JPH07266925A - 車両の表示装置 - Google Patents

車両の表示装置

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JPH07266925A
JPH07266925A JP6062776A JP6277694A JPH07266925A JP H07266925 A JPH07266925 A JP H07266925A JP 6062776 A JP6062776 A JP 6062776A JP 6277694 A JP6277694 A JP 6277694A JP H07266925 A JPH07266925 A JP H07266925A
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裕樹 上村
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歩 土井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバが車両前方を注意して走行すべき所
定の車両運転状況のもとで、ドライバの車両前方の視界
への注意度を高める。 【構成】 車室前側のフロントガラス上に表示領域が設
定され、この表示領域に情報を表示する車両の表示装置
において、所定の情報を出力してこの情報を表示領域に
表示する表示手段と、ドライバが車両前方を注意して走
行すべき状態であるか否かを判定する前方注意状態判定
手段と、及びこの前方注意状態判定手段により注意して
走行すべき状態であると判定された場合に、情報の表示
を通常の表示状態である規定表示状態から表示が目立た
ない所定表示状態に変更する変更手段と、を有すること
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の表示装置に係わ
り、特に、車室前側のフロントガラス上に表示領域が設
定され、この表示領域に情報が表示される車両の表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等の車両の表示装置
として、ドライバが運転中に表示を見る際における視認
性を高めることなどを目的として、表示領域が車両のフ
ロントガラス上に設定され、表示されるべき情報がこの
フロントガラス上に投影された表示像として表示される
ように構成した、所謂、ヘッドアップディスプレイ装置
が、一般的に知られている。このようなタイプの表示装
置を採用することにより、車両運転中、フロントガラス
を通して前方を眺めていたドライバが表示情報を視認す
る際における視線の移動量が、インストルメントパネル
内の所定個所にはめ込まれた従来タイプの表示装置(メ
ータ表示装置)を見る場合に比べて著しく小さくて済む
ようになり、視認性が向上すると共に、前方視界を見な
がら表示情報を確認できるので、車両運転時の安全性を
高めることができる。また、このタイプの表示装置とし
て、特開昭63−20242号公報には、昼間はフロン
トガラス上に情報を表示し、ヘッドランプ点灯時である
夜間はインストルメントパネル内のメータ表示装置に切
り換えて情報を表示することにより、夜間フロントガラ
ス上の表示が明るすぎて目が疲れるといった弊害等を防
止するようなものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した一般的なヘッ
ドアップディスプレイ装置である車両の表示装置は、車
両が通常の走行状態であれば、ドライバが前方視界を見
ながらフロントガラス上の表示情報を同時に確認できる
ので、運転時の安全性を高めるために極めて有効なもの
である。一方、運転車両が所定の運転状況の下で走行し
ている場合、例えば、前方車両との車間距離が短くなり
且つ急激に接近しているような場合、車両が車両が右折
若しくは左折を行っている場合、霧等で車両前方の視界
が悪くなっている場合等がある。このような運転状況に
おいては、ドライバは車両前方を相当注意して走行する
必要があるが、従来の表示装置においては、フロントガ
ラス上に表示された情報の表示像により、車両前方の視
界へのドライバの注意度が必ずしも高まらず、何らかの
対策を施す必要があった。また、エンジン始動後の所定
時間の間は、一般的にドライバの注意度が散漫となり、
そのため、上記の場合と同様に、車両前方の視界へのド
ライバの注意度を高めるための対策が必要である。
【0004】また、雨天走行時でワイパの作動中も同様
であり、車両前方の視界へのドライバの注意度を高める
ための対策が必要である。さらに、従来の表示装置にお
いて、前方車両(障害物)との距離が遠方になるとドラ
イバがみた前方走行車両の見掛け上の大きさが小さくな
り、フロントガラス上に表示された表示像と重なり合う
ような状態が発生する場合がある。この場合も、上記と
同様に、車両前方の視界へのドライバの注意度が必ずし
も高まらず、ドライバの注意度を高めるための対策が必
要である。そこで本発明は、従来からの要請に基づいて
なされたものであり、ドライバが車両前方を注意して走
行すべき所定の車両運転状況のもとで、ドライバの車両
前方の視界への注意度を高めるようにした車両の表示装
置を提供することを目的としている。また、本発明は、
自車が前方車両と接近している際にドライバの車両前方
の視界への注意度を高めるようにした車両の表示装置を
提供することを目的としている。また、本発明は、車両
が右折若しくは左折を行っている際にドライバの車両前
方の視界への注意度を高めるようにした車両の表示装置
を提供することを目的としている。
【0005】また、本発明は、エンジン始動後の所定時
間の間、ドライバの車両前方の視界への注意度を高める
ようにした車両の表示装置を提供することを目的として
いる。また、本発明は、霧等で車両前方の視界が低下し
ている際ドライバの車両前方の視界への注意度を高める
ようにした車両の表示装置を提供することを目的として
いる。また、本発明は、ワイパが作動している雨天走行
時に、ドライバの車両前方の視 界への注意度を高める
ようにした車両の表示装置を提供することを目的として
いる。さらに、本発明は、前方車両等の前方障害物の見
掛け上の大きさが情報の表示像よりも実質的に小さいと
き、ドライバの車両前方の視 界への注意度を高めるよ
うにした車両の表示装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するため請求項1記載の第1の発明は、車室前側のフ
