JP2016164010A - 車載カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】車載カメラへの電源供給開始から映像信号出力までに要する時間の短縮をはかる。【解決手段】車載カメラシステム10は、車載カメラ(リアカメラ13)と、車載カメラに電源供給を行う電源回路部102と、車両のシフトポジションが、ドライブからニュートラルに切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらずパーキングに切り替わったことを検出したときに、電源回路部を制御して電源供給を開始する制御部100と、を備える。制御部は、ドライブとニュートラルとの中間点を検出したとき、または、パーキングとリバースとの中間点を検出したときに電源供給を開始してもよい。【選択図】図1
Description
本発明は、車載カメラシステムに関する。
車両に搭載されるリアカメラは、オートマチックトランスミッションのシフトレバーのシフトポジションが、「リバースポジション(後退)」に切り替わったことが検知されることで電源供給が開始され、車両後方の撮像を開始することができる。通常、電源供給開始から車両後方の映像が出力(表示)されるまでに要する時間は0.5秒程度であり、この起動時間の短縮が望まれている。
例えば、特許文献1に、エンジン始動と同時に、バックカメラ(リアカメラ)に電源を投入し、車両が一定速度で一定距離を走行したときに電源を切断することで、シフトレバーがリバースポジション切り替えられる前にバックカメラの電源を投入される様にし、画像が出力されるまでの時間短縮をはかる技術が記載されている。
特許文献1に開示された技術によれば、エンジン始動時以外の、例えば、通常走行からバック走行に切り替わるときに、リアカメラはシフトレバーがリバースポジションに切り替えられたことと連動して電源供給されるため起動時間の短縮ができない。通常バック走行を行うとき、通常走行からバック走行に切り替わるシーンが多いと考えられるため、依然として問題は解決されていない。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、車載カメラへの電源供給開始から映像信号出力までに要する時間の短縮をはかった車載カメラシステムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の車載カメラシステムは、車載カメラと、
前記車載カメラに電源供給を行う電源回路部と、
前記車載カメラへの電源供給の開始及び停止の制御を前記電源回路部に対して行う制御部とを備え、前記制御部が前記車載カメラが搭載された車両のシフトレバーのシフトポジションが、ドライブからニュートラルに切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらずパーキングに切り替わったことを検出したとき、前記制御部は前記電源回路部から前記車載カメラへの電源供給を開始することを特徴とする。
前記車載カメラに電源供給を行う電源回路部と、
前記車載カメラへの電源供給の開始及び停止の制御を前記電源回路部に対して行う制御部とを備え、前記制御部が前記車載カメラが搭載された車両のシフトレバーのシフトポジションが、ドライブからニュートラルに切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらずパーキングに切り替わったことを検出したとき、前記制御部は前記電源回路部から前記車載カメラへの電源供給を開始することを特徴とする。
また、本発明の車載カメラシステムは、車載カメラと、前記車載カメラへ電源供給を行う電源回路部と、前記電源回路部に前記車載カメラへの電源供給を開始及び停止させる制御を行う制御部とを備え、車両のシフトポジションが、ドライブとニュートラルとの中間点を検出したとき、または、パーキングとリバースとの中間点を検出したとき、前記制御部は前記電源回路部から前記車載カメラへの前記電源供給を開始することを特徴とする。
本発明において、前記制御部は、前記車両のシフトポジションが、前記パーキングまたは前記ニュートラルから前記リバースに一定時間切り替えが無いことを検出したときに、前記電源供給を停止させることを特徴とする。
本発明において、前記制御部は、コントロールエリアネットワーク(以下CAN(Control Area Network)とも言う)経由で取得されるトランスミッション系の信号から前記シフトポジションの切り替えを検出することを特徴とする。
