JP2002048234A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2002048234A
JP2002048234A JP2000237216A JP2000237216A JP2002048234A JP 2002048234 A JP2002048234 A JP 2002048234A JP 2000237216 A JP2000237216 A JP 2000237216A JP 2000237216 A JP2000237216 A JP 2000237216A JP 2002048234 A JP2002048234 A JP 2002048234A
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range
actuator
sensor
rotation angle
position sensor
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JP2000237216A
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English (en)
Inventor
Hirotomo Asa
弘知 麻
Masafumi Hori
政史 堀
Kenji Takeda
武田  憲司
Yoshiaki Kondo
義昭 近藤
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置のアクチュエータ側と油圧切替バル
ブ側に設けられたセンサのいずれかが異常のとき、目標
走行レンジへ切替え制御できる制御装置を提供する。 【解決手段】 アクチュエータ101側には回転角度を
検出する回転角度検出センサ80と、油圧切替バルブ側
には油圧切替バルブを駆動する出力軸103の回転位置
を検出するポジションセンサ90と、アクチュエータ1
01を駆動する駆動回路と、回転角度検出センサ80と
ポジションセンサ90の検出情報、およびシフトレンジ
選択装置10により選択指示された走行レンジに基いて
目標とする走行レンジを決定し、駆動回路に駆動指令を
出力する制御回路20とを備え、センサ80、90のい
ずれかが異常のときは、残りのセンサを用いて制御回路
20の処理を実行する構成としたので、センサの異常時
でも目標走行レンジへ切替制御ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機の制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】気的な制御によって駆動されるアクチュ
エータを用いて走行レンジを選択するための油圧切替バ
ルブを切替えることで、走行レンジを設定する摩擦係合
装置の係合、開放を制御する自動変速機の制御装置が提
案されている(特開平5−118437号公報)。特開
平5−118437号公報によれば、アナログセンサを
2個使用し、アクチュエータ側と油圧切替バルブ側の回
転角度を夫々検出している。さらに、この制御装置で
は、自動変速機の所定の走行レンジ(例えば、P、Nレ
ンジ)のポジションのみを検出する接点スイッチが備え
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来構成の自動変速機
の制御装置は、この接点スイッチを備えることにより、
単に所定の走行レンジのポジションが検出できるだけで
なく、PまたはNレンジ以外の走行レンジでは始動させ
ないようにするために必要なニートラルスイッチ機能を
果たせるというメリットがあるが、接点スイッチの追加
により制御装置の構成が複雑になるという問題がある。
さらに、近年、車両の居住性向上の観点から居住空間を
拡大してエンジンルーム内を高密度化する要求が高まっ
ており、エンジンルームに隣接する自動変速機において
も、簡素な構成で、小型化できる制御装置が望まれてい
る。
【0004】また、上述の制御装置のアクチュエータ側
と油圧切替バルブ側に設けられたセンサが異常時にはバ
ックアップするとあるが、どのようにバックアップして
自動変速装置の制御装置を作動させるかについては明示
されていない。したがって、従来構成の制御装置は、セ
ンサ異常時の制御装置のフェイルセーフモードについて
十分配慮されていない。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、小型化しつつ、制御装置
のアクチュエータ側と油圧切替バルブ側に設けられたセ
ンサのいずれかが異常のとき、目標とする走行レンジへ
切替え制御できる制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
