JP2000516008A - 低電力セルフタイミングメモリ装置およびその制御方法ならびに装置 - Google Patents

低電力セルフタイミングメモリ装置およびその制御方法ならびに装置

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Abstract

(57)【要約】 コアメモリアレイの隣接する端部にメモリセルのダミー行および列を含むセルフタイミングメモリ制御装置。制御ロジックが外部クロック信号を受け取ると、アドレスの復号を開始し、センス増幅器を動作させるためのセンスイネーブル信号を送出する。ダミードライバは、イネーブル信号を受け取るとダミー選択線に選択信号を送出し、コアメモリアレイの各アクセスと同時にダミー部でメモリアクセスが行われる。ダミー経路の固定メモリセルは、ダミーセンス増幅器に常にロジック0を送出し、ダミーセンス増幅器はロジック0を検知するとこれを受けてタイミング信号を送出する。ダミーセンス増幅器は、ロジック1となるように電圧オフセットでバイアスを加えられているため、コアメモリアレイの出力データが安定化するまでタイミング信号は遅延することが好ましい。制御ロジックはタイミング信号の送出を検出すると、これを受けて出力データを保持する。制御ロジックはまた、さらなる電力の浪費を防止するためセンス増幅器をシャットダウンする。こうして、エネルギー節約のためにできるだけ早く、しかし有効データの正確な保持のため安全なタイミングマージン内で、出力データが保持され、センス増幅器は動作不能となる。さらなるタイミングマージンのため、バイアスが加えられたインバータを追加することが好ましい。センス増幅器は低電圧レベルでも正しい動作を行うため入力レベルシフタ段を含むことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 低電力セルフタイミングメモリ装置およびその制御方法ならびに装置 発明の背景 発明の属する技術分野 本発明はメモリ装置(デバイス)に関し、より詳しくは、低電力化タイミング のためのダミービット線検出手法と電力消費量を減少させるタイミングマージン 制御のためのビット線オフセット電圧とを用いたメモリ装置およびその制御方法 ならびに装置に関する。従来技術 メモリ装置には一般的に、データの記憶と検索のためのメモリセルのアレイつ まりマトリックスが含まれ、メモリセルのアレイは行と列に配置されている。多 くの構成が可能であるが、メモリアレイの特定位置にアクセスするためのアドレ スを復号するため、複数のワード線ドライバを含む行つまりワード線デコーダと 、列デコーダとが設けられている。センス増幅器はアレイのメモリセルからデー タを検出できる。データセンス増幅器は動作中かなりの電力を消費するため、で きるだけ早くシャットダウンすることが好ましい。低電力損を達成する手法には 様々なものがあるが、その多くがセルフタイミング手法を含んでいる。しかしこ のような手法のほとんどは、供給電圧低下時に動作不可能になるか信頼性がなく 、タイミングマージン制御手段を備えておらず、コンパイラアプリケーションに 必要な広範囲のメモリコンフィギュレーションについて電力を低下させるように は設計されていない。 多くの設計はセルフタイミング手法ではないため、サイクルの終了については 次のクロックエッジに依存している。このクロック依存性により、クロックのデ ューティサイクルが制限され、メモリアレイのセンス増幅器は必要以上に長く作 動したままとなるため、より多くの電力損の可能性がある。他のセルフタイミン グ手法は、コアメモリアレイの読み取り/書き込みセンスを厳密にトラッキング しないため、アクセスサイクルが長くなり、電力損が増大する結果となる。メモ リコンパイラについてのセルフタイミング手法は周知である。しかし周知のコン パイラセルフタイミング手法はたいてい、広範囲のメモリサイズについて正確に 作動するように設計されているため、最悪の場合または最大サイズのコンフィギ ュレーションのみに基づいている。これらの手法はたいていサイズに応じて設計 されておらず、考えられるあらゆるコンフィギュレーション、特に小さなメモリ アレイについて電力使用量を最適化することはできない。他のセルフタイミング 手法は、電力低下が開始する前にコアメモリアレイのアクセスを確実に終了させ るためのタイミングマージン制御を含んでいないので、結果的にメモリのエラー を生じることが多い。 周知の検出手法のほとんどは2.0ボルト未満の低い供給電圧では動作不可能で あるか信頼性がないため、これより高い電圧や電力レベルが必要となる。コンパ イラアプリケーションに必要な広範囲のメモリコンフィギュレーションについて 電力使用量を減少させるため、低電力アーキテクチャとセルフタイミングマージ ン制御とを備えた同期メモリを設けることが好ましい。このメモリは1.8ボルト 以下のような低電圧レベルでも正確に動作することが望ましい。 発明の要旨 したがって本発明の目的は、低電力セルフタイミングメモリ装置およびその制 御方法ならびに装置を提供することである。 もう一つの目的は、コンパイラアプリケーションに必要な広範囲のメモリコン フィギュレーションについて低電力でのセルフタイミングマージン制御を備えた 同期メモリ装置およびその制御方法ならびに装置を提供することである。 他の目的は、1.8ボルト以下の低電圧レベルでも正確にメモリを制御および動 作させる制御方法および装置を提供することである。 メモリコアアレイは一般的に、行方向と縦方向に配置された複数のメモリセル から成り、各セルは対応するデータビットを記憶している。