JP2007080094A - アプリケーション起動管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる複数のシステムのアプリケーションを1つの端末機器上の統合プラットホームにて簡単に起動する。
【解決手段】携帯端末システム106は、携帯可能なモバイルコンピュータから構成され、情報処理部110、情報表示部112、情報入力部113、情報格納部114、無線通信I/F115、アプリケーション検知ファイル格納部116が構築されいる。情報処理部110では、機器集中制御アプリケーション120、コスト算出アプリケーション121、手術履歴アプリケーション122、ネット接続アプリケーション123が起動可能となっている。情報処理部110は、起動するアプリケーションソフトウエアを検知するアプリケーション検知部124を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のシステムに内在するアプリケーションを起動させるアプリケーション起動管理システムに関する。
近年では内視鏡を用いた外科手術が行われている。この内視鏡外科手術では、腹腔内を膨張させるために用いる気腹装置や手技を行うための処置装置等を用いて、ある生体組織の切除をしたり、または高周波焼灼装置を用いて止血をしたりする場合、内視鏡で観察しながらこれらの処置を行うことができる。
また、これら複数の各種機器を備えた内視鏡手術システムにおいて、複数の装置を容易に操作、制御することができ、またシステムの操作力性を向上させるため、例えば、表示パネル、遠隔操作装置、集中操作パネル、マイク等の機器を備えている(例えば、特許文献1)。
表示パネルは、術者が滅菌域で各種機器の設定状態を確認するための表示手段であって、例えば液晶パネルなどである。遠隔操作装置は、術者が滅菌域で操作し各種機器の機能または設定値を変更するための遠隔操作手段であって、例えばリモコン(リモートコントローラ)である。集中操作パネルは、術者の指示に従って看護師等の補助者が非滅菌域で操作し各種機器の機能または設定値を変更するための各機器の操作スイッチをタッチパネルに設けたものである。マイクは、音声で各種機器を操作するために用いられる(例えば、特許文献2)。
上記の通り、最近では、音声認識によりユーザの発音を認識し、接続機器の操作を行う機能(音声コマンド制御機能)や、術中・検査中に術者が発音した所見内容を音声認識しテキストデータに変換し電子カルテ等の作成に役立てるディクテーション機能を備える内視鏡システムが存在する。
一方、病院等の医療施設においては、手術室等に上記の内視鏡手術システムの他に手術の過程を記録したり、手技に関するデータを表示したりすることのできる医療情報システムが併設されることがある。また、検査室等には検査に関する情報や、検査、手技の履歴に基づき医療費用を算出するコスト算出システム等が設けられている。さらにはこれらシステムを院内LAN等で接続すると共に、外部システムと通信を可能とするネットワーク管理システムが設置されることもある。
1つの手術が実施される際は、それぞれのシステムで適切なアプリケーション、例えば、手技に使用される機器を集中的に制御する機器集中制御アプリケーション、手技履歴を管理する手技管理アプリケーション、手技、検査等の費用を算出するコスト算出アプリケーション等が起動される。
特開2002−336184号公報 特開2002−306509号公報
しかしながら、従来は、上記の各システムはそれぞれ独立したシステムであるため、各システムにおいてアプリケーションを起動するには、それぞれのシステムに専用の端末機器が必要となり、これら端末機器をリモコン等の携帯端末で構成したとしても、複数の携帯端末を持ち歩く必要があるといった問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、異なる複数のシステムのアプリケーションを1つの端末機器上の統合プラットホームにて簡単に起動することのできるアプリケーション起動管理システムを提供することを目的としている。
本発明のアプリケーション起動管理システムは、
複数種類のアプリケーションソフトウエアを有する複数のシステム機器と、
前記システム機器と交信し前記アプリケーションソフトウエアを選択的に起動するアプリケーション起動装置と
を有し、
前記システム機器及び前記アプリケーション起動装置は、
前記アプリケーションソフトウエアを検知するための共通プロファイルを有する検知ファイルを格納した検知ファイル格納部と、
前記検知ファイルを検知し前記アプリケーションソフトウエアを検知するアプリケーション検知手段と
を備えて構成される。
本発明によれば、異なる複数のシステムのアプリケーションを1つの端末機器上の統合プラットホームにて簡単に起動することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
