JP5234309B2 - 変速制御装置 - Google Patents

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この発明は変速機の変速状態を切り換えるアクチュエータを備え、人為的な選択操作の有無に関わらず、変速機の変速状態を所定の状態(パーキングロック)に遷移ないし保持制御することができる変速制御装置に関するものである。
車両に搭載された自動式の変速機の変速装置には、運転者がシフト操作装置のシフトレバーを操作すると、シフトケーブルを介して変速機内のマニュアルバルブが機械的に操作され、変速機のシフトポジションを変更するものがある。
このような機械的にシフトポジションを変更する変速装置に対して、シフト操作装置の操作を電気的に検出し、変速機のシフトポジションをモータ等のアクチュエータにより変更するシフトバイワイヤ式の変速制御装置がある。
特開2003−156140号公報 特開2002−286131号公報
ところで、従来の変速制御装置においては、シフト操作装置のシフトセレクトスイッチからのレンジ切替信号、または変速制御装置により、変速機に組み付けられたアクチュエータ(「ACT」ともいう。)等を動作させてシフトチェンジさせるシフトバイワイヤ式の変速制御装置がある。
そして、このバイワイヤ式の変速制御装置において、上記の特許文献1は、運転者の降車動作を検出し、パーキングレンジ(「Pレンジ」ともいう。)以外の場合に変速機のシフトポジションを自動的にPレンジにシフトチェンジする技術が開示している。
しかし、上記の特許文献1においては、以下の不都合がある。
(1)パーキングブレーキ、運転席ドア、車速、シートベルト等の状態で降車動作を判定しているが、運転者の意思と異なる場合がある。
(2)イグニションスイッチ(「IG−SW」ともいう。)がON状態からOFF状態に選択変更され、かつ、エンジンの非駆動(「OFF」ともいう。)状態時に、変速機のシフトポジションを自動的にPレンジにシフトチェンジするが、エンジンの非駆動状態時にモータを駆動させるため、バッテリの容量低下やバッテリ劣化時には変速機のシフトポジションをPレンジにシフトチェンジできない場合がある。
(3)電気的Pレンジ以外の場合に、変速機のシフトポジションを自動的にPレンジにシフトチェンジするが、機械的にパーキングロックしていない場合がある(シフト(インヒビタ)スイッチ故障、ディテントスプリング力の低下等)。
(4)バッテリ劣化により変速機のシフトポジションをPレンジにシフトチェンジできない状態でバッテリを交換した場合に、起動時はPレンジ以外となり、エンジンを始動するためには一度Pレンジあるいはニュートラルレンジ(「Nレンジ」ともいう。)に操作する必要がある。
また、上記の特許文献2は、アイドリングストップ等でドライブレンジ(「Dレンジ」ともいう。)やリバースレンジ(「Rレンジ」ともいう。)でエンジンが停止する場合に、変速機のシフトポジションを自動的にPレンジにシフトチェンジする技術が開示している。
しかし、上記の特許文献2においては、以下の不都合がある。
(1)エンジンの一時停止時に変速機のシフトポジションを自動的にPレンジにシフトチェンジするため、バッテリの容量低下やバッテリ劣化時には、変速機のシフトポジションをPレンジにシフトチェンジできない場合がある。
この発明は、運転者の意図に沿いつつ、確実にパーキングロック状態に遷移し保持すること、パーキングロック状態等に保持してエンジンを停止・始動するように協調させることを主たる目的とする。
また、その保持を、バッテリの充電状態に依存したり、逆に影響を与えたりしないように実行すること、人為的な選択操作の操作頻度を低減して利便性を向上すること等を目的とする。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、人為的に選択操作可能なシフトセレクトスイッチと、変速機の取りうるシフトポジションを切換可能なアクチュエータと、前記アクチュエータが選択するシフトポジションを対応させるディテント部材と、前記アクチュエータの動作方向の一方をパーキングレンジ選択方向と一致させて端をパーキングレンジとし、シフトセレクトスイッチの選択されたシフトポジションが走行レンジ、ニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかの選択状態である場合も前記アクチュエータを一方の動作方向に合わせて駆動させ、シフトチェンジをするように、このアクチュエータを前記シフトセレクトスイッチの選択状態に応じて駆動制御するシフトチェンジ機能を有する変速制御装置を備え、この変速制御装置が、予め設定した規定条件を満たす場合に、前記変速機のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御するものにおいて、前記変速制御装置は、予め設定した規定条件を満たした後であってイグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作の検知の前に、人為的に選択されたシフトポジションに関わらず前記変速機の目標シフトポジションをパーキングレンジに設定し、前記変速機のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御する際には、エンジンを駆動(ON)状態に保つようエンジン制御装置を駆動し、前記イグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作が検出された後、前記変速機のシフトポジションをパーキングレンジにシフトチェンジをし、このシフトチェンジの後にエンジンを停止するように制御することを特徴とする。
