JPH07303652A - 医療機器システム - Google Patents

医療機器システム

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JPH07303652A
JPH07303652A JP6100051A JP10005194A JPH07303652A JP H07303652 A JPH07303652 A JP H07303652A JP 6100051 A JP6100051 A JP 6100051A JP 10005194 A JP10005194 A JP 10005194A JP H07303652 A JPH07303652 A JP H07303652A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】制御機器あるいは通信系に異常が発生したと
き、制御機器に接続されている被制御機器の機能,性能
を劣化させることなく、被制御機器の動作の現況を維持
して手術続行可能な医療機器システムを提供すること。 【構成】内視鏡用カメラ装置1,光源装置8,高周波焼
灼装置17,気腹装置18は、システムコントローラ3
5に通信系によって各々1対1で接続され、シリアル通
信回線を介して集中制御されるようになっている。内視
鏡システムには、各装置の状態の表示を行う表示手段と
して、集中表示パネル36と集中制御パネル37の複数
の表示手段が設けられ、システムコントローラ35に接
続されている。そして、装置毎に設けたCPUと通信系
によってCPUの通信内容を互いに確認する通信回線確
認手段を構成している。なお、システムコントローラ3
5には制御機器の暴走状態を検出するWDT35bが設
けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の装置で構成され
る手術装置を集中制御する医療機器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の装置で構成される医療機器システ
ムとして、例えば内視鏡を備えた医療用内視鏡システム
が挙げられる。一般的な内視鏡システムでは、観察を行
うための内視鏡、内視鏡に接続されるカメラヘッド、カ
メラヘッドで撮像した画像信号を処理する内視鏡用カメ
ラ装置、被写体へ照明光を供給する光源装置、被写体画
像を表示するモニタなどが備えられている。この内視鏡
システムでは、被検部位へ内視鏡挿入部を挿入し、光源
装置からの照明光を被写体へ照射して被写体の光学像を
得て、この内視鏡で得た光学像をカメラヘッドで撮像
し、被写体像の画像信号を内視鏡用カメラ装置で信号処
理してモニタに内視鏡でとらえた被写体画像を映し出す
ことにより、体腔内等の観察、検査が行われるようにな
っている。
【0003】近年、内視鏡を用いた外科手術なども行わ
れており、この内視鏡外科手術では、前述の装置に加え
て、腹腔内を膨張させるために用いる気腹装置とか、手
技を行うための処置装置である生体組織を切除する高周
波焼灼装置などが手術機器として用いられ、内視鏡で被
処置部位を観察しながら各種処置がなされるようになっ
ている。
【0004】内視鏡システムを用いた内視鏡外科手術で
は、前述のような複数の装置を同時に使用して各種処置
などが行われるが、従来のシステムでは各装置を別個に
操作、制御する構成となっていたため、操作が極めて煩
雑となっていた。
【0005】例えば、特開平3―285493号公報に
は、状態監視装置に複数の装置の端末を接続して、それ
ぞれの機器の状態が表示されるシステムが示されてい
た。
【0006】また、特開平3―53636号公報には、
マスタと複数のスレーブを通信インターフェイスにより
接続して、異常を検出した場合に異なったレベルの信号
をスレーブに伝送して異常を告知するようにしたシステ
ムが示されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3―285493号公報に示されシステムでは、こ
の状態監視装置が暴走状態あるいは通信不能になった場
