JP2009073416A - シフト表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置において、安価な構成でシフトレンジの誤表示対策を可能とする。
【解決手段】シフト表示部30に配置されたP,R,N,Dの各レンジランプ31〜34を表示(点灯)するにあたり、誤動作防止対策が施されたSBW_ECU200がRレンジランプ32の表示を制御し、誤動作防止対策が施されていないメータECU300がDレンジランプ34の表示を制御する。このように2つのECUでシフトレンジの表示を制御することで、メータECU300に異常が発生し、例えば実レンジがRレンジであるのにも関わらず、メータECU300がDレンジを誤表示した場合、RレンジとDレンジの2つのシフトレンジがシフト表示部30に同時に表示されるので、その同時表示から運転者がシフトレンジの誤表示を認識することができる。
【選択図】図3
【解決手段】シフト表示部30に配置されたP,R,N,Dの各レンジランプ31〜34を表示(点灯)するにあたり、誤動作防止対策が施されたSBW_ECU200がRレンジランプ32の表示を制御し、誤動作防止対策が施されていないメータECU300がDレンジランプ34の表示を制御する。このように2つのECUでシフトレンジの表示を制御することで、メータECU300に異常が発生し、例えば実レンジがRレンジであるのにも関わらず、メータECU300がDレンジを誤表示した場合、RレンジとDレンジの2つのシフトレンジがシフト表示部30に同時に表示されるので、その同時表示から運転者がシフトレンジの誤表示を認識することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、自動変速機のシフトレンジをアクチュエータによって切り替えるバイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置に関する。
エンジン(内燃機関)を搭載した車両において、エンジンが発生するトルク及び回転速度を車両の走行状態に応じて適切に駆動輪に伝達する変速機として、エンジンと駆動輪との間の変速比を自動的に最適設定する自動変速機が知られている。
車両に搭載される自動変速機としては、例えば、クラッチ及びブレーキと遊星歯車装置とを用いてギヤ段を設定する遊星歯車式変速機や、変速比を無段階に調整するベルト式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)がある。
このような自動変速機を制御する制御装置として、自動変速機のシフトレンジの位置をセンサ(例えばニュートラルスイッチ)によって電気的に検出し、この検出信号に基づいてシフト切替用の電動モータ等のアクチュエータを駆動して自動変速機のマニュアルバルブを切り替えることにより、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)などのシフトポジションを切り替える、いわゆるバイワイヤ方式のシフト切替装置がある(例えば、特許文献1参照)。
そして、このようなバイワイヤ方式のシフト切替装置では、一般的なシフト切替装置つまり自動変速機のシフトレンジを運転者によるシフトレバー操作によって直接切り替える方式のシフト切替装置のように、シフトレバーとシフトレンジ切替機構とを機械的に接続する必要がないので、これらの各部を車両に搭載する際のレイアウト上に制限がなく、設計の自由度を高めることができる。また、車両への組み付け作業も簡単に行うことができるという利点がある。
バイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両において、シフトレンジの表示に関する技術として下記の特許文献2に記載の技術がある。
この特許文献2に記載の技術では、自動変速機のシフトレンジをニュートラルスイッチによって検出し、その検出信号を表示制御ECU(Electronic Control Unit)に入力している。そして、表示制御ECUがニュートラルスイッチからの検出信号に基づいてコンビネーションメータなどの表示装置に現在のシフトレンジ(例えば、Pレンジ,Rレンジ,Nレンジ,Dレンジ)を表示している。
特開2005−198450号公報
特開2007−010055号公報
特開2007−040367号公報
ところで、バイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両において、シフトレンジの表示を制御するECUとしてメータECUを用いる場合、メータECUには一般にECU自体の異常を監視するシステム(誤動作防止対策システム)が設けられていないため、メータECUに異常(メータECUの信号線の断線による異常なども含む)が生じると、シフトレンジが誤表示される場合がある。こうした状況になると、表示により運転者が認識しているシフトレンジと、自動変速機の実レンジとが異なる可能性がある。例えば自動変速機の実レンジが「Dレンジ」であるときに、メータECUの異常によりシフトレンジ表示が「Rレンジ」と誤表示した場合、運転者の認識とは異なる方向に車両が移動するおそれがある。
このような誤表示を回避する方法として、メータECUが表示するシフトレンジを、他のECUで監視するという方法が考えられるが、こうした対策を採っても、メータECU自体が異常である場合、シフトレンジの誤表示を確実に防止することはできない。すなわち、メータECUが表示されている[X]部と、メータECUが表示する[Y]部が同じであっても、メータECU自体が異常である場合、それら[X]部と[Y]部との認識が異なる異常モードが存在する場合があり、シフトレンジの誤表示を完全に無くすことはできない。
ここで、シフト切替装置を制御するSBW_ECU(Shift by Wire_ECU)には、例えば2つのマイクロコンピュータ間の相互監視により誤動作防止するシステム(誤動作防止対策システム)が組み込まれており、このSBW_ECUを用いてシフトレンジの表示制御を行えば、上記した誤表示の問題は解消できる。しかし、全てのシフトレンジ(例えばP,R,N,Dの各レンジ)の表示制御をSBW_ECUによって行うには、例えばI/Oポートを増設する等の手段を講じる必要があるので、コストアップを招く。この点を考慮すると、メータECU等の誤動作防止対策が施されていない安価なECUをできるだけ利用して、シフトレンジの誤表示対策を行うことが、コスト面で有利である。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、自動変速機のシフトレンジをアクチュエータによって切り替えるバイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置において、安価な構成でシフトレンジの誤表示対策を行うことが可能な技術を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、自動変速機のシフトレンジをアクチュエータによって切り替えるバイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置において、前記自動変速機のシフトレンジ位置を検出するシフト検出手段と、前進レンジ及び後進レンジを含むシフトレンジを表示するシフト表示部と、誤動作防止対策が施された第1の電子制御装置と、誤動作防止対策が施されていない第2の電子制御装置とを備え、前記シフト検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の電子制御装置が前記シフト表示部への後進レンジの表示を制御し、前記第2の電子制御装置が前記シフト表示部への前進レンジの表示を制御することを特徴としている。