図1ないし図18は本発明の実施例1に係わり、図1は院内管理システムの構成を示す構成図、図2は図1の携帯端末システムの各システムとの無線通信エリアを説明する図、図3は図2の医療機器制御システムの構成を示す構成図、図4は図3の医療機器制御システムの各機器の接続関係を示すブロック図、図5は図1の携帯端末システムの構成を示すブロック図、図6は図1の手術管理システムの構成を示すブロック図、図7は図1の検査管理システムの構成を示すブロック図、図8は図1のネットワーク管理システムの構成を示すブロック図、図9は図5の機器集中制御用検知ファイルの構成を示す図、図10は図5の手術履歴用検知ファイルの構成を示す図、図11は図5のコスト算出用検知ファイルの構成を示す図、図12は図5のネット接続用検知ファイルの構成を示す図、図13は図6の手術管理システムの作用を説明するフローチャート、図14は図13の専用プロトコル処理の流れを示す第1の図、図15は図13の専用プロトコル処理の流れを示す第2の図、図16は図5の携帯端末システムの作用を説明するフローチャート、図17は図16の処理を説明する第1の図、図18は図16の処理を説明する第2の図である。
図1に示すように、本実施例のアプリケーション起動管理システムである院内管理システム101は、手術室等に設けられる手術管理システム102と、検査室等に設けられる検査管理システム103と、これらシステムをネットワーク化すると共に外部ネットワーク104と通信可能なネットワーク管理システム105と、手術管理システム102、検査管理システム103及びネットワーク管理システム105が操作可能で携帯可能な携帯端末システム106等(本実施例の携帯端末は、アプリケーションソフトが起動可能なWindows(登録商標)やその他のリアルタイムOSが搭載されたコンピュータを指し、PDAやタブレットPC、ノートPC等でもよい)から構成される。
携帯端末システム106は各システムと例えば無線通信にて交信可能に構成されており、図2に示すように、例えば手術管理システム102の無線通信領域107内に携帯端末システム106が入ることで、手術管理システム102と携帯端末システム106との通信が可能となる(本実施例では無線通信で構成されたネットワークで説明しているが、有線のEthernet(登録商標)やRS−232Cのようなシステムでも良い。このときは無線通信領域はコネクタを接続し、通信を開始するときを指す)。
なお、手術管理システム102は、手術に使用される医療機器を制御する医療機器制御システム102aと、手術に関する情報を記録/提供する機器(手術映像撮影機器、DVDレコーダ等)を制御する情報機器制御システム102bから構成される。
上記医療機器制御システム102aは、図3に示すように、患者3が横たわる手術台2の両側に第1のトロリー4及び第2のトロリー5とが配置され、これらの両トロリー4、5には観察、検査、処置、記録などを行う複数の内視鏡周辺機器が搭載されている。
第1のトロリー4には、第1のTVカメラ装置6、第1の光源装置7、高周波焼灼装置(以下、電気メス)8、気腹装置9、超音波観測装置10、プリンタ11、第1のモニタ12、非滅菌域に配置されナースが医療機器の操作を集中して行う図示しないマウスとタッチパネル等のポインティングデバイスを有した集中操作パネル14、システムコントローラ15等が搭載され、それぞれの機器は、図示しないシリアルインターフェイスケーブルを介してシステムコントローラ15と接続され、双方向通信を行えるようになっている。また、システムコントローラ15には、マイク18が接続できるようになっており、システムコントローラ15はマイク18から入力された音声を音声認識回路(図示せず)により認識し、術者の音声により各機器を制御できるようになっている。
第1の光源装置7は照明光を伝送するライトガイドケーブル16を介して第1の内視鏡17に接続され、第1の光源装置7の照明光を第1の内視鏡17のライトガイドに供給し、この第1の内視鏡17の挿入部が刺入された患者3の腹部内の患部等を照明する。
この第1の内視鏡17の接眼部には撮像素子を備えた第1のカメラヘッド19が装着され、第1の内視鏡17の観察光学系による患部等の光学像を第1のカメラヘッド19内の撮像素子で撮像し、カメラケーブル20を介して第1のTVカメラ装置6に伝送し、第1のTVカメラ装置6内の信号処理回路で信号処理して、映像信号を生成し、システムコントローラ15を介して第1のモニタ12に出力して患部等の内視鏡画像を表示できるようにしている。
システムコントローラ15には、図示しないMO等の外部媒体記録装置が内蔵されており、外部記録媒体(MO)に記録された画像を第1のモニタ12に出力して表示できるようにしている。
また、システムコントコーラ15には、図示しない病院内に設けられた院内ネットと図示しないケーブルで接続され、院内ネット上の画像データ等を第1のモニタ12に出力して表示できるようにしている。
