JP2010234876A - 車両用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 周辺視野で情報の内容を認識できる車両用装置を提供する。
【解決手段】 車両用装置1は、自動車において情報を表示する車両用装置であって、ディスプレイによって構成された計器盤10と、情報を示すアイコンであって情報の内容に応じて異なる色を有するアイコンのデータを記憶したアイコンDB12と、アイコンを表示しないときはディスプレイに計器の画像を表示し、アイコンDB12から読み出したアイコンを表示するときには、計器の画像を単一色からなる背景画像に切り替えて、背景画像上にアイコンを表示する表示制御部11とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の運転者に対して情報を表示する車両用装置に関する。
運転中の運転者に情報を提供する装置として、特許文献1,2に記載された装置が知られていた。特許文献1に記載された車両用情報提供装置は、運転者に情報提供する必要があると判断した場合に、運転者の周辺視野に含まれるインパネやAピラーの表面に、照射方向を変更しながらレーザービームを照射することによって情報を提供する。
特許文献2に記載された車両用装置は、表示器に情報が表示されたときに、表示器に設けられたLEDを発光することにより、運転者に情報が表示されたことを認識させる。
特開2008−269580号公報 特開2006−292836号公報
上記した特許文献1に記載された車両用情報提供装置は、運転者の視線を誘導すべき方向をレーザーの照射基準方向としており、運転者に注意すべき方向を認識させている。特許文献2においてLEDは、表示器に情報が表示されたことを知らせるだけであり、情報の内容は表示器に表示される。
このように特許文献1,2に記載された装置では、周辺視野にレーザー光やLEDの発光を行うことで運転者に注意を喚起することを目的としており、注意すべき対象や情報を確認するためには、運転者は、レーザーにより誘導された方向あるいは表示器を見る必要があった。
特許文献1,2は、注意喚起されるまで、運転者が車両前方に集中できるという効果があるが、車両の安全走行のために、いっそうの工夫が求められていた。
本発明は、上記背景に鑑み、周辺視野で情報の内容を認識できる車両用装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用装置は、自動車において情報を表示する車両用装置であって、ディスプレイによって構成された計器盤と、情報を示すアイコンであって前記情報の内容に応じて異なる色を有するアイコンのデータを記憶したアイコン記憶部と、前記アイコンを表示しないときは前記計器盤に計器の画像を表示し、前記アイコン記憶部から読み出したアイコンを表示するときには、前記計器盤のうちのアイコンの表示領域を単一色からなる背景画像に切り替え、前記背景画像上に前記アイコンを表示する表示制御部とを備える。
本発明は、人間が周辺視野で色を識別できるという特性を利用し、情報の内容に応じて異なる色のアイコンを計器盤に表示するので、運転者は車両の前方を注視しつつ計器盤に表示された情報の内容を認識することができる。また、単一色からなる背景画像の上にアイコンを表示することにより、アイコンの色を認識しやすくしている。
本発明の車両用装置において、前記表示制御部は、前記アイコンの表示中に、前記計器盤の前記アイコンの表示領域以外の領域に自動車の速度を表示してもよい。また、前記表示制御部は、前記アイコンの表示中に、前記計器盤とは異なる表示部に自動車の速度を表示してもよい。
このように計器盤の一部または別の表示部に自動車の速度を表示することにより、運転者は、アイコンの表示中にも、運転する上で必要な速度の情報を取得できる。なお、背景画像の一部に速度を表示する場合には、スピードメータによって速度を表示してもよいし、速度を表す数字を表示してもよい。
本発明の車両用装置は、前記計器盤の上方を覆うフードを備えてもよい。この構成により、計器盤に外光が直接に入りにくくなるので、計器盤に表示されたアイコンの色を適切に認識することができる。なお、計器盤の上方のみならず側方や下方を覆うフードを備えてもよい。