また、同じ目的を達成するため、本発明は、自動変速機のシフトレンジをアクチュエータによって切り替えるバイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置において、前記自動変速機のシフトレンジ位置を検出するシフト検出手段と、前進レンジ及び後進レンジを含むシフトレンジを表示するシフト表示部と、誤動作防止対策が施された第1の電子制御装置と、誤動作防止対策が施されていない第2の電子制御装置とを備え、前記シフト検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の電子制御装置が前記シフト表示部への前進レンジの表示を制御し、前記第2の電子制御装置が前記シフト表示部への後進レンジの表示を制御することを特徴としている。
これらの特定事項により、シフトレンジの前進/後退の誤表示を運転者が認識することができる。この点について以下に説明する。なお、以下の説明では、第1の電子制御装置がシフト表示部への後進レンジの表示を制御し、第2の電子制御装置がシフト表示部への前進レンジを表示を制御する場合について説明する。
まず、誤動作防止対策が施されていない第2の電子制御装置(例えばメータECU)が正常である場合、シフト検出手段の検出結果(以下、実レンジともいう)が前進レンジであるときには、第2の電子制御装置がシフト表示部に前進レンジのみを表示し、実レンジが後進レンジであるときには、誤動作防止対策が施された第1の電子制御装置(例えばSBW_ECU)がシフト表示部に後進レンジのみを表示するので問題はない。
これに対し、第2の電子制御装置に異常が発生し、実レンジが後進レンジであるのにも関わらず、第2の電子制御装置がシフト表示部に前進レンジを誤表示した場合、正常な場合には有り得ない表示、つまり、第1の電子制御装置にて表示される後進レンジと第2の電子制御装置にて誤表示される前進レンジの2つのレンジがシフト表示部に同時に表示されるという状況が発生する。従って、このように後進レンジと前進レンジとが同時に表示されたときには、運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。これによって、例えば自動変速機2の実レンジが後進レンジであるときに、第2の電子制御装置の異常によりシフトレンジ表示が前進レンジと誤表示された場合であっても、運転者は車両が前進するという認識をもたずに済むので、運転者が意識しない方向に車両が移動するという問題を解消することが可能になる。
また、第1の電子制御装置がシフト表示部への前進レンジの表示を制御し、第2の電子制御装置がシフト表示部への後進レンジを表示を制御する場合も、同様に、第2の電子制御装置に異常が発生したときには、後進レンジと前進レンジの2つのシフトレンジがシフト表示部の表示されるので、その2つのレンジの同時表示から、運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
本発明の具体的な構成として、前記第2の電子制御装置がシフト表示部へのパーキングレンジの表示を制御し、前記第1の電子制御装置は、前記シフト検出手段の検出結果がパーキングレンジである場合に前記シフト表示部とは個別に設けられた補助表示部(例えば、PスイッチのPインジケータ)にパーキング表示を行うという構成を挙げることができる。このような構成を採用すれば、パーキングレンジの誤表示を含めたシフトレンジの誤表示を認識することができる。
具体的に説明すると、まず、第2の電子制御装置が正常である場合、実レンジがパーキングレンジであるときに、第2の電子制御装置がシフト表示部にパーキングレンジを表示し、第1の電子制御装置が補助表示部にパーキング表示を行う。また、実レンジがパーキングレンジ以外であるときには、シフト表示部にパーキングレンジ以外のレンジが表示され、補助表示部のパーキング表示は非表示となる。このように第2の電子制御装置が正常である場合、シフト表示部と補助表示部との表示内容が一致するので問題はない。
これに対し、第2の電子制御装置に異常が発生している場合、実レンジがパーキングレンジであるのにも関わらず、前進レンジ(または後進レンジ)の誤表示が発生する可能性があるが、実レンジがパーキングレンジであるときには、第1の電子制御装置によってパーキング表示部が必ず表示される。従って、実レンジがパーキングレンジであるときに、補助表示部がパーキング表示され、これに加えてシフト表示部に前進レンジ(または後進レンジ)が表示された場合、その表示の不一致から運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
また、このような構成に加えて、前記シフト検出手段に基づいて、前記第1の電子制御装置がシフト表示部にニュートラルレンジを表示するようにしてもよい。このような構成を採用すれば、ニュートラルレンジの誤表示を含めたシフトレンジの誤表示を認識することが可能になる。
具体的に説明すると、まず、第2の電子制御装置が正常である場合、実レンジがニュートラルレンジであるときに、第1の電子制御装置がシフト表示部にニュートラルレンジのみを表示するので問題はない。
これに対し、第2の電子制御装置に異常が発生している場合、実レンジがニュートラルレンジであるのにも関わらず、パーキングレンジの誤表示が発生する可能性があるが、実レンジがニュートラルレンジであるときには、補助表示部のパーキング表示は必ず非表示となる。従って、補助表示部にパーキング表示が無い状態で、シフト表示部にパーキングレンジが表示された場合、その表示の不一致から、運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。さらに、第2の電子制御装置の異常により、シフト表示部に前進レンジ(または後進レンジ)が表示された場合、ニュートラルレンジとの同時表示になるので、その2つのレンジの同時表示からも、シフトレンジ表示が誤表示であると認識することが可能になる。
本発明において、前記第1の電子制御装置が後進レンジ及びニュートラルレンジの表示を制御し、前記第2の電子制御装置がパーキングレンジ及び前進レンジの表示を制御するようにしてもよい。このような構成を採用すれば、以下のような効果を奏することができる。
まず、バイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両において、シフトレンジとして「パーキングレンジ(Pレンジ)」、「後進レンジ(Rレンジ)」、「ニュートラルレンジ(Nレンジ)」、「前進レンジ(Dレンジ)」が設定されており、それら4つのシフトレンジのうち、例えば「パーキングレンジ」と「前進レンジ」とがシフト配列の端部に配置され、その2つのレンジ間(中間)に「後進レンジ」及び「ニュートラルレンジ」が配置されている場合がある。このようなシフト配列において、例えば[前進レンジ(Dレンジ)→パーキングレンジ(Pレンジ)]のシフト切り替えを行ったときに、シフト表示部において、ニュートラルレンジや後進レンジの表示部(ランプ等)が瞬間的に点灯(以下、瞬灯という)する場合があり、その瞬灯対策を施す必要がある。
