WO2018116565A1 - 車両用情報表示装置及び車両用情報表示プログラム - Google Patents

車両用情報表示装置及び車両用情報表示プログラム Download PDF

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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer

Definitions

  • the fourth embodiment is characterized in that the visibility of the gesture trajectory 18 is lowered according to the driving situation.
  • the control circuit 2 determines whether it is on the expressway (S402). Whether the vehicle is on a highway is determined by the fact that the current position of the vehicle has entered from the interchange and has not exited the interchange. In other words, it is determined that the vehicle is on the highway, including not only driving on the main road of the highway but also stopping in the service area or the parking area. If it is on the highway (S402: YES), after confirming that no event has occurred (S405: NO), the gesture locus 18 is drawn in the front area 20 (S406). On the other hand, when it is not on the expressway (S402: NO), it operates in the same manner as the second embodiment (S403, S404, S407 to S409).
  • the gesture trajectory 18 is displayed in the front area 20 and the retreat area 19, however, the position of the driver's fingertip and the position of the gesture trajectory 18 are deviated, resulting in a feeling of strangeness.

Abstract

運転者の前方方向となる視界に位置するように設けられた表示領域(16)にヘッドアップディスプレイ(10)により情報を表示する車両用情報表示装置(1)であって、運転者のジェスチャによる入力であるジェスチャ入力を検出するジェスチャ検出部(2a)と、前記ジェスチャ入力を認識する認識部(2b)と、前記認識に応答した情報であるフィードバック情報を生成する情報生成部(2c)と、前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げない態様で前記ヘッドアップディスプレイにより表示する表示抑制処理を実行する表示抑制部(2d)と、を備える。

Description

車両用情報表示装置及び車両用情報表示プログラム 関連出願の相互参照
 本出願は、2016年12月22日に出願された日本出願番号2016-249189号に基づくもので、ここにその記載内容を援用する。
 本開示は、車両用情報表示装置及び車両用情報表示プログラムに関する。
 運転者が体の一部を使用してジェスチャを描くことで車載装置に指示する場合、何もフィードバックが無い場合より、様々なフィードバックがあるほうが容易に入力できることが知られている。例えば特許文献1のように、フィードバックはジェスチャの軌跡が代表的である。これにより、ユーザは自身が思い浮かべたジェスチャが正しく描けているかを認識できる。あるいは、ジェスチャが誤認識または失敗した場合にも、その理由を推測することができ、次回以降のジェスチャ入力を補正することができる。
特開平6-149467号公報 特開2002-259046号公報
 フィードバックには、ジェスチャの軌跡のほかにも、現在の入力時点で推測されるジェスチャ図形を表示するもの、ジェスチャ入力の進捗を表示するもの、ジェスチャ入力時の身体部位をアイコン表示するもの、軌跡等をLEDで表示するものなどがある。
 一方、特許文献2ではウェアラブルコンピュータのディスプレイにフィードバックを表示しているが、車両に適用する場合、ジェスチャのフィードバックはヘッドアップディスプレイにより表示することが考えられる。
 しかしながら、走行中に運転者の前方となる視界となる目の前にジェスチャに応じたフィードバック情報を表示した場合、運転者の前方視界がフィードバック情報により妨げられてしまう。