この本発明によれば、車両の電源停止、エンジンの停止の際に、適したパーキングレンジへのシフトチェンジを迅速に実現できる。
操作者への操作要求を必要としないので、操作頻度を低減でき、操作性が向上する。
仮に、シフトセレクトスイッチが故障を起こしても、イグニションスイッチの操作によって、走行レンジで保持しないようにできる。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図13はこの発明の実施例を示すものである。
図2において、1はシフトバイワイヤ式の変速制御装置、2はシフトセレクトスイッチ(「シフトセレクトSW」ともいう。)、3は車両に搭載された自動式の変速機(「AT」ともいう。)である。
この変速機3は、ミッションギヤを切り替えて変速するものであり、シフトポジションとして、例えば、パーキングレンジ(「Pレンジ」ともいう。)、ニュートラルレンジ(「Nレンジ」ともいう。)、リバースレンジ(「Rレンジ」ともいう。)、ドライブレンジ(「Dレンジ」ともいう。)、3速レンジ、2速レンジ、ローレンジ(「Lレンジ」ともいう。)等を有している。
そして、前記変速機3は、この変速機3のシフトポジションの切換可能なアクチュエータ(「ACT」ともいう。)4を備えている。
また、前記アクチュエータ4は、モータ5とマニュアルシフトシャフト6とギヤ機構(図示せず)と角度センサ(図示せず)を備えている。
このとき、前記アクチュエータ4は、前記マニュアルシフトシャフト6をモータ5で回転させ、回転角度信号を出力する。
つまり、前記アクチュエータ4は、マニュアルシフトシャフト6の回転角度情報である回転角度信号を、前記変速制御装置1の後述するシフト制御手段8に出力する。
なお、回転角度信号としては、マニュアルシフトシャフト6の回転角度情報以外にも、モータ5の出力軸及び減速ギヤの回転角度でも同様に対応可能である。
また、マニュアルシフトシャフト6は、前記変速機3内部の後述するディテント部材20に連結し、回転することでシフトポジションをシフトチェンジするシャフトである。
更に、前記マニュアルシフトシャフト6にシフト(インヒビタ)スイッチ(「シフト(インヒビタ)SW」ともいう。)7を設けている。
このシフト(インヒビタ)スイッチ7は、前記マニュアルシフトシャフト6の回転に同期して回転し、各シフトポジション信号を出力する。
つまり、シフト(インヒビタ)スイッチ7は、現在のシフトポジション信号を前記変速制御装置1のシフト制御手段(「シフトECU」ともいう。)8と、変速機制御手段(「AT制御ECU」ともいう。)9とに出力する。
また、前記変速機3のシフトポジションをシフトチェンジする前記変速制御装置1がある。
この変速制御装置1は、シフト制御手段8と、変速機制御手段9とを備えている。
このとき、前記シフト制御手段8は、前記シフトセレクトスイッチ2の出力信号に応じて、変速機3のシフトポジションをシフトチェンジするようにアクチュエータ4を動作させる。
つまり、換言すれば、前記シフトセレクトスイッチ2からの信号により目標シフトポジションを設定し、アクチュエータ4を制御してシフトチェンジを行う。
また、前記変速機制御手段9は、前記シフトセレクトスイッチ2からの信号により、変速機3内部の油圧回路の切替を行うシフトソレノイド10を制御してシフトチェンジを行い、シフトポジション情報を送信する。
前記シフトセレクトスイッチ2は、レバー等を操作することで、運転者が要求するシフト要求信号PRNDを出力するものであり、前記変速機3の各シフトポジションに対応した、パーキングレンジ位置、ニュートラルレンジ位置、リバースレンジ位置、ドライブレンジ位置、3速レンジ位置、2速レンジ位置、ローレンジ位置等を、運転者が人為的に選択操作可能である。
なお、リバースレンジ位置やドライブレンジ位置からなる走行レンジにおいては、MレンジやSレンジ、Hレンジ等の異なる走行モードの場合も考えられる。
そして、前記シフトセレクトスイッチ2を前記変速制御装置1のシフト制御手段8に接続して設ける。
更に、前記変速制御装置1は、前記アクチュエータ4を前記シフトセレクトスイッチ2の選択状態に応じて駆動制御するシフトチェンジ機能を有している。
そして、前記前記変速制御装置1には、車両用制御装置(「車両ECU」ともいう。)11とメータ制御装置(「コンビネーションメータ」ともいう。)12とエンジン制御装置(「エンジンECU」ともいう。)13と表示装置(「インフォメーションDISP」ともいう。)14とが車両LAN(「CAN」ともいう。)15によって接続され、相互通信している。
前記車両用制御装置11には、イグニションスイッチ(「IG−SW」ともいう。)16とパーキングブレーキ17とが接続される。
このとき、前記車両用制御装置11は、以下の機能を有している。
(1)イグニションスイッチ16からの信号等により、電源状態(IG−OFF、ON、ACC)を切り替える。
(2)パーキングブレーキ17状態を送信する。
(3)電子(リモコン)キー18との通信を行い、ドア開閉等を行う。
また、前記イグニションスイッチ16は、「OFF」や「ACC」、「ON」、「ST」などの電源状態の切替信号を出力する。
前記パーキングブレーキ17は、駐車時に、手動式あるいは電動式によって、後輪にブレーキをかける。
更に、前記電子(リモコン)キー18は、ドア開閉やキーコード送信を行うリモコンである。
また、前記メータ制御装置12は、図示しないシフトインジケータやシフト警告灯、警報ブザー等を制御する。
更に、前記エンジン制御装置13は、エンジン制御を行い、車両情報を送信する。
前記表示装置14は、前記シフト制御手段8あるいは車両用制御装置11等からの要求により、必要なインフォメーション表示を行う。