本発明によれば、車載カメラへの電源供給開始から映像信号出力までに要する時間の短縮をはかった車載カメラシステムを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態と言う)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
(実施形態の構成)
図1は、本実施形態に係る車載カメラシステム10が搭載される車両の電装系の接続構成が示されている。図1に示すように、車両には、複数の電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、これらECUは、CANによる車載LANを介して接続され、ECU間で双方向にデータ通信を行う協調制御を実現している。なお、CANとは、車載機器間の通信技術として開発され、ISO(国際標準化機構)により規格化されたバス型のネットワーク通信規格(ISO11898またはISO11519)である。
図1は、本実施形態に係る車載カメラシステム10が搭載される車両の電装系の接続構成が示されている。図1に示すように、車両には、複数の電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、これらECUは、CANによる車載LANを介して接続され、ECU間で双方向にデータ通信を行う協調制御を実現している。なお、CANとは、車載機器間の通信技術として開発され、ISO(国際標準化機構)により規格化されたバス型のネットワーク通信規格(ISO11898またはISO11519)である。
車両には、ECUとして、例えば、エンジン系の制御を行うエンジンECU、トランスミッション系の制御を行うトランスミッション系ECU、ブレーキ操作に応じた制御およびアンチロックブレーキ等の制動力制御を行う制動系ECU、空調の他、ナビゲーション装置、車載カメラ等、車載機器の制御を行う電装系のECU等が搭載されている。ここでは、ECUとして、車載カメラシステム10,トランスミッション系ECU11のみが例示されており、他は、総称してその他ECU12として示してある。ECU10,11,12は、CANバス14に接続され、車載カメラシステム10には更に車載カメラとしてリアカメラ13が接続されている。このリアカメラ13はここでは、車両後方の映像を撮影して車載カメラシステム10に映像信号を出力するものである。
上記構成において、車載カメラシステム10は、トランスミッション系ECU11において、シフトレバーのシフトポジションが、「ドライブ」から「ニュートラル」に切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらず「パーキング」に切り替わったことを検出したときに、リアカメラ13に電源供給を開始する制御を行う。また、シフトポジションが「ドライブ」から「ニュートラル」に切り替わる中間点(例えば、「ドライブ」と「ニュートラル」の間にシフトポジションが位置している)を検出したとき、または、「パーキング」から「リバース」に切り替わる中間点を検出したときにリアカメラ13に電源供給を開始してもよい。
また、車載カメラシステム10は、シフトポジションが、「パーキング」または「ニュートラル」から「リバース」に一定時間切り替えが無いことを検出したときに、電源供給を切断する制御を行う。これらの制御は、車載カメラシステム10が、CAN14経由で取得されるトランスミッション系(トランスミッションECU11)の信号からシフトポジションの切り替えを検出し、リアカメラ13に対して電源ON/OFF信号が供給することにより実行される。尚、シフトレバーのシフトポジションである「パーキング」は車両を駐車するときに車の移動をさせないポジションであり、「ドライブ」は車両を前進させるポジションであり、「ニュートラル」はエンジンの駆動力の車輪への伝達を切り離すポジションであり、「リバース」は車両を後退させるポジションである。これら各ポジションが車の前方から順に「パーキング」、「ドライブ」、「ニュートラル」、「リバース」の順に並んでおり、シフトレバーはこの間を遷移する。このシフトレバーとシフトポジションとの関係は、車速やエンジンの回転数に応じて変速比を自動的に切り替えるオートマチックトランスミッション(自動変速機)の場合である。
図2に、本実施形態に係る車載カメラシステム10の内部構成が示されている。図2によれば、本実施形態に係る車載カメラシステム10は、制御部100と、CANバスD/R(ドライバ/レシーバ)101と、電源回路部102とを含み構成される。