本発明の車両用装置において、前記表示制御部は、赤色、青色または黄色のアイコンを表示してもよい。また、前記表示制御部は、赤色と青色の中間色、青色と黄色の中間色、黄色と赤色の中間色のアイコンを表示してもよい。発明者らの実験により、赤色、青色、黄色は、周辺視野における認識率の高い色であることが分かった。また、発明者らの実験によれば、赤色、青色、黄色に加え、赤色と青色の中間色(2次色)、青色と黄色の中間色(2次色)、黄色と赤色の中間色(2次色)からなる6色を用いてもアイコンを識別可能であることが分かった。従って、赤、青、黄の3色、2次色の3色のいずれか、または両方を用いることにより、色によりアイコンを識別可能にできる。
本発明の車両用装置において、前記表示制御部は、輪郭の内側が塗り潰されたアイコンを表示してもよい。内部が塗り潰されたアイコンにより、周辺視野における色の認識率を高めることができる。
本発明の車両用装置において、前記表示制御部は、径が3.5cm以上の大きさのアイコンを表示してもよい。発明者らの実験により、径が3.5cm以上の以上になるとアイコンの存在の認識率および色の認識率が高くなることが分かった。なお、「径」とは、アイコンの差渡しの長さが最大の径であり、例えば、アイコンが円なら直径、正方形または長方形なら対角線の長さである。
本発明の車両用装置は、ハンドルに設けられた操作部を備え、前記表示制御部は、前記操作部に対する操作内容に応じて前記計器盤に表示する情報を選択してもよい。この構成により、車両前方を注視しながら、かつ、ハンドルから手を離さないで操作を行うことができる。
本発明の車両用装置は、自車両に接近する物体を検知するセンサを備え、前記表示制御部は、前記センサにて検知した情報に応じて前記計器盤に表示する情報を選択してもよい。この構成により、自車両に接近する物体があることを運転者に知らせることができる。このとき、接近してくる物体の種類(自動車、バイク、人等)に応じて異なる色を用いてもよいし、物体が接近してくる方向に応じて異なる色を用いてもよい。
本発明の情報表示方法は、自動車において情報を表示する方法であって、情報を示すアイコンであって前記情報の内容に応じて異なる色を有するアイコンのデータをアイコン記憶部に記憶するステップと、ディスプレイによって構成された計器盤に、前記アイコンを表示しないときに計器の画像を表示するステップと、前記アイコン記憶部から読み出したアイコンを表示するときに、前記計器盤のうちのアイコンの表示領域を単一色からなる背景画像に切り替え、前記背景画像上に前記アイコンを表示するステップとを備える。
この構成により、上記した車両用装置と同様に、情報の内容に応じて異なる色のアイコンを計器盤に表示するので、運転者は車両の前方を注視しつつ計器盤に表示された情報の内容を認識することができる。なお、上記した車両用装置の各種の構成を本発明の情報表示方法にも適用することが可能である。
本発明のプログラムは、自動車において、ディスプレイによって構成された計器盤に情報を表示するためのプログラムであって、前記計器盤の表示を制御するコンピュータに、前記計器盤に計器の画像を表示するステップと、情報を示すアイコンであって前記情報の内容に応じて異なる色を有するアイコンのデータを記憶したアイコン記憶部からアイコンのデータを読み出すステップと、前記アイコンを表示するときに、前記計器盤のうちのアイコンの表示領域を単一色からなる背景画像に切り替え、前記背景画像上に前記アイコンを表示するステップとを実行させる。
この構成により、上記した車両用装置と同様に、情報の内容に応じて異なる色のアイコンを計器盤に表示するので、運転者は車両の前方を注視しつつ計器盤に表示された情報の内容を認識することができる。なお、上記した車両用装置の各種の構成を本発明のプログラムにも適用することが可能である。
本発明によれば、情報の内容に応じて異なる色のアイコンを計器盤に表示するので、運転者は車両の前方を注視しつつ計器盤に表示された情報の内容を認識することができるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態の車両用装置について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の車両用装置1の構成を示す図である。車両用装置1は、ディスプレイからなる計器盤10と、計器盤10の表示を制御する表示制御部11と、計器盤10に表示するアイコンのデータを記憶したアイコンデータベース(以下、「アイコンDB」という)12とを有している。また、車両用装置1は、運転者による操作を受け付けるボタン13と、操作内容を解析する操作内容解析部14を有している。操作内容解析部14には、ラジオ31、CD32、TV33等の操作対象機器30が接続されている。操作内容解析部14は、操作内容に応じた処理の実行を操作対象機器30に指示する。