 本開示の目的は、運転者のジェスチャに応答した情報であるフィードバック情報をヘッドアップディスプレイにより表示する場合に、運転者の前方視界を妨げることがない車両用情報表示装置及び車両用情報表示プログラムを提供することにある。
 本開示の第一の態様において、運転者が車両用情報表示装置に指示するためにジェスチャすると、ジェスチャ検出部がジェスチャ入力を検出し、認識部がジェスチャ入力を認識するので、情報生成部がジェスチャ入力に応じた情報であるフィードバック情報を生成する。そして、表示抑制部は、フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げない態様でヘッドアップディスプレイにより表示する表示抑制処理を実行する。これにより、フィードバック情報により運転者の前方視界が妨げられることはないので、前方の交通状況を確実に確認しながらフィードバック情報をも確認することができる。
 本開示についての上記目的およびその他の目的、特徴や利点は、添付の図面を参照しながら下記の詳細な記述により、より明確になる。その図面は、
図1は、第1実施形態におけるナビゲーション装置の構成を示す機能ブロック図であり、 図2は、ヘッドアップディスプレイの構成を示す模式図であり、 図3は、インストルメントパネル周りの斜視図であり、 図4は、指先を示すステアリングホイールの正面図であり、 図5は、ジェスチャ入力の一例を示す図であり、 図6は、退避領域へのジェスチャ軌跡の表示状態を示すステアリングホイールの正面図であり、 図7は、制御回路の動作を示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態における前方領域へのジェスチャ軌跡の表示状態を示す図であり、 図9は、ジェスチャ軌跡の非表示状態を示す図であり、 図10は、制御回路の動作を示すフローチャートである。 図11は、第4実施形態における前方領域へのジェスチャ軌跡の表示状態を示す図であり、 図12は、制御回路の動作を示すフローチャートである。 図13は、第5実施形態におけるジェスチャ軌跡の退避領域への表示状態を示す図であり、 図14は、制御回路の動作を示すフローチャートである。 図15は、第6実施形態におけるジェスチャ軌跡の表示を示す図(その1)であり、 図16は、ジェスチャ軌跡の表示を示す図(その2)であり、 図17は、ジェスチャ軌跡の表示を示す図(その3)である。 図18は、第7実施形態におけるコマンドを前方領域への表示状態を示す図であり、 図19は、コマンドを退避領域への表示状態を示す図であり、 図20は、制御回路の動作を示すフローチャートである。 図21は、第8実施形態におけるエラー表示を前方領域への表示状態で示す図であり、 図22は、エラー表示を退避領域の表示状態で示す図であり、 図23は、制御回路の動作を示すフローチャートである。
 (第1実施形態)
 以下、本発明を車両用ナビゲーション装置に適用した実施形態について説明する。まず、第1実施形態について図1から図7を参照して説明する。
 図1に示すナビゲーション装置1(車両用情報表示装置に相当)は、制御回路2、前方監視装置3、GPS受信機4、距離センサ5、操作スイッチ群6、表示装置7、音声出力装置8、ジェスチャ検出装置9、ヘッドアップディスプレイ(以下、HUDと称する)10、通信装置11、プログラムを格納する記憶装置12、運転者の運転状態を検出する運転状態検出装置13を備えて構成されている。尚、記憶装置12は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリに代表される半導体メモリのような非遷移的実体的記録媒体であればよい。
 制御回路2はナビゲーション装置1の全体動作を制御するものでマイクロコンピュータを主体に構成されており、内部には周知のCPU、RAM、ROM、これらを接続するバスライン、電源回路等を備える。
 前方監視装置3は、車両の前方視野の像を画像解析用に取得するもので、前方監視カメラ3a、A/D変換器3b、画像処理回路3cを備えて構成される。前方監視カメラ3aは、車室内から車両前方に向けて取り付けられ、前方視野のアナログ画像を取得してA/D変換器3bに出力する。A/D変換器3bは前方監視カメラ3aからのアナログ画像信号をA/D変換してディジタル信号に変え、画像処理回路3cに出力する。画像処理回路3cはディジタルの画像信号を処理し、画像解析しやすいように被写体の輪郭線、主要形状線のみを抽出するなどして制御回路2に出力する。制御回路2は、前方監視装置3からの情報に基づいて例えば前方車両までの距離や前方に位置する障害物までの距離を測定し、危険度が高いと判断した場合はブレーキを作用させることで車両を減速や停止する。
 GPS受信機4は、複数のGPS用人工衛星からの電波を受信して車両の現在位置を算出して制御回路2に伝えるものである。距離センサ5は走行距離を計測するセンサで、例えばフロントホイ-ルの回転数を計数して走行距離を計測する。距離センサ5の計測値は、GPS受信機4により算出された現在位置座標の補正に使用される。このGPS受信機4と距離センサ5とが位置検出手段の位置検出用センサに相当するものであるが、位置検出手段にはこの他に車体方位センサ、速度センサ等も位置検出精度向上のために用いてもよい。