と、走行レンジを切替えるアクチュエータと、アクチュ
エータを駆動する駆動回路と、走行レンジを選択指示す
るシフトレンジ選択装置と、アクチュエータの回転角度
を検出する回転角度検出センサと、アクチュエータの出
力トルクを増大させる減速機構と、減速機構の出力端を
形成し、油圧切替バルブを駆動する機構に連結される出
力軸と、出力軸の回転位置を検出するポジションセンサ
と、回転角度検出センサとポジションセンサの検出情
報、およびシフトレンジ選択装置により選択指示された
走行レンジに基いて目標とする走行レンジを決定し、駆
動回路に駆動指令を出力する制御回路を備えており、こ
の制御回路は、アクチュエータ側の回転角度検出セン
サ、または出力軸側のポジションセンサが異常のときに
は、残りのセンサを用いて目標走行レンジへ切替え制御
する構成としたので、センサの異常が発生しても、シフ
トレンジ選択装置により選択した目標走行レンジへ、残
りのセンサを用いて、例えば見込み制御による切替えが
可能である。
【0007】本発明の請求項2によると、制御回路に
は、回転角度検出センサの検出情報から、1回転当たり
数十〜数百出力される第1のパルス演算回路と、1回転
当たり1回出力される第2のパルス演算回路とを備えて
いるので、減速装置を介して出力軸を所定の回転角度に
回転させるのに、アクチュエータを1回転以上回転させ
て、所定の回転回数および回転端数である回転角(以
下、回転量と呼ぶ)だけ駆動させることが可能である。
このため、予め目標走行レンジと既走行レンジとの差分
を解消するのに必要なアクチュエータの回転量を、例え
ば記憶、または求めておくことで、回転角度検出センサ
の検出情報を用いて、目標走行レンジへ切替え制御が可
能である。
【0008】本発明の請求項3によると、ポジションセ
ンサの検出情報は、目標走行レンジに切換わっている状
態で出力軸が作動しうる回転範囲よりも狭い範囲にて、
目標走行レンジに対応するレンジ信号を有するので、ア
クチュエータを所定の回転量だけ駆動させるのに、目標
走行レンジに対応するポジションセンサのレンジ信号を
検出した直後に、アクチュエータの回転を停止できる。
このため、目標走行レンジに対応するレンジ信号を検出
した直後に直ちにアクチュエータの回転を中止すれば、
ポジションセンサを用いて、目標走行レンジへ切替え制
御が可能である。
【0009】本発明の請求項4によれば、制御回路は、
回転角度検出センサまたはポジションセンサが異常であ
ると判定されると、センサ異常状態を報知する報知回路
を備えているので、自動変速機の制御装置のセンサ故障
を、車両に乗車する運転者または乗員に故障ランプ等を
点灯させることにより報知でき、運転者等が故障だと判
断して修理工場等に持ち込んで修理を促すので、センサ
故障に起因する2次故障を防止できる。また、修理工場
に持ち込んで修理する際、故障状態を再現せずとも、故
障ランプ等の報知情報により故障したセンサを特定する
ことが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動変速機の制御
装置に具体化した実施形態を図面に従って説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態の自動変速機の
制御装置の概略を表す構成図である。図2は、走行レン
ジ切替用アクチュエータ部周りの構成を表す構成図であ
る。
【0012】図1に示すように、自動変速機の制御装置
1は、シフトレンジ選択装置10と、自動変速機制御用
コンピュータ、所謂、制御回路(以下、ECUと呼ぶ)
20と、表示部30と、駆動回路40と、車速センサ6
0と、ブレーキスイッチ70と、自動変速機50に搭載
される走行レンジ切替用アクチュエータ部100等を含
んで構成されている。
【0013】シフトレンジ選択装置10は、自動変速機
50の走行レンジを選択するために運転者によるシフト
レバーの操作によって切換られるポジションスイッチ、
あるいは運転者が直接操作する操作スイッチ等により構
成される。
【0014】ECU20は、マイクロコンピュータが使
用され、自動変速機50の走行レンジ切換えのための各
種ソフトウェア処理に必要なプログラムを記憶させた読
出専用メモリー(ROM)、このプログラムを実行する
中央演算処理装置(CPU)、プログラムに必要な変数
を一時的に記憶する書き込み可能メモリー(RAM)な
どを主体として構成されている。
【0015】また、ECU20には、レンジ選択装置1
0の操作によって出力されるレンジ信号が入力されると
ともに、自動変速機50側に設けられた後述の走行レン
ジ切替用アクチュエータ部100を構成する回転角度検
出センサ80及びポジションスイッチ90から出力され
る夫々の検出信号が入力される。
【0016】駆動回路40は、入力されるレンジ信号に