ロントガラス上に表示領域が設定され、この表示領域に
情報を表示する車両の表示装置において、所定の情報を
出力してこの情報を表示領域に表示する表示手段と、ド
ライバが車両前方を注意して走行すべき状態であるか否
かを判定する前方注意状態判定手段と、及びこの前方注
意状態判定手段により注意して走行すべき状態であると
判定された場合に、情報の表示を通常の表示状態である
規定表示状態から表示が目立たない所定表示状態に変更
する変更手段と、を有することを特徴としている。この
第1の発明においては、前方注意状態判定手段によりド
ライバが車両前方を注意して走行すべき状態であるか否
かを判定し、注意して走行すべき状態であると判定され
た場合には、変更手段により、情報の表示を通常の表示
状態である規定表示状態から表示が目立たない所定表示
状態に変更するようにしている。この結果、第1の発明
によれば、ドライバが車両前方を注意して走行すべき所
定の車両運転状況のもとで、ドライバの車両前方の視界
への注意度を高めることができ、安全性が向上する。
【0007】また、請求項2記載の第2の発明において
は、上記前方注意状態判定手段が、自車が前方車両と接
近し前方注意領域であるか否かを判定する第1の判定手
段を有する。この第2の発明においては、第1の判定手
段により、自車が前方車両と接近し前方注意領域である
か否かを判定している。この結果、自車が前方車両と接
近している際にドライバの車両前方の視界への注意度を
高めることができる。また、請求項3記載の第3の発明
においては、上記前方注意状態判定手段が、車両が右折
若しくは左折を行っているか否かを判定する第2の判定
手段を有する。この第3の発明においては、第2の判定
手段により、車両が右折若しくは左折を行っているか否
かを判定している。この結果、車両が右折若しくは左折
を行っている際、ドライバの車両前方の視界への注意度
を高めることができる。また、請求項4記載の第4の発
明においては、上記前方注意状態判定手段が、エンジン
始動後の所定時間の間であるか否かを判定する第3の判
定手段を有する。
【0008】この第4の発明においては、第3の判定手
段により、エンジン始動後の所定時間の間であるか否か
を判定している。この結果、エンジン始動後の所定時間
の間、ドライバの車両前方の視界への注意度を高めるこ
とができる。また、請求項5記載の第5の発明において
は、上記前方注意状態判定手段が、車両前方の視界が低
下しているか否かを判定する第4の判定手段を有する。
この第5の発明においては、第4の判定手段により、車
両前方の視界が低下しているか否かを判定している。こ
の結果、車両前方の視界が低下している場合、ドライバ
の車両前方の視界への注意度を高めることができる。ま
た、請求項6記載の第6の発明は、更に、ワイパが作動
しているか否かを判定するワイパ作動判定手段と、ワイ
パ作動時にフロントガラスのワイパ拭き残し部に情報を
表示するようにする表示位置変更手段と、を有する。こ
の第6の発明においては、ワイパ作動判定手段がワイパ
ーが作動しているか否かを判定し、ワイパが作動してい
れば、表示位置変更手段により、フロントガラスのワイ
パ拭き残し部に情報を表示するようにしている。この結
果、ワイパ作動時に、ドライバの車両前方の視界への注
意度を高めることができる。
【0009】さらに、請求項7に記載の第7の発明は、
更に、前方障害物の見掛け上の大きさを検出する画像処
理手段と、この画像処理手段により検出された前方障害
物の見掛け上の大きさが上記情報の表示の大きさより実
質的に小さいときに上記情報を前方障害物と重ならない
ように表示する第2の表示位置変更手段と、を有する。
この第7の発明においては、画像処理手段により前方障
害物の見掛け上の大きさを検出し、この検出された前方
障害物の見掛け上の大きさが上記情報の表示の大きさよ
り実質的に小さいときには、第2の表示位置変更手段が
上記情報を前方障害物と重ならないように表示する。こ
の結果、ドライバの車両前方の視界への注意度を高める
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の車両の表示装置について添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の車両の表示装
置の実施例を示す全体構成図である。この図1におい
て、1は、ヘッドアップディスプレイ装置の全体を示
し、このヘッドアップディスプレイ装置1は、以下のよ
うに構成されている。先ず、車両のフロントガラス2の
室内側の面上には、表示領域を形成する薄膜状のコンバ
イナ4が形成されている。また、6は光源であり、この
光源6の前方には、表示器8が設けられている。この表
示器8により、車速、前方車両との車間距離等の表示さ
れるべき複数の運転情報のパターンが設定される。10
は、反射ミラーであり、表示器8を通過した光源6から
の光をその反射面にて所定の角度反射させるためのもの
である。この反射ミラー10には、この反射ミラー10
の反射面の上下方向角度を調整するためのモータ12が
設けられている。これにより、表示器8に表示された運
転情報の表示光は、反射ミラー10で反射され、フロン
トガラス1のコンバイナ4の所定の領域に投影され、そ
の運転情報が表示される。
【0011】これにより、運転席に着座したドライバ
は、そのアイレンジ(ドライバの目の位置の移動範囲)
14から、コンバイナ4に表示された運転情報の表示光
によってフロントガラス1の外側前方位置に結像された
情報の正立虚像である表示像を、上記フロントガラス1
の外側前方の風景と重ねて視認することができる。この
ようなヘッドアップディスプレイ装置を備えることによ
り、車両運転中、フロントガラス1を通して前方を眺め
ていたドライバが運転情報を視認する際には、この情報
を表示した表示器がインストルパネル内の所定個所には
め込まれていた従来のタイプのものに比べて、ドライバ
の視線の移動量が小さくて済むようになり、視認性が向
上すると共に、前方視界を見ながら表示された運転情報
を確認できるので、車両運転時における安全性が高めら
れる。ここで、このヘッドアップディスプレイ装置1
は、車幅方向の左側と右側の両側に同様なものだ2個設
けられている。運転情報の投影位置である表示位置を上
下方向に変更したい場合には、モータ12を駆動させて
反射ミラー10の反射面の傾斜角度を調整すればよく、
