JPH11299729A - システム制御装置 - Google Patents

システム制御装置

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JPH11299729A
JPH11299729A JP10814798A JP10814798A JPH11299729A JP H11299729 A JPH11299729 A JP H11299729A JP 10814798 A JP10814798 A JP 10814798A JP 10814798 A JP10814798 A JP 10814798A JP H11299729 A JPH11299729 A JP H11299729A
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JP
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endoscope
screen
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Application number
JP10814798A
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English (en)
Inventor
Takashi Ozaki
孝史 尾崎
Yukiko Furukawa
由希子 古川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初めて使用する場合から自動設定の値を登録
することなしに被制御装置の設定を適切な状態にするこ
とができ、使用回数を重ねることにより被制御装置をよ
り最適な状態に自動設定する。 【解決手段】 システムコントローラ46には、電子カ
ルテを扱う医局システム61とデータの交換を行う通信
ケーブル62を接続するインターフェース63、または
記録媒体64を接続するインターフェース65が設けら
れ、電子カルテの情報は制御装置66により必要な情報
を判別され記録装置67に保存される。制御装置66
は、被制御装置の自動設定値を算出する自動設定値算出
部と、被制御装置が自動設定可能か否かを判別する装置
判断部と、自動設定可能な状態にない場合を告知する状
態告知部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の被制御装置装
置を制御するシステム制御装置、更に詳しくは複数の被
制御装置装置の自動設定部分に特徴のあるシステム制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な内視鏡システムでは、観察を行
うための内視鏡、内視鏡に接続されるカメラヘッド、カ
メラヘッドで撮影した画像信号を処理する内視鏡カメラ
装置、被写体へ照明光を供給する光源装置、被写体画像
を表示するモニタ、腹腔内を膨張させるために用いる気
腹装置、手技を行うための処理装置であり生体組織を切
除あるいは凝固する高周波焼灼装置(以下、電気メス)
などを備えており、被検部位へ内視鏡を挿入し、光源装
置からの照明光を被写体へ照射して内視鏡で被写体の光
学像を得て、カメラヘッドで撮影した被写体像の画像信
号を内視鏡カメラ装置で信号処理してモニタに映し出し
た被処置部位を観察しながら各種処置が行われるように
なっている。
【0003】従来、これらの各装置は同時に使用され、
各装置が個々に操作、制御されて煩雑となっている。
【0004】このため、特開平7−303654号公報
において開示されているように、複数の被制御装置を備
えたシステムにおいて、複数の装置を容易に操作、制御
し、システムの操作性を向上させるために、被制御装置
の機能を表示する手段と、被制御装置を操作する手段を
設けたシステム制御装置が使用されている。
【0005】また、特開平9−319409号公報にお
いて開示されているシステムにおいては、立ち上げ時の
各被制御装置の設定を簡潔に行うため、予め使用者が各
装置の設定値を一括して入力/登録し、立ち上げ時に登
録されたデータを呼び出して自動的に各装置を設定する
自動設定機能が設けられている。
【0006】この自動設定機能では、登録名称とともに
各被制御装置の設定値を複数登録できるようになってお
り、また複数の使用者がシステムを共用する場合には、
登録名称によって区別して各自が登録した自動設定値を
使用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動設
定値として使用する値は、初めて使用する場合は予め使
用者が術前に設定を登録する必要があり、また術中に使
用者が設定値の変更を行っても、その結果が登録値に対
して自動的に次回以降のオペに反映されることはないと
いう問題がある。
【0008】これを解決するために、設定値が変更され
たら登録値を更新するような手段を用いた場合、症例毎
に設定値を変更されることになり、頻繁に使用するオペ
等での設定値が変更されるので、自動設定する機能とし
ては不親切かつ不便な機能となってしまう。
【0009】また、自動設定の際、必要な被制御装置が
自動設定可能な状態にない場合(電源オフ状態や未接続
状態等の制御不能状態)、それらの装置の自動設定は行
われず、その後自動設定可能な状態になった時にでも電
気メスや気復器等は安全のため自動設定が行われないよ
うになっている。それらの被制御装置に対して自動設定
を行いたい場合は、被制御装置を自動設定可能な状態に
してから再度自動設定を実行し直さなければならない問
題がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、初めて使用する場合から自動設定の値を登録す
ることなしに被制御装置の設定を適切な状態にすること
ができ、使用回数を重ねることにより被制御装置をより
最適な状態に自動設定することのできるシステム制御装
置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のシステム制御装
置は、複数の被制御装置との双方向通信を行うための第
1の通信手段と、前記複数の被制御装置を遠隔操作する
ための操作手段と、前記複数の被制御装置の設定値を自
動設定するための自動設定手段と、患者情報を電子デー
タとして扱うシステムと双方向に情報交換を行うための
第2の通信手段とを具備したシステム制御装置におい
て、前記電子データに対する前記設定値の補正値を算出
し、前記補正値を前記設定値に付加して前記複数の被制
御装置の自動設定値を算出する自動設定値算出手段を備
えて構成される。
【0012】本発明のシステム制御装置では、前記自動
設定値算出手段が前記電子データに対する前記設定値の
