JP6537464B2 - 作業車の表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関する情報を表示する複数の表示部を有する液晶表示器と、前記液晶表示器の作動を制御する表示用電子制御ユニットとを備えた作業車の表示装置に関する。
上記のような作業車の表示装置としては、4インチ程度の液晶表示器に、エンジン回転数を表示するエンジン回転数表示領域、エンジンの積算稼働時間を表示するアワメータ表示領域、エンジン冷却水の温度を表示する水温計領域、及び、エンジンに供給する燃料の残量を表示する燃料計領域、などを、エンジンに関する情報を表示する複数の表示部として備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2013−252747号公報(段落番号0020、0041、0042、図6、図11)
近年の作業車では、その動力源として、エンジンに加えてモータジェネレータを備えるハイブリッド作業車が開発されている。このようなハイブリッド作業車においては、表示装置が表示する表示情報としては、エンジンに関する情報に加えて、モータジェネレータに関する情報を表示する必要がある。そのためには、表示する情報量の増加に応じて液晶表示器のサイズを上げることが考えられるが、この場合には、液晶表示器のサイズを上げることによる表示装置の大型化やコストの大幅な上昇を招くことになる。又、表示する情報量の増加に応じて各表示部のサイズを小さくすることも考えられるが、この場合には、液晶表示器の各表示部にて表示される情報の視認性の低下を招くことになる。
つまり、表示装置の大型化やコストの大幅な上昇、あるいは、表示情報の視認性の低下を招くことなく、エンジンに関する情報に加えて、モータジェネレータに関する情報を表示することができる表示装置の開発が望まれている。
上記の課題を解決するための手段として、作業車の表示装置は、
エンジンに関する情報をセグメント表示する複数の表示部を有する液晶表示器と、前記液晶表示器の作動を制御する表示用電子制御ユニットとを備え、
前記液晶表示器は、その表示領域のうちの空き領域に、モータジェネレータに関する情報を表示する補助表示部を備え、
前記補助表示部は、7セグメント表示で4桁の表示部位を備え、
前記表示用電子制御ユニットは、前記補助表示部における1桁目又は4桁目の前記表示部位を、前記モータジェネレータの状態を文字表示する第1表示部位として作動させ、かつ、残りの3桁の前記表示部位を、バッテリの残量を数値表示する第2表示部位として作動させる補助表示部用の制御部を備えている。
この手段によると、ドットマトリックス方式の液晶表示器を備える場合に比較して、コストの削減を図ることができる。
又、液晶表示器の空き領域に、省スペースで安価な7セグメント表示で4桁の表示部位を有する補助表示部を追加装備するだけであることから、液晶表示器のサイズを上げることなく、又、各表示部のサイズを小さくすることなく、モータジェネレータに関する情報を追加表示することができる。
そして、補助表示部での表示に関しては、モータジェネレータの状態が力行状態であれば、制御部の制御作動により、例えば、補助表示部の第1表示部位(1桁目又は4桁目の表示部位)にて、力行状態を連想し易い「Power」の頭文字である「P」が表示されるように設定すれば、現在のモータジェネレータの状態が力行状態であることを運転者に知らせることができる。
又、モータジェネレータの状態が回生状態であれば、制御部の制御作動により、例えば、補助表示部の第1表示部位にて、回生状態を連想し易い「Charge」の頭文字である「C」が表示されるように設定すれば、現在のモータジェネレータの状態が回生状態であることを運転者に知らせることができる。
更に、モータジェネレータの状態が力行状態と回生状態とのいずれでもなければ、制御部の制御作動により、例えば、補助表示部の第1表示部位にて何も表示されないように設定すれば、現在のモータジェネレータの状態が力行状態と回生状態とのいずれでもないことを運転者に知らせることができる。
そして、制御部の制御作動により、例えば、補助表示部の第2表示部位(残りの3桁の表示部位)にて、バッテリの残量がパーセント表示されるように設定すれば、バッテリの残量を運転者に知らせることができる。
その結果、液晶表示器として安価なセグメント方式を採用し、かつ、液晶表示器の空き領域に、省スペースで安価な補助表示部を追加装備するだけで、表示装置の大型化やコストの大幅な上昇を招くことなく、エンジンに関する情報に加えて、モータジェネレータの状態とバッテリの残量とを、運転者が視認し易い状態で好適に表示することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記制御部は、前記モータジェネレータのパワーレベルに基づいて、前記パワーレベルが高いほど前記第1表示部位の点滅間隔を短くする点滅制御を実行する。
この手段によると、例えば、モータジェネレータの状態が力行状態であれば、力行状態でのパワーレベルが高くなるほど、第1表示部位にて表示される「P」の点滅間隔が短くなって点滅動作が速くなる。逆に、力行状態でのパワーレベルが低くなるほど、第1表示部位にて表示される「P」の点滅間隔が長くなって点滅動作が遅くなる。これにより、モータジェネレータの力行状態でのパワーレベルを運転者に知らせることができる。
又、例えば、モータジェネレータの状態が回生状態であれば、回生状態でのパワーレベルが高くなるほど、第1表示部位にて表示される「C」の点滅間隔が短くなって点滅動作が速くなる。逆に、回生状態でのパワーレベルが低くなるほど、第1表示部位にて表示される「C」の点滅間隔が長くなって点滅動作が遅くなる。これにより、モータジェネレータの回生状態でのパワーレベルを運転者に知らせることができる。
その結果、新たな表示部を追加装備することなく、モータジェネレータの力行状態及び回生状態でのパワーレベルを、運転者が視認し易い状態で表示することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記制御部は、車載の主電子制御ユニットからの情報に基づいて、前記補助表示部の表示状態を、前記モータジェネレータの状態及び前記バッテリの残量を表示する標準情報表示状態と、前記モータジェネレータを含む電動系の異常を表示する異常情報表示状態と、前記電動系のメンテナンスに必要な情報を表示するメンテナンス情報表示状態とに切り替える表示切替制御を実行する。
この手段によると、制御部は、主電子制御ユニットからの情報に基づいて、モータジェネレータ又はバッテリなどの異常を検知した場合には、補助表示部の表示状態を、標準情報表示状態から異常情報表示状態に切り替える。そして、異常情報表示状態においては、制御部の制御作動により、例えば、補助表示部にて、「Er01」といった「Error」の略語と、そのときの異常内容に対応する2桁のエラーコードとが表示されるように設定すれば、現在、電動系に異常が生じていることと、そのときの異常内容とを運転者に知らせることができる。