表示制御部11および操作内容解析部14は、CPU、ROM、RAM、及びこれらを接続するバスなどによって構成されるマイクロコンピュータによって構成される。ROMに書き込まれたプログラムに従ってCPUが演算処理を実行することにより、上記機能が実現される。アイコンDB12は、ROMに記憶してもよいし、外部の記録媒体に記憶してもよい。
図2は、車両用装置1を備えた自動車の内部を示す図である。図2に示すように、計器盤10は、ハンドルの前方に取り付けられている。計器盤10は、運転者が車両前方を注視したときに、運転者の周辺視野に入る位置にある。計器盤10の上方には、フード(ひさし)15が設けられており、外光が計器盤10に直接に差し込みにくいようにされている。なお、フード15は必ずしもインストルメントパネルより運転者側に突出している必要はなく、計器盤10がダッシュボードの内部に引込む形でフードが構成されてもよい。ボタン13は、ハンドルに取り付けられている。これにより、運転者はハンドルから手を離すことなくボタン13を操作することができる。
図1に戻って、車両用装置1の構成について説明する。表示制御部11は、各種センサ20からの検知データを取得し、取得したデータに基づいて機械式の計器を模した画像を計器盤10に表示する。各種センサ20としては、自動車の走行速度を検知する速度センサ21、エンジンの回転数を検知するエンジン回転数センサ22、残燃料を検知する残燃料センサ23、走行距離を検知する走行距離センサ24、エンジンの冷却水の温度を検知する水温センサ25等がある。図4(a)は、上記した検知データに基づいて、スピードメータ40、タコメータ41、燃料計42、距離計43、シフトメータ44を計器盤10に表示した例を示す図である。図4(a)には示していないが、水温計を計器盤10に表示してもよい。
図3は、アイコンDB12に記憶されたデータの例を示す図である。図3に示す例では、アイコンDB12は、操作対象の機器を示す情報と、情報に応じて異なる色を有するアイコンのデータを記憶している。ラジオ、CD、TVに対応するアイコンの色として、青色、赤色、黄色を用いることにより、色の違いすなわち情報の内容を認識できる。また、交通情報に対応する紫色は、青色と赤色の中間色であり、周辺視野での認識率の高い色である。
表示制御部11は、操作内容解析部14からラジオ31が選択されたことを示す信号を受けたときには、アイコンDB12からラジオ31を示すアイコンのデータを読み出し、読み出したデータに基づいて計器盤10にアイコンを表示する。
図4(b)は、ラジオ31のアイコン46を計器盤10に表示した例を示す図である。図4(b)に示すように、表示制御部11は、タコメータ41、燃料計42の画像を消去し、計器盤10のアイコン表示領域45を黒い背景画像に切り替え、その背景画像上に青色のラジオ31のアイコンを表示する。これにより、アイコン46の表示中であっても、運転者は車両の速度およびシフトの状態を確認することができる。
図5は、ラジオ31のアイコン46を計器盤10に表示した別の例を示す図である。図5に示す例では、表示制御部11は、スピードメータ40の画像を消去し、速度を示す数字47を表示し、またシフトメータ44の位置を右側に移動して表示することにより、アイコンの表示領域45を大きくしている。これにより、アイコン46の視認性を高めることができる。
図6(a)は、アイコンの大きさとアイコンが表示されたときの気づき率との関係を実験した結果を示す図、図6(b)は、アイコンの大きさとアイコンの色の認識率との関係を実験した結果を示す図である。被験者が車両前方を注視しているときに、計器盤10の位置に円のアイコンを表示し、アイコンに気付いたか、アイコンの色を正しく認識できたかを実験した。図6(a)および図6(b)に示すようにアイコンの大きさが直径3.5cm以上になると気づき率は90%、色の認識率は80%という高成績が得られた。アイコンの大きさが5cm以上になると気づき率、色の認識率ともに100%という結果が得られた。従って、計器盤10に表示するアイコンの大きさは、対角線の長さが3.5cm以上であり、好ましくは5cm以上である。