各メモリセルの行は 、ワード線ドライバのアレイにより、対応のワード線に送出された対応のワード 線信号によりイネーブルされる。一回につき、メモリコアアレイのワード線信号 のうち一つだけが送出される。各メモリアクセスサイクルの間には、アドルスを 復号して前記アドレスに対応するワード線信号の一つを送出するワード線デコー ダに、アドレスが送られる。メモリセルの各列は、一組の相補ビット線信号に接 続されている。読み取りサイクルでは、イネーブル可能となった各列のメモリセ ルが、一組の相補ビット線を構成する対応のビット線と相補ビット線とを駆動す る。書き込みサイクルでは、データバッファ行が相補ビット線を駆動する。セン ス増幅器行は一般的に、メモリアレイの底に沿って配列され、そこで各センス増 幅器は対応のデータビットをアクセスするため動作可能メモリセルを検知する。 対応する出力ラッチアレイは、各メモリアクセスの間、出力データを保持するた め、センス増幅器アレイに接続されている。読み取りおよび書き込みサイクルで はデータは一般的に出力に送られるため、読み取りと書き込みのサイクルは類似 している。 本発明によるセルフタイミングメモリ装置およびその制御方法ならびに装置で は、低電力化制御タイミングと、タイミングマージン制御のためのビット線オフ セット電圧とを与えるダミービット線検知手法を用いる。メモリセルのダミー行 、列は、コアメモリアレイの外端に沿って設けられ、特定アレイサイズについて 概ね最悪の場合のタイミング経路を形成する。制御ロジックは、外部クロック信 号を受け取って、アドレス復号を開始するためのワード線イネーブル信号を発生 するとともに、各センス増幅器を動作させるためのセンスイネーブル信号を発生 する。ダミーワード線とダミーセンス増幅器も、以下にさらに説明するようにダ ミー経路に送出された所定ロジックレベルを検知するためイネーブル可能となる 。 ワード線復号回路には、各アクセスサイクルの間に制御ロジックからワード線 イネーブル信号を受け取り、これを受けてダミーワード線選択信号を送出するダ ミーワード線ドライバが含まれる。ダミー選択信号によって、コアメモリアレイ の各アクセスと同時に、ダミー部でメモリ読み取りアクセスが行われる。一組の 相補ダミービット線で所定ロジックレベルをダミーセンス増幅器へ送出するため 、ダミー経路には固定メモリセルが設けられている。この固定メモリセルは、特 定サイズのメモリアレイについて最悪タイミングを表すため、ダミー行とダミー 列の交点に配置されることが好ましい。特に、固定メモリセルはダミードライバ とは反対側のダミー行の端に配置され、ダミーセンス増幅器とは反対側のダミー 列の端に配置される。 ダミーセンス増幅器は、固定セルによって送出された所定ロジックレベルを検 知するため一組の相補ダミービット線に接続され、所定ロジックレベルを検知す ると、これに応答してタイミング信号を送出する。相補ビット線上で対応のロジ ックレベルが十分な値になる前にタイミング信号が発生されないように、ダミー センス増幅器は、所定ロジックレベルと反対のロジックレベルとなるように電圧 オフセットでバイアスされている。またこの電圧オフセットにより、コアメモリ アレイの出力データが安定化されるまで、タイミング信号が遅延する。制御ロジ ックはタイミング信号の送出を検出して、出力データを保持するためラッチアレ イにラッチ信号を送出する。制御ロジックはまた、ワード線イネーブル信号とセ ンスイネーブル信号の送出を停止してセンス増幅器をシャットダウンし、メモリ アレイのさらなる電力消費を防止する。こうしてエネルギを節約するためできる だけ早く、しかし有効データの保持を保証するのに十分なタイミングマージン内 で、センス増幅器がシャットダウンされ、出力データが保持される。 本発明の第1の実施の形態では、ダミーメモリセル行がメモリアレイの最上部 に配置されており、ダミーワード線ドライバで駆動される。ダミーワード線ドラ イバは、外部クロックの立ち上がりエッジによって、コアアレイワード線と同時 に、各メモリアクセスの間、イネーブル可能とされる。ダミーメモリセルはワー ド線ダミードライバによってイネーブル可能とされるが、各列コアメモリセルの 対応ビット線には接続されていない。こうしてダミーメモリセルは何のデータも 送出しないが、コアメモリワード線ドライバとほぼ同様にダミーワード線ドライ バのロードをシミュレートする。ダミー検知列は、ダミーワード線ドライバから 最も遠いメモリコアアレイの外端に沿って配置されている。固定メモリセルは、 ダミー行とダミー列の交点に位置することが好ましい。各アクセス時には、固定 メモリセルのみが一組の相補ダミービット線へデータを送出し、ダミーメモリセ ルの残りの列はデータを送出しないが、タイミングをとるためにビット線ローデ ィングをシミュレートする意図から接続されている。 ダミー行とダミー列中のダミーメモリセルはデータを送出しないが、実際のコ アメモリセルと概ね同様に動作させられる。特に、実際のコアセルに関連したロ ーディングをシミュレートするため、概ね同じゲートキャパシタンスを持つパス トランジスタが、ダミーメモリセルに含まれる。こうして、ダミー選択線と対応 する一組のダミービット線とに関連したタイミングは、ダミー経路がメモリアレ イの最長経路より少し長いことを除いて、コアアレイのワード線やビット線と概 ね同一である。 本発明による別の実施の形態では、固定メモリセルのダミー列のみが設けられ 、ワード線ドライバから最も遠いメモリコアアレイの外端に沿って配置されてい る。