JP2014238127A - 車両用変速機のシフト制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シフト位置検出部の異常が発生して正常なシフト制御が継続された場合に、いずれかのシフト位置検出部が正常に動作していないことを運転者に確実に知らせることができ、運転者に早急な対処を促すことができる車両用変速機のシフト制御装置を提供すること。
【解決手段】シフト制御装置のECU13は、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が異常状態になったものと判定したことを条件として、シフト位置表示器28を点滅させ、この点滅状態をメインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常状態と判定されるまで継続させる。
【選択図】図1
【解決手段】シフト制御装置のECU13は、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が異常状態になったものと判定したことを条件として、シフト位置表示器28を点滅させ、この点滅状態をメインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常状態と判定されるまで継続させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用変速機のシフト制御装置に関し、特に、運転者が選択したシフト位置を検出する複数のシフト位置検出部の検出結果に基づいて、変速機のシフトレンジを切換えるようにした車両用変速機のシフト制御装置に関する。
従来、運転者の操作によって選択されたシフト位置をシフト位置検出部によって検出し、このシフト位置検出部から出力されるシフト位置信号に基づいて、変速機のレンジ切換弁を制御して変速機のシフトレンジを切換える車両用変速機のシフト制御装置が知られている。
このシフト制御装置としては、例えば、アクチュエータを電気的に駆動することにより、変速機のレンジ切換弁を制御して変速機のシフトレンジを切換えるシフトバイワイヤ方式のシフト制御装置が知られている。
このシフト制御装置としては、例えば、アクチュエータを電気的に駆動することにより、変速機のレンジ切換弁を制御して変速機のシフトレンジを切換えるシフトバイワイヤ方式のシフト制御装置が知られている。
このシフトバイワイヤ方式の車両用変速機のシフト制御装置では、シフト位置検出部の冗長性を高めるために、例えば、特許文献1に記載されるように、シフト位置を検出するメインスイッチと、メインスイッチが故障した場合に、メインスイッチに代替してシフト位置信号を出力するサブスイッチとを有し、メインスイッチが故障した場合でもサブスイッチから出力されるシフト位置信号によってアクチュエータを駆動するようにしたものがある。
従来の車両用変速機のシフト制御装置にあっては、複数のスイッチのいずれか一方が故障した場合に、警告灯を点灯させることにより、スイッチが故障したことを運転者に知らせるようにしたものがあり、例えば、特許文献2に記載されたものは、複数のスイッチのいずれか一方が故障した場合に、インジケータを数秒間点滅させるようにしている。
従来の車両用変速機のシフト制御装置にあっては、複数のスイッチのいずれか一方が故障した場合に、警告灯を点灯させることにより、スイッチが故障したことを運転者に知らせるようにしたものがあり、例えば、特許文献2に記載されたものは、複数のスイッチのいずれか一方が故障した場合に、インジケータを数秒間点滅させるようにしている。
しかしながら、特許文献2に記載されたものは、複数のスイッチのいずれか一方が故障した場合に、インジケータを数秒間点滅させるだけであるため、運転者は、インジケータが点滅したことを見落としてしまうおそれがある。
複数のスイッチのいずれか一方が故障した場合にシフト制御が正常に行われる場合には、運転者がインジケータの点滅したことを見落としてしまうと、スイッチが故障したことを気づかずに対処が遅れてしまうという問題が発生する。
複数のスイッチのいずれか一方が故障した場合にシフト制御が正常に行われる場合には、運転者がインジケータの点滅したことを見落としてしまうと、スイッチが故障したことを気づかずに対処が遅れてしまうという問題が発生する。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、シフト位置検出部の異常が発生して正常なシフト制御が継続された場合に、いずれかのシフト位置検出部が正常に動作していないことを運転者に確実に知らせることができ、運転者に早急な対処を促すことができる車両用変速機のシフト制御装置を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、変速機のシフトレンジを切換えるシフトレンジ切換部と、運転者が選択したシフト位置を検出する複数のシフト位置検出部の検出結果に基づいて、シフトレンジ切換部を制御するシフトレンジ制御部と、シフトレンジ制御部によって制御されるシフトレンジに対応するシフト位置を表示するシフト位置表示部と、複数のシフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったことを判定する異常判定部とを備えた車両用変速機のシフト制御装置であって、シフトレンジ制御部は、異常判定部が複数のシフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったものと判定したことを条件として、シフト位置表示部を点滅させ、当該点滅状態をシフト位置検出部が正常状態と判定されるまで継続するものから構成されている。