本発明では、シフト配列の端部に配置されるパーキングレンジ及び前進レンジの表示を第2の電子制御装置で制御し、中間に配置される後進レンジ及びニュートラルレンジの表示を第1の電子制御装置で制御する、という形態でシフトレンジの表示を行うことが可能であるので、瞬灯が生じる状況は、[後進レンジ]→[ニュートラルレンジ]、または、[ニュートラルレンジ]→[後進レンジ]のシフト切り替えを行う場合だけで済む。従って、第1の電子制御装置に対してのみ瞬灯対策を行えばよく、瞬灯対策に要するコスト等の低減化をはかることができる。
本発明の他の具体的な構成として、前記第1の電子制御装置が出力する表示信号と、前記第2の電子制御装置が出力する表示信号とを入力して前記シフト表示部へのシフトレンジの表示を判定する表示判定手段を有し、前記表示判定手段は、2つ以上のシフトレンジの表示信号が同時に入力されたときには、それら表示信号が同時に入力されたシフトレンジを表示しないという構成を挙げることができる。
この構成によれば、第2の電子制御装置の異常により、例えば前進レンジを表示する表示信号と、後進レンジを表示する表示信号の2つの表示信号が表示判定回路に入力されたときには、それら後進レンジ及び前進レンジはともに表示されないので、第2の電子制御装置の異常時のシフトレンジの誤表示を防止することができる。
本発明によれば、バイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置において、メータECU等の誤動作防止対策が施されていない安価なECUを有効に利用して誤表示対策を行っているので、安価な構成でシフトレンジの誤表示対策が可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
−実施形態1−
図1は車両に搭載されるバイワイヤ方式のシフト切替装置(以下、SBWという場合もある)の概略構成を示すブロック図である。
図1は車両に搭載されるバイワイヤ方式のシフト切替装置(以下、SBWという場合もある)の概略構成を示すブロック図である。
この例のシフト切替装置1は、車両に搭載された自動変速機(T/M)2のシフトレンジを切り替える装置であって、車両電源スイッチ11、Pスイッチ12、シフトスイッチ13、シフトレンジ切替機構100、このシフトレンジ切替機構100を駆動するモータ(アクチュエータ)101、モータ101のロータの回転角を検出するエンコーダ103、ニュートラルスイッチ(NSW)104、及び、SBW_ECU200などを備えている。シフト切替装置1は、電気制御により自動変速機2のシフトレンジを切り替えるシフトバイワイヤ装置として機能する。
車両電源スイッチ11は車両電源のON/OFFを切り替えるためのスイッチである。車両電源スイッチ11は、特に限定されるものではないが、例えばキーをひねることによってスイッチオンするイグニッションスイッチであってもよいし、プッシュボタンであってもよい。
Pスイッチ12は、シフトレンジをパーキングレンジ(Pレンジ)とパーキング以外のレンジ(非Pレンジ)との間で切り替えるためのスイッチであって、Pインジケータ12a、及び、運転者からの指示を受け付ける入力部12bなどを備えており、運転者による入力部12bの操作(ON操作)により、シフトレンジをPレンジに入れる指示を入力することができる。この入力部12bの操作による指示(Pレンジに入れる指示)はSBW_ECU200に入力される。なお、入力部12bとしては、例えばモーメンタリスイッチを挙げることができる。また、Pインジケータ12aはLED等によって構成されている。
シフトスイッチ13は、運転者によって操作されるスイッチであって、このシフトスイッチ13の操作により、自動変速機2のシフトレンジを、Pレンジ、リバースレンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)、ドライブレンジ(Dレンジ)に切り替えことができる。また、シフトレンジがPレンジに入っているときには、そのPレンジの解除を行うことができる。シフトスイッチ13が運転者によって操作されたときには、その操作情報がSBW_ECU200に入力される。
ニュートラルスイッチ104は、後述するシフトレンジ切替機構100の出力軸105(図2参照)の回転角度に応じて出力信号(出力電圧)がリニアに変化する回転角度センサ(例えばポテンショメータ)によって構成されており、その出力信号によって現在の出力軸105の回転角度(後述するディテントプレート106の回転角度)を検出することができる。また、ニュートラルスイッチ104の出力信号からシフトレンジ位置を検出することができる。ニュートラルスイッチ104の出力信号はSBW_ECU200に入力される。
SBW_ECU200は、マイクロコンピュータを主体に構成された電子制御ユニットであって、CPU、ROM、RAM、及び、バックアップRAMなどを備えている。ROMは、シフト切替装置1のアクチュエータであるモータ101の駆動制御を含む各種制御のプログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAMはCPUでの演算結果やセンサ等から入力されたデータなどを一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAMは不揮発性のメモリである。
以上のシフト切替装置1において、自動変速機2は、CVTなどの無段変速機または遊星歯車式変速機などの有段変速機のいずれであってもよい。
−シフトレンジ切替機構−
次に、シフトレンジ切替機構100について図2を参照して説明する。
次に、シフトレンジ切替機構100について図2を参照して説明する。
この例のシフトレンジ切替機構100は、自動変速機2のシフトレンジを、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジに切り替える機構である。このシフトレンジ切替機構100の駆動源となるモータ101は、例えばスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)等の同期モータであって、減速機構102が設けられている。また、モータ101には、ロータの回転角を検出するエンコーダ103が設けられている。エンコーダ103は、例えば磁気式のロータリエンコーダにより構成されており、モータ101のロータの回転に同期してパルス信号をSBW_ECU200に出力する。
減速機構102の回転軸には出力軸105が嵌合連結されており、この出力軸105の回転角を検出するニュートラルスイッチ104が設けられている。出力軸105には、自動変速機2の油圧制御回路(図示せず)のマニュアルバルブ21を切り替えるためのディテントプレート106が固定されている。
ディテントプレート106には、マニュアルバルブ21のスプール弁22が連結されており、モータ101によって出力軸105と一体にディテントプレート106を回動させることで、マニュアルバルブ21の操作量(スプール弁22の位置)を切り替えて、自動変速機2のレンジを、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれか1つに切り替える。
ディテントプレート106には、マニュアルバルブ21のスプール弁22を、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの各レンジに対応する位置に保持するための4個の凹部106aが形成されている。