 操作スイッチ群6は、制御回路2にコマンドやデータを入力するためのもので、例えばカラー液晶ディスプレイ上に形成されたタッチスイッチ、リモコンスイッチ等で構成される。表示装置7は、位置検出手段にて検出した車両現在位置を道路地図に重畳して表示するためのもので、例えばカラー液晶ディスプレイで構成される。音声出力装置8は、制御回路2からの出力情報を人工音声に変えて運転者に伝える。
 通信装置11は、VICS(Vehicle Information & Communication System、登録商標)から渋滞状況、工事・交通規制、所要時間等の道路交通情報をディジタル信号で受信するためのものである。
 記憶装置12には道路地図を含む地図データが予め記憶されている。この地図データは、車両が走行している地図上の位置の確認、一般的なナビゲーション機能である経路探索や経路誘導等に使用される。
 記憶装置12内には、一般的なナビゲーション機能を実行するためのプログラム、例えばGPS受信機4により算出された位置座標を距離センサ5の測定値で補正する機能、補正した位置座標を地図上に位置付けて車両の現在位置を確定するマップマッチング処理機能、目的地や経由地の指定を受けて現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索機能、その経路探索結果に応じた走行経路を地図画面上に表示して誘導する経路誘導機能などを実行するプログラムが予め記憶されている。本実施形態では、これらのプログラムに加えて後述するジェスチャ認識プログラムを実行するようになっている。
 運転状態検出装置13は、運転者を撮影するように車室内に設けられた図示しない監視カメラから映像を取得し、運転者の顔や動作などの運転者の状態を解析して運転状態を判定し、制御回路2に通知することで運転者に注意を促す機能を有する。運転状態とは、例えば運転者が漫然としていたり、眠気や疲労あるいは注意力低下または覚醒度低下を引き起こしていたり、反対に過覚醒あったりするなどである。このような運転状態は、運転に適さない状態つまり不適切運転状態であるから、適切な運転状態となることが望まれる。また、監視カメラからの情報だけではなく、前方監視装置3や車両の走行状態を検出する各種センサあるいは各種車両情報から得られる車両の状態からも運転状態を検出することができ、これらを運転状態検出装置13の構成要素とすることもできる。
 HUD10は、運転者が前方方向から視線を外すことなく情報を見ることができるようにするための装置である。このHUD10は、図2に示すように、インストルメントパネル14の裏側に設けられた光源10a、液晶パネル10b、凹状の反射鏡10c、防塵カバー10dとから構成されている。光源10aの光軸上に液晶パネル10bと反射鏡10cとが位置しており、光源から光軸上に照射された光が液晶パネル10bを通過して反射鏡10cで図示上方に集光状態で反射される。この反射鏡により反射された光は、防塵カバー10dを通して図3に示すフロントウインドシールド15上の所定の表示領域16に結像される。したがって、運転者は、フロントウインドシールド15を介して前方を見たまま表示領域16に結像した情報を視認することができる。
 ジェスチャ検出装置9はインストルメントパネル14に設けられており、図4に示すようにほぼ中立位置に位置したステアリングホイール17を握った手から前方に伸ばした指先の位置を検出する。この場合、運転者は、指先を動かすジェスチャにより所定の図形を描くことでナビゲーション装置1に対して各種操作を指示することができる。ジェスチャにより描く図形は、図5に示すように複数設定されており、例えば直角方向にジェスチャすることで次の曲に移動または選局したり、前の曲に移動または選局したりする操作を指示することができる。尚、図5に示す図形は一例であり、図示しない他の操作をジェスチャにより所定の図形を描くことで指示することができる。
 ジェスチャ検出装置9は、所定のジェスチャ検出エリアに赤外線を放射する発光素子、及びジェスチャ検出エリアに位置する指先で反射した赤外線を撮像するイメージセンサからなる受光素子等により構成されている。ジェスチャ検出エリアは、図4に示すようにステアリングホイール17を握っている手の指先が位置可能な範囲である。受光素子は、ジェスチャ検出エリアに位置して指先を撮像し、当該指先の位置を示す検出信号を生成して制御回路2に出力する。
 制御回路2は、ジェスチャ検出装置9から入力される検出信号を解析することにより、運転者の指先によりジェスチャが行われたか否かを判定する。つまり、指先の位置を追跡することにより指先の軌跡をジェスチャ入力として検出する。
 尚、本実施形態では、空中に指先で描くジェスチャでポインティングする構成について説明したが、指先ではなく腕や手首で描く場合、マウスやタッチパッド等を使用するようにしても良く、ポインティングするデバイスが限定されるものではない。あるいは、ステアリングホイール17を把持したまま描くだけではなく、ステアリングホイール17から手を離した状態で描いてもよい。
 制御回路2は、記憶装置12に格納されているジェスチャ認識プログラムを実行することで、ジェスチャ検出部2a、認識部2b、情報生成部2c、表示抑制部2d、イベント検出部2e、認識判定部2fの機能を実行する。