本発明の第2の態様としては、車両が、車両走行用の駆動力を発生する駆動源と、駆動力制限信号が入力したことを条件として、駆動源の駆動力を制限する駆動力制限部とを有し、シフトレンジ制御部は、異常判定部が複数のシフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったものと判定したことを条件として、駆動力制限部に駆動力制限信号を出力し、シフト位置検出部が正常と判定されるまで、駆動力制限部により駆動力の制限を継続させるようにしてもよい。
本発明の第3の態様としては、シフトレンジ制御部は、複数のシフト位置検出部の少なくとも1つのシフト位置検出部から出力されたシフト位置信号に基づいて、シフトレンジ切換部を制御するようにしてもよい。
このように上記の第1の態様によれば、シフトレンジ制御部は、異常検出部が複数のシフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったものと判定したことを条件として、シフト位置表示部を点滅させ、この点滅状態をシフト位置検出部が正常状態と判定されるまで継続させるので、運転者にシフト位置検出部が異常であることを知らせることができる。
この結果、運転者に対して、正常に動作していないシフト位置検出部を早急に交換または修理させるように対処を促すことができる。
この結果、運転者に対して、正常に動作していないシフト位置検出部を早急に交換または修理させるように対処を促すことができる。
上記の第2の態様によれば、シフトレンジ制御部は、異常判定部が複数のシフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったものと判定したことを条件として、駆動力制限部に駆動力制限信号を出力し、複数のシフト位置検出部が正常と判定されるまで、駆動力制限部により駆動力の制限を継続させるので、走行中に運転者に違和感を与えることでシフト位置表示部を含む表示部を確認するように運転者に注意を促すことができ、シフト位置表示部の点滅によって運転者にシフト位置検出部が異常であることを認識させることができる。
上記の第3の態様によれば、シフトレンジ制御部が、複数のシフト位置検出部の少なくとも1つのシフト位置検出部から出力されたシフト位置信号に基づいて、シフトレンジ切換部を制御するので、複数のシフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったとき、正常なシフト位置検出部からのシフト位置信号に基づいてシフトレンジ切換部のシフト制御が正常に行われている場合であっても、運転者にシフト位置検出部が異常であることを知らせることができる。
以下、本発明に係る車両用変速機のシフト制御装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図4は、本発明に係る第1の実施形態の車両用変速機のシフト制御装置を示す図であり、シフトバイワイヤ方式の車両用変速機のシフト制御装置に適用したものである。
まず、構成を説明する。図1において、車両1は、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジン等からなる駆動源としてのエンジン2を備えており、このエンジン2の駆動力は自動変速機3によって変速された後、ディファレンシャル装置4によって左右のドライブシャフト5L、5Rを介して左右の駆動輪6L、6Rに伝達されるようになっている。
(第1の実施形態)
図1〜図4は、本発明に係る第1の実施形態の車両用変速機のシフト制御装置を示す図であり、シフトバイワイヤ方式の車両用変速機のシフト制御装置に適用したものである。
まず、構成を説明する。図1において、車両1は、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジン等からなる駆動源としてのエンジン2を備えており、このエンジン2の駆動力は自動変速機3によって変速された後、ディファレンシャル装置4によって左右のドライブシャフト5L、5Rを介して左右の駆動輪6L、6Rに伝達されるようになっている。
自動変速機3は、シフトレンジとして、例えば、パーキングレンジ:P、リバースレンジ:R、ニュートラルレンジ:N、ドライブレンジ:D、2速レンジ:2、ローレンジ:L等を備えており、各シフトレンジに対応する前進用および後退用の変速歯車からなる変速段を有している。