気腹装置9にはCO2ボンベ21が接続され、気腹装置9から患者3に延びた気腹チューブ22を介して患者3の腹部内にCO2ガスを供給できるようにしている。
第2のトロリー5には、第2のTVカメラ装置23、第2の光源装置24、超音波処置装置25、VTR26 第2のディスプレイ27、砕石装置28、ポンプ39、シェーバ30及び中継ユニット29等が搭載され、それぞれの機器は図示しないケーブルで中継ユニット29に接続され、双方向の通信が可能になっている。
第2の光源装置24は照明光を伝送するライトガイドケーブル31を介して第2の内視鏡32に接続され、第2の光源装置24の照明光を第2の内視鏡32のライトガイドに供給し、この第2の内視鏡32の挿入部が刺入された患者3の腹部内の患部等を照明する。
この第2の内視鏡32の接眼部には撮像素子を備えた第2のカメラヘッド33が装着され、第2の内視鏡32の観察光学系による患部等の光学像を第2のカメラヘッド33内の撮像素子で撮像し、カメラケーブル34を介して第2のTVカメラ装置23に伝送し、第2のTVカメラ装置23内の信号処理回路で信号処理して、映像信号を生成し、第2のモニタ27に出力して患部等の内視鏡画像を表示できるようにしている。
システムコントローラ15と中継ユニット29はシステムケーブル35で接続されている。
さらに、システムコントローラ15には術者が滅菌域から機器操作を行う術者用リモートコントローラ(以下、リモコンと記す)36が接続されている。
図4に示すように、第1のTVカメラ装置6、第1の光源装置7、電気メス8、気腹装置9、プリンタ11及び超音波観測装置10はそれぞれ通信ケーブル38によりシステムコントローラ15の通信I/F41と接続され、データの送受を行うようになっており、また、第1のモニタ12、第1のTVカメラ装置6、プリンタ11及び超音波観測装置10は映像ケーブル39によりシステムコントローラ15のディスプレイI/F42に接続され映像信号を送受できるようになっている。
第2のTVカメラ装置23、第2の光源装置24、超音波処置装置25、VTR26、砕石装置28、シェーバ30及びポンプ37は、通信ケーブル38により中継ユニット29に接続され、データの送受を行うようになっており、また、第2のモニタ27、第2のTVカメラ装置23及びVTR26は映像ケーブル39により中継ユニット29接続され映像信号を送受できるようになっている。
また、中継ユニット29はケーブル35(図3参照)によりシステムコントローラ15と接続され、ケーブル35内の通信ケーブル38を介してシステムコントローラ15の通信I/F41に接続され、ケーブル35内の映像ケーブル3を介してシステムコントローラ15のディスプレイI/F42に接続されている。
システムコントローラ15は、上記通信I/F41、ディスプレイI/F42の他に、マイク18からの音声信号を認識する音声認識回路46と、リモコン36とのデータの送受を行うリモコンI/F44、音声を合成しスピーカ48より音声を発せさせる音声合成回路47、集中操作パネル14とのデータの送受を行う集中操作パネルI/F43と、携帯端末システム106とのデータの送受を無線で行う無線通信I/F106aとを備え、これら各回路がCPU45により制御されている。また、システムコントローラ15には外部記録媒体45が接続可能となっており、CPU45より画像データを外部記録媒体(図示せず)に記録・再生できるようになっている。
携帯端末システム106は、図5に示すように、携帯可能なモバイルコンピュータから構成され、このモバイルコンピュータには、情報処理部110、情報表示部112、情報入力部113、情報格納部114、無線通信I/F115、アプリケーション検知ファイル格納部116が構築されいる。
情報処理部110では、複数のアプリケーションソフトウエア、例えば手術管理システム102の各機器を制御するための機器集中制御アプリケーション120、手技の費用等を算出するコスト算出アプリケーション121、手術管理システム102の各機器の操作履歴等を管理する手術履歴アプリケーション122、ネットワーク管理システム105によるネット接続を管理するネット接続アプリケーション123が起動可能となっている。
また、情報処理部110は、手術管理システム102、検査管理システム103及びネットワーク管理システム105との無線交信により、これらシステムと連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するアプリケーション検知部124を有している。
アプリケーション検知ファイル格納部116には、アプリケーション検知部124によりシステムと連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するための複数の検知ファイル、例えば機器集中制御用検知ファイル130、コスト算出用検知ファイル131、手術履歴用検知ファイル132、ネット接続用検知ファイル133が格納されている。
