JP4548573B2 - 車両用自動変速機のシフト装置 - Google Patents

車両用自動変速機のシフト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4548573B2
JP4548573B2 JP2003338052A JP2003338052A JP4548573B2 JP 4548573 B2 JP4548573 B2 JP 4548573B2 JP 2003338052 A JP2003338052 A JP 2003338052A JP 2003338052 A JP2003338052 A JP 2003338052A JP 4548573 B2 JP4548573 B2 JP 4548573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range
shift
shift position
switches
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003338052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005104219A (ja
Inventor
裕道 島口
実 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2003338052A priority Critical patent/JP4548573B2/ja
Publication of JP2005104219A publication Critical patent/JP2005104219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4548573B2 publication Critical patent/JP4548573B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

この発明は車両用自動変速機のシフト装置に係り、特に、シフトポジションを判定する複数のスイッチの内の1つのスイッチが故障した場合でも選択されたシフトポジションを正確に認識することができる車両用自動変速機のシフト装置に関する。
車両には、内燃機関の駆動力を走行条件に応じて自動的に変換して取り出すために、自動変速機を搭載しているものがある。自動変速機のギヤポジションを切換えるシフト装置には、自動変速機のギヤポジションに対応するシフトポジションを選択するシフトレバーの選択操作に連動して切換えられ、シフトポジションの各レンジ毎にスイッチの1つがONとなってシフトポジションを判定し、判定されたシフトポジションの対応するギヤポジションに自動変速機を切換えるものがある。
この車両用自動変速機のシフト装置には、シフトポジションとして、例えば、駐車用のPレンジ、後進用のRレンジ、ニュートラル用のNレンジ、前進用のD(ドライブ)レンジ、3(3速)レンジ、2(2速)レンジの各レンジを有し、図18に示す如く、これら各レンジP、R、N、D、3、2を設けるとともにこれら各レンジP、R、N、D、3、2毎に夫々1つずつシフトポジションスイッチとして第1〜第6スイッチSW1〜SW6を配置しているものがある。第1〜第6スイッチSW1〜SW6は、斜線域でONするとともに白抜き域でOFFする。
このシフト装置は、シフトレバーがシフトポジションの該当するレンジP、R、N、D、3、2に操作されると、夫々各レンジP、R、N、D、3、2に対応した第1〜第6スイッチSW1〜SW6のいずれか1つのスイッチがONとなり、このON信号によってシフトポジションを判定して自動変速機のギヤポジションを切換える。一方、シフト装置は、シフトレバーがシフトポジションの各レンジP、R、N、D、3、2間の中間位置Z8〜Z12に操作されていると、第1〜第6スイッチSW1〜SW6のいずれのスイッチもONとならない。
しかし、このシフト装置は、第1〜第6スイッチSW1〜SW6どれか1つのスイッチが故障し、あるいは信号線が断線し、またはシフトレバーがシフトポジションの各レンジP、R、N、D、3、2間の中間位置Z8〜Z12にある場合に、正確にシフトポジションを判定することができないという問題があった。
この対策としては、例えば、シフトレバーがDレンジのシフトポジションに位置している場合であって、Dレンジのシフトポジションのスイッチ信号線が断線した場合に、自動変速機の制御手段が引き続きDレンジとして扱うことにより、車両を走行可能としたものがある。
また、従来の自動変速機のシフト装置には、シフトレバーと自動変速機とをケーブル等で機械的に接続し、スイッチが故障したとしても、シフトレバーに連動して自動変速機内のマニュアルバルブを機械的に作動させて、前進、後退、あるいはニュートラル状態に切換可能とし、運転者が車両を安全な場所にまで走行可能としたものがある。
従来の車両用自動変速機のシフト装置には、ステアリングホイールの近傍に配設し、被操作部材を回転操作することによってシフトポジションを選択可能とし、制御装置において被操作部材を回転位置に相応するシフトポジション信号に基づいて自動変速機のギヤポジションの切換えを行うものがある。
また、従来の車両用自動変速機のシフト装置には、シフト検出手段が故障した場合に、ニュートラルセット動作及びギヤセット動作を時間管理制御に基づいて実行し、変速制御システムの信頼性を向上するものがある。
特開平3−282056号公報 実公平5−33820号公報