合、この状態監視装置に接続されている装置に通信回線
の不通状態を検出する機能が設けられていなかったの
で、システム全体が機能しなくなるという不具合があっ
た。
【0008】また、特開平3―53636号公報に示さ
れたシステムでは、異常時に発振される信号レベルが通
常の信号レベルと異なっているため、異常時には異常時
の信号レベルの信号を伝送しなければならないので、通
常仕様のインターフェイスを使用することができず、コ
ストアップとなっていた。更に、通常仕様のインターフ
ェイスを使用して異常信号を伝送するためには通信コマ
ンドを用いる必要があり、この場合、通信のシーケンス
が進まないと、異常を知らせるコマンドか否かを判別す
ることができず、異常に対する処理が遅れてしまうとい
う問題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、制御機器あるいは通信回線に異常が発生したと
き、制御機器に接続されている被制御機器の機能,性能
を劣化させることなく、被制御機器の動作の現況を維持
し、手術続行可能な医療機器システムを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の医療機器システ
ムは、操作パネルを有する複数の被制御機器と、前記複
数の被制御機器を制御する制御機器と、被制御機器の動
作状態の表示を行う表示手段と、前記制御機器及び前記
複数の被制御機器を通信回線で結び、この通信回線で結
ばれた被制御機器を制御する表示装置に2次元的に配設
されたタッチパネルを組み込んだ制御手段とで構成され
る医療機器システムであって、前記制御機器の暴走状態
を検出する制御機器暴走検出手段と、前記制御機器及び
前記複数の被制御機器を結ぶ通信回線の通信状態を検出
し、異常を検知したときには通信回線を遮断する通信回
線確認手段と、前記表示手段に表示される被制御機器の
動作状態の表示を消去する表示切断手段と、前記制御手
段に制御される被制御機器の制御領域の表示を消去する
制御表示切断手段とを具備している。
【0011】
【作用】この構成によれば、制御機器暴走検出手段、あ
るいは、通信回線確認手段の少なくともどちらか一方で
制御機器あるいは通信回線の異常が検知される。
【0012】また、万一、制御機器あるいは通信回線の
異常が検知されたときには、表示手段及び制御手段の表
示を消去して異常を知らしめる一方、通信回線を遮断し
て被制御機器の動作の現況を維持して手術続行可能な状
態で医療機器システムを動作する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図8は本発明の第1実施例に係り、図
1は医療用内視鏡システムにおける内視鏡を含む観察装
置の構成を示す説明図、図2は医療用内視鏡システムを
用いて内視鏡的手術を行う場合の装置構成及び使用状態
を示す説明図、図3は医療用内視鏡システムの全体構成
を示すブロック図、図4は各装置の操作パネルを示す説
明図、図5は第1の表示手段となる集中表示パネルの表
示画面構成を示す説明図、図6は第2の表示手段となる
集中制御パネルの表示画面構成を示す説明図、図7は集
中制御パネルにおける高周波焼灼装置用操作画面を示す
説明図、図8はシステム異常時の異常表示を示す説明図
である。
【0014】本実施例では、複数の装置からなる医療機
器システムとして、内視鏡を備えた医療用内視鏡システ
ムを例にとり、内視鏡外科手術で用いられる装置の構成
及び動作を説明する。
【0015】図1に示すように医療用内視鏡システムに
おける内視鏡用カメラ装置1は、先端に固体撮像素子2
を備えたカメラヘッド3をカメラコネクタ4に挿抜自在
に脱着でき、カメラヘッド3で得られた被写体像の電気
信号を処理してビデオ信号を生成するようになってい
る。カメラヘッド3は、カメラアダプタ5を介して内視
鏡6と光学的に結合され、内視鏡6で得られた被写体像
を固体撮像素子2で光電変換するようになっている。
【0016】内視鏡6の後端部に位置する接眼部にはカ
メラアダプタ5を介してカメラヘッド3が装着される。
一方、後端部側方より延出するライトガイド7は、照明