ディテントプレート106の上方にディテントスプリング(板ばね)107が配置されている。ディテントスプリング107はマニュアルバルブ21に片持ち支持で固定されている。ディテントスプリング107の先端部にはローラ108が取り付けられている。ローラ108はディテントスプリング107の弾性力によってディテントプレート106に押圧されている。そして、ローラ108がディテントプレート106の目標シフトレンジの凹部106aに嵌まり込むことで、ディテントプレート106が目標シフトレンジの回転角度で保持されて、マニュアルバルブ21のスプール弁22の位置が目標シフトレンジの位置で保持されるようになっている。
一方、ディテントプレート106には、L字形のパーキングロッド109が固定されている。パーキングロッド109の先端部には円錐テーパ状のカム110が設けられており、このカム110の外周面(カム面)にロックレバー111が当接している。ロックレバー111は、カム110の位置に応じて回転軸112を中心にして上下動し、その上下動によってロックレバー111のロック爪111aがパーキングギヤ113に係合し、または、パーキングギヤ113からロック爪111aが外れることにより、パーキングギヤ113の回転をロック/ロック解除するように構成されている。そして、パーキングギヤ113は、自動変速機2の出力軸20に設けられており、このパーキングギヤ113がロックレバー111によってロックされると、車両の駆動輪が回り止めされた状態(パーキング状態)に保持される。
以上のシフトレンジ切替機構100において、Pレンジでは、パーキングロッド109がロックレバー111に接近する方向に移動して、カム110の大径部分がロックレバー111を押し上げてロックレバー111のロック爪111aがパーキングギヤ113に嵌まり込んでパーキングギヤ113をロックした状態となり、これによって自動変速機2の出力軸(駆動輪)20がロックされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、Pレンジ以外のシフトレンジでは、パーキングロッド109がロックレバー111から離れる方向に移動し、この移動に伴って、ロックレバー111のカム110への接触部分が大径部分から小径部分に移動してロックレバー111が下降する。これによってロックレバー111のロック爪111aがパーキングギヤ113から外れてパーキングギヤ113のロックが解除され、自動変速機2の出力軸20が回転可能な状態(走行可能な状態)に保持される。
以上説明したシフト切替装置1が搭載された車両において、運転者がシフトスイッチ13を操作すると、SBW_ECU200は、シフトスイッチ13で選択されたシフトレンジに対応する目標回転角(エンコーダカウント値の目標値)を設定して、モータ101への通電を開始し、モータ101の検出回転角(エンコーダカウント値)が目標回転角と一致する位置で停止するようにモータ101をフィードバック制御(F/B制御)する。
さらに、SBW_ECU200は、ニュートラルスイッチ104の出力信号を読み込んで、その出力信号に基づいて現在の出力軸105の回転角(マニュアルバルブ21の操作量)、つまり、現在のシフトレンジがPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれであるかを判定して、この判定結果とシフト操作により選択されたシフトレンジ(目標シフトレンジ)とを照合してシフトレンジの切り替えが正常に行われたか否かを判断する。また、SBW_ECU200は、ニュートラルスイッチ104の出力信号が「Pレンジ」を示す信号である場合、Pインジケータ12aを点灯する。
さらに、SBW_ECU200は、シフトレンジをPレンジと非Pレンジとの間で切り替えるために、レンジ切替機構100(図2)のモータ101を駆動制御するとともに、現在のシフトレンジの状態をPインジケータ12aに表示する。具体的には、例えば、シフトレンジが非Pレンジであるときに、運転者が入力部12bを操作(スイッチON)すると、SBW_ECU200は、シフトレンジをPレンジに切り替えるとともに、Pインジケータ12aを点灯して現在のシフトレンジがPレンジである旨を表示する。一方、入力部12bがOFFに操作されたときには、シフトレンジを非Pレンジに切り替えるためにモータ101を駆動制御するとともに、Pインジケータ12aを不灯状態にする。
そして、SBW_ECU200は、後述するメータ3のNレンジとRレンジとを点灯制御する表示信号を出力する。ここで、SBW_ECU200は、例えば2つのマイクロコンピュータを有し、それら2つのマイクロコンピュータによる相互監視により誤動作を防止するシステムのECUである。
一方、メータ3を制御するメータECU300には、ニュートラルスイッチ104の出力信号(シフトレンジ位置の検出信号)が入力される。メータECU300もマイクロコンピュータを主体に構成された電子制御ユニットであって、CPU、ROM、及び、RAMなどを備えている。メータECU300は、後述するメータ3のPレンジとDレンジとを点灯制御する表示信号を出力する。メータECU300は、上記したSBW_ECU200のような誤動作防止システムは備えていない。
次に、メータ3の構成及びシフト表示制御について説明する。
−メータ−
メータ3は、コンビネーションメータであって、車室内の運転席前方のダッシュボードに設置されている。メータ3には、図3に示すように、スピードメータ35、タコメータ36、図示しない、ウォータテンパラチャゲージ、フューエルゲージ、オドメータ、トリップメータ、及び、各種のウォーニングインジケータランプなどが配置されている。さらに、メータ3には、現在のシフトレンジを表示するためのレンジ表示部30が配置されている。レンジ表示部30には、Pレンジランプ31、Rレンジランプ32、Nレンジランプ33、及び、Dレンジランプ34が配置されている。これらのレンジランプ31〜34は、例えばLED等で構成されている。
メータ3は、コンビネーションメータであって、車室内の運転席前方のダッシュボードに設置されている。メータ3には、図3に示すように、スピードメータ35、タコメータ36、図示しない、ウォータテンパラチャゲージ、フューエルゲージ、オドメータ、トリップメータ、及び、各種のウォーニングインジケータランプなどが配置されている。さらに、メータ3には、現在のシフトレンジを表示するためのレンジ表示部30が配置されている。レンジ表示部30には、Pレンジランプ31、Rレンジランプ32、Nレンジランプ33、及び、Dレンジランプ34が配置されている。これらのレンジランプ31〜34は、例えばLED等で構成されている。
以上のレンジ表示部30に配置の4つのレンジランプ31〜34のうち、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33の各点灯/消灯はSBW_ECU200によって制御される。また、Pレンジランプ31及びDレンジランプ34の各点灯/消灯はメータECU300によって制御される。
−シフト表示制御−
まず、SBW_ECU200には、上記したように、ニュートラルスイッチ104の出力信号(シフトレンジ位置の検出信号)が入力される。SBW_ECU200は、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Rレンジ」である場合はRレンジランプ32を点灯し、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Nレンジ」である場合はNレンジランプ33を点灯する。具体的には、SBW_ECU200は、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Rレンジ」である場合はRレンジランプ32を点灯するR表示信号を出力し、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Nレンジ」である場合はNレンジランプ33を点灯するN表示信号を出力する。そして、SBW_ECU200が出力する表示信号に応じてメータ3内蔵の駆動ドライバ(図示せず)がRレンジランプ32またはNレンジランプ33を点灯する。