 さて、運転者がナビゲーション装置1を指先のジェスチャにより操作する場合は、図6に示すようにステアリングホィールを握った手の指先を前方に伸長した状態で、一筆書きの要領で指先を動かして所望のジェスチャを描く。すると、ジェスチャ検出装置9は、運転者によるジェスチャ入力を検出するようになる。尚、図6では、図5に示す更新のジェスチャを描いていることを示している。
 制御回路2は、図7に示すジェスチャ認識プログラムを実行しており、ジェスチャ入力を検出したかを判定しており(S101:NO)、指先によるジェスチャ入力を検出した場合は(S101:YES)、表示抑制処理を実行する(S102)。つまり、図6に示すようにジェスチャ軌跡18を運転者の前方視界を妨げない領域に描画する。前方視界とは、運転者が特に運転に集中するために注視する前方の視界を意味する。また、前方視界を妨げない領域(以下、退避領域19と称する)とは、図3に示す表示領域16において前方視界に対応する領域(以下、前方領域20と称する)から外れた領域である。
 また、ジェスチャ軌跡18を描画する場合、退避領域19の右下角部において指先の最初の検出位置に対応した位置(図6中に黒丸で示す)からジェスチャ軌跡18の描画を開始し、指先の現在位置(図6中に矢印で示す)までの移動軌跡が残るように描画する。この場合、ジェスチャ軌跡18の描画情報がフィードバック情報に相当する。
 次にジェスチャ認識処理を実行し(S103)、ジェスチャ入力が確定したかを判定する(S104)。つまり、ジェスチャが図5に示すジェスチャパターンや図示しないジェスチャパターンの内の一つに一致するかを判定する。ジェスチャが確定した場合は(S104:YES)、ジェスチャが指示する操作を実行する(S105)。尚、ジェスチャ入力が確定した場合は、ジェスチャ軌跡18を消去する。
 以上のようにして、ステアリングホイール17を握った手の指先のジェスチャによりナビゲーション装置1に対して各種操作を指示することができる。このような指示は操作スイッチ群6に対する操作でも行うことができるが、操作スイッチ群6の位置を確認するには大きな視線の移動を伴う。これに対して、ジェスチャによる指示は前方を視認しながら行うことができることから、安全性に極めて優れている。
 このような実施形態によれば、制御回路2は、ジェスチャ軌跡18を常に退避領域19に表示することで表示抑制処理を実行するので、運転者は、前方の交通状況を常に確認しながら視線を大きく移動することなくジェスチャ軌跡18をも確認可能となる。
 (第2実施形態)
 次に、第2実施形態について図8から図10を参照して説明する。この第2実施形態は、運転状況に応じてジェスチャ軌跡18を消去することを特徴とする。
 第1実施形態では、ジェスチャ軌跡18を常に退避領域19に表示することで安全性に配慮したが、退避領域19は運転者の前方視界から外れて設定されていることから視認性が劣ることから、運転者の負荷状態や車両の走行状態等の運転状況を認識し、運転状況に応じてジェスチャ軌跡18を退避領域19に表示することで安全に配慮しながらジェスチャ軌跡18の視認性を高めるのが望ましい。ジェスチャ軌跡18の視認性とは、前方を見ている運転者がジェスチャ軌跡18を視認する程度を示し、視認性が高い状態とは、運転者の前方視界がジェスチャ軌跡18により妨げ得る態様である。
 ここで、運転者の負荷状態とは、運転に集中しなければならない場合は負荷が高く、そうでない場合には低いものと考える。典型的には車両の走行状態であり、停止中であればよほどのことがない限り運転に集中する必要はないが、走行中は運転に集中する必要があり、その重要性は速度等に比例して増大する。運転者の負荷状態の把握は、運転状態検出装置13の判定により可能であるが、車両に設けられた各種ECU(Electronic Control Unit)から車両の走行状態を取得して判定するようにしてもよい。
 制御回路2は、図10に示すように、ジェスチャ入力を検出した場合は(S201:YES)、車両が停止しているかを判定する(S202)。つまり、距離センサ5による検出情報に基づいて車両が停止しているかを判定する。車両が停止している場合は(S202:YES)、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に描画する(S204)。つまり、図8に示すように、前方領域20において指先の最初の検出位置(図8中に黒丸で示す)からジェスチャ軌跡18の描画を開始し、指先の現在位置(図8中に矢印で示す)までの移動軌跡が残るように描画する。
 しかしながら、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に表示した場合には、前方領域20にジェスチャ軌跡18が位置するので、前方の視認性を妨げるおそれがある。
 そこで、制御回路2は、図10に示すように、車両の走行状態では(S202:NO)、表示抑制処理を実行する(S203)。この場合の表示抑制処理は、図9に示すようにジェスチャ軌跡18を非表示として消去する。
 以後は、第1実施形態と同様に、ジェスチャ認識処理を実行し(S205)、ジェスチャ入力が確定すると(S206:YES)、ジェスチャ機能を実行する(S207)。
 このような実施形態によれば、制御回路2は、車両の停止状態ではジェスチャ軌跡18を表示し、車両の走行状態では、ジェスチャ軌跡18を消去することで表示抑制処理を実行するので、安全性に配慮しながらジェスチャ軌跡18の視認性を高めることができる。また、運転者は、車両の走行状態では、ジェスチャ入力を控えるようになり、運転に集中することができる。