なお、本実施の形態では、黒い背景画像を用いる例について説明しているが、背景画像の色は黒に限定されるものではない。例えば、灰色の背景画像を用いてもよい。また、時間帯によって例えば夕暮れ時などには、濃褐色の背景画像を用いてもよい。
本実施の形態の車両用装置1では、情報に応じて異なる色を有するアイコンを計器盤10に表示する。これにより、運転者は周辺視野で計器盤10に表示されたアイコンの色を認識し、車両前方を注視しながら情報の内容を認識できる。例えば、ボタン13にて操作対象機器30の選択を行うときに、候補となっている操作対象機器30のアイコン46を計器盤10に表示する。運転者は、計器盤10に表示されたアイコン46の色によって候補の操作対象機器30を認識し、表示された候補の操作対象機器30を操作したい場合には、ハンドルに設けられたボタン13を操作することにより、決定することができる。このように、運転者は、車両前方から目を逸らさずに、操作対象機器30を選択することができる。
また、本実施の形態の車両用装置1では、アイコンを表示する際には、計器盤10のアイコン表示領域45を黒くしているので、アイコンの色を適切に認識することができる。
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態の車両用装置2の構成を示す図である。第2の実施の形態の車両用装置2の基本的な構成は、第1の実施の形態と同じであるが、第2の実施の形態の車両用装置2は、ヘッドアップディスプレイ(以下、「HUD」という)16をさらに備えている。
図8は、ラジオ31のアイコンを計器盤10に表示した例を示す図である。図9は、車両用装置2にてアイコンを表示する際のHUD16の表示例を示す図である。車両用装置2の表示制御部11は、図8に示すように、計器盤10の全体をアイコン表示領域45として計器盤10にアイコン46のみを表示し、図9に示すように、車両の速度およびシフトの状態(図9の例では「D」)をHUD16に表示する。
第2の実施の形態の車両用装置2によれば、第1の実施の形態と同様に、運転者は周辺視野で計器盤10に表示されたアイコンの色を認識し、車両前方を注視しながら情報の内容を認識できる。
また、第2の実施の形態では、計器盤10にアイコンを表示する際には、計器盤10の全体を単一色からなる背景画像とするので、計器盤10に表示されたアイコン46をいっそう認識しやすくなる。
(第3の実施の形態)
図10は、第3の実施の形態の車両用装置3の構成を示す図である。第3の実施の形態では、自動車に接近してくる物体を検知したときに、物体が接近していることを知らせる情報を表示する。
第3の実施の形態の車両用装置3の基本的な構成は、第2の実施の形態と同じであるが、車両用装置3には、物体検知センサ26が接続されている。図10に示す例では、物体検知センサ26として、車両の外部を撮影するカメラ27、超音波により周辺にある物体までの距離を検知する超音波センサ28を有している。カメラ27にて物体を検知する方法は、カメラ27にて撮影した画像を解析して、車両、人などを検知し、物体までの距離を算出する。超音波センサ28は近距離にある物体を検知するのに適し、カメラ27は中距離以上離れている物体を検知するのに適している。なお、中距離以上離れている物体を検知するのにレーダーを用いてもよい。物体検知センサ26は物体を検知すると、その物体までの距離のデータを含む検知データを車両用装置3に送信する。
車両用装置3は、物体検知センサ26から送信される検知データを受信し、危険を検知する危険検知部17を有している。危険検知部17は、物体と自車両との距離が所定の閾値以下になったことを検知すると危険であると判定し、表示制御部11に警告を表示するように指示する。この際に、危険検知部17は、周辺にある物体の種類を示すデータを表示制御部11に送信する。
図11は、アイコンDB12に記憶されたアイコンのデータの例を示す図である。アイコンDB12には、物体の種類に応じて異なる色のアイコンが記憶されている。表示制御部11は、危険検知部17から物体の種類を示すデータを受けると、アイコンDB12から物体の種類に対応するアイコンのデータを読み出し、読み出したアイコンを計器盤10に表示する。