なお、この表示装置14は、図示しないナビゲーション装置との兼用も可能である。
符号19は、前記変速制御装置1のシフト制御手段8に接続され、電源を供給するバッテリである。
そして、前記変速制御装置1は、予め設定した規定条件を満たす場合に、前記変速機3のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御するべく機能する。
このとき、前記変速制御装置1は、イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作の検知を含む予め設定した規定条件を満たす場合に、人為的に選択されたシフトポジションに関わらず前記変速機3の目標シフトポジションをパーキングレンジとするように制御する構成とする。
詳述すれば、予め設定した規定条件としては、上記のイグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する以外にも、以下の項目を有している。
(1)車速=0km/h(停車)
(2)イグニションスイッチ16 ON
(3)エンジン 駆動(ON)状態
(4)ブレーキ(あるいはパーキングブレーキ17) ON
なお、上記の(1)〜(4)までの項目において、4項目が全て成立する場合のみでなく、項目を自由に選択あるいは追加する変更を行うことが可能である。
そして、予め設定した規定条件を満たす場合には、前記シフトセレクトスイッチ2からの信号により人為的に選択されたシフトポジションに関わらず、前記変速制御装置1によって、前記変速機3の目標シフトポジションをパーキングレンジとするように制御するものである。
また、前記アクチュエータ4に、選択するシフトポジションを対応させるディテント部材20を設けるとともに、前記アクチュエータ4の動作方向の一方をパーキングレンジ選択方向と一致させて端をパーキングレンジとし、シフトセレクトスイッチ2の選択されたシフトポジションが走行レンジ、ニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかの選択状態である場合も前記アクチュエータ4を一方の動作方向に合わせて駆動する。
つまり、前記変速機3の実動作を決めるシフトポジションを選択するよう駆動する前記アクチュエータ4に、選択するシフトポジションを対応させるディテント部材20を設けるものである。
そして、このディテント部材20は、図3に示す如く、カム部を備えたプレート21と、図示しないディテントスプリングの先端部位に位置し、前記プレート21と係合する可動ピン22との組み合わせからなる。
追記すれば、図3において、線分Lは、パーキングレンジ範囲とリバースレンジ範囲との境界線である。
角度aは、通常操作時に前記モータ5が停止する角度であり、ずれを含む最もリバースレンジ側の角度である。
角度bは、モータ5の停止後、ディテントスプリングにより引き込み停止となる角度であり、パーキングレンジの中心部位である。
角度cは、パーキングレンジ側の壁部である端23にディテントスプリング先端部位の可動ピン22が接触する角度であり、パーキングレンジの限界である。
符号24は、前記プレート21において、境界線Lよりもリバースレンジ範囲側に形成されるカム面である。
なお、パーキングレンジ時でも前記モータ5をONする理由としては、電気的にパーキングレンジであっても、前記シフトセレクトスイッチ2の信号や回転角度信号と実際のディテント回転角度とのずれ増加による回転角度信号異常、ディテントスプリングのスプリング力の低下などにより、機械的にパーキングロックする角度まで到達していない場合があるためである。
この機械的にパーキングロックする角度まで到達していない場合としては、例えば、図3の角度a部位から境界線L部位までの角度で停止した状態などがである。
また、前記アクチュエータ4の動作方向の一方を、図3に示す如く、パーキングレンジ選択方向と一致させて、可動範囲を決める両端のうち一方の端23をパーキングレンジとする。
更に、前記変速制御装置1は、シフトセレクトスイッチ2によって選択されたシフトポジションが走行レンジ、ニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかの選択状態である場合も、前記アクチュエータ4を一方の動作方向に合わせて駆動する。
これにより、前記ディテント部材20に設けられたパーキングレンジ側の壁部であり、かつ、移動規制部として機能する端23によって、機械的に動作を規制することができる。
更に、前記変速制御装置1は、前記変速機3のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御する際には、エンジンを駆動(ON)状態に保つよう前記エンジン制御装置13を駆動する。
そして、イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作が、前記車両用制御装置11によって検知されている場合には、一旦エンジンを停止させずに保持した後に、エンジンを停止するように制御する。
この保持の最中に、前記アクチュエータ4を駆動し、シフトポジションをパーキングに変更する。
なお、エンジン駆動保持の時間は、切替が完了したことを検知するまで行うようにすれば良いが、タイマを用いて十分な見込み時間を設定して実現するようにしても良い。
更にまた、前記車両用制御装置11により、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作の検知がある場合、かつ、前記シフトセレクトスイッチ2の選択されたシフトポジションがニュートラルレンジ、パーキングレンジ以外のレンジを選択した状態である場合には、前記変速制御装置1は、前記アクチュエータ4を、選択するシフトポジションをニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかとするように制御する。