応じてECU20から出力された駆動信号が入力され
る。この駆動信号に応じて駆動回路40は電流を供給し
て、走行レンジ切替用アクチュエータ部100を駆動さ
せる。
【0017】表示部30は、例えば、運転席前面に設け
られた計器パネル上のレンジインジケータ(図示せず)
或いは、ボイスナビケーション制御部(図示せず)など
運転者等車両乗員に報知する装置である。なお、運転者
や乗員に制御装置1の状態を報知する手段としてウォー
ニングランプを用いてもよい。また、表示部30には、
ECU20からレンジインジケータ、ボイスナビケーシ
ョン制御部に対して出力された信号が夫々入力される。
レンジインジケータでは基本的には自動変速機50の現
在の走行レンジを点灯表示し、ボイスナビケーション制
御部はスピーカ(図示せず)から音声を出してレンジ選
択装置10の誤操作などを運転者に報知して警告する等
の機能を果たさせることが可能である。
【0018】車速センサ60およびブレーキスイッチ7
0は、車両の運転状態を認識するための装置であって、
例えば、運転者によるシフトレバーの操作等によりシフ
トレンジ選択装置10から出力されたレンジ信号に対し
て、車両の運転状態に応じて目標の走行レンジを修正し
たり、或いは運転者によるシフトレンジ選択装置10の
操作を規制できるように、車速センサ60およびブレー
キスイッチ70のそれぞれの信号がECU20に入力さ
れている。
【0019】走行レンジ切替用アクチュエータ部100
は、図2に示すように、アクチュエータ101と、減速
機構102と、出力軸103と、回転角度検出センサ8
0と、ポジションセンサ90とを含んで構成されてい
る。
【0020】アクチュエータ101は、アクチュエータ
101の回転軸が出力トルクを増大させる減速機構10
2と連結されている。減速機構102の出力端は、油圧
切替バルブを駆動する機構(図示せず)に連結される出
力軸103を形成している。この減速機構102は、運
転者がレンジ選択装置を操作して後述のパーキングレン
ジに切替える場合、制御装置1のアクチュエータ101
によりパーキング機構(図示せず)の機械的ロック手段
を作動させるように、アクチュエータを大型化すること
なく、大きな出力トルクを発生させることができる。
【0021】また、図2に示すように、アクチュエータ
101側には、アクチュエータ101の回転角度を検出
する回転角度センサ80が、アクチュエータ101の背
面、或いは減速機構を構成するギヤ部分に連結するよう
に配置されている。なお、図2に示すギヤ102a、1
02bのうち、入力ギヤ102aに設けてもよいし、ギ
ヤ数が3個以上ある場合は、中間ギヤ(図示せず)でも
よい。
【0022】次に、出力軸103側にも、図2に示すよ
うに、出力軸103の回転位置を検出するポジションセ
ンサ90が、減速機構102の出力ギヤ102bの出力
端と出力軸103との間に一体的に回転できるように連
結されている。
【0023】上述した構成を有する自動変速機の制御装
置1は、運転者によるシフトレバー操作等によりシフト
レンジ選択装置10から出力されたレンジ信号を自動変
速ECU20が受ける。次に、ECU20は、目標とな
る走行レンジ位置になるように、走行レンジ切替用アク
チュエータ部100に備えられた回転角度検出センサ8
0とポジションセンサ90から出力される夫々の信号等
と、レンジ信号とから目標とする走行レンジ(以下目標
走行レンジと呼ぶ)へ切替えるための駆動信号を駆動回
路40に送る。これにより駆動回路40は、走行レンジ
切替用アクチュエータ部100を構成するアクチェエー
タ101に電流を供給して走行レンジ切替用アクチュエ
ータ部100を駆動させて、目標走行レンジへ切替え
る。
【0024】なお、回転角度検出センサ80またはポジ
ションセンサ90が異常のとき、残りのセンサを用いて
目標走行レンジへ切替える手段については後述する。
【0025】以下、このようにECU20にて実行され
る走行レンジ切替制御処理について図3〜図11に従っ
て説明する。図3は、走行レンジ切替制御処理を表すフ
ローチャートであり、図4は、図3中の故障判定処理を
表すフローチャートである。また、図5は、図4中のポ
ジションセンサ故障判定処理にて、ポジションセンサ判
定処理を実施する前処理を表すフローチャートであっ
て、図6は、このポジションセンサ故障判定処理を表す
フローチャートである。図9は、図3中の残りのセンサ
によるアクチュエータ駆動処理の概略を表すフローチャ
ートであって、図10は、図9中の第1の見込制御処理
を表すフローチャートであり、図11は、図9中の第2
の見込制御処理を表すフローチャートである。なお、図
7および図8は、夫々回転角度検出センサの故障判定の
方法、ポジションセンサの故障判定の方法を説明する模
式図である。