図12は、物体が接近したときにアイコンを表示した計器盤10の例を示す図である。表示制御部11は、図12に示すように、計器盤10のアイコン表示領域45に黒の背景画像を表示し、この背景画像上にアイコン45を表示する。図12に示すアイコン46は、輪郭の内側が塗り潰されている。このように塗り潰されたアイコン46は、周辺視野における色の認識率が高いので、情報の内容を適切に識別できる。
なお、第2の実施の形態にて説明したように、表示制御部11は、計器盤10の全体をアイコン表示領域45としてアイコン46のみを表示し、自動車の速度をHUD16に表示してもよい。
第3の実施の形態の車両用装置3によれば、運転者は周辺視野で計器盤10に表示されたアイコン46の色を認識し、車両前方を注視しながら、自動車に接近している物体があること、およびその物体の種類を認識できる。
(第4の実施の形態)
図13は、第4の実施の形態の車両用装置4の構成を示す図である。第4の実施の形態の車両用装置4は、操作を受け付けるデバイスとしてボタン13の他にタッチパッド50を有している。操作内容解析部14は、タッチパッド50をなぞる動きのパターンから操作内容を解析するために、入力信号受信部51、操作パターン判定部52、操作内容決定部53を有している。
車両用装置4の表示制御部11は、アイコンを選択するアイコン選択部18と、表示方法を選択する表示方法選択部19とを有している。表示方法選択部19は、計器盤10にアイコンを表示する際に、第1の実施の形態で説明したように、計器盤10の一部をアイコン表示領域45とし、アイコン表示領域45以外の部分に速度の情報を表示するか、第2の実施の形態で説明したように、計器盤10の全体をアイコン表示領域45としてアイコン46のみを表示し、速度の情報をHUD16に表示するかの表示方法を選択する。
また、車両用装置4はスピーカ56と、スピーカ56から出力する報知音を制御する報知音制御部57を有している。報知音制御部57は、報知音を記憶した報知音データベース(以下、「報知音DB」という)58から、操作内容に対応する報知音を選択し、スピーカ56から出力する機能を有する。例えば、報知音制御部57は、操作が受け付けられたときには「ピンポン」という報知音を出力し、操作が受け付けられなかったときには「ブー」という報知音を出力する。
次に、操作内容解析部14について詳しく説明する。入力信号受信部51は、タッチパッド50から入力される位置情報を示す信号を受信し、受信した信号から指によって指示された位置情報を入力位置履歴記憶部54に記憶する機能を有する。具体的には、入力信号受信部51は、タッチパッド50から物体の検知信号を受信すると、受信した検知信号から物体の接触面積や接触面の形状を求め、接触している物体が人間の指であるか否かを判定する。この判定により、ステアリングを掌握しているドライバの手のひら等が意図せずしてタッチパッド50に触れてしまったことによる誤検出を防止できる。入力信号受信部51は、接触している物体が人間の指であると検知した場合に、指の代表座標を算出する。代表座標としては、接触している部分の中心の座標を用いてもよいし、重心の座標を用いてもよい。
操作パターン判定部52は、入力位置履歴記憶部54に記憶されているデータを読み出し、読み出したデータから算出される移動経路と、操作パターンデータベース(以下、「操作パターンDB」という)55に記憶された操作パターンとを比較する。移動経路が操作パターンに合致したか否かの判定は、両者の類似度が所定の閾値以上であるか否かによって判定する。類似度の計算は、例えば、手書き文字認識等に用いられる主成分分析と距離計算を用いて行うことができる。主成分分析によって入力された移動経路の特徴(ベクトル)と、操作パターンDB55に記憶されたパターンの特徴(ベクトル)を抽出し、距離計算によって両特徴(ベクトル)の距離を計算する。そして、この距離が所定の閾値以下である場合に両パターンが類似すると判定する。
図14は、操作パターンDB55に記憶されたデータの例を示す図である。操作パターンDB55には、操作パターンとその操作パターンに対応する処理内容とが記憶されている。図14に示すように、2回半往復する移動経路の操作パターンは、起動処理に対応付けられている。従って、2回半往復する移動経路の操作パターンに合致した場合には、起動処理が入力されたと判定し、その判定結果を画面制御部に送る。なお、図14では、往復の方向を横向きに記載しているが、タッチパッド50の向きとは関係がない。すなわち、往復の移動経路が縦向きでも斜め向きでも、2回半往復する移動経路は、この操作パターンに合致する。これは、他の操作パターンについても同じである。