また、車両1にはシフト操作装置7が設けられており、このシフト操作装置7は、シフトセレクタ8に自動変速機3のレンジ:P、R、N、D、2、Lに対応したシフト位置として、パーキングレンジ位置、リバースレンジ位置、ニュートラルレンジ位置、ドライブレンジ位置、2速レンジ位置、ローレンジ位置を備えたゲート9が設けられている。また、シフト操作装置7は、ゲート9に沿って運転者の操作可能なシフトレバー10を備えており、このシフトレバー10のゲート9内におけるシフト位置を検出してシフト位置を示す信号を出力するメインスイッチ11およびサブスイッチ12が設けられている。ここで、メインスイッチ11およびサブスイッチ12は、それぞれシフト位置検出部を構成している。
メインスイッチ11およびサブスイッチ12は、図2に示すように、シフトレバー10がP、R、N、D、2、Lのシフト位置にシフト操作されたことを検出して、そのシフト位置に応じたメインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号SsをトランスミッションECU(Electronic Control Unit)13に出力するようになっている。
トランスミッションECU13は、メインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssに基づいて、自動変速機3のシフトレンジを運転者が要求するシフトレンジに制御するようになっている。
トランスミッションECU13は、メインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssに基づいて、自動変速機3のシフトレンジを運転者が要求するシフトレンジに制御するようになっている。
また、自動変速機3にはシフトバイワイヤを構成するアクチュエータ14が設けられており、このアクチュエータ14は、自動変速機3のシフトレンジを切換えるために動作するようになっている。具体的には、アクチュエータ14は、モータ15およびギヤ機構16を有し、モータ15によりギヤ機構16を介して自動変速機3のマニュアルシフトシャフト17を回転させ、自動変速機3に設けたマニュアルバルブ18を駆動する。
マニュアルバルブ18は、選択されたシフト位置に応じてP、N、D、2、Lにいずれかに対応する前進用摩擦係合要素またはRに対応する後進用摩擦係合要素に作動油を供給することで、自動変速機3の油圧回路を切換え、自動変速機3のシフトレンジを切換えるようになっている。
マニュアルバルブ18は、選択されたシフト位置に応じてP、N、D、2、Lにいずれかに対応する前進用摩擦係合要素またはRに対応する後進用摩擦係合要素に作動油を供給することで、自動変速機3の油圧回路を切換え、自動変速機3のシフトレンジを切換えるようになっている。
マニュアルシフトシャフト17には角度センサ19およびレンジスイッチ20が設けられている。角度センサ19は、マニュアルシフトシャフト17の回転角を検出し、回転角度信号をトランスミッションECU13に出力する。レンジスイッチ20は、マニュアルシフトシャフト17の回転に同期して回転し、マニュアルシフトシャフト17の回転により切換えられた自動変速機3の現在のシフトレンジを示すシフトレンジ信号をトランスミッションECU13に出力する。
トランスミッションECU13は、CPU(Central Processing Unit)13a、RAM(Random Access Memory)13b、ROM(Read Only Memory)13c、入力インターフェース13d、出力インターフェース13e等を含んで構成されている。
入力インターフェース13dにはメインスイッチ11、サブスイッチ12、角度センサ19、レンジスイッチ20、アクセル開度センサ22およびクランク角センサ23が接続されており、出力インターフェアス13eにはアクチュエータ14が接続されている。
入力インターフェース13dにはメインスイッチ11、サブスイッチ12、角度センサ19、レンジスイッチ20、アクセル開度センサ22およびクランク角センサ23が接続されており、出力インターフェアス13eにはアクチュエータ14が接続されている。
アクセル開度センサ22は、運転者によって操作されるアクセルペダル24の開度を検出してアクセル開度信号を入力インターフェース13dに出力するようになっている。また、クランク角センサ23は、エンジン2のクランクシャフトの回転に同期した信号を入力インターフェース13dに出力するようになっており、トランスミッションECU13のCPU13aは、クランク角センサ23から入力したクランクパルス信号に基づいて、気筒の判別および単位時間当たりのエンジン回転数として、例えば、1分間当たりのエンジン回転数(rpm)を算出する。
また、トランスミッションECU13は、メインスイッチ11、サブスイッチ12から共に同じシフト位置を示すメインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssが入力すると、CPU13aが、角度センサ19から入力する回転角度信号とレンジスイッチ20から入力するシフトレンジ信号とに基づいて、自動変速機3のレンジを運転者が要求するシフトレンジに切換えるように、モータ15を動作させる。