各ダミー列セルは、第1の実施の形態の単一の固定ダミーセルと同じように 、ダミービット線上に所定のロジックレベルを送出するように固定されている。 この実施の形態ではダミー行がないため、メモリアレイを小さくできる。さらに 、セルフタイミング信号のタイミング経路は、メモリアレイとの適合をより近い 程度にするためマージンが少ない。それにもかかわらず、ダミー列はアレイの最 悪タイミングを表している。 好適な実施の形態では、ダミービット線を含む一組の相補ビット線のすべてを 高いロジックつまりロジック1レベルにプリチャージするため、プリチャージプ ルアップデバイスが設けられている。そのうえプリチャージプルアップデバイス アレイは、ダミーセンス増幅器の出力タイミング信号を含むセンス増幅器の出力 をプリチャージする。制御ロジックはメモリアクセスに先立ってプリチャージデ バイスをイネーブル可能とし、それからクロック信号が最初に送出されてメモリ アクセスを開始すると、プリチャージデバイスをイネーブル不能にする。動作し たダミーメモリセルはロジック0を発生するように配線されていることが好まし い。ロジック0は、プリチャージ状態のため、ダミーセンス増幅器と同様センス 増幅器についても最も遅い読み取りとなる。 ダミーセンス増幅器は、コアアレイセンス増幅器と概ね同一のデザインとレイ アウトを用いて構成されていることが好ましいが、各メモリアクセス時には動作 したダミーメモリセルによって発生されたロジック0データ状態を常に読み取る 。特に、ダミーセンス増幅器は、複数のPチャンネル型プルアップデバイスのう ちの一つに、修正された幅/長さ比で、読み取りインバランスを強制する。この インバランスによりセンス増幅器の第二段に制御電圧オフセットが発生し、これ は相補ビット線間の電圧差が生じてコアアレイセンス増幅器のすべてが安定化す るまでダミー部が起動しないように、若干の遅延を引き起こす。こうしてダミー ビット線検知回路はコアアレイセンス増幅器に追従するが、間違った制御信号が 起動されてアクセスサイクルが早期に終了しないように、組込みマージンを含む 。電力損とサイクル時間の点から重要であるこの追従は、コアアレイセンス増幅 器とデザインおよびレイアウトにおいてできるだけ同一のダミーセンス増幅器を 用いて達成されるが、最悪時セルフタイミング信号を保証するための組込みマー ジンをさらに含む。 ラッチへの出力データをバッファリングするためにデータバッファのアレイを 設けることが好ましい。ダミーセンス増幅器の出力に現われるタイミング信号も 、データバッファに対して低い電圧入力切換点を持つように、バイアスされたイ ンバータを介して送られる。このようにして、タイミングインバータは組込みマ ージンオフセットを有し、データバッファが安定化した後に反転タイミング信号 をその出力から送出するのである。出力データが保持される前にラッチが安定化 したことを確認するため、追加の遅延デバイスを設けることが好ましい。 インバータと遅延デバイスの出力は、シャットダウンタイミング信号として用 いられ、制御ロジックに送られる。制御ロジックは、タイミング信号の送出を検 出すると、コアメモリアレイの出力データを保持してすべてのセンス増幅器を非 作動にし、ワード線をイネーブル不能とし、できるだけ早くプリチャージ状態に アレイを戻す。アクセスが終了すると、メモリは新しいアクセスを待つ静的パワ ー状態となる。このようにサイクル全体は立上がりクロックエッジにより開始さ れるため外部クロックのそれ以後の遷移とは無関係である。 好適な実施の形態では、すべてのセンス増幅器は第一レベルシフタ段と第二高 利得動作増幅器段とを含む。第一段は、第二段での検知を最適化するためレール からビット線電圧をシフトダウンする。動作には単一の閾値低下のみが必要で最 大ヘッドルームを持つため、二つの段はともに1.8ボルトの低い電源電圧を検知 する。 本発明によるメモリ装置は、従来技術装置の欠点の多くを克服するものである ことが分かるだろう。ダミー経路はコアアレイのタイミングをシミュレートする とともに、そのアレイの長さはコアアレイのサイズに常に比例するため、コアア レイのサイズに追従する。コアセンス増幅器によってデータが検出された後でタ イミング信号を送出されるため、ダミーセンス増幅器には追加タイミングマージ ンを含むようにバイアスが加えられている。インバータと遅延デバイスを含むこ とが好ましい他の遅延ロジックは、データラッチが安定化するまでデータが保持 されないようにする。それにもかかわらず、電力消費量を最小にするためできる だけ早くセンス増幅器をシャットダウンするようにタイミング信号が送出される 。さらに、非常に低い電圧でも動作する、レベルシフタ段を含む二つの段を持つ ようにセンス増幅器が構成されるため、本発明はより信頼性が高い。このように 供給電圧が万が一2.0ボルトを下回っても、センス増幅器は正確に動作する。 この他の目的、特徴、長所は、開示を目的とし添付図面とともに解釈される、 本発明の好適な実施の形態についての以下の説明から明らかになるだろう。 図面の詳細な説明 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る低電力メモリ装置およびその制御方 法ならびに装置の簡略化ブロック図である。 図2は、図1の出力バッファインバータに接続されたコアメモリセンス増幅器 の概略図である。 図3は、図1の対応のバッファインバータに接続されたダミーセンス増幅器の 概略図である。 図4は、図1のメモリ装置の動作を示すタイム・チャートである。 