JP4227462B2 - 車両用表示システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の各種状態を表示する状態表示と車両に発生する警報状態を表示する警報表示とを行う車両用表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から車両の運転情報を表示する計器と、複数の車載搭載機器の情況を表示する複数の警告表示灯、状態表示灯を配置して有する車両用計器盤は知られている(特許文献1および特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1では、警告表示灯、状態表示灯の複数個を単位とする表示ブロックとして配置するにあたり、イグニッションスイッチをオフからオンした時に一時的に点灯する警告表示灯、状態表示灯で、上記表示ブロック内で隣り合って配設されている各警告表示灯、状態表示灯の表示色が、隣り合う警告表示灯、状態表示灯同士で同色とならないように各警告表示灯、状態表示灯を配置して、車両用計器の表示面で配置表示される各種警告表示灯、状態表示灯等の輝度バラツキや、色調のバラツキを目立たなくして点灯表示された警告表示灯、状態表示灯の視認性を向上させるようにしている。
【0004】
特許文献2では、速度計等による状態表示を行う状態表示ユニットと、ブレーキ異常シンボル、バッテリ充電異常シンボル等による警報表示を行う警報表示ユニットとを、互いに異なるハウジングに収容してダッシュボードの左右方向略中央部と運転席の前方部とに分けて配置し、警報表示ユニットで警報表示を行っている際には、状態表示ユニットのストップシンボル等の点滅又は点灯によりその旨を表示するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−75512号公報
【特許文献2】
特開2002−67735号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、計器盤の車両状態量を表示するスペースの空いた部分に各警告表示灯および状態表示灯を配置したり、計器盤をステアリングハンドル前方とダッシュボードの左右方向略中央部に配置するものである。このため、周辺に大型の荷役レバー、前後進レバー、ターンシグナルレバーおよびパーキングブレーキレバー等が配置され且つ荷役作業のために前方視界を確保する必要があってレイアウトできる空間が狭く限られ、しかもステアリングホイールの前方のホーンパッドの影になる部分を含んで配置する必要があるフォークリフト等の産業車両の計器盤には、そのままのレイアウトでは適用できないものであった。
【0007】
しかも、フォークリフト等の産業車両の計器盤であっても、最近の車両の高機能化に伴い、多くの警告表示灯、状態表示灯を配置する要望は高くなってきており、前方視界を確保しつつ、運転者から見える領域に、警告表示灯、状態表示灯をすべて配置することは難しくなってきている。
【0008】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、前方視界を確保しつつ、多くの警告表示灯および状態表示灯を持つ、コンパクトな車両用表示システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ステアリングハンドルの前方に配置される計器盤に、車両を運転および操作するために常に確認すべき車両の各種状態を表示する複数の状態表示灯を備える状態表示手段および車両に発生する、前記状態表示手段に含まれない複数の故障状態を警報表示する警報表示手段を備える車両用表示システムにおいて、前記ステアリングハンドルのホーンパッドによりオペレータから見えなくなる領域に前記計器盤の一部の表示領域が位置するようステアリングハンドルの前方に前記計器盤を配置し、前記車両に発生する複数の故障状態を警報表示する警報表示手段をステアリングハンドルのホーンパッドの影になり見えなくなる計器盤上の領域に配置するとともに、前記車両の各種状態を表示する状態表示灯を備える状態表示手段を計器盤上のホーンパッドにより見えなくなる領域の外側の可視領域に配置し、前記警報表示手段による警報作動時に、前記計器盤上の前記可視領域に配置した状態表示手段のいずれかの状態表示灯を点滅させるか、若しくは、前記警報表示手段によるいずれかの警報状態が発生していることを報知するために、前記計器盤上の前記可視領域に配置した警報状態表示灯を点灯若しくは点滅させるようにした。