光を供給する光源装置8にライトガイドコネクタ9によ
って着脱自在に接続され、光源装置8のランプ10で発
生した照明光をライトガイド7端面に入射させ、ライト
ガイド7を通して内視鏡6の先端部より出射する。この
照明光は、被写体に反射し、内視鏡6において被写体像
が結像し、この被写体像をカメラヘッド3で撮像した電
気信号を内視鏡用カメラ装置1へ伝送している。
【0017】内視鏡用カメラ装置1には、固体撮像素子
2から出力された電気信号をビデオ信号に変換するビデ
オ信号処理回路11と、固体撮像素子2の出力信号レベ
ルを基に光源装置8の照明光量を調整するライトコント
ロール信号を生成する自動調光回路12とが設けられ、
ビデオ信号をモニタ14に送出して被写体画像をモニタ
表示すると共に、ライトコントロール信号を光源装置8
の露出コントローラ15に送出し、絞り16を制御し、
光源装置8より出射される照明光量を調整している。
【0018】すなわち、この内視鏡システムでは、光源
装置8からの照明光を被写体に向けて照射すると、被写
体で反射した反射光が内視鏡6,カメラアダプタ5を通
ってカメラヘッド3先端の固体撮像素子2に結像する。
この固体撮像素子2に結像した被写体像の電気信号をカ
メラヘッド3より伝送ケーブルを介して内視鏡用カメラ
装置1内へ伝送し、ビデオ信号処理回路11でビデオ信
号に信号変換され、モニタ14へ送出されてモニタ14
上に被写体画像が映し出される。一方、固体撮像素子2
から出力される電気信号は、自動調光回路12にも入力
され、この信号レベルを基に照明光量を適切にするべく
光源装置8の露出コントローラ15にライトコントロー
ル信号が送られ、これにより絞り16が開閉して照明光
量が調整される。
【0019】なお、内視鏡用カメラ装置1の前面には装
置の動作状態の表示部や操作スイッチ等を有する操作パ
ネル1aが設けられ、この操作パネル1aよりビデオ信
号処理回路11及び自動調光回路12の動作設定などの
操作指示を行うことも可能になっている。
【0020】図2に示すように図1で示した内視鏡用カ
メラ装置1及び光源装置8に加えて、内視鏡外科手術で
用いられる手術機器である高周波焼灼装置17、気腹装
置18を用いて医療機器システム100を構築して、内
視鏡的手術を行っている。
【0021】人体の腹部には手術器具を腹腔内に導くた
めのガイド管(以下、トラカールと記載する)19,2
0が差し込まれ、一方のトラカール20には、気腹チュ
ーブ21の一端が着脱自在に取り付けられると共に、ト
ラカール20の挿通孔22には高周波処置具23が挿通
されている。また、他方のトラカール19にはカメラア
ダプタ5を介してカメラヘッドを装着した内視鏡6が挿
通されている。
【0022】気腹チューブ21の他端は、気腹装置18
に接続されている。この気腹装置18にはガスチューブ
24を介して二酸化炭素等のガスボンベ25が接続され
ており、ガスボンベ25から送られる二酸化炭素ガスは
バルブユニット26を介して前記トラカール20から腹
腔27内に供給される。このとき、二酸化炭素ガスの供
給量は、バルブユニット26によって制御され、二酸化
炭素ガスを腹腔内へ送り込むことにより、腹腔が膨ら
み、腹腔内の手術のための作業空間が広がり、内視鏡6
の視野が広く確保される。
【0023】高周波処置具23は、アクティブコード2
8を介して高周波焼灼装置17のアクティブ電極29と
電気的に接続されている。また、高周波焼灼装置17の
患者電極(P電極)30には、人体の皮膚に密着するよ
うに柔軟性のあるシート状に形成した患者プレート(P
プレート)31が接続されている。この高周波焼灼装置
17のアクティブ電極29及びP電極30は、装置内部
に設けられた高周波電力を発生するHF出力アンプ32
に接続されている。
【0024】HF出力アンプ32から出力される高周波
電流は、図に示すようにアクティブコード28,高周波
処置具23を流れ、高周波処置具23の先端から人体を
通り、Pプレート31を介してHF出力アンプ32に帰
還する。このとき、高周波処置具23の人体への接触面