まず、SBW_ECU200には、上記したように、ニュートラルスイッチ104の出力信号(シフトレンジ位置の検出信号)が入力される。SBW_ECU200は、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Rレンジ」である場合はRレンジランプ32を点灯し、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Nレンジ」である場合はNレンジランプ33を点灯する。具体的には、SBW_ECU200は、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Rレンジ」である場合はRレンジランプ32を点灯するR表示信号を出力し、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Nレンジ」である場合はNレンジランプ33を点灯するN表示信号を出力する。そして、SBW_ECU200が出力する表示信号に応じてメータ3内蔵の駆動ドライバ(図示せず)がRレンジランプ32またはNレンジランプ33を点灯する。
また、メータECU300にも、同様に、ニュートラルスイッチ104の出力信号(シフトレンジ位置の検出信号)が入力される。メータECU300は、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Pレンジ」である場合はPレンジランプ31を点灯し、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Dレンジ」である場合はDレンジランプ34を点灯する。具体的には、メータECU300は、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Pレンジ」である場合はPレンジランプ31を点灯するP表示信号を出力し、ニュートラルスイッチ104の検出信号が「Dレンジ」である場合はDレンジランプ34を点灯するD表示信号を出力する。そして、メータECU300が出力する表示信号に応じてメータ3内蔵の駆動ドライバ(図示せず)がPレンジランプ31またはDレンジランプ34を点灯する。
ここで、SBW_ECU200は、上記したように、2つのマイクロコンピュータ間の相互監視によって誤動作防止するシステム(誤動作防止対策システム)が組み込まれたECUであり、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33の誤点灯が生じることはない。一方、メータECU300は、誤動作防止対策システムが組み込まれていないECUであるので、メータECU300の異常(メータECUの信号線の断線による異常なども含む)により、Pレンジランプ31及びDレンジランプ34が誤点灯する可能性がある。
しかし、この例では、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33の点灯/消灯をSBW_ECU200にて制御し、Pレンジランプ31及びDレンジランプ34の点灯/消灯をメータECU300にて制御しているので、メータECU300に異常が生じた場合のシフトレンジの誤点灯(誤表示)をユーザ側(運転者)で認識することができる。この点について図4を参照して説明する。以下の例では、実レンジが、[実レンジ:P]、[実レンジ:R]、[実レンジ:N]、[実レンジ:D]である場合について説明する。
[実レンジ:P]
まず、ニュートラルスイッチ104によって検出されるシフトレンジ位置(以下、実レンジともいう)が「Pレンジ」であるときに、シフト表示部30のPレンジランプ31のみが点灯した場合、正常な点灯であるので問題はない。また、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Pレンジ」であるときには、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は必ず不灯となるので問題はない。
まず、ニュートラルスイッチ104によって検出されるシフトレンジ位置(以下、実レンジともいう)が「Pレンジ」であるときに、シフト表示部30のPレンジランプ31のみが点灯した場合、正常な点灯であるので問題はない。また、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Pレンジ」であるときには、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は必ず不灯となるので問題はない。
一方、メータECU300に異常が生じている場合、実レンジが「Pレンジ」であるのにも関わらず、Dレンジランプ34が誤点灯する可能性があるが、実レンジが「Pレンジ」であるときにはシフト切替装置1側のPインジケータ12aが必ず点灯する。従って、シフト表示部30のDレンジランプ34とPインジケータ12aとが同時に点灯している場合は、運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
[実レンジ:R]
実レンジが「Rレンジ」である場合、シフト表示部30のRレンジランプ32がSBW_ECU200によって点灯されるので、Rレンジランプ32のみが点灯している場合は問題はない。また、Nレンジランプ33は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Rレンジ」であるときにはNレンジランプ33は必ず不灯となるので問題はない。
実レンジが「Rレンジ」である場合、シフト表示部30のRレンジランプ32がSBW_ECU200によって点灯されるので、Rレンジランプ32のみが点灯している場合は問題はない。また、Nレンジランプ33は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Rレンジ」であるときにはNレンジランプ33は必ず不灯となるので問題はない。
一方、メータECU300に異常が生じている場合、実レンジが「Rレンジ」であるのにも関わらず、Pレンジランプ31が点灯(誤点灯)する可能性があるが、実レンジが「Rレンジ」であるときには、シフト切替装置1側のPインジケータ12aが必ず不灯となる。従って、シフト表示部30のPレンジランプ31が点灯、シフト切替装置1側のPインジケータ12aが不灯である場合は、その点灯不一致により運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。さらに、メータECU300の異常により、シフト表示部30のPレンジランプ31が点灯した場合、Rレンジランプ32との同時点灯になるので、それらPレンジランプ31とRレンジランプ32との同時点灯からも、運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
