコネクタ7に接続した時にプローブ情報コネクタ8に相対向して接続されるようにプラグ12に設け、プローブ情報を記録した書き込み/読み出し可能なプローブメモリを備えた使用方法記憶手段としてのマイクロコンピュータ等からなるプローブ情報プラグ13と、光ファイバなどからなる導光路14と、先端チップ16を含むハンドピース15などで構成されている。
【0016】
なお、プローブ情報プラグ13のプローブ情報には、プローブの名称・用途・定格(照射条件・透過率範囲など)・キャリブレーション情報(合否判定方法/基準)・動作方法情報などが含まれ、その例を次の表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
レーザ治療用プローブ11bでは、上記したレーザメス用プローブ11aの構成要素以外に、ハンドピース15にさらに、タッチセンサ17、手元スイッチ18を備えている。
【0019】
以上のように構成された医療用レーザ装置について、その動作を説明する。治療用レーザ光源2およびガイド光光源3から発した治療用レーザ光およびガイド光は、光学ユニット4中のビームコンバイナにより両者の光軸が一致するよう合成される。この光学ユニット4では、シャッタが光路を遮断中はレーザ光がパワーモニタに導光され、レーザ出力を検出できるようになっている。レーザプローブを接続するコネクタ7にはプローブ情報コネクタ8も含まれ、レーザメス用プローブ11aまたはレーザ治療用プローブ11bのプラグ12がコネクタ7に接続されると、プローブ情報コネクタ8とプローブ情報プラグ13が相対向して接続され、この接続によりレーザ装置1の制御部5はコネクタ7におけるプローブ情報コネクタ8により、レーザプローブのプラグ12におけるプローブ情報プラグ13に記憶されているプローブ情報を取得することが可能となる。
【0020】
施術内容に応じた交換可能なレーザプローブであるレーザメス用プローブ11aまたはレーザ治療用プローブ11bを接続してレーザ装置本体1の電源を入れると直ちに、制御部5が各部と協同して装置のセルフチェックを行なう。このセルフチェックには、合波・シャッタ・光学ユニット4内のパワーモニタによる、シャッタを閉じた状態での治療用レーザ光源2の出力検査も含まれる。このセルフチェック合格後、その旨が表示・操作部6に表示による報知が行われ、操作が可能となる。
【0021】
この時、次にレーザメス用プローブ11aまたはレーザ治療用プローブ11bの先端チップ16を図1に点線で示すようにレーザ光モニタ部9に対向させ、レーザプローブからの実出力のキャリブレーションを行なう。このキャリブレーションは、先に読み取ったプローブ情報に基づいて実施される。例えば、レーザメス用プローブ11aであれば、表1に示したキャリブレーション情報例に従い、キャリブレーションが実施される。例えば集光プローブであれば、プローブ自体の定格は最大30Wであるが、本体の定格が15Wであるので、15Wで連続照射(以下、CW(コンテイニアスウエーブ)という)にてキャリブレーションが実施される。
【0022】
具体的には、表示・操作部6でキャリブレーションモードを選択すると、前記キャリブレーション条件が同表示・操作部6に表示され、これを確認した上でレーザ光モニタ部9に先端チップ16を図示点線で示すように挿入し、この挿入をレーザ光モニタ部9が検出した状態でフットスイッチ10をオンにすることで設定された条件でレーザ光が照射され、レーザ光モニタ部9がレーザプローブからの実出力を測定する。
【0023】
この時、このレーザプローブからの実出力とレーザプローブへの入力との比から、プローブ透過率が制御部5で算出され、これが判定条件(80%以上)であれば集光プローブの状態が良好であると判定し、レーザメスとしての使用が可能となる。この時、プローブ定格とレーザ装置1の定格から、照射条件は、最大出力15W・デューティー任意(CW含む)・連続照射時間は制限なしでの使用が可能となる。また、よく使用するレーザ照射条件は制御部5内の照射条件メモリ機能に記録しておくことができる。
【0024】