ところが、手動変速機を自動化した自動変速機のシフト装置においては、通常の自動変速機のシフト装置に対して下記のような問題があった。
(1)、マニュアルバルブが存在しないため、自動変速機の制御手段がシフトポジションの判断を誤ると、運転者の意図しない方向に車両が進んだり、走行不能に陥いる問題がある。
(2)、シフトポジションの中間位置(例えば、Dレンジと3レンジとの中間位置)では、どのスイッチの信号も入力されない状態が存在する。マニュアルバルブが存在しないため、スイッチ信号の無入力時は安全のため自動変速機の制御手段はNレンジとして判断するしかなく、運転者がシフトレバーをDレンジから3レンジのシフトポジションに操作した際に、制御手段はDレンジ→Nレンジ→3レンジに操作したとして判断してしまうことになる。この場合には、運転者がエンジンブレーキや駆動力を得ようとして、シフトレバーを3レンジのシフトポジションに操作したにもかかわらず、走行時に一旦ニュートラル状態になってしまうため、違和感を生じさせる問題がある。
(3)、従来のシフトレバーに配設されたディテントピンがディテントプレートの各シフトポジション毎に設けられた段部開口に係合し、シフト位置を切り換えるシフト装置においては、ディテントピンとディテントプレートとの間の摩擦により、Dレンジと3レンジとの中間位置にシフトレバーが位置した状態になることがある。この場合には、制御手段はNレンジとして判断するため、走行中にニュートラル状態になってしまい、違和感を生じさせる問題がある。
(4)、各シフトポジション毎に夫々スイッチを二重に設け、誤判断を防止することが考えられるが、コスト高になる問題がある。
この発明は、自動変速機のギヤポジションに対応するシフトポジションを選択するシフトポジション選択手段と、このシフトポジション選択手段により選択されたシフトポジションを複数のスイッチのON・OFF信号の組み合わせにより構成したシフトポジション判定信号に基づいて判定するシフトポジション判定手段と、このシフトポジション判定手段により判定されたシフトポジションに対応するギヤポジションに前記自動変速機を切換えるギヤポジション切換手段とを備えRレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列は、Nレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列に対して、少なくとも3つ以上異ならせて設定し、且つNレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列は、前進用の複数のレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列に対して、少なくとも3つ以上異ならせて設定した車両用自動変速機のシフト装置において、前記シフトポジション選択手段の各シフトポジションの間に中間位置を設け、前記シフトポジション判定手段は、複数のスイッチのON・OFF信号の組み合わせ配列により各中間位置でのシフトポジションを判定し、かつ前進用の複数のレンジに対応するシフトポジションの間の中間位置のうち、Dレンジに対応するシフトポジションに隣接する中間位置ではDと判定する中間位置を有するとともに、Dレンジ以外の前進用のレンジに対応するシフトポジションに隣接する中間位置では前回の判定結果となるシフトポジションを保持するよう判定する中間位置を有することを特徴とする。
この発明の車両用自動変速機のシフト装置は、どれか1つのスイッチがON状態、あるいはOFF状態で故障している場合でも、選択されたシフトポジションを正確に認識することが可能となり、しかも、冗長化のためにスイッチをすべて二重に設置した場合と比べて、スイッチ数の増加を抑えることができる。
このため、この車両用自動変速機のシフト装置は、シフトポジションの正確な認識により、運転者が選択したシフトポジションに対応するギヤポジションに自動変速機を確実に切換えることができ、運転者の意図しない方向に車両が進んだり、走行不能に陥いることを防止することができ、また、スイッチを二重に設けることなくシフトポジションを正確に認識することができ、コスト高となることがない。
この発明の車両用自動変速機のシフト装置は、どれか1つのスイッチがON状態、あるいはオフ状態で故障している場合でも、選択されたシフトポジションを正確に認識することが可能となるように、RレンジからNレンジにシフトした場合のシフトポジション判定信号を構成するON・OFF信号の組み合わせ配列を少なくとも3つ以上異ならせて設定し、且つ、NレンジからDレンジ、3レンジ、2レンジにシフトした場合のシフトポジション判定信号を構成するON・OFF信号の組み合わせ配列を少なくとも3つ以上異ならせて設定している。
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図17は、この発明の実施例を示すものである。図1において、2は図示しない車両に搭載した内燃機関、4は発進クラッチ、6は自動変速機である。自動変速機6は、通常のギヤ式の手動変速機を自動化したものであり、複数段の変速ギヤ列(図示せず)を内蔵しており、自動変速(オートモード)と手動変速(マニュアルモード)とに切換え可能であり、発進クラッチ4を介して内燃機関2に連結されている。
自動変速機6は、ギヤポジションとして、駐車用のギヤポジション、後進用のギヤポジション、ニュートラル用のギヤポジション、前進自動変速用のギヤポジション、最高速を3速に制限した前進自動変速用のギヤポジション、最高速を2速に制限した前進自動変速用のギヤポジションを有している。