手術管理システム102は、図6に示すように、パーソナルコンピュータから構成され、このパーソナルコンピュータには、情報処理部140、情報表示部142、情報入力部143、情報格納部144、無線通信I/F145、アプリケーション検知ファイル格納部146が構築されいる。
情報処理部140では、機器集中制御アプリケーション120、手術履歴アプリケーション122が起動可能となっている。また、情報処理部140は、携帯端末システム106との無線交信により、携帯端末システム106と連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するアプリケーション検知部124を有している。
アプリケーション検知ファイル格納部146には、アプリケーション検知部124によりシステムと連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するための複数の検知ファイル、例えば機器集中制御用検知ファイル130、手術履歴用検知ファイル132が格納されている。
検査管理システム103は、図7に示すように、パーソナルコンピュータから構成され、このパーソナルコンピュータには、情報処理部150、情報表示部152、情報入力部153、情報格納部154、無線通信I/F155、アプリケーション検知ファイル格納部156が構築されいる。
情報処理部150では、コスト算出アプリケーション121、手術履歴アプリケーション122が起動可能となっている。また、情報処理部150は、携帯端末システム106との無線交信により、携帯端末システム106と連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するアプリケーション検知部124を有している。
アプリケーション検知ファイル格納部156には、アプリケーション検知部124によりシステムと連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するための複数の検知ファイル、例えばコスト算出用検知ファイル131、手術履歴用検知ファイル132が格納されている。
ネットワーク管理システム105は、図8に示すように、パーソナルコンピュータから構成され、このパーソナルコンピュータには、情報処理部160、情報表示部162、情報入力部163、情報格納部164、無線通信I/F165、アプリケーション検知ファイル格納部166が構築されいる。
情報処理部160では、コスト算出アプリケーション121、手術履歴アプリケーション122、ネット接続アプリケーション123が起動可能となっている。また、情報処理部160は、携帯端末システム106との無線交信により、携帯端末システム106と連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するアプリケーション検知部124を有している。
アプリケーション検知ファイル格納部166には、アプリケーション検知部124によりシステムと連携して起動するアプリケーションソフトウエアを検知するための複数の検知ファイル、例えばコスト算出用検知ファイル131、手術履歴用検知ファイル132、ネット接続用検知ファイル133が格納されている。
機器集中制御用検知ファイル130は、図9に示すように、共通プロファイル部201と、個別プロファイル部202とから構成されている。
また、手術履歴用検知ファイル131は、図10に示すように、共通プロファイル部201と、個別プロファイル部203とから構成されている。
さらに、コスト算出用検知ファイル132は、図11に示すように、共通プロファイル部201と、個別プロファイル部204とから構成されている。
同様に、ネット接続用検知ファイル133は、図12に示すように、共通プロファイル部201と、個別プロファイル部205とから構成されている。
各検知ファイルの共通プロファイル部201は、ヘッダ情報、アプリケーションを識別するためのアプリケーションIDである「システムID_1」及び接続要求コマンドからなる第1のパケット情報と、ヘッダ情報、アプリケーションを識別するためのアプリケーションIDである「システムID_1」、該アプリケーションで選択可能な情報である選択機能情報及びバージョン情報からなる第2のパケット情報とから構成される。
なお、各検知ファイルの個別プロファイル部202は、ヘッダ情報、アプリケーションを識別するためのアプリケーションIDである「システムID_1」に続いて、各アプリケーションのプロトコルの情報から構成される。
このように構成された本実施例の作用について、手術管理システム102と携帯端末システム106間を例に説明する。
手術管理システム102は、図13に示すように、ステップS1にて無線交信エリアに検知ファイルの共通プロファイル部201を送信し、ステップS2にて携帯端末システム106からの接続要求コマンドの受信を確認する。接続要求コマンドの受信が確認できない場合は、ステップS3にて所定時間経過後にステップS1に戻り無線交信エリアに検知ファイルの共通プロファイル部201を送信する。