又、制御部は、主電子制御ユニットからの情報に基づいて、車体側において、通常の運転モードから、モータジェネレータ又はバッテリなどの電動系に対するメンテナンスを行うためのメンテナンスモードへの切り替え操作が行われたことを検知した場合には、補助表示部の表示状態を、標準情報表示状態からメンテナンス情報表示状態に切り替える。そして、メンテナンス情報表示状態においては、制御部の制御作動により、例えば、補助表示部にて、「Sa03」といったセンサの識別子とAD値とが表示されるように設定すれば、電動系のメンテナンス時に必要な情報を運転者に知らせることができる。
その結果、新たな表示部を追加装備することなく、電動系の異常及びメンテナンスに要する情報を運転者に適切に知らせることができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記液晶表示器は、ダッシュボードにおけるステアリングホイールにて運転者の視界が遮られる領域から横方向に外れた部位に配備され、
前記補助表示部は、前記液晶表示器におけるステアリングホイール側の端部に配備されている。
この手段によると、液晶表示器に表示される各種の情報を、ステアリングホイールに阻害されることなく運転者に容易に視認させることができる。
そして、補助表示部は、液晶表示器における運転者側の位置に位置することになり、これにより、液晶表示器の空き領域に省スペースの補助表示部を配備する構成を採用しながらも、補助表示部にて表示される電動系に関する情報を運転者に視認し易くすることができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記補助表示部は、前記バッテリを示すバッテリシンボルを備え、
前記制御部は、前記バッテリの残量が設定値を下回った場合に前記バッテリシンボルを点滅させるシンボル点滅制御を実行する。
この手段によると、補助表示部にバッテリシンボルを追加装備するだけで、バッテリの残量が設定値を下回ったことを運転者に知らせることができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記設定値としては、第1設定値と前記第1設定値よりも値の低い第2設定値とが設定され、
前記制御部は、前記シンボル点滅制御では、前記バッテリの残量が前記第2設定値を下回った場合に、前記バッテリシンボルの点滅間隔を、前記バッテリの残量が前記第1設定値を下回った場合よりも短くする。
この手段によると、設定値として第1設定値と第2設定値とを設定するだけで、バッテリの低下を2段階で運転者に知らせることができる。
その結果、バッテリの低下具合をより明確に運転者に知らせることができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
車載の主電子制御ユニットは、走行用の駆動モードとして、前記モータジェネレータからの動力のみで走行装置が駆動される電動モードを備え、
前記液晶表示器は、7セグメント表示で4桁の表示部位を有してエンジン回転数を数値表示する回転数表示部を備え、
前記表示用電子制御ユニットは、前記回転数表示部の表示状態を切り替える表示切替部を備え、
前記表示切替部は、前記電動モードが選択された場合には、前記回転数表示部の表示状態を、エンジン回転数を表示する標準表示状態から前記電動モードであることを文字表示する補助表示状態に切り替え、かつ、前記電動モードの選択が解除された場合には、前記回転数表示部の表示状態を、前記補助表示状態から前記標準表示状態に切り替える。
この手段によると、電動モードが選択されている間は、回転数表示部の表示状態が補助表示状態になる。そして、補助表示状態においては、表示切替部の制御作動により、例えば、回転数表示部にて、電動モードを連想し易い「ELECTRIC」の略語である「ELEC」、又は、「battery」の略語である「batt」が表示されるように設定すれば、現在の走行用の駆動モードが電動モードであることを運転者に知らせることができる。
又、電動モードの選択が解除されている場合は、回転数表示部の表示状態が標準表示状態になる。そして、標準表示状態においては、表示切替部の制御作動により、回転数表示部にてエンジン回転数が数値表示されることで、現在の走行用の駆動モードが電動モードではないことを運転者に知らせることができる。
つまり、電動モードでは不必要になる回転数表示部を有効利用することで、新たな表示部を追加装備することなく、走行用の駆動モードが電動モードか否かを運転者に知らせることができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
エンジン冷却水の温度を示す水温シンボルと、バッテリセルの温度を示すセル温シンボルとが、温度表示部の隣接箇所に配備され、かつ、給油を示す給油シンボルと、充電を示す充電シンボルとが、残量表示部の隣接箇所に配備され、
前記表示用電子制御ユニットは、表示するシンボルを切り替えるシンボル切替部を備え、
前記シンボル切替部は、前記エンジンに関する情報の取得が可能な車載状態では、前記セル温シンボルと前記充電シンボルとを表示させずに、前記水温シンボルと前記給油シンボルとを表示させ、かつ、前記エンジンに関する情報の取得が不能な車載状態では、前記水温シンボルと前記給油シンボルとを表示させずに、前記セル温シンボルと前記充電シンボルとを表示させる。
この手段によると、作業車が、その動力源として、例えば、エンジンのみを備える場合、又は、エンジンとモータジェネレータとを備える場合は、エンジンに関する情報の取得が可能な車載状態であることから、シンボル切替部は、セル温シンボルと充電シンボルとを表示させずに、水温シンボルと給油シンボルとを表示させる。これにより、温度表示部の表示情報がエンジン冷却水の温度であり、又、残量表示部の表示情報が燃料の残量であることを運転者に知らせることができ、エンジン冷却水の温度、及び、燃料の残量を運転者に知らせることができる。
又、作業車が、その動力源として、例えば、電動モータ又はモータジェネレータのみを備える場合は、エンジンに関する情報の取得が不能な車載状態であることから、シンボル切替部は、水温シンボルと給油シンボルとを表示させずに、セル温シンボルと充電シンボルとを表示させる。これにより、温度表示部の表示情報がバッテリセルの温度であり、又、残量表示部の表示情報がバッテリの残量であることを運転者に知らせることができ、バッテリセルの温度、及び、バッテリの残量を運転者に知らせることができる。
つまり、単一の表示装置を、エンジン仕様の作業車、ハイブリッド仕様の作業車、及び、EV仕様の作業車に搭載可能な兼用仕様に構成することができる。
その結果、仕様の異なる作業車に、それぞれの仕様に応じた専用の表示装置を搭載する場合に比較して、コスト及び部品管理などの面において有利にすることができる。