CANバスD/R101は、CANバス14と車載カメラシステム10の制御部100との間のインタフェースであり、両者でデータ通信を行う際に使用されるアドレス、データ等の各信号の増幅を行うドライバ/レシーバである。電源回路部102は、制御部100により制御され、リアカメラ13が動作に必要とする電源容量を持つ電源と、電源のリアカメラ13への供給、停止を行うスイッチとを含む。なお、電源回路部102は、図示省略したナビゲーション装置が持つ電源と共用してもよい。
制御部100は、CANバス14,CANバスD/R101を介してトランスミッション系ECU11から出力されるシフトレバーがどのシフトポジションにあるかを示すシフトポジション信号が、「ドライブ」から「ニュートラル」に切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらず「パーキング」に切り替わったことを検出したときに電源回路部102に対し、リアカメラ13に電源供給を開始する制御を行う。また、シフトレバーのシフトポジションが「ドライブ」から「ニュートラル」に切り替わる中間点を検出したとき、または、「パーキング」から「リバース」に切り替わる中間点を検出したときにリアカメラ13に電源供給を開始してもよい。
また、制御部100は、シフトポジションが、「パーキング」または「ニュートラル」から「リバース」に一定時間切り替えが無いことを検出したときに、電源回路部102に対し、リアカメラ13の電源供給を切断する制御を行う。なお、制御部100には、リアカメラ13から車両後方の撮影画像(映像信号)が供給され、その撮影画像は、制御部100に接続される表示部103に表示される。ここでは、表示部103は、図示を省略したナビゲーション装置が持つ、例えば、LCD(Liquid Crystal Dsplay)モニタを使用するものとし、CANバス14経由で取得される前述のシフトポジション信号により、モニタ画面(ナビゲーション映像)とカメラ画面(撮影画像)とが切り替え表示されるものとする。
(実施形態の動作)
図3は、本実施形態に係る車載カメラシステム10の動作を従来例と対比して示した動作タイミング図である。
図3は、本実施形態に係る車載カメラシステム10の動作を従来例と対比して示した動作タイミング図である。
図3において、横軸は、時間を示し、縦軸は、上から順に、(a)車両のシフトポジション、(b)リバース連動時のカメラ電源ON/OFF(従来)、(c)カメラ/映像出力(従来)、(d)カメラ電源ON/OFF(本実施形態)、(e)カメラ/映像出力(本実施形態)、(f)モニタ表示切り替えタイミング(従来例・本実施形態)のそれぞれを示す。
以下、車両のシフトポジションが、「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わったとき、またはその中間点を検出したときにリアカメラ13の電源供給を開始するケースを実施例1とし、「パーキング(P)」から「リバース(R)」に切り替わる中間点を検出したときにリアカメラ13の電源供給を開始するケースを実施例2として詳細説明を行う。
<実施例1>
以下、図3のタイミング図を参照しながら、実施例1の車載カメラシステム10の動作を従来例と比較しながら説明する。
以下、図3のタイミング図を参照しながら、実施例1の車載カメラシステム10の動作を従来例と比較しながら説明する。
図3(a)、(b)に示すように、従来は、「ニュートラル(N)」から「リバース(R)」へのシフトポジションの切り替えを検出したタイミングでリアカメラ13のカメラ電源をONしており、その結果、図3(c)に示すように、運転者がシフトポジションを「リバース」に入れてから(リアカメラに電源の供給を開始してから)リアカメラ13の起動に0.4〜0.5秒を要し、車両後方の撮像画像を映像出力していた。これに対し、本実施形態に係る車載カメラシステム10は、図3(a)(d)に示すように、「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」へシフトポジションの切り替えを検出したタイミング(図中、一点鎖線で示す)で、あるいは、「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わる中間点を検出したタイミング(図中、太実線で示す)でカメラ電源をONしている。図3(c)と図3(e)を比較すると、従来の映像出力のタイミング(太点線で示すリバース検出から0.4〜0.5秒後)に対し、本実施例で示す映像出力のタイミング(太実線で示す「ドライブ」と「ニュートラル」の中間点から0.4〜0.5秒後)となっており、映像出力のタイミングが早まっていることが分かる。