携帯端末システム106からの接続要求コマンドの受信が確認される、すなわち携帯端末システム106が無線交信エリア内に存在することが確認されると、ステップS4にてスリープモードにあるシステム状態を解除する。
そして、ステップS5にて携帯端末システム106からの共通プロファイル部201の選択機能情報を取得し携帯端末システム106で選択されたアプリケーションソフトウエアを確認できたかどうか判断し、選択されたアプリケーションソフトウエアが確認できると、ステップS6にて個別プロファイルを交信/判別し、ステップS7にて選択されたアプリケーションソフトウエアを起動する。その後、ステップS8にて選択されたアプリケーションソフトウエアによる専用のプロトコルにて携帯端末システム106と無線交信にて通信制御する。
アプリケーションソフトウエアによる専用のプロトコルの制御フローの一例を図14及び図15に示す。図14では、医療機器の制御フローであって通信ラグが数msecといった短い時間で管理されるのに対して、情報機器の制御フローでは通信ラグが数secといったラフな時間で管理される。
一方、携帯端末システム106は、図16に示すように、ステップS11にて手術管理システム102からの共通プロファイル部201を受信し、ステップS12にて手術管理システム102からの接続要求コマンドの受信を確認する。接続要求コマンドの受信が確認できない場合は、ステップS13にて所定時間経過後にステップS11に戻る。
手術管理システム102からの接続要求コマンドの受信が確認されると、ステップS14にてスリープモードにあるシステム状態を解除する。
そして、ステップS15にて手術管理システム102からの共通プロファイル部201の選択機能情報(選択可能なアプリケーション)を取得し、図17に示すように、手術管理システム102で使用(起動)可能なアプリケーションソフトウエアの一覧からなる選択画面を情報表示部112に表示する。このアプリケーションソフトウエアの一覧から図18に示すように、所望のアプリケーションソフトウエアの選択をステップS16にて待ち、所望のアプリケーションソフトウエアの選択が選択されると、ステップS17にて選択機能情報(選択されたアプリケーション)を送信し、ステップS18にて選択されたアプリケーションを起動し、ステップS19にて選択されたアプリケーションソフトウエアによる専用のプロトコルにて手術管理システム102と無線交信にて通信制御する。
このように本実施例では、複数のシステムが混在しても、各システムに簡単にアクセスでき、また、検知ファイルを用いて起動可能なアプリケーションを1つのプラットホームで管理することができるので、異なる複数のシステムのアプリケーションを1つの端末機器上の統合プラットホームにて簡単に起動することが可能となる。
図19ないし図23は本発明の実施例2に係わり、図19は携帯端末システムの構成を示すブロック図、図20は図19の携帯端末システムと通信可能な手術管理システムの構成を示すブロック図、図21は図19の機器集中制御用カメラ検知ファイルの構成を示す図、図22は図19の携帯端末システムの情報表示部の表示例を示す第1の図、図23は図19の携帯端末システムの情報表示部の表示例を示す第2の図である。
実施例2は、実施例1とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
図19に示すように、本実施例の携帯端末システム106のアプリケーション検知ファイル格納部11には、機器集中制御用検知ファイル130の代りに、機器集中制御アプリケーション120において制御可能な医療機器を個別に識別するための、医療機器毎の検知ファイル、例えばカメラ装置を検知するための機器集中制御用カメラ検知ファイル130a、光源装置を検知するための機器集中制御用光源検知ファイル130b、気腹装置を検知するための機器集中制御用気腹器検知ファイル130c等が設けられている。
そして、この医療機器毎の検知ファイルは、例えば、図20に示すように、手術管理システム102のアプリケーション検知ファイル格納部146にも格納されている。
これら医療機器毎の検知ファイル、例えば機器集中制御用カメラ検知ファイル130aの共通プロファイル部201は、図21に示すように、ヘッダ情報、医療機器が制御可能な複数のアプリケーションを識別するためのアプリケーションIDである「システムID_1」、「システムID_2」及び接続要求コマンドからなる第1のパケット情報と、ヘッダ情報、アプリケーションを識別するためのアプリケーションIDである「システムID_1」、「システムID_2」、該アプリケーションで選択可能な情報である選択機能情報及びバージョン情報からなる第2のパケット情報とから構成される。