積が小さいため、高周波電流の電流密度は極めて高くな
り、高周波処置具23の接触部の細胞組織は高周波エネ
ルギーにより蒸発する。このように細胞組織が次々と蒸
発することにより、高周波処置具23の接触部の組織が
切除されていく。一方、Pプレート側の接触面積は広く
とってあるので、電流密度が小さく、細胞組織に変化は
現れない。
【0025】本実施例では、複数の装置を同時に使用す
る内視鏡システムであるため、手術を行う執刀医、看護
婦がそれぞれに適した操作環境が得られるように、図3
に示すように構成した複数の装置を集中的に操作及び制
御できるようにしている。
【0026】前記内視鏡用カメラ装置1,光源装置8,
高周波焼灼装置17,気腹装置18は、各装置に設けら
れているシリアルインターフェース33a,33b,3
3c,33d,33e,33f,33gにシリアル通信
回線38a,38b,38c,38d,38e,38f
を各々1対1に接続して、システム全体の制御を行うシ
ステムコントローラ35によって集中制御されるように
なっている。
【0027】内視鏡システムには、各装置の状態の表示
を行う表示手段として、集中表示パネル36と集中制御
パネル37の複数の表示手段とを設けており、システム
コントローラ35に接続されている。集中表示パネル3
6には液晶ディスプレイなどからなる表示部36aが設
けられ各装置の状態が表示されるようになっている。集
中制御パネル37には液晶ディスプレイなどからなる表
示部37aと、この表示部37aの上に一体的に設けた
タッチセンサなどで構成されたタッチパネル37bとが
設けられており、各装置の状態が表示されると共に、機
能操作スイッチ等が表示部37aに表示され、スイッチ
電極が2次元的に配置されたタッチセンサの所定の領域
に触れることにより機能操作スイッチが入力されて操作
指示が行えるようになっている。
【0028】また、装置毎に設けたCPU1c,8c,
17c,18c,35c,36c,37cがシリアルイ
ンターフェース33a,33b,33c,33d,33
e,33f,33gに1対1で接続されているシリアル
通信回線38a,38b,38c,38d,38e,3
8fによって、CPUの通信内容を互いに確認する通信
回線確認手段を構成している。
【0029】さらに、システムコントローラ35には暴
走状態を検出する制御機器暴走検出手段としてWDT3
5bが設けてある。
【0030】なお、集中表示パネル36は、表示部のみ
を設けて該パネルにおいて表示のみを行うようにしても
良い。システムコントローラ35は、集中表示パネル3
6,集中制御パネル37のそれぞれにおいて目的の機器
の状態を表示し、また目的の操作が行えるように、各装
置の操作パネル1a,8a,17a,18aの表示画面
の制御を行える。
【0031】また、前記集中表示パネル36は、手術を
行う執刀医が手術中に必要な情報をひとまとめで見るこ
とができるようにするのが主目的であり、集中制御パネ
ル37は、手術の間、執刀医の指示に従って機器の操作
や鉗子類の受け渡しを担当する看護婦などが機器の操作
を行なうことが主目的となっている。
【0032】図4を参照して各装置の操作パネル1a,
8a,17a,18aについて説明する。
【0033】内視鏡用カメラ装置1の操作パネル1aに
は、ホワイトバランス41、測光モード42、AGC4
3、輪郭強調44、カラーバー45、赤色調調整46、
青色調調整47の各操作スイッチが設けられている。
【0034】光源装置8の操作パネル8aには、光量調
整のスイッチ49と、ランプの照明モードの識別LED
50、ランプ切れ警告LED51が設けられている。
【0035】高周波焼灼装置17の操作パネル17aに
は、組織を切るための CUTモードにおける出力レベル設
定54及び出力波形切換55のスイッチ並びに、 CUTモ
ードの設定出力を表示する7セグメント表示器53と、
組織を凝固させるための COAGULATIONモードにおける出
力レベル設定57及び出力波形切換58のスイッチ並び
に、 COAGULATIONモードの設定出力を表示する7セグメ
ント表示器56と、装置のPプレートの異常警告LED