また、メータECU300の異常により、実レンジが「Rレンジ」であるのにも関わらず、Dレンジランプ34が点灯した場合、Rレンジランプ32との同時点灯になるので、この場合も運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
[実レンジ:N]
実レンジが「Nレンジ」である場合、シフト表示部30のNレンジランプ33がSBW_ECU200によって点灯されるので、Nレンジランプ33のみが点灯している場合は問題はない。また、Rレンジランプ32は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Nレンジ」であるときにはRレンジランプ32は必ず不灯となるので問題はない。
実レンジが「Nレンジ」である場合、シフト表示部30のNレンジランプ33がSBW_ECU200によって点灯されるので、Nレンジランプ33のみが点灯している場合は問題はない。また、Rレンジランプ32は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Nレンジ」であるときにはRレンジランプ32は必ず不灯となるので問題はない。
一方、メータECU300に異常が生じている場合、実レンジが「Nレンジ」であるのにも関わらず、Pレンジランプ31が点灯(誤点灯)する可能性があるが、実レンジが「Nレンジ」であるときには、シフト切替装置1側のPインジケータ12aが必ず不灯となる。従って、シフト表示部30のPレンジランプ31が点灯、シフト切替装置1側のPインジケータ12aが不灯である場合は、その点灯不一致により運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。さらに、メータECU300の異常により、シフト表示部30のPレンジランプ31が点灯した場合、Nレンジランプ33との同時点灯になるので、それらDレンジランプ34とNレンジランプ33との同時点灯からも、運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
また、メータECU300の異常により、実レンジが「Rレンジ」であるのにも関わらず、Dレンジランプ34が点灯した場合、Nレンジランプ33との同時点灯になるので、この場合も運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
[実レンジ:D]
実レンジが「Dレンジ」であるときに、シフト表示部30のDレンジランプ34のみが点灯した場合、正常な点灯であるので問題はない。また、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Dレンジ」であるときには、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は必ず不灯となるので問題はない。
実レンジが「Dレンジ」であるときに、シフト表示部30のDレンジランプ34のみが点灯した場合、正常な点灯であるので問題はない。また、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は、メータECU300ではなく、SBW_ECU200によって点灯制御されるので、実レンジが「Dレンジ」であるときには、Rレンジランプ32及びNレンジランプ33は必ず不灯となるので問題はない。
一方、メータECU300に異常が生じている場合、実レンジが「Dレンジ」であるのにも関わらず、Pレンジランプ31が点灯(誤点灯)する可能性があるが、実レンジが「Dレンジ」であるときには、シフト切替装置1側のPインジケータ12aが必ず不灯となる。従って、シフト表示部30のPレンジランプ31が点灯、Pインジケータ12aが不灯である場合、その点灯不一致から、運転者はシフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
以上のように、この例のシフト表示制御によれば、メータECU300の異常により、シフトレンジの誤表示が生じても、その誤表示をユーザ側(運転手側)で認識することができる。これによって、例えば、実レンジが「Dレンジ」であるときに、メータECUの異常によりシフトレンジ表示が「Rレンジ」と誤表示された場合であっても、運転者は車両が後進するという認識をもたずに済むので、運転者が意識しない方向に車両が移動するという問題を解消できる。
−実施形態2−
図5はシフト表示装置の他の例を模式的に示す概略構成図である。
図5はシフト表示装置の他の例を模式的に示す概略構成図である。
この例では、メータECU300が出力する表示信号と、SBW_ECU200が出力する表示信号とが入力される表示判定回路400を備え、その表示判定回路400に2つ以上の表示信号が入力されたときには、それら表示信号が同時に入力されたシフトレンジを消灯する点に特徴がある。その具体的な構成について以下に説明する。
なお、この例において、表示判定回路400以外の構成は、実施形態1と同じであるので、その具体的な説明は省略する。
まず、この例の表示判定回路400は、図6に示すように、P入力端子401、R入力端子402、N入力端子403、D入力端子404、XORゲート411〜416、ANDゲート421〜424、ANDゲート431〜434、及び、ANDゲート441〜444などを備えている。XORゲート411〜416は、2つの入力信号が一致しないときに出力「1」となり、2つの入力信号が一致しているときに出力「0」となる。
P入力端子401とD入力端子404にはメータECU300が接続されており、それぞれ、メータECU300からのP表示信号またはD表示信号が入力される。R入力端子402とN入力端子403にはSBW_ECU200が接続されており、それぞれ、SBW_ECU200からR表示信号またはN表示信号が入力される。
XORゲート411には、P入力端子401とR入力端子402とが接続されており、メータECU300からのP表示信号とSBW_ECU200からのR表示信号とが入力される。XORゲート412には、P入力端子401とN入力端子403とが接続されており、メータECU300からのP表示信号とSBW_ECU200からのN表示信号とが入力される。XORゲート413には、P入力端子401とD入力端子404とが接続されており、メータECUからのP表示信号とD表示信号とが入力される。
XORゲート414には、R入力端子402とD入力端子404とが接続されており、SBW_ECU200からのR表示信号とメータECU300からのD表示信号とが入力される。XORゲート415には、R入力端子402とN入力端子403とが接続されており、SBW_ECU200からのR表示信号とN表示信号とが入力される。XORゲート416には、N入力端子403とD入力端子404とが接続されており、SBW_ECU200からのN表示信号とメータECU300からのD表示信号とが入力される。
ANDゲート421には、XORゲート411の出力信号a1とXORゲート412の出力信号a2とが入力される。ANDゲート422には、XORゲート411の出力信号a1とXORゲート414の出力信号a4とが入力される。ANDゲート423には、XORゲート412の出力信号a4とXORゲート416の出力信号a6とが入力される。ANDゲート424には、XORゲート414の出力信号a2とXORゲート416の出力信号a6とが入力される。