【0026】図3に示す如く、走行レンジ切替処理は、
S210(Sはステップを表す)にてシフトレンジ選択
装置10が既走行レンジから切替えるべき目標走行レン
ジを選択したか否かを判断し、選択されたレンジ信号が
既走行レンジ信号と異なる状態であれば、S220に
て、ECU20から駆動信号を駆動回路40に送信して
目標走行レンジ側にアクチュエータ101を駆動して、
アクチュエータ101の回転を開始させ、レンジ信号が
既走行レンジ信号と同じであれば、アクチュエータ10
1を駆動させることなく当該処理を終了する、といった
手順で実行される。さらに、レンジ信号が既走行レンジ
信号と異なる状態ではS300の処理に移行する。
【0027】S300にて、アクチュエータ部100に
備えられている回転角度検出センサ80およびポジショ
ンセンサ90の故障判定処理を実行する。なお、この故
障判定処理のS300の詳細については、後述する。
【0028】この故障判定処理S300の結果より、S
230にて、センサ80,90が正常か否かを判定し、
いずれのセンサ80、90も正常であれば、S240に
て、センサ80、90の検出情報から、所定のレンジ信
号つまり目標走行レンジに対応するレンジ信号を検出す
る状態に切替わっているか否か判断する。すなわち、目
標走行レンジ信号に切替わっていれば、S250にて、
アクチュエータ101の回転を中止し当該処理を終了さ
せ、まだ目標走行レンジ信号に切替わっていない状態で
あれば、S260にて、アクチュエータ101の回転を
継続させ、S240の処理に戻る。逆に、回転角度検出
センサ80またはポジションセンサ90が異常であれ
ば、S600にて、残りのセンサによるアクチュエータ
駆動処理を実行して目標走行レンジへの切替制御に移行
する。これにより、センサ80、90が正常か否かに係
らず、アクチュエータ101を所定の回転量だけ回転さ
せて走行レンジ切替制御処理を実行することが可能であ
る。
【0029】なお、この残りのセンサによるアクチュエ
ータ駆動処理のS600の詳細については、後述する。
【0030】次に、図3中のS300で示す故障判定処
理である、アクチュエータ部100に備えられている回
転角度検出センサ80およびポジションセンサ90の故
障判定処理を図4〜図6のフローチャートおよび図5、
図6の模式図に従って説明する。
【0031】図4に示す如く、故障判定処理では、S4
00にて回転角度検出センサ80の故障判定処理を実施
した後、回転角度検出センサ80が正常と判断された場
合には、さらに、S500にてポジションセンサ90の
故障判定処理を実行することで、センサ80、90が正
常な状態、回転角度検出センサ80が異常な状態、ポジ
ションセンサ90が異常な状態に層別する。すなわち、
S400にて、まず、回転角度検出センサ80が正常か
否かを、回転角度検出センサ80が検出するアクチュエ
ータの回転角度θでの検出出力Vθと目標出力値VθF
との偏差がΔVAa以下、つまり不等式|Vθ−VθF
|<ΔVAaが成立すれば、正常状態であると判定し
て、S500に移行する。逆に、この不等式が不成立で
あれば、S310にて、回転角度検出センサ80は異常
な状態と判定し、判定カウンタSC=1とする。なお、
上述のS400の処理により図7に示すように、目標出
力値VθFに対する許容値であるΔVAaの範囲を示す
二点鎖線に対して、二点鎖線内にある実線の検出出力V
θは、正常状態と判定し、二点鎖線の範囲外にある点線
の検出出力Vθは、異常状態と判定する。
【0032】次に、S500にて、後述するポジション
センサ90の故障判定処理(以下、ポジションセンサ信
号・出力変換判定と呼ぶ)を実行して、ポジションセン
サ90が正常か否かを判定する。すなわち、正常状態で
あると判定すれば、S320にて、判定カウンタSC=
0とする。逆に、異常状態であると判定すれば、S33
0にて、ポジションセンサ90異常とし、判定カウンタ
SC=2とする。なお、上述の回転角度検出センサ80
およびポジションセンサ90の故障判定処理を実行し
て、センサ80、90が正常か否かを判定した結果を判
定カウンタSCにて数値化した後、S340に移行す
る。
【0033】S340にて、判定カウンタSCが0より
大きいか否を判断し、大きければ、S350にて、前述
のS230の判定処理に必要となるセンサ異常の判定を
記憶し、S360にて、運転者等の車両乗員にセンサ異
常状態を報知するため、ウォーニングランプの点灯等に
より報知する。逆に、大きくなければ、つまりSC=0
でセンサ80、90が正常状態であれば、当該処理を終
了する。
【0034】上述の故障判定処理S300〜S360を
実行することにより、アクチュエータ部100に備えら
れている回転角度検出センサ80およびポジションセン