 (第3実施形態)
 次に、第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、運転状況に応じてジェスチャ軌跡18を退避領域19に表示することを特徴とする。
 制御回路2は、図10のステップS203の表示抑制処理を実行する場合は、図6に示すようにジェスチャ軌跡18を消去するのに代えて退避領域19に描画する。
 このような実施形態によれば、車両の停止状態ではジェスチャ軌跡18を前方領域20に表示し、車両の走行状態ではジェスチャ軌跡18を退避領域19に表示するので、安全性に配慮しながらジェスチャ軌跡18の視認性を高めることができる。
 (第4実施形態)
 次に、第4実施形態について図11及び図12を参照して説明する。この第4実施形態は、運転状況に応じてジェスチャ軌跡18の視認性を低下させることを特徴とする。
 制御回路2は、図12に示すように、ジェスチャ入力を検出した場合に(S301:YES)、車両が停止している場合は(S302:YES)、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に輝度を高めて描画する(S304)。そして、車両が走行開始すると(S302:NO)、表示抑制処理を実行する(S303)。この場合の表示抑制処理は、図11に示すようにジェスチャ軌跡18の輝度を運転者の前方視界を妨げない程度まで低下させる。
 以後は、第1実施形態と同様に、ジェスチャ認識処理を実行し(S305)、ジェスチャ入力が確定すると(S306:YES)、ジェスチャ機能を実行する(S307)。
 このような実施形態によれば、制御回路2は、車両が停止している場合はジェスチャ軌跡18を前方領域20に輝度を高めた状態で表示し、車両の走行状態ではジェスチャ軌跡18の輝度を低下させることで表示抑制処理を実行するので、運転者は、ジェスチャ軌跡18を常に確認することができながら、イベントの発生時は、前方の交通状況を確実に確認することができる。
 尚、ジェスチャ軌跡18の輝度を低下するのに代えて、ジェスチャ軌跡18の透明度を高めることで表示抑制処理を実行するようにしても良い。透明度を高める方法としては、ジェスチャ軌跡18を粒子で表示したり、点滅表示したりすることで実現できる。
 (第5実施形態)
 次に、第5実施形態について図13及び図14を参照して説明する。この第5実施形態は、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に表示している状態で、運転者が特に運転に集中する必要性が高いイベントが発生した場合に表示抑制処理を実行することを特徴とする。イベントとしては、車両の走行開始時、または危険度が高い事象等が発生した場合である。危険度が高い事象とは、前方監視装置3により前方を走行する車両との距離が急激に低下したことを検出したり、車両の前方に走行の障害となる車両、自転車、人等を検出したりした場合である。尚、各種センサにより運転者の血圧が急激に上昇したり、単位時間の呼吸回数が急激に増加したりしたことを検出した場合や、外部から車両の進行方向に位置するブラインドに車両や障害物が存在する情報を受信した場合であっても良い。
 即ち、上記各実施形態では、車両の走行状態では、車両の停止時に比較して運転者の負荷が高いことを考慮し、表示抑制処理を実行することによりジェスチャ軌跡18を消去したり、退避領域19に表示したりしたが、例えば高速道路を走行するような場合は、運転者の負荷は比較的小さいと考えられる。つまり、高速道路では交差点で停止したり人や自転車などが飛び出したりすることがないことから、運転者は、比較的リラックスした状態で運転できる。
 そこで、制御回路2は、図14に示すように、ジェスチャ入力を検出した場合は(S401:YES)、高速道路上かを判定する(S402)。高速道路上かの判定は、車両の現在位置がインターチェンジから入場し、且つインターチェンジから退出していなことにより判定する。つまり、高速道路の本線を走行しているのは勿論のこと、サービスエリアやパーキングエリアに停止している状態を含めて高速道路上と判定する。高速道路上の場合は(S402:YES)、イベントが発生していないことを確認してから(S405:NO)、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に描画する(S406)。一方、高速道路上でない場合は(S402:NO)、第2実施形態と同様に動作する(S403、S404、S407~S409)。
 しかしながら、高速道路上であると判定した場合であっても、サービスエリアやパーキングエリアで停止状態から車両の走行を開始する場合や、ランプウェイから本線車道に合流したり本線車道からランプウェイに退出したりする場合や、走行中に前方車両との間隔が設定距離以下となった場合や、車線を変更する等、運転に集中する必要性が高い場合は、イベントが発生したと判定し(S405:YES)、表示抑制処理を実行する(S404)。この場合の表示抑制処理は、上記した第2~4実施形態と同様である。即ち、第2実施形態と同様にジェスチャ軌跡18を消去したり、第3実施形態と同様にジェスチャ軌跡18を退避領域19に表示したり、第4実施形態と同様にジェスチャ軌跡18の視認性を低下させたりする。また、表示抑制処理を実行する際にジェスチャ軌跡18を描画する場合は、図13に示すようにジェスチャ軌跡18に隣接して危険であることを報知する危険情報を同時に描画する。