59、装置の出力レベル異常警告LED60、装置の異
常連続出力警告LED61が設けられている。
【0036】気腹装置18の操作パネル18aには、気
腹圧力設定63のスイッチ及び気腹圧力表示用の7セグ
メント表示器64と、二酸化炭素ガス流量設定65のス
イッチ及び二酸化炭素ガス流量表示用の7セグメント表
示器66と、二酸化炭素ガス消費量のカウンタリセット
スイッチ67と、二酸化炭素ガス消費量表示用7セグメ
ント表示器68と、過気腹警告LED69、気腹チュー
ブ詰まり警告LED70が設けられている。
【0037】本実施例の内視鏡システムにおいて、内視
鏡的手術を行う際には、システムコントローラ35の制
御により、集中表示パネル36に図5に示すような表示
画面71が、集中制御パネル37には図6に示すような
表示画面72がそれぞれ表示され、各表示部36a,3
7aにおいて目的の装置の状態表示を視認できると共
に、目的の操作が行えるようになっている。
【0038】システムコントローラ35は、接続された
各装置の設定値や装置からの状態信号を基に各パネルに
目的の内容の状態表示を行う。また、各操作パネル1
a,8a,17a,18aにおける操作指示を受けて、
システムコントローラ35は目的の装置に制御信号を送
り、各装置の動作を制御する。
【0039】集中表示パネル36の表示画面71は、手
術を進める上で執刀医が主に監視していたい内容の情報
だけがシステムの中から抽出され、該当する装置の情報
が表示される。本実施例においては、左側に上から気腹
装置(Insufflation)18の二酸化炭素ガス流量の実測
値、気腹圧の設定値、気腹圧の実測値が表示され、右上
側に高周波焼灼装置(Electric Surg.)17の CUTモー
ドの出力設定値及び出力波形と、 COAGULATIONモードの
出力設定値及び出力波形が表示され、その下にVTR3
8の録画動作状態が表示されている。
【0040】同様に、集中制御パネル37の表示画面7
2は、手術中に看護婦が目的の装置の操作を行えるよう
にシステムの中から目的の情報及び装置機能が抽出さ
れ、該当する装置の状態表示及び機能操作スイッチが表
示される。本実施例においては、上半分の状態表示領域
74には集中表示パネル36と同様の内容が表示され、
下半分の操作スイッチ領域75には操作を目的としたス
イッチを示す機能操作スイッチの表示が並んで表示され
ている。機能操作スイッチとしては、二酸化炭素ガス流
出のオンオフ、気腹圧力設定、 CUTモードにおける出力
レベル設定、 COAGULATIONモードにおける出力レベル設
定、VTRの操作の各スイッチが表示され、該当する表
示の部分を押すと対応する操作指示が装置になされる。
【0041】また、画面下端部には、各装置を細かく操
作するための階層画面で構成された操作画面を呼び出す
タグスイッチ表示部76が設けられ、所望のタグスイッ
チを押すことにより、該当する装置の操作画面に切り替
わるようになっている。例えば、図6のタグスイッチ表
示の中の“El.Surg.”を選択すると、図7に示す高周波
焼灼装置用操作画面77の表示に切り替わる。
【0042】ここで、システム内で異常を検知したとき
の医療機器システム100の作用について説明する。
【0043】手術中に、光源のランプ切れなどのような
異常が発生した場合には、集中制御パネル37の表示画
面72の画面上端部の空き領域に設けた異常内容表示エ
リア73に異常内容を表示して、光源装置に備えられて
いる補助ランプに切換えて手術を続行するようになって
いる。
【0044】一方、システムコントローラ35と装置と
を接続する通信回線例えば、システムコントローラ35
と内視鏡カメラ装置1とを接続する通信回線38dが断
線するなどの異常時には、まず、システムコントローラ
35のCPU35cと内視鏡カメラ装置1のCPU1c
とを接続するシリアル通信回線38dとで構成されてい
る通信回線確認手段によって、システムコントローラ3
5と内視鏡カメラ装置1とを接続する通信回線38dの
異常が検知され、速やかに通信回線を遮断すると共に、