このとき、人為的なシフトセレクトスイッチ2の操作を伴わなくとも、アクチュエータ4の動作によって置かれた変速機3状態、すなわち、ニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかに応じて、エンジンの始動を許可するように制御する。
また、前記シフトセレクトスイッチ2の選択されたシフトポジションがニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかを選択した状態である場合にも、エンジンの始動を許可する。
次に、図4の通常操作時のシフトチェンジ用フローチャートに沿って、作用を説明する。
通常操作時のシフトチェンジ用、つまりD操作時用プログラムがスタート(101)すると、前記シフトセレクトスイッチ2からドライブレンジへの操作によるシフト要求信号Dが出力される処理(102)に移行する。
この処理(102)によるシフト要求信号Dを前記変速制御装置1のシフト制御手段8が受信し、受信後に、このシフト制御手段8が目標シフトポジションDの有効・無効の判定を実施する処理(103)に移行する。
処理(103)における判定において、目標シフトポジションDが有効の時には、前記アクチュエータ4内部のモータ5を制御して、前記マニュアルシフトシャフト6を回転させ、前記変速制御装置1のシフト制御手段8からの回転角度信号により目標シフトポジションDにシフトチェンジする処理(104)に移行する。
そして、前記シフト(インヒビタ)スイッチ7は、前記マニュアルシフトシャフト6の回転に同期して、前記変速制御装置1の変速機制御手段9にシフトレンジ信号を出力する処理(105)に移行する。
この処理(105)によってシフトレンジ信号を出力された際には、前記変速機制御手段9がシフトレンジ信号を入力した後に、前記変速機3内部のシフトソレノイド10を制御して、油圧回路を切替え、シフトチェンジを完了させ、現在のシフトポジション情報を前記メータ制御装置12に送信する処理(106)に移行する。
そして、この処理(106)によって現在のシフトポジション情報が出力された際には、前記メータ制御装置12がシフトポジション情報を受信し、シフトインジケータ「D」を表示する処理(107)に移行する。
また、図5の通常時の前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際の制御用フローチャートに沿って、作用を説明する。
通常時のイグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際の制御用、つまり停車用プログラムがスタート(201)すると、ブレーキペダルの踏み込み判定のための処理(202)に移行する。
そして、この処理(202)において、ブレーキペダルが踏み込まれていると判定された後には、車速が「0km/h(停車)」であるかの判定のための処理(203)に移行する。
この処理(203)において、車速が「0km/h(停車)」であると判定された後には、前記シフトセレクトスイッチ2からドライブレンジへの操作によるシフト要求信号Pが出力されたかの判定のための処理(204)に移行する。
この処理(204)において、シフト要求信号Pが出力されたと判定された後には、前記シフト制御手段8が目標シフトポジションPの有効・無効の判定を実施する処理(205)に移行する。
この処理(205)における判定において、目標シフトポジションPが有効の時には、前記アクチュエータ4内部のモータ5を制御して、前記マニュアルシフトシャフト6を回転させ、前記変速制御装置1のシフト制御手段8からの回転角度信号により目標シフトポジションPにシフトチェンジする処理(206)に移行する。
この処理(206)の後に、前記変速制御装置1の変速機制御手段9が油圧回路を切替え、シフトチェンジを完了させ、現在のシフトポジション情報を前記メータ制御装置12に送信する処理(207)に移行する。
この処理(207)によって現在のシフトポジション情報が出力された際には、前記メータ制御装置12がパーキングレンジを表示する処理(208)に移行する。
なお、パーキングレンジの表示は、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更した後も、一定時間継続される。
そして、前記車両用制御装置11によって、前記イグニションスイッチ16の選択状態がON状態からOFF状態に選択変更されたか否かの判断(209)に移行する。
この判断(209)がNOの場合には、上述したブレーキペダルの踏み込み判定のための処理(202)に戻る。
また、判断(209)がYESの場合には、前記エンジン制御装置13によって、エンジンを非駆動(OFF)状態とする処理(210)に移行する。
この処理(210)の後には、前記車両用制御装置11によって、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更すべく制御を行う処理(211)に移行する。
なお、前記イグニションスイッチ16をOFF状態とする処理(211)は、車両部品供給電源(イグニションスイッチ16のONリレー)をOFFとする。
更に、図1の前記変速制御装置1のイグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用フローチャートに沿って、作用を説明する。
前記変速制御装置1のイグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用、つまり停車用プログラムがスタート(301)すると、予め設定した規定条件を満たすと判定するための処理(302)に移行する。