一方、運転情報の表示位置を車幅方向の左右位置に変更
したい場合には、それぞれの位置に対応するヘッドアッ
プディスプレイ装置1を作動させればよい。また、反射
ミラー10の反射面を左右方向に調整させることが可能
なように構成することにより、単一のヘッドアップディ
スプレイ装置1であっても、同様に、運転情報の表示位
置を車幅方向の左右位置に変更することができる。
【0012】図2に示すように、このヘッドアップディ
スプレイ装置1は、所定の運転状況の下で運転情報の表
示状態を変更するための表示制御装置20が設けられて
いる。この表示制御装置20は、電子コントロール・ユ
ニット22を有し、この電子コントロール・ユニット2
2には、上述したヘッドアップディスプレイ装置及びモ
ータがそれぞれ接続されている。ここで、第1のヘッド
アップディスプレイ装置24は、車幅方向右側の位置に
配置されたもので、第1のモータ26を有している。ま
た、第2のヘッドアップディスプレイ装置28は、車幅
方向左側の位置に配置されたもので、第2のモータ30
を有している。この表示制御装置20の電子コントロー
ル・ユニット22には、所定の運転状態であるか否かを
判定するために以下に説明する種々のセンサ等からの情
報が入力される。先ず、光センサ32は、車両の周囲の
背景輝度を検出するためのものであり、この光センサ3
2から背景輝度に関する信号が入力される。車速センサ
34からは、自車の車速信号が入力される。レーザレー
ダ装置36は、従来から良く知られたもので、自車の前
方車両や前方障害物等を検出するためのものである。即
ち、レーザレーダ装置36から発信されたレーザ光の反
射波の受信データにより、発信範囲内における前方車両
または前方障害物等の有無及びその距離及び自車と前方
車両との相対加速度等を検出することができるようにな
っている。また、本実施例においては、このレーザレー
ダ装置36により、霧等により車両の前方視界の低下も
検出するようにしている。これらの情報の信号がこのレ
ーザレーダ装置36から入力される。ハンドル舵角セン
サ38からは、ハンドル舵角の信号が入力される。ウイ
ンカ・スイッチ40からは、車両が右折又は左折する際
のウインカのオン・オフの信号が入力される。エンジン
・スイッチ42からは、エンジン始動の信号が入力され
る。タイマ44からは、エンジン始動後の所定時間をカ
ウントするための信号が入力される。マニュアル・スイ
ッチ46は、ヘッドアップディスプレイ装置自体のオン
・オフ、ヘッドアップディスプレイ装置の表示輝度、運
転情報の表示位置の調整(特に上下方向の位置調整)等
をドライバが好みに応じて調整するためのものである。
このマニュアル・スイッチ46から、これらの信号が入
力される。ワイパー・スイッチ48からは、ワイパーの
オン・オフの信号が入力される。さらに、画像処理手段
50は、前方車両や前方障害物等のの見掛け上の大きさ
を検出するためのものであり、これに関する信号が入力
される。
【0013】本発明の車両の表示装置において、ドライ
バが車両前方を相当注意して走行する必要がある所定の
運転状況の下では、以下に説明するように、ヘッドアッ
プディスプレイ装置1の表示状態(表示像)を目立たな
い状態とすることにより、ドライバの車両前方の視界へ
の注意度を高めるようにしている。以下、ドライバが車
両前方を相当注意して走行する必要がある所定の運転状
況下における各制御内容を順次説明する。先ず、本発明
の第1実施例について図3乃至図11を参照して説明す
る。この実施例は、自車と前方車両との車間距離が所定
値以下で且つ相対加速度が所定値の場合には、上記の所
定の運転状況下であると判断し、その場合に、ヘッドア
ップディスプレイ装置1の表示状態(表示像)を目立た
ない状態とすることにより、ドライバの車両前方の視界
への注意度を高めるようにしたものである。図3は、第
1実施例による制御内容を示すフローチャートである。
このフローチャートにおいて、Sは各ステップを表して
いる。図3において、S1において、自車の車速、自車
と前方車両との車間距離、車両の周囲の背景輝度を入力
する。次に、S2において、上記車間距離が所定車間距
離以下か否かを判定し、S3において、自車と前方車両
との相対加速度を演算し、次に、S4において、この相
対加速度が所定相対加速度であるか否かを判定する。
【0014】これらのS2とS4における判定は、図4
に示すマップを用いて行う。マップのA1 領域は、ドラ
イバが前方車両との接触を回避するために車両前方を相
当注意して走行する必要がある所定の運転状況領域であ
り、B2 領域は、その必要性のない通常の運転状況領域
である。このマップにより、A1 領域でると判定された
場合には、S5に進み、図5に示されたマップを用い
て、所定コントラスト比になるようにヘッドアップディ
スプレイ装置の表示輝度を設定し、一方、B2 領域であ
ると判定されが場合には、S6に進み、規定コントラス
ト比になるようにヘッドアップディスプレイ装置の表示
輝度を設定する。ここで、コントラスト比とは、(表示
輝度/背景輝度)で表される比であり、このコントラス
ト比が大とは、背景輝度に対してヘッドアップディスプ
レイ装置の表示輝度が大きい、即ち運転情報の表示像が
目立って表示されることを意味し、一方、コントラスト
比が小とは、背景輝度に対してヘッドアップディスプレ
イ装置の表示輝度が小さい、即ち運転情報の表示像が目
立たないように表示されることを意味している。図5で
示されるように、規定コントラスト比(R1 )の場合に
は、上述したマニュアル・スイッチ46によりドライバ
が任意に設定した表示輝度となるようにヘッドアップデ
ィスプレイ装置が制御され、一方、所定コントラスト比
(R2 )の場合には、表示輝度を上記の任意に設定した
表示輝度より所定の値だけ小さい値となるようにヘッド
アップディスプレイ装置が制御され、運転情報の表示像
が目立たないように表示される。ここで、マニュアル・
スイッチ46によりドライバが表示輝度を任意に設定で
きるので、この任意に設定された各表示輝度に対応し
て、規定コントラスト比(R1 )の値が設定され、この
各規定コントラスト比(R1 )の値に対応して、各所定
コントラスト比(R2 )の値が設定される。
【0015】従って、この第1実施例においては、自車
と前方車両との車間距離が所定値以下で且つ相対加速度
が所定値となった場合は、ヘッドアップディスプレイ装