ここで、操作パターンDB55に記憶された他の操作パターンについても説明する。入力位置が円を描く移動経路の操作パターンは選択処理に対応付けられている。なお、図14では、右回りの円を描く操作パターンを示しているが、左回りの場合も選択処理に対応付けることとしてもよい。また、左回りの場合には、別の処理に対応付けることも可能である。
入力位置の移動経路が途切れる、すなわち指を離す操作パターンは確定処理に対応付けられている。入力位置の移動経路が一直線にタッチパネル外に出ている操作パターンはキャンセル処理に対応付けられている。
操作パターン判定部52は、あらかじめ定められた所定期間(例えば、1秒間)における入力位置情報を順次読み出し、読み出したデータから算出される移動経路と、操作パターンDB55に記憶されたいずれかのパターンと合致するか否かを順次判定する。以上、操作内容解析部14について説明した。
第4の実施の形態の車両用装置4は、ボタン13およびタッチパッド50に対する操作を受け付けると、操作内容を解析し、操作内容に対応する色を有するアイコンを計器盤10に表示する。これにより、運転者は周辺視野で計器盤10に表示されたアイコンの色を認識し、車両前方を注視しながら情報の内容を認識できる。特に、タッチパッド50による入力を行った場合には、操作したパターンが正しく認識されたか否かを車両の前方を注視しつつ知ることができるので便利である。
また、本実施の形態では、スピーカ56により操作内容に対応する報知音を出力するので、音によっても、操作が正しく認識されたか否かを知ることができる。
また、本実施の形態では、アイコンの表示方法を選択できる。例えば、外光が強くてHUD16上の表示を読みづらい場合には計器盤10に速度を表示し、夜間や曇天時等にはHUD16に速度を表示する等の制御を行うことができる。
以上、本発明の車両用装置について実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記した実施の形態では、車両の速度を表示する表示部としてHUD16を例として説明したが、車両の速度を表示する表示部はHUD16に限定されない。例えば、ウィンドシールドディスプレイを用いてもよい。
上記した実施の形態では、運転者からの操作を受け付けるデバイスとして、ボタン13、タッチパッド50を例として説明したが、操作を受け付けるデバイスはこれらに限定されない。例えば、ハプティック技術を適用したジョイスティックを用いてもよい。
上記した実施の形態では、計器盤10への表示に加え、音声を用いて運転者へのフィードバックを行う例について説明したが、例えば、振動を用いてドライバへのフィードバックを行ってもよい。
上記した実施の形態では、計器盤10の全体をディスプレイによって構成する例について説明したが、計器盤の一部に機械式のメータによって構成してもよい。例えば、スピードメータおよび距離計を機械式メータによって構成し、ディスプレイにタコメータ、燃料計を表示してもよい。
本発明は、運転者は車両の前方を注視しつつ計器盤に表示された情報の内容を認識できるという効果を有し、自動車において情報を表示する装置として有用である。
第1の実施の形態の車両用装置の構成を示す図である。 第1の実施の形態の車両用装置を備えた自動車の内部を示す図である。 アイコンDBに記憶されたデータの例を示す図である。 (a)計器盤に計器を表示した例を示す図である。(b)計器盤にアイコンを表示した例を示す図である。 計器盤にアイコンを表示した別の例を示す図である。 (a)アイコンの大きさと気づき率を示す図である。(b)アイコンの大きさと色の認識率を示す図である。 第2の実施の形態の車両用装置の構成を示す図である。 計器盤にアイコンを表示した例を示す図である。 アイコン表示の際のHUDの表示を示す図である。 第3の実施の形態の車両用装置の構成を示す図である。 アイコンDBに記憶されたデータの例を示す図である。 計器盤にアイコンを表示した例を示す図である。 第4の実施の形態の車両用装置の構成を示す図である。 操作パターンDBに記憶されたデータの例を示す図である。