また、プローブがコンタクトプローブの場合、同様の操作でキャリブレーションが10W・CWで透過率50%を判定基準として実施される。また、照射条件は、最大出力10W・デューティー任意(CW含む)・連続照射時間3分以内での使用が可能となる。ここで、連続照射時間を3分以内に制限することで、コンタクトプローブ用の先端チップ16が過熱することを防止している。
【0025】
次に、レーザ治療用プローブ11bの場合について以下に説明する。これは慢性疼痛の緩解治療のため低出力レーザ治療器として本医療用レーザ装置を使用するためのプローブである。この場合はレーザ照射部位に熱変性を起こしてはならないため、誤ってレーザメスとして使用するような高エネルギーのレーザ光が照射されないように特に注意する必要がある。
【0026】
本例では、プローブ情報から、表示・操作部6にレーザ治療用プローブであることが表示され、またレーザ照射の動作がフットスイッチ10でなくハンドピース15に備えられているタッチセンサ17もしくは手元スイッチ18による操作に切り換わる。これらタッチセンサ17および手元スイッチ18の操作状況は、プラグ12のプローブ情報プラグ13、コネクタ7のプローブ情報コネクタ8を介して制御部5に伝えられ、逆にフットスイッチ10は無効になる。
【0027】
よって、キャリブレーションもフットスイッチ10でなく、タッチセンサ17をレーザ光モニタ9内の所定の位置に接触させることでタッチセンサをONにすることで実施する。キャリブレーション実施条件は1W・CWで透過率80%以上で判定される。また、このキャリブレーション後、照射条件は1W・CWもしくは10W・デューティー10%(平均出力1W相当)のいずれかから選択し、連続照射時間も5分に制限される。また、フットスイッチ10は無効になっているため、誤ってフットスイッチを踏まれてもレーザは照射されることはない。
【0028】
このように、キャリブレーションをした上で自動的にレーザ照射条件を限定設定すること、操作方法もフットスイッチからタッチセンサもしくは手元スイッチに切り替えること、これらを注意喚起すべく表示・操作部6に表示による報知をすることで、誤って高エネルギ光が照射されること無く安全に使用することができる。
【0029】
さらに、レーザプローブの切換(交換)えに伴う照射条件の設定について説明する。レーザ装置1のように多用途に用いる場合、使用するレーザプローブにより照射条件はかなり異なってくる。レーザ装置1では、制御部5内の照射条件メモリ機能を、そのプローブの種類ごとに別々に記憶することで、接続しているプローブに合った照射条件のみが表示・操作部6で表示・選択できるように構成している。
【0030】
また、レーザプローブに関する情報は各プローブに記録されているため、新たに新規プローブが開発された場合も、キャリブレーション条件や使用条件などを適切に自動設定することができる。また、最新の照射条件を自動記憶しておくことで、次回使用時に、前回の最終設定条件を自動的に再現することもできるように構成している。
【0031】
以上のように、本実施の形態によれば、レーザプローブを交換するたびに、プローブが備えている使用方法記憶手段であるプローブ情報プラグ13からプローブ情報を、プローブ情報プラグ13に相対向して接続される使用方法読み込み手段であるプローブ情報コネクタ8を介してレーザ装置1の使用条件管理手段である制御部5が認識し、プローブ毎に適した条件でキャリブレーション・照射条件設定・動作条件設定をすることで、使用方法が大きく異なる用途にも柔軟に対応でき、なおかつ誤設定・誤使用を防止し安全に使用することができるのである。
【0032】
なお、本実施の形態では、プローブ毎の実照射条件をプローブの種類ごとに制御部5内の照射条件メモリ機能に記憶したが、プローブ情報プラグ内にプローブの製造番号も含め、この製造番号ごとに照射条件を個別管理することで、さらに細かい照射条件管理が可能となる。また、これら照射条件はレーザ装置1の制御部5内に記憶したが、これをプローブ情報コネクタ8を介して、プローブ情報プラグ13内のプローブメモリに書き込むことで、プローブ側に記憶させることでも、同様の機能を実現できる。
【0033】