置の表示輝度を所定コントラスト比(R2 )とし、運転
情報の表示像を目立たないように表示している。この結
果、この第1実施例によれば、自車が前方車両と接近し
ている際にドライバの車両前方の視界への注意度を高め
ることができる。この第1実施例においては、図6のS
7のステップに示すように、図3のS1に代えて、自車
の車速、自車と前方車両との車間距離、車両の周囲の背
景輝度に加えてドライバ操作(アクセルのオン・オフ及
ブレーキのオン・オフ)を入力するようにしてもよい。
ドライバ操作を入力した場合には、図4のマップを使用
する代わりに図7に示すマップを使用する。図7に示す
ように、ドライバがブレーキ操作を行っているときは、
車両前方を既に相当注意しているときであり、この場合
には、車両前方を相当注意して走行する必要がある所定
の運転状況領域であるA2 領域と通常の運転状況領域で
あるB2 領域との境界は、相対的に短い車間距離となる
ように設定されている。これに対し、ドライバがブレー
キ及びアクセルの両者の操作を共に行っていないとき
は、、車両前方を普通の状態で注意しているときであ
り、この場合には、A3 領域とB3 領域との境界は、相
対的に長い車間距離となるように設定されている。さら
に、ドライバがアクセル操作を行っているときは、車両
前方を最も注意しなければいけないときであり、この場
合には、A4 領域とB4 領域との境界は、相対的に最も
長い車間距離となるように設定されている。このように
各領域をドライバのアクセル及びブレーキ操作に対応さ
せてよりきめ細かく設定しているため、運転状況に応じ
てより適切にヘッドアップディスプレイ装置の表示輝度
を調整でき、ドライバの車両前方の視界への注意度をよ
り一層高めることができる。
【0016】また、この第1実施例においては、図3の
S5及びS6の各ステップに代えて、図8のS8及びS
9の各ステップを実行するようにしてもよい。即ち、図
8のS8においては、運転情報の表示像の表示位置を所
定表示位置(図9のC1 又はC2 で示す位置)にて表示
し、S9においては、運転情報の表示像の表示位置を規
定表示位置(図9のDで示す位置)にて表示する。この
ようにして、通常の運転領域では、ドライバがマニュア
ル・スイッチ46により任意に設定した表示位置である
規定表示位置(D)に運転情報の表示像を表示し、一
方、車両前方を相当注意して走行する必要がある所定の
運転状況領域では、表示位置を規定表示位置からドライ
バの視界から外れる位置である下方(C2 )若しくは車
幅方向左側の位置(C1 )へずらすようにしている。こ
のようにして、表示位置を規定表示位置から所定表示位
置に変更することにより、ドライバの車両前方の視界へ
の注意度を高めることができる。また、この第1実施例
においては、図3のS5及びS6の各ステップに代え
て、図10のS10及びS11の各ステップを実行する
ようにしてもよい。即ち、図10のS10においては、
運転情報の表示像を相対的に小さい所定の文字の大きさ
(図11(a)参照)で表示し、S11においては、運
転情報の表示像を相対的に大きい規定の文字の大きさ
(図11(b)参照)で表示する。このようにして、通
常の運転領域では、運転情報の表示像を相対的に大きい
規定の文字の大きさで表示し、一方、車両前方を相当注
意して走行する必要がある所定の運転状況領域では、相
対的に小さい所定の文字の大きさで表示するようにして
いるため、所定の運転状況領域で、文字の大きさが小さ
くなった分だけドライバの視界が良好となり、ドライバ
の車両前方の視界への注意度を高めることができる。
【0017】この第1実施例においては、上述した表示
輝度、表示位置及び表示文字の大きさの変更を任意に組
み合わせることにより、ヘッドアップディスプレイ装置
の表示を目立たない状態としてもよい。次に、本発明の
第2実施例について図12乃至図14を参照して説明す
る。この実施例は、車両が右折若しくは左折している場
合には、上記の所定の運転状況下であると判断し、その
場合に、ヘッドアップディスプレイ装置1の表示状態
(表示像)を目立たない状態とすることにより、ドライ
バの車両前方の視界への注意度を高めるようにしたもの
である。図12は、第2実施例による制御内容を示すフ
ローチャートである。このフローチャートにおいて、S
は各ステップを表している。図12において、S31に
おいて、車速、車両の周囲の背景輝度、ハンドル舵角及
びウインカーのオン・オフを入力する。次に、S32に
おいて、ウインカーがオンか否かを判定し、次にS33
において、車速が所定車速以下か否かを判定する。これ
らの各ステップS32,S33の両方においてYESの
場合には、S34に進み、コントラスト比マップI(図
13参照)に基づいて、ヘッドアップディスプレイ装置
の表示輝度を設定する。この場合、図13に示すよう
に、ハンドル舵角が所定舵角(θ1 )より小さい場合に
は、規定コントラスト比になるようにヘッドアップディ
スプレイ装置の表示輝度が設定され、ハンドル舵角が所
定舵角(θ1 )より大きい場合には、所定コントラスト
比になるようにヘッドアップディスプレイ装置の表示輝
度が設定される。規定コントラスト比(R1 )の場合に
は、上述したマニュアル・スイッチ46によりドライバ
が任意に設定した表示輝度となるようにヘッドアップデ
ィスプレイ装置が制御され、一方、所定コントラスト比
(R2 )の場合には、表示輝度を上記の任意に設定した
表示輝度より所定の値だけ小さい値となるようにヘッド
アップディスプレイ装置が制御され、運転情報の表示像
が目立たないように表示される。
【0018】一方、S33において、車速が所定車速以
下でないと判定された場合、S35に進み、ハンドル舵
角が所定舵角(θ1 )より大きいか否かを判定する。大
きい場合には、S34に進み、コントラスト比マップI
により所定コントラスト比(R2 )となるように調整さ
れる。また、S35において、ハンドル舵角が所定舵角
以下でないと判定された場合には、ドライバが車線変更
を行っている場合と考えられる。このような場合には、
S36に進み、規定コントラスト比(R1 )になるよう
にヘッドアップディスプレイ装置の表示輝度を設定す
る。次に、S32において、ウイカーがオンと判定さ
れ、さらに、S37において、ハンドル舵角が所定舵角
(θ1 )以上であると判定された場合には、ドライバが
ウインカーを作動させないで旋回している場合であるた
め、このような場合には、S38に進む。このS38で