前記補正値を算出し、前記補正値を前記設定値に付加し
て前記複数の被制御装置の自動設定値を算出すること
で、初めて使用する場合から自動設定の値を登録するこ
となしに被制御装置の設定を適切な状態にすることがで
き、使用回数を重ねることにより被制御装置をより最適
な状態に自動設定することを可能とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0014】第1の実施の形態:図1ないし図12は本
発明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡観察装
置の構成を示す構成図、図2は図1の内視鏡観察装置を
用いて内視鏡的手術を行う場合の装置構成及び使用状態
を示す構成図、図3は図1の内視鏡観察装置を備えた医
療用内視鏡システムの全体構成を示す構成図、図4は図
3のシステムコントローラの構成を示す構成図、図5は
図4のシステムコントローラの制御装置の機能を示す機
能ブロック図、図6は図3の集中操作パネルに表示され
るメイン画面を示す図、図7は図6のメイン画面で「気
腹器」スイッチを選択した際に表示される気腹装置操作
画面を示す図、図8は図6のメイン画面で「自動設定」
スイッチを選択した際に表示される自動設定画面を示す
図、図9は必要な被制御装置が自動設定可能な状態にな
い(制御不能状態)場合の図8の自動設定画面を示す
図、図10は図4のシステムコントローラによる前被制
御装置の自動設定処理の流れを示すフローチャート、図
11は図10のデフォルト値決定処理の流れを示すフロ
ーチャート、図12は図10の自動設定値決定処理の流
れを示すフローチャートである。
【0015】(構成)図1は医療用内視鏡システムにお
ける内視鏡を含む内視鏡観察装置の構成例を示したもの
である。内視鏡用カメラ装置1aは、先端に固体撮像素
子2を備えたカメラヘッド3をカメラコネクタ4に挿抜
自在に脱着でき、前記カメラヘッド3で得られた被写体
像の電気信号を処理してビデオ信号を生成するようにな
っている。
【0016】前記カメラヘッド3は、カメラアダプタ5
を介して内視鏡6aと光学的に結合され、この内視鏡6
aで得られた被写体像を前記固体撮像素子2で光電変換
するようになっている。
【0017】前記内視鏡6aには、内視鏡後端部の接眼
部6cにカメラアダプタ5を介してカメラヘッド3が装
着される一方、この後端部の側方よりライトガイド7が
延出し、このライトガイド7が照明光を供給する光源装
置8aのライトガイドコネクタ9に着脱自在に接続され
ている。
【0018】前記光源装置8aのランプ10で発生した
照明光は、前記ライトガイド7端面に入射され、このラ
イトガイド7を通して内視鏡6aの先端部より被写体に
向かって出射される。この照明光は、被写体で反射し、
内視鏡6aにおいて被写体の像が結像され、この被写体
像をカメラヘッド3で撮像し、電気信号に変換されて内
視鏡用カメラ装置1aへ送られる。
【0019】前記内視鏡用カメラ装置1aには、固体撮
像素子2から出力された電気信号をビデオ信号に変換す
るビデオ信号処理回路11と、固体撮像素子2の出力信
号レベルを基に光源装置8aの照明光量を調整するライ
トコントロール信号を生成する自動調光回路12とが設
けられており、変換したビデオ信号をモニタ14aに送
出して被写体画像をモニタ表示すると共に、ライトコン
トロール信号を光源装置8aの露出コントローラ15に
送出して絞り16を制御し、光源装置8aより出射され
る照明光量を調整する。
【0020】即ち、この内視鏡システムでは、光源装置
8aからの照明光を被写体に向けて照射し、被写体で反
射した反射光を内視鏡6a,カメラアダプタ5を通して
カメラヘッド3先端の固体撮像素子2に結像させ、この
固体撮像素子2で光電変換した電気信号をカメラヘッド
3より伝送ケーブルを介して内視鏡用カメラ装置1a内
へ伝送して、ビデオ信号処理回路11でビデオ信号に信
号変換している。
【0021】一方、固体撮像素子2から出力される電気
信号は、前記内視鏡用カメラ装置1aの自動調光回路1
2にも入力され、この信号レベルを基に照明光量を適切
にすべく光源装置8aの露出コントローラ15にライト
コントロール信号を送出する。これにより絞り16が開
閉動作して照明光量が調整される。
【0022】なお、内視鏡用カメラ装置1aの前面には
装置の動作状態を表示する表示部や操作スイッチなどを
備えた操作パネル13が設けられており、この操作パネ
ル13を操作することによって、ビデオ信号処理回路1
1及び自動調光回路12の動作設定などの操作指示を行
うことが可能になっている。
【0023】また、後述するように(図3参照)、本実
施の形態では内視鏡用カメラ装置1aの他にもう一つの
内視鏡用カメラ装置1bが設けられており、別の内視鏡
6bが装着するカメラヘッド3bが接続されるようにな
っている。そして、この内視鏡用カメラ装置1bには光
源装置8b及びモニタ14bが接続されるようになって
いる。
【0024】さらに、前記内視鏡用カメラ装置1a、1
bで信号変換されたビデオ信号は、モニタ14a,14
bへ送出されて、それぞれのモニタ画面上に被写体画像
を映し出すようになっている。これと共に、内視鏡用カ
メラ装置1a、1bには画像処理装置17が接続されて
おり、前記内視鏡用カメラ装置1aから出力されるビデ
オ信号と、もう一つの内視鏡用カメラ装置1bから出力
されるビデオ信号とが画像処理装置17に入力されるよ
うになっており、この画像処理装置17においてビデオ
信号の切換えやビデオ信号への文字情報のスーパーイン
ポーズ処理、ビデオ信号の画像合成処理などが行われる
ようになっている。そして、前記画像処理装置17から
出力される合成画像は、モニタ14a,14bへ送出さ
れて、それぞれのモニタ画面上に合成画像が表示される
ようになっている。
【0025】図2に示すように、図1で示した内視鏡用
カメラ装置1a及び光源装置8aなどの内視鏡システム
に、内視鏡外科手術で用いられる手術機器である高周波
焼灼装置(以下電気メスと記載する)21、気腹装置2
2を加えて内視鏡的手術を行う場合、人体腹部には手術
器具を腹腔内に導くためのガイド管(以下トラカールと
記載する)23,24が差し込まれ、一方のトラカール
24に気腹チューブ25が着脱自在に取り付けられると
共に、トラカール24の挿通孔26に高周波処置具27
が挿通される。また、他方のトラカール23にはカメラ
アダプタ5を介してカメラヘッドを装着した内視鏡6a
が挿通されている。
【0026】前記気腹チューブ25の他端は気腹装置2
2に接続され、気腹装置22にはガスチューブ28を介
して二酸化炭素などのガスボンベ29が接続されてい
る。ガスボンベ29内の二酸化炭素ガスは、バルブユニ