サ90が正常か否かを判定できる。しかも、センサ8
0、90のいずれかが異常な場合、残りのセンサを用い
て走行レンジ切替制御ができるように、センサ80、9
0が正常な状態、回転角度検出センサ80が異常な状
態、ポジションセンサ90が異常な状態を夫々、判定カ
ウンタSC値の0、1、2に数値化する。これにより、
後述する残りのセンサに応じて選択する第1、または第
2の見込み制御を適用するので、目標走行レンジへの切
替制御が可能となる。
【0035】さらに、センサ80、90が異常であると
判定されると、S360にて、車両に乗車する運転者ま
たは乗員に故障状態を、ウォーニングランプの点灯等に
より報知するので、運転者等が故障だと判断して修理工
場等に持ち込んで修理をするよう促すことができる。こ
のため、センサ80、90の故障に起因する2次故障の
防止が可能である。また、修理工場に持ち込んで修理す
る際、故障状態を再現せずとも、言い換えると、センサ
80、90が異常なときに残りのセンサを用いて走行レ
ンジの切替えができるようにする所謂バックアップ機能
を無効化してまで自動変速機の制御装置1の故障状態を
再現せずとも、ウォーニングランプの点灯等の報知情報
により故障したセンサを特定することが可能である。
【0036】次に、図4中のS500で示すポジション
センサ信号・出力変換判定処理を、図5、図6および図
8に従って以下説明する。この判定処理は、まず、シフ
トレンジ選択装置10から送信されるレンジ信号状態と
の関係で判定処理を実行するかを判断する。これによ
り、センサ80、90のいずれかが異常であるとの仮定
を前提として、ポジションセンサ90が、異常状態、或
いは正常で残りのセンサとして見込制御による走行レン
ジ切替が可能か否かを、レンジ信号に対応するポジショ
ンセンサ90の検出情報をもとに判定する。このため、
図5に示す如く、車両に乗込みエンジンを始動するとき
必ず操作するイグニションスイッチがON状態か否かを
この判定処理を実行する前に、実行されていなければな
らない前処理とする。すなわち、S199にて、イグニ
ションスイッチがON状態か否かを判断し、ON状態で
あれば、ポジションセンサ信号・出力変換判定処理を実
行できる準備待ち状態とする。これにより、図3中の故
障判定処理S300〜S360を実行する際、S500
へ直ちに移行できるようになる。なお、この前処理は、
エンジンを始動直前に1回確認すればよく、始動毎に実
行されるものでよい。
【0037】次に、前述の前処理S199が実行される
と、図6に示すポジションセンサ信号・出力変換判定処
理S500〜S580に移行する。S510にて、走行
レンジ切替え終了状態か否かを判断し、終了状態であれ
ばS520に移行し、終了状態でない、つまり走行レン
ジ切替途中であれば、当該処理を終了する。S520で
は、既走行レンジ、つまり自動変速機の機能している走
行レンジ状態がニュートラルレンジ(以下、Nレンジと
呼ぶ)またはパーキングレンンジ(以下、Pレンジと呼
ぶ)を判断し、NまたはPレンジ状態であれば、S53
0に移行し、それ以外のレンジ状態であれば、ポジショ
ンカウンタをクリアする(SC=0)。次に、S530
に移行して、走行レンジ状態がPレンジか否かを判断
し、Pレンジ状態であれば、S550にて、ポジション
カウンタをPC=6とし、S570に移行する。逆に、
Nレンジ状態であれば、S560にて、ポジションカウ
ンタをPC=4とする。したがって、上述の処理を実行
することにより、車両が停止状態となる自動変速機のレ
ンジ選択、つまりPまたはNレンジ状態にて、自動変速
機の動作確認、特に制御装置1の動作確認と、シフトレ
ンジ選択装置10から送信されるレンジ信号のレンジ状
態を確認できる。
【0038】上述の処理によりレンジ状態をポジション
カウンタPCにて数値化した後、S570にて、レンジ
状態に対応するポジションセンサ90の検出情報である
レンジ信号のカウンタ値(図8参照)とポジションカウ
ンタPC値が一致しているか否かを判断する。すなわ
ち、ポジションセンサ90の検出情報とレンジ状態が一
致しなければ、S580にて、ポジションセンサ90異
常と判定する。逆に一致すれば、ポジションセンサ90
は正常とし、当該処理を終了する。なお、ポジションセ
ンサ90のレンジ信号のカウンタ値は、図8に示すよう
に、ポジションセンサ90の検出情報である、L、2、
D、N、R、およびPのレンジ信号を、夫々1、2、
3、4、5、6にECUにより変換したものである。
【0039】なお、NまたはPレンジについては、後述
で説明するポジションセンサ90の詳細構成に示すよう
に、レンジ信号のものとは別に、ニュートラルスイッチ
信号のものとがあるので、レンジ信号とニュートラルス
イッチ信号の双方が異常となる可能性は、他のレンジ信
号に比べてかなり低いと考えてよい。このため、例え