多目的作業車の左側面図である。 多目的作業車の平面図である。 表示装置及び変速レバーなどの配置を示す搭乗部の背面図である。 多目的作業車の制御構成の一部を示すブロック図である。 表示装置の正面図である。 力行状態での補助表示部の表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 回生状態での補助表示部の表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 力行状態と回生状態とのいずれでもない状態での補助表示部の表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 補助表示部の異常情報表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 補助表示部のメンテナンス情報表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 回転数表示部の標準表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 回転数表示部の補助表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 積算表示部の距離表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 積算表示部の時間表示状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 別実施形態において温度表示部がエンジン冷却水の温度を表示し、残量表示部が燃料の残量を表示している状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。 別実施形態において温度表示部がバッテリセルの温度を表示し、残量表示部がバッテリの残量を表示している状態を示す液晶表示部の要部の正面図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明に係る作業車の表示装置を、作業車の一例であるパラレルハイブリッド仕様の多目的作業車に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、図1に記載した符号Fの矢印が指し示す方向が多目的作業車の前側であり、符号Uの矢印が指し示す方向が多目的作業車の上側である。
又、図2に記載した符号Fの矢印が指し示す方向が多目的作業車の前側であり、符号Rの矢印が指し示す方向が多目的作業車の右側である。
図1及び図2に示すように、本実施形態で例示する多目的作業車は、車体の骨組みを形成する車体フレーム1、車体の前後中央側に動力源として配置されるガソリンエンジン(以下、エンジンと称する)2とモータジェネレータ3、車体の前後中央側に配置される二人乗り用の搭乗部4、車体の右側部に配置される燃料タンク5、左右の前輪6Aと左右の後輪6Bとを有するホイール式の走行装置6、車体の後部に昇降揺動可能に連結される荷台7、及び、揺動開閉式のボンネット8、などを備えている。エンジン2とモータジェネレータ3とは、電磁クラッチ(図示せず)などを介して断続可能に連動連結されている。
動力源からの動力は、遠心クラッチ9とベルト式無段変速装置10とを介してギア式変速装置11に伝達される。そして、ギア式変速装置11から取り出された前輪駆動用の動力が、第1伝動軸12、前輪用差動装置13、及び、左右の第2伝動軸14、などを介して左右の前輪6Aに伝達される。又、ギア式変速装置11から取り出された前輪駆動用の動力が、左右の第3伝動軸15などを介して左右の後輪6Bに伝達される。
図示は省略するが、ギア式変速装置11は、そのケーシング内に、変速機構、後輪用差動機構、及び、左右のブレーキ、などを備えている。変速機構は、動力源からの動力を前進動力と後進動力とに切り替え、かつ、前進動力を高低2段に切り替える。
図1〜3に示すように、搭乗部4は、左側に配置される運転席16、右側に配置される助手席17、運転席16の前方に配置される前輪操舵用のステアリングホイール18、ステアリングホイール18の右側に隣接して配置される前後揺動式の変速レバー19、各種の情報を表示する表示装置20、左右のドア21、及び、保護フレーム22、などを備えている。変速レバー19は、中立位置N、中立位置Nよりも車体前側の低速前進位置L、低速前進位置Lよりも車体前側の高速前進位置H、及び、中立位置Nよりも車体後側の後進位置R、に切り替え保持可能に構成されている。変速レバー19は、コントロールケーブル(図示せず)などを介して変速機構に操作連係されている。
図1、図2及び図4に示すように、この多目的作業車は、車載の主電子制御ユニット(以下、メインECUと称する)23、及び、モータジェネレータ3からの電力で充電されるバッテリ24、を備えている。
メインECU23は、CPUやEEPROMなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されている。メインECU23は、モータジェネレータ3及び表示装置20などの車載の電装品に、CAN(Controller Area Network)などの車内通信又は電力線などを介して、通信可能又は送電可能に接続されている。バッテリ24は、モータジェネレータ3及びメインECU23などの各電装品に、変換器ユニット25など介して接続されるリチウムイオン電池である。バッテリ24は、その電圧、電流、温度、などを監視し、異常を検知した場合に充放電の制限や停止によるバッテリ24の保護などを行う管理システムなどを備えている。モータジェネレータ3は、バッテリ24から供給される電力で走行モータとして機能することで、高負荷作業時や発進時などにおけるエンジン2の出力不足を補う。又、モータジェネレータ3は、エンジン2からの動力で発電機として機能することで、エンジン動力から得た電力をバッテリ24に供給する。変換器ユニット25は、インバータ、AC−DCコンバータ、及び、DC−DCコンバータ、などを備えている。
図3及び図4に示すように、この多目的作業車は、メインECU23などの各電装品への通電を断続するキースイッチ26を備えている。キースイッチ26は、「OFF」位置と「ON」位置と「START」位置とに位置切り替え可能で、かつ、「OFF」位置と「ON」位置とに位置保持可能で、「START」位置から「ON」位置に復帰付勢されている。キースイッチ26は、「OFF」位置に人為操作されると、バッテリ24から各電装品への通電を遮断する遮断状態に切り替わる。キースイッチ26は、「ON」位置に人為操作されると、バッテリ24から各電装品に通電する接続状態に切り替わる。キースイッチ26は、「START」位置に人為操作されると、接続状態を維持しながらメインECU23にエンジン2の始動を指令する。
図示は省略するが、メインECU23は、キースイッチ26からのエンジン始動指令を、エンジン用の電子制御ユニット(以下、エンジンECUと称する)に送信する。エンジンECUは、エンジン始動指令に基づいて、スタータモータなどを作動させてエンジン2を始動させる。エンジンECUは、CPUやEEPROMなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されている。
図3及び図4に示すように、メインECU23は、モータジェネレータ3及び電磁クラッチなどの作動を制御する主制御部23A、キースイッチ26の操作位置を判別する判別部23B、及び、走行用の駆動モードを切り替える駆動切替部23C、などを備えている。メインECU23は、走行用の駆動モードとして、モータジェネレータ3からの動力のみで走行装置6を駆動する電動モード、エンジン2からの動力のみで走行装置6を駆動するエンジン駆動モード、及び、モータジェネレータ3からの動力とエンジン2からの動力とを併用して走行装置6を駆動するハイブリッド駆動モード、を備えている。