は、図14に示すように、ハンドル舵角が所定舵角(θ
1 )より小さい場合には、規定コントラスト比(R1
になるようにヘッドアップディスプレイ装置の表示輝度
が設定され、ハンドル舵角が所定舵角(θ2 )より大き
い場合には、所定コントラスト比(R2 )になるように
ヘッドアップディスプレイ装置の表示輝度が設定され、
さらに、ハンドル舵角が(θ1 )と(θ2 )の間の中間
領域では、ハンドル舵角が大きくなるにしたがって徐々
に規定コントラスト比(R1 )から所定コントラスト比
(R2 )に近づくようにヘッドアップディスプレイ装置
の表示輝度が設定される。
【0019】従って、この第2実施例においては、車両
が右折若しくは左折している場合には、上記の所定の運
転状況下であると判断し、ヘッドアップディスプレイ装
置1の表示状態(表示像)を目立たないようにしてい
る。この結果、第2実施例によれば、車両が右折若しく
は左折している場合に、その開始時から終了時までの間
ドライバの車両前方の視界への注意度を高めることがで
きる。次に、本発明の第3実施例について図15乃至図
17を参照して説明する。この実施例は、エンジン始動
開始後の所定時間の間は、一般的にドライバの注意度が
散漫となりやすいため、ヘッドアップディスプレイ装置
1の表示状態(表示像)を目立たない状態とすることに
より、ドライバの車両前方の視界への注意度を高めるよ
うにしたものである。図15は、第3実施例による制御
内容を示すフローチャートである。このフローチャート
において、Sは各ステップを表している。図15におい
て、S41において、エンジンがオンしたか以下かを判
定する。次に、S42において、エンジン・オンからの
時間、車速、車両の周囲の背景輝度、を入力する。次
に、S43において、所定条件か否かを判定する。ここ
で、所定条件とは、ドライバがマニュアル・スイッチ4
6によりヘッドアップディスプレイ装置をオフと操作し
ている場合と、エンジン・オンする前のエンジン・オフ
としたときから所定時間経過している場合の何れか一方
が成立している場合である。エンジン・オンする前のエ
ンジン・オフとしたときから所定時間経過している場合
は、エンジンの再始動であり、以下の制御を必要としな
いと考えられる。従って、所定条件が満たされる場合に
は、本件の制御を行わない。
【0020】次にS44において、エンジン・オンから
の走行時間が所定時間(t1 )経過したか否かを判定す
る。所定時間(t1 )経過していなければ、S45に進
み、背景輝度が所定値以上か否かを判定する。ここで、
所定値は、昼と夜を判定するための値である。また、晴
れと曇りを判定するような値であってもよい。背景輝度
が所定値より小さい場合には、S46に進み、図16に
示すコントラスト比制御Iを実行する。また、背景輝度
が所定値以上の場合には、S47に進み、図16に示す
コントラスト比制御IIを実行する。図16において、コ
ントラスト比制御Iは、背景輝度が所定値以上である例
えば昼間であるときのコントラスト比を設定したもので
ある。この場合、エンジン・オンのときから徐々にコン
トラスト比を所定コントラスト比(R2 )から規定コン
トラスト比(R1 )に変化させている。即ち、エンジン
・オン直後は、表示輝度を目立たない状態としておき、
その後、徐々に表示輝度を目立たない状態から通常の背
景輝度の大きさに変化させている。一方、図16におい
て、コントラスト比制御IIは、背景輝度が所定値より小
さい場合、例えば夜間であるときのコントラスト比を設
定したものである。この場合、コントラスト比制御Iの
場合より、さらに長い時間かけて徐々にコントラスト比
を所定コントラスト比(R2 )から規定コントラスト比
(R1 )に変化させている。このようにコントラスト比
制御I及び制御IIを設定したのは、背景輝度の大きい例
えば昼間より背景輝度が小さい例えば夜間の方が、エン
ジン始動後所定時間の間、よりドライバの車両前方の視
界への注意度を高める必要があるからである。
【0021】また、図16は、エンジン始動後所定時間
の間、コントラスト比を変化させるようにしたものを示
しているが、この第3実施例においては、この図16に
示すそれ以外に、図17に示すようにしてもよい。即
ち、図17に示すものは、エンジン・オンのときから徐
々に運転情報の表示像の表示位置を表示像が目立たない
下方の位置から通常の規定表示位置である上方の位置に
移動させるようにしたものである。従って、この第3実
施例においては、エンジン始動開始後の所定時間の間
は、ヘッドアップディスプレイ装置1の表示状態(表示
像)を、表示輝度を小さくしたり又表示位置を通常より
下方の位置にするなどして、目立たないようにしてい
る。この結果、第3実施例によれば、エンジン始動開始
後の所定時間の間は、ドライバの車両前方の視界への注
意度を高めることができる。次に、本発明の第4実施例
について図18乃至図20を参照して説明する。この実
施例は、霧等で車両前方の視界が低下している場合に
は、上記の所定の運転状態であると判断し、この場合に
は、ヘッドアップディスプレイ装置1の表示状態(表示
像)を目立たない状態とすることにより、ドライバの車
両前方の視界への注意度を高めるようにしたものであ
る。
【0022】この実施例においては、霧等で車両前方の
視界が低下しているか否か判定するために、上述のレー
ザレーダ装置36を用いている。図18及び図19を用
いて、レーザレーダ装置36による視界低下状態の検出
方法を説明する。図18に示すように、進行路60上を
自車62が走行し、この自車62の前方を前方車両64
が走行している。この場合、自車62と前方車両64
は、一定の車間距離(L)で走行している。また、進行
路60の路肩には、リフレクタ66,68が所定間隔毎
に配置されている。自車62は、その前方部にレーザレ
ーダ装置36を備えており、検知幅70を有する。図1
9は、レーザレーダ装置36により検出された前方車両
64の検知距離(V64)と、リフレクタ66,68の検
知距離(R 66,R68)を示したものである。この図19
から明らかなように、前方車両64の検知距離(V64
は、一定の車間距離(L)を示し、リフレクタ66,6
8の検知距離(R66,R68)は、先ず最初に検知距離
(L1 )が検知され、その後、自車62がリフレクタ6
6,68に近接するに従い小さな検知距離へ変化してい
る。このときのリフレクタ66,68の最初の検知距離