図5は、本発明の別の実施の形態による低電力メモリ装置およびその制御方法 ならびに装置の簡略化ブロック図である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 図1には、本発明に係る同期低電力メモリ装置100の簡略化ブロック図が示さ れている。複数のワード線信号WL0,WL1,...WLi-1を送出するためのワード線 デコーダ102の入力には、まとめてADDR信号と称される複数のアドレス信号A0,A1 ,...An-1が送られる。対応のワード線導体へ各ワード線信号WL0-WLi-1を送出 するための複数のワード線ドライバ104が、ワード線デコーダ102に含まれる。後 で詳述する制御ロジック132によりワード線イネーブル(WLE)信号が送出されると 、ワード線デコーダ102はADDR信号を復号し、ドライバ104の一つを動作可能にし てWL0-WLi-1信号のうち対応するものを発する。さらに、WLE信号の 送出を受けてメモリアクセスの度に、つまり読み取り・書き込みサイクルの際に 、ダミー選択線導体にダミーワード線信号WLDを発生するダミーワード線ドライ バ106が、ワード線デコーダ102に含まれる。WL0-WLi-1線がすべてのメモリアレ イ108に設けられる。当該技術分野の当業者には周知のように、メモリアレイ108 は基本的に、連続するi個の行とk個の列として構成されたi×kのアレイつま りコアメモリセル110のマトリックスを含む。メモリアレイ108のサイズに応じて 行と列の各数が決まる。例えばメモリの一般的サイズは4ビットによる32ワード から72ビットによる4096ワードであるが、本発明は特定サイズのメモリアレイに は限定されない。メモリアレイ108の上端つまり頂部に沿って配置されたk個の ダミーメモリセル114の列に、WLD線が送られる。 コアメモリセル110のアレイの各列は、ビット線信号BLjとBLNjを伝送するため の対応する一組の相補ビット線に接続されている。このビット信号はさらに、メ モリアレイ108の下端に沿って分散して配置されたj個のセンス増幅器・制御回 路112の対応するアレイに送られる。jは0からk-1までの整数である。信号名に "N"が付加されると負ロジックつまり反転ロジックを表す。BLjとBLNjの相補ビッ ト線信号は、後で詳述するように高ロジック電圧レベルにまで最初にプリチャー ジされることが好ましく、ビット線信号の電圧は、送出された特定データビット に応じて分割される。ロジック1は、BLjが高ロジックに維持されBLNjが低ロジ ックに下がった状態として表される。ロジック0は、BLjが低ロジック電圧レベ ルに下がってBLNjが高ロジックに維持された状態として表される。各センス増幅 器・制御回路112は、対応のBLj,BLNjビット線信号の分離を検出するための差動 増幅器を含むことが好ましい。このようにしてWLE信号の送出を受けてWL0-WLi-1 信号のうち一つのみが発生し、メモリセル110の対する行がイネーブル可能とな ってBLj,BLNj信号のデータを発生する。BLj,BLNj信号はいかなる時にも一つのコ アメモリセルだけによって発生させられる。信号の名称の終わりに付けられた"N "は負ロジックを表し、この信号は低レベルの時に送出され、高レベルの時に送 出されないと考えられる。 各ダミーメモリセル114は、メモリアレイ108のBLj,BLNjビット線には接続され ていないが、WLDを受け取るためのWLD線に接続されでいる。ダミーメモリ セル114の行にはさらに、WLD線に接続されているがダミーワード線ドライバ106 から最も遠い行の端に配置されi個のダミーメモリセル118の列と位置合わせさ れた固定ダミーメモリセル116が含まれる。ダミーメモリセル118の列はメモリア レイ108の右端に沿って配置されているが、対応のWL0-WLi-1線には接続されてお らず、その入力は事実上接地されている。しかし固定メモリセル116とダミーメ モリセル118はすべて図1のように、メモリアレイ108の右側に沿って配置された BLD,BLNDダミービット線信号を送るための一組の相補ダミービット線に接続され ている。BLD,BLND信号はさらに、コアメモリセンス増幅器・制御回路112と同じ 行に配置されたダミーセンス増幅器・制御回路120に接続されている。ダミーメ モリセル118はそのワード線入力が接地されでいるか動作不能とされており、メ モリアレイ108から完全に分離されている。 すでに述べたように、ダミーメモリセル114の行は、コアメモリセル110の対応 する各列の対応のBLj,BLNjビット線には接続されていない。しかしダミーメモリ セル114と固定メモリセル116はすべてWLDワード線に接続され、WLDワード線にゲ ートキャパシタンスと金属負荷とを与えるパストランジスタ(図示せず)を含ん でいる。実際、ダミーセル114はデータを送出しないことを除いて、コアメモリ セル110と概ね同一の手法で構成される。このようにしてメモリセル114のダミー 行は、WL0-WLi-1ワード線のそれぞれに対するローディングをシミュレートする ため、WLDワード線にローディングを行うのである。 さらに固定メモリセル116とダミーセル118とはすべて、ダミー列でBLD,BLNDビ ット線に接続されているが、WLD信号によって動作可能となると固定メモリセル1 16のみがデータを送出する。このように、ダミーメモリセル118はデータを送出 しないが、各ダミーメモリセル118はBLD,BLNDビット線にローディングを行って 、BLj,BLNjビット線のそれぞれに対するローディングシミュレートするのである 。