このとき、予め設定した規定条件としては、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する以外にも、以下の項目を有している。
(1)車速=0km/h(停車)
(2)イグニションスイッチ16 ON
(3)エンジン 駆動(ON)状態
(4)ブレーキ(あるいはパーキングブレーキ17) ON
そして、処理(302)において、予め設定した規定条件を満たすと判定した際には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、目標シフトポジションPを設定する処理(303)に移行する。
この処理(303)においては、前記アクチュエータ4を待機状態とする。
なお、この処理(303)においては、目標シフトポジションPを設定することで、前記イグニションスイッチ16の選択状態のON状態からOFF状態への選択変更の変化により、前記モータ5を迅速に駆動できる。
また、処理(303)の場合には、前記イグニションスイッチ16の選択状態のON状態からOFF状態への選択変更の変化により、目標シフトポジションを設定し、有効性を判定する場合と比べて、シフトチェンジを早期に完了させることができる。
そして、処理(303)の後には、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作がされたか否かの判断(304)に移行する。
この判断(304)がYESの場合には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、モータ5を制御してシフトチェンジする処理(305)に移行する。
また、判断(304)がNOの場合には、シフト操作が実施されたか否かの判断(306)に移行する。
上述の前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、モータ5を制御してシフトチェンジする処理(305)の後には、前記変速制御装置1の変速機制御手段9が油圧回路を切替え、シフトチェンジを完了させ、現在のシフトポジション情報を前記メータ制御装置12に送信する処理(307)に移行する。
この処理(307)によって現在のシフトポジション情報が出力された際には、前記メータ制御装置12がパーキングレンジを表示する処理(308)に移行する。
なお、パーキングレンジの表示は、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更した後も、一定時間継続される。
そして、前記エンジン制御装置13によって、エンジンを非駆動(OFF)状態とする処理(309)に移行する。
この処理(309)の後には、前記車両用制御装置11によって、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更すべく制御を行う処理(310)に移行する。
なお、前記イグニションスイッチ16をOFF状態とする処理(310)は、車両部品供給電源(イグニションスイッチ16のONリレー)をOFFとする。
更に、上述したシフト操作が実施されたか否かの判断(306)において、この判断(306)がYESの場合には、シフト操作がパーキングレンジであるか否かの判断(311)に移行し、判断(306)がNOの場合には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、車速が5km/h以上であるか否かの判断(312)に移行する。
そして、上述のシフト操作がパーキングレンジであるか否かの判断(311)において、この判断(311)がYESの場合には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、モータ5を制御してシフトチェンジする処理(305)に移行し、その後に、上述した予め設定した規定条件を満たすと判定するための処理(302)に戻る。
また、判断(311)がNOの場合には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、目標シフトポジションPを開示するとともに、シフト操作による目標ポジションの有効・無効を判定する処理(314)に移行する。
この処理(314)において、目標ポジションの有効であると判定された後には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、モータ5を制御してシフトチェンジする処理(315)に移行し、その後に、上述した予め設定した規定条件を満たすと判定するための処理(302)に戻る。
更にまた、上述の前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、車速が5km/h以上であるか否かの判断(312)において、この判断(312)がYESの場合には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、目標シフトポジションPを解除する処理(316)に移行し、その後に、上述した予め設定した規定条件を満たすと判定するための処理(302)に戻る。
また、判断(312)がNOの場合には、そのまま上述した予め設定した規定条件を満たすと判定するための処理(302)に戻る。
更にまた、図6の前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用フローチャートに沿って、作用を説明する。
前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用、つまり起動用プログラムがスタート(401)すると、予め設定した起動用の規定条件を満たすと判定するための処理(402)に移行する。