(L1 )が最大検知距離(L1 )であり、この最大検知
距離(L1 )の値が、車両前方の視界が低下しているか
否かを判定する際の基準となる。
【0023】図20は、第4実施例による制御内容を示
すフローチャートである。このフローチャートにおい
て、Sは各ステップを表している。図20において、S
51において、車速と車両の周囲の背景輝度を入力す
る。次に、S52において、所定時間内での最大検知距
離(L1 )をモニターする。次に、S53において、最
大検知距離(L1 )が所定値(L0 )より小さいか否か
を判定する。ここで、所定値(L0 )は、霧等で視界が
低下している場合を想定し、約40〜50mに設定す
る。S53において、YSEであれば、視界が低下した
場合であり、この場合には、S54に進み、運転情報の
表示像を所定表示位置に表示し、一方、S53におい
て、NOであれば、視界が低下せず良好な場合であり、
この場合には、S55に進み、運転情報の表示像を規定
表示位置に表示する。ここで、所定表示位置及び規定表
示位置は、上述した下方若しくは車幅方向左側の位置で
ある所定表示位置(図9のC1 又はC2 で示す位置)及
びドライバがマニュアル・スイッチ46により任意に設
定した表示位置である規定表示位置(図9のDで示す位
置)と同様である。従って、この第4実施例において
は、霧等で車両前方の視界が低下している場合には、上
記の所定の運転状態であると判断し、この場合には、運
転情報の表示像を下方若しくは左側である所定表示位置
に表示することにより、ヘッドアップディスプレイ装置
1の表示状態(表示像)を目立たないようにしている。
この結果、第4実施例によれば、霧等で車両前方の視界
が低下している場合、ドライバの車両前方の視界への注
意度を高めることができる。
【0024】次に、本発明の第5実施例について図21
乃至図22を参照して説明する。この実施例は、雨天走
行時でワイパーの作動中は、上記の所定の運転状態であ
ると判断し、この場合には、ヘッドアップディスプレイ
装置1の表示状態(表示像)を目立たない状態とするこ
とにより、ドライバの車両前方の視界への注意度を高め
るようにしたものである。図21は、第5実施例による
制御内容を示すフローチャートである。このフローチャ
ートにおいて、Sは各ステップを表している。図21に
おいて、S61において、車速、車両の周囲の背景輝度
及びワイパーのオン・オフを入力する。次に、S62に
おいて、ワイパーが作動中であるか否かを判定する。ワ
イパーが作動中であれば、S63に進み、運転情報の表
示像を所定表示位置に表示し、一方、ワイパーが作動し
ていなければ、S64に進み、運転情報の表示像を規定
表示位置に表示する。図22により、この所定表示位置
及び規定表示位置を説明する。図22に示すように、フ
ロントガラス2上において、ワイパーによる拭き去り部
80,82が存在し、これらの拭き去り部80,82の
間にワイパーの拭き残し部84が存在する。上記所定表
示位置は、このワイパーの拭き残し部84内に設定さ
れ、Eにより示される位置である。一方、規定表示位置
は、上述したように、ドライバがマニュアル・スイッチ
46により任意に設定した表示位置(図22のDで示さ
れる位置であり図9のDで示す位置と同様)である。
【0025】従って、この第5実施例においては、雨天
走行時でワイパーの作動中は、上記の所定の運転状態で
あると判断し、この場合には、運転情報の表示像をワイ
パーの拭き残し部84内に設定さた所定表示位置に表示
することにより、ヘッドアップディスプレイ装置1の表
示状態(表示像)を目立たないようにしている。この結
果、第5実施例によれば、雨天走行時でワイパーの作動
中、ドライバの車両前方の視界への注意度を高めること
ができる。次に、本発明の第6実施例について図23及
び図24を参照して説明する。この実施例は、前方車両
(障害物)との距離が遠方になるとドライバがみた前方
走行車両の見掛け上の大きさが小さくなりフロントガラ
ス上に表示された表示像と重なり合うような状態が発生
する場合、上記の所定の運転状態であると判断し、この
場合には、ヘッドアップディスプレイ装置1の表示状態
(表示像)を目立たない状態とすることにより、ドライ
バの車両前方の視界への注意度を高めるようにしたもの
である。先ず、図23により、前方走行車両の見掛け上
の大きさが小さくなりフロントガラス上に表示された表
示像と重なり合う状態を説明する。図23において、F
は、バスやトラック等の大型車両の見掛け上の大きさを
示したものであり、自車との車間距離が大きくなるほど
その大きさは小さくなっている。Gは、同様に比較的小
型である乗用車の見掛け上の大きさを示したものであ
る。また、Hは、ヘッドアップディスプレイ装置1の表
示像の大きさを示したものである。図23から明らかな
ように、大型車両の場合(F)には、車間距離がL2
上となった場合に、前方車両の見掛け上の大きさがフロ
ントガラス上の表示像と重なり合い、一方、乗用車の場
合(G)には、車間距離がL3 以上となった場合に、前
方車両の見掛け上の大きさがフロントガラス上の表示像
と重なり合う。
【0026】図24は、第6実施例による制御内容を示
すフローチャートである。このフローチャートにおい
て、Sは各ステップを表している。図24において、S
71において、車速、車両の周囲の背景輝度、前方車両
(障害物)との距離及び前方車両(障害物)の大きさを
入力する。ここで、前方車両(障害物)との距離は、上
述したレーザレーダ装置36により検出され、前方車両
(障害物)の大きさは、従来から良く知られた画像処理
ユニット50により検出される。次に、S72におい
て、前方に車両(障害物)があるか否かを判定し、YE
Sの場合には、S73に進み、前方に車両(障害物)の
見掛け上の大きさを算出する。次に、S74において、
前方に車両(障害物)の見掛け上の大きさであるF,G
が、ヘッドアップディスプレイ装置1の表示像の大きさ
であるHより、小さいか否かを判定する。S74におい
て、YSEであれば、S75に進み、運転情報の表示像
を所定表示位置に表示し、一方、S74において、NO
であれば、S76に進み、運転情報の表示像を規定表示
位置に表示する。ここで、所定表示位置及び規定表示位
置は、上述した下方若しくは車幅方向左側の位置である
所定表示位置(図9のC1 又はC2 で示す位置)及びド
ライバがマニュアル・スイッチ46により任意に設定し
た表示位置である規定表示位置(図9のDで示す位置)