また、トランスミッションECU13は、メインスイッチ11、サブスイッチ12から共に同じシフト位置を示すメインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssが入力すると、CPU13aが、角度センサ19から入力する回転角度信号とレンジスイッチ20から入力するシフトレンジ信号とに基づいて、自動変速機3のレンジを運転者が要求するシフトレンジに切換えるように、モータ15を動作させる。
そして、CPU13aは、モータ15の動作を制御することにより、マニュアルシフトシャフト17を回転させ、マニュアルバルブ18を制御して自動変速機3内部の油圧回路を切換え、自動変速機3の変速段をシフト位置に対応するシフトレンジの噛み合い状態に切換える。さらに、CPU13aは、アクセル開度センサ22から入力したアクセル開度信号とクランク角センサ23から入力したクランクパルス信号とに基づいてスロットル開度およびエンジン回転数に応じた噛み合い状態に切換える。
本実施形態の車両1は、アクチュエータ14およびマニュアルバルブ18が自動変速機3のシフトレンジを切換えるシフトレンジ切換部を構成しており、トランスミッションECU13が、運転者が選択したシフト位置を検出するメインスイッチ11およびサブスイッチ12の検出結果に基づいて、アクチュエータ14およびマニュアルバルブ18を制御するシフトレンジ制御部を構成している。
ここで、CPU13aは、メインスイッチ11が故障する等して正常に動作しない場合には、サブスイッチ12から入力したサブシフト位置信号Ssに基づいてシフトレンジを運転者が要求するシフトレンジに切換える。また、サブスイッチ12が故障する等して正常に動作しない場合には、メインスイッチ11から入力したメインシフト位置信号Msに基づいてシフトレンジを運転者が要求するシフトレンジに切換えるようになっている。
ここで、CPU13aは、メインスイッチ11が故障する等して正常に動作しない場合には、サブスイッチ12から入力したサブシフト位置信号Ssに基づいてシフトレンジを運転者が要求するシフトレンジに切換える。また、サブスイッチ12が故障する等して正常に動作しない場合には、メインスイッチ11から入力したメインシフト位置信号Msに基づいてシフトレンジを運転者が要求するシフトレンジに切換えるようになっている。
このように本実施形態のシフト制御装置は、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が正常に動作しない場合であっても、正常なメインスイッチ11またはサブスイッチ12から出力されるメインシフト位置信号Msまたはサブシフト位置信号Ssに基づいてシフト制御を行うことができるため、シフト位置検出部の冗長性が高められる。
また、トランスミッションECU13の出力インターフェース13eにはCAN(Control area network)を構築する信号線Sを介してメータコントローラ25が接続されている。メータコントローラ25は、図3に示すように、エンジン2の回転数を示すタコメータ26、車両1の走行速度を示すスピードメータ27、シフト位置を示すシフト位置表示器28等を含んだ表示装置29を表示制御するようになっている。
また、トランスミッションECU13の出力インターフェース13eにはCAN(Control area network)を構築する信号線Sを介してメータコントローラ25が接続されている。メータコントローラ25は、図3に示すように、エンジン2の回転数を示すタコメータ26、車両1の走行速度を示すスピードメータ27、シフト位置を示すシフト位置表示器28等を含んだ表示装置29を表示制御するようになっている。
メータコントローラ25は、トランスミッションECU13から出力される信号に基づいてシフト位置表示器28を表示制御することにより、P、R、N、D、2、Lのうち、現在のシフト位置に応じたマークの表示を行うとともに、そのマークを点灯表示または点滅表示するようになっている。図3では、現在のシフト位置に応じたDレンジに対応する「D」が点灯表示されている。
ここで、本実施形態の車両1は、シフト位置表示器28が、トランスミッションECU13によって制御されるシフトレンジに対応するシフト位置を表示するシフト位置表示部を構成している。
また、CPU13aは、メインスイッチ11またはサブスイッチ12から信号が入力されない場合に、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が異常状態になったことを検出するようになっており、異常判定部を構成している。
また、CPU13aは、メインスイッチ11またはサブスイッチ12から信号が入力されない場合に、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が異常状態になったことを検出するようになっており、異常判定部を構成している。