このとき、予め設定した起動用の規定条件としては、以下の項目を有している。
(1)車速=0km/h(停車)
(2)イグニションスイッチ16 ON
(3)システム起動
(4)パーキングレンジ以外
なお、上記の(1)〜(4)までの項目において、4項目が全て成立する場合のみでなく、項目を自由に選択あるいは追加する変更を行うことが可能である。
上述の処理(402)において、予め設定した起動用の規定条件を満たすと判定した際には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、目標シフトポジションPを設定する処理(403)に移行する。
そして、処理(403)の後には、シフトポジションがニュートラルレンジ、パーキングレンジ以外であるか否かの判断(404)に移行する。
この判断(404)がYESの場合には、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、モータ5を制御してニュートラルレンジまたはパーキングレンジにシフトチェンジする処理(405)に移行し、その後に、前記イグニションスイッチ16のST(スタート)操作とエンジンの始動操作とを行う処理(406)に移行する。
また、上述の判断(404)がNOの場合には、そのまま前記イグニションスイッチ16のST(スタート)操作とエンジンの始動操作とを行う処理(406)に移行する。
次に、図7〜図13までのタイムチャートについて説明する。
図7は、パーキングレンジ以外の場合に、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
図7において、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更した時点からエンジンを駆動(ON)状態から非駆動(OFF)状態とするまでの時間t1の間で、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が制御され、シフトポジションがパーキングレンジ以外からパーキングレンジにシフトチェンジされる。
なお、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する時に、前記アクチュエータ4のモータ5によってパーキングレンジにシフトチェンジする場合には、迅速にパーキングレンジにシフトチェンジ可能なように準備を行い、エンジンが駆動(ON)状態にあるとき、つまり、エンジンが非駆動(OFF)状態となるまでの時間t1の間に実施する。
これにより、前記バッテリ19の劣化を低減させることができる。
図8は、パーキングレンジの場合に、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
図8において、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更した時点からエンジンを駆動(ON)状態から非駆動(OFF)状態とするまでの時間t1の間で、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が短時間駆動すべく制御される。
このとき、シフトポジションがパーキングレンジを維持しているため、シフトチェンジは行われない。
図9は、走行中に前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
図9において、走行中には、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更した時点からエンジンを駆動(ON)状態から非駆動(OFF)状態とするまでの時間t1の間で、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が制御されることはない。
図10は、パーキングレンジ以外の場合に、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からACC状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
図10において、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からACC状態に選択変更した時点からエンジンを駆動(ON)状態から非駆動(OFF)状態とするまでの時間t2の間で、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が制御され、シフトポジションがパーキングレンジ以外からパーキングレンジにシフトチェンジされる。
なお、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からACC状態に選択変更する時に、前記アクチュエータ4のモータ5によってパーキングレンジにシフトチェンジする場合には、迅速にパーキングレンジにシフトチェンジ可能なように準備を行い、エンジンが駆動(ON)状態にあるとき、つまり、エンジンが非駆動(OFF)状態となるまでの時間t2の間に実施する。
これにより、前記バッテリ19の劣化を低減させることができる。
図11は、走行中に前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からACC状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