と同様である。
【0027】従って、この第6実施例においては、前方
車両(障害物)との距離が遠方になるとドライバがみた
前方走行車両の見掛け上の大きさが小さくなりフロント
ガラス上に表示された表示像と重なり合うような状態が
発生する場合、上記の所定の運転状態であると判断し、
この場合には、運転情報の表示像を下方若しくは左側で
ある所定表示位置に表示することにより、ヘッドアップ
ディスプレイ装置1の表示状態(表示像)を目立たない
ようにしている。この結果、第6実施例によれば、前方
車両(障害物)との距離が遠方になるとドライバがみた
前方走行車両の見掛け上の大きさが小さくなりフロント
ガラス上に表示された表示像と重なり合うような状態が
発生する場合、ドライバの車両前方の視界への注意度を
高めることができる。次に、図25乃至図27を参照し
て、上記のマニュアル・スイッチ46をドライバが調整
する場合に実行される制御内容を説明する。図25に示
すように、電子コントロール・ユニット22には、さら
に、距離センサ90からイグニッション・オン時からの
走行距離が、また、ギヤ位置センサ91から変速機のギ
ヤ位置がそれぞれ入力される。
【0028】図26は、マニュアル・スイッチ46をド
ライバが調整する場合に実行される制御内容を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートにおいて、Tは
各ステップを表している。図26において、T1におい
て、車速、車両周囲の背景輝度、イグニッション・オン
からの走行距離、及び変速機のギヤ位置が入力される。
次に、T2において、イグニッション・オンから走行し
ているか否かを判定し、走行していなければ、T3に進
み、ギヤがパーキング・レンジであるか否かを判定す
る。ギヤがパーキング・レンジであれば、T4に進み、
ヘッドアップディスプレイ装置を全面点灯モードに設定
する。この全面点灯モードは、図27に示すように、全
面点灯(a)、外形点灯(b)、及び表示部全点灯
(c)の各モードを有する。ここで、(a),(b)に
おいては、斜線部が点灯される。その後、T5におい
て、ヘッドアップディスプレイ装置の表示輝度を最大値
に設定する。このように、イグニッション・オン直後の
車両停止時に、ヘッドアップディスプレイ装置を全面点
灯モードとしその表示輝度を最大値に設定することによ
り、マニュアル・スイッチ46をドライバが極めて容易
に調整することができる。また、T3で、ギヤがパーキ
ング・レンジでないと判定された場合には、ドライバが
車両を発進させようとするときであるから、T6に進
み、ヘッドアップディスプレイ装置の表示輝度を通常の
規定コントラスト比に設定する。
【0029】以上説明した本発明の表示装置は、ドライ
バが車両前方を注意して走行すべき運転状況のもとで
は、情報の表示を目立たない状態にして、ドライバの注
意度を高めたものであるが、以下の述べるように、この
ように運転状況の際には、積極的にドライバは種々の警
告を発するようにしてもよい。以下、この場合を説明す
る。レーザレード装置36(図2参照)により、自車と
前方車両との車間距離及び相対加速度が検出される。図
28は、この車間距離と相対加速度をパラメータとして
作成された警報発生領域を示すマップである。この図2
8において、符号Aで表されるA領域は、ドライバに警
告(大)を発すべきる領域であり、符号Bで表されるB
領域は、ドライバに警告(小)を発すべきべき領域であ
り、符号Cは、ドライバに警告を発する必要のない領域
である。図28に示すように、ドライバが、ブレーキ操
作を行っているとき(図28の(a))は、ドライバが
既に車両前方に相当の注意を払っている場合なので、A
領域は、小さく設定され、ドライバが、アクセル操作を
行っている場合(図28(c))は、A領域が車間距離
が長くなる領域に拡大されている。図28(b)におけ
るA領域は、(a)と(c)の中間である。
【0030】図29は、ドライバに警告を発する場合の
制御内容を示すフローチャートである。この図29にお
いて、Pは各ステップを示している。先ず、P1におい
て、自車の車速、自車と前方車両との車間距離、及びド
ライバ操作(アクセルのオン・オフ及びブレーキのオン
・オフ)を入力する。次に、P2において、図29のマ
ップにより、C領域か否かを判定する。C領域であれ
ば、警報を発することはない。C領域であれば、P3に
進み、B領域か否かを判定する。C領域でもなくB領域
でもない場合は、A領域であるから、この場合には、P
4に進み、ヘッドアップディスプレイ装置により、例え
ば、「前方注意」等の警告表示を行う。このとき、表示
輝度は、図30に示すように、コントラスト比(大)と
して目立つようにする。B領域の場合には、P5に進
み、同様に、ヘッドアップディスプレイ装置により、例
えば、「前方注意」等の警告表示を行う。このとき、表
示輝度は、図30に示すように、コントラスト比(小)
とする。この例は、ドライバに警告(大)を発すべきる
領域であるA領域では、表示輝度のコントラスト比を大
し、また、ドライバに警告(小)を発すべきべき領域で
あるB領域は、表示輝度をコントラスト比を小としてい
る。この表示輝度を変更すること以外に、以下のように
して他の種類の警告を発するようにしてもよい。
【0031】先ず、A領域では、図31に示すように、
ドライバが任意に設定した通常の表示位置である規定表
示位置(D)に警告を表示し、B領域では、規定表示位
置より下方(C1 )若しくは左側(C2 )の位置である
所定表示位置に、警告を表示するようにしてもよい。ま
た、A領域では、警告表示する文字を大きくし、一方B
領域では、文字を小さくするようにしてもよい。また、
ブザー等を用いて、警告を発するようにしてもよい。こ
のとき、A領域では、ブザーの音量を大とし、一方B領
域では、ブザーの音量を小さくするようにしてもよい。
さらに、このとき、A領域では、発信音の発信周期を短
くし、B領域では、発信音の発信周期を長くするように
してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両の表示
装置によれば、ドライバが車両前方を注意して走行すべ
き所定の車両運転状況のもとで、ドライバの車両前方の
視界への注意度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両の表示装置の実施例を示す全体
構成図
【図2】 本発明の車両の表示装置の制御装置を示すブ