【0010】
【発明の効果】
したがって、本発明では、ステアリングハンドルの前方に配置される計器盤に、車両を運転および操作するために常に確認すべき車両の各種状態を表示する複数の状態表示灯を備える状態表示手段および車両に発生する、前記状態表示手段に含まれない複数の故障状態を警報表示する警報表示手段を備える車両用表示システムにおいて、前記ステアリングハンドルのホーンパッドによりオペレータから見えなくなる領域に前記計器盤の一部の表示領域が位置するようステアリングハンドルの前方に前記計器盤を配置し、前記車両に発生する複数の故障状態を警報表示する警報表示手段をステアリングハンドルのホーンパッドの影になり見えなくなる計器盤上の領域に配置するとともに、前記車両の各種状態を表示する状態表示灯を備える状態表示手段を計器盤上のホーンパッドにより見えなくなる領域の外側の可視領域に配置し、前記警報表示手段による警報作動時に、前記計器盤上の前記可視領域に配置した状態表示手段のいずれかの状態表示灯を点滅させるか、若しくは、前記警報表示手段によるいずれかの警報状態が発生していることを報知するために、前記計器盤上の前記可視領域に配置した警報状態表示灯を点灯若しくは点滅させるため、前方視界を確保しつつ、多くの警告表示灯および状態表示灯を持つ、コンパクトな車両用表示システムが実現できた。しかも、オペレータは状態表示手段を確認するのみで警報状態か否かが判断でき、警報状態時にのみ警報表示手段を確認することで故障状態を把握できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両用表示システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図3は、本発明の車両用表示システムの第1実施形態を示し、図1は産業車両用表示システムの概略構成を示す正面図、図2は産業車両用表示システムのシステム構成図、図3は産業車両用表示システムの制御フローチャートである。
【0013】
図1において、本実施形態の産業車両用表示システムは、計器盤1のオペレータから見える領域Aに配した車両の各種状態を表示する状態表示灯を具備する状態表示手段2と、計器盤1のオペレータから見えない領域Bに配した、車両に発生した故障状態を警報表示する警報表示手段3により構成している。産業車両の計器盤1は、図4および図5に示すように、ステアリングハンドルHの前方に位置し、その中央下部の領域がステアリングハンドルHのホーンパッドHPに隠れて見えない領域となり、その見えない領域の左右および上方の領域はステアリングハンドルHのハンドルスポークHS間を通して見ることができる領域となる。
【0014】
図1に戻り、前記見える領域Aに配した車両の各種状態を表示する状態表示手段2は、燃料タンク内の燃料残量を表示する指針型燃料計4(所定量以下の場合に警告する燃料残量警告灯4Aを含む)やエンジン冷却水温を表示する指針型水温計5(所定温度以上の場合に警告する水温警告灯5Aを含む))等の状態量を表示する状態量表示手段4、5と、車両を運転および操作するために常に確認すべき各種車両状態を表示する状態表示灯6とから構成している。前記燃料残量警告灯4Aを含む指針型燃料計4および水温警告灯5Aを含む指針型水温計5からなる状態量表示手段4、5は、計器盤1のオペレータから見えない領域Bに隣接した左右の見える領域Aに夫々分離して配置され、前記各種車両状態を表示する個々の状態表示灯6が、状態量表示手段4、5を取囲んで、計器盤1のオペレータから見える領域Aに配置されている。
【0015】
前記各種車両状態を表示する状態表示灯6は、車両を運転および操作するために常に確認すべき各種車両状態は、例えば、前後進切換えレバー(セレクトレバー)のポジションスイッチ信号に基づくニュートラル警告灯兼前後進インターロック警告灯6A、パーキングブレーキ作動中であることを表示するブレーキ警告灯6B、荷役装置の作動状態を警告するマストインターロック警告灯兼マストショックレス警告灯6C、エンジンのグローパイロット警告灯6D、シートベルト警告灯6E、充電警告灯6F、エンジンオイルのオイルプレッシャ警告灯6G等である。多目的警告表示灯7は、後述するように、車両に警報状態が発生した際に、オペレータから見えない領域Bに配した警報表示手段3の作動と共に点灯(若しくは、点滅)される。
【0016】