そして、携帯端末システム106と手術管理システム102とが交信可能となると、図22に示すように、選択機能情報に基づき、携帯端末システム106の情報表示部112に起動可能なアプリケーションの他に、選択したアプリケーションで制御可能な機器を表示し、自動あるいは手動にて選択可能としている。
図23は携帯端末システム106と検査管理システム103とが交信可能となった際の、携帯端末システム106の情報表示部112の表示例を示している。
その他の構成及び作用は実施例1と同じである。
このように本実施例では、実施例1の効果に加え、制御可能な複数の機器を1つの統合プラットホームで管理できる。
図24ないし図27は本発明の実施例3に係わり、図24は手術室内に構築されるシステムを示す図、図25は図24のシステム間で連携される患者情報ファイルの構成を示す図、図26は図24の手術管理システムの作用を説明するフローチャート、図27は図26の処理で手術管理システムの端末装置に表示される表示例を示す図である。
実施例3は、実施例1とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
図24に示すように、手術室においては携帯端末システム106、手術管理システム102の他に、手術の様子を撮影する手術撮影システム301、手術管理システム102及び手術撮影システム301で得られた画像データ等の情報を記録する情報記録システム302、また他の医療情報(例えば遠隔支援情報、CT画像等の参照医療情報)を提供する他システム303等が混在する場合があり、このような場合、これらシステムは室内ネットワークにより接続される(このネットワークは、共通のEthernet(登録商標)で接続されても良いし、やRS−232C、Ethernet(登録商標)、USB、無線といった複数の通信が混在しても良い。そのときは、図25のヘッダ部が変更され、各種通信を行うので共通のプロファイル部は変わらない)。
このとき、従来は、各システムにおいて、患者情報をそれぞれに設けられたタッチパネル(T.P.)機能を有する端末装置310より個別に入力しいた。
本実施例では、各システムに患者情報連携アプリケーションをインストールすることで、1つの端末装置310から入力した患者情報を患者情報ファイル311として各システムで情報を連携できるようにしている。
この患者情報ファイル311は、図25に示すように、共通プロファイル部401と、個別プロファイル部402とから構成されている。
この共通プロファイル部401は、ヘッダ情報、患者情報連携アプリケーションを識別するためのアプリケーションIDである「システムID_5」及び接続要求コマンドからなる第1のパケット情報と、ヘッダ情報、患者情報連携アプリケーションを識別するためのアプリケーションIDである「システムID_5」、該アプリケーションで選択可能な情報である選択機能情報及びバージョン情報からなる第2のパケット情報とから構成される。
患者情報連携アプリケーションでは、例えば手術管理システム102の端末装置310より患者情報が入力されると、手術管理システム102にて患者情報ファイル311が生成される。そして、例えば図26に示すように、ステップS31にて患者情報ファイル311の共通プロファイル部401を室内ネットワークに接続されているシステムに送信し、ステップS32にて連携可能なシステムを検知する。連携可能なシステムが検知できない場合はステップS33にて所定時間待機した後、ステップS31に戻る。
連携可能なシステムが検知されると、ステップS34にて患者情報を自動連携するかどうか判断する。この自動連携の判断は、例えば手術管理システム102において予め設定されている状態により判断される。
そして、患者情報を自動連携する場合は、ステップS35にて連携可能なシステム及び機器に患者情報ファイル311全体(共通プロファイル部401+個別プロファイル部402)を送信することで、全ての連携可能なシステム及び機器への患者情報の入力が行われ、処理を終了する。
一方、患者情報を自動連携しない場合は、ステップS36にて、手術管理システム102の端末装置310上に、図27に示すように、連携可能なシステム及び機器を表示し、ステップS37にて端末装置310上でのシステム及び機器の選択を待つ。
そして、ステップS38にて選択されたシステム及び機器に患者情報ファイル311全体(共通プロファイル部401+個別プロファイル部402)を送信することで、選択された連携可能なシステム及び機器への患者情報の入力が行われ、処理を終了する。
