JP3027307B2 - トランスミッションのシフト位置表示装置 - Google Patents
トランスミッションのシフト位置表示装置Info
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
シフト位置表示装置に関する。
フト位置表示装置として、各種の故障を検出する手段
と、その検出信号に応じた故障表示の駆動信号を出力す
る手段を備え、故障が発生するとシフト位置表示から故
障表示へ自動的に切り替わるものが知られている(特開
昭59−26646号公報,実開昭62−139826
号公報)。
了するまで)シフト位置表示へ戻らないため、車両の走
行中に故障が発生すると、運転者はトランスミッション
のシフト位置を確認できないという不具合があった。そ
のため、人為的にシフト位置表示と故障表示を選択する
切り替えスイッチを設けたものが見られる(実開昭62
−140253号公報)。
従来例では車両の運転状態に関係なく、表示の切り替え
が簡単に行えるので、誤操作などでシフト位置表示と故
障内容表示を混同しやすいという不具合があった。その
ため、これら切り替えを区別する表示が必要で、その表
示部を別途に付加すると、コストの上昇を招くという不
具合があった。
とを目的とする。
ミッションのシフト位置表示装置において、数字と文字
の表示要素を備える手段と、トランスミッションのシフ
ト位置を検出する手段と、その検出信号に応じたシフト
位置の表示信号を出力する手段と、各種の故障を検出す
る手段と、その検出信号に応じた故障の表示信号を出力
する手段と、故障表示の条件付けスイッチがオープンか
つクラッチが接続状態のときにシフトレバーがニュート
ラルに保持されて所定時間が経過すると特定条件の成立
を判定する手段と、特定条件が成立するときに車両が停
止状態であれば故障の表示信号に基づいて、それ以外の
通常時はシフト位置の表示信号に基づいて、数字と文字
の表示要素を制御する手段と、を備える。
続のときにシフトレバーがニュートラル位置に操作さ
れ、その状態で所定時間が経過すると、特定条件の成立
が判定され、その成立判定時に車両が停止状態(停車状
態)であれば、そのときに故障表示が行われる一方、そ
れ以外の通常時はシフト位置表示が行われる。特定条件
を成立させるには、クラッチの接続状態で条件付きスイ
ッチをオープンに切り替え、シフトレバーをニュートラ
ル位置に所定時間以上保持することが要求される。した
がって、走行中においては、シフト位置表示が簡単に故
障表示へ切り替わることがなく、シフト位置表示に対す
る高い信頼性が得られる。
示す装置全体の構成図で、燃料噴射ポンプ1のコントロ
ールレバーをアクセル開度に応じて駆動すると共に、エ
ンジン回転を要求回転と一致させるように制御するスロ
ットルアクチュエータ2と、クラッチ3の断続操作を行
うクラッチアクチュエータ4(エアブースタ)が設けら
れる。トランスミッション5は少ないギヤ数で多段変速
を実現するため、メインギヤの前後にスプリットギヤと
レンジギヤを備える常時噛合式が採用され、メインギヤ
のギヤシフト機構を駆動するギヤシフトアクチュエータ
6のほか、メインギヤ前後のスプリットギヤとレンジギ
ヤをそれぞれH−L(ハイ・ロー)に切り替えるスプリ
ットアクチュエータ7とレンジアクチュエータ8が設け
らえる。
段として、アクセルペダル9にエンジン負荷に相当する
ペダル踏み角(アクセル開度)を検出するアクセルセン
サ10が、クラッチ3にフライホイールからエンジンの
回転速度を検出するエンジン回転センサ11と、クラッ
チ3のストローク位置を検出するクラッチストロークセ
ンサ12が、クラッチペダル13にぺダルの初期位置と
作動位置を検出するペダルSW14,15が、トランス
ミッション5にメインギヤとスプリットギヤおよびレン
ジギヤのシフト位置を検出するポジションセンサ16〜
18と、メインシャフトに連結するプロペラシャフトの
回転速度を検出するメインシャフト回転センサ19(車
速センサとして機能する)と、メインシャフト上を遊転
するメインギヤの回転速度を検出するギヤ回転センサ2
0が設けられる。
レバー装置21(シフタ)に加えて、変速(シフトアッ
プ,シフトダウン)にスプリットギヤの切り換えを行わ
ない段飛びモードとスプリットギヤの切り替えが加わる
多段モードを選択するモードスイッチ22と、トランス
ミッション5のシフト位置およびモードスイッチ22 の
オンーオフ状態などを表示するモニタ24と、モニタ2
4の表示切り替えを行う際に特定条件のひとつとして操
作するためのDIAGスイッチ23(条件付けスイッ
チ)が配設される。