また、これらの状態表示灯6の内の複数の状態表示灯6は、特に限定されないが、例えば、ブレーキ警告灯6B、マストインターロック警告灯兼マストショックレス警告灯6C、多目的警告灯7、オイルプレッシャ警告灯6Gは、車両に発生した緊急性の高い警報状態が発生した際に、オペレータから見えない領域Bに配した警報表示手段3の作動と共に点滅される。
【0017】
前記計器盤1のオペレータから見えない領域Bに配した警報表示手段3は、前記多目的警告灯7と共に作動する緊急性が低い軽微な警報状態を表示する第1の警報表示手段8と、前記複数の状態表示灯6、7の点滅と共に作動する緊急性の高い重要な警報状態を表示する第2警報表示手段9とを備える。
【0018】
前記緊急性が低い軽微な警報状態を表示する第1警報表示手段8は、例えば、トルクコンバータ油温警告灯8A(若しくは、クラッチ摩耗警告灯)、燃料フィルタ目詰まり警告灯8B、ラジエータ液面警告灯8C、エアクリーナ目詰まり警告灯8D等の軽微な故障を表示する専用の液晶表示マークを点滅させることにより構成され、必要に応じて、故障コードを液晶等により表示するコード表示手段11を具備して構成してもよい。また、図示のように、アワーメータ10を表示する場合もある。なお、第1警報表示手段8の専用の液晶表示マークに代えて、警告マークに対応するLEDを設け、該当する警告マークのLEDを点滅させるようにしてもよい。
【0019】
前記緊急性の高い重要な警報状態を表示する第2警報表示手段9は、故障コードを液晶等により表示するコード表示手段11により構成される。後者のコード表示手段11は前者のコード表示手段11と共用したものが例示されているが、別に構成してもよい。第2警報表示手段9に表示する緊急性の高い重要な警報状態とは、例えば、車両走行系においては、トランスミッションの前進ソレノイドおよび後進ソレノイド等の各種ソレノイド類の故障状態や各種センサ類の故障状態、エンジン制御系においては、スロットルアクチュエータ等のアクチュエータ類やスロットルセンサ等のセンサ類の故障状態およびオーバヒート状態等であり、夫々故障コードによりコード表示手段11に表示するようにしている。
【0020】
前記産業車両用表示システムは、図2のシステム構成図に示すように構成される。計器盤1は表示コントローラ12を備え、表示コントローラ12には、各種センサ信号が直接若しくは他の制御コントローラ13を経由して入力され、各種センサ信号に応じて前記状態表示手段2および警報表示手段3の表示状態を制御するようにしている。即ち、状態量表示手段2のために、燃料タンクに設けた燃料残量センサ4Cおよびエンジンの冷却水温センサ5Cよりの状態量信号が入力され、燃料残量計4および水温計5で状態量を表示するようにしている。また、状態表示灯6のためには、セレクトレバー位置を検出するインヒビタスイッチ6AC、パーキングブレーキスイッチ6BC、荷役装置の架台ロックスイッチ6CCおよびショックレスバルブスイッチ6CD、シートベルトスイッチ6EC、エンジンオイルプレッシャスイッチ6GC、および、図示しないグローパイロットスイッチ、電圧センサ等の信号が入力され、夫々の状態を表示するようにしている。さらに、警報表示手段3のために、図示しない各種診断信号が入力され、故障状態に応じて専用の警告灯8およびコード表示手段11が表示コントローラ12により選択して作動するようにしている。
【0021】
図3は、表示コントローラ12により定期的に実行されるフローチャートであり、以下このフローチャートに基づいて産業車両用表示システムの作動を説明する。なお、状態表示手段2の燃料残量警告灯4Aを含む指針型燃料計4および水温警告灯5Aを含む指針型水温計5からなる状態量表示手段4、5は、入力される燃料タンクに設けた燃料残量センサ4Cおよびエンジンの冷却水温センサ5Cよりの状態量信号に応じて、燃料残量計4および水温計5で状態量を表示する。
【0022】
先ず、ステップS1において、入力されるセレクトレバー位置を検出するインヒビタスイッチ6AC、パーキングブレーキスイッチ6BC、荷役装置の架台ロックスイッチおよびショックレスバルブスイッチ6CC、6CD、シートベルトスイッチ6DC、エンジンオイルプレッシャスイッチ6GC、および、図示しないグローパイロットスイッチ、電圧センサ等の信号に応じて該当する状態表示灯6を点灯若しくは消灯させて、車両を運転および操作するために常に確認すべき各種車両状態を表示する。
【0023】
次いで、ステップS2において、入力される警報表示手段3のためのセンサ信号の有無が判断され、故障発生状態でない場合には処理を終了し、故障発生状態である場合にはステップS3へ進む。
【0024】
ステップS3では、故障状態が軽微な故障か否かが判断され、登録されている軽微な故障である場合には、ステップS4へ進み、登録されている軽微な故障でない場合には、ステップS5へ進む。登録されている軽微な故障は、例えば、トルクコンバータ油温警告8A(若しくは、クラッチ摩耗警告)、燃料フィルタ目詰まり警告8B、ラジエータ液面警告8C、エアクリーナ目詰まり警告8D等の車両走行および荷役作業を直ぐ中止しなくとも急激に走行不能状態や作業不能状態に変化しない緊急性の低い故障が登録されている。
【0025】
ステップS4では、オペレータからは見えない警報表示手段3の第1警報表示手段8の該当する専用の警告灯8若しくは液晶表示マークを点灯若しくは点滅させるとともに、状態表示手段2の警報状態表示灯である多目的警告灯7を点灯若しくは点滅させて、今回の処理を終了させる。オペレータは多目的警告灯7の点灯若しくは点滅により、軽微な故障が発生していることを認識でき、荷役作業を終了した段階で、いずれの警告灯8が点灯若しくは点滅しているのか識別して、修理を依頼することができる。
【0026】
ステップS5では、オペレータからは見えない警報表示手段3の第2警報表示手段9のコード表示手段11に故障コードを表示させると共に、オペレータから見える状態表示手段2の複数の状態表示灯6を点滅させ、今回の処理を終了させる。前記複数の状態表示灯6は、特に限定されないが、例えば、ブレーキ警告灯6B、マストインターロック警告灯兼マストショックレス警告灯6C、多目的警告灯7、オイルプレッシャ警告灯6G等である。オペレータは、見える領域Aの複数の状態表示灯6の点滅により、軽微な故障に含まれない緊急を要する故障が発生したことを認識することができ、車両走行および荷役作業を中止して、オペレータから見えない領域Bに配した警報表示手段3のコード表示手段11に表示された故障状態を確認できる。コード表示手段11には、どのような故障が発生したのかを、故障コードで表示することができるので、サービスマンはメンテナンスし易く、修理等の適切な対応が可能となる。
【0027】
なお、上記実施形態において、警報表示手段3の警報作動時に状態表示手段2の領域に警報作動中を報知する警報状態表示灯としての多目的警告灯7を点灯若しくは点滅させるものについて説明したが、図示はしないが、状態表示手段2のいずれかの状態表示灯6を点灯若しくは点滅させるようにしたものであってもよい。
【0028】
また、上記実施形態において、緊急性を要する警報作動時に状態表示手段2の複数の状態表示灯6を点灯若しくは点滅させるものについて説明したが、図示はしないが、専ら警報作動中を報知するよう状態表示手段2の領域に配置した複数の警報状態表示灯を点灯若しくは点滅させるようにしたものであってもよく、さらに、警報状態の緊急性の大小に応じて、点灯若しくは点滅させる状態表示手段2の状態表示灯6若しくは警報作動中を報知するよう状態表示手段2の領域に配置した警報状態表示灯の数を変化させるようにしたものであってもよい。
【0029】
さらに、上記実施形態において、警報状態の緊急性の大小に応じて、点灯若しくは点滅させる状態表示手段2の状態表示灯6の数を変化させるようにしたものについて説明したが、図示はしないが、警報状態の緊急性の大小に応じて、状態表示手段2の状態表示灯6若しくは警報作動中を報知するよう状態表示手段の領域に配置した警報状態表示灯の点滅数を増減させるようにしたものであってもよい。
【0030】
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
【0031】
(ア)車両の各種状態を表示する状態表示灯6を備える状態表示手段2および車両に発生する警報状態を表示する警報表示手段3を備える産業車両用表示システムにおいて、前記警報表示手段3の警報作動時に、警報作動中を報知するよう前記状態表示手段2の状態表示灯6を点滅させ且つ点滅させる状態表示灯6の数を前記警報状態の緊急性の大小に応じて変化させるようにしたため、前方視界を確保しつつ、コンパクトな産業車両用表示システムが実現できた。
【0032】
(イ)車両に発生する警報状態を表示する警報表示手段3をステアリングハンドルHのホーンパッドHPの影になり見えなくなる計器盤1上の領域Bに配置するとともに、車両の各種状態を表示する状態表示灯6を備える状態表示手段2を前記ホーンパッドHPにより見えなくなる領域Bの外側の可視領域Aの計器盤1上に配置したため、前方視界を確保しつつ、多くの警告表示灯8および状態表示灯6を持つ、コンパクトな産業車両用表示システムが実現できた。
