JPH0454367Y2 - - Google Patents

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JPH0454367Y2
JPH0454367Y2 JP1986009704U JP970486U JPH0454367Y2 JP H0454367 Y2 JPH0454367 Y2 JP H0454367Y2 JP 1986009704 U JP1986009704 U JP 1986009704U JP 970486 U JP970486 U JP 970486U JP H0454367 Y2 JPH0454367 Y2 JP H0454367Y2
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JP
Japan
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switch
failure
signal
power pattern
control device
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JP1986009704U
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JPS62122947U (ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、自動変速機の制御装置に関するもの
である。
(ロ) 従来の技術 自己診断機能を備えた従来の自動変速機の制御
装置としては、例えばトヨタクラウン解説書昭和
58年8月31日トヨタ自動車株式会社サービス部発
行の4−26〜4−27頁に示されるようなものがあ
る。この自動変速機の制御装置は、車速センサ
ー、ソレノイドなどの不具合を診断する機能を有
しており、診断結果は車両停車中のイグニツシヨ
ンスイツチオンの状態でサーキツトテスターによ
り読み出される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の自動変速機の制御
装置では、診断結果の読み出しのためにサーキツ
トテスターを必要とし、また制御装置側にはサー
キツトテスターの接続を可能にするための配線及
びコネクターを設ける必要がある。なお「トヨタ
マーク新型車解説書(昭和59年8月)」には、
点検端子を短絡させることによつてオーバドライ
ブインジケータランプを点滅させて故障の診断結
果のコード番号を表示するものが示されている
が、これの場合にも、コネクターに点検端子を設
ける必要があり、また点検端子短絡用の器具を必
要とするという問題点がある。本考案はこのよう
な問題点を解決することを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、既設の表示装置を自己診断の表示の
ために兼用すると共に、セレクトポジシヨンスイ
ツチと手動操作スイツチ(これは別の本来的機能
を有している)とが特定の組み合わせ及び順序で
操作されたときにのみ表示を行わせるようにする
ことにより、上記問題点を解決する。すなわち、
本考案による自動変速機の制御装置は、第1図に
示すように、セレクトポジシヨンスイツチと、制
御装置に所定の運転条件を指令するための手動操
作スイツチ(例えば、変速パターン選択用スイツ
チ)と、所定の情報を表示するための表示装置
(例えば、変速パターン表示用ランプ)と、制御
装置の故障を検出する故障検出手段と、故障検出
手段により故障の発生が検出されたときこれを記
憶し電源オフ時にも記憶を保持する故障記憶手段
と、セレクトポジシヨンスイツチからの信号と手
動操作スイツチからの信号とが特定の組み合わせ
及び順序で入力されたとき故障記憶手段からの信
号に基づいて表示装置を作動させる再生開始手段
と、を有している。
(ホ) 作用 再生開始手段は上記のような条件が満足された
ときにのみ記憶されている故障の表示を開始させ
る。手動操作スイツチとしては例えば変速パター
ン選択用スイツチ(より変速比の大きい変速パタ
ーンを選択するためのスイツチ)を用いる。シフ
トポジシヨンスイツチと手動操作スイツチとの操
作の組み合わせ及び順序としては、例えば手動操
作スイツチがオンでかつセレクトポジシヨンがN
及びP以外の状態でイグニツシヨンキーがオンと
され、次いで例えばレンジ信号と手動操作スイ
ツチオフとの組み合わせ、及びレンジ信号と手
動操作スイツチオンとの組み合わせがあつた場合
にのみ表示を開始させる。上記のような操作は通
常の運転操作で発生することはない。従つて、意
図しないのに記憶内容の表示が行われることはな
い。また、表示させたい場合には上記操作を行え
ば確実に記憶内容を表示させることができる。し
かも、サーキツトテスター及びこれの接続作業な
どを必要としない。
(ヘ) 実施例 第2図に本考案の実施例を示す。自動変速機1
0は公知の前進4速後進1速のものであり、その
変速はコントロールバルブ12のソレノイド14
a,14b及び14cによつて制御される。ソレ
ノイド14a,14b及び14cの作動は制御装
置16からの指令信号によつて制御される。制御
装置16には車速センサー18、スロツトル開度
センサー20などからの信号が入力され、制御装
置16はこれに基づいて変速の制御を行う。制御
装置16にはパワーパターンスイツチ22(手動
操作スイツチ)からの信号も入力されており、制
御装置16は通常はこのパワーパターンスイツチ
22からの信号に基づいて表示装置であるパワー
パターンランプ24の点灯を制御する。すなわ
ち、パワーパターンスイツチ22は通常の変速パ
ターンよりもより変速比の大きい変速段が選択さ
れるパワーパターンを手動操作により選択するた
めのスイツチであり、このパワーパターンが選択
されたときパワーパターンランプ24が点灯され
る。更に、制御装置16にはセレクトポジシヨン
スイツチ25からセレクトレバーがどの位置(例
えば、P,R,N,D,,レンジ)にあるか
を示す信号も入力されている。制御装置16は故
障検出手段26及び故障記憶手段28を有してい
る。故障検出手段26はソレノイド14a,14
b及び14c、車速センサー18などに故障が発
生した場合に故障が発生したことを検出すること
ができ、また故障記憶手段28は故障が発生した
ことを記憶することができる。故障記憶手段28
は電源オフの状態においても記憶を保持すること
ができる。制御装置16の電源はイグニツシヨン
キー30がオンになつたときにオンとされる。
例えば修理工場などで制御装置16の故障の有
無、故障の個所などのチエツクを行う場合には、
セレクトポジシヨンスイツチ25(これはセレク
トレバーによつて操作される)及びパワーパター
ンスイツチ22を次のような組み合わせ及び順序
で作動させる。すなわち、車両停止の状態でセレ
クトポジシヨンスイツチ25がDレンジを示して
おりかつパワーパターンスイツチ22がオンの場
合にイグニツシヨンキー30をオンとし、次いで
セレクトポジシヨンスイツチ25をレンジ位置
としかつパワーパターンスイツチ22をオフと
し、更に次いでセレクトポジシヨンスイツチ25
をレンジ位置としかつパワーパターンスイツチ
22をオンとする。このような操作が行われる
と、故障記憶手段28の記憶内容がパワーパター
ンランプ24に表示される。この表示は、あらか
じめ定めたタイミングでパワーパターンランプ2
4を点滅させることにより行われる。パワーパタ
ーンランプ24の点滅の状態から故障の有無、故
障の場所を判断することができる。
上記のような操作を第3図にフローチヤートと
して示す。イグニツシヨンキー30がオンになる
と制御が開始され、セレクトポジシヨンスイツチ
25からの信号がDレンジであるかどうかを判断
し(ステツプ102)、Dレンジの場合にはパワーパ
ターンスイツチ22がオンかどうかを判断し(同
104)、パワーパターンスイツチ22がオンの場合
には車速が例えば20Km/h以上であるかどうかを
判断し(同106)、20Km/hより小さい場合にはス
テツプ108に進む。ステツプ102でDレンジでない
場合、ステツプ104でパワーパターンスイツチ2
2がオフの場合、又はステツプ106で車速が20
Km/h以上の場合にはルーチン200に進み、変速
点の制御など他の制御が行われる。ステツプ108
に進んだ場合にはセレクトポジシヨンスイツチ2
5からの信号がレンジを示しているかを判断
し、レンジでない場合にはステツプ114に進ん
でフラグが設定されているかどうかを判断する。
フラグが設定されていない場合にはステツプ106
に戻る。従つて、Dレンジからレンジへの切り
換えが行われない限りステツプ106→ステツプ108
→ステツプ114→ステツプ106のルーチンが繰り返
されることになる。この状態でDレンジからレ
ンジへの切り換えが行われるとステツプ108から
ステツプ110に進み、パワーパターンスイツチ2
2がオフであるかどうかの判断が行われる。パワ
ーパターンスイツチ22がオフでない場合にはス
テツプ114に進み、またオフの場合にはフラグを
設定し(同112)、ステツプ114に進む。従つて、
レンジでかつパワーパターンスイツチ22がオ
フの場合にステツプ114からステツプ116に進む。
ステツプ116ではセレクトポジシヨンスイツチ2
5の信号がレンジであるかどうかを判断し、
レンジでない場合には前述のステツプ106に戻り、
また、レンジの場合にはステツプ118に進む。
ステツプ118ではパワーパターンスイツチ22が
オンであるかどうかを判断し、オンでない場合に
はステツプ106に戻り、またオンの場合には自己
診断ルーチン300に進む。従つて、ステツプ102〜
ステツプ118の制御によりDレンジ×パワーパタ
ーンスイツチ22オン→レンジ×パワーパター
ンスイツチ22オフ→レンジ×パワーパターン
スイツチ22オンの組合せ及び順序で操作が行わ
れたときにのみ自己診断ルーチン300が実行され
ることになる。自己診断ルーチン300により、故
障記憶手段28の記憶内容がパワーパターンラン
プ24に表示される。
なお、この実施例では手動操作スイツチとして
パワーパターンスイツチ22を用い、これとセレ
クトポジシヨンスイツチ25とが上記のような組
合せ及び順序で操作されたとき自己診断ルーチン
300を実行するようにしたが、手動操作スイツチ
としては別のスイツチ(例えば、オーバードライ
ブ制御用スイツチ、ロツクアツプ制御用スイツ
チ)などを用いることができ、またセレクトポジ
シヨンスイツチ25との信号の組合せも任意に選
択することができる(なお、P及びNレンジはス
タータモータの作動に用いられるため除外する)。
更に、表示装置としてはパワーパターンランプ2
4を用いたが、これもその他のランプ等であつて
もよい。
(ト) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、セ
レクトポジシヨンスイツチと手動操作スイツチと
の操作の組合せによつて自己診断を行わせるよう
にし、その表示のために別の表示装置を兼用する
ので、サーキツトテスターとの接続のための配線
及びコネクターが不要となり、また接続作業が不
要となり、価格低減及び作業性向上という効果を
得ることができ、しかもそのために専用のスイツ
チ、点検端子、短絡用器具などを設ける必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成要素間の関係を示す図、
第2図は本考案の実施例を示す図、第3図は制御
フローを示す図である。 22……パワーパターンスイツチ(手動操作ス
イツチ)、24……パワーパターンランプ(表示
装置)、25……セレクトポジシヨンスイツチ、
26……故障検出手段、28……故障記憶手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セレクトポジシヨンスイツチと、制御装置に所
    定の運転条件を指令するための手動操作スイツチ
    と、所定の情報を表示するための表示装置と、制
    御装置の故障を検出する故障検出手段と、故障検
    出手段により故障の発生が検出されたときこれを
    記憶し電源オフ時にも記憶を保持する故障記憶手
    段と、セレクトポジシヨンスイツチからの信号と
    手動操作スイツチからの信号とが特定の組み合わ
    せ及び順序で入力されたとき故障記憶手段からの
    信号に基づいて表示装置を作動させる再生開始手
    段と、を有する自動変速機の制御装置。
JP1986009704U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0454367Y2 (ja)

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JP1986009704U JPH0454367Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986009704U JPH0454367Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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Publication Number Publication Date
JPS62122947U JPS62122947U (ja) 1987-08-04
JPH0454367Y2 true JPH0454367Y2 (ja) 1992-12-21

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