また、CPU13aは、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が異常状態になったものと判定したことを条件として、メータコントローラ25に異常信号を出力するようになっており、メータコントローラ25は、異常信号が入力されると、シフト位置表示器28を点滅させる。
また、CPU13aは、正常に動作しないメインスイッチ11またはサブスイッチ12が交換されてメインスイッチ11またはサブスイッチ12が正常状態と判定されるまでメータコントローラ25に異常信号を出力する。したがって、メータコントローラ25は、異常信号の入力された状態が継続すると、シフト位置表示器28を点滅させ、異常信号の入力が停止されると、シフト位置表示器28を点灯させる。
すなわち、本実施形態のECU13は、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が異常状態になったものと判定したことを条件として、シフト位置表示器28を点滅させ、この点滅状態をメインスイッチ11またはサブスイッチ12が正常状態と判定されるまで継続するシフトレンジ制御部を構成している。
すなわち、本実施形態のECU13は、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が異常状態になったものと判定したことを条件として、シフト位置表示器28を点滅させ、この点滅状態をメインスイッチ11またはサブスイッチ12が正常状態と判定されるまで継続するシフトレンジ制御部を構成している。
このように本実施形態のトランスミッションECU13は、異常判定部31およびシフトレンジ制御部32として機能するCPU13aを有している。
ここで、メータコントローラ25は、異常信号の入力された状態が継続した場合に限らず、異常信号が入力されたときにシフト位置表示器28を点滅させ、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が正常状態に復帰したときに回復信号が入力したことを条件として、シフト位置表示器28を点灯させるようにしてもよい。
次に、図4に基づいてシフト異常判定制御を説明する。図4は、ECU13のROM13cに格納されたシフト異常判定処理プログラムを実行した際のフローチャートであり、シフト異常判定処理プログラムは、CPU13aによって実行される。
図4において、まず、CPU13aは、シフト入力判定処理を実行する(ステップS1)。このシフト入力判定処理では、CPU13aは、運転者がシフトレバー10を操作したときにメインスイッチ11およびサブスイッチ12から入力されたメインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssに基づいてアクチュエータ14に制御信号を出力する。
図4において、まず、CPU13aは、シフト入力判定処理を実行する(ステップS1)。このシフト入力判定処理では、CPU13aは、運転者がシフトレバー10を操作したときにメインスイッチ11およびサブスイッチ12から入力されたメインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssに基づいてアクチュエータ14に制御信号を出力する。
アクチュエータ14は、CPU13aから制御信号が入力すると、モータ15によりギヤ機構16を介して自動変速機3のマニュアルシフトシャフト17を回転させ、自動変速機3に設けられたマニュアルバルブ18を駆動する。マニュアルバルブ18が駆動されると、選択されたシフト位置に応じてP、N、D、2、Lにいずれかに対応する前進用摩擦係合要素またはRに対応する後進用摩擦係合要素に作動油を供給することで、自動変速機3の油圧回路を切換え、自動変速機3のシフトレンジを切換える。
マニュアルバルブ18によってシフトレンジが切換えられると、レンジスイッチ20からCPU13aにマニュアルシフトシャフト17の回転により切換えられた自動変速機3の現在のシフトレンジを示すシフトレンジ信号が入力される。
CPU13aは、このシフトレンジ信号に基づいて現在のシフトレンジを判定することで、このシフトレンジに応じた信号を、CAN配線を介してメータコントローラ25に出力するシフトレンジ表示処理を実行する(ステップS2)。
CPU13aは、このシフトレンジ信号に基づいて現在のシフトレンジを判定することで、このシフトレンジに応じた信号を、CAN配線を介してメータコントローラ25に出力するシフトレンジ表示処理を実行する(ステップS2)。
次いで、CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の動作異常があるか否かを判別する(ステップS3)。CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12のいずれか一方からメインシフト位置信号Msまたはサブシフト位置信号Ssが入力されない場合に、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が動作異常であるものと判断して、シフト位置表示器28の点滅処理を実行する(ステップS4)。この点滅処理では、CPU13aは、メータコントローラ25に異常信号を出力する。