 このような実施形態によれば、制御回路2は、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に表示している状態でイベントが発生した場合は、第2~4実施形態と同様な表示抑制処理を実行するので、運転者は、ジェスチャ軌跡18を確認しながらイベントが発生した場合は前方の交通状況を確実に確認することができる。
 尚、車両の走行状態で表示抑制処理を実行しない運転状況としては、高速道路に限定されることなく、交差点と交差点との間の距離が長い道路や郊外の道路のように前方の見通しが良い道路を走行する場合であっても良い。
 (第6実施形態)
 次に、第6実施形態について図15から図17を参照して説明する。この第6実施形態は、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に常に表示することを特徴とする。
 ジェスチャ軌跡18は、上述したようにジェスチャ入力が認識されると消去される一時的な表示であることから、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に表示するにしても、運転者の前方視界が妨げ得るのは一時的である。したがって、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に常に表示することが考えられる。
 しかしながら、ジェスチャ軌跡18に対して目立つような演出が行われている場合にイベントが発生したときは、ジェスチャ軌跡18が目立たないようにジェスチャ軌跡18の演出度を低下させるのが望ましい。
 ジェスチャ軌跡18の演出度を低下させる具体例としては、次のように挙げることができる。
 (1)図15に示すように、ジェスチャ軌跡18を後端から全て残して描画する演出を行う制御を行っている場合にイベントが発生したときは、ジェスチャ軌跡18の後端を徐々に消去する制御に変更する。後端を徐々に消去する方法としては、時間の経過に従ってジェスチャ軌跡18の後端部を消去する方法と、ジェスチャ軌跡18の表示端部からの表示距離が一定となるようにジェスチャ軌跡18の後端部を消去する方法とが考えられる。
 (2)ジェスチャ軌跡18を目立つ色で描く制御を行っている場合にイベントが発生したときは、目立たない色で描画する。例えば赤色から薄緑色による描画に変更したり、前方監視装置3が撮影した画像中に最も占める色に対する補色から類似色での描画に変更したりする。
 (3)ジェスチャ軌跡18の描画に所定の装飾表示を行っている場合にイベントが発生したときは、その装飾表示を停止する。例えば、図16に示すように、ジェスチャ軌跡18をパーティクルの集合体で描画している場合にイベントが発生したときは、ジェスチャ軌跡18を上記各実施形態と同様に線で描画する。
 (4)図17に示すように、ジェスチャ軌跡18を描く仮想の手を付加して描画している場合にイベントが発生したときは、仮想の手の描画を停止する。
 このような実施形態によれば、制御回路2は、ジェスチャ軌跡18を前方領域20に常に表示し、イベントが発生した場合は、ジェスチャ軌跡18の演出度を低下させることで表示抑制処理を実行するので、運転者は、ジェスチャ軌跡18を常に確認しながら、イベントの発生時は、車両の前方の交通状況を確実に確認することができる。
 (第7実施形態)
 次に、第7実施形態について図18から図20を参照して説明する。この第7実施形態は、ジェスチャ入力の認識結果としてコマンドを認識した認識受付を表示することを特徴とする。
 ジェスチャ入力のフィードバック情報としてジェスチャ軌跡18に代えてジェスチャ認識結果のコマンドを表示する場合、コマンドを前方領域20に表示することが考えられるが、それでは、運転者の前方視界を妨げてしまうおそれがある。
 そこで、制御回路2は、図20に示すように、上記第2~4実施形態と同様にジェスチャ入力を検出したことに応答した処理を実行することでジェスチャ入力を確定した場合は(S501~S506)、車両が停止しているかを判定する(S507)。車両が停止している場合は(S507:YES)、コマンド21を前方領域20に描画する(S509)。
 図18は、車両の停止状態でジェスチャ入力が受付けられて「次の曲を選曲」コマンド21が認識されたことを示す認識受付を表示している。この場合、認識受付は前方領域20に表示されており、運転者の前方視界を妨げ得る態様となっている。
 制御回路2は、車両が走行すると(S507:NO)、表示抑制処理を実行する(S508)。この場合の表示抑制処理は、上記した第2~4実施形態と同様である。即ち、第2実施形態と同様にジェスチャ軌跡18を消去したり、第3実施形態と同様にジェスチャ軌跡18を退避領域19に表示したり(図19参照)、第4実施形態と同様にジェスチャ軌跡18の視認性を低下させたりする。また、第5実施形態のように高速道路上でコマンド21を前方領域20に表示している状態でイベントが発生した場合に、表示抑制処理を実行するようにしても良い。さらに、第6実施形態のように、コマンド21を前方領域20に常に表示し、イベントが発生した場合にコマンドの演出度を低下させるようにしても良い。