自動変速機6のギヤポジションを切換えるシフト装置8は、自動変速機6のギヤポジションに対応するシフトポジションとして、駐車用のPレンジ、後進用のRレンジ、ニュートラル用のNレンジ、前進自動変速用のD(ドライブ)レンジ、最高速を3速に制限した前進自動変速用の3レンジ、最高速を2速に制限した前進自動変速用の2レンジを有し、このシフトポジションの各レンジP、R、N、D、3、2を選択するシフトポジション選択手段10を設けている。
シフトポジション選択手段10は、シフトレバー12を有し、このシフトレバー12により選択される複数のシフトポジション14を設け、このシフトレバー12の位置を検出する複数のシフトポジションスイッチ16を設けている。シフトポジション選択手段10は、図2に示す如く、シフトレバー12により選択されるシフトポジション14として、自動変速機6のギヤポジションに対応する前記Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、3レンジ、2レンジを設けるとともに、各レンジP、R、N、D、3、2間に少なくとも1つの中間位置、この実施例においては7つの第1〜第7中間位置Z1〜Z7を設け、シフトレバー12の位置を検出するシフトポジションスイッチ16として、第1〜第7スイッチSW1〜SW7を設けている。
複数の第1〜第7スイッチSW1〜SW7は、図2に示す如く、斜線域でONするとともに白抜き域でOFFされ、ON・OFF信号の組み合わせ配列によりシフトポジション判定信号を構成する。
このシフト装置8は、シフトポジションのRレンジからNレンジにシフトレバー12を操作した場合の、シフトポジション判定信号を構成する第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列を少なくとも3つ以上異ならせて設定し、且つ、NレンジからDレンジ、3レンジ、2レンジにシフトレバー12を操作した場合の、シフトポジション判定信号を構成する第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列を少なくとも3つ以上異ならせて設定し、また、PレンジからNレンジ及びNレンジからPレンジにシフトレバー12を操作した場合や、Dレンジ、3レンジ、2レンジ間でシフトレバー12を操作した場合の、シフトポジション判定信号を構成する第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列を少なくとも2つ以上異ならせて設定している。
シフトポジションを構成する各レンジP、R、N、D、3、2及び第1〜第7中間位置Z1〜Z7における第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列は、以下のように設定している。
(1)、Pレンジにおいては、第1〜第3スイッチSW1〜SW3がONになり、第4〜第7スイッチSW4〜SW7がOFFになる。
(2)、第1中間位置Z1においては、第1〜第7スイッチSW1〜SW7がOFFになる。
(3)、Rレンジにおいては、第3〜第5スイッチSW3〜SW5がONになり、第1〜第2スイッチSW1〜SW2及び第6〜第7スイッチSW6〜SW7がOFFになる。
(4)、第2中間位置Z2においては、第1〜第7スイッチSW1〜SW7がOFFになる。
(5)、Nレンジにおいては、第1スイッチSW1がONになり、第2〜第7スイッチSW2〜SW7がOFFになる。
(6)、第3中間Z3においては、第1〜第7スイッチSW1〜SW7がOFFになる。
(7)、Dレンジにおいては、第2スイッチSW2及び第5〜第6スイッチSW5〜SW6がONになり、第1スイッチSW1、第3〜第4スイッチSW3〜SW4及び第7スイッチSW7がOFFになる。
(8)、第4中間位置Z4においては、第2スイッチSW2及び第5〜第7スイッチSW5〜SW7がONになり、第1スイッチSW1及び第3〜第4スイッチSW3〜SW4がOFFになる。
(9)、第5中間位置Z5においては、第2〜第3スイッチSW2〜SW3及び第5〜第7スイッチSW5〜SW7がONになり、第1スイッチSW1及び第4スイッチSW4がOFFになる。
(10)、第6中間位置Z6においては、第3スイッチSW3及び第5〜第7スイッチSW5〜SW7がONになり、第1〜第2スイッチSW1〜SW2及び第4スイッチSW4がOFFになる。
(11)、3レンジにおいては、第3スイッチSW3及び第6〜第7スイッチSW6〜SW7がONになり、第1〜第2スイッチSW1〜SW2及び第4〜第5スイッチSW4〜SW5がOFFになる。
(12)、第7中間位置Z7においては、第3スイッチSW3及び第5〜第7スイッチSW5〜SW7がONになり、第1〜第2スイッチSW1〜SW2及び第4スイッチSW4がOFFになる。
(13)、2レンジにおいては、第5〜第7スイッチSW5〜SW7がONになり、第1〜第4スイッチSW1〜SW4がOFFになる。
第1〜第7スイッチSW1〜SW7からなるシフトポジションスイッチ16は、制御手段18の入力側に連絡している。制御手段18の入力側には、オート/マニュアルモード切換スイッチ20と、車両の車速センサ22と、内燃機関2のスロットルセンサ24と、車両のブレーキスイッチ26と、内燃機関2のエンジン回転センサ28と、自動変速機6の入力回転センサ30とを連絡している。また、制御手段18の出力側には、自動変速機6のギヤポジションを切換えるギヤポジション切換手段32であるシフトアクチュエータ32−1及びセレクトアクチュエータ32−2と、内燃機関2のスタータモータ34と、発進クラッチ4のアクチュエータ36と、故障時警告手段38とを連絡している。