ット30を介して前記トラカール24に送って腹腔31
内に供給することにより腹腔内を膨らませて、腹腔31
内の手術のための作業空間を広げると共に、内視鏡6a
の視野及び高周波処置具27の術野が確保される。この
とき、腹腔31内への二酸化炭素ガスの供給量はバルブ
ユニット30によって制御されている。
【0027】前記高周波処置具27は、アクティブコー
ド32を介して電気メス21のアクティブ電極33に電
気的に接続されている。また、電気メス21の患者電極
(P電極)34には、人体の皮膚に密着するように柔軟
性のあるシート状に形成された患者プレート(Pプレー
ト)35が接続されている。
【0028】前記電気メス21のアクティブ電極33及
びP電極34は、装置内部に設けられている高周波電力
を発生するHF出力アンプ36に接続されており、この
HF出力アンプ36から出力された高周波電流は、図の
矢印に示すようにアクティブコード32,高周波処置具
27を流れ、高周波処置具27の先端から人体を通り、
Pプレート35を介してHF出力アンプ36に帰還す
る。
【0029】このとき、前記高周波処置具27の人体へ
の接触面積が小さいため、高周波電流の電流密度が極め
て高くなり、接触部の細胞組織は高周波エネルギにより
蒸発する。このように、細胞組織を次々と蒸発させるこ
とによって接触部の組織を切除する。一方、Pプレート
35側の接触面積を広くとっているため、電流密度が小
さくなって細胞組織に変化は現れない。
【0030】このように、複数の装置を備えた内視鏡シ
ステムによって、内視鏡6aにより被処置部位の観察を
行いながら、電気メス21によって切除処置などの各種
処置が行えるようになっている。
【0031】そして、本実施の形態では、上述した複数
の装置を同時に使用する医療用内視鏡システムを用いて
手術を行う執刀医、看護婦等それぞれの操作者に適した
操作環境が得られるように、図3に示すように複数の装
置を集中的に操作及び制御できるように構成している。
【0032】すなわち、図3に示すように、手術ベッド
41に横たわる患者42を挟んむようにして配置された
第1のカート43及び第2のカート44に各機器が搭載
されている。
【0033】本実施の形態では、第1のカート43には
内視鏡用カメラ装置1a,光源装置8a,モニタ14
a,電気メス21,気腹装置22,VTR45,システ
ム制御装置であるシステムコントローラ46,集中表示
パネル47a及び集中操作パネル48が搭載されてお
り、前記内視鏡用カメラ装置1aには内視鏡6aが接続
されている。一方、第2のカート44には内視鏡用カメ
ラ装置1b,光源装置8b,モニタ14b,画像処理装
置17,集中表示パネル47b及び配線やケーブルの引
き回しを簡略化するためのシリアルインターフェースの
中継ユニット49が搭載されており、前記内視鏡用カメ
ラ装置1bには内視鏡6bが接続されている。
【0034】また、各カート43、44には、電源と各
機器の間を電気的に絶縁する絶縁トランス50a,50
bがそれぞれ設けられ、カート内の機器に電源を供給し
ている。但し、前記光源装置8a,8b及び電気メス2
1は消費電力が大きいため、この絶縁トランス50a,
50bを介さずに直接手術室の壁コンセントから電源を
供給する構成になっている。
【0035】そして、前記第1のカート43のシステム
コントローラ46と、第2のカート44の中継ユニット
49とは、中継ケーブルユニット51により接続されて
2つのカート間の接続がなされている。そして、各被制
御装置は通信手段を兼ねるシステムコントローラ46に
よって集中制御されるようになっている。
【0036】中継ユニット49は、中継ケーブルユニッ
ト51を各装置に接続する複数のインターフェースケー
ブル(図示せず)に変換する機能を有しており、中継ユ
ニット49を介してシステムコントローラ46と各装置
を接続することにより、配線を簡略化している。
【0037】また、内視鏡システムには各装置の動作状
態を表示する手段として集中表示パネル47a(47
b)の他に、集中操作パネル48等の複数の表示手段が
設けられており、それぞれシステムコントローラ46に
接続されている。
【0038】集中操作パネル48は、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイ、EL(electro luminescen
t )ディスプレイ等のフラットディスプレイの表示部
と、この表示部の上に一体的に設けたタッチセンサとに
より構成され、各装置の状態表示や操作スイッチなどを
設定画面として表示する表示機能と共に、タッチセンサ
の所定領域を触れることで操作スイッチによる操作を行
う操作機能を有している。システムコントローラ46に
接続された各装置の状態表示や操作スイッチのうち、目
的のものが集中操作パネル48の画面上に表示されるよ
うになっている。
【0039】なお、前記タッチセンサとしては、スイッ
チ電極が配置された抵抗膜方式や静電容量方式、圧力検
出方式などの接触式のもの、赤外線を用いた光方式など
の非接触式のものが用いることができる。
【0040】また、本実施の形態の内視鏡システムに
は、各装置の機能のうち所定の機能のみを操作するため
の制御パネル52が、システムコントローラ46に直接
接続されている。この制御パネル52には、手術中に滅
菌域で操作するための機能操作スイッチが配設されてい
る。
【0041】そして、システムコントローラ46に接続
された各被制御装置は、通信線を介しデータをシステム
コントローラ46に送信する。システムコントローラ4
6では、各被制御装置との通信が成立している場合、各
被制御装置に関する表示を集中表示パネル47a(47
b)及び集中操作パネル48に表示すると共に、集中操
作パネル48での操作入力を可能とする。
【0042】図4に示すように、手術室(OPE室ある
いは診察室)に配置される前記システムコントローラ4
6には、医局やカンファレンスルーム等にある各種デー
タ(執刀Dr.名データ、患者データ、施行術式データ
等)をデジタルデータとしてファイル化した電子カルテ
を扱う医局システム61とデータの交換を行うためのデ
ータ交換手段として、通信ケーブル62を接続するため
のインターフェース63、もしくはハンドキャリでデー
タ交換を行うための記録媒体64を接続するインターフ
ェース65が設けられている。
【0043】ここで、例えば前記通信ケーブル62はイ
ーサネットケーブルであり、記録媒体64はMO(光磁
気ディスク)等の光ディスクやFD(フロッピーディス
ク)、PCカード等である。
【0044】システムコントローラ46において、これ
らのデータ交換手段により得られた電子カルテの情報
は、制御装置66により必要な情報を判別され、記録装