また、本実施例では、プローブ情報プラグ13内のプローブメモリに読み書き可能なメモリを使用しているが、機器の簡略化のため、接点のON/OFF情報など簡略なプローブ種類識別手段としての記憶手段でプローブの種類のみを記憶し、一方、レーザ装置1側のプローブ情報コネクタ8であるプローブ認識手段でプローブ種類識別手段からレーザプローブの種類を読み取り、さらに制御部5内に予めプローブの種類ごとのプローブ条件対照情報であるプローブ情報対照表(例えば表1に示す情報)を格納しておくことで、これらプローブ種類とプローブ条件対照情報に基づき使用条件管理手段がレーザ装置を動作させ、本実施例と同様の機能を実現できる。この場合、プローブの種類が新規に増えた場合は制御部5内のプローブ情報対照表を更新する必要があるが、このプローブ情報対照表を個別の不揮発メモリとすることで、サービス担当者が容易に書き換えできるようにすることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明は、使用するレーザプローブの使用方法記憶手段と、その読み込み手段と、読込んだ使用方法に基づきレーザ装置を動作させる使用条件管理手段により、大幅に異なる用途に対しても柔軟に対応でき、なおかつ誤設定・誤使用を防止し、安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における医療用レーザ装置で、レーザメス用プローブを含む構成図
【図2】同実施の形態1における医療用レーザ装置のレーザ治療用プローブのブロック図
【図3】従来の医療用レーザ装置の外観略図
【符号の説明】
1 レーザ装置
5 制御部(使用条件管理手段、プローブ条件対照情報)
8 プローブ情報コネクタ(使用方法読み込み手段またはプローブ認識手段)
11a レーザメス用プローブ(レーザプローブ)
11b レーザ治療用プローブ(レーザプローブ)
13 プローブ情報プラグ(使用方法記憶手段またはプローブ種類識別手段)
Claims (8)
- レーザ装置と、用途に応じて交換できるレーザプローブとを有し、前記レーザプローブを介して患部にレーザ光を照射するものにおいて、レーザプローブに設けられたプローブの使用方法記憶手段と、前記使用方法記憶手段からプローブ使用方法に関する情報を読み込む使用方法読込み手段と、前記使用方法読込み手段から読込んだ使用方法情報に基づきレーザ装置を動作させる使用条件管理手段とを備えたことを特徴とする医療用レーザ装置。
- 使用方法記憶手段に記録されている情報が、治療用途・照射条件・プローブキャリブレーション方法・動作方法に関する情報のうち少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項1記載の医療用レーザ装置。
- レーザ装置と、用途に応じて交換できるレーザプローブとを有し、前記レーザプローブを介して患部にレーザ光を照射するものにおいて、レーザプローブに設けられたプローブ種類識別手段と、前記プローブ種類識別手段からレーザプローブの種類を読み取るプローブ認識手段と、プローブ種類とプローブの使用方法の対応を予め記憶したプローブ条件対照情報と、これらプローブ種類とプローブ条件対照情報に基づきレーザ装置を動作させる使用条件管理手段とを備えたことを特徴とする医療用レーザ装置。
- プローブ種類と使用方法のプローブ条件対照情報に、治療用途・照射条件・プローブキャリブレーション方法・動作方法に関する情報のうち少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項3記載の医療用レーザ装置。
- 治療用途として、高出力レーザメスと低出力レーザ治療を含むことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の医療用レーザ装置。
- 前記使用条件管理手段は、以前の照射条件をプローブの種類ごとに個別に記憶・表示することを特徴とする請求項1または3記載の医療用レーザ装置。
- 使用条件管理手段は、以前の照射条件をプローブの個体別に記憶・表示することを特徴とする請求項1または3記載の医療用レーザ装置。
- プローブの使用方法記憶手段は、そのプローブでの以前の照射条件を記憶することを特徴とする請求項1記載の医療用レーザ装置。
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