ば、予めニュートラルスイッチのNおよびP信号を基準
にL、2、D、Rレンジを学習制御させておけば、回転
角度検出センサ80とポジションセンサ90のレンジ信
号がともに異常な状態となった場合でも、ニュートラル
スイッチのNおよびP信号を用いた見込制御により走行
レンジ切替えも可能である。したがって、故障発生確率
が極めて低い場合のセンサ異常状態に対しても、路上故
障を回避するフェイルセーフ対応が可能となる。
【0040】さらに、残りのセンサによるアクチュエー
タ駆動処理について、図9〜図11に従って説明する。
図9に示すように、S610にて、判定カウンタがSC
=2か否かを判断する。すなわち、SC=2であれば、
ポジションセンサ90が異常状態であり、S700に移
行して第1の見込制御処理を実行する。逆にSC=1で
あれば、回転角度検出センサが異常状態であり、S80
0に移行して第2の見込制御処理を実行する。
【0041】まず、第1の見込制御について以下説明す
る。上述のように、判定カウンタがSC=2となるポジ
ションセンサ90が異常状態において実施する見込制御
であって、S710にて、目標走行レンジと既走行レン
ジとの差分から、アクチュエータ101を駆動させて目
標走行レンジへ切替えるのに必要な回転回数、つまりア
クチュエータ101を回転させる回数N=nおよび回転
端数である回転角M=mを求める。続いて、アクチュエ
ータ101の回転角度を検出する回転角度検出センサ8
0の検出信号をECU20にて演算処理をして、S72
0にて、アクチュエータの回転回数がN=nになったか
否かを判断し、N=nであれば、S730に移行し、ま
だN=nでなければ、S760にてアクチュエータ10
1の回転を継続して、S720に戻る。さらに、S73
0では、同様にECU20にて演算処理して、アクチュ
エータの回転端数である回転角M=mになったか否かを
判断し、まだM=mでなければ、アクチュエータ101
の回転を継続して、S730に戻る。逆に、 M=mで
あれば、S750にて、アクチュエータ101の回転を
中止し、当該処理を終了する。なお、ECUは、回転角
度検出センサ80の検出信号から、1回転当たり数十〜
数百出力される第1のパルス演算回路と、1回転当たり
1回出力される第2のパルス演算回路を備えられている
ことが望ましい。
【0042】第2の見込制御について以下説明する。判
定カウンタがSC=1となる回転角度検出センサ90の
異常状態において実施する見込制御であって、S810
にて、ポジションセンサ90の検出情報であるレンジ信
号が目標走行レンジに対応するレンジ信号に切替わった
か否かを判断し、目標走行レンジに対応するレンジ信号
に切替わっていなければ、S830にて、アクチュエー
タ101の回転を継続して、S810に戻る。逆に、目
標走行レンジに対応するレンジ信号に切替わっていれ
ば、S820にて、アクチュエータ101の回転を中止
し、当該処理を終了する。なお、ポジションセンサ90
の検出情報は、レンジ信号でなくとも、ニュートラルス
イッチのN、Pレンジ信号を用いて、予めこのN、Pレ
ンジ信号を規準に学習したL、2、D、Rレンジの学習
値により、アクチュエータ101の回転を見込制御して
もよい。
【0043】なお、上述の走行レンジ切替制御を実行す
るために、ポジションセンサ90の構成は、シフトレン
ジ選択装置の操作で設定される走行レンジに対応するレ
ンジ信号(L、2、D、N、R、およびPレンジ信号)
と、スタートスイッチの信号(N、Pレンジ信号)とを
備え、夫々の信号は、目標走行レンジに切替わっている
状態で出力軸103が作動しうる回転範囲よりも狭い範
囲にて出力されることが望ましい。また、ニュートラル
スイッチ信号用接点スイッチとレンジ信号用のものを1
つのポジションセンサに一体的に構成すれば、小型化が
可能である。
【0044】ポジションセンサ90の具体的構成とし
て、図12、図13に従って以下説明する。図12は、
出力軸の回転位置を検出するポジションセンサの内部を
表す構成図であり、図13は、ポジションセンサの出力
範囲を表す模式図である。
【0045】図12に示すように、ポジションセンサ9
0は、走行レンジの出力信号が出力可能な複数の接点ス
イッチからなり、抵抗体基板901表面に配設された抵
抗体部901aと、抵抗体部901a上を摺動する可動
片部903とを含んで構成されている。
【0046】抵抗体部901aは、ニュートラルスター
トスイッチ信号用抵抗体部(以下、スイッチ用抵抗体部
と呼ぶ)907と、走行レンジに対応するレンジ信号用
抵抗体部909と、夫々の信号用抵抗体部に対向して配
接される常時接触用抵抗体908および910とからな
る。このスイッチ信号用抵抗体部907は、同心円上に
配設された複数の抵抗体907a、907bからなり、