 このような実施形態によれば、ジェスチャ入力の認識結果であるコマンド21を前方領域20に表示する場合に、運転状況に応じて表示抑制処理を実行するようにしたので、運転者が特に運転に集中する必要性が高い場合にコマンド21が前方視認の妨げとなることを抑制することができる。
 (第8実施形態)
 次に、第8実施形態について図21から図23を参照して説明する。この第8実施形態は、ジェスチャ入力の認識結果を表示抑制処理により運転者に報知することを特徴とする。
 運転者が指先を空中で動かして入力するジェスチャ入力では、自身の描いたジェスチャ軌道をユーザが認識しにくいため、ジェスチャ検出装置9がジェスチャ入力の誤認識または失敗した時に、その理由を知ることが難しい。また、それに対してジェスチャ入力のフィードバック情報を前方領域20に表示することが考えられるが、それでは、運転者の前方視界を妨げてしまうおそれがある。
 そこで、制御回路2は、図23に示すように、上記第2~4実施形態と同様に、ジェスチャ入力の検出に応じた処理を実行すると(S601~S604)、例えばタイムアウトによりジェスチャ入力を失敗したかを判定する(S605)。ジェスチャ入力を確定することなく(S607:NO)、ジェスチャ入力が失敗した場合は(S605:YES)、車両が停止しているかを判定する(S609)。車両が停止している場合は(S609:YES)、図21に示すようにジェスチャ認識結果を示すエラー22(エラー情報に相当)を前方領域20に表示する(S610)。車両が走行している場合は(S609:NO)、表示抑制動作を実行する(S611)。この場合の表示抑制処理は、上記した第2~4実施形態と同様である。即ち、第2実施形態と同様にエラー22を消去したり、第3実施形態と同様にエラー22を退避領域19に表示したり(図22参照)、第4実施形態と同様にエラー22の視認性を低下させたりする。また、第5実施形態のように高速道路上でエラー22を前方領域20に表示している状態でイベントが発生した場合は、表示抑制処理を実行するようにしても良い。さらに、第6実施形態のように、エラー22を前方領域20に常に表示し、イベントが発生した場合にエラー22の演出度を低下させるようにしても良い。
 このような実施形態によれば、ジェスチャ入力の認識結果であるエラー22を前方領域20に表示する場合に、運転状況に応じて表示抑制処理を実行するようにしたので、運転者が特に運転に集中する必要性が高い場合にエラー22が前方視認の妨げとなることを抑制することができる。
 (第9実施形態)
 次に、第9実施形態について説明する。この第9実施形態は、拡張現実を用いてジェスチャ軌跡を表示することを特徴とする。
 上記各実施形態では、ジェスチャ軌跡18を前方領域20や退避領域19に表示するようにしたが、それでは運転者の指先の位置とジェスチャ軌跡18の位置とがずれており違和感を生じる。
 このような事情から、運転者の指先とジェスチャ軌跡18との位置を合わせて表示するもので、このような作用を実現するための構成として拡張現実の技術を採用する。
 この拡張現実の技術は、例えば特開2005-138755号公報により示されるように、運転者の視線方向を検出し、その視線方向と運転者の指先との延長線上となるHUD10にジェスチャ軌跡18を表示するものである。この場合、運転者の顔の位置が移動したり、視線が移動したりすると、それに伴ってジェスチャ軌跡18の位置も移動することで運転者の視線上に指先とジェスチャ軌跡18とが位置するようになるので、運転者は、ジェスチャ軌跡18を指先の位置が一致した状態で常に視認することができる。
 このような実施形態によれば、運転者は、指先を動かした際に、あたかも指先でジェスチャ軌跡18を描いている感覚となるので、ジェスチャ軌跡18を円滑に描くことができ、ジェスチャ入力の失敗を抑制することができる。
 (その他の実施形態)
 ヘッドアップディスプレイとして、ジェスチャ軌跡18等を車両のボンネットに投射したり、車両の前方に位置する路面に投射したりするようにしても良い。
 表示抑制処理時のジェスチャ軌跡18等の表示位置は退避領域19の右下角部に限定されることなく、退避領域19であればいずれの部位でも良い。
 上記第2~4実施形態では、車両の走行状態では表示抑制処理を実行するようにしたが、車両の走行状態であっても、運転者がリラックスしている状態を検出した場合は表示抑制処理を停止するようにしても良い。
 ジェスチャ入力途中でジェスチャ入力を認識処理することで、ジェスチャ軌跡18を予測表示したり、予測したジェスチャ軌跡18ではなく当該ジェスチャ軌跡18を示す文字を表示したりするようにしても良い。
 ジェスチャ軌跡18を退避領域19に表示している状態でイベントが発生した場合は、ジェスチャ軌跡18を消去するようにしても良い。
 コマンドを表示する場合、コマンドを示すアイコンを表示したり、複数の候補の中から可能性の高いアイテムをハイライト表示したりするようにしても良い。
 フィードバック情報としてジェスチャ軌跡18ではなく、手のひらを回すと音量を調整するノブの絵を表示して回したり、指の本数で希望のメニュー画面を表示し、さらにメニュー画面の項目を指の本数で指定したりするようにしても良い。