集中表示パネル36に表示されている内視鏡カメラ装置
1の表示内容を表示切断手段で消去して担当医に異常を
視覚的に知らしめる。それと同時に、図8に示すよう
に、集中制御パネル37に設けた制御表示切断手段によ
って操作スイッチ領域75の表示内容を消去して、この
操作スイッチ領域75に異常情報78を表示して異常を
視覚的に知らしめる。このとき、通信回線確認手段によ
って内視鏡カメラ装置1のCPU側1cでもシステムコ
ントローラ35との通信が不通であることを検出してい
るので、通信回線を遮断して、システムコントローラ3
5に制御されることなく内視鏡カメラ装置1に備えられ
ている制御パネル1aによって独自に動作するように切
換えて、システムとして手術が続行できるようにする。
なお、システムコントローラ35と内視鏡カメラ装置1
以外の他の被制御機器との通信回線に異常が生じた場合
でも同様の動作を行うようになっている。
【0045】また、システムコントローラ35が暴走し
てしまった場合には、システムコントローラ35に備え
つけられているWDT35bによって暴走状態であるこ
とを検知し、自己リセット処理を行って再起動させる。
再起動中は、スイッチ13a,13bをオフ状態として
集中表示パネル36及び集中制御パネル37の表示を消
去してシステムとして作動していないことを視覚的に知
らしめる一方、通信回線確認手段でシステムコントロー
ラ35との通信が正常になされていないことを検知した
各被制御装置である内視鏡カメラ装置1,光源装置8,
高周波焼灼装置17及び気腹装置18ではシステムコン
トローラ35との通信を遮断して各機器に備えられてい
る制御パネル1a,8a,17a,18aによって独自
に動作するように切換えて手術を続行できるようにす
る。
【0046】このように、医療機器システムの通信回
線、あるいは、通信回線を介して制御可能な制御機器に
異常が発生した場合でも、制御機器のCPUと各被制御
機器のCPUとを接続している通信回線とで構成されて
いる通信回線確認手段によって、常に通信回線の異常の
有無を検出すると共に、万一、異常を検知した場合には
制御機器と異常機器とを接続する通信回線を遮断して異
常機器から出力されるノイズによって正常な機器が異常
動作を起こさないように制御すると共に、異常機器が通
信回線を介して動作しないように切換えて手術を中止す
ることなく速やかに続行する。
【0047】また、集中表示装置及び集中制御装置の表
示部に表示されている異常機器の表示を消去することに
よって、手術担当者に視覚的に異常を知らしめることが
できる。
【0048】図9ないし図12は本発明の第2実施例に
係り、図9は通常通信時を示す図、図10は異常通信時
を示す図、図11は通信内容に異常が判断された場合の
フローチャート、図12は異常通信要求コマンドが受信
された場合のフローチャートである。
【0049】本実施例においては異常発生時の異常通信
を最優先とするようにシステムを構成している。なお、
医療機器システムの構成は前記第1実施例の図3に示し
た装置構成と同様であるので説明を省略する。
【0050】本システムの通信回線の作用について説明
する。本システムにおいて通常時の通信の開始は、図9
に示すように各被制御機器1,8,17,18,36,
37からシステムコントローラ35に対して通信要求コ
マンドが送信され、この通信要求コマンドに対してシス
テムコントローラ35が各被制御機器1,8,17,1
8,36,37に受信の準備ができていることを知らせ
る伝送制御符号(ACK)を送信して順次行われてい
く。
【0051】これに対して異常時の通信に関しては、ま
ず図10に示すように通信要求コマンドをシステムコン
トローラ35に送信するように、異常通信要求コマンド
をシステムコントローラ35に送信する。この異常通信
要求コマンドがシステムコントローラ35で受信される
と、システムコントローラ35では他の通信中あるいは
処理中のどの信号よりも優先して、まず、異常通信要求
コマンドが処理される。
【0052】つまり、図11に示すようにシステムコン
トローラ35でステップS1に示すように通信内容に異
常があると判断された場合には、ステップS2,ステッ
プS3,ステップS4に示すように他の通信処理を中断
して、通信のやり直し(リトライ処理)を行う一方、集
中表示手段及び集中制御手段にシステムの異常を表示す
る。なお、異常通信に関してのリトライ処理は、通常の
リトライ処理に比べ回数を増やして異常通信に対する確
実性を高めている。
【0053】また、図12に示すようにステップS5に
示すようにシステムコントローラ35に異常通信要求コ
マンドが受信された際には、瞬時にステップS6,ステ
ップS7,ステップS8,ステップS9に移行して他の
装置との通信及び処理を中断させ、異常通信要求コマン
ドが出力された装置とのリトライ処理だけを行い、異常
に対する制御例えば、通信回線の遮断及び異常内容の表
示を行い、手術を中止することなく続行する。
【0054】このように、他のどのような信号処理より
まず優先して行う異常通信要求コマンドを設けたことに
より、通信シーケンスがデータ受信まで進む以前に異常
通信要求コマンドに対する処理を行うことができるの
で、他の通信処理が成立するまでの信号処理待ちなどの
応答の遅れを無くして、次の対応を速やかに行って、手
術を中断させることなく、速やかに手術を行なうことが
できる。
【0055】また、異常通信に関してのリトライ処理を
通常のリトライ処理に比べ回数を増やしたので、通常の
通信のレスポンスを損なうことなく、通信不良を少なく
して異常通信を確実に処理することが可能となる。
【0056】[付記] 1.操作パネルを有する複数の被制御機器と、前記複数
の被制御機器を制御する制御機器と、前記被制御機器の
動作状態の表示を行う表示手段と、前記制御機器及び前
記複数の被制御機器を通信回線で結び、この通信回線で
結ばれた被制御機器を制御する表示装置に2次元的に配
設されたタッチパネルを組み込んだ制御手段とで構成さ
れる医療機器システムにおいて、前記制御機器の暴走状
態を検出する制御機器暴走検出手段と、前記制御機器及
び前記複数の被制御機器を結ぶ通信回線の通信状態を検
出し、異常を検知したときには通信回線を遮断する通信
回線確認手段と、前記表示手段に表示される被制御機器
の動作状態の表示を消去する表示切断手段と、前記制御
手段に制御される被制御機器の制御領域の表示を消去す
る制御表示切断手段とを具備する医療機器システム。
【0057】2.前記通信回線確認手段で通信回線の異
常を検出したとき、異常である装置と制御機器との間を
接続する通信回線を遮断する付記1記載の医療機器シス
テム。
【0058】3.前記通信回線確認手段で通信回線の異
常を検出したとき、表示手段及び制御手段の表示パネル
に異常表示を行う付記1記載の医療機器システム。
【0059】4.前記通信回線確認手段で制御機器の暴
走状態を検出したとき、制御機器と被制御機器とを接続
する通信回線を遮断する付記1記載の医療機器システ
ム。
【0060】5.前記制御機器の暴走状態を検出したと
き、制御機器に設けた制御機器暴走検出手段によって、
制御機器の自己リセット処理を行う付記1記載の医療機
器システム。
【0061】6.前記通信回線確認手段で通信回線の異
常を検出したとき出力される検出信号によって、前記表
示手段及び制御手段に表示されている表示を表示切断手
段及び制御表示切断手段によって消去する付記1記載の
医療機器システム。
【0062】7.操作パネルを有する複数の被制御機器
と、前記複数の被制御機器を制御する制御機器と、前記
被制御機器の動作状態の表示を行う表示手段と、前記制
御機器及び前記複数の被制御機器を通信回線で結び、こ
の通信回線で結ばれた被制御機器を制御する表示装置に
2次元的に配設されたタッチパネルを組み込んだ制御手
段とで構成される医療機器システムにおいて、各被制御
機器の異常時にCPUから制御機器のCPUに送信され
る異常通信要求コマンドが他の信号よりも優先的に処理
される医療機器システム。
【0063】8.前記異常通信要求コマンドで通信内容
に異常があることを検出したとき、表示手段及び制御手
段の表示部に異常を示す表示を行う付記7記載の医療機
器システム。