駆動切替部23Cは、判別部23Bからの情報に基づいて、キースイッチ26の「OFF」位置から「ON」位置への切り替えを検知すると、走行用の駆動モードを電動モードに切り替える。
駆動切替部23Cは、判別部23Bからの情報に基づいて、キースイッチ26の「ON」位置から「START」位置への切り替えを検知すると、搭乗部4に備えた駆動モード選択用の選択スイッチ27の人為操作で選択された駆動モードに切り替える。選択スイッチ27は、エンジン駆動モードを選択する第1状態と、ハイブリッド駆動モードを選択する第2状態とに切り替え可能である。駆動切替部23Cは、選択スイッチ27が第1状態であると走行用の駆動モードをエンジン駆動モードに切り替える。駆動切替部23Cは、選択スイッチ27が第2状態であると走行用の駆動モードをハイブリッド駆動モードに切り替える。
これにより、運転者は、キースイッチ26を「OFF」位置から「ON」位置に操作することで、走行用の駆動モードとして電動モードを選択することができ、エンジン2を稼働させることなく車体を走行させることができる。そして、運転者は、キースイッチ26を「ON」位置から「START」位置に操作してエンジン2を稼働させた状態では、選択スイッチ27の操作によって、走行用の駆動モードをエンジン駆動モードとハイブリッド駆動モードとに切り替えることができる。
電動モードでは、主制御部23Aは、電磁クラッチを遮断状態に切り替えて、エンジン2とモータジェネレータ3との連動を遮断して、モータジェネレータ3を走行モータとして使用する。そして、主制御部23Aは、搭乗部4に備えたアクセルペダル28の踏み込み操作量を検出するペダルセンサ29の出力に基づいて、変換器ユニット25のインバータの作動を制御する。インバータは、主制御部23Aの制御作動に基づいて、アクセルペダル28の踏み込み操作量に応じた駆動制御電流(例えばPWM信号)をモータジェネレータ3に出力する。変速機構は、変速レバー19の操作位置に応じて作動状態が切り替わる。
エンジン駆動モードでは、主制御部23Aは、電磁クラッチを接続状態に切り替えて、モータジェネレータ3をエンジン2からの動力で発電する発電機として使用する。そして、主制御部23Aは、ペダルセンサ29の出力をエンジンECUに送信する。エンジンECUは、ペダルセンサ29の出力、及び、エンジン2の出力回転数を検出する回転センサ30の出力、などに基づいて、エンジン2の出力回転数を制御する。変速機構は、変速レバー19の操作位置に応じて作動状態が切り替わる。
ハイブリッド駆動モードでは、主制御部23Aは、ペダルセンサ29の出力をエンジンECUに送信し、かつ、ペダルセンサ29の出力及びハイブリッド用の制御プログラムなどに基づいて、電磁クラッチ及び変換器ユニット25のインバータなどの作動を制御する。エンジンECUは、ペダルセンサ29の出力、及び、回転センサ30の出力、などに基づいて、エンジン2の出力回転数を制御する。インバータは、ペダルセンサ29の出力及びハイブリッド用の制御プログラムなどに基づいて、要求されるアシスト力などに応じた駆動制御電流(例えばPWM信号)をモータジェネレータ3に出力する。変速機構は、変速レバー19の操作位置に応じて作動状態が切り替わる。
つまり、運転者は、走行用の駆動モードの切り替えにかかわらず、変速レバー19の操作により、前後進の切り替えと、前進動力の高低2段の切り替えとを行うことができ、かつ、アクセルペダル28の踏み込み操作により車速を調節することができる。
ペダルセンサ29には、回転式のポテンショメータなどを採用することができる。回転センサ30には、電磁ピックアップ式などを採用することができる。
図3〜5に示すように、表示装置20は、エンジン2に関する情報をセグメント表示する複数の表示部を有する液晶表示器31、発光ダイオードからなる各種の警告ランプなどを有するランプユニット32、並びに、液晶表示器31及びランプユニット32の作動を制御する表示用電子制御ユニット(以下、表示ECUと称する)33、などを備えている。
つまり、表示装置20は、セグメント方式の液晶表示器31を備えることにより、ドットマトリックス方式の液晶表示器を備える場合に比較してコストの削減が図られている。
図5に示すように、液晶表示器31は、複数の表示部として、車速を表示する車速表示部31A、変速レバー19の操作位置を表示する変速表示部31B、積算走行距離又は積算エンジン稼働時間を表示する積算表示部31C、エンジン回転数を表示する回転数表示部31D、エンジン冷却水の温度を表示する温度表示部31E、及び、燃料の残量を表示する残量表示部31F、を備えている。車速表示部31Aは、7セグメント表示で2桁の表示部位を備えて、液晶表示器31における中央の位置に配備されている。変速表示部31Bは、14セグメント表示で1桁の表示部位を備えて、液晶表示器31における車速表示部31Aよりも左側の位置に配備されている。積算表示部31Cは、7セグメント表示で6桁の表示部位を備えて、液晶表示器31における車速表示部31Aよりも上側の位置に配備されている。回転数表示部31Dは、7セグメント表示で4桁の表示部位を備えて、液晶表示器31における車速表示部31Aよりも下側の位置に配備されている。温度表示部31Eは、バーグラフ表示する7セグメントの表示部位を備えて、液晶表示器31における車速表示部31A及び積算表示部31Cよりも右側の位置に配備されている。残量表示部31Fは、バーグラフ表示する7セグメントの表示部位を備えて、液晶表示器31における車速表示部31A及び回転数表示部31Dよりも右側の位置に配備されている。
液晶表示器31は、複数のシンボルとして、積算走行距離を示す距離シンボル31a、積算エンジン稼働時間を示す時間シンボル31b、エンジン回転数を示す回転数シンボル31c、エンジン冷却水の温度を示す水温シンボル31d、及び、給油を示す給油シンボル31e、などを備えている。距離シンボル31a及び時間シンボル31bは、液晶表示器31における積算表示部31Cの左側に隣接配備されている。回転数シンボル31cは、液晶表示器31における回転数表示部31Dの右側に隣接配備されている。水温シンボル31dは、液晶表示器31における温度表示部31Eの右側に隣接配備されている。給油シンボル31eは、液晶表示器31における残量表示部31Fの右側に隣接配備されている。
ランプユニット32は、各種の警告ランプとして、エンジンの異常を知らせるエンジンランプ32A、潤滑系統の異常を知らせるエンジンオイルランプ32B、燃料の残量が設定値以下に低下したことを知らせる給油ランプ32C、及び、充電系統の異常を知らせるバッテリチャージランプ32D、などを備えている。
図4〜8に示すように、液晶表示器31は、その表示領域のうちの空き領域に、モータジェネレータ3に関する情報を表示する補助表示部31Gを備えている。補助表示部31Gは、7セグメント表示で4桁の表示部位を備えている。表示ECU33は、補助表示部31Gにおける1桁目の表示部位を、モータジェネレータ3の状態を文字表示する第1表示部位31Gaとして作動させ、かつ、残りの3桁の表示部位を、バッテリ24の残量を数値表示する第2表示部位31Gbとして作動させる補助表示部用の制御部33Aを備えている。