 本発明をナビゲーション装置以外の車載装置に適用するようにしても良い。
 本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。

Claims (11)

  1.  運転者の前方方向となる視界に位置するように設けられた表示領域(16)にヘッドアップディスプレイ(10)により情報を表示する車両用情報表示装置(1)であって、
     運転者のジェスチャによる入力であるジェスチャ入力を検出するジェスチャ検出部(2a)と、
     前記ジェスチャ入力を認識する認識部(2b)と、
     前記認識に応答した情報であるフィードバック情報を生成する情報生成部(2c)と、
     前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げない態様で前記ヘッドアップディスプレイにより表示する表示抑制処理を実行する表示抑制部(2d)と、
     を備えた車両用情報表示装置。
  2.  前記表示抑制部は、前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げない領域に常に表示することで前記表示抑制処理を実行する請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  3.  前記表示抑制部は、前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げ得る領域に表示し、運転状況に応じて前記フィードバック情報を消去することで前記表示抑制処理を実行する請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  4.  前記表示抑制部は、前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げ得る領域に表示し、運転状況に応じて前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げない領域に表示することで前記表示抑制処理を実行する請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  5.  前記表示抑制部は、前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げ得る領域に常に表示し、運転状況に応じて前記フィードバック情報の視認性を低下させることで前記表示抑制処理を実行する請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  6.  運転者が特に運転に集中する必要性が高いイベントが発生したことを検出するイベント検出部を備え、
     前記表示抑制部は、前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げ得る領域に表示している状態で前記イベント検出部が前記イベントを検出した場合は、前記表示抑制処理を実行する請求項1または請求項3から5のいずれか一項に記載の車両用情報表示装置。
  7.  運転者が特に運転に集中する必要性が高いイベントが発生したことを検出するイベント検出部(2e)を備え、
     前記表示抑制部は、前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げ得る領域に常に表示し、前記イベント検出部が前記イベントを検出した場合は、前記フィードバック情報の演出度を低下させることで前記表示抑制処理を実行する請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  8.  前記認識部が前記ジェスチャ入力の認識を成功したか否かを判定する認識判定部(2f)を備え、
     前記表示抑制部は、前記認識判定部が前記ジェスチャ入力の認識を失敗したと判定した場合はエラーを表示し、運転状況に応じて前記エラーに対して前記表示抑制処理を実行する請求項1または請求項3から7のいずれか一項に記載の車両用情報表示装置。
  9.  前記フィードバック情報は、前記ジェスチャ入力に対応したジェスチャ軌跡である請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用情報表示装置。
  10.  前記フィードバック情報は、前記ジェスチャ入力の認識結果であるコマンドである請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用情報表示装置。
  11.  運転者の前方方向となる視界に位置するように設けられた表示領域にヘッドアップディスプレイにより情報を表示する車両用情報表示プログラムであって、
     運転者のジェスチャによる入力であるジェスチャ入力を検出する手順と、
     前記ジェスチャ入力を認識する手順と、
     前記認識に応答した情報であるフィードバック情報を生成する手順と、
     前記フィードバック情報を運転者の前方視界を妨げない態様で前記ヘッドアップディスプレイにより表示する表示抑制処理を実行する手順と、
     を実行する車両用情報表示プログラム。
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