図11において、走行中には、前記イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からACC状態に選択変更した時点からエンジンを駆動(ON)状態から非駆動(OFF)状態とするまでの時間t2の間で、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が制御されることはない。
図12は、パーキングレンジ、ニュートラルレンジ以外の場合に、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
図12において、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更した後に、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が制御され、イグニションスイッチ16がST状態となり、エンジンが駆動(ON)状態となる。
このとき、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更した時点からイグニションスイッチ16がST状態となるまでの時間t3の間で、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が制御される。
また、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5が制御される時点からイグニションスイッチ16がST状態となるまでに時間t4を要する。
そして、イグニションスイッチ16がST状態となった時点からエンジンが駆動(ON)状態となるまでに時間t5を要する。
なお、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する時に、前記アクチュエータ4のモータ5によってニュートラルレンジまたはパーキングレンジにシフトチェンジする場合には、ニュートラルレンジまたはパーキングレンジ以外のみをニュートラルレンジまたはパーキングレンジに迅速にシフトチェンジする。
つまり、前記アクチュエータ4のモータ5が制御される時点からイグニションスイッチ16がST状態となるまでに時間t4の間に実施する。
これにより、前記バッテリ19の劣化を最小限に抑え、かつ、エンジン始動を容易とすることができる。
図13は、パーキングレンジ、ニュートラルレンジの場合に、イグニションスイッチの選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
図13において、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更した後に、前記変速制御装置1のシフト制御手段8によって、前記アクチュエータ4のモータ5は制御されないが、イグニションスイッチ16がST状態となり、エンジンが駆動(ON)状態となる。
このとき、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更した時点からイグニションスイッチ16がST状態となるまでに時間t3を要する。
また、イグニションスイッチ16がST状態となった時点からエンジンが駆動(ON)状態となるまでに時間t5を要する。
なお、上述した図12と図13とにおいて、パーキングレンジ、ニュートラルレンジの場合には、始動完了までの時間が短いものである。
このとき、パーキングレンジ、ニュートラルレンジ以外の場合には、始動完了までの時間が長いように見えるが、従来のように人為的な操作を要求しないので、人為的な操作を要求する場合にはと比べて、始動完了までの時間ははるかに短いものである。
これにより、人為的に選択操作可能なシフトセレクトスイッチ2と、変速機3の取りうるシフトポジションを切換可能なアクチュエータ4と、このアクチュエータ4を前記シフトセレクトスイッチ2の選択状態に応じて駆動制御するシフトチェンジ機能を有する変速制御装置1を備え、この変速制御装置1が、予め設定した規定条件を満たす場合に、前記変速機3のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御するものにおいて、前記変速制御装置1は、イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作の検知を含む予め設定した規定条件を満たす場合に、人為的に選択されたシフトポジションに関わらず前記変速機3の目標シフトポジションをパーキングレンジとするように制御する。
従って、車両の電源停止、エンジンの停止の際に、適したパーキングレンジへのシフトチェンジを迅速に実現できる。
操作者への操作要求を必要としないので、操作頻度を低減でき、操作性が向上する。
仮に、シフトセレクトスイッチ2が故障を起こしても、イグニションスイッチ16の操作によって、走行レンジで保持しないようにできる。
また、前記アクチュエータ4に、選択するシフトポジションを対応させるディテント部材20を設けるとともに、前記アクチュエータ4の動作方向の一方をパーキングレンジ選択方向と一致させて端23をパーキングレンジとし、シフトセレクトスイッチ2の選択されたシフトポジションが走行レンジ、ニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかの選択状態である場合も前記アクチュエータ4を一方の動作方向に合わせて駆動する。
従って、選択されたパーキングレンジの状態が不完全となることを低減でき、ハーキングロックを確実に行うことができる。
更に、前記変速機3のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御する際には、エンジンを駆動(ON)状態に保つようエンジン制御装置13を駆動し、イグニションスイッチ16の選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作の検知がある場合には、保持後にエンジンを停止するように制御する。