つまり、液晶表示器31の空き領域に、省スペースで安価な7セグメント表示で4桁の表示部位を有する補助表示部31Gを追加装備するだけで、液晶表示器31のサイズを上げることなく、又、車速表示部31Aなどの各表示部のサイズを小さくすることなく、モータジェネレータ3に関する情報を追加表示することができる。
そして、補助表示部31Gでの表示に関しては、モータジェネレータ3の状態が力行状態(モータジェネレータ3を走行モータとして使用する状態)であれば、制御部33Aの制御作動により、補助表示部40Gの第1表示部位31Gaにて、力行状態を連想し易い「Power」の頭文字である「P」が表示されるように設定されている(図6参照)。これにより、現在のモータジェネレータ3の状態が力行状態であることを運転者に知らせることができる。
又、モータジェネレータ3の状態が回生状態(モータジェネレータ3を発電機として使用する状態)であれば、制御部33Aの制御作動により、補助表示部31Gの第1表示部位31Gaにて、回生状態を連想し易い「Charge」の頭文字である「C」が表示されるように設定されている(図7参照)。これにより、現在のモータジェネレータ3の状態が回生状態であることを運転者に知らせることができる。
更に、モータジェネレータ3の状態が力行状態と回生状態とのいずれでもなければ、制御部33Aの制御作動により、補助表示部31Gの第1表示部位31Gaにて何も表示されないように設定されている(図8参照)。これにより、現在のモータジェネレータ3の状態が力行状態と回生状態とのいずれでもないことを運転者に知らせることができる。
そして、補助表示部31Gの第2表示部位31Gbにおいては、制御部33Aの制御作動により、バッテリ24の残量がパーセント表示されるように設定されている(図6〜8参照)。これにより、バッテリ24の残量を運転者に知らせることができる。
その結果、液晶表示器31として安価なセグメント方式を採用し、かつ、液晶表示器31の空き領域に、省スペースで安価な補助表示部31Gを追加装備するだけで、表示装置20の大型化やコストの大幅な上昇を招くことなく、エンジン2に関する情報に加えて、モータジェネレータ3の状態とバッテリ24の残量とを、運転者が視認し易い状態で好適に表示することができる。
図6及び図7に示すように、制御部33Aは、モータジェネレータ3のパワーレベルに基づいて、パワーレベルが高いほど第1表示部位31Gaの点滅間隔を短くする点滅制御を実行する。
これにより、モータジェネレータ3の状態が力行状態であれば、力行状態でのパワーレベルが高くなるほど、第1表示部位31Gaにて表示される「P」の点滅間隔が短くなって点滅動作が速くなる。逆に、力行状態でのパワーレベルが低くなるほど、第1表示部位31Gaにて表示される「P」の点滅間隔が長くなって点滅動作が遅くなる。よって、モータジェネレータ3の力行状態でのパワーレベルを運転者に知らせることができる。
又、モータジェネレータ3の状態が回生状態であれば、回生状態でのパワーレベルが高くなるほど、第1表示部位31Gaにて表示される「C」の点滅間隔が短くなって点滅動作が速くなる。逆に、回生状態でのパワーレベルが低くなるほど、第1表示部位31Gaにて表示される「C」の点滅間隔が長くなって点滅動作が遅くなる。よって、モータジェネレータ3の回生状態でのパワーレベルを運転者に知らせることができる。
その結果、新たな表示部を追加装備することなく、モータジェネレータ3の力行状態及び回生状態でのパワーレベルを、運転者が視認し易い状態で表示することができる。
図4、図9及び図10に示すように、制御部33Aは、メインECU23からの情報に基づいて、補助表示部31Gの表示状態を、モータジェネレータ3の状態及びバッテリ24の残量を表示する標準情報表示状態と、モータジェネレータ3を含む電動系の異常を表示する異常情報表示状態と、電動系のメンテナンスに必要な情報を表示するメンテナンス情報表示状態とに切り替える表示切替制御を実行する。
具体的には、制御部33Aは、メインECU23からの情報に基づいて、モータジェネレータ3又はバッテリ24などの異常を検知した場合には、補助表示部31Gの表示状態を、標準情報表示状態から異常情報表示状態に切り替える。そして、異常情報表示状態においては、制御部33Aの制御作動により、補助表示部31Gにて、「Er01」といった「Error」の略語と、そのときの異常内容に対応する2桁のエラーコードとが表示される(図9参照)。これにより、現在、電動系に異常が生じていることと、そのときの異常内容とを運転者に知らせることができる。
又、制御部3Aは、メインECU23からの情報に基づいて、車体側において、通常の運転モードから、モータジェネレータ3又はバッテリ24などの電動系に対するメンテナンスを行うためのメンテナンスモードへの切り替え操作が行われたことを検知した場合には、補助表示部31Gの表示状態を、標準情報表示状態からメンテナンス情報表示状態に切り替える。そして、メンテナンス情報表示状態においては、制御部33Aの制御作動により、例えば、補助表示部31Gにて、「Sa03」といったセンサの識別子とAD値とが表示されるように設定すれば、電動系のメンテナンス時に必要な情報を運転者に知らせることができる(図10参照)。
その結果、新たな表示部を追加装備することなく、電動系の異常及びメンテナンスに要する情報を運転者に適切に知らせることができる。
尚、メインECU23に対する運転モードとメンテナンスモードとの切り替え指令は、搭乗部4に備えた選択スイッチ27などの複数のスイッチのうちの2つのスイッチの複合操作に基づいて出力されるように構成されていてもよく、又、運転モードとメンテナンスモードとの切り替え専用のスイッチの操作に基づいて出力されるように構成されていてもよい。
図3に示すように、液晶表示器31は、ダッシュボード34におけるステアリングホイール18にて運転者の視界が遮られる領域から右方向に外れた部位であり、かつ、運転者に近い部位であるダッシュボード34の左右中間部位に配備されている。
これにより、液晶表示器31に表示される各種の情報を、ステアリングホイール18に阻害されることなく運転者に容易に視認させることができる。
図3及び図5に示すように、補助表示部31Gは、液晶表示器31におけるステアリングホイール側の端部となる液晶表示器31における左端部の下側部位に配備されている。
これにより、補助表示部31Gは、液晶表示器31における運転者側の位置に位置することになる。その結果、液晶表示器31の空き領域に省スペースの補助表示部31Gを配備する構成を採用しながらも、補助表示部31Gにて表示される電動系に関する情報を運転者に視認し易くすることができる。
図5〜10に示すように、補助表示部31Gは、バッテリ24を示すバッテリシンボル31fを備えている。制御部33Aは、バッテリ24の残量が設定値を下回った場合にバッテリシンボル31fを点滅させるシンボル点滅制御を実行する(図7参照)。
これにより、補助表示部31Gにバッテリシンボル31fを追加装備するだけで、バッテリ24の残量が設定値を下回ったことを運転者に知らせることができる。
設定値としては、第1設定値(例えば、満充電時の30%の値)と第1設定値よりも値の低い第2設定値(例えば、満充電時の15%の値)とが設定されている。制御部33Aは、シンボル点滅制御では、バッテリ24の残量が第2設定値を下回った場合に、バッテリシンボル31fの点滅間隔を、バッテリ24の残量が第1設定値を下回った場合よりも短くする。