このため、本実施形態に係る車載カメラシステム10は、制御部100が、CANバス14,CANバスD/R101を介してミッションECU11から出力されるシフトポジション信号が「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わったことを示したとき、または、「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わる中間点を示したときに、制御部100は電源回路部102に対し、リアカメラ13に電源供給を開始する制御を行う。但し、図3(f)に示すように、表示部103へのカメラ画像表示への切り替えは、「リバース(R)」を検出したタイミングとする。これは、運転者は、車両がバック走行時以外のタイミングではナビゲーション画面を必要とする理由による。
なお、制御部100は、シフトポジションが、「パーキング(P)」または「ニュートラル(N)」から「リバース(R)」に一定時間(例えば1分間)切り替えが無いことを検出したときに、電源回路部102を制御してリアカメラ13への電源供給を切断する。また、シフトポジションが「ドライブ(D)」に切り替わってから、例えば、1分以上経過後等のように、時間監視を行なうことで、ハンドル切り返し毎にリアカメラ13の電源ON/OFFが繰り返される事を回避することも可能である。
なお、実施例1では、シフトポジションが「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わったことを検出したとき、またはその中間点を検出したときにリアカメラ13の電源供給を開始することとしたが、直前のシフトポジションにかかわらず「パーキング(P)」に切り替わったことを検出したときに電源供給を開始しても同様の効果が得られる。
上記した実施例1によれば、制御部100は、車両のシフトポジションが、「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わったとき、またはその中間点を検出したとき、もしくは、直前のシフトポジションにかかわらず「パーキング(P)」に切り替わったときにリアカメラ13の電源供給を開始することにより、映像出力開始に要する時間が短縮され、車両のシフトポジションがリバースポジション(R)に切り替わった直後に後方視界の監視が可能になる。
<実施例2>
図4に、実施例2の車載カメラシステム10の動作タイミングを示す。実施例1同様、横軸は、時間を示し、縦軸は、上から順に、(a)シフトポジション、(b)カメラ電源ON/OFF、(c)カメラ/映像出力、(d)モニタ切り替えタイミングを示す。以下、図4のタイミング図を参照しながら、実施例2の車載カメラシステム10の動作について詳細に説明する。
図4に、実施例2の車載カメラシステム10の動作タイミングを示す。実施例1同様、横軸は、時間を示し、縦軸は、上から順に、(a)シフトポジション、(b)カメラ電源ON/OFF、(c)カメラ/映像出力、(d)モニタ切り替えタイミングを示す。以下、図4のタイミング図を参照しながら、実施例2の車載カメラシステム10の動作について詳細に説明する。
図4(a)(b)に示すように、実施例2は、シフトポジションが、「パーキング(P)」から「リバース(R)」に切り替わる中間点を検出したタイミング(図中、太実線で示す)でカメラ電源をONする例であり、図4(c)に示すように、0.4〜0.5秒のカメラ起動時間を経て映像信号出力を行っている。なお、図4(d)に示すように、モニタ表示切替えタイミングは、実施例1同様、「リバース(R)」を検出したタイミングとする。
このため、車載カメラシステム10の制御部100は、CANバス14,CANバスD/R101を介してミッションECU11から出力されるシフトポジション信号が、「パーキング(P)」から「リバース(R)」に切り替わる中間点を示したときに、電源回路部102を制御してリアカメラ13に電源供給を開始する制御を行う。但し、図4(d)に示すように、表示部103へのカメラ画像表示への切り替えは、「リバース(R)」を検出したタイミングとする。
なお、実施例1同様、制御部100は、シフトポジションが、「パーキング(P)」または「ニュートラル(N)」から「リバース(R)」に一定時間(例えば1分間)切り替えが無いことを検出したときに、電源回路部102を制御してリアカメラ13への電源供給を切断する。また、シフトポジションが「ドライブ(D)」に切り替わってから1分以上経過後等のように、時間監視を行なうことで、ハンドル切り返し毎の電源OFFを回避することも可能である。