置67に保存される。ここで、記録装置67は例えばH
DD(ハードディスクドライブ)等の高速で大容量のも
のである。
【0045】逆に、医局システム61では、システムコ
ントローラ46内の記録装置67に保存されている情報
が更新され制御装置66が必要な情報を判別した場合、
通信ケーブル62または記録媒体64を介して、電子カ
ルテの情報を更新する。
【0046】また、システムコントローラ46には各被
制御装置を共通に接続することが可能な被制御装置接続
手段である複数のコネクタ68が設けられており、これ
らのコネクタ68に前述の内視鏡用カメラ装置1a、1
b、光源装置8a、8b、電気メス21等の被制御装置
が直接、あるいは中継ユニット49を介することによ
り、システムコントローラ46に1対1で接続される。
接続された各被制御装置は、制御装置66によって判別
され接続状態及び自動設定可能な状態を検出される。
【0047】システムコントローラ46の制御装置66
は、機能的には、図5に示すように、少なくとも、複数
の被制御装置の自動設定値を算出する自動設定値算出部
66aと、被制御装置が自動設定可能か否かを判別する
装置判断部66bと、自動設定可能な状態にない場合使
用者に告知する状態告知部66cとを有して構成され
る。
【0048】(作用)次に、このように構成された本実
施の形態の作用について説明する。
【0049】システムコントローラ46においては、図
6に示すように、集中操作パネル48のメイン画面70
の画面中央部には手術室のベッドに横たわった患者を示
すオペ台イラスト71と共に、この患者に対して接続さ
れているシステムの器具及び装置を示すシステム表示イ
ラスト72が自動的に表示されるようになっている。
【0050】患者の足元の下から延びる線73は電気メ
ス21とPプレート35とが接続されていることを表
し、患者の腹部に挿入されている器具に延びる線74、
75、76、77は、左側から順に電気メス21とアク
ティブコード32との接続、内視鏡6aと内視鏡カメラ
装置1aとの接続、内視鏡6bと内視鏡カメラ装置1b
との接続及び気腹装置22とガスチューブ28との接続
を表すものであり、実線が延びるときシステムに接続さ
れていることを示し、機器との接続が切断された場合に
はこれらのイラストが消えるようになっている。
【0051】このメイン画面70の設定画面の画面左上
部及び右上部にはモニタイラスト78、79が配置され
ている。このモニタイラスト78、79は、内視鏡シス
テム内のモニタ14a、14bのモニタ画面上に画像を
どのように表示するかを示すものであり、この場合モニ
タ14a、14bには内視鏡カメラ装置1aからの入力
画像が表示されていることを示している。
【0052】なお、上記以外に、例えば前記モニタイラ
スト78には内視鏡カメラ装置1aからの入力画像が親
画面として表示され、内視鏡カメラ装置1bからの入力
画像がモニタ画面の右下隅に子画面として表示されるこ
とを示し、モニタイラスト79には内視鏡カメラ装置1
bからの入力画像が親画面として表示され、内視鏡カメ
ラ装置1aからの入力画像がモニタ画面の左上隅に子画
面として表示されることを示す等、内視鏡システム内の
モニタ14a、14bのモニタ画面上に種々の画像の状
態を示すことができるようになっている。
【0053】前記モニタイラスト78とモニタイラスト
79との間に配置されている画像記録機器操作用スクリ
ーン80は、内視鏡システム内のイメージミキサ、VT
R、プリンタ、写真撮影装置などの機器の制御を行うた
めのものであり、図6ではイメージミキサを選択した状
態を示したものであり、イメージミキサに設けられてい
る子画面表示のON/OFFを行う「子画面表示」スイ
ッチ81や親画面と子画面の表示を入替える「画像入
替」スイッチ82、入力画像を左右反転表示する「鏡
像」スイッチ83、表示画像を倒立表示させる「倒立
像」スイッチ84、モニタ14aとモニタ14bとの選
択を切り替える「モニタA/B」スイッチ85及びイメ
ージミキサの設定を予め登録しておいた内容に一括変更
するための「設定画面」スイッチ86が表示されるよう
になっている。
【0054】前記モニタイラスト78の下方に配置され
ている電気メス操作スクリーン90は、内視鏡システム
内の電気メス21の制御を行うためのものであり、図中
に示すように切開出力値または凝固出力値の設定及び変
更を行うことができる操作スイッチ部91、92等が設
けられている。
【0055】前記モニタイラスト79の下方に配置され
ている気腹装置操作スクリーン95は、内視鏡システム
の気腹装置22の制御を行うためのものであり、図中に
示すように設定圧力値の設定及び変更の行えるスイッチ
部96や積算流量及び送気開始、送気停止、CO2 吸引
などを操作するスイッチ部97等が設けられている。
【0056】なお、メイン画面70の下端には複数の操
作タグ99が表示されるようになっている。これら操作
タグ99は、この内視鏡システム内の各装置の操作画面
を呼び出すためのタグスイッチであり、「観察装置1」
スイッチ99a、「気腹器」スイッチ99b、「電気メ
ス」スイッチ99c等のタグスイッチを押すことによっ
て、各スイッチに対応する装置の操作画面が表示され
て、詳細な設定を行うことができるようになっている。
また、操作タグ99の「自動設定」と書かれている「自
動設定」スイッチ100を選択することによって後述す
るように自動設定のモードを選択することができるよう
になっている。
【0057】図7は集中操作パネル48のメイン画面7
0で「気腹器」スイッチ99bを選択した際に表示され
る気腹装置操作画面101であって、気腹装置22の設
定や送気を行うためのスイッチや設定値の表示がされて
いる。システムコントローラ46では前記データを受信
すると、気腹装置操作画面101の該当する表示を変更
する。また集中操作パネル48上からの操作入力を受付
け、該当するデータに対して処理を行う。例えば、集中
操作パネル48上から気腹装置操作画面101の設定ス
イッチ102を操作し、例えば設定値を5mmHgに設
定すると、設定値の表示が5mmHgになり、また接続
されている気腹装置22に対して設定値を5mmHgに
するデータがシステムコントローラ46から送信される
ことになる。
【0058】また、システムコントローラ46のシステ
ム立ち上げ時及び図6に示した集中操作パネル48のメ
イン画面70での「自動設定」スイッチ100による選
択時の自動設定モードでは、図8に示すような自動設定
画面111が集中操作パネル48に表示される。
【0059】この自動設定画面111には、医局システ
ム61に格納されている電子カルテの情報から得られた
執刀術者名112、施行術式名113が表示され、前処
理用設定値選択スイッチ114、内視鏡術式設定値選択