これにより、設定値として第1設定値と第2設定値とを設定するだけで、バッテリ24の低下を2段階で運転者に知らせることができる。
その結果、バッテリ24の低下具合をより明確に運転者に知らせることができる。
図4、図5、図11及び図12に示すように、表示ECU33は、回転数表示部31Dの表示状態を切り替える表示切替部33Bを備えている。表示切替部33Bは、走行用の駆動モードとして電動モードが選択された場合には、回転数表示部31Dの表示状態を、エンジン回転数を表示する標準表示状態(図11参照)から電動モードであることを文字表示する補助表示状態(図12参照)に切り替える。又、表示切替部33Bは、電動モードの選択が解除された場合には、回転数表示部31Dの表示状態を補助表示状態から標準表示状態に切り替える。
つまり、電動モードが選択されている間は、回転数表示部31Dの表示状態が補助表示状態になる。そして、補助表示状態においては、表示切替部33Bの制御作動により、回転数表示部31Dにて、電動モードを連想し易い「ELECTRIC」の略語である「ELEC」が表示される(図12参照)。これにより、現在の走行用の駆動モードが電動モードであることを運転者に知らせることができる。
一方、電動モードの選択が解除されている間は、回転数表示部31Dの表示状態が標準表示状態になる。そして、標準表示状態においては、表示切替部33Bの制御作動により、回転数表示部31Dにてエンジン回転数が数値表示される(図11参照)。これにより、現在の走行用の駆動モードが、電動モード以外のエンジン駆動モード又はハイブリッド駆動モードであることを運転者に知らせることができる。
つまり、電動モードでは不必要になる回転数表示部31Dを有効利用することで、新たな表示部を追加装備することなく、走行用の駆動モードが電動モードか否かを運転者に知らせることができる。
図11及び図12に示すように、表示切替部33Bは、走行用の駆動モードとして電動モードが選択された場合には回転数シンボル31cを表示させない(図12参照)。又、表示切替部33Bは、電動モードの選択が解除された場合には回転数シンボル31cを表示させる(図11参照)。
これにより、現在の走行用の駆動モードが、電動モードであるか、電動モード以外のエンジン駆動モード又はハイブリッド駆動モードであるかを、より視認し易い状態で運転者に知らせることができる。
図4、図5、図13及び図14に示すように、表示装置20は、積算表示部31Cにて表示される情報の切り替えを可能にする切替スイッチ35を備えている。表示切替部33Bは、切替スイッチ35の人為操作に基づいて、積算表示部31Cの表示状態などを距離表示状態と時間表示状態とに切り替える。具体的には、表示切替部33Bは、距離表示状態では、時間シンボル31bと時間の単位である「h」とを表示させずに、距離シンボル31aを表示させるとともに、積算表示部31Cにて積算走行距離を表示させる(図13参照)。又、表示ECU33は、時間表示状態では、距離シンボル31aを表示させずに、時間シンボル31bと時間の単位である「h」とを表示させるとともに、積算表示部31Cにて積算エンジン稼働時間を表示させる(図14参照)。
図3及び図4に示すように、変速レバー19は、把持部19Aの上端部位に、選択されている走行用の駆動モードを報知する報知器36として、発光ダイオードからなる報知ランプ36を備えている。メインECU23は、主制御部23Aにより報知ランプ36の作動を制御する。主制御部23Aは、選択されている走行用の駆動モードが電動モードであれば報知ランプ36を点灯させる。又、主制御部23Aは、選択されている走行用の駆動モードがエンジン駆動モードであれば報知ランプ36を点滅させる。そして、主制御部23Aは、選択されている走行用の駆動モードがハイブリッド駆動モードであれば報知ランプ36を消灯させる。
つまり、現在選択されている走行用の駆動モードを、ステアリングホイール18に隣接することで運転者の視界に入り易い変速レバー19を利用して報知することにより、現在選択されている走行用の駆動モードをより確実に運転者に知らせることができる。
又、報知ランプ36をステアリングホイール18に備える場合には、報知ランプ36にわたる電気系に、ステアリングホイール18の回動を許容する摺動接点を要するのに対して、報知ランプ36を変速レバー19に備える場合には摺動接点が不要になる。その結果、報知ランプ36の装備に要するコストの削減を図ることができる。
尚、報知器36は、変速レバー19における把持部以外の部位に配備されていてもよい。又、報知器36には、例えば、選択される走行用の駆動モードに応じた発光色の変更が可能な報知ランプ、又は、選択された走行用の駆動モードに対応する略字を表示する7セグメントの発光ダイオードを備える表示器、などを採用してもよい。
メインECU23は、主制御部23Aの制御作動により、ダッシュボード34に装備された電子ブザー37の作動を制御する。主制御部23Aは、搭乗部4に備えた選択スイッチ27などのスイッチ類の人為操作が適正に行われた場合に操作音を発生させることで、そのときのスイッチ類の人為操作が有効か無効かを搭乗者に報知する。
主制御部23Aは、ダッシュボード34に装備された切替スイッチ38の操作状態に基づいて、操作音を発生させる発音モードと、操作音を発生させない消音モードとに切り替わる。
これにより、搭乗者は、切替スイッチ38の操作により、発音モードと消音モードとを任意に選択することができ、静粛性を要する場合には、操作音の発生を回避することができる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記の実施形態で例示した構成に限定されるものではなく、以下、本発明の代表的な別実施形態を例示する。
(1)エンジン2は、コモンレールシステムを備えたディーゼルエンジンであってもよい。
(2)モータジェネレータ3はインホイール式であってもよい。
(3)走行装置6は、左右一対の車輪と左右一対のクローラとを備えたセミクローラ仕様、又は、左右一対のクローラを備えたフルクローラ仕様であってもよい。
(4)バッテリ24にはニッケル水素電池などを採用してもよい。
(5)表示装置20は、液晶表示器31に温度表示部31E及び残量表示部31Fを備えずに、指針式の温度表示部及び残量表示部、又は、発光ダイオードからなるセグメント方式の温度表示部及び残量表示部、を備えていてもよい。
(6)液晶表示器31において、補助表示部31Gの配置は、液晶表示器31における空き領域の位置に応じて種々の変更が可能である。例えば、液晶表示器31における積算表示部31Cの左側に空き領域があれば、積算表示部31Cの左側に補助表示部31Gが配備されていてもよい。又、液晶表示器31における変速表示部31Bの左側に空き領域があれば、変速表示部31Bの左側に補助表示部31Gが配備されていてもよい。
(7)液晶表示器31は、ダッシュボード34におけるステアリングホイール18にて運転者の視界が遮られる領域から左方向に外れた部位に配備されていてもよい。そして、この配置においては、補助表示部31Gが、液晶表示器31におけるステアリングホイール側の端部となる液晶表示器31の右端部に配備されていることが望ましい。