このように本実施例では、実施例1の効果に加え、患者情報を1つの端末装置からの入力で、連携可能なシステム全てに入力することが可能となる(ここでは患者情報の例を示したが、これが時間情報を含ませることで、時刻合わせでも同様な効果を得ることができる)。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施例1に係る院内管理システムの構成を示す構成図 図1の携帯端末システムの各システムとの無線通信エリアを説明する図 図2の医療機器制御システムの構成を示す構成図 図3の医療機器制御システムの各機器の接続関係を示すブロック図 図1の携帯端末システムの構成を示すブロック図 図1の手術管理システムの構成を示すブロック図 図1の検査管理システムの構成を示すブロック図 図1のネットワーク管理システムの構成を示すブロック図 図5の機器集中制御用検知ファイルの構成を示す図 図5の手術履歴用検知ファイルの構成を示す図 図5のコスト算出用検知ファイルの構成を示す図 図5のネット接続用検知ファイルの構成を示す図 図6の手術管理システムの作用を説明するフローチャート 図13の専用プロトコル処理の流れを示す第1の図 図13の専用プロトコル処理の流れを示す第2の図 図5の携帯端末システムの作用を説明するフローチャート 図16の処理を説明する第1の図 図16の処理を説明する第2の図 本発明の実施例2に係る携帯端末システムの構成を示すブロック図 図19の携帯端末システムと通信可能な手術管理システムの構成を示すブロック図 図19の機器集中制御用カメラ検知ファイルの構成を示す図 図19の携帯端末システムの情報表示部の表示例を示す第1の図 図19の携帯端末システムの情報表示部の表示例を示す第2の図 本発明の実施例3に係る手術室内に構築されるシステムを示す図 図24のシステム間で連携される患者情報ファイルの構成を示す図 図24の手術管理システムの作用を説明するフローチャート 図26の処理で手術管理システムの端末装置に表示される表示例を示す図
符号の説明
101…院内管理システム
102…手術管理システム
103…検査管理システム
104…外部ネットワーク
105…ネットワーク管理システム
106…携帯端末システム
110…情報処理部
112…情報表示部
113…情報入力部
114…情報格納部
115…無線通信I/F
116…アプリケーション検知ファイル格納部
120…機器集中制御アプリケーション
121…コスト算出アプリケーション
122…手術履歴アプリケーション
123…ネット接続アプリケーション
124…アプリケーション検知部
130…機器集中制御用検知ファイル
131…コスト算出用検知ファイル
132…手術履歴用検知ファイル
133…ネット接続用検知ファイル
201…共通プロファイル部
202、203、204、205…個別プロファイル部

Claims (6)

  1. 複数種類のアプリケーションソフトウエアを有する複数のシステム機器と、
    前記システム機器と交信し前記アプリケーションソフトウエアを選択的に起動するアプリケーション起動装置と
    を有し、
    前記システム機器及び前記アプリケーション起動装置は、
    前記アプリケーションソフトウエアを検知するための共通プロファイルを有する検知ファイルを格納した検知ファイル格納部と、
    前記検知ファイルを検知し前記アプリケーションソフトウエアを検知するアプリケーション検知手段と
    を備えている
    ことを特徴とするアプリケーション起動管理システム。
  2. 前記複数種類のアプリケーションソフトウエアは、手術に関するアプリケーションソフトウエアであって、前記手術で使用される医療機器を制御する機器集中制御アプリケーションを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション起動管理システム。
  3. 前記複数種類のアプリケーションソフトウエアは、手術に関するアプリケーションソフトウエアであって、前記手術の手技の費用等を算出するコスト算出アプリケーションを含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアプリケーション起動管理システム。
  4. 前記複数種類のアプリケーションソフトウエアは、手術に関するアプリケーションソフトウエアであって、前記手術で使用される医療機器の操作履歴等を管理する手術履歴アプリケーションを含む
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のアプリケーション起動管理システム。
  5. 前記複数種類のアプリケーションソフトウエアは、手術に関するアプリケーションソフトウエアであって、前記手術の対象者の患者情報をシステム間で連携させる患者情報連携アプリケーションを含む
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のアプリケーション起動管理システム。
  6. 前記共通プロファイルは、前記アプリケーションソフトウエアを識別するための識別情報を有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のアプリケーション起動管理システム。
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