ンジギヤの組み合わせによる変速段に対応する数字(こ
の場合、1〜6)の表示ランプa〜fと、スプリットギ
ヤの切り替えに伴う各変速段のハイとローに対応する欧
文字(HIとLO)の表示ランプg,hと、ニュートラ
ルおよび後退段に対応する欧文字(NとR)の表示ラン
プi,jに加えて、モードスイッチ22のオンで作動す
るモード表示ランプkと、故障の発生状況に応じて自動
的に作動する2つの故障表示ランプl,m(故障の発生
部位に応じてi,mが選択的に点滅あるいは点灯する)
を備える。なお、シフタ21はその動作パターンがシフ
トアップ,シフトダウン,ホールド、リバース,ニュー
トラルの5ポジションを持つh型に単純化され、シフト
レバーのレンジ位置に応じてシフトアップ要求,シフト
ダウン要求,シフト位置のホールド要求,リバースへの
ギヤセット要求を発生する。
タの駆動を制御するのがエンジンコントロールユニット
25とトランスミッションコントロールユニット26
で、シフタ21の発生要求に応じて、エンジン回転をシ
ンクロ制御しながら、トランスミッション5を要求位置
へギヤシフトさせるようになっている。例えば、走行中
のシフトアップ要求またはシフトダウン要求が発生する
と、トランスミッション5の現在段にモードスイッチ2
2の選択に対応するn段(多段モードのときにn=1、
段飛びモードのときにn=2)を加算または減算する変
速段へのギヤチェンジを制御する。なお、クラッチ3は
クラッチアクチュエータ4により自動的に断続が行われ
る。また、運転者が手動制御(ペダル操作)することで
も断続される。
26はモニタの表示切り換えを行う機能が付加され、図
4のような故障内容に応じた故障コードおよび表示コー
ドを メモリに格納する。また、各種センサ類(図示せ
ず)が設けられ、トランスミッションコントロールユニ
ット26に入力される。これらセンサはトランスミッシ
ョン5のシフト位置や車速、エンジン回転速度など車両
の状態を検出する。さらに、これらセンサの故障を検出
する機能がコントロールユニット26に設けられる。
するフローチャートで、停車中(車速=0)にDIAG
スイッチ23がオン(OPEN)でクラッチ3が接続状
態のときにシフタ21のシフトレバーがニュートラル位
置に操作されると、タイマのカウントを開始し、その状
態で一定時間が経過すると、故障表示フラグがセットし
て故障表示を行う(ステップ1〜ステップ8)。
操作されると、タイマをクリアにすると共に、故障表示
フラグに応じてフラグセットであれば故障表示を行い、
フラグセットでなければシフト位置表示に復帰する(ス
テップ9,ステップ10)。また、ステップ1〜ステッ
プ3の条件が1つでも成立しない(NO)の場合は、故
障表示フラグおよびタイマをクリアにしてシフト位置表
示に復帰する(ステップ11,ステップ12)。
ニタ24のシフト位置表示に替えて、各種センサ類に故
障がある場合、その故障内容に対応する故障コードを検
索し、該当する表示コードに合わせてモニタ24の数字
と欧文字の表示ランプa〜f,g〜jを制御する。例え
ば、車速センサの断線を検出すると、図4において故障
コード01HをR,1,Hの表示コードとしてリバース
の表示ランプj,1速の表示ランプa,スプリットハイ
の表示ランプgを点灯させる。なお、故障の検出が複数
の場合、各故障について同様の表示制御を所定間隔で順
に繰り返し行う。また、故障の検出が皆無のときは、モ
ニタ24の表示ランプa〜f,g〜jを消灯状態に保つ
が、故障なしの表示コードを決めておき、それに合わせ
て表示ランプa〜f,g〜jを点灯させるようにしても
良い。
中にクラッチ3の接続状態でDIAGスイッチ23をオ
ンに入れ、シフタ21のシフトレバーをニュートラルで
一定時間以上保持すると、ニュートラル以外では直ち
に、モニタ24がシフト位置表示から故障表示に切り換
わるため、故障の発生を容易に確認できる。この場合、
故障表示は停車状態で既述の特定条件を成立させたとき
にのみ行われ、発進時を含む走行中は仮に特定条件が成
立しても、シフト位置表示が故障表示へ切り替わること
はない。つまり、車両が走行状態へ移行すると、モニタ
24はシフト位置表示に固定されるため、トランスミッ
ション5のシフト位置を安心して確認できる。
位置表示との区別を明確にするため、故障表示のときは
モニタ24の表示ランプa〜f,g〜jを点滅させるよ
うにすると良い。
のシフト位置表示装置において、数字と文字の表示要素
を備える手段と、トランスミッションのシフト位置を検
出する手段と、その検出信号に応じたシフト位置の表示
信号を出力する手段と、各種の故障を検出する手段と、
その検出信号に応じた故障の表示信号を出力する手段