【0033】
(ウ)警報表示手段3の警報作動時に警報作動中を報知するよう状態表示手段2の領域Aに配置した警報状態表示灯7(若しくは、状態表示手段2のいずれかの状態表示灯6)を点灯若しくは点滅させるようにしたため、オペレータは状態表示手段2を確認するのみで警報状態か否かが判断でき、警報状態時にのみ警報表示手段3を確認することで故障状態を把握できる。
【0034】
(エ)警報表示手段3により表示する警報状態の緊急性の大小に応じて点灯若しくは点滅させる前記状態表示手段2の状態表示灯6(若しくは、警報作動中を報知するよう状態表示手段2の領域Aに配置した警報状態表示灯7)の数を変化させるようにしたため、オペレータに警報状態が緊急事態であるか否かを直ぐに認識でき、作業を中止しなければならないのか否か適切な判断と対処ができる。
【0035】
(オ)なお、警報表示手段3により表示する警報状態の緊急性の大小に応じて前記状態表示手段2の状態表示灯6若しくは警報作動中を報知するよう状態表示手段2の領域Aに配置した警報状態表示灯7の点滅数を増減させるようにすると、オペレータに警報状態の緊急程度を示すことができ、適切に対処させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す産業車両用表示システムの概略構成を示す正面図。
【図2】同じく産業車両用表示システムのシステム構成図。
【図3】産業車両用表示システムの制御フローチャート。
【図4】産業車両用表示システムを適用する産業車両の運転席レイアウトを示すレイアウト図。
【図5】産業車両用表示システムを適用する産業車両の運転席レイアウトを示す側面図。
【符号の説明】
1 計器盤
2 状態表示手段
3 警報表示手段
4 燃料残量を表示する指針型燃料計
5 エンジン冷却水温を表示する指針型水温計
6 状態表示灯
7 警報作動中を報知するよう状態表示手段の領域Aに配置した警報状態表示灯
8 緊急性が低い軽微な警報状態を表示する第1の警報表示手段
9 緊急性の高い重要な警報状態を表示する第2警報表示手段
10 アワーメータ
11 コード表示手段
12 表示コントローラ
13 他の制御コントローラ
Claims (4)
- ステアリングハンドルの前方に配置される計器盤に、車両を運転および操作するために常に確認すべき車両の各種状態を表示する複数の状態表示灯を備える状態表示手段および車両に発生する、前記状態表示手段に含まれない複数の故障状態を警報表示する警報表示手段を備える車両用表示システムにおいて、
前記ステアリングハンドルのホーンパッドによりオペレータから見えなくなる領域に前記計器盤の一部の表示領域が位置するようステアリングハンドルの前方に前記計器盤を配置し、
前記車両に発生する複数の故障状態を警報表示する警報表示手段をステアリングハンドルのホーンパッドの影になり見えなくなる計器盤上の領域に配置するとともに、
前記車両の各種状態を表示する状態表示灯を備える状態表示手段を計器盤上のホーンパッドにより見えなくなる領域の外側の可視領域に配置し、
前記警報表示手段による警報作動時に、前記計器盤上の前記可視領域に配置した状態表示手段のいずれかの状態表示灯を点滅させるか、若しくは、前記警報表示手段によるいずれかの警報状態が発生していることを報知するために、前記計器盤上の前記可視領域に配置した警報状態表示灯を点灯若しくは点滅させることを特徴とする車両用表示システム。 - 前記警報表示手段により表示する警報状態の緊急性の大小に応じて、前記計器盤上の前記可視領域に配置した前記状態表示手段の状態表示灯を点滅させる数を変化させることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示システム。
- 前記警報表示手段により表示する警報状態の緊急性の大小に応じて、前記計器盤上の前記可視領域に配置した前記状態表示手段の状態表示灯若しくは前記警報状態表示灯の点滅数を増減させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示システム。
- 前記警報表示手段の警報作動時に、前記計器盤上の前記可視領域に配置した前記状態表示手段の状態表示灯を点滅させ且つ点滅させる状態表示灯の数を前記警報状態の緊急性の大小に応じて変化させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示システム。
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