制御手段18には、シフトポジション判定手段40を設けている。シフトポジション判定手段40は、シフトポジション選択手段10のシフトレバー12により選択されたシフトポジションの各レンジP、R、N、D、3、2を、複数の第1〜7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列により構成したシフトポジション判定信号に基づいて判定する。
また、制御手段18には、ギヤポジション切換指示手段42を設けている。ギヤポジション切換指示手段42は、シフトポジション判定手段40により判定されたシフトポジションに対応するギヤポジションに自動変速機6を切換えるように、ギヤポジション切換手段32であるシフトアクチュエータ32−1及びセレクトアクチュエータ32−2に切換信号を出力する。シフトアクチュエータ32−1及びセレクトアクチュエータ32−2は、判定されたシフトポジションに対応するギヤポジションに自動変速機6を切換える。
次に、この実施例の作用を説明する。
シフトポジション判定信号を構成するシフトポジションスイッチ16の、正常時における第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列は、ONの場合を「1」、OFFの場合を「0」とすると、図3に示す如く構成される。
第1〜第7スイッチSW1〜SW7の正常時には、図3に示す如く、ON・OFF信号の組み合わせ配列により、シフトポジションを以下のように判定する。
(1)、シフトレバー12がPレンジにあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「1110000」の場合は、Pと判定する。
(2)、シフトレバー12が第1中間位置Z1にあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0000000」の場合は、Nと判定する。
(3)、シフトレバー12がRレンジにあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0011100」の場合は、Rと判定する。
(4)、シフトレバー12が第2中間位置Z2にあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0000000」の場合は、Nと判定する。
(5)、シフトレバー12がNレンジにあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「1000000」の場合は、Nと判定する。
(6)、シフトレバー12が第3中間位置Z3にあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0000000」の場合は、Nと判定する。
(7)、シフトレバー12がDレンジにあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0100110」の場合は、Dと判定する。
(8)、シフトレバー12が第4中間位置Z4にあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0100111」の場合は、Dと判定する。
(9)、シフトレバー12が第5中間位置Z5にあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0110111」の場合は、Dと判定する。
(10)、シフトレバー12が第6中間位置Z6にあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0010111」の場合は、前回の判定結果を保持する。
(11)、シフトレバー12が3レンジにあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0010011」の場合は、3と判定する。
(12)、シフトレバー12が第7中間位置Z7にあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0010111」の場合は、前回の判定結果を保持する。
(13)、シフトレバー12が2レンジにあり、ON・OFF信号の組み合わせ配列が「0000111」の場合は、2と判定する。
また、シフト装置8は、シフトポジションの各レンジP、R、N、D、3、2間のON・OFF信号の組み合わせ配列を、以下のように異ならせて設定している。
(1)、Pレンジと隣接したRレンジとは、ON・OFF信号の組み合わせ配列を4つ異ならせて設定している。
(2)、Rレンジと隣接したNレンジとは、ON・OFF信号の組み合わせ配列を4つ異ならせて設定している。
(3)、Nレンジと隣接したDレンジとは、ON・OFF信号の組み合わせ配列を4つ異ならせて設定している。
(4)、Dレンジと隣接した3レンジとは、ON・OFF信号の組み合わせ配列を4つ異ならせて設定している。
(5)、3レンジと隣接した2レンジとは、ON・OFF信号の組み合わせ配列を2つ異ならせて設定している。