ダミーセル118はコアセル110と同様に構成されていることが好ましく、BLD,BL NDビット線にゲートキャパシタンスを付与するためのパストランジスタを含む。 こうして、コアメモリセル110の対応の行を動作可能にして対応のBLj,BLNjビ ット線信号を駆動するため、WL0-WLi-1のコアメモリワード線選択信号の一つ が送出され、BLj,BLNjビット線信号はさらにコアメモリセンス増幅器・制御回路 112のアレイによって検出される。各メモリアクセスの間、ワード線ドライバ106 は固定メモリセル116を動作可能するためのWLD信号を発生し、固定メモリセル11 6はロジック0データビットをダミーセンス増幅器・制御回路120に伝送するため 、ダミービット線信号BLD,BLNDを送出する。 上述のように、ダミーメモリセル114,116,118のそれぞれは、各コアメモリ セル110と概ね同じデザインとレイアウトで構成される。このためBLD,BLND,WLD 信号の遅延はそれぞれ、BLj,BLNj,WL0-WLi-1信号の遅延を概ねシミュレートする ものである。それにもかかわらず固定メモリセル116は対応のダミーワード線ド ライバ106から最も遠くに配置され、ダミーセンス増幅器・制御回路120は固定メ モリセル116から最も遠くに位置しているため、ダミー経路はメモリアレイ108の 最長経路よりわずかに長く、メモリアレイ108を追従している、すなわちメモリ アレイ108のサイズに比例しているため、メモリアレイ108の最悪タイミングを表 す。こうして構成されたダミー経路は一般的に最も遅い経路となるが、そのタイ ミングは、コアメモリセル110に対する物理的位置のためにメモリセル108のサイ ズに比例している。 BLとBLNビット線の対応するものにそれぞれ接続されたプリチャージプルアッ プデバイス122アレイが設けられる。BL,BLNは、BLj,BLNj,BLD,BLNDビット線を まとめて表している。各プリチャージデバイス122はセンス増幅器・制御回路112 ,120のうち対応するものから各プリチャージイネーブル信号PENjを受け取ると 、それに応答してBL,BLN信号をすべて高レベルにチャージする。信号PENDとして 表されるダミーセンス増幅器・制御回路120からのプリチャージ信号は他のPENj 信号と同じように作用するため、ここで参照されたPENj信号の一つに含まれると 考えられる。好適な実施の形態では、PENj信号はメモリアクセスの間にプリチャ ージデバイス122をイネーブル可能とするため低レベルで送出される。こうして メモリアレイ108の各アクセスの前にすべてのBL,BLNビット線信号は高レベルで プリチャージされる。次にPENj信号がメモリアクセスの前に高レベルで反転して 送出され、対応のメモリセル110,116は対応のBL,BLNビット線に対応のデータ を送出する。 センス増幅器・制御回路112の各出力は対応のインバータ・バッファ124のアレ イの各入力に送られ、インバータ・バッファ124の出力は対応のラッチ126のアレ イの各入力に接続されている。ラッチ126のアレイは、出力信号O0,O1,...Ok -1 を送出する反転バッファアレイ(図示せず)に出力信号を送出する。簡略化の ため、ラッチと反転バッファのアレイとをラッチ126のアレイとして示してある 。こうしてO0-Ok-1出力信号はセンス増幅器・制御回路112の各出力を反映する ことになる。DCLKNj信号として表記される各出力ラッチ信号またはクロック信号 DCLKN0-DCLKNk-1が低レベルで送出されると、各ラッチ126は透過であるため、対 応のインバータ124によって送出されたいかなるデータもO0-Ok-1出力信号で表 される。しかしDCLKNj信号が高レベルで反転して送出されると、ラッチ126が閉 じてインバータ124により送出されたデーータを保持して静的O0-Ok-1出力信号 を発生する。 ダミーセンス増幅器・制御回路120の出力から送出されたセルフタイミング信 号STはインバータ128の入力に送られ、インバータ128は反転セルフタイミング信 号STNを送出する。STN信号は反転遅延デバイス130の入力に送られることが好ま しく、この反転遅延デバイスはセンス増幅器・制御回路112,120と制御ロジック 132のすべてにセルフタイミング信号STDNを送出する。遅延デバイス130は、それ ぞれ所望の遅延を行うように構成された一連のインバータ130a,130b,130cによ って構成されることが好ましい。 メモリ装置100の動作について以下に説明する。メモリアクセス以前の初期状 態では、ST信号とSTDN信号が最初に共に高レベルにプリチャージされ、CCLK信号 は低レベルとなる。センス増幅器・制御回路112,120が動作不能となり、ラッチ1 26が閉じる。制御ロジック132は、外部ロジック(図示せず)からCLK信号を受け 取り、ADDRアドレス信号を保持して、CCLK信号をセンス増幅器・制御回路112,12 0に送出してメモリアクセスを開始する。センス増幅器・制御回路112,120はCCLK 信号を受け取ると、PENj信号を反転して送出してプリチャージデバイス122を動 作不能にし、また以下にさらに説明するように各センス増幅器・制御回路112,12 0の各出力に接続されたプリチャージデバイスも動作不能にする。センス増幅器 ・制御回路112はDCLKNj信号を低レベルで送出して、後述するように 内部センス増幅器により与えられたデータを検出するためラッチ126を透過とす る。制御ロジック132はまた、WLE信号を送出してワード線デコーダ102にADDR信 号の復号を行わせる。