また、CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12からメインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssが正常に入力された場合には、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の正常に動作しているものと判断して、今回の処理を終了する。
また、CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12からメインシフト位置信号Msおよびサブシフト位置信号Ssが正常に入力された場合には、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の正常に動作しているものと判断して、今回の処理を終了する。
ステップS4において、メータコントローラ25に異常信号を入力されると、メータコントローラ25は、シフト位置表示器28を点滅動作させる。次いで、CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12が正常に動作しているか否かを判別する(ステップS5)。
CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12のいずれか一方が正常に動作していないものと判断した場合には、ステップS4に処理を戻し、正常に動作していないメインスイッチ11およびサブスイッチ12が交換あるいは修理されて正常に動作したものと判断した場合には、シフト位置表示器28の点灯処理を実行して(ステップS6)、今回の処理を終了する。この点灯処理では、CPU13aは、メータコントローラ25に異常信号を出力するのを停止する。
この点灯処理では、CPU13aから異常信号の出力が停止された場合に、メータコントローラ25は、シフト位置表示器28を点滅状態から点灯状態に切換えて、通常の表示制御を実施することになる。
この点灯処理では、CPU13aから異常信号の出力が停止された場合に、メータコントローラ25は、シフト位置表示器28を点滅状態から点灯状態に切換えて、通常の表示制御を実施することになる。
このように本実施形態のシフト制御装置のECU13は、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が異常状態になったものと判定したことを条件として、シフト位置表示器28を点滅させ、この点滅状態をメインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常状態と判定されるまで継続させるので、運転者にメインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が異常であることを知らせることができる。
このため、運転者に対して、正常に動作していないメインスイッチ11およびサブスイッチ12を早急に交換または修理させるように対処を促すことができる。
また、本実施形態のECU13は、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方から出力されたメインシフト位置信号Msまたはサブシフト位置信号Ssに基づいて、シフトバイワイヤを構成するアクチュエータ14を制御して自動変速機3を変速制御する。
このため、ECU13は、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が異常状態になったとき、正常なメインスイッチ11またはサブスイッチ12から入力したメインシフト位置信号Msまたはサブシフト位置信号Ssに基づいて、自動変速機3のシフト制御を正常に行っている場合であっても、運転者にメインスイッチ11およびサブスイッチ12が異常であることを知らせることができる。
また、本実施形態のECU13は、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方から出力されたメインシフト位置信号Msまたはサブシフト位置信号Ssに基づいて、シフトバイワイヤを構成するアクチュエータ14を制御して自動変速機3を変速制御する。
このため、ECU13は、メインスイッチ11またはサブスイッチ12が異常状態になったとき、正常なメインスイッチ11またはサブスイッチ12から入力したメインシフト位置信号Msまたはサブシフト位置信号Ssに基づいて、自動変速機3のシフト制御を正常に行っている場合であっても、運転者にメインスイッチ11およびサブスイッチ12が異常であることを知らせることができる。
(第2の実施形態)