このように、手動変速機を自動化した、少なくとも後進用のRレンジ、ニュートラルのNレンジ、前進走行用のDレンジを有する自動変速機6において、RレンジからNレンジヘシフトポジションをシフトした場合には、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が少なくとも3つ以上異なるように設定し、且つ、NレンジからDレンジ、3レンジ、2レンジヘシフトポジションをシフトした場合には、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が少なくとも3つ以上異なるように設定している。また、Pレンジ、3レンジ、2レンジを備えた自動変速機6において、P−Nシフト(PレンジからNレンジヘシフトポジションをシフト、以下同様)、N−Pシフト、Dレンジ、3レンジ、2レンジ間でシフトポジションをシフトした場合には、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が少なくとも2つ以上異なるように設定している。
これにより、このシフト装置8は、第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列により構成したシフトポジション判定信号に基づいて、シフトポジション選択手段10のシフトレバー12により選択されたシフトポジションを判定し、判定されたシフトポジションに対応するギヤポジションに自動変速機6を切換える。
シフトポジション判定信号を構成するシフトポジションスイッチ16の、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の故障時におけるON・OFF信号の組み合わせ配列は、ONの場合を「1」、OFFの場合を「0」とすると、図4〜図17に示す如く構成される。図4〜図17において斜線のスイッチ判定箇所は、図3に示す正常時のスイッチ判定箇所と異なる判定となっていることを示している。なお、以下の(1)〜(14)において、ON故障とはスイッチがON状態となったままの故障を示し、OFF故障はスイッチがOFF状態となったままの故障を示す。
(1)、第1スイッチSW1のON故障時には、図4に示す如く、第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列が、正常時の第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列と同一か、他の故障モードでの第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と異なるため、どの位置でも正常時のスイッチ判定と同一の判定が可能である。
(2)、第1スイッチSW1のOFF故障時には、図5に示す如く、、第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列が、正常時の第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列と同一か、他の故障モードでの第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と異なるため、どの位置でも正常時のスイッチ判定と同一の判定が可能である。
(3)、第2スイッチSW2のON故障時には、図6に示す如く、3レンジ、第7中間位置Z7、2レンジにおいて正常時のスイッチ判定と異なるが、Dレンジとして前進走行可能である。
(4)、第2スイッチSW2のOFF故障時には、図7に示す如く、Pレンジ、第4中間位置Z4において正常時のスイッチ判定と異なる。Pレンジにおいては、第3スイッチSW3のON故障時のNレンジと同じスイッチのON・OFF信号の組み合わせ配列であり、正常時にPレンジとして判定するところをNレンジとして判定するが、自動変速機6の制御上はPレンジ、Nレンジは同等であるため問題はない。第4中間位置Z4については、正常時の2レンジと同じスイッチのON・OFF信号の組み合わせ配列となるが、Dレンジから2レンジヘの直接の移行は通常ありえないことから、引き続きDレンジとして制御することで対応できる。
(5)、第3スイッチSW3のON故障時には、図8に示す如く、2レンジにおいて正常時のスイッチ判定と異なり、Dレンジと判定する。前進走行可能である。
(6)、第3スイッチSW3のOFF故障時には、図9に示す如く、Pレンジ、第6中間位置Z6、第7中間位置Z7において正常時のスイッチ判定と異なる。Pレンジにおいては、第2スイッチSW2のON故障時のNレンジと同じスイッチのON・OFF信号の組み合わせ配列であり、Nレンジとして判定しているが、PレンジとNレンジは制御上同等であり、問題はない。第6中間位置Z6、第7中間位置Z7においては、正常時の2レンジと同じスイッチのON・OFF信号の組み合わせ配列となるが、第6中間位置Z6についてはDレンジから2レンジヘの直接の移行はありえないことから、Dレンジとして制御することで対応可能であり、第7中間位置Z7においては2レンジヘの移行が早まるだけで問題ない。
(7)、第4スイッチSW4のON故障時には、図10に示す如く、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が、正常時の第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と同一か、他の故障モードでの第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と異なるため、どの位置でも正常時のスイッチ判定と同一の判定が可能である。
(8)、第4スイッチSW4のOFF故障時には、図11に示す如く、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が、正常時の第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と同一か、他の故障モードでの第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と異なるため、どの位置でも正常時のスイッチ判定と同一の判定が可能である。