ワード線ドライバ104の一つは対応のワード線イネーブル 信号を送出し、ワード線ドライバ106はWLD信号を送出する。 読み取りサイクルについては、コアメモリセル110の対応する行が、送出され たWL0-WLi-1信号の一つを受けて動作可能となり、対応のBLj,BLNjビット線にデ ータを送出する。書き込みサイクルについては書き込みデータバッファ(図示せ ず)の行がBLj,BLNjビット線にデータを送出し、データはアクセスされたメモリ セル110に書き込まれる。WE信号として表される書き込みイネーブル信号は、書 き込みサイクルを示すため、制御ロジック132に送られ、対応の書き込みイネー ブル信号(図示せず)がセンス増幅器・制御回路112に送られる。しかし書き込 みの場合と読み取りの場合の動作は似ているため、書き込み信号は図示せず、読 み取り・書き込みメモリアクセスのみをメモリアクセスとしている。 ダミー経路は全ての読み取り・書き込みメモリアクセスの間、常に読み取りサ イクルを実施する。BLj,BLNjビット線は書き込みサイクル中は書き込みデータバ ッファにより駆動されるため、センス増幅器・制御回路112は読み取りサイクル と比較して比較的素早くデータを検知する。ダミー経路が最悪または最長の場合 のメモリアクセスにしたがってイネーブルされることが好ましいため、読み取り サイクルタイミングの方がより重要なタイミングケースとなる。 いずれのメモリアクセスの場合にも、センス増幅器・制御回路112は対応のデ ータビットを検出してデータをインバータ124に送出し、インバータ124はラッチ 126のアレイに反転データを送出する。ラッチ126はこの反転データを受けて、ラ ッチ126を介した遅延の後に各出力で出力データ信号O0-Ok-1を送る。同時にダ ミーワード線ドライバ106はWLD信号を送出し、固定メモリセル116はWLD信号の送 出を検知した後にBLDダミービット線信号を低レベルで送出する。ここでもダミ ーメモリセル114,118はデータを送出しないが、WLDワード線とBLD,BLNDビット 線にローディングするために接続されている。ダミーセンス増幅器・制御回路12 0はBLD,BLND信号を検出し、固定メモリセル116から読み取られたロジック0を受 けてST信号を低レベルで送出する。インバータ128はこれを受 けて高レベルでSTN信号を送出し、最後に遅延デバイス130がSTDN信号を低レベル で送出する。このSTDN信号は、センス増幅器・制御回路112,120と制御ロジック 132とで検出される。 STDN信号が低レベルで送出されたのを受けて、センス増幅器・制御回路112は メモリアクセスが終了したと判断し、DCLKNj信号を送出するので、ラッチ126の アレイがO0-Ok-1信号を保持する。センス増幅器・制御回路112,120もPENj信 号を再度発生して、次のメモリアクセスサイクルのためプリチャージデバイス12 2を動作可能にする。センス増幅器・制御回路112,120の中のセンス増幅器も動 作不能になってプリチャージされる。制御ロジック132はさらにWLE信号を抑制し てワード線デコーダ102を動作不能にする。こうしで一旦STDN信号が低レベルで 送出されると、ラッチ126は出力データを保持して、メモリアレイ108は次のメモ リアクセスに備えるためできるだけ早くプリチャージ状態に戻る。 制御ロジック132はCLK信号の立ち上がりエッジでメモリアクセス全体を開始し 、CLK信号の次の遷移を待つ必要なく、遅延したセルフタイミングSTDN信号の立 下がりエッジでサイクルが効果的に終了する。こうしてタイミングはCLK信号の 特定のデューティサイクルに依存せず、単一のクロック遷移に基づく。このため CLKクロック信号にはデューティサイクルの制約がない。固定メモリセル116はダ ミーワード線ドライバ106から最も離れた位置にあるため、またダミーセンス増 幅器・制御回路120は固定メモリセル116から最も離れているため、ダミー経路は メモリアレイ108の物理的に最長の経路となっている。それにもかかわらず、ダ ミー経路はメモリアレイ108のサイズに対応しているため、ダミー経路のタイミ ングはメモリアレイ108のサイズに対応する。こうしてダミー経路のタイミング はそれ自体のサイズに関係なく、メモリアレイ108のサイズに効果的に追従する 。 後で詳述するように、ダミーセンス増幅器・制御回路120は、コアメモリセン ス増幅器・制御回路112がその出力で対応のデータ信号を送出した後でST信号が 送出されるように組込みマージンを設けるため、センス増幅器・制御回路112を 変形したものである。さらにインバータ128のパラメータは、インバータ124が安 定化してしまうまではインバータ128が切り換わらないように増加マージンを 加えるため、インバータ124のパラメータを修正したものである。最後に、STDN 信号が送出される前にデータラッチ126が安定化するように、遅延デバイス130は 特別なレベルの遅延とバッファリングを行う。これらの追加マージンは、ラッチ 126のO0-Ok-1出力信号がラッチの前に安定化するように効果的に作用する。ダ ミーセンス増幅器・制御回路120とインバータ128と遅延デバイス130のパラメー タは、少なくとも三段階のバッファリングを可能とし、適当な量の遅延を行うた め各段で約0.1-0.2ナノ秒(ns)の遅延を追加する。 図2には対応のインバータ124に接続されたコアメモリセンス増幅器・制御回 路112の概略図が示されている。センス増幅器・制御回路112にはセンス増幅器20 0と制御ロジック240が含まれる。