スイッチ115、オープン術式設定値選択スイッチ11
6、ユーザ登録設定選択スイッチ117の各スイッチが
配置されている。そして、自動設定の方法は各スイッチ
共通で、希望する選択スイッチを入力後、画面下方の設
定スイッチ118を入力することで実行される。
【0060】前処理用設定値選択スイッチ114は、内
視鏡術式前の処置に使用する電気メス21等の一部の必
要な被制御装置のみを内視鏡術式施行前の処置に適切な
設定値に設定を行う。
【0061】内視鏡術式設定値選択スイッチ115は、
システムコントローラ46により判断されたこれから施
行される内視鏡術式に必要な被制御装置に対し適切な設
定値の設定を行う。
【0062】オープン術式設定値選択スイッチ116
は、術式が初めからオープン(開腹術)であったり、急
に内視鏡術式からオープンに変更することが必要になっ
た場合、オープンの手技に必要な被制御装置の設定値を
適切な値にし、それまで使用していた内視鏡用カメラ装
置1a、1bの電源をOFFにしたり、光源装置8a、
8bの電源をOFFあるいは光量をMINにするなどオ
ープンの術式では不要になると思われる被制御装置につ
いても設定の制御を行う。
【0063】ユーザ登録設定選択スイッチ117は従来
と同様のスイッチであり、使用者が自動設定を行いたい
被制御装置を選択し選択した被制御装置に対し自動設定
の値を登録する。
【0064】前処理用設定値選択スイッチ114,内視
鏡術式設定値選択スイッチ115及びオープン術式設定
値選択スイッチ116において設定されている設定値
は、後述の方法により自動的に登録される。
【0065】また、自動設定を実行した際、必要な被制
御装置が自動設定可能な状態にない(制御不能状態)場
合、図9に示すようなメッセージ画面121が、集中操
作パネル48に表示される。メッセージ画面121には
これから行われる手技、必要な被制御装置、自動設定可
能な状態にない被制御装置がそれぞれ表示され、使用者
に対し情報を告知する。
【0066】なお、システムコントローラ46のシステ
ム立ち上げ時以降は、どの画面においても画面下方に図
6中に示したような「自動設定」スイッチ100を常に
表示し、自動設定画面111がすぐに表示できるような
っている。
【0067】次に、システムコントローラ46による前
被制御装置の自動設定について説明する。
【0068】システムコントローラ46のシステム立ち
上げ時及び集中操作パネル48のメイン画面70での
「自動設定」スイッチ100による選択時の自動設定モ
ードでは、図10に示すように、まずステップS1で電
子カルテの情報(執刀Dr.名データ、患者データ、施
行術式データ等)を記録装置67内に読み込む。そして
ステップS2で制御装置66により記録装置67に過去
に記録されている情報と新たに読み込まれた情報との照
合を行い設定値のデフォルト値を求める。デフォルト値
は、前処理用設定値、内視鏡術式設定値、オープン術式
設定値のそれぞれについて求める。なお、このステップ
S2での処理は、図11を用いて後述する。
【0069】次に、ステップS3において、ステップS
2で求めたデフォルト値をステップS1で読み込んだ電
子カルテの情報(執刀Dr.名データ、患者データ、施
行術式データ等)により補正し、前処理用設定値、内視
鏡術式設定値、オープン術式設定値及びユーザ登録設定
選択スイッチ117の自動設定値を決定する。なお、こ
のステップS3での処理は、図12を用いて後述する。
【0070】続いて、ステップS4でシステムコントロ
ーラ46内にある制御装置66により自動設定を行うた
めに必要な被制御装置を識別する。このとき、必要な被
制御装置が自動設定可能な状態にない場合は、その旨を
メッセージ画面121により集中操作パネル48に表示
する(図9参照)と共に音や光などを利用して使用者に
告知する。
【0071】そして、必要な被制御装置が自動設定可能
な状態になったことが確認されたところで、ステップS
5において、登録された自動設定値が各被制御装置に送
信され自動設定が行われると共にメッセージ画面121
が解除される。
【0072】以上の操作・機能により、自動設定画面1
11に配置される各選択スイッチに適切な自動設定値を
使用者が設定することなく登録することができる。
【0073】オペが開始され、術中に使用者が自動設定
した値に対して設定値の変更を行った場合、ステップS
6でそれらの情報をシステムコントローラ46内の仮記
憶領域にオペ終了まで記録し続ける。そして、ステップ
S7でオペ終了時に記録された各被制御装置の設定・使
用情報のうち必要なものを制御装置76により判別し自
動設定値を更新し記録装置77に記録する。なお、必要
な情報とは例えば光源の光量をオペ開始直後から高い光
量のままオペ終了まで使用していた等の情報である。こ
れらのデータは次回以降のオペの補正値を求めるために
用いられる。また、使用者がオペ中に必要だと認めた情
報に関しては、電子カルテにその内容を反映することが
できる。例えば術中の静止画像等である。
【0074】そして、ステップS8で、続けて、被制御
装置を次のオペに使用しないかどうかの判断を行い、使
用する場合は次のオペのための被制御装置に対する自動
設定を行うためにステップS1に戻り処理を繰り返し、
使用しない場合は処理を終了する。
【0075】次に、図10のステップS2の前処理用設
定値選択スイッチ114、内視鏡術式設定値選択スイッ
チ115、オープン術式設定値選択スイッチ116にお
けるデフォルト値の決定方法について説明する。
【0076】図11に示すように、まず、ステップS1
1で過去に同じ手技を受けているかどうかを照合を行
い、もし過去に同じ手技を受けている場合は、ステップ
S12で電子カルテにある前回のオペの情報をデフォル
ト値とする。
【0077】過去に同じ手技を受けたことがない場合、
ステップS13で執刀Dr.名と施行術式名の照合を行
い、執刀Dr.名と施行術式名が共に一致した場合は、
ステップS14で記録装置67に記録されている過去に
行われた同一Dr.及び同一術式の記録情報をデフォル
ト値とする。
【0078】上記いずれの情報とも一致しない場合は、
ステップS15で全く新しい手技かどうか照合を行う。
過去に行われたことのある手技の場合は、ステップS1
6で記録装置67に記録されている同一手技の情報をデ
フォルト値とし、全く新しい手技の場合はステップS1
7で使用者が設定した値をデフォルト値とする。
【0079】ここで、全く新しい手技の場合、使用者は
術前にあらかじめ電子カルテに設定値を登録しておく
か、オペ当日に集中操作パネル48から設定値の登録を
行う。この設定値はデフォルト値として仮記録され、数
回の使用後ある程度設定値が絞り込まれると正式なデフ
ォルト値として登録される。
【0080】次に、図10のステップS3の前処理用設
定値選択スイッチ114、内視鏡術式設定値選択スイッ
チ115、オープン術式設定値選択スイッチ116にお
ける自動設定値の決定方法について説明する。
【0081】図12に示すように、まず、ステップS2
1で前処理用設定値選択スイッチ114における自動設
定値の決定がなされる。
【0082】ステップS21での処理を詳細に説明する
と、まず電子カルテの情報の患者情報により第1補正値
を求め、続いて執刀Dr.情報により第2補正値を求め
る。ここで、患者情報とは、例えば、年齢、性別、体
重、体脂肪率等の情報であり、執刀Dr.情報とは例え
ばカメラの色合いは青い方を好むとか、電気メスは出力
を弱めに使用する等の情報である。これらの補正値はフ
ァジィ理論、あるいはニューラルネットワーク(以下、
NN)を用いて算出する。そして、算出した第1及び第
2補正値にそれぞれ重みを付けて最終的な補正値を算出
し、先に図11で求めたデフォルト値に加えた値を自動
設定値とする。
【0083】次に、ステップS22で内視鏡術式設定値
選択スイッチ115における自動設定値の決定がなされ
る。
【0084】ステップS22での処理を詳細に説明する
と、前処理用設定値選択スイッチ114の場合と同じ
く、患者情報、執刀Dr.情報からそれぞれ第1及び第
2補正値を求める。さらに執刀Dr.及び施行手技情報
から第3補正値を求める。ここで執刀Dr.及び施行手
技情報とは同一Dr.が過去に同一の手技を行っていた
場合、各被制御装置においてどの設定をどのくらいの時
間使っていたかということである。例えば電気メスの出
力をオペの8割方の時間高出力で使用していたなどの情
報である。第3補正値も第1及び第2補正値同様ファジ
ィ理論、NNを用いて算出する。そして第1ないし第3
補正値にそれぞれ重みを付けて最終的な補正値を算出
し、先に図11で求めたデフォルト値に加えた値を自動
設定値とする。
【0085】続いて、ステップS23でオープン術式設
定値選択スイッチ116における自動設定値の決定がな
される。
【0086】ステップS23での処理を詳細に説明する
と、前処理用設定値選択スイッチ114の場合と同様に
患者情報、執刀Dr.情報からそれぞれ第1及び第2補
正値を求める。第1及び第2補正値にそれぞれ重みを付
けて最終的な補正値を算出し、先に図11で求めたデフ
ォルト値に加えた値を自動設定値とする。さらにオープ
ン手技においては、内視鏡を補助的に使用するかどうか
を選択し、使用しない被制御装置については電源OF
F、あるいは設定値MIN等の設定値も自動登録する。
【0087】そして、ステップS24でユーザ登録設定
選択スイッチ117により自動設定値をユーザ設定値に
登録するかどうか判断し、登録しない場合は処理を終了
し、登録する場合はステップS25で電子カルテに設定
値の記入があるかどうか判断し、ある場合はステップS
26で自動設定値を更新・登録し、ない場合はステップ
S27で使用者による設定値の記入・更新を行い、処理
を終了する。
【0088】(効果)このように本実施の形態では、シ
ステムコントローラ46が電子カルテの情報とシステム
制御装置の情報から自動的に適切な自動設定値を登録す
ると共に、使用回数を重ねる毎に最適な自動設定値を学
習していくので、複数の被制御装置に対し執刀Dr.や
施行術式に応じて自動的に最適な自動設定値を登録する
ことができる。
【0089】また、自動設定を行う際に接続された各被
制御装置の接続状態を判別して検知し使用者に告知する
ことで、一度で確実に自動設定を実行することができ
る。
【0090】システムコントローラ46のシステム立ち
上げ時以降は、どの画面においても画面下方に「自動設
定」スイッチ100を常に表示させているので、自動設
定画面111がすぐに表示でき、容易に自動設定値を更
新することが可能となる。
【0091】第2の実施の形態:自動設定値の登録機能
では、システムに登録可能な設定値の数は予め決められ
ており、複数の使用者でシステムを共用する場合、登録
データが一杯となって登録したい時に登録できないこと
が発生する可能性がある。またこれを解決するため登録
可能なデータの数を大きくした場合、システム内の記憶
装置の容量を大きくする必要や、多くの登録データの中
から使用者が登録したデータを探すのに不便である等の
問題が発生する。
【0092】また自動設定の際、設定値が登録されてい
る被制御装置が自動設定可能な状態にない場合は自動設
定は行われず、その後、自動設定可能な状態になった時
に設定が行われ、複数の被制御装置の中でどの装置の設
定が行われたのか分かりづらい点がある。
【0093】そこで、第2の実施の形態では、複数の使
用者によって共用されるシステムにおいて、自動設定機
能により登録された設定値データを使用して設定を行う
場合、登録可能なデータ数を容易に増加させることので
きるシステム制御装置について説明する。
【0094】図13ないし図16は本発明の第2の実施
の形態に係わり、図13は医療用内視鏡システムの全体
構成を示す構成図、図14は図13のシステムコントロ
ーラの構成を示す構成図、図15は図13の集中操作パ
ネルに表示される自動設定値選択画面を示す図、図16
はシステムコントローラに接続される複数の被制御装置
の接続状態のメッセージを表示した図15の自動設定値
選択画面を示す図である。
【0095】(構成)第2の実施の形態は、第1の実施
の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明
し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0096】本実施の形態では、上述した複数の装置を
同時に使用する医療用内視鏡システムを用いて手術を行
う執刀医、看護婦等それぞれの操作者に適した操作環境
が得られるように、図13に示すように複数の装置を集
中的に操作及び制御できるように構成している。
【0097】すなわち、図13に示すように、第1のカ
ート43には内視鏡用カメラ装置1a,1b,光源装置
8a,8b,モニタ14a,画像処理装置17,VTR
45,本実施の形態のシステム制御装置であるシステム
コントローラ150,集中表示パネル47a及び中継ユ
ニット49が搭載されており、前記内視鏡用カメラ装置
1a,1bには内視鏡6a,6bがそれぞれ接続されて
いる。一方、第2のカート44には電気メス21,気腹
装置22,モニタ14b,集中操作パネル48及び中継
ユニット49が搭載されている。
【0098】また、各カート43、44には、電源と各
機器の間を電気的に絶縁する絶縁トランス50a,50
bがそれぞれ設けられ、カート内の機器に電源を供給し
ている。但し、前記光源装置8a,8b及び電気メス2
1は消費電力が大きいため、この絶縁トランス50a,
50bを介さずに直接手術室の壁コンセントから電源を
供給する構成になっている。
【0099】そして、前記第1のカート43の中継ユニ
ット49と、第2のカート44の中継ユニット49と
は、中継ケーブルユニット51により接続されて2つの
カート間の接続がなされている。そして、各被制御装置
は通信手段を兼ねるシステムコントローラ46によって
集中制御されるようになっている。
【0100】本実施の形態のシステム制御装置であるシ
ステムコントローラ150には、図14に示すように、
外部メモリ接続部151が設けられ、この外部メモリ接
続部151は、自動設定値を保存する外部メモリ152
である例えばPCカード等を着脱可能とするためのコネ
クタ等により構成されている。接続された外部メモリ1
52内のデータは制御装置66によって判別され、シス
テムの処理に従って読み出し、書き込み処理が行われ
る。
【0101】またシステムコントローラ150には各被
制御装置を共通に接続することが可能な被制御装置接続
手段である複数のコネクタ68が設けられており、これ
らのコネクタ68に前述の内視鏡用カメラ装置1a、1
b、光源装置8a、8bなどが直接接続、あるいは中継
ユニット49を介することによりシステムコントローラ
ー150に1対1で接続される。接続された各被制御装
置は制御装置66によって判別され、接続状態及び自動
設定可能な状態を検出される。
【0102】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0103】(作用)次に、このように構成された本実
施の形態の作用について説明する。
【0104】システムコントローラ150の制御装置6
6で判別された外部メモリ152内の自動設定値データ
は、自動設定時に呼び出され図15に示す自動設定値選
択画面155として集中操作パネル48に表示される。
使用者は、例えば「NO.1」スイッチ156を入力
後、画面下方の設定スイッチ157を入力することで、
登録されている設定値による設定を行うことができる。
【0105】また、自動設定値の登録を行う場合は、接
続した外部メモリ51内に現在登録されているデータを
表示し、従来と同様に登録されていない場所への登録及
び登録されている設定値の上書き、消去が行える。
【0106】さらに、自動設定を行った時には、コネク
タ68に接続された各被制御装置の状態が制御装置66
により判別され、図16に示すように、自動設定が行わ
れる被制御装置に関してのメッセージ158が集中操作
パネル48に表示される。
【0107】その他の作用は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0108】(効果)このように本実施の形態では、第
1の実施の形態の効果に加え、自動設定値を記憶するた
めの手段を外部メモリとしシステムに対して着脱可能と
し、自動設定値の登録を外部メモリに行うことができ
る。このことにより、複数の使用者によりシステムを共
用する場合においても、登録データ数を容易に増加する
ことができる。
【0109】また、自動設定を行う際に接続された各被
制御装置の接続状態、自動設定可能な状態を判別して検
知することで、実際に自動設定が行われた装置を確実に
認識することができる。
【0110】第3の実施の形態:システムが使用される
複数の国に対応した言語による画面表示を行うシステム
では、使用する国別に対応した言語での画面表示データ
とともに制御プログラムを個別に作成するため、1シス
テムに対して複数種類のプログラムが存在し、プログラ
ムの管理、メンテナンスなどの点で難がある。
【0111】そこで、第3の実施の形態では、システム
が使用される複数の国に対しての各言語の画面表示を1
つの制御プログラムにより制御することのできるシステ
ム制御装置について説明する。
【0112】図17ないし図19は本発明の第3の実施
の形態に係わり、図17はシステムコントローラの構成
を示す構成図、図18は図17のシステムコントローラ
の記憶装置のメモリマップを示す図、図19は図17の
システムコントローラの制御により集中操作パネルに表
示される立ち上げ画面を示す図である。
【0113】(構成)第3の実施の形態は、第2の実施
の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明
し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0114】本実施の形態のシステム制御装置であるシ
ステムコントローラ180は、図17に示すように、集
中操作パネル48に表示される表示画面等のデータ及び
制御プログラムを記憶する記憶装置181を備えて構成
され、この記憶装置181には、図18に示すように、
予めシステムが使用される主要な国に対応した各言語に
よる画面表示を行うための画面データが例えばA、B、
C、Dの画面データ領域182に設けられ、それらの画
面データを使用して集中操作パネル48に表示を行うシ
ステムコントローラ180の制御プログラムを保存する
プログラム領域183も別に設けられている。
【0115】その他の構成は第2の実施の形態と同じで
ある。
【0116】(作用)次に、このように構成された本実
施の形態の作用について説明する。
【0117】システムコントローラ180を動作させ制
御プログラムを起動させると、例えば図19に示すよう
に、主要な国に対応した各言語の各言語スイッチ200
を有する立ち上げ画面201が集中操作パネル48に表
示される。この立ち上げ画面201は集中操作パネル4
8で表示する画面の表示言語を選択する画面である。
【0118】この立ち上げ画面201の各言語スイッチ
200の中から、例えば日本語表示(JAPANES
E)スイッチ202を選択し、画面下方の設定(SE
T)スイッチ203を入力することで、それ以降の画面
を日本語表示で行う。立ち上げ画面201で別の言語ス
イッチを選択することにより、選択した言語による画面
表示を行うことができる。
【0119】その他の作用は第2の実施の形態と同じで
ある。
【0120】(効果)このように本実施の形態では、第
2の実施の形態の効果に加え、予めシステムを使用する
複数の国に対応した各言語による表示画面のデータを設
け、1つの制御プログラムにより表示画面を切り換えて
表示することができ、これにより、各言語毎に制御プロ
グラムを作成することなく、プログラムの管理、メンテ
ナンスを容易に行うことができる。
【0121】[付記] (付記項1) 複数の被制御装置との双方向通信を行う
ための第1の通信手段と、前記複数の被制御装置を遠隔
操作するための操作手段と、前記複数の被制御装置の設