(9)、第5スイッチSW5のON故障時には、図12に示す如く、3レンジ、第7中間位置Z7において正常時のスイッチ判定と異なり、Dレンジと判定するが、前進走行可能である。
(10)、第5スイッチSW5のOFF故障時には、図13に示す如く、第6中間位置Z6、2レンジにおいて正常時のスイッチ判定と異なる。第6中間位置Z6においては、正常時の3レンジの第1〜第7スイッチSW1〜SW7のON・OFF信号の組み合わせ配列と同じであり、3レンジとして判定しているが、Dレンジと3レンジの中間位置であり、3レンジとして判定されるのが早まるだけで問題はない。2レンジにおいては、3レンジで前進走行可能である。
(11)、第6スイッチSW6のON故障時には、図14に示す如く、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が、正常時の第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と同一か、他の故障モードでの第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と異なるため、どの位置でも正常時のスイッチ判定と同一の判定が可能である。
(12)、第6スイッチSW6のOFF故障時には、図15に示す如く、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が、正常時の第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と同一か、他の故障モードでの第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と異なるため、どの位置でも正常時のスイッチ判定と同一の判定が可能である。
(13)、第7スイッチSW7のON故障時には、図16に示す如く、第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列が、正常時の第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と同一か、他の故障モードでの第1〜第7スイッチSW1〜SW7の組み合わせ配列と異なるため、どの位置でも正常時のスイッチ判定と同一の判定が可能である。
(14)、第7スイッチSW7のOFF故障時には、図17に示す如く、第7中間位置Z7、2レンジにおいて、正常時のスイッチ判定と異なり、Dレンジと判定する。前進走行は可能である。
これにより、このシフト装置8は、第1〜第7スイッチSW1〜SW7のうち1つにON状態、あるいはOFF状態の故障が発生した場合でも、選択されたシフトポジションを正確に認識でき、しかも、冗長化のためにスイッチをすべて二重に設置した場合と比べて、スイッチ数の増加を抑えることができる。
このため、このシフト装置8は、シフトポジションの正確な認識により、運転者が選択したシフトポジションに対応するギヤポジションに自動変速機6を確実に切換えることができ、運転者の意図しない方向に車両が進んだり、走行不能に陥いることを防止することができ、また、スイッチを二重に設けることなくシフトポジションを正確に認識することができ、コスト高となることがなく、コスト面で有利である。
この発明の車両用自動変速機のシフト装置は、どれか1つのスイッチがON状態、あるいはオフ状態で故障している場合でも、選択されたシフトポジションを正確に認識することが可能となり、シフトポジションを正確に認識して自動変速機のギヤポジションを確実に切換えることができる。
この発明の実施例を示す車両用自動変速機のシフト装置の制御ブロック図である。 シフトポジションとスイッチの組み合わせとの構成を示す図である。 正常時のスイッチの組み合わせによる判定を示す図である。 第1スイッチのON故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第1スイッチのOFF故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第2スイッチのON故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第2スイッチのOFF故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第3スイッチのON故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第3スイッチのOFF故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第4スイッチのON故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第4スイッチのOFF故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第5スイッチのON故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第5スイッチのOFF故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第6スイッチのON故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第6スイッチのOFF故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第7スイッチのON故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 第7スイッチのOFF故障時の組み合わせによる判定を示す図である。 従来例を示すシフトポジションとスイッチとの構成を示す図である。