図5、図6は、本発明に係る第2の実施形態の車両用変速機のシフト制御装置を示す図であり、第1の実施形態と同一の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図5、図6は、本発明に係る第2の実施形態の車両用変速機のシフト制御装置を示す図であり、第1の実施形態と同一の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図5において、エンジン2は、エンジンECU41によって制御されるようになっている。エンジンECU41にはアクセル開度センサ22およびクランク角センサ23が接続されており、エンジンECU41は、アクセル開度センサ22およびクランク角センサ23の検出情報に基づいて吸入空気量、点火時期、燃料噴射量等を制御することにより、エンジン2の駆動力を制御するようになっている。
具体的には、エンジンECU41は、吸入空気量マップ、点火時期マップ、燃料噴射量マップ等を備えており、この吸入空気量マップ、点火時期マップ、燃料噴射量マップ等にはそれぞれアクセル開度センサおよびエンジン回転数と吸入空気量、点火時期、燃料噴射量とがそれぞれ関連付けられている。
エンジンECU41は、アクセル開度センサ22によって検出されるアクセル開度(スロットルバルブ開度)およびクランク角センサ23によって検出されるエンジン回転数に基づいて、吸入空気量マップ、点火時期マップ、燃料噴射量マップを参照し、アクセル開度およびエンジン回転数に応じて吸入空気量、点火時期、燃料噴射量を算出してこれら吸入空気量等を制御することにより、エンジン2の駆動力を制御する。なお、エンジン2の駆動力を制御する方法は、上述したものに限定されるものではない。
エンジンECU41は、アクセル開度センサ22によって検出されるアクセル開度(スロットルバルブ開度)およびクランク角センサ23によって検出されるエンジン回転数に基づいて、吸入空気量マップ、点火時期マップ、燃料噴射量マップを参照し、アクセル開度およびエンジン回転数に応じて吸入空気量、点火時期、燃料噴射量を算出してこれら吸入空気量等を制御することにより、エンジン2の駆動力を制御する。なお、エンジン2の駆動力を制御する方法は、上述したものに限定されるものではない。
本実施形態のトランスミッションECU13は、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常に動作しないものと判定した場合に、エンジンECU41に駆動力制限信号を出力するようになっている。エンジンECU41は、トランスミッションECU13から駆制力制限信号が入力したときに、例えば、運転者がアクセルペダル24を所定踏み込み量以上踏み込んでも、所定踏み込み量に相当するアクセル開度に応じた燃料噴射量や吸入空気量に制限することで、エンジン2の駆動力を制限するようになっている。ここで、本実施形態のエンジンECU41は、駆動力制限部42として機能する。
ここで、エンジンECU41は、アクセルペダル24の踏み込み量に対して目標燃料噴射量や目標空気量を一定の割合で減少させるようにしてもよい。
また、トランスミッションECU13は、エンジンECU41に駆動力制限信号を出力した場合には、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常と判定されるまで、この駆動力制限信号の出力を継続してエンジンECU41により駆動力の制限を継続させる。
また、トランスミッションECU13は、エンジンECU41に駆動力制限信号を出力した場合には、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常と判定されるまで、この駆動力制限信号の出力を継続してエンジンECU41により駆動力の制限を継続させる。
次に、図6に基づいてシフト異常判定制御を説明する。図6は、ECU13のROM13cに格納されたシフト異常判定処理プログラムを実行した際のフローチャートであり、シフト異常判定処理プログラムは、CPU13aによって実行される。なお、ステップS11〜ステップS14の処理は、第1の実施形態の図4に示すステップS1〜ステップS4と同一の処理であるため、説明を省略する。
図6のステップS14において、CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常に動作しないものと判断した場合に、シフト位置表示器28の点滅処理を実行してシフト位置表示器28を点滅させると、ECU15に駆動力制限信号を出力する(ステップS15)。エンジンECU41は、トランスミッションECU13から駆制力制限信号が入力すると、エンジン2の駆動力を制限する。
次いで、CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12が正常に動作しているか否かを判別する(ステップS16)。
次いで、CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12が正常に動作しているか否かを判別する(ステップS16)。
CPU13aは、メインスイッチ11およびサブスイッチ12のいずれか一方が正常に動作していないものと判断した場合には、ステップS14に処理を戻し、正常に動作していないメインスイッチ11およびサブスイッチ12が交換あるいは修理されて正常に動作した場合には、シフト位置表示器28の点灯処理を実行した後(ステップS17)、エンジンECU41に駆制力制限信号を出力するのを停止して(ステップS18)、今回の処理を終了する。このため、エンジン2の駆動力は、アクセルペダル24の踏み込み量に応じた通常の駆動力で制御される。