BLj信号とBLNj信号を受け取って出力信号SAN1 とSAN2を送出するレベルシフタ段201と、SAN1信号とSAN2信号を受け取って出力 信号SAOUTを送出する差動増幅器段211との二つの段が、センス増幅器200に含ま れる。レベルシフタ段201では、SAN1信号を送るドレーン端子と、別のNチャン ネル型CM0Sトランジスタ210のドレーン端子に接続されたソース端子とを持つN チャンネル型相補金属酸化物半導体(CMOS)トランジスタ206のゲート端子に、対 応のBLj信号が送られる。BLNj信号は、SAN2信号を送るドレーン端子と、CMOSト ランジスタ210のドレーン端子に接続されたソース端子とを持つNチャンネル型C MOSトランジスタ208のゲート端子に送られる。ソース端子が接地されたCMOSトラ ンジスタ210は、VBIASと称されるバイアス信号を受け取る。VBIAS信号は後述す るように、別のバイアス回路225により送出されるものである。 Vddと称される電源電圧信号は、接地されたゲート端子をそれぞれ有する二つ のプルアップPチャンネル型CMOSトランジスタ202,204のソース端子に送られる 。Vdd信号は5ボルトであることが好ましいが、好適な実施の形態では3ボルト や1.8ボルトの低電圧でもよい。CMOSトランジスタ202のドレーン端子は、CMOSト ランジスタ206のドレーン端子に、CMOSトランジスタ204のドレーン端子はCMOSト ランジスタ208のドレーン端子に接続されている。 SAN1信号は、差動増幅器段211内のNチャンネル型CMOSトランジスタ216のゲー ト端子に送られる。CMOSトランジスタ216のドレーン端子はセンス増幅器200 のSAOUT出力信号を与える。CMOSトランジスタ216のソース端子は、接地されたソ ース端子と、VBIAS信号を受け取るゲート端子とを持つ別のNチャンネル型CMOS トランジスタ220のドレーン端子に送られ、VBIAS信号はコンデンサ224でフィル タリングされた後に接地される。Vdd信号は二つのプルアップPチャンネル型CMO Sトランジスタ212,214のソース端子に送られ、CMOSトランジスタ212のドレーン 端子はCMOSトランジスタ216のドレーン端子に接続され、CMOSトランジスタ214の ドレーン端子はCMOSトランジスタ218のドレーン端子とCMOSトランジスタ212,21 4の両ゲート端子にも接続される。CMOSトランジスタ212,214のゲート端子は、 ノードN5で表される。制御ロジック240で発生された信号BLPNは、Vdd信号に高く プルアップされたソース端子と、BLPN信号が低レベルで送出されるとSAOUT信号 をプリチャージするためのSAOUTノードに接続されたドレーン端子とを持つPチ ャンネル型CMOSトランジスタ222のゲート端子に送られる。 SEN信号は、バイアス回路225内のNチャンネル型CMOSトランジスタ230のゲー ト端子とPチャンネル型CMOSトランジスタ226のゲート端子に送られる。CMOSト ランジスタ226のソース端子は、Vdd信号に高くプルアップされ、ドレーン端子は VBIAS信号を与える。VBIAS信号は別のNチャンネル型CMOSトランジスタ228のド レーン端子およびゲート端子と、CMOSトランジスタ230のドレーン端子に送られ る。CMOSトランジスタ228のソース端子は接地されている。 プルアップPチャンネル型CMOSトランジスタ232とプルダウンNチャンネル型C MOSトランジスタ234を用いて構成されるインバータ124の入力に、SAOUT信号が送 られる。特に、SAOUT信号は、出力信号SAOUTNを発生するため一緒に接続された ドレーン端子を各々が持つCMOSトランジスタ232,234の両ゲート端子に送られる 。CMOSトランジスタ232のソース端子は、Vddに高くプルアップされ、CMOSトラン ジスタ234のソース端子は接地されている。 両Pチャンネル型CMOSトランジスタ202,204の幅の長さに対する比(WP/LP)は2 .0/0.9に設定されることが好ましい。Pチャンネル型CMOSトランジスタ232のWP/ LP比は3×4.7/0.5に設定されることが好ましい。Nチャンネル型CMOSトランジス タ234の幅の長さに対する比(WN/LN)は2.0/0.9に設定されることが好ましい。こ れらの比の効果は、特に、図3で説明するダミーセンス増幅器・ 制御回路120内のダミービット線センス増幅器300との比較において、後でさらに 説明する。 制御ロジック240には、CCLK信号を受け取ってPENj信号とBLPN信号をそれぞれ 送出するバッファ242が含まれる。PENj信号とBLPN信号は基本的には同じである が、各々の機能を示すため別の名称となっている。特にPENj信号はプリチャージ デバイス122のうち対応するものをプリチャージするのに用いられ、一方BLPN信 号はセンス増幅器200の出力をプリチャージするのに使われる。CCLK信号は二つ の入力を持つNANDゲート端子244の一方の入力に送られ、NANDゲート端子の他の 入力でSTDN信号を受け取る。NANDゲート端子244は出力でSEN信号とDCLKNj信号を 送出する。前記と同様にSEN信号とDCLKNj信号は効果の面では同じ信号であるが 、各々の機能を表すため別の名称となっている。 センス増幅器・制御回路112の動作について以下に説明する。CCLK信号は最初 に低レベルで反転して送出され、STDN信号は最初に高レベルで反転して送出され るので、CMOSトランジスタ230を介してVBIAS信号を接地するためSEN信号は高レ ベルで反転して送出される。