1〜4 車両用装置
10 計器盤
11 表示制御部
12 アイコンDB
13 ボタン
14 操作内容解析部
15 フード
16 HUD
17 危険検知部
18 アイコン選択部
19 表示方法選択部
20 各種センサ
21 速度センサ
22 エンジン回転数センサ
23 残燃料センサ
24 走行距離センサ
25 水温センサ
26 物体検知センサ
27 カメラ
28 超音波センサ
30 操作対象機器
31 ラジオ
32 CD
33 TV
40 スピードメータ
41 タコメータ
42 燃料計
43 距離計
44 シフトメータ
45 アイコン表示領域
46 アイコン
47 速度を示す数字
50 タッチパッド
51 入力信号受信部
52 操作パターン判定部
53 操作内容決定部
54 入力信号履歴記憶部
55 操作パターンDB
56 スピーカ
57 報知音制御部
58 報知音DB

Claims (12)

  1. 自動車において情報を表示する車両用装置であって、
    ディスプレイによって構成された計器盤と、
    情報を示すアイコンであって前記情報の内容に応じて異なる色を有するアイコンのデータを記憶したアイコン記憶部と、
    前記アイコンを表示しないときは前記計器盤に計器の画像を表示し、前記アイコン記憶部から読み出したアイコンを表示するときには、前記計器盤のうちのアイコンの表示領域を単一色からなる背景画像に切り替え、前記背景画像上に前記アイコンを表示する表示制御部と、
    を備える車両用装置。
  2. 前記表示制御部は、前記アイコンの表示中に、前記計器盤の前記アイコンの表示領域以外の領域に自動車の速度を表示する請求項1に記載の車両用装置。
  3. 前記表示制御部は、前記アイコンの表示中に、前記計器盤とは異なる表示部に自動車の速度を表示する請求項1に記載の車両用装置。
  4. 前記計器盤の上方を覆うフードを備える請求項1〜3のいずれかに記載の車両用装置。
  5. 前記表示制御部は、赤色、青色または黄色のアイコンを表示する請求項1〜4のいずれかに記載の車両用装置。
  6. 前記表示制御部は、赤色と青色の中間色、青色と黄色の中間色、黄色と赤色の中間色のアイコンを表示する請求項1〜5のいずれかに記載の車両用装置。
  7. 前記表示制御部は、輪郭の内側が塗り潰されたアイコンを表示する請求項1〜6のいずれかに記載の車両用装置。
  8. 前記表示制御部は、径が3.5cm以上の大きさのアイコンを表示する請求項1〜7のいずれかに記載の車両用装置。
  9. ハンドルに設けられた操作部を備え、
    前記表示制御部は、前記操作部に対する操作内容に応じて前記計器盤に表示する情報を選択する請求項1〜8のいずれかに記載の車両用装置。
  10. 自車両に接近する物体を検知するセンサを備え、
    前記表示制御部は、前記センサにて検知した情報に応じて前記計器盤に表示する情報を選択する請求項1〜8のいずれかに記載の車両用装置。
  11. 自動車において情報を表示する方法であって、
    情報を示すアイコンであって前記情報の内容に応じて異なる色を有するアイコンのデータをアイコン記憶部に記憶するステップと、
    ディスプレイによって構成された計器盤に、前記アイコンを表示しないときに計器の画像を表示するステップと、
    前記アイコン記憶部から読み出したアイコンを表示するときに、前記計器盤のうちのアイコンの表示領域を単一色からなる背景画像に切り替え、前記背景画像上に前記アイコンを表示するステップと、
    を備える情報表示方法。
  12. 自動車において、ディスプレイによって構成された計器盤に情報を表示するためのプログラムであって、前記計器盤の表示を制御するコンピュータに、
    前記計器盤に計器の画像を表示するステップと、
    情報を示すアイコンであって前記情報の内容に応じて異なる色を有するアイコンのデータを記憶したアイコン記憶部からアイコンのデータを読み出すステップと、
    前記アイコンを表示するときに、前記計器盤のうちのアイコンの表示領域を単一色からなる背景画像に切り替え、前記背景画像上に前記アイコンを表示するステップと、
    を実行させるプログラム。
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