このように本実施形態のECU13は、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が異常状態になったものと判定したことを条件として、エンジンECU41に駆動力制限信号を出力し、メインスイッチ11およびサブスイッチ12の一方が正常と判定されるまで、駆動力制限信号の出力を継続する。
このため、運転者が何らかの理由でシフト位置表示器28の点滅を認識できない場合には、走行中に運転者に違和感を与えることでシフト位置表示器28を確認するように運転者に注意を促すことができ、運転者にメインスイッチ11およびサブスイッチ12が異常であることを認識させることができる。
このため、運転者が何らかの理由でシフト位置表示器28の点滅を認識できない場合には、走行中に運転者に違和感を与えることでシフト位置表示器28を確認するように運転者に注意を促すことができ、運転者にメインスイッチ11およびサブスイッチ12が異常であることを認識させることができる。
なお、本実施形態の車両1は、駆動源としてのエンジン2の駆動力を制限するようにしているが、駆動源としてエンジンおよびモータを備えたハイブリッド車両に適用される場合には、エンジン走行時にエンジンの駆動力を制限し、モータ走行時にモータの駆動力を制限するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、シフト位置検出部を2つのメインスイッチ11およびサブスイッチ12から構成しているが、シフト位置検出部は、3つ以上であってもよい。
また、上記各実施形態では、シフト位置検出部を2つのメインスイッチ11およびサブスイッチ12から構成しているが、シフト位置検出部は、3つ以上であってもよい。
また、ECU13は、メータコントローラ25を通してシフト位置表示器28を制御しているが、メータコントローラ25を介さずに、シフト位置表示器28を直接制御してもよい。
また、本実施形態では、シフト制御装置をシフトバイワイヤ方式の自動変速機3に適用しているが、シフトバイワイヤ方式でなくてもよい。また、自動変速機3ではなく、手動変速機に適用してもよい。
また、本実施形態では、シフト制御装置をシフトバイワイヤ方式の自動変速機3に適用しているが、シフトバイワイヤ方式でなくてもよい。また、自動変速機3ではなく、手動変速機に適用してもよい。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1…車両、2…エンジン(駆動源)、3…自動変速機、11…メインスイッチ(シフト位置検出部)、12…サブスイッチ(シフト位置検出部)、13…トランスミッションECU(シフトレンジ制御部、異常判定部)、14…アクチュエータ(シフトレンジ切換部)、14…マニュアルバルブ(シフトレンジ切換部)、28…シフト位置表示器(シフト位置表示部)、31…異常判定部、32…シフトレンジ制御部、41…エンジンECU(駆動力制限部)
Claims (3)
- 変速機のシフトレンジを切換えるシフトレンジ切換部と、運転者が選択したシフト位置を検出する複数のシフト位置検出部の検出結果に基づいて、前記シフトレンジ切換部を制御するシフトレンジ制御部と、前記シフトレンジ制御部によって制御される前記シフトレンジに対応するシフト位置を表示するシフト位置表示部と、複数の前記シフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったことを判定する異常判定部とを備えた車両用変速機のシフト制御装置であって、
前記シフトレンジ制御部は、前記異常判定部が複数の前記シフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったものと判定したことを条件として、前記シフト位置表示部を点滅させ、当該点滅状態を前記シフト位置検出部が正常状態と判定されるまで継続することを特徴とする車両用変速機のシフト制御装置。 - 前記車両が、車両走行用の駆動力を発生する駆動源と、駆動力制限信号が入力したことを条件として、前記駆動源の駆動力を制限する駆動力制限部とを有し、
前記シフトレンジ制御部は、前記異常判定部が複数の前記シフト位置検出部の少なくとも1つが異常状態になったものと判定したことを条件として、前記駆動力制限部に前記駆動力制限信号を出力し、前記シフト位置検出部が正常と判定されるまで、前記駆動力制限部により前記駆動力の制限を継続させることを特徴とする請求項1に記載の車両用変速機のシフト制御装置。 - 前記シフトレンジ制御部は、複数の前記シフト位置検出部の少なくとも1つのシフト位置検出部の検出結果に基づいて、前記シフトレンジ切換部を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両シフト制御装置。
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