レンジ信号用抵抗体部909は、同心円上に配設された
複数の抵抗体909a、909b、909c、909
d、909e、909fからなり、スイッチ信号用抵抗
体907a、907bと、レンジ信号用抵抗体909
a、909b、909c、909d、909e、909
fと、第1の常時接触用抵抗体908と、および第2の
常時接触用抵抗体910とは、図12に示すように異な
る半径からなる同心円上に配設されている。
【0047】さらに、スイッチ信号用抵抗体907a、
907bと第1の常時接触用抵抗体908の組合せと、
レンジ信号用抵抗体909a〜909fと第2の常時接
触用抵抗体910の組合せとは、夫々、後述の第1、第
2の可動片904、905に架橋されうるスイッチ信号
検出回路、レンジ信号検出回路を形成する。なお、レン
ジ信号用抵抗体部909を構成する抵抗体数を6個とし
たが、自動変速機により制御する走行レンジ数に応じて
抵抗体数を設定すればよい。本実施形態では、6個の抵
抗体で構成されるレンジ信号用抵抗体部909にて、以
下説明する。
【0048】スイッチ信号用抵抗体907a、およびレ
ンジ信号用抵抗体909dは、走行レンジがニュートラ
ルレンジ(以下、Nレンジと呼ぶ)に切替わっていると
き信号が出力されるように配置される。また、スイッチ
信号用抵抗体907b、およびレンジ信号用抵抗体90
9fは、走行レンジがパーキンギレンジ(以下、Pレン
ジと呼ぶ)に切替わっているとき信号が出力されるよう
に配置されている。さらに、レンジ信号用抵抗体909
a、909b、909c、909eは、走行レンジが、
夫々、1速レンジ(以下、Lレンジと呼ぶ)、2速レン
ジ(以下、2レンジと呼ぶ)、ドライビングレンジ(以
下、Dレンジと呼ぶ)、リバーシングレンジ(以下、R
レンジと呼ぶ)に切替わっているとき信号が出力される
ように配置されている。なお、抵抗体部901aの各抵
抗体907a、907b、および909a、909b、
909c、909d、909e、909fは、走行レン
ジの信号が出力できるように、夫々配線されて、配線端
部が抵抗体基板901の電気的接続部(以下、コネクタ
部と呼ぶ)911に保持される。このコネクタ部911
には、ターミナル(図示せず)が抵抗体部901aと電
気的に接続可能に配置されている。
【0049】次に、可動片部903は、2個の可動片9
04、905と、可動片保持部903aと、付勢手段で
ある圧縮スプリング906とを含んで構成され、後述の
出力軸103と一体的に周方向に回転可能となるよう
に、カバー902に収容されて配置されている。まず、
第1の可動片904は、スイッチ信号用抵抗体部907
と第1の常時接触用抵抗体908とに対向した位置に架
橋しうるように配置され、第2の可動片905は、レン
ジ信号用抵抗体部909と第2の常時接触用抵抗体91
0とに対向した位置に架橋しうるように配置されてい
る。また、圧縮スプリング906は、可動片904、9
05が抵抗体部901a表面に付勢して当接するよう
に、可動片904、905と、可動片保持部903aと
の間に挟まれ、可動片904、905と共に可動片保持
部903aの溝部903sに保持されている。なお、抵
抗体基板901は、図12に示す出力軸103が貫通す
る孔901hを有し、固定部材912、例えばボルトに
より、抵抗体基板901とカバー902とが固定されて
いる。
【0050】また、ポジションセンサ90の出力信号の
出力範囲は、図14に示すように、アクチュエータ10
1の駆動によって回転する出力軸103を回転させて切
替えられる走行レンジ位置の作動範囲より僅かに狭く設
定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の自動変速機の制御装置の概
略を表す構成図である。
【図2】図1中の走行レンジ切替用アクチュエータ部周
りの構成を表す模式図である。
【図3】図1中のECUにて実行される走行レンジ切替
制御処理を表すフローチャートである。
【図4】図3中の故障判定処理において、回転角度検出
センサまたはポジションセンサの異常を判定する手段
と、異常と判定したとき運転者に故障を報知する手段を
表すフローチャートである。
【図5】図4中のポジションセンサ故障判定処理にて、
ポジションセンサ判定処理を実施する前処理を表すフロ
ーチャートである。
【図6】図4中のポジションセンサ故障判定処理にて、
ポジションセンサ判定処理であるポジションセンサ信号
・出力変換判定を表すフローチャートである。
【図7】図4中の回転角度検出センサの異常を判定する
手段において、判定方法を説明する模式図である。
【図8】図6中のポジションセンサ信号・出力変換判定
をする手段において、レンジ信号とレンジ信号カウンタ
の関係を表す模式図である。
【図9】図3中の残りのセンサによるアクチュエータ駆