(8)表示ECU33は、制御部33Aの制御作動により、補助表示部31Gにおける4桁目の表示部位を、モータジェネレータ3の状態を文字表示する第1表示部位31Gaとして作動させ、かつ、残りの3桁の表示部位を、バッテリ24の残量を数値表示する第2表示部位31Gbとして作動させるように構成されていてもよい。
(9)補助表示部用の制御部33Aは、モータジェネレータ3のパワーレベルが高いほど第1表示部位31Gaの点滅間隔を短くする点滅制御において、モータジェネレータ3のパワーレベルが最大値に達したときに、第1表示部位31Gaを連続して点灯させるように構成されていてもよい。
(10)補助表示部用の制御部33Aは、モータジェネレータ3のパワーレベルが高いほど第1表示部位31Gaの点滅間隔を短くする点滅制御を行わないように構成されていてもよい。
(11)補助表示部用の制御部33Aは、バッテリ24の残量が設定値を下回った場合にバッテリシンボル31fを点滅させるシンボル点滅制御において、バッテリシンボル31fとともに、バッテリシンボル31fに隣接するバッテリ残量の単位(図5〜8では「%」)を点滅させるように構成されていてもよい。
(12)シンボル点滅制御に使用する設定値の値は種々の変更が可能である。例えば、設定値を、満充電時の25%の値に設定してもよい。
(13)シンボル点滅制御に使用する設定値は、例えば、前述した第1設定値と第2設定値とのいずれか一方のみであってもよい。又、第1設定値と第2設定値とに加えて第3設定値を使用して、バッテリ24の低下を3段階で運転者に知らせるようにしてもよい。
(14)表示切替部33Bは、走行用の駆動モードとしてハイブリッド駆動モードが選択された場合には、ハイブリッド用の制御プログラムなどに基づくメインECU23の制御作動によって自動的に切り替わる走行状態に応じて、回転数表示部31Dの表示状態を切り替えるように構成されていてもよい。
この構成によると、例えば、ハイブリッド駆動モードにおいて、メインECU23の制御作動により、走行状態が、モータジェネレータ3からの動力のみで走行装置6を駆動する電動状態に自動的に切り替えられた場合は、表示切替部33Bが、回転数表示部31Dの表示状態を、エンジン回転数を表示する標準表示状態から電動モード(電動状態)であることを文字表示する補助表示状態に切り替えるようにする。又、ハイブリッド駆動モードにおいて、メインECU23の制御作動により、走行状態が、エンジン2からの動力のみで走行装置6を駆動するエンジン駆動状態、又は、モータジェネレータ3からの動力とエンジン2からの動力とを併用して走行装置6を駆動するハイブリッド駆動状態に自動的に切り替えられた場合は、表示切替部33Bが、回転数表示部31Dの表示状態を補助表示状態から標準表示状態に切り替えるようにする。
これにより、ハイブリッド駆動モードでの電動状態では不必要になる回転数表示部31Dを有効利用することで、新たな表示部を追加装備することなく、ハイブリッド駆動モードでの現在の走行状態が、電動状態であるか、それ以外のエンジン駆動状態又はハイブリッド駆動状態であるかを運転者に知らせることができる。
(15)表示切替部33Bは、回転数表示部31Dの補助表示状態では、回転数表示部31Dにて、例えば、電動モードを連想し易い「battery」の略語である「batt」又は「bAtt」、あるいは、静粛を意味する「silent」の略語である「SLnt」又は「sterlth」の略語である「StLt」などを表示させるように構成されていてもよい。
(16)表示切替部33Bは、走行用の駆動モードとして電動モードが選択された場合と選択が解除された場合とにかかわらず、回転数シンボル31cを常に表示させるように構成されていてもよい。
(17)表示切替部33Bは、走行用の駆動モードとして電動モードが選択された場合に、積算表示部31Cにて積算走行距離を表示させ、かつ、走行用の駆動モードとしてエンジン駆動モード又はハイブリッド駆動モードが選択された場合に、積算表示部31Cにて積算エンジン稼働時間を表示させるように構成されていてもよい。
又、表示切替部33Bは、走行用の駆動モードとして電動モードが選択された場合に、時間シンボル31bを表示させずに、距離シンボル31aを表示させるとともに、積算表示部31Cにて積算走行距離を表示させ、かつ、走行用の駆動モードとしてエンジン駆動モード又はハイブリッド駆動モードが選択された場合に、距離シンボル31aを表示させずに、時間シンボル31bを表示させるとともに、積算表示部31Cにて積算エンジン稼働時間を表示させるように構成されていてもよい。
(18)表示装置20は、表示装置20が搭載される作業車の仕様などに応じて、液晶表示器31にて表示されるシンボルが切り替わるように構成されていてもよい。
具体的には、図15及び図16に示すように、表示装置20は、液晶表示器31において、エンジン冷却水の温度を示す水温シンボル31dと、バッテリセルの温度を示すセル温シンボル31gとが、温度表示部31Eの隣接箇所に配備されている。又、給油を示す給油シンボル31eと、充電を示す充電シンボル31hとが、残量表示部31Fの隣接箇所に配備されている。表示ECU33は、表示するシンボルを切り替えるシンボル切替部33Cを備えている。シンボル切替部33Cは、エンジン2に関する情報の取得が可能な車載状態では、セル温シンボル31gと充電シンボル31hとを表示させずに、水温シンボル31dと給油シンボル31eとを表示させる。又、エンジン2に関する情報の取得が不能な車載状態では、水温シンボル31dと給油シンボル31eとを表示させずに、セル温シンボル31gと充電シンボル31hとを表示させる。
この構成によると、作業車が、その動力源として、例えば、エンジン2のみを備える場合、又は、エンジン2とモータジェネレータ3とを備える場合は、エンジン2に関する情報の取得が可能な車載状態であることから、シンボル切替部33Cは、セル温シンボル31gと充電シンボル31hとを表示させずに、水温シンボル31dと給油シンボル31eとを表示させる。これにより、温度表示部31Eの表示情報がエンジン冷却水の温度であり、又、残量表示部31Fの表示情報が燃料の残量であることを運転者に知らせることができ、エンジン冷却水の温度、及び、燃料の残量を運転者に知らせることができる。
又、作業車が、その動力源として、例えば、電動モータ又はモータジェネレータ3のみを備える場合は、エンジン2に関する情報の取得が不能な車載状態であることから、シンボル切替部33Cは、水温シンボル31dと給油シンボル31E31eとを表示させずに、セル温シンボル31gと充電シンボル31hとを表示させる。これにより、温度表示部31Eの表示情報がバッテリセルの温度であり、又、残量表示部31Fの表示情報がバッテリ24の残量であることを運転者に知らせることができ、バッテリセルの温度、及び、バッテリ24の残量を運転者に知らせることができる。
つまり、単一の表示装置20を、エンジン仕様の作業車、ハイブリッド仕様の作業車、及び、電気仕様の作業車に搭載可能な兼用仕様に構成することができる。
その結果、仕様の異なる作業車に、それぞれの仕様に応じた専用の表示装置20を搭載する場合に比較して、コスト及び部品管理などの面において有利にすることができる。