ANDゲート431には、ANDゲート421の出力信号b1とXORゲート413の出力信号a3とが入力される。ANDゲート432には、ANDゲート422の出力信号b2とXORゲート415の出力信号a5とが入力される。ANDゲート433には、ANDゲート423の出力信号b3とXORゲート415の出力信号a5とが入力される。ANDゲート434には、ANDゲート424の出力信号b4とXORゲート413の出力信号a3とが入力される。
ANDゲート441には、メータECU300が出力するP表示信号(「1」)とANDゲート431の出力信号c1とが入力される。ANDゲート442には、SBW_ECU200が出力するR表示信号(「1」)とANDゲート432の出力信号c2とが入力される。ANDゲート443には、SBW_ECU200が出力するN表示信号(「1」)とANDゲート433の出力信号c3とが入力される。ANDゲート444には、メータECU300が出力するD表示信号(「1」)とANDゲート434の出力信号c4とが入力される。
そして、以上の表示判定回路400において、メータECU300が出力するP表示信号のみが入力されたときには、ANDゲート441の出力信号d1のみが「1」となり、シフト表示部30のPレンジランプ31のみが点灯する。
具体的に説明すると、表示判定回路400にP表示信号のみが入力されたときには、図7のPレンジ真理値表に示すように、P表示信号のみが「1」、R、N及びDの各表示信号が「0」となり、XORゲート411の出力信号a1=「1」、XORゲート412の出力信号a2=「1」、ANDゲート411の出力信号b1=「1」、XORゲート413の出力信号a3=「1」、ANDゲート431の出力信号C1=「1」となって、ANDゲート441の出力信号d1が「1」となる。これに対し、図8のRレンジ真理値表、図9のNレンジ真理値表、及び、図10のDレンジ真理値表に示すように、P表示信号のみが「1」で、R、N及びDの各表示信号が「0」である場合、ANDゲート442,443,444の各出力信号d2,d3,d4はいずれも「0」となる。
また、図6に示す表示判定回路400において、SBW_ECU200が出力するR表示信号のみが入力されたときには、ANDゲート442の出力信号d2のみが「1」となり、シフト表示部30のRレンジランプ32のみが点灯する。
具体的に説明すると、表示判定回路400にR表示信号のみが入力されたときには、図8のRレンジ真理値表に示すように、R表示信号のみが「1」、P、N、Dの各表示信号が「0」となり、XORゲート411の出力信号a1=「1」、XORゲート414の出力信号a4=「1」、ANDゲート412の出力信号b2=「1」、XORゲート415の出力信号a5=「1」、ANDゲート432の出力信号C2=「1」となって、ANDゲート442の出力信号d2が「1」となる。これに対し、図7のP真理値表、図9のNレンジ真理値表、及び、図10のD真理値表に示すように、R表示信号のみが「1」で、P、N及びDの各表示信号が「0」である場合、ANDゲート441,443,444の各出力信号d1,d3,d4はいずれも「0」となる。
また、図6に示す表示判定回路400において、SBW_ECU200が出力するN表示信号のみが入力されたときには、ANDゲート443の出力信号d3のみが「1」となり、シフト表示部30のNレンジランプ33のみが点灯する。
具体的に説明すると、表示判定回路400にN表示信号のみが入力されたときには、図9のNレンジ真理値表に示すように、N表示信号のみが「1」、P、R、Dの各表示信号が「0」となり、XORゲート412の出力信号a2=「1」、XORゲート416の出力信号a6=「1」、ANDゲート413の出力信号b3=「1」、XORゲート415の出力信号a5=「1」、ANDゲート433の出力信号C3=「1」となって、ANDゲート443の出力信号d3が「1」となる。これに対し、図7のPレンジ真理値表、図8のRレンジ真理値表、及び、図10のD真理値表に示すように、N表示信号のみが「1」で、P、R及びDの各表示信号が「0」である場合、ANDゲート441,442,444の各出力信号d1,d2,d4はいずれも「0」となる。
また、図6に示す表示判定回路400において、メータECU300が出力するD表示信号のみが入力されたときには、ANDゲート444の出力信号d4のみが「1」となり、シフト表示部30のDレンジランプ34のみが点灯する。
具体的に説明すると、表示判定回路400にD表示信号のみが入力されたときには、図10のDレンジ真理値表に示すように、D表示信号のみが「1」、P、R、Nの各表示信号が「0」となり、XORゲート414の出力信号a4=「1」、XORゲート416の出力信号a6=「1」、ANDゲート414の出力信号b4=「1」、XORゲート413の出力信号a3=「1」、ANDゲート434の出力信号C4=「1」となって、ANDゲート444の出力信号d4が「1」となる。これに対し、図7のPレンジ真理値表、図8のRレンジ真理値表、及び、図9のNレンジ真理値表に示すように、D表示信号のみが「1」で、P、N、Rの各表示信号が「0」である場合、ANDゲート441,442,443の各出力信号d1,d2,d3はいずれも「0」となる。
一方、メータECU300に異常が生じているときには、表示判定回路400に2つ以上の表示信号が入力される可能性がある。例えば、SBW_ECU200がR表示信号を出力しているときに、メータECU300の異常により、メータECU300がD表示信号を出力した場合、表示判定回路400には2つの表示信号が同時入力されるが、この例では、表示判定回路400に2つ以上の表示信号が同時入力された場合、レンジランプ31〜34が全消灯される。この点について以下に具体的に説明する。
まず、表示判定回路400にR表示信号及びD表示信号が同時入力された場合、図7のPレンジ真理値表に示すように、R、Dの各表示信号が「1」、P、Nの各表示信号が「0」となり、XORゲート411の出力信号a1=「1」、XORゲート412の出力信号a2=「0」、ANDゲート411の出力信号b1=「0」、XORゲート413の出力信号a3=「1」、ANDゲート431の出力信号C1=「0」となって、ANDゲート441の出力信号d1が「0」となる。
また、表示判定回路400にR表示信号及びD表示信号が同時入力された場合、図8のRレンジ真理値表に示すように、R、Dの各表示信号が「1」、R、Nの各表示信号が「0」となり、XORゲート411の出力信号a1=「1」、XORゲート414の出力信号a4=「0」、ANDゲート412の出力信号b2=「0」、XORゲート415の出力信号a5=「1」、ANDゲート432の出力信号C2=「0」となって、ANDゲート442の出力信号d2が「0」となる。
また、表示判定回路400にR表示信号及びD表示信号が同時入力された場合、図9のNレンジ真理値表に示すように、R、Dの各表示信号が「1」、P、Nの各表示信号が「0」となり、XORゲート412の出力信号a2=「0」、XORゲート416の出力信号a6=「1」、ANDゲート413の出力信号b3=「0」、XORゲート415の出力信号a5=「1」、ANDゲート433の出力信号C3=「0」となって、ANDゲート443の出力信号d3が「0」となる。
また、表示判定回路400にR表示信号及びD表示信号が同時入力された場合、図10のDレンジ真理値表に示すように、R、Dの各表示信号が「1」、P、Nの各表示信号が「0」となり、XORゲート414の出力信号a4=「0」、XORゲート416の出力信号a6=「1」、ANDゲート414の出力信号b4=「0」、XORゲート413の出力信号a3=「1」、ANDゲート434の出力信号C4=「0」となって、ANDゲート444の出力信号d4が「0」となる。