動処理において、第1の見込制御処理と第2の見込制御
処理を実行する概略を表すフローチャートである。
【図10】図9中の第1の見込制御処理を表すフローチ
ャートである。
【図11】図9中の第2の見込制御処理を表すフローチ
ャートである。
【図12】図2中のポジションセンサの内部、特にニュ
ートラルスイッチ信号と、レンジ信号を検出する構造を
表した模式的構成図である。
【図13】図2中のポジションセンサのレンジ信号の出
力範囲を表す模式図である。
【符号の説明】
1 自動変速機の制御装置 10 シフトレンジ選択装置 20 制御回路(自動変速機制御用コンピュータ、所謂
ECU) 30 表示部 40 駆動回路 50 自動変速機 60 車速センサ 70 ブレーキスイッチ 80 回転角度検出用センサ 90 ポジションセンサ 100 アクチュエータ部 101 アクチュエータ 102 減速装置 103 出力軸 300 故障判定処理 400 回転角度検出センサの故障判定処理 500 ポジションセンサの故障判定処理 600 残りのセンサによるアクチュエータ駆動処理 700、800 第1、第2の見込制御処理 901 抵抗体基板 901a 抵抗体部 903 可動片部 907 ニュートラルスタートスイッチ信号用抵抗体部
(スイッチ信号用抵抗体部) 909 走行レンジに対応するレンジ信号用抵抗体部
(レンジ信号用抵抗体部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 政史 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 武田 憲司 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 近藤 義昭 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3J067 AA01 AA21 AB23 AC01 BA58 CA06 CA32 DB32 DB35 FB45 FB47 FB76 GA01 3J552 MA01 NA01 NB01 PA67 PB03 PB08 QA10C QB06 QB07 QC04 RA19 SA30 SB02 TA06 VA62W VA80W VB01Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的制御により駆動され、走行レンジ
    を切替えるアクチュエータと、 該アクチュエータを駆動する駆動回路と、 走行レンジを選択指示するシフトレンジ選択装置と、 前記アクチュエータの回転角度を検出する回転角度検出
    センサと、 前記アクチュエータの出力トルクを増大させる減速機構
    と、 該減速機構の出力端を形成し、油圧切替バルブを駆動す
    る機構に連結される出力軸と、 該出力軸の回転位置を検出するポジションセンサと、 前記回転角度検出センサと前記ポジションセンサの検出
    情報、および前記シフトレンジ選択装置により選択指示
    された走行レンジに基いて目標とする走行レンジを決定
    し、前記駆動回路に駆動指令を出力する制御回路を備
    え、 該制御回路は、前記回転角度検出センサまたは前記ポジ
    ションセンサが異常のときには残りのセンサを用いて、
    前記目標走行レンジへ切替え制御するようにしたことを
    特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記回転角度検出セン
    サの検出情報から、1回転当たり数十〜数百出力される
    第1のパルス演算回路と、1回転当たり1回出力される
    第2のパルス演算回路とを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ポジションセンサの検出情報は、前
    記目標走行レンジに切換わっている状態で前記出力軸が
    作動しうる回転範囲よりも狭い範囲にて、前記目標走行
    レンジに対応するレンジ切替え信号を有することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の自動変速機の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、前記回転角度検出セン
    サまたは前記ポジションセンサが異常であると判定され
    ると、センサ異常状態を報知する報知回路を備えている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項
    に記載の自動変速機の制御装置。
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