尚、当然のことながら、表示ECU33は、水温シンボル31dが表示され、かつ、セル温シンボル31gが表示されていない状態では、温度表示部31Eにてエンジン冷却水の温度を表示させる。そして、表示ECU33は、セル温シンボル31gが表示され、かつ、水温シンボル31dが表示されていない状態では、温度表示部31Eにてバッテリセルの温度を表示させる。
又、表示ECU33は、給油シンボル31eが表示され、かつ、充電シンボル31hが表示されていない状態では、残量表示部31Fにて燃料の残量を表示させる。そして、表示ECU33は、充電シンボル31hが表示され、かつ、給油シンボル31eが表示されていない状態では、残量表示部31Fにてバッテリ24の残量を表示させる。
(19)上記の別実施形態(18)に記載した表示装置20においては、例えば、表示装置20に、エンジン2に関する情報が入力される第1入力部と、電動モータ又はモータジェネレータ3に関する情報が入力される第2入力部とを備え、シンボル切替部33Cは、第1入力部、又、第1入力部と第2入力部との双方に通信線が接続された場合に、エンジン2に関する情報の取得が可能な車載状態である判別し、又、第2入力部のみに通信線が接続された場合に、エンジン2に関する情報の取得が不能な車載状態であると判別するように構成されていてもよい。
(20)上記の別実施形態(18)に記載した表示装置20においては、例えば、表示装置20に、エンジン2に関する情報の取得が可能な車載状態か否かをシンボル切替部33Cに知らせる人為操作具を備え、シンボル切替部33Cは、人為操作具の操作に基づいて表示装置20の車載状態を判別するように構成されていてもよい。
(21)上記の別実施形態(18)に記載した表示装置20において、シンボル切替部33Cは、選択されている走行用の駆動モードに応じて、液晶表示器31にて表示されるシンボルを切り替えるように構成されていてもよい。
例えば、シンボル切替部33Cは、走行用の駆動モードとして電動モードが選択されている場合は、水温シンボル31dと給油シンボル31eとを表示させずに、セル温シンボル31gと充電シンボル31hとを表示させる。又、シンボル切替部33Cは、走行用の駆動モードとしてエンジン駆動モード又はハイブリッド駆動モードが選択されている場合は、セル温シンボル31gと充電シンボル31hとを表示させずに、水温シンボル31dと給油シンボル31eとを表示させる。
本発明は、エンジンに関する情報をセグメント表示する複数の表示部を有する液晶表示器と、前記液晶表示器の作動を制御する表示用電子制御ユニットとを備えて、多目的作業車、トラクタ、草刈機、などの作業車に搭載される表示装置に適用することができる。
2 エンジン
3 モータジェネレータ
6 走行装置
18 ステアリングホイール
23 主電子制御ユニット
24 バッテリ
31 液晶表示器
31A 車速表示部
31B 変速表示部
31C 積算表示部
31D 回転数表示部
31E 温度表示部
31F 残量表示部
31G 補助表示部
31Ga 第1表示部位
31Gb 第2表示部位
31d 水温シンボル
31e 給油シンボル
31f バッテリシンボル
31g セル温シンボル
31h 充電シンボル
33 表示用電子制御ユニット
33A 制御部
33B 表示切替部
33C シンボル切替部
34 ダッシュボード

Claims (8)

  1. エンジンに関する情報をセグメント表示する複数の表示部を有する液晶表示器と、前記液晶表示器の作動を制御する表示用電子制御ユニットとを備え、
    前記液晶表示器は、その表示領域のうちの空き領域に、モータジェネレータに関する情報を表示する補助表示部を備え、
    前記補助表示部は、7セグメント表示で4桁の表示部位を備え、
    前記表示用電子制御ユニットは、前記補助表示部における1桁目又は4桁目の前記表示部位を、前記モータジェネレータの状態を文字表示する第1表示部位として作動させ、かつ、残りの3桁の前記表示部位を、バッテリの残量を数値表示する第2表示部位として作動させる補助表示部用の制御部を備えている作業車の表示装置。
  2. 前記制御部は、前記モータジェネレータのパワーレベルに基づいて、前記パワーレベルが高いほど前記第1表示部位の点滅間隔を短くする点滅制御を実行する請求項1に記載の作業車の表示装置。
  3. 前記制御部は、車載の主電子制御ユニットからの情報に基づいて、前記補助表示部の表示状態を、前記モータジェネレータの状態及び前記バッテリの残量を表示する標準情報表示状態と、前記モータジェネレータを含む電動系の異常を表示する異常情報表示状態と、前記電動系のメンテナンスに必要な情報を表示するメンテナンス情報表示状態とに切り替える表示切替制御を実行する請求項1又は2に記載の作業車の表示装置。
  4. 前記液晶表示器は、ダッシュボードにおけるステアリングホイールにて運転者の視界が遮られる領域から横方向に外れた部位に配備され、
    前記補助表示部は、前記液晶表示器におけるステアリングホイール側の端部に配備されている請求項1〜3のいずれか一つに記載の作業車の表示装置。
  5. 前記補助表示部は、前記バッテリを示すバッテリシンボルを備え、
    前記制御部は、前記バッテリの残量が設定値を下回った場合に前記バッテリシンボルを点滅させるシンボル点滅制御を実行する請求項1〜4のいずれか一つに記載の作業車の表示装置。
  6. 前記設定値としては、第1設定値と前記第1設定値よりも値の低い第2設定値とが設定され、
    前記制御部は、前記シンボル点滅制御では、前記バッテリの残量が前記第2設定値を下回った場合に、前記バッテリシンボルの点滅間隔を、前記バッテリの残量が前記第1設定値を下回った場合よりも短くする請求項5に記載の作業車の表示装置。
  7. 車載の主電子制御ユニットは、走行用の駆動モードとして、前記モータジェネレータからの動力のみで走行装置を駆動する電動モードを備え、
    前記液晶表示器は、7セグメント表示で4桁の表示部位を有してエンジン回転数を数値表示する回転数表示部を備え、
    前記表示用電子制御ユニットは、前記回転数表示部の表示状態を切り替える表示切替部を備え、
    前記表示切替部は、前記電動モードが選択された場合には、前記回転数表示部の表示状態を、エンジン回転数を表示する標準表示状態から前記電動モードであることを文字表示する補助表示状態に切り替え、かつ、前記電動モードの選択が解除された場合には、前記回転数表示部の表示状態を、前記補助表示状態から前記標準表示状態に切り替える請求項1〜6のいずれか一つに記載の作業車の表示装置。
  8. エンジン冷却水の温度を示す水温シンボルと、バッテリセルの温度を示すセル温シンボルとが、温度表示部の隣接箇所に配備され、かつ、給油を示す給油シンボルと、充電を示す充電シンボルとが、残量表示部の隣接箇所に配備され、
    前記表示用電子制御ユニットは、表示するシンボルを切り替えるシンボル切替部を備え、
    前記シンボル切替部は、前記エンジンに関する情報の取得が可能な車載状態では、前記セル温シンボルと前記充電シンボルとを表示させずに、前記水温シンボルと前記給油シンボルとを表示させ、かつ、前記エンジンに関する情報の取得が不能な車載状態では、前記水温シンボルと前記給油シンボルとを表示させずに、前記セル温シンボルと前記充電シンボルとを表示させる請求項1〜7のいずれか一つに記載の作業車の表示装置。
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