【0064】9.前記異常通信要求コマンドで通信内容
に異常があることを検出したとき、該当被制御機器以外
の通信処理を中断し、表示手段の表示部に異常を示す表
示を行う付記7記載の医療機器システム。
【0065】10.前記異常通信要求コマンドで通信内
容に異常があることを検出したとき、現在の制御表示を
中断し、制御手段に異常を示す表示を行う付記7記載の
医療機器システム。
【0066】11.前記異常通信要求コマンドで通信内
容に異常があることを検出したとき、該当制御機器以外
の通信処理を中断し、制御手段に異常を示す表示を行う
付記7記載の医療機器システム。
【0067】12.異常通信要求コマンドを受信したと
き、異常信号に関する受信処理のリトライ処理回数を、
通常信号の受信処理の処理回数よりも多く行う付記7記
載の医療機器システム。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御機器あるいは通信回線に異常が発生したとき、制御機
器に接続されている被制御機器の機能,性能を劣化させ
ることなく、被制御機器の動作の現況を維持して手術続
行可能な医療機器システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図8は本発明の第1実施例に係り、
図1は医療用内視鏡システムにおける内視鏡を含む観察
装置の構成を示す説明図
【図2】医療用内視鏡システムを用いて内視鏡的手術を
行う場合の装置構成及び使用状態を示す説明図
【図3】医療用内視鏡システムの全体構成を示すブロッ
ク図
【図4】各装置の操作パネルを示す説明図
【図5】第1の表示手段となる集中表示パネルの表示画
面構成を示す説明図
【図6】第2の表示手段となる集中制御パネルの表示画
面構成を示す説明図
【図7】集中制御パネルにおける高周波焼灼装置用操作
画面を示す説明図
【図8】システム異常時の異常表示を示す説明図
【図9】図9ないし図12は本発明の第2実施例に係
り、図9は通常通信時を示す図
【図10】異常通信時を示す図
【図11】通信内容に異常が判断された場合のフローチ
ャート
【図12】異常通信要求コマンドが受信された場合のフ
ローチャート
【符号の説明】
1…内視鏡用カメラ装置 1c…CPU(通信回線確認手段) 8…光源装置 8c…CPU(通信回線確認手段) 17…高周波焼灼装置 17c…CPU(通信回線確認手段) 18…気腹装置 18c…CPU(通信回線確認手段) 33a,33b,33c,33d,33e,33f,3
3g…シリアルインターフェイス(通信回線確認手段) 35…制御機器 35b…WDT(制御機器暴走検出手段) 35c…CPU(通信回線確認手段) 36…集中表示パネル 36c…CPU(通信回線確認手段) 37…集中制御パネル 37c…CPU(通信回線確認手段) 38a,38b,38c,38d,38e,38f…シ
リアル通信回線(通信回線確認手段) 100…医療機器システム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作パネルを有する複数の被制御機器と、 前記複数の被制御機器を制御する制御機器と、 前記被制御機器の動作状態の表示を行う表示手段と、 前記制御機器及び前記複数の被制御機器を通信回線で結
    び、この通信回線で結ばれた被制御機器を制御する表示
    装置に2次元的に配設されたタッチパネルを組み込んだ
    制御手段とで構成される医療機器システムにおいて、 前記制御機器の暴走状態を検出する制御機器暴走検出手
    段と、 前記制御機器及び前記複数の被制御機器を結ぶ通信回線
    の通信状態を検出し、異常を検知したときには通信回線
    を遮断する通信回線確認手段と、 前記表示手段に表示される被制御機器の動作状態の表示
    を消去する表示切断手段と、 前記制御手段に制御される被制御機器の制御領域の表示
    を消去する制御表示切断手段とを具備することを特徴と
    する医療機器システム。
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