ロック図
【図3】 本発明の車両の表示装置の第1実施例による
制御内容を示すフローチャート
【図4】 本発明の車両の表示装置の第1実施例に係わ
る運転領域を示すマップ
【図5】 本発明の車両の表示装置の第1実施例に係わ
るヘッドアップディスプレイ装置のコントラスト比を示
すマップ
【図6】 本発明の車両の表示装置の第1実施例による
制御内容の他の例を示すフローチャート
【図7】 図6の本発明の車両の表示装置の第1実施例
による制御内容の他の例に係わる運転領域を示すマップ
【図8】 本発明の車両の表示装置の第1実施例による
制御内容の他の例を示すフローチャート
【図9】 本発明の車両の表示装置の第1実施例による
規定表示位置と所定表示位置を示す車室内からフロント
ガラスを見た正面図
【図10】 本発明の車両の表示装置の第1実施例によ
る制御内容の他の例を示すフローチャート
【図11】 図10の本発明の車両の表示装置の第1実
施例による所定文字と規定文字を示す図
【図12】 本発明の車両の表示装置の第2実施例によ
る制御内容を示すフローチャート
【図13】 本発明の車両の表示装置の第2実施例に係
わるヘッドアップディスプレイ装置のコントラスト比を
示すマップ
【図14】 本発明の車両の表示装置の第2実施例に係
わるヘッドアップディスプレイ装置のコントラスト比を
示すマップ
【図15】 本発明の車両の表示装置の第3実施例によ
る制御内容を示すフローチャート
【図16】 本発明の車両の表示装置の第3実施例に係
わるヘッドアップディスプレイ装置のコントラスト比を
示すマップ
【図17】 本発明の車両の表示装置の第3実施例に係
わるヘッドアップディスプレイ装置の表示位置を示すマ
ップ
【図18】 本発明の車両の表示装置の第4実施例に係
わる最大検知距離を説明するための平面図
【図19】 本発明の車両の表示装置の第4実施例に係
わる最大検知距離を説明するための線図
【図20】 本発明の車両の表示装置の第4実施例によ
る制御内容を示すフローチャート
【図21】 本発明の車両の表示装置の第5実施例によ
る制御内容を示すフローチャート
【図22】 本発明の車両の表示装置の第5実施例によ
る規定表示位置と所定表示位置を示す車室内からフロン
トガラスを見た正面図
【図23】 本発明の車両の表示装置の第6実施例によ
る制御内容を示すフローチャート
【図24】 本発明の車両の表示装置の第6実施例に係
わる見掛け上の大きさを説明するための線図
【図25】 本発明の車両の表示装置の実施例に用いら
れるマニュアル・スイッチをドライバが調整する場合に
用いられる制御装置を示すブロック図
【図26】 本発明の車両の表示装置の実施例に用いら
れるマニュアル・スイッチをドライバが調整する場合に
実行される制御内容を示すフローチャート
【図27】 ヘッドアップディスプレイ装置の全面点灯
モードを説明するための図
【図28】 ドライバ操作に基づく各運転領域を示した
マップ
【図29】 警告を発する場合の制御内容を示すフロー
チャート
【図30】 コントラスト比を示す線図
【図31】 規定表示位置と所定表示位置を示す車室内
からフロントガラスを見た正面図
【符号の説明】
1 ヘッドアップディスプレイ装置 2 フロントガラス 4 コンバイナ 6 光源 8 表示器 10 反射ミラー 12 モータ 20 表示制御装置 22 電子コントール・ユニット 24 第1のヘッドアップディスプレイ装置 26 第1のモータ 28 第2のヘッドアップディスプレイ装置 30 第2のモータ 32 光センサ 34 車速センサ 36 レーザレーダ装置 38 ハンドル舵角センサ 40 ウインカ・スイッチ 42 エンジン・スイッチ 44 タイマ 46 マニュアル・スイッチ 48 ワイパー・スイッチ 50 画像処理手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室前側のフロントガラス上に表示領域
    が設定され、この表示領域に情報を表示する車両の表示
    装置において、 所定の情報を出力してこの情報を表示領域に表示する表
    示手段と、 ドライバが車両前方を注意して走行すべき状態であるか
    否かを判定する前方注意状態判定手段と、及びこの前方
    注意状態判定手段により注意して走行すべき状態である
    と判定された場合に、情報の表示を通常の表示状態であ
    る規定表示状態から表示が目立たない所定表示状態に変
    更する変更手段と、 を有することを特徴とする車両の表示装置。
  2. 【請求項2】 上記前方注意状態判定手段は、自車が前
    方車両と接近し前方注意領域であるか否かを判定する第
    1の判定手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    車両の表示装置。
  3. 【請求項3】 上記前方注意状態判定手段は、車両が右
    折若しくは左折を行っているか否かを判定する第2の判
    定手段を有することを特徴とする請求項1記載の車両の
    表示装置。
  4. 【請求項4】 上記前方注意状態判定手段は、エンジン
    始動後の所定時間の間であるか否かを判定する第3の判
    定手段を有することを特徴とする請求項1記載の車両の
    表示装置。
  5. 【請求項5】 上記前方注意状態判定手段は、車両前方
    の視界が低下しているか否かを判定する第4の判定手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の車両の表示装
    置。
  6. 【請求項6】 更に、ワイパが作動しているか否かを判
    定するワイパ作動判定手段と、ワイパ作動時にフロント
    ガラスのワイパ拭き残し部に情報を表示するようにする
    表示位置変更手段と、を有するとを特徴とする請求項1
    記載の車両の表示装置。
  7. 【請求項7】 更に、前方障害物の見掛け上の大きさを
    検出する画像処理手段と、この画像処理手段により検出
    された前方障害物の見掛け上の大きさが上記情報の表示
    の大きさより実質的に小さいときに上記情報を前方障害
    物と重ならないように表示する第2の表示位置変更手段
    と、を有することを特徴とする請求項1記載の車両の表
    示装置。
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