センス増幅器200を動作不能にするため、CMOSトラ ンジスタ210,220が非導通となる。対応するDCLKNj信号が高レベルで反転して送 出されるため、ラッチ126のうち対応するものが閉じる。この初期状態では、CMO Sトランジスタ222を非導通としてSAOUT信号をVdd信号に高くプルアップしてセン ス増幅器200の出力をプリチャージするため、BLPN信号が低レベルで送出される 。初期状態ではさらに、PENj信号が低レベルで送出されるため、BLj,BLNj信号が 共に高レベルにプリチャージされ、これによりCMOSトランジスタ206,208が導通 する。したがって初期状態では、CMOSトランジスタ210,220が非導通となって接 地経路がオープンにされるために、センス増幅器200の消費電力は小さいか、ま たはゼロとなるのである。 メモリアクセスを開始するためCCLK信号が高レベルで送出されると、PENj,BL PN信号の発生が抑制され、その結果各プリチャージデバイス122とCMOSトランジ スタ222がともに動作不能となる。NANDゲート端子244によりDCLKNj信号が低レベ ルで送出されてラッチ126のそれぞれを開く。SEN信号もNANDゲート端子244によ り低レベルで送出されて、CMOSトランジスタ226,228の間のドレーン端 子・ソース端子抵抗の比により決定されるレベルまでVBIAS信号が高くプルアッ プされる。これによりCMOSトランジスタ210,220が効果的に導通してセンス増幅 器200が動作可能となる。こうしてBLj,BLNj信号がともに高レベルに維持されて いる間はSAN1信号とSAN2信号を概ね同じ電圧レベルで送出するため、CMOSトラン ジスタ202,206,210とトランジスタ204,208,210の間には比較的バランスの良 い経路が形成される。 SAN1信号とSAN2信号の初期電圧レベルは設計上選択されるものであるが、CMOS トランジスタ216,218を部分的に動作させるため、Vdd信号と接地との間の中間 レベルであることが好ましい。N5ノードを初期レベルにしで、BLj,BLNj信号が高 レベルで送出されている間はSAOUT信号を中間レベルにするため、CMOSトランジ スタ214,218,220の間で電圧分圧経路が確立される。この新しいレベルのSAOUT 信号はVdd信号の電圧範囲の最高値に近い程好ましい。こうして、最初は高電圧 レベルにチャージされるSAOUT信号は、BLPN信号が高レベルで送出され、SEN信号 が低レベルで送出されると、低下し始める。 対応のコアメモリセル110または書き込みデータバッファによりBLj,BLNjビッ ト線信号がゼロとなると、コアメモリセル110がイネーブル可能となった後でBLj 信号が低下し始める。これを受けてCMOSトランジスタ206が非導通となり始め、S AN1信号がSAN2信号より高くプルアップされる。CMOSトランジスタ216は完全に導 通し始め、トランジスタ216,220を介してロジック低レベルにSAOUT信号を接地 する。こうしてBLj信号が低レベルにプルダウンされてロジック0を示すと、SAO UT信号は低電圧レベルに低下してロジック0となる。 他方、対応のコアメモリセル110または書き込みデータバッファがロジック1 を示すと、BLNj信号が低下し始め、CMOSトランジスタ208が非導通となる。SAN2 信号がSAN1信号より上昇すると、CMOSトランジスタ218が非導通となる。ノードN 5における電圧は低くプルダウンされ、CMOSトランジスタ212が導通し、Vdd信号 を介してSAOUT信号が高レベルに維持される。こうしで一旦センス増幅器200がイ ネーブル可能となると、BLNj信号が低レベルで送出されてロジック1を示し、SA OUT信号は高レベルに維持される。 インバータ124は入力において比較的高い電圧切換点を持つようにバイアスが 加えられることが好ましいため、その出力は高ロジックレベルが好ましい。特に Pチャンネル型CMOSトランジスタ232のWP/LP比は3×4.7/0.5に設定されることが 好ましいため、そのドレーン端子・ソース端子抵抗は、WN/LN比が2.0/0.9のNチ ャンネル型CMOSトランジスタ234と較べて比較的小さい。SAOUTN信号は、SAOUT信 号が高レベルにプリチャージされるので、初期段階では低レベルで送出される。 SAOUT信号が低下し始めると、CMOSトランジスタ232がCMOSトランジスタ234の非 導通より速く導通するため、インバータ124の比較的高いロジック電圧切換点に 直ぐに達する。こうしてSAOUTN信号はSAOUT信号が低下すると比較的速く上昇す る。SAOUT信号が低下し始めてインバータ124を切り換えても、ロジック1の読み 取りを受けて低下したBLNj信号にはSAOUT信号を反転し高レベルに戻し、それに よってインバータ124が再切換される。要するに、センス増幅器200は高レベルに プリチャージされて、高または低ロジックレベルで送出される前に中間状態で安 定し始めるのである。インバータ124の出力は低レベルに初期化されるが、高出 力となるようにバイアスが加えられる。 レベルシフタ段201は比較的低利得で、BLj,BLNj信号の電圧をレール(Vdd)から シフトダウンして差動増幅器段211での検知を最適化する。差動増幅器段211は高 利得増幅器であることが好ましい。動作に必要なのは単一の閾値低下であるため 、二つの段201,211はともにVdd信号の低電圧レベルで検知を行い、最大ヘッド ルームを備えている。こうしてセンス増幅