符号の説明
2 内燃機関
4 発進クラッチ
6 自動変速機
8 シフト装置
10 シフトポジション選択手段
12 シフトレバー
14 シフトポジション
16 シフトポジションスイッチ
18 制御手段
32 ギヤポジション切換手段
40 シフトポジション判定手段
42 ギヤポジション切換指示手段

Claims (2)

  1. 自動変速機のギヤポジションに対応するシフトポジションを選択するシフトポジション選択手段と、このシフトポジション選択手段により選択されたシフトポジションを複数のスイッチのON・OFF信号の組み合わせにより構成したシフトポジション判定信号に基づいて判定するシフトポジション判定手段と、このシフトポジション判定手段により判定されたシフトポジションに対応するギヤポジションに前記自動変速機を切換えるギヤポジション切換手段とを備え
    Rレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列は、Nレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列に対して、少なくとも3つ以上異ならせて設定し、且つNレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列は、前進用の複数のレンジに対応するシフトポジションのシフトポジション判定信号を構成する複数のON・OFF信号の組み合わせ配列に対して、少なくとも3つ以上異ならせて設定した車両用自動変速機のシフト装置において、
    前記シフトポジション選択手段の各シフトポジションの間に中間位置を設け、
    前記シフトポジション判定手段は、複数のスイッチのON・OFF信号の組み合わせ配列により各中間位置でのシフトポジションを判定し、かつ前進用の複数のレンジに対応するシフトポジションの間の中間位置のうち、Dレンジに対応するシフトポジションに隣接する中間位置ではDと判定する中間位置を有するとともに、Dレンジ以外の前進用のレンジに対応するシフトポジションに隣接する中間位置では前回の判定結果となるシフトポジションを保持するよう判定する中間位置を有することを特徴とする車両用自動変速機のシフト装置。
  2. 複数のスイッチのいずれか一つが故障した際には、駐車用のPレンジと後進用のRレンジとニュートラル用のNレンジの間の中間位置ではNレンジと判定する一方、前進用の複数のレンジの間の中間位置ではいずれかの前進用のレンジと判定するように複数のスイッチのON・OFF信号の組み合わせ配列を設定することを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機のシフト装置。
JP2003338052A 2003-09-29 2003-09-29 車両用自動変速機のシフト装置 Expired - Fee Related JP4548573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003338052A JP4548573B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 車両用自動変速機のシフト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003338052A JP4548573B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 車両用自動変速機のシフト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005104219A JP2005104219A (ja) 2005-04-21
JP4548573B2 true JP4548573B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=34533695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003338052A Expired - Fee Related JP4548573B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 車両用自動変速機のシフト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4548573B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077845A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Fujitsu Ten Ltd 演算処理装置、演算処理方法、エンジン制御装置及びエンジン制御方法
JP4919081B2 (ja) * 2007-11-15 2012-04-18 スズキ株式会社 自動変速機のシフト操作装置
EP2730819B1 (en) * 2011-07-05 2017-01-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift sensor and vehicle provided with said shift sensor