と、故障表示の条件付けスイッチがオープンかつクラッ
チが接続状態のときにシフトレバーがニュートラルに保
持されて所定時間が経過すると特定条件の成立を判定す
る手段と、特定条件が成立するときに車両が停止状態で
あれば故障の表示信号に基づいて、それ以外の通常時は
シフト位置の表示信号に基づいて、数字と文字の表示要
素を制御する手段と、を備えたので、停車中に特定条件
を成立させると、表示要素がシフト位置表示から故障表
示へ切り替わるため、故障の発生を容易に確認できる。
また、走行中においては、シフト位置表示から故障表示
へ簡単に切り替わることがないため、シフト位置表示に
対する高い信頼性が得られる。
る。
ローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】数字と文字の表示要素を備える手段と、ト
ランスミッションのシフト位置を検出する手段と、その
検出信号に応じたシフト位置の表示信号を出力する手段
と、各種の故障を検出する手段と、その検出信号に応じ
た故障の表示信号を出力する手段と、故障表示の条件付
けスイッチがオープンかつクラッチが接続状態のときに
シフトレバーがニュートラルに保持されて所定時間が経
過すると特定条件の成立を判定する手段と、特定条件が
成立するときに車両が停止状態であれば故障の表示信号
に基づいて、それ以外の通常時はシフト位置の表示信号
に基づいて、数字と文字の表示要素を制御する手段と、
を備えたことを特徴とするトランスミッションのシフト
位置表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6245388A JP3027307B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | トランスミッションのシフト位置表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6245388A JP3027307B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | トランスミッションのシフト位置表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08109965A JPH08109965A (ja) | 1996-04-30 |
JP3027307B2 true JP3027307B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17132921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6245388A Expired - Fee Related JP3027307B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | トランスミッションのシフト位置表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027307B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005233370A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動変速機 |
JP2014238127A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | スズキ株式会社 | 車両用変速機のシフト制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05597Y2 (ja) * | 1986-01-28 | 1993-01-08 | ||
JPS62140253U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-04 | ||
JP2547559Y2 (ja) * | 1991-09-11 | 1997-09-10 | 株式会社吉野工業所 | 液体塗布容器 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP6245388A patent/JP3027307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08109965A (ja) | 1996-04-30 |
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