従って、バッテリ19の電力の消費を低減でき、バッテリ劣化を抑制できる。
更にまた、前記イグニションスイッチ16の選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作の検知がある場合、かつシフトセレクトスイッチ2の選択されたシフトポジションがニュートラルレンジ、パーキングレンジ以外のレンジを選択した状態である場合には、アクチュエータ4を、選択するシフトポジションをニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかとするように制御し、前記シフトセレクトスイッチ2の操作を伴わずにエンジンの始動を許可するように制御する。
エンジンの始動を迅速に実現できる。
操作者への操作要求を必要としないので、操作頻度を低減できる。
この発明の実施例を示す変速制御装置のイグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用フローチャートである。 変速制御装置のシステム構成図である。 ディテント部材の概略拡大図である。 通常操作時のシフトチェンジ用フローチャートである。 通常時のイグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際の制御用フローチャートである。 イグニションスイッチの選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用フローチャートである。 パーキングレンジ以外の場合に、イグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。 パーキングレンジの場合に、イグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。 走行中にイグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。 パーキングレンジ以外の場合に、イグニションスイッチの選択状態をON状態からACC状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。 走行中にイグニションスイッチの選択状態をON状態からACC状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。 パーキングレンジ、ニュートラルレンジ以外の場合に、イグニションスイッチの選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。 パーキングレンジ、ニュートラルレンジの場合に、イグニションスイッチの選択状態をOFF状態からON状態に選択変更する操作をした際のパーキングレンジ制御用タイムチャートである。
符号の説明
1 シフトバイワイヤ式の変速制御装置
2 シフトセレクトスイッチ(「シフトセレクトSW」ともいう。)
3 変速機(「AT」ともいう。)
4 アクチュエータ(「ACT」ともいう。)
5 モータ
8 シフト制御手段(「シフトECU」ともいう。)
9 変速機制御手段(「AT制御ECU」ともいう。)
10 シフトソレノイド
11 車両用制御装置(「車両ECU」ともいう。)
12 メータ制御装置(「コンビネーションメータ」ともいう。)
13 エンジン制御装置(「エンジンECU」ともいう。)
14 表示装置(「インフォメーションDISP」ともいう。)
15 車両LAN(「CAN」ともいう。)
16 イグニションスイッチ(「IG−SW」ともいう。)
17 パーキングブレーキ
19 バッテリ
20 ディテント部材
21 プレート
22 可動ピン
23 端

Claims (1)

  1. 人為的に選択操作可能なシフトセレクトスイッチと、変速機の取りうるシフトポジションを切換可能なアクチュエータと、前記アクチュエータが選択するシフトポジションを対応させるディテント部材と、前記アクチュエータの動作方向の一方をパーキングレンジ選択方向と一致させて端をパーキングレンジとし、シフトセレクトスイッチの選択されたシフトポジションが走行レンジ、ニュートラルレンジ、パーキングレンジのいずれかの選択状態である場合も前記アクチュエータを一方の動作方向に合わせて駆動させ、シフトチェンジをするように、このアクチュエータを前記シフトセレクトスイッチの選択状態に応じて駆動制御するシフトチェンジ機能を有する変速制御装置を備え、この変速制御装置が、予め設定した規定条件を満たす場合に、前記変速機のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御するものにおいて、前記変速制御装置は、予め設定した規定条件を満たした後であってイグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作の検知の前に、人為的に選択されたシフトポジションに関わらず前記変速機の目標シフトポジションをパーキングレンジに設定し、前記変速機のシフトポジションをパーキングレンジとするように制御する際には、エンジンを駆動(ON)状態に保つようエンジン制御装置を駆動し、前記イグニションスイッチの選択状態をON状態からOFF状態に選択変更する操作が検出された後、前記変速機のシフトポジションをパーキングレンジにシフトチェンジをし、このシフトチェンジの後にエンジンを停止するように制御することを特徴とする変速制御装置。
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