JP5777116B2 (ja) * 2013-02-08 2015-09-09 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフトDaimler AG 機械式自動トランスミッション装置
JP2016164010A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 株式会社富士通ゼネラル 車載カメラシステム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000145935A (ja) * 1998-11-06 2000-05-26 Toyota Motor Corp シフトレバーの操作位置検出装置
JP2000179660A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Honda Motor Co Ltd 自動変速機用セレクトレバーのポジションスイッチ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61157441A (ja) * 1984-12-29 1986-07-17 Isuzu Motors Ltd 自動変速装置
JPH0533820Y2 (ja) * 1986-08-05 1993-08-27
JPH03282056A (ja) * 1990-03-29 1991-12-12 Mazda Motor Corp 車両用自動変速機の操作装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000145935A (ja) * 1998-11-06 2000-05-26 Toyota Motor Corp シフトレバーの操作位置検出装置
JP2000179660A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Honda Motor Co Ltd 自動変速機用セレクトレバーのポジションスイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005104219A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3716837B2 (ja) シフトバイワイヤ式自動変速機のレンジ選択装置
JP4320647B2 (ja) 車両制御システム
US8620542B2 (en) Vehicle shift control apparatus
EP1826464A2 (en) Control apparatus and control method for vehicle having a twin clutch type automatic transmission
US8548696B2 (en) Shift-by-wire selector control system for a motor vehicle transmission
US8359135B2 (en) Control apparatus for automatic transmission
JP2000130573A (ja) 車両用変速機
JPH0640272A (ja) エンジン・自動変速機の制御装置
JP4548573B2 (ja) 車両用自動変速機のシフト装置
JP4650355B2 (ja) 車両のシフト制御装置
JP3994463B2 (ja) 車両駆動システム制御装置
US11536365B2 (en) Malfunction location detection device for automatic transmission, and automatic transmission provided with same
JP5040467B2 (ja) 自動変速機の制御装置及び制御方法
JP4671162B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3582431B2 (ja) 自動変速機の選択レンジ切り換え制御装置
JP2792680B2 (ja) シフトレバー位置検出手段の故障検出装置
JP2004353827A (ja) 車両用自動変速機のシフト装置
JP4310985B2 (ja) 変速制御装置
JP4775619B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2005337479A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3050211B2 (ja) 自動変速機のインヒビタスイッチ
JP3746343B2 (ja) 自動変速機制御装置
JP4296597B2 (ja) 自動変速機の診断装置
JP2006057695A (ja) 非常用変速装置
JP2002213600A (ja) 自動変速装置におけるフェール制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100629

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4548573

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140716

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees