JP5945300B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
特許文献1は、このような複数種類の情報を表示する表示装置(表示ユニット)を開示している。
理して、表示装置に備えられた指針式や液晶式の表示部に表示している。
つまり、表示装置の仕様などが少しでも変わる度に、表示装置の制御部とトラクタのメイン制御部の両方において様々なプログラムの変更が必要となる。特に、複数の表示装置が備えられる場合は、プログラムの変更が非常に煩雑となり、これら変更に必要なコストも大きくなってしまう。
請求項1に係る作業機は、作業を行う作業装置と、前記作業装置の動作状態、或いは、運転状態を検出する検出器と、前記検出器が接続され且つ当該検出器で検出された状態を示す検出情報が入力される主制御部と、前記主制御部に接続され且つ当該主制御部に入力された検出情報を取得可能な表示装置と、を備え、前記主制御部と前記表示装置とは車両用ネットワークにより接続され、前記主制御部は、前記検出情報を、前記作業機に設けられたエンジンを制御するエンジン制御部及び前記表示装置と共有しながら前記作業機を制御可能で、さらに、前記車両用ネットワークに接続された前記表示装置を制御可能であり、前記表示装置は、前記検出情報を表示可能で且つ種類の異なる複数の表示器と、各表示器の表示を制御する従制御部とを備えており、前記主制御部は、前記表示装置が備える種類の異なる複数の表示器のうち、種類が同じである特定の表示器で表示する検出情報の表示形態であって、前記特定の表示器における検出情報の表示位置、前記特定の表示器における検出情報を表す文字の種類、前記特定の表示器における検出情報の表示時間のいずれかの指定するための制御情報を、前記表示器の種類別に前記表示装置に出力する制御情報出力手段を備え、前記従制御部は、前記特定の表示器における前記検出情報の表示形態が、前記制御情報によって指定された表示形態となるように、前記特定の表示器の表示を制御する表示制御手段を備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、表示装置の表示器に検出情報を表示するにあたって、検出情報の表示位置、検出情報を表す文字の種類、検出情報の表示時間等を、主制御部から出力した制御情報によって制御することができる。
請求項2に係る発明によれば、表示器が、複数のセグメントからなるセグメント表示部である場合、文字の種類、点灯時間、点滅時間のいずれかを変更することができる。
請求項3に係る作業機では、表示器が指針計からなる指針式表示部である場合、表示位置を変更することができる。
図8は、本発明の実施形態による作業機を側方から見たときの図である。図8では、本実施形態による作業機として、トラクタ2を例示しているが、作業機は、トラクタ2に限らず、コンバインであってもバックホーであっても、その他の作業を行う機械であってもよい。
図8に示すように、トラクタ2は、前後に車輪を備える走行車体10に、エンジン(例えば、ディーゼルエンジン)11、変速装置12等を搭載することで構成されている。この走行車体10の後部には、3点リンク機構16が昇降可能に設けられている。
この3点リンク機構16には、インプルメントと呼ばれる各種の作業装置(図例は耕耘装置)13が着脱自在に取り付けられる。
また、エンジン11の後方には、独立搭載型のキャビン14が設けられており、キャビン14内に運転席15が設けられている。
図9に示すように、トラクタ2には、トラクタ2の動作状態や運転状態を検出するための複数の検出器と、トラクタ2の動作や運転に関する制御を行う複数の制御器と、トラクタ2の動作や運転に関する表示を行う複数の表示装置とを備えている。
各検出器は、複数のスイッチ20と、複数のセンサ40とから構成されている。各検出器は、スイッチ20、センサ40に限定されない。各制御器は、主にトラクタ2の全体の制御を行うメインECU50(主制御部)、メインECU50とは別にエンジン11の制御を行うエンジンECU60、トラクタ2の走行中において変速や前後進の切り換えなどを行う変速バルブ90から構成されている。なお、各制御器は、メインECU50、エンジンECU60、変速バルブ90に限定されない。
本発明の本実施形態によるトラクタ2は、制御器(メインECU50)と表示装置(メータパネル30及び液晶モニタ80)の制御及び動作に特徴を有している。メインECU50と表示装置の動作を説明する前に、トラクタ2の構成について更に詳しく説明する。
前輪切れ角スイッチ20aは、前輪のアーム部に設けられており、前輪が動いて所定の切れ角になるとスイッチが「ON」となる。前輪切れ角スイッチ20aが「ON」となることで、前輪が所定の角度以上に切られたことを検出できる。
圧力スイッチ20cは、変速装置12内の各油圧クラッチの作動を検出するスイッチで、主変速及び副変速を切り換える変速バルブ90に設けられている。圧力スイッチ20cは、常時開型のスイッチで、圧力が上がると接点が閉じる。例えば、圧力約1.2MPa以上で接点が閉じ、約0.8MPa以下で接点が開くように構成されている。
もに、主変速を切り換えるシフトボタン(アップ・ダウン)とクラッチボタンも設けられている。
エンジン回転数上限設定ダイヤル20eは、アクセルペダル及びアクセルレバーによる操作やメモリ設定回転などによるエンジン回転数の上限を、ダイヤルによって設定するものである。
クランク位置センサ40aは、例えば、エンジン11のフライホイール外周に取り付けられた磁気抵抗素子であり、フライホイールの1回転毎のクランク位置を検知して信号を出力する。つまり、フライホイールが1回転するごとに信号が出力されるので、この信号を検出することでフライホイールの回転数を検出することができる。
水温センサ40bは、エンジン冷却水の温度を電圧値として検出するセンサである。燃料センサ40cは、燃料の残量によって変化する燃料タンク内のフロートの位置を可変抵抗器で検出するセンサである。車速センサ40dは、変速装置12内に設けられたセンサロータの回転数を基に車速を検知するセンサである。油温センサ40eは、ミッションオイルの温度を検出するセンサである。
図1を参照しながら、トラクタ2に設けられたエンジン制御ECU60及びメインECU(主制御部)50について説明する。図1は、トラクタ2における制御システムを示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態によるメインECU50は、検出情報出力手段51と、識別情報出力手段52と、制御情報出力手段53とを、表示装置(メータパネル30、液晶モニタ80)を制御するために有している。
また、検出情報出力手段51は、各センサ40で検出した実測値だけでなく、センサ40によって検出した実測値が異常な状態を示しているという警告情報も検出情報として出力する。
識別情報出力手段52は、検出情報を表示させる表示装置を識別するための識別情報を出力するものである。識別情報は、検出情報出力手段51から出力される検出情報を表示させる表示装置が、メータパネル30及び液晶モニタ80のいずれであるかを識別するための情報である。
検出情報の種類とそれら検出情報を表示させる表示装置(メータパネル30及び液晶モニタ80)との組み合わせ(パターン)は、識別情報出力手段52を構成する制御プログラムの書き換えによって適宜、変更可能となっている。
ここで、表示器とは、後に詳述するセグメント式表示部D1、単一式LED表示部D2、及び指針式表示部D3のことであり、表示装置であるメータパネル30及び液晶モニタ80は、これら3種類の表示器を組み合わせることで構成されている。制御情報出力手段53は、表示器にどのような表示形態で検出情報を表示させるかという制御情報を出力するものである。この制御情報は複数の表示器に対応して複数用意されており、例えば、セグメント式表示部D1の表示形態を制御するための第1制御情報と、単一式LED表示部D2の表示形態を制御するための第2制御情報と、指針式表示部D3の表示形態を制御するための第3制御情報とがある。
単一式LED表示部D2は、点灯、消灯、点滅だけでなく、点灯時間、消灯時間、点滅間隔、点灯時の明るさを変更することによっても自由に表示形態を変えることができる。第2制御情報は、単一式LED表示部D2が有する様々な表示形態の中から特定の表示形態を指定するものであって、検出情報を点灯、消灯、点滅のうち、どの形式で表示するか、或いは、検出情報を示すときの点灯時間、消灯時間、点滅間隔、点灯時の明るさはどうするかという表示形態に関する情報である。
指針式表示部D3は、後述するように針部76の先端部が指し示す位置によって検出情報を表示するものであり、検出情報から得られた数値等によって針部76の指し示す位置を自由に変えることができる。第3制御情報は、指針式表示部D3が有する様々な表示形態の中から特定の表示形態を指定するものであって、検出情報から得られた数値に関して針部76がどの位置を指し示すかという表示形態に関する情報である。
ここで、図2及び図3を参照しながら、セグメント式表示部D1、単一式LED表示部D2、指針式表示部D3の組み合わせによって構成されるメータパネル30及び液晶モニタ80について説明する。
具体的には、図2(a)のメータパネル30を正面視すると、メータパネル30の中央には16個のLED表示部を有する単一式LED表示部D2が設けられ、単一式LED表示部D2の上側にはセグメント式表示部D1aが設けられている。また、単一式LED表示部D2の左側にはエンジン回転用指針式表示部D3a(回転用指針式表示部D3aともいう)が、右側には燃料用指針式表示部D3bと水温用指針式表示部D3cが左右に並ん
で設けられている。
燃料用LED表示部D2aは、燃料センサ40cからの検出情報に基づいて燃料タンク内の燃料が所定量以下となったときに点灯する。水温用LED表示部D2cは、水温センサ40bからの検出情報に基づいて冷却水の温度が所定値以上に上昇したり、水温センサ40bが故障などで異常な状態となったときに点灯する。
図2(b)を参照して、セグメント式表示部D1aについて説明する。セグメント式表示部D1aは、複数の液晶セグメント(セグメント素子)70を点灯又は消灯させることによって様々な情報を表示するものである。セグメント式表示部D1aは82個の液晶セグメント70と、同じく液晶による3つの記号表示部71a〜71cにより構成されたものである。これら3つの記号表示部71a〜71cのそれぞれを、1つの液晶セグメント70とみることができる。
指針式表示部D3a〜D3cは、回転中心まわりに所定角度で回動する針部76と、針部76と重なるように配置されたゲージ表示部77とを備えている。ゲージ表示部77に描かれる目盛りと、回動した針部76の先端部が指す目盛りの位置によって様々な情報を表示するものである。
水温用指針式表示部D3cは、針部76の先端がゲージ表示部77の上端を指し示したときは、エンジン11の冷却水が許容される範囲を超えた高い温度となっていることを示し、針部76の先端がゲージ表示部77の下端を示したときは冷却水が非常に低い温度となっていることを示す。
回転用指針式表示部D3aは、針部76の先端が左下方から時計回り(右回り)に右下方を向くまで回転する。針部76の先端がゲージ表示部77の左下方を指し示したときはエンジン回転数が低いことを示し、針部76の先端が右回りに回転するほどエンジン回転数が高くなっていることを示す。
識別情報判定手段C1aは、識別情報出力手段53で出力された識別情報によってメータパネル30が指定されているか否かを判定するものである。識別情報判定手段C1aは、CAN通信網Nを経てメインECU50の検出情報出力手段51、識別情報出力手段52、制御情報出力手段53から出力された識別情報を受信する。そして、識別情報判定手段C1aは、メインECU50から送られてきた識別情報に基づき、メインECU50から送られてきている検出情報や制御情報などのデータがメータパネル30にて表示するものであるか否かを判断し、データ(検出情報、制御情報)を受け入れるか否かを決定するものである。
例えば、表示制御手段C1bは、水温(検出情報)を受信したとき、データフレームDF内の水温に対応する信号を、メータパネル30の水温用指針式表示部D3cの表示形態である電圧に変換して、変換した電圧を水温用指針式表示部D3cに出力する。
液晶モニタ80は、メータパネル30と同様に7セグメント(セグメント群72)を有するセグメント式表示部D1bを備えている。セグメント式表示部D1bでは、上段と下段のそれぞれに、7セグメントが3つずつ配置されている。下段の3つの7セグメントの間には、ドット(.)から構成されたセグメント75が1つ配置されている。
このような液晶モニタ80は、第2従制御部C2を備えている。第2従制御部C2は、例えばCPU等から構成されていて、識別情報判定手段C2aと表示制御手段C2bを備えている。
例えば、表示制御手段C2bは、PTO回転数(検出情報)を受信したとき、データフレームDF内のPTO回転数に対応する信号を、液晶モニタ80のセグメント式表示部D1bの表示形態であるセグメント群72用の点灯電圧に変換して、変換した電圧を所定の位置にある各セグメント群72に出力する。
表示制御手段C2bの動作については、後に詳しく説明する。
図4を参照して、メータパネル30がエンジン回転数を表示するための動作フローについて説明する。
ステップS2において、検出情報出力手段51は、ステップS1で得られたエンジン回転数をCAN通信に規格に沿った8ビット信号に置き換える。
ステップS3において、識別情報出力手段52は、ステップS2で得られた8ビットエンジン回転数を表示する表示装置はメータパネル30であると判断する。そして、識別情報出力手段52は、エンジン回転数の表示対象をメータパネル30とするためにメータパネル30を指定する第1識別情報をエンジン回転数を送るデータフレームDFに付加する。これによって、エンジン回転数とメータパネル30とが関連付けられる。
つまり、識別情報出力手段52は、エンジン回転数を、複数の表示装置(メータパネル30、液晶パネル80)のうちメータパネル30で表示させ且つメータパネル30のセグメント式表示部D1a及び回転用指針式表示部D3aに表示させるために、第1識別情報を出力している。
ステップS5において、第1従制御部C1の識別情報判定手段C1aは、ステップS4でメインECU50から出力されてCAN通信網Nに流れる連続的なデータ(データフレームDF)中に第1識別情報が含まれているか否かを判断する。
ステップS7において、表示制御手段C1bは、エンジン回転数及び第1制御情報を受信するとエンジン回転数をセグメント式表示部D1aの仕様に変換すると共に変換したエンジン回転数を第1制御情報によって指定された表示形態(例えば、数字で右詰)となるようにセグメント式表示部D1aに表示させる。
ステップS7及びS8によって、エンジン回転数は、セグメント式表示部D1aと回転用指針式表示部D3aの両方に表示される。
ステップS10において、ステップS9での判断の結果、第2識別情報は含まれていないので、識別情報判定手段C2aは、エンジン回転数、第1制御情報及び第3制御情報を受信しない。
ステップS20において、燃料センサ40cが燃料残量を検出し、水温センサ40bが冷却水温度を検出する。
ステップS21において、検出情報出力手段51は、ステップS20で得られた燃料残量と冷却水温度が警告を要する値であるか否かを判断する。
ステップS23において、識別情報出力手段52は、第1識別情報を燃料の警告を送信するデータフレームDFに付加する。これによって、燃料の警告とメータパネル30とが関連付けられる。識別情報出力手段52は、第1識別情報に燃料の警告を表示する表示先(単一式LED表示部D2)も含める。
燃料の警告と同様に、識別情報出力手段52は、第1識別情報に対して、水温の警告を送信するデータフレームDFに水温の警告の表示先を付加し、制御情報出力手段53は、表示先での表示形態を指定する第2制御情報をデータフレームDFに付加する。
ステップS24において、メインECU50は、互いに関連づけた燃料の警告、第2制御情報、及び第1識別情報と、互いに関連づけた水温の警告、第2制御情報、及び第1識別情報とをCAN通信網Nに出力する。
ステップS26において、ステップS25で第1識別情報が含まれていると判断されると、互いに関連付けられた燃料の警告、第2制御情報と、互いに関連づけた水温の警告、第2制御情報とを受信する。
ステップS28おいて、表示制御手段C1bは、水温の警告及び第2制御情報を受信すると、水温の警告を水温用LED表示部D2bの仕様(例えば、電圧)に変換すると共に変換した燃料の警告を第2制御情報によって指定された表示形態(例えば、点灯)となるように水温用LED表示部D2bに表示させる。
ステップS30において、ステップS9での判断の結果、第2識別情報は含まれていないので、識別情報判定手段C2aは、燃料の警告及びこれに関連付けされた第2制御情報、水温の警告及びこれに関連付けされた第2制御情報を受信しない。
ステップS40において、車速センサ40dがトラクタ2の車速を検出する。また、クランク位置センサ40aがフライホイールの回転数を検出し、検出情報出力手段51がフライホイールの回転数からPTO回転数を得る。
ステップS43において、識別情報出力手段52は、ステップS42で得られた車速を表示する表示装置は液晶モニタ80であると判断し、車速を送るデータフレームDFに第2識別情報を付加する。これによって、車速と液晶モニタ80とが関連付けられる。同様に識別情報出力手段52は、ステップS42で得られたPTO回転数を表示する表示装置は液晶モニタ80であると判断し、PTO回転数送るデータフレームDFに第2識別情報を付加する。これによって、PTO回転数と液晶モニタ80とが関連付けられる。
制御情報出力手段53は、セグメント式表示部D1bに対してどのように車速を表示させるかという第1制御情報を、車速を送るデータフレームDFに付加する。これによって、車速と表示形態とが関連付けられる。また、制御情報出力手段53は、セグメント式表示部D1bに対してどのようにPTO回転数を表示させるかという第1制御情報を、PTO回転数を送るデータフレームDFに付加する。これによって、PTO回転数と表示形態とが関連付けられる。
ステップS45において、第2従制御部C2の識別情報判定手段C2aは、ステップS44でメインECU50から出力されたCAN通信網Nに流れる連続的なデータ中に第2識別情報が含まれているか否かを判断する。
ステップS47において、表示制御手段C2bは、車速及び第1制御情報を受信すると車速をセグメント式表示部D1bの仕様(例えば、電圧)に変換すると共に変換した車速を第1制御情報によって指定された表示形態となるように表示させる位置を指定する。
ステップS48において、表示制御手段C2bは、PTO回転数及び第1制御情報を受信するとPTO回転数をセグメント式表示部D1bの仕様(例えば、電圧)に変換すると共に変換したPTO回転数を第1制御情報によって指定された表示形態となるように表示させる位置を指定する。
ステップS49において、メータパネル30における第1従制御部C1の識別情報判定手段C1aは、ステップS44でメインECU50から出力されたCAN通信網Nに流れる連続的なデータ中に第1識別情報が含まれているか否かを判断する。
本実施形態によるトラクタ2は、メータパネル30及び液晶モニタ80(表示装置)とは別に配置されたメインECU(主制御部)を備えている。メインECU50は、検出情報出力手段51、識別情報出力手段52、及び制御情報出力手段53を備えている。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 走行車体
11 エンジン
12 変速装置
13 作業装置
14 キャビン
15 運転席
16 3点リンク機構
17 PTO回転軸
20 スイッチ
30 メータパネル
40 センサ
50 メインECU
51 検出情報出力手段
52 識別情報出力手段
53 制御情報出力手段
60 エンジンECU
70、75 液晶セグメント
71a〜71c 記号表示部
72〜74 セグメント群
76 針部
77 ゲージ表示部
80 液晶モニタ
90 変速バルブ
C1 第1従制御部
C1a,C2a 識別情報判定手段
C2 第2従制御部
C1b,C2b 表示制御手段
D1 セグメント式表示部
D2 単一式LED表示部
D3 指針式表示部
Claims (2)
- 作業を行う作業装置と、
前記作業装置の動作状態、或いは、運転状態を検出する検出器と、
前記検出器が接続され且つ当該検出器で検出された状態を示す検出情報が入力される主制御部と、
前記主制御部に接続され且つ当該主制御部に入力された検出情報を取得可能な表示装置と、
を備え、
前記主制御部と前記表示装置とは車両用ネットワークにより接続され、
前記主制御部は、前記検出情報を、前記作業機に設けられたエンジンを制御するエンジン制御部及び前記表示装置と共有しながら前記作業機を制御可能で、さらに、前記車両用ネットワークに接続された前記表示装置を制御可能であり、
前記表示装置は、前記検出情報を表示可能で且つ種類の異なる複数の表示器と、各表示器の表示を制御する従制御部とを備えており、
前記主制御部は、前記表示装置が備える種類の異なる複数の表示器のうち、種類が同じである特定の表示器で表示する検出情報の表示形態であって、前記特定の表示器における検出情報の表示位置、前記特定の表示器における検出情報を表す文字の種類、前記特定の表示器における検出情報の表示時間のいずれかの指定するための制御情報を、前記表示器の種類別に前記表示装置に出力する制御情報出力手段を備え、
前記従制御部は、前記特定の表示器における前記検出情報の表示形態が、前記制御情報によって指定された表示形態となるように、前記特定の表示器の表示を制御する表示制御手段を備えていることを特徴とする作業機。 - 前記複数の表示器は、複数のセグメントからなるセグメント表示部と、指針計からなる指針式表示部とを含み、
前記制御情報出力手段は、前記表示装置が備えるセグメント表示部及び指針式表示部のうち、前記セグメント表示部で検出情報を表示する場合の表示位置、セグメント表示部で検出情報を表示する場合の文字の種類、前記セグメント表示部で検出情報を点灯により表示する場合の点灯時間、前記セグメント表示部で検出情報を点滅により表示する場合の点滅時間のいずれかを指定するための制御情報を、前記表示装置に出力し、且つ、前記表示装置が備えるセグメント表示部及び指針式表示部のうち、前記指針式表示部で検出情報を表示する場合の表示位置を指定するための制御情報を、前記表示装置に出力することを特徴とする請求項1に記載の作業機。
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