上記した実施例2によれば、制御部100は、車両のシフトポジションが、「パーキング(P)」から「リバース(R)」に切り替わる中間点を検出したときに、リアカメラ13の電源供給を開始することで映像出力開始が早まり、車両が「リバース(R)」に切り替わった直後に後方視界の監視が可能になる。図4(a)に太点線で示すように、「ニュートラル(N)」から「リバース(R)」へシフトポジションの切り替えを検出したタイミングでリアカメラ13のカメラ電源をONしていた従来例と比較して映像出力のタイミングが早まり、見かけ上の起動時間が速くなる。
(実施形態の効果)
以上説明のように本実施形態に係る車載カメラシステム10によれば、制御部100が、車両のシフトポジションにおいて、シフトポジションが「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらず「パーキング(P)」に切り替わったことを検出したときに制御部100が電源回路部102を制御してリアカメラ13への電源供給を開始することにより、あるいは、「ドライブ」から「ニュートラル」に切り替わる中間点を検出したとき、または、「パーキング」から「リバース」に切り替わる中間点を検出したときに、電源供給を開始する制御を行うことで、映像信号出力のタイミングが早まり、「リバース」に切り替わった直後に車両後方視界の監視が可能になる。
以上説明のように本実施形態に係る車載カメラシステム10によれば、制御部100が、車両のシフトポジションにおいて、シフトポジションが「ドライブ(D)」から「ニュートラル(N)」に切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらず「パーキング(P)」に切り替わったことを検出したときに制御部100が電源回路部102を制御してリアカメラ13への電源供給を開始することにより、あるいは、「ドライブ」から「ニュートラル」に切り替わる中間点を検出したとき、または、「パーキング」から「リバース」に切り替わる中間点を検出したときに、電源供給を開始する制御を行うことで、映像信号出力のタイミングが早まり、「リバース」に切り替わった直後に車両後方視界の監視が可能になる。
なお、本実施形態に係る車載カメラシステムによれば、車載カメラとしてリアカメラ13のみ例示したが、サイドカメラ等、車両周辺に搭載された車載カメラであれば同様の制御が可能になり、周辺の視界監視が可能になる。また、本実施形態に係る車載カメラシステム10によれば、シフトポジション信号は、CANバス14経由で取得したが、CANバス14を使用することなく、例えば、ミッション系に実装したセンサ等から直接取得して同様の制御を行ってもよい。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10…車載カメラシステム、11…ミッションECU、12…その他ECU、13…リアカメラ(車載カメラ)、14…CANバス、100…制御部、101…CANバスD/R、102…電源回路部、103…表示部
Claims (3)
- 車載カメラと、
前記車載カメラに電源供給を行う電源回路部と、
前記車載カメラへの電源供給の開始及び停止の制御を前記電源回路部に対して行う制御部とを備え、
前記制御部が前記車載カメラが搭載された車両のシフトレバーのシフトポジションが、ドライブからニュートラルに切り替わったことを検出したとき、または、直前のシフトポジションにかかわらずパーキングに切り替わったことを検出したとき、前記制御部は前記電源回路部から前記車載カメラへの前記電源供給を開始することを特徴とする車載カメラシステム。 - 車載カメラと、
前記車載カメラへ電源供給を行う電源回路部と、
前記電源回路部に前記車載カメラへの電源供給を開始及び停止させる制御を行う制御部とを備え、
車両のシフトポジションが、ドライブとニュートラルとの中間点を検出したとき、または、パーキングとリバースとの中間点を検出したとき、前記制御部は前記電源回路部から前記車載カメラへの前記電源供給を開始することを特徴とする車載カメラシステム。 - 前記制御部は、
前記車両のシフトポジションが、前記パーキングまたは前記ニュートラルから前記リバースに一定時間切り替えが無いことを検出したときに、前記電源供給を停止させることを特徴とする請求項1または2記載の車載カメラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 2015-03-06 JP JP2015044218A patent/JP2016164010A/ja active Pending
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