JP3092313B2 - 自動変速機の自己診断装置 - Google Patents

自動変速機の自己診断装置

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JP3092313B2 JP12519292A JP12519292A JP3092313B2 JP 3092313 B2 JP3092313 B2 JP 3092313B2 JP 12519292 A JP12519292 A JP 12519292A JP 12519292 A JP12519292 A JP 12519292A JP 3092313 B2 JP3092313 B2 JP 3092313B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機において、
その自動変速機の変速位置切り替え動作が正常であるか
を診断する自己診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の自己診断装置としては、例
えば、特開平1−33257号公報に開示されたものが
知られている。これは、停車時に、運転者が変速操作部
を操作することにより、自動変速機のセレクトレバーが
連結されたモータを駆動して、自動変速機の変速位置切
り替えを行った場合において、変速操作部の操作位置と
自動変速機の切り替わり位置との一致,不一致を監視す
ることにより、自動変速機の変速位置切り替え動作が正
常であるかを自動的に診断し、上記変速操作部の操作位
置と自動変速機の変速位置とが不一致ならば、故障であ
ると判断して警報を発し、その自動変速機の異常を運転
者に知らせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例にあって
は、例えば、運転者が変速操作部をパーキングレンジ
(以下、Pレンジと称する)からドライブレンジ(以
下、Dレンジと称する)に操作したにも拘わらず、自動
変速機のセレクトレバーがPレンジのままか、または、
Dレンジ以外に移動するというように、変速操作部の操
作位置と自動変速機の変速位置とが不一致ならば、警報
を発して、自動変速機の異常を運転者に知らせるだけで
ある。したがって、警報を知った運転者は、自動変速機
に何らかの異常があることは認識できるものの、その故
障箇所までは認識することができないという不都合があ
る。
【0004】そこで本発明にあっては、変速操作部の操
作位置と自動変速機の変速位置とが不一致ならばその故
障個所を特定した上、故障個所によってはモータ駆動指
令値の修正により応急処理が可能な場合があることか
ら、その場合にはそのモータ駆動指令値を修正して車両
を応急的に走行可能として、例えば修理工場まで自走搬
入できるようにした自己診断装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1に示すように、乗員の操作により自動変速機の
セレクトレバーAが連結されたモータBを駆動して自
変速機の変速位置切り替えが行われた際、その自動変速
機の変速位置切り替え動作が正常であるかを診断する自
動変速機の自己診断装置において、前記モータBの回転
位置を検出するモータ位置検出手段Cと、モータBによ
り駆動される自動変速機側のセレクトレバーAの移動位
置を検出するセレクトレバー位置検出手段Dと、自動変
速機側のセレクトレバーAの検出移動位置が乗員の変速
操作部の操作により設定されるセレクトレバーAの設定
移動位置と一致しているかを判断するセレクトレバー位
置判定手段Eと、このセレクトレバーAの検出移動位置
が設定移動位置と不一致なる判断結果により前記モータ
Bに所定変速位置に移動する駆動指令を出力し、その所
定変速位置でのモータBの検出回転位置とセレクトレバ
ーAの検出移動位置とにより故障個所を特定する故障個
所特定手段Fと、故障個所特定出力がモータBの故障ま
たはモータBとセレクトレバーAとの連結部分の故障で
あるときはモータBの駆動指令値を修正するデータ修正
手段Gとを備えている。
【0006】
【0007】請求項2に記載の発明は、図2に示すよう
に、請求項1に記載の発明の要件に加えて、故障個所が
あるときはその故障個所を警告する警報手段Hを備えて
いる。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明では、乗員が変速操作部
を操作すると、セレクトレバー位置判定手段が、変速操
作部の操作位置と自動変速機の変速位置とが一致してい
るかを判断する。そして、不一致である場合には、故障
個所特定手段が、所定変速位置にモータを駆動し、その
時のモータの検出回転位置とセレクトレバーの検出移動
位置とにより、故障個所を特定する。その上で、故障個
所特定出力がモータの故障、またはモータとセレクトレ
バーとの連結部分の故障であるときは、応急処置として
データ修正手段がモータの駆動指令値を修正する。これ
により、車両の応急的な走行が可能となる。
【0009】
【0010】請求項2に記載の発明では、警報手段が、
定された故障個所を適切に警報する。
【0011】
【実施例】第1実施例図3は 、第1実施例としての自動変速機の自己診断装置
を示している。図3において、変速操作部1は、Pレン
ジとリバースレンジ(以下、Rレンジと称する)とニュ
ートラルレンジ(以下、Nレンジと称する)とDレンジ
とセカンドレンジ(以下、2レンジと称する)とファー
ストレンジ(以下、1レンジと称する)などの変速位置
を有しており、乗員が各レンジのうちのいずれか1つの
変速位置を選択すると、この選択されたレンジに対応す
るレンジ信号を制御装置2に出力する。
【0012】制御装置2は、マイクロコンピュータに構
成されており、変速操作部1から受け取ったレンジ信号
に相当する駆動指令値にもとづく電力を、自動変速機3
のセレクトレバー4がワイヤケーブル5を介して連結さ
れたモータ6に出力し、このモータ6の駆動により、自
動変速機3の変速位置を変速操作部1で操作されたレン
ジに相当するレンジに切り替える。
【0013】モータ位置検出手段としての回転位置セン
サ10は、モータ6の回転位置を検出し、その回転位置
に相当する電気信号を検出モータ回転位置(モータ6の
検出回転位置)として制御装置2に出力する。
【0014】セレクトレバー位置検出手段としてのセレ
クトレバー位置センサ11は、セレクトレバー4の移動
位置を検出し、その移動位置に相当する電気信号を検出
セレクトレバー移動位置(セレクトレバー4の検出移動
位置)として制御装置2に出力する。
【0015】パーキングブレーキ検出手段としてのパー
キングブレーキセンサ12は、パーキングブレーキの制
動動作を検出し、その制動動作に相当する電気信号を検
出制動力として制御装置2に出力する。
【0016】車速検出手段としての車速センサ13は、
自動車の走行速度を検出し、その走行速度に相当する電
気信号を検出車速として制御装置2に出力する。
【0017】警報手段としての警報装置14は、制御装
置2からの出力により、故障個所を乗員が視認または聴
覚できるように警報表示するものであって、例えば、発
光デバイスまたは音声発声デバイスなどで構成されてい
る。
【0018】一方、マイクロコンピュータに構成された
制御装置2は、セレクトレバー位置判定手段としてのセ
レクトレバー位置判定部15と、パーキングブレーキ判
定手段としてのパーキングブレーキ判定部16と、故障
個所特定手段としての故障個所特定部17と、データ修
正手段としてのデータ修正部18とを備えている。
【0019】セレクトレバー位置判定部15は、セレク
トレバー位置センサ11からの検出セレクトレバー移動
位置が変速操作部1からのレンジ信号に相当する乗員に
よる設定セレクトレバー移動位置(セレクトレバー4の
設定移動位置)と一致あるいは不一致であるかを判断
し、その判断結果に相当する電気信号をパーキングブレ
ーキ判定部16に出力する。
【0020】パーキングブレーキ判定部16は、セレク
トレバー位置判定部15からの検出セレクトレバー移動
位置と設定セレクトレバー移動位置とが不一致なる出力
信号を受け取ることにより、パーキングブレーキセンサ
12からの出力信号を受け取って、パーキングブレーキ
が非制動あるいは制動動作しているかを判断し、その判
断結果に相当する電気信号を故障個所特定部17に出力
する。
【0021】故障個所特定部17は、パーキングブレー
キ判定部16からのパーキングブレーキ制動中なる出力
信号を受け取ることにより、モータ6にセレクトレバー
4をPレンジとRレンジとNレンジと2レンジと1レン
ジなどの所定変速位置に移動する駆動指令を出力し、そ
の所定変速位置で、回転位置センサ10からの検出モー
タ回転位置と、セレクトレバー位置センサ11からの検
出セレクトレバー移動位置とを受け取って、故障個所を
特定し、その故障個所特定信号を警報装置14とデータ
修正部18とに出力する。
【0022】データ修正部18は、故障個所特定部17
からの故障個所特定信号がモータ6の故障、または、モ
ータ6とセレクトレバー4との連結部分の故障であると
きは、制御装置2のモータテーブルに予め設定されたモ
ータ6の駆動指令値なるモータ回転位置データを修正
し、セレクトレバー位置センサ11の故障であるとき
は、その故障変速位置へのモータ回転位置データを推定
演算し、制御装置2のモータテーブルに予め設定された
モータ回転位置データを、上記推定したモータ回転位置
データに更新(修正)する。
【0023】図4は、上記セレクトレバー位置センサ1
1の構造を具体的に示している。図4において、セレク
トレバー位置センサ11は、1つの可動接点20と複数
の固定接点21,22,23,24,25,26とを備
えている。可動接点20は、ワイヤケーブル5が連結さ
れたセレクトレバー4に設けられている。複数の固定接
点21〜26は、ワイヤケーブル5の外側チューブ27
を繋留するベース28に、セレクトレバー4の移動に伴
ってセレクトレバー4の軸心部29を中心として回動す
る可動接点20の回動範囲で、セレクトレバー4のPレ
ンジとRレンジとNレンジとDレンジと2レンジと1レ
ンジなどの変速位置への各移動位置において、可動接点
20と個別に対応する位置に、離間配置して設けられて
いる。したがって、このセレクトレバー位置センサ11
は、セレクトレバー4がモータ6の回転によりワイヤケ
ーブル5を通して各変速位置に移動することにより、可
動接点20が複数の固定接点21〜26のうちのいずれ
か1つと接続することにより、セレクトレバー4の移動
位置を検出して制御装置2に出力する。つまり、可動接
点20がPレンジ位置に相当する固定接点21と接続す
ることにより、図外の信号線を通してPレンジ位置なる
検出セレクトレバー移動位置に相当する電気信号を制御
装置2に出力する。可動接点20がRレンジ位置に相当
する固定接点22と接続することにより、図外の信号線
を通してRレンジ位置なる検出セレクトレバー移動位置
に相当する電気信号を制御装置2に出力する。可動接点
20がNレンジ位置に相当する固定接点23と接続する
ことにより、図外の信号線を通してNレンジ位置なる検
出セレクトレバー移動位置に相当する電気信号を制御装
置2に出力する。可動接点20がDレンジ位置に相当す
る固定接点24と接続することにより、図外の信号線を
通してDレンジ位置なる検出セレクトレバー移動位置に
相当する電気信号を制御装置2に出力する。可動接点2
0が2レンジ位置に相当する固定接点25と接続するこ
とにより、図外の信号線を通して2レンジ位置なる検出
セレクトレバー移動位置に相当する電気信号を制御装置
2に出力する。可動接点20が1レンジ位置に相当する
固定接点26と接続することにより、図外の信号線を通
して1レンジ位置なる検出セレクトレバー移動位置に相
当する電気信号を制御装置2に出力する。
【0024】図5は、この第1実施例の自動車の運転席
前部を示している。図5において、前記変速操作部1
は、ステアリングホイール30のセンタートリム31の
左側方に突出配置されている。前記警報装置14は、イ
ンストルメントパネル32の計器配置部33に、速度計
34や燃料計35やバッテリーゲージ36などの各種計
器類と一緒に配置されている。
【0025】図6は、上記警報装置14のインストルメ
ントパネル32に配置された警報表示部40を示してい
る。図6において、警報表示部40は、最上段に「ST
OP(→P.K.B.)」なる第1警報表示面41と、
これの下段に「MOTOR」なる第2警報表示面42
と、これの下段に「CABLE」なる第3警報表示面4
3と、これの下段に「SENSOR」なる第4警報表示
面44と、これの下段に「OTHERS」なる第5警報
表示面45と、最下段に「TROUBLE」なる第6警
報表示面46と、第2〜5警報表示面42〜45の左側
に縦書きされた「自己診断中」なる第7警報表示面47
とを有している。
【0026】この第1実施例の動作を図7および図8に
示すフローチャートを参照しながら説明する。変速操作
部1のPレンジまたはNレンジなどの停車変速位置が選
択されている状態において、図外のイグニションキース
イッチをオン動作し、制御装置2を起動し、ステップ1
01で、自己診断の処理が始まると、ステップ102に
おいて、変速操作があるかを判断する。つまり、乗員が
変速操作部1を操作して、RレンジやDレンジおよび2
レンジまたは1レンジのうちのいずれか1つの走行変速
位置を選択すると、変速操作有りとなる(ステップ10
2がYES)。この変速操作有りの場合には、ステップ
103において、変速操作部1からのレンジ信号を制御
装置2のモータテーブルに照合し、このモータテーブル
からレンジ信号に相当するモータ駆動指令値としての
ータ回転位置データすなわち指令ステップ数を抽出し、
このステップ数に相当する電力をモータ6に供給する。
これにより、セレクトレバー4がワイヤケーブル5を通
して移動し、自動変速機3の変速位置切り替えが行われ
る。
【0027】そして、モータ6への電力供給開始からセ
レクトレバー4がレンジ信号に対応する移動位置へ移動
完了するのに十分な所定時間経過後に、ステップ104
において、セレクトレバー位置センサ11からの検出セ
レクトレバー移動位置が設定セレクトレバー移動位置で
あるかを判断する。つまり、設定セレクトレバー移動位
置は、変速操作部1からのレンジ信号により、セレクト
レバー4が移動すべき位置である。よって、検出セレク
トレバー移動位置が設定セレクトレバー移動位置と同じ
である場合(ステップ104がYES)には、セレクト
レバー4が変速操作部1で選択された正常のレンジ位置
に移動され、自動変速機3が正常動作したことを意味す
るので、ステップ102に戻る。
【0028】逆に、検出セレクトレバー移動位置が設定
セレクトレバー移動位置と異なる場合(ステップ104
がNO)には、セレクトレバー4が変速操作部1で選択
された正常のレンジ位置とは異なる位置に移動された
か、あるいは、もとの位置にそのまま停止しているかの
いずれかであり、自動変速機3が異常動作したことを意
味するので、ステップ105において、警報装置14に
第1警報信号を出力し、「STOP(→P.K.
B.)」なる第1警報表示面41を点灯して、運転者に
車を停車してパーキングブレーキを制動操作して欲しい
ことを知らせる。
【0029】引き続き、ステップ106において、車速
センサ13とパーキングブレーキセンサ12とからの出
力信号により、検出車速=0で、検出制動信号の有無に
もとづき、パーキングブレーキが効いているかを判断す
る。検出車速≠0で検出制動信号が無しの場合(ステッ
プ106がNO)には、自動車が走行中で、かつ、パー
キングブレーキも制動操作されていないことを意味する
ので、ステップ105に戻り、第1警報表示面41での
警報を点灯し続ける。
【0030】逆に、検出車速=0で、かつ、検出制動信
号が有りの場合(ステップ106がYES)には、第1
警報表示面41での警報にしたがって、運転者がブレー
キペダルを踏んで自動車を停止し、パーキングブレーキ
も制動操作したことを意味するので、ステップ107に
おいて、上記警報装置14への第1警報信号の出力を停
止して第1警報表示面41を消灯するとともに、警報装
置14に第7警報信号を出力して「自己診断中」なる第
7警報表示面47を点灯し続ける。
【0031】引き続き、ステップ108において、故障
個所の特定処理を開始するために、モータ6を上記異常
を起こした以外の所定変速位置に移動する駆動指令を出
力して、回転位置センサ10とセレクトレバー位置セン
サ11との出力信号を読み込み、ステップ109におい
て、故障が図9に示す6個の故障パターン1〜6のいず
れかであるかを判断する。故障パターン1〜6以外の場
合(ステップ109がNO)には、ステップ110およ
びステップ117において、前記警報装置14への第7
警報信号の出力を停止して「自己診断中」なる第7警報
表示面47を消灯するとともに、警報装置14に第5,
第6警報信号を出力して「OTHERS」なる第5警報
表示面45と「TROUBLE」なる第6警報表示面4
6とを点灯する。
【0032】また、故障パターン1〜6のいずれかであ
る場合(ステップ109がYES)には、ステップ11
1において、「MOTOR」,「CABLE」,「SE
NSOR」なる第2,第3,第4警報表示面42,4
3,44のうちのいずれか1つの警報表示面を点灯して
警報を発し、ステップ112において、故障パターン
2,4かを判断する。
【0033】そして、故障パターン2,4の場合(ステ
ップ112がYES)には、ステップ113においてモ
ータテーブルのステップ数を修正する。逆に、故障パタ
ーン1,3,5,6の場合(ステップ112がNO)に
は、ステップ114において、故障が故障パターン5で
あるかを判断する。
【0034】そして、故障パターン1,3,6の場合
(ステップ114がNO)には、ステップ117におい
て、「TROUBLE」なる第6警報表示面46を点灯
する。
【0035】逆に、故障パターン5の場合(ステップ1
14がYES)には、ステップ115において、セレク
トレバー位置センサ11の検出信号が出ない変速位置は
RレンジとDレンジと2レンジと1レンジなどの走行変
速位置の1つであるかを判断する。
【0036】そして、セレクトレバー位置センサ11の
検出信号が出ない変速位置がPレンジとNレンジなどの
停車変速位置である場合(ステップ115がNO)に
は、ステップ117において、「TROUBLE」なる
第6警報表示面46を点灯する。
【0037】逆に、セレクトレバー位置センサ11の検
出信号が出ない変速位置が走行変速位置の1つである場
合(ステップ115がYES)には、セレクトレバー位
置センサ11からの次検出セレクトレバー移動位置から
モータ6のステップ数を推定してモータテーブルのステ
ップ数を修正し、ステップ118において自己診断の1
サイクルを終わる。
【0038】図9は上記自己診断処理を図表として示し
ている。この図9に示す故障パターン1〜6それぞれに
ついて具体的に説明する。
【0039】(1)故障パターン1は、モータ6が回転
せず、故障状態としては、「回転位置センサ10の出力
が出ない」ことを意味するので、その後の対応として、
走行不能であるので、前記警報装置14への第7警報信
号の出力を停止して「自己診断中」なる第7警報表示面
47を消灯するとともに、警報装置14に第2,第6警
報信号を出力して「MOTOR」なる第2警報表示面4
2と「TROUBLE」なる第6警報表示面46とを点
灯する。
【0040】(2)故障パターン2は、モータ6は回転
するが、故障状態としては、「回転位置センサ10から
の検出モータ回転位置が設定モータ回転位置と異なる」
ことを意味するので、その対応として、前記警報装置1
4への第7警報信号の出力を停止して「自己診断中」な
る第7警報表示面47を消灯するとともに、警報装置1
4に第2警報信号を出力して「MOTOR」なる第2警
報表示面42を点灯する。これと並行してモータテーブ
ルのステップ数を修正する。
【0041】(3)故障パターン3は、ワイヤケーブル
5が切断し、故障状態としては、「検出モータ回転位置
が設定モータ回転位置と一致して正常だが、セレクトレ
バー位置センサ11の出力が出ない」ことを意味するの
で、その後の対応として、走行不能であるので、前記警
報装置14への第7警報信号の出力を停止して「自己診
断中」なる第7警報表示面47を消灯するとともに、警
報装置14に第3,第6警報信号を出力して「CABL
E」なる第3警報表示面43と「TROUBLE」なる
第6警報表示面46とを点灯する。
【0042】(4)故障パターン4は、セレクトレバー
4とモータ6とを連結するワイヤケーブル5が伸びてお
り、故障状態としては、「モータ6の駆動によってセレ
クトレバー4を2つの変速位置に動かすのに、検出モー
タ回転位置が設定モータ回転位置以上となる」ことを意
味するので、その後の対応として、前記警報装置14へ
の第7警報信号の出力を停止して「自己診断中」なる第
7警報表示面47を消灯するとともに、警報装置14に
第3警報信号を出力して「CABLE」なる第3警報表
示面43を点灯する。これと並行して、モータテーブル
のステップ数を修正する。
【0043】(5)故障パターン5は、セレクトレバー
位置センサ11が接点不良などにより出力が出ず、故障
状態としては、「モータ6を所定ステップ数動かしたと
きに、検出セレクトレバー移動位置が設定セレクトレバ
ー移動位置と異なる」ことを意味するので、その後の対
応として、前記警報装置14への第7警報信号の出力を
停止して「自己診断中」なる第7警報表示面47を消灯
するとともに、警報装置14に第4警報信号を出力して
「SENSOR」なる第4警報表示面44を点灯する。
これと並行して、モータ6のステップ数から、出力の出
ないセレクトレバー位置センサ11の変速位置を推定し
て、そのときのモータテーブルのステップ数を修正す
る。
【0044】(6)故障パターン6は、セレクトレバー
位置センサ11の作動不良により、2つ以上検出信号が
出力され、故障状態としては、「検出セレクトレバー移
動位置が2つ以上出る」ことを意味するので、その後の
対応として、走行不能であるので、前記警報装置14へ
の第7警報信号の出力を停止して「自己診断中」なる第
7警報表示面47を消灯するとともに、警報装置14に
第4,第6警報信号を出力して「SENSOR」なる第
4警報表示面44と「TROUBLE」なる第6警報表
示面46とを点灯する。
【0045】次に、上記自己診断処理での故障パターン
2,4,5中でのモータテーブルのステップ数の修正
を、図10と図11および図12とにもとづいて説明す
る。
【0046】図10は、モータテーブルの初期値を示し
ている。図11は、故障パターン2,4によるモータテ
ーブルの修正例を示している。つまり、回転位置センサ
10の作動不良、または、ワイヤケーブル5が伸びた場
合には、例えば、図10に示す初期値を、図11に示す
ように、Nレンジ⇔Dレンジなる停車変速位置以外の全
変速位置のステップ数に+1したステップ数に修正(更
新)する。これにより、回転位置センサ10の作動不良
やワイヤケーブル5の伸びに対する応急処置が行える。
【0047】また、図12は、故障パターン5によるモ
ータテーブルの推定修正例を示している。つまり、セレ
クトレバー位置センサ11が作動不良を起こした場合で
ある。例えば、Dレンジが作動不良変速位置である場合
には、近接するNレンジと2レンジなる2つの変速位置
への作動不良を起こす前のステップ数の比率により、モ
ータ6のステップ数を推定する。すなわち、図12に
いて、作動不良を起こす前のNレンジ⇔Dレンジ対Dレ
ンジ⇔2レンジのステップ数の比率が15対10なら
ば、検出されたNレンジ⇔2レンジのステップ数「2
6」の比率は、15.6対10.4と算出され、これを四
捨五入し、16対10と推定してモータテーブルを修正
する。これにより、セレクトレバー位置センサ11の作
動不良に対する応急処置が行える。
【0048】要するに、この第1実施例によれば、変速
操作部1の操作位置と自動変速機3の変速位置とが不一
致ならば、その不一致を起こした以外の所定変速位置に
モータ6を駆動し、この時の検出モータ回転位置と検出
セレクトレバー移動位置とにより、その故障個所が、ワ
イヤケーブル5か、モータ6か、回転位置センサ10
か、セレクトレバー位置センサ11かを特定し、応急処
置が可能な場合には、モータテーブルのステップ数を修
正して車を走行可能とし、かつ、その後の対応として早
急な修理が必要な旨を運転者に知らせる。また、応急処
置が不可能な場合には、その後の対応として車を停車し
て修理工場に連絡が必要な旨を運転者に知らせることが
できる。
【0049】第2実施例 この第2実施例は、故障を3つの大きな枠の故障パター
ン1〜3に区分し、この3つの故障パターン1〜3を合
計で7つの小さな枠の故障パターン1−A,1−B,2
−C,2−D,3−E,3−F,3−Gに区分し、より
適切な警報を行うようにした点に特徴がある。したがっ
て、この第2実施例では、図13と図14とに示したフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、この第2実施
例の説明において、自動変速機の自己診断装置としての
各構成部品名に付した符号は、図3〜図6にもとづくも
のである。
【0050】変速操作部1のPレンジまたはNレンジな
どの停車変速位置が選択されている状態において、図外
のイグニションキースイッチをオン動作し、制御装置2
を起動し、ステップ201で、自己診断の処理が始まる
と、ステップ202において、変速操作があるかを判断
する。つまり、乗員が変速操作部1を操作して、Rレン
ジやDレンジおよび2レンジまたは1レンジのうちのい
ずれか1つの走行変速位置を選択すると、変速操作有り
となる(ステップ202がYES)。この変速操作有り
の場合には、ステップ203において、変速操作部1か
らのレンジ信号を制御装置2のモータテーブルに照合
し、このモータテーブルからレンジ信号に相当するモー
タ回転位置データなるステップ数を抽出し、このステッ
プ数に相当する電力をモータ6に供給する。これによ
り、セレクトレバー4がワイヤケーブル5を通して移動
し、自動変速機3の変速位置切り替えが行われる。
【0051】そして、モータ6への電力供給開始からセ
レクトレバー4がレンジ信号に対応する移動位置へ移動
完了するのに十分な所定時間経過後に、ステップ204
において、セレクトレバー位置センサ11からの検出セ
レクトレバー移動位置が設定セレクトレバー移動位置で
あるかを判断する。つまり設定セレクトレバー移動位置
は、変速操作部1からのレンジ信号により、セレクトレ
バー4が移動すべき位置である。よって、検出セレクト
レバー移動位置が設定セレクトレバー移動位置と同じで
ある場合(ステップ204がYES)には、セレクトレ
バー4が変速操作部1で選択された正常のレンジ位置に
移動され、自動変速機3が正常動作したことを意味する
ので、ステップ202に戻る。
【0052】逆に、検出セレクトレバー移動位置が設定
セレクトレバー移動位置と異なる場合(ステップ204
がNO)には、セレクトレバー4が変速操作部1で選択
された正常のレンジ位置とは異なる位置に移動された
か、あるいは、もとの位置にそのまま停止しているかの
いずれかであり、自動変速機3が異常動作したことを意
味するので、ステップ205において、警報装置14に
第1警報信号を出力し、「STOP(→P.K.
B.)」なる第1警報表示面41を点灯して、運転者に
車を停車してパーキングブレーキを制動操作して欲しい
ことを知らせる。
【0053】引き続き、ステップ206において、車速
センサ13とパーキングブレーキセンサ12とからの出
力信号により、検出車速=0で、検出制動信号の有無に
もとづき、パーキングブレーキが効いているかを判断す
る。検出車速≠0で検出制動信号が無しの場合(ステッ
プ206がNO)には、自動車が走行中で、かつ、パー
キングブレーキも制動操作されていないことを意味する
ので、ステップ205に戻り、第1警報表示面41での
警報を点灯し続ける。
【0054】逆に、検出車速=0で、かつ、検出制動信
号が有りの場合(ステップ206がYES)には、第1
警報表示面41での警報にしたがって、運転者がブレー
キペダルを踏んで自動車を停止し、パーキングブレーキ
も制動操作したことを意味するので、ステップ207に
おいて、上記警報装置14への第1警報信号の出力を停
止して第1警報表示面41を消灯するとともに、警報装
置14に第7警報信号を出力して「自己診断中」なる第
7警報表示面47を点灯し続ける。なお、ここまでのス
テップ201〜207での自己診断処理は、前記第1実
施例でのステップ101〜107における自己診断処理
と同じである。
【0055】そして、ステップ208において、故障個
所の特定処理を開始するために、モータ6を上記異常を
起こした以外の所定変速位置に移動する駆動指令を出力
して、回転位置センサ10とセレクトレバー位置センサ
11との出力信号を読み込み、ステップ209におい
て、故障パターンを判断する。つまり、回転位置センサ
10の出力が0の場合には、故障パターン1と判断す
る。回転位置センサ10からの検出モータ回転位置と設
定モータ回転位置とが異なる場合には、故障パターン2
と判断する。セレクトレバー位置センサ11からの検出
セレクトレバー移動位置と設定セレクトレバー移動位置
とが異なる場合には、故障パターン3と判断する。な
お、以下の説明において、後述する第1,第2故障表示
パターンでの第1〜第6警報表示面41〜46の点灯の
組み合わせについては、図16を参照すれば、より明白
となる。
【0056】(1)故障パターン1は、回転位置センサ
10の出力が0のときである。この場合には、ステップ
210において、乗員の変速操作部1の操作による変速
位置とは異なる所定変速位置までモータ6を移動するス
テップ数の電力をモータ6に出力し、セレクトレバー4
がモータ6の回転で所定変速位置に移動完了するのに十
分な時間経過後に、ステップ211において、セレクト
レバー位置センサ11からの検出セレクトレバー移動位
置が上記所定変速位置なる設定セレクトレバー移動位置
であるかを判断する。
【0057】(A)検出セレクトレバー移動位置が設定
セレクトレバー移動位置に一致する場合(ステップ21
1がYES;図15の故障パターン1−Aに相当する)
には、回転位置センサ10が故障して検出回転位置なる
出力が出ないことを意味するので、ステップ212にお
いて、前記警報装置14への第7警報信号の出力を停止
して「自己診断中」なる第7警報表示面47を消灯する
とともに、警報装置14に第2,第4警報信号を出力し
て「MOTOR」なる第2警報表示面42と「SENS
OR」なる第4警報表示面44とを第1故障表示パター
ンとして点灯する。引き続き、ステップ213におい
て、その後の対応としてモータ6の制御を、セレクトレ
バー位置センサ11から所定変速位置に相当する検出セ
レクトレバー移動位置の出力信号が出るまでモータ6を
1ステップづつ回転させる、セレクトレバー位置センサ
11を利用したフィードバック制御に変更する。そし
て、ステップ214において、警報装置14に第6警報
信号を出力して「TROUBLE」なる第6警報表示面
46を第2故障表示パターンとして点灯する。つまり、
この第2故障表示パターンでは、「MOTOR」なる第
2警報表示面42と「SENSOR」なる第4警報表示
面44と「TROUBLE」なる第6警報表示面46と
が点灯する。
【0058】(B)検出セレクトレバー移動位置が設定
セレクトレバー移動位置と不一致の場合(ステップ21
1がNO;図15の故障パターン1−Bに相当する)に
は、モータ6が回転しないことを意味するので、ステッ
プ215において、前記警報装置14への第7警報信号
の出力を停止して「自己診断中」なる第7警報表示面4
7を消灯するとともに、警報装置14に第2警報信号を
出力して「MOTOR」なる第2警報表示面42を第1
故障表示パターンとして点灯した後、その後の対応とし
て走行不能であるので、ステップ216において、警報
装置14に第1,第6警報信号を出力して「STOP
(→P.K.B.)」なる第1警報表示面41と「TR
OUBLE」なる第6警報表示面46とを第2故障表示
パターンとして点灯する。つまり、この第2故障表示パ
ターンでは、「STOP(→P.K.B.)」なる第1
警報表示面41と「MOTOR」なる第2警報表示面4
2と「TROUBLE」なる第6警報表示面46とが点
灯する。
【0059】(2)故障パターン2は、回転位置センサ
10からの検出モータ回転位置が設定モータ回転位置と
異なるときである。この場合には、ステップ217にお
いて、乗員の変速操作部1の操作による変速位置とは異
なる所定変速位置までモータ6を移動するステップ数の
電力をモータ6に出力し、セレクトレバー4がモータ6
の回転で所定変速位置に移動完了するのに十分な時間経
過後に、ステップ218において、セレクトレバー位置
センサ11からの検出セレクトレバー移動位置が設定セ
レクトレバー移動位置であるかを判断する。
【0060】(C)検出セレクトレバー移動位置が設定
セレクトレバー移動位置に一致する場合(ステップ21
8がYES;図15の故障パターン2−Cに相当する)
には、回転位置センサ10が作動不良で検出モータ回転
位置と設定モータ回転位置とが異なることを意味するの
で、ステップ219において、前記警報装置14への第
7警報信号の出力を停止して「自己診断中」なる第7警
報表示面47を消灯するとともに、警報装置14に第
2,第4,第5警報信号を出力して「MOTOR」なる
第2警報表示面42と「SENSOR」なる第4警報表
示面44と「OTHERS」なる第5警報表示面45と
を第1故障表示パターンとして点灯する。引き続き、ス
テップ220において、その後の対応としてモータ6の
制御を、セレクトレバー位置センサ11を利用したフィ
ードバック制御に変更する。そして、ステップ221に
おいて、前記警報装置14への第5警報信号の出力を停
止して「OTHERS」なる第5警報表示面45を消灯
するとともに、警報装置14に第6警報信号を出力して
「TROUBLE」なる第6警報表示面46を第2故障
表示パターンとして点灯する。つまり、この第2故障表
示パターンでは、「MOTOR」なる第2警報表示面4
2と「SENSOR」なる第4警報表示面44と「TR
OUBLE」なる第6警報表示面46とが点灯する。
【0061】(D)検出セレクトレバー移動位置が設定
セレクトレバー移動位置と不一致の場合(ステップ21
8がNO;図15の故障パターン2−Dに相当する)に
は、モータ6の作動不良により検出回転位置と設定回転
位置とが異なることを意味するので、ステップ222に
おいて、前記警報装置14への第7警報信号の出力を停
止して「自己診断中」なる第7警報表示面47を消灯す
るとともに、警報装置14に第2警報信号を出力して
「MOTOR」なる第2警報表示面42を第1故障表示
パターンとして点灯した後、ステップ220において、
その後の対応としてモータ6の制御を、セレクトレバー
位置センサ11を利用したフィードバック制御に変更
し、ステップ221において、警報装置14に「TRO
UBLE」なる第6警報表示面46を第2故障表示パタ
ーンとして点灯する。つまり、この第2故障表示パター
ンでは、「MOTOR」なる第2警報表示面42と「T
ROUBLE」なる第6警報表示面46とが点灯する。
【0062】(3)故障パターン3は、回転位置センサ
10からの検出回転位置が設定回転位置と一致して、モ
ータ6が正常であるが、セレクトレバー位置センサ11
からの検出セレクトレバー移動位置が設定セレクトレバ
ー移動位置と異なるときである。この場合には、ステッ
プ223において、乗員の変速操作部1の操作による変
速位置とは異なる所定変速位置までモータ6を移動する
ステップ数の電力を、セレクトレバー位置センサ11か
ら新たな検出セレクトレバー移動位置が検出されるまで
モータ6に出力し、ステップ224において、セレクト
レバー位置センサ11からの検出セレクトレバー移動位
置がどのような状態であるかを判断する。
【0063】(E)検出セレクトレバー移動位置が設定
セレクトレバー移動位置に一致する場合(ステップ21
1が所定変速位置;図15の故障パターン3−Eに相当
する)には、セレクトレバー4とモータ6とを連結する
ワイヤケーブル5が伸びていることを意味するので、ス
テップ225において、前記警報装置14への第7警報
信号の出力を停止して「自己診断中」なる第7警報表示
面47を消灯するとともに、警報装置14に第3,第5
警報信号を出力して「CABLE」なる第3警報表示面
43を第1故障表示パターンとして点灯した後、警報装
置14に第5警報信号を出力して「OTHERS」なる
第5警報表示面45を第1故障表示パターンとして点灯
する。引き続き、ステップ226において、その後の対
応として、例えば、前記第1実施例での図11に示すよ
うに、モータテーブルのステップ数を修正する。そし
て、ステップ227において、前記警報装置14への第
5警報信号の出力を停止して「OTHERS」なる第5
警報表示面45を消灯するとともに、警報装置14に第
6警報信号を出力して「TROUBLE」なる第6警報
表示面46を第2故障表示パターンとして点灯する。つ
まり、この第2故障表示パターンでは、「CABLE」
なる第3警報表示面43と「TROUBLE」なる第6
警報表示面46とが点灯する。
【0064】(F)検出セレクトレバー移動位置が乗員
の変速操作部1の操作による変速位置の次の設定セレク
トレバー移動位置の場合(ステップ211が次変速位
置;図15の故障パターン3−Fに相当する)には、セ
レクトレバー位置センサ11が作動不良であることを意
味するので、ステップ228において、前記警報装置1
4への第7警報信号の出力を停止して「自己診断中」な
る第7警報表示面47を消灯するとともに、警報装置1
4に第4警報信号を出力して「SENSOR」なる第4
警報表示面44を第1故障表示パターンとして点灯した
後、警報装置14に第5警報信号を出力して「OTHE
RS」なる第5警報表示面45を第1故障表示パターン
として点灯する。引き続き、ステップ229において、
その後の対応として、例えば、前記第1実施例での図1
2に示すように、セレクトレバー位置センサ11からの
次検出セレクトレバー移動位置からモータ6のステップ
数を推定してモータテーブルのステップ数を修正する。
そして、ステップ230において、前記警報装置14へ
の第5警報信号の出力を停止して「OTHERS」なる
第5警報表示面45を消灯するとともに、警報装置14
に第6警報信号を出力して「TROUBLE」なる第6
警報表示面46を第2故障表示パターンとして点灯す
る。つまり、この第2故障表示パターンでは、「SEN
SOR」なる第4警報表示面44と「TROUBLE」
なる第6警報表示面46とが点灯する。
【0065】(G)セレクトレバー位置センサ11から
検出信号が出ない場合(ステップ224が何も出ない;
図15の故障パターン3−Gに相当する)には、ワイヤ
ケーブル5が断線していることを意味するので、ステッ
プ231において、前記警報装置14への第7警報信号
の出力を停止して「自己診断中」なる第7警報表示面4
7を消灯するとともに、警報装置14に第3警報信号を
出力して「CABLE」なる第3警報表示面43を第1
故障表示パターンとして点灯した後、その後の対応とし
て走行不能であるので、ステップ232において、警報
装置14に第1,第6警報信号を出力して「STOP
(→P.K.B.)」なる第1警報表示面41と「TR
OUBLE」なる第6警報表示面46とを第2故障表示
パターンとして点灯する。つまり、この第2故障表示パ
ターンでは、「STOP(→P.K.B.)」なる第1
警報表示面41と「CABLE」なる第3警報表示面4
3と「TROUBLE」なる第6警報表示面46とが点
灯する。
【0066】そして、ステップ233において、故障パ
ターン1−A,2−C,2−D,3−E,3−Fでは、
第2故障表示パターンで点灯していた各警報表示面を消
灯し、故障パターン1−B,3−Gでは、第2故障表示
パターンでの各警報表示面の点灯を継続させたまま、自
己診断処理の1サイクルを終わる。
【0067】図15は、上記自己診断処理を図表として
示している。この図15において、故障パターン1−A
での故障状態は、「回転位置センサ10の出力が出な
い」であり、その第1故障表示パターンは、「MOTO
R」なる第2警報表示面42と「SENSOR」なる第
4警報表示面44とが点灯した「イ」となり、その後の
対応は、「セレクトレバー位置センサ11を利用したフ
ィードバック制御」となり、第2故障表示パターンは、
「MOTOR」なる第2警報表示面42と「SENSO
R」なる第4警報表示面44と「TROUBLE」なる
第6警報表示面46とが点灯した「リ」となる。上記第
1故障表示パターンの「イ」は、図17に符号「イ」を
付した「モータの回転位置センサの出力が出ません」を
意味する。第2故障表示パターンの「リ」は、図17に
符号「リ」を付した「走行可能ですが早急に修理して下
さい」を意味する。
【0068】故障パターン1−Bでの故障状態は、「モ
ータ6が回転しない」であり、その第1故障表示パター
ンは、「MOTOR」なる第2警報表示面42が点灯し
た「ロ」となり、その後の対応は、「走行不能」とな
り、第2故障表示パターンは、STOP(→P.K.
B.)」なる第1警報表示面41と「MOTOR」なる
第2警報表示面42と「TROUBLE」なる第6警報
表示面46とが点灯した「ヌ」となる。上記第1故障表
示パターンの「ロ」は、図17に符号「ロ」を付した
「モータが回転しません」を意味する。第2故障表示パ
ターンの「ヌ」は、図17に符号「ヌ」を付した「走行
不能です。修理工場に連絡して下さい」を意味する。
【0069】故障パターン2−Cでの故障状態は、「回
転位置センサ10が作動不良」であり、その第1故障表
示パターンは、「MOTOR」なる第2警報表示面42
と「SENSOR」なる第4警報表示面44と「OTH
ERS」なる第5警報表示面45とが点灯した「ハ」と
なり、その後の対応は、「セレクトレバー位置センサ1
1を利用したフィードバック制御」となり、第2故障表
示パターンは、「MOTOR」なる第2警報表示面42
と「SENSOR」なる第4警報表示面44と「TRO
UBLE」なる第6警報表示面46とが点灯した「リ」
となる。上記第1故障表示パターンの「ハ」は、図17
符号「ハ」を付した「モータの回転位置センサの作動
不良です」を意味する。
【0070】故障パターン2−Dでの故障状態は、「モ
ータ6が作動不良」であり、その第1故障表示パターン
は、「MOTOR」なる第2警報表示面42が点灯した
「ニ」となり、その後の対応は、「セレクトレバー位置
センサ11を利用したフィードバック制御」となり、第
2故障表示パターンは、「MOTOR」なる第2警報表
示面42と「TROUBLE」なる第6警報表示面46
とが点灯した「リ」となる。上記第1故障表示パターン
の「ニ」は、図17に符号「ニ」を付した「モータの作
動不良です」を意味する。
【0071】故障パターン3−Eでの故障状態は、「ワ
イヤケーブル5の伸び」であり、その第1故障表示パタ
ーンは、「CABLE」なる第3警報表示面43が点灯
した後、「OTHERS」なる第5警報表示面45が点
灯した「ホの後チ」となり、その後の対応は、「モータ
テーブルのステップ数の修正」となり、第2故障表示パ
ターンは、「OTHERS」なる第5警報表示面45が
消灯し、「CABLE」なる第3警報表示面43と「T
ROUBLE」なる第6警報表示面46とが点灯した
「リ」となる。上記第1故障表示パターンの「ホの後
チ」は、図17に符号「ホ」と「チ」とを付した「ワイ
ヤケーブルが伸びています」と「自動修復中です」とを
意味する。
【0072】故障パターン3−Fでの故障状態は、「シ
フトレバー位置センサ11が作動不良」であり、その第
1故障表示パターンは、「SENSOR」なる第4警報
表示面44が点灯した後、「OTHERS」なる第5警
報表示面45が点灯した「ヘの後チ」となり、その後の
対応は、「セレクトレバー位置センサ11からモータ6
のステップ数を推定してモータテーブルのステップ数の
修正」となり、第2故障表示パターンは、「OTHER
S」なる第5警報表示面45が消灯し、「SENSO
R」なる第4警報表示面44と「TROUBLE」なる
第6警報表示面46とが点灯した「リ」となる。上記第
1故障表示パターンの「ヘの後チ」は、図17に符号
「ヘ」と「チ」とを付した「セレクトレバー位置センサ
11の接点不良です」と「自動修復中です」とを意味す
る。
【0073】故障パターン3−Gでの故障状態は、「ワ
イヤケーブル5が断線」であり、その第1故障表示パタ
ーンは、「CABLE」なる第3警報表示面43が点灯
した「ト」となり、その後の対応は、「走行不能」とな
り、第2故障表示パターンは、「STOP(→P.K.
B.)」なる第1警報表示面41と「CABLE」なる
第3警報表示面43と「TROUBLE」なる第6警報
表示面46とが点灯した「ヌ」となる。上記第1故障表
示パターンの「ト」は、図17に符号「ト」を付した
「ワイヤケーブルが断線しています」を意味する。
【0074】図16は、上記故障パターン1−A,1−
B,2−C,2−D,3−E,3−F,3−Gに対する
第1故障表示パターンと第2故障表示パターンでの第1
〜第6警報表示面41〜46の点灯の組み合わせを示し
ている。
【0075】図17は、上記自己診断処理での警報表示
の順序と意味とを示している。図17において、自動変
速装置が異常動作すると、「STOP(→P.K.
B.)」なる第1警報表示面41が点灯し、運転者に
「車を停めて下さい」を警報し、停車後に「パーキング
ブレーキを引いて下さい」を警報する(図13のステッ
プ206に相当する)。次に、「自己診断中」なる第7
警報表示面47を点灯し、運転者に「故障診断中」を警
報する(図13のステップ207に相当する)。そし
て、「MOTOR」と「CABLE」と「SENSO
R」と「OTHERS」および「TROUBLE」なる
第2〜第6警報表示面42〜46の点灯の組み合わせに
よって、診断の途中結果なる第1故障表示パターンを運
転者に警報する。つまり、この第1故障表示パターンで
は、符号イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チで示すよう
に、診断途中結果の種類ごとに警報する。この後、「S
TOP(→P.K.B.)」と「MOTOR」と「CA
BLE」と「SENSOR」および「TROUBLE」
なる第1〜第4警報表示面41〜44と第6警報表示面
46との点灯の組み合わせによって、診断の最終結果な
る第2故障表示パターンを運転者に警報する。つまり、
この第2故障表示パターンでは、符号リ,ヌで示すよう
に、診断最終結果の種類ごとに警報する。これら第1,
第2故障表示パターンは、図13と図14とのステップ
209〜234および図16を参照することにより明ら
かであろう。
【0076】要するに、この第2実施例によれば、回転
位置センサ10から検出信号が出ない場合(図15の
障パターン1−A)、回転位置センサ10から検出信号
が出るものの、回転位置センサ10が作動不良を起こし
た場合(図15の故障パターン2−C)、モータ6が作
動不良を起こした場合(図15の故障パターン2−D)
などにおいては、セレクトレバー位置センサ11でモー
タ6をフィードバック制御するので、応急処置の可能な
範囲が広がる。しかも、その後の対応を、複数の警報表
示面41〜46の点灯の組み合わせによって、より詳細
に運転者に知らせることができる。
【0077】なお、本発明にあっては、警報装置14の
警報表示部40に、図17に示した警報手順に合った警
報表示面を設け、その警報手順に合った文字表現で警報
したり、あるいは、図18に示すように、警報装置14
Aを音声発生デバイスに構成し、図17に示した警報手
順のような音声表現で会話形式で警報したりすることも
できる。また、図示は省略するが、警報装置を発光デバ
イスと音声発生デバイスとの組み合わせで構成しても良
い。
【0078】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明で
は、乗員が変速操作部を操作することにより、自動変速
機の変速位置切り替えが行われる際に、変速操作部の操
作位置と自動変速機の変速位置とが一致しているかを判
断し、不一致である場合には、所定変速位置にモータを
駆動し、その時のモータの検出回転位置とセレクトレバ
ーの検出移動位置とにより、故障個所を特定するように
したので、その故障個所を運転者が極めて容易に認識で
きるほか、故障個所がモータの故障またはセレクトレバ
ーとの連結部分の故障であるときは、モータの駆動指令
値の修正により応急的に車両を動かすことができ、よっ
て、修理までの利便性が高められる。
【0079】
【0080】請求項2に記載の発明では、特定された故
障個所を適切に警報することができ、よって、適切な修
理を、より早く行えるという修理容易性が有るばかりで
なく、運転者に、より安心感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明を示す構成図。
【図2】第2発明を示す構成図。
【図3】第1実施例の全体を示す構成図。
【図4】第1実施例のセレクトレバー位置センサを示す
側面図。
【図5】第1実施例の警報装置を示す正面図。
【図6】第1実施例の警報表示部を示す正面図。
【図7】第1実施例のフローチャート。
【図8】第1実施例のフローチャート。
【図9】第1実施例の自己診断処理を示す図表。
【図10】第1実施例の初期値なるモータテーブルを示
す図表。
【図11】第1実施例の修正値なるモータテーブルを示
す図表。
【図12】第1実施例の推定修正値なるモータテーブル
を示す図表。
【図13】第2実施例のフローチャート。
【図14】第2実施例のフローチャート。
【図15】第2実施例の自己診断処理を示す図表。
【図16】第2実施例の警報表示面の点灯の組み合わせ
を示す図表。
【図17】第2実施例の警報の手順と意味とを示す図
表。
【図18】異なる例の警報表示部を示す正面図。
【符号の説明】
1…変速操作部 2…制御装置 3…自動変速機 4…セレクトレバー 6…モータ 10…回転位置センサ(モータ位置検出手段) 11…セレクトレバー位置センサ(セレクトレバー位置
検出手段) 14…警報装置(警報手段) 15…セレクトレバー位置判定部(セレクトレバー位置
判定手段) 17…故障個所特定部(故障個所特定手段) 18…データ修正部(データ修正手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 63/48 B60K 20/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員の操作により自動変速機のセレクト
    レバーが連結されたモータを駆動して自動変速機の変速
    位置切り替えが行われた際、その自動変速機の変速位置
    切り替え動作が正常であるかを診断する自動変速機の自
    己診断装置において、 前記モータの回転位置を検出するモータ位置検出手段
    と、モータにより駆動される自動変速機側の セレクトレバー
    の移動位置を検出するセレクトレバー位置検出手段と、自動変速機側の セレクトレバーの検出移動位置が乗員の
    変速操作部の操作により設定されるセレクトレバーの設
    定移動位置と一致しているかを判断するセレクトレバー
    位置判定手段と、 このセレクトレバーの検出移動位置が設定移動位置と不
    一致なる判断結果により前記モータに所定変速位置に移
    動する駆動指令を出力し、その所定変速位置でのモータ
    の検出回転位置とセレクトレバーの検出移動位置とによ
    り故障個所を特定する故障個所特定手段と、故障個所特定出力がモータの故障またはモータとセレク
    トレバーとの連結部分の故障であるときはモータの駆動
    指令値を修正するデータ修正手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速機の自己診断装置。
  2. 【請求項2】 故障個所があるときはその故障個所を警
    告する警報手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載した自動変速機の自己診断装置。
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