定値を自動設定するための自動設定手段と、患者情報を
電子データとして扱うシステムと双方向に情報交換を行
うための第2の通信手段とを具備したシステム制御装置
において、前記電子データに対する前記設定値の補正値
を算出し、前記補正値を前記設定値に付加して前記複数
の被制御装置の自動設定値を算出する自動設定値算出手
段を備えたことを特徴とするシステム制御装置。
【0122】(付記項2) 現在までの前記複数の被制
御装置の自動設定値を記録する自動設定値手段を備え、
自動設定値算出手段は、前記自動設定値手段からの前記
自動設定値に前記補正値を付加して前記複数の被制御装
置の最新の前記自動設定値を算出することを特徴とする
付記項1に記載のシステム制御装置。
【0123】(付記項3) 自動設定が必要な前記被制
御装置が自動設定可能か否かを判別する装置判別手段
と、自動設定可能な状態にない場合自動設定不能状態を
告知する告知手段とを備えたことを特徴とする付記項1
にシステム制御装置。
【0124】(付記項4) 双方向通信を行って複数の
被制御装置の自動設定値を設定するシステム制御方法に
おいて、カルテ情報を取り込むカルテ情報取り込み工程
と、前記複数の被制御装置の初期設定値を算出する初期
設定値算出工程と、前記カルテ情報取り込み工程により
取り込まれた前記カルテ情報に基づき、前記初期設定値
を補正し前記自動設定値を算出する設定値補正工程と、
前記複数の被制御装置に前記設定値補正手段により算出
された前記自動設定値を設定する自動設定工程とからな
ることを特徴とするシステム制御方法。
【0125】(付記項5) 複数の被制御装置との双方
向通信を行うための通信手段と、前記複数の被制御装置
を遠隔操作するための操作手段と、前記複数の被制御装
置を自動設定するための設定値を登録する記憶手段とを
備えたシステム制御装置において、前記記憶手段を着脱
自在に構成したことを特徴とするシステム制御装置。
【0126】(付記項6) 自動設定を行う際に登録さ
れている設定値及び前記複数の被制御装置を判別する判
別手段をと、実際に設定が行われる前記複数の被制御装
置について情報を表示させる表示制御手段とを備えたこ
とを特徴とする付記項5にシステム制御装置。
【0127】(付記項7) 複数の被制御装置との双方
向通信を行うための通信手段と、前記複数の被制御装置
を遠隔操作するための操作表示手段と、操作表示手段に
複数の国の言語に対応した複数の操作画像の表示を行う
表示制御手段とを備えたシステム制御装置において、前
記表示制御手段は、少なくとも前記操作表示手段に前記
複数の国の言語を選択する言語選択設定画像を表示させ
ると共に、前記言語選択設定画像により前記複数の国の
言語のうち1つの言語を選択した際、前記選択した言語
により前記複数の操作画像を前記操作表示手段に表示さ
せることを特徴とするシステム制御装置。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシステム制
御装置によれば、自動設定値算出手段が電子データに対
する設定値の補正値を算出し、補正値を設定値に付加し
て複数の被制御装置の自動設定値を算出するので、初め
て使用する場合から自動設定の値を登録することなしに
被制御装置の設定を適切な状態にすることができ、使用
回数を重ねることにより被制御装置をより最適な状態に
自動設定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡観察装
置の構成を示す構成図
【図2】図1の内視鏡観察装置を用いて内視鏡的手術を
行う場合の装置構成及び使用状態を示す構成図
【図3】図1の内視鏡観察装置を備えた医療用内視鏡シ
ステムの全体構成を示す構成図
【図4】図3のシステムコントローラの構成を示す構成
【図5】図4のシステムコントローラの制御装置の機能
を示す機能ブロック図
【図6】図3の集中操作パネルに表示されるメイン画面
を示す図
【図7】図6のメイン画面で「気腹器」スイッチを選択
した際に表示される気腹装置操作画面を示す図
【図8】図6のメイン画面で「自動設定」スイッチを選
択した際に表示される自動設定画面を示す図
【図9】必要な被制御装置が自動設定可能な状態にない
(制御不能状態)場合の図8の自動設定画面を示す図
【図10】図4のシステムコントローラによる前被制御
装置の自動設定処理の流れを示すフローチャート
【図11】図10のデフォルト値決定処理の流れを示す
フローチャート
【図12】図10の自動設定値決定処理の流れを示すフ
ローチャート
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る医療用内視
鏡システムの全体構成を示す構成図
【図14】図13のシステムコントローラの構成を示す
構成図
【図15】図13の集中操作パネルに表示される自動設
定値選択画面を示す図
【図16】システムコントローラに接続される複数の被
制御装置の接続状態のメッセージを表示した図15の自
動設定値選択画面を示す図
【図17】本発明の第3の実施の形態に係るシステムコ
ントローラの構成を示す構成図
【図18】図17のシステムコントローラの記憶装置の
メモリマップを示す図
【図19】図17のシステムコントローラの制御により
集中操作パネルに表示される立ち上げ画面を示す図
【符号の説明】 1a、1b…内視鏡カメラ装置 6a、6b…内視鏡 8a、8b…光源装置 14a、14b…モニタ 17…画像処理装置 21…電気メス 22…気腹装置 46…システムコントローラ 46a…自動設定値算出部 46b…装置判断部 46c…状態告知部 47a、47b…集中表示パネル 48…集中操作パネル 63、65…インターフェース 64…記録媒体 66…制御装置 67…記録装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御装置との双方向通信を行う
    ための第1の通信手段と、前記複数の被制御装置を遠隔
    操作するための操作手段と、前記複数の被制御装置の設
    定値を自動設定するための自動設定手段と、患者情報を
    電子データとして扱うシステムと双方向に情報交換を行
    うための第2の通信手段とを具備したシステム制御装置
    において、 前記電子データに対する前記設定値の補正値を算出し、
    前記補正値を前記設定値に付加して前記複数の被制御装
    置の自動設定値を算出する自動設定値算出手段を備えた
    ことを特徴とするシステム制御装置。
JP10814798A 1998-04-17 1998-04-17 システム制御装置 Withdrawn JPH11299729A (ja)

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