このように、表示判定回路400にR表示信号とD表示信号とが同時入力されたときには、シフト表示部30に配置のレンジランプ31〜34の全てが消灯される。
また、メータECU300の異常により、P表示信号とR表示信号、P表示信号とN表示信号、または、N表示信号とD表示信号との2つの表示信号が表示判定回路400に同時入力された場合も、図7〜図10の真理値表に示すように、シフト表示部30に配置のレンジランプ31〜34の全てが消灯される。
さらに、メータECU300の異常により、P表示信号、R表示信号及びD表示信号、または、P表示信号、N表示信号及びD表示信号の3つの表示信号が表示判定回路400に同時入力された場合も、図7〜図10の真理値表に示すように、シフト表示部30に配置のレンジランプ31〜34の全てが消灯される。
以上のように、この例では、表示判定回路400に2つ以上の表示信号が入力されたときには、それら表示信号が同時に入力されたシフトレンジを表示せず、シフト表示部30に配置の全てのレンジランプ31〜34を消灯するので、メータECU300に異常が発生したときの誤表示を防止することができる。また、運転者は、車両の運転中などにおいてシフト表示部30に配置のレンジランプ31〜34の全てが消灯した場合、シフトレンジ表示が誤表示であると認識することができる。
−他の実施形態−
以上の例では、メータECU(第2の電子制御装置)がDレンジ(前進レンジ)の表示を制御し、SBW_ECU(第1の電子制御装置)がRレンジ(後進レンジ)の表示を制御しているが、本発明はこれに限られることなく、SBW_ECU(第1の電子制御装置)がDレンジ(前進レンジ)の表示を制御し、メータECU(第2の電子制御装置)がRレンジ(後進レンジ)の表示を制御するようにしてもよい。
以上の例では、メータECU(第2の電子制御装置)がDレンジ(前進レンジ)の表示を制御し、SBW_ECU(第1の電子制御装置)がRレンジ(後進レンジ)の表示を制御しているが、本発明はこれに限られることなく、SBW_ECU(第1の電子制御装置)がDレンジ(前進レンジ)の表示を制御し、メータECU(第2の電子制御装置)がRレンジ(後進レンジ)の表示を制御するようにしてもよい。
以上の例では、メータの表示をメータECUで制御する例を示したが、これに限定されない。例えば、図11に示すように、ECT_ECU(Electronic Controlled automatic Transmission_ECU)やエンジンECUなどの他ECUにニュートラルスイッチ(NSW)の検出信号を出力し、他ECUがメータの表示を制御するようにしてもよい。
なお、図1及び図11の例では、NSW内蔵のSBWを用いているが、例えば図12(a)に示すように、NSW(シフトポジションセンサ等)がSBWとは別に配置されている場合、そのNSWの検出信号をECT_ECUやエンジンECUなどの他ECU、及び、SBWに入力するようにしてもよい。また、NSW自体にECUが組み込まれている場合、図12(b)に示すように、NSWからメータの表示制御を行う信号を出力するようにしてもよい。
以上の例では、P,R,N,Dの各シフトレンジに切り替えるシフトレンジ切替機構に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られることなく、例えばP,R,N,Dに、セカンドレンジ(2)やローレンジ(L)を加えた6つのシフトレンジなど、他の任意の数のシフトレンジを表示する場合にも本発明を適用できる。
1 シフト切替装置
12 Pスイッチ
12a Pインジケータ(補助表示部)
13 シフトスイッチ
100 シフトレンジ切替機構
101 モータ
2 自動変速機
3 メータ
30 シフト表示部
31 Pレンジランプ
32 Rレンジランプ
33 Nレンジランプ
34 Dレンジランプ
200 SBW_ECU
300 メータECU
400 表示判定回路
12 Pスイッチ
12a Pインジケータ(補助表示部)
13 シフトスイッチ
100 シフトレンジ切替機構
101 モータ
2 自動変速機
3 メータ
30 シフト表示部
31 Pレンジランプ
32 Rレンジランプ
33 Nレンジランプ
34 Dレンジランプ
200 SBW_ECU
300 メータECU
400 表示判定回路
Claims (6)
- 自動変速機のシフトレンジをアクチュエータによって切り替えるバイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置であって、
前記自動変速機のシフトレンジ位置を検出するシフト検出手段と、前進レンジ及び後進レンジを含むシフトレンジを表示するシフト表示部と、誤動作防止対策が施された第1の電子制御装置と、誤動作防止対策が施されていない第2の電子制御装置とを備え、
前記シフト検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の電子制御装置が前記シフト表示部への後進レンジの表示を制御し、前記第2の電子制御装置が前記シフト表示部への前進レンジの表示を制御することを特徴とするシフト表示装置。 - 自動変速機のシフトレンジをアクチュエータによって切り替えるバイワイヤ方式のシフト切替装置が搭載された車両に適用されるシフト表示装置であって、
前記自動変速機のシフトレンジ位置を検出するシフト検出手段と、前進レンジ及び後進レンジを含むシフトレンジを表示するシフト表示部と、誤動作防止対策が施された第1の電子制御装置と、誤動作防止対策が施されていない第2の電子制御装置とを備え、
前記シフト検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の電子制御装置が前記シフト表示部への前進レンジの表示を制御し、前記第2の電子制御装置が前記シフト表示部への後進レンジの表示を制御することを特徴とするシフト表示装置。 - 請求項1または2記載のシフト表示装置において、
前記第2の電子制御装置がシフト表示部へのパーキングレンジの表示を制御し、前記第1の電子制御装置は、前記シフト検出手段の検出結果がパーキングレンジである場合に前記シフト表示部とは個別に設けられた補助表示部にパーキング表示を行うことを特徴とするシフト表示装置。 - 請求項3記載のシフト表示装置において、
前記シフト検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の電子制御装置がニュートラルレンジの表示を制御することを特徴とするシフト表示装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のシフト表示装置において、
前記第1の電子制御装置が出力する表示信号と、前記第2の電子制御装置が出力する表示信号とを入力して前記シフト表示部へのシフトレンジの表示を判定する表示判定手段を有し、前記表示判定手段は、2つ以上のシフトレンジの表示信号が同時に入力されたときには、それら表示信号が同時に入力されたシフトレンジを表示しないことを特徴とするシフト表示装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載のシフト表示装置において、
前記第1の電子制御装置が前記シフト切替装置を制御する電子制御装置であり、前記第2の電子制御装置がメータの表示を制御する電子制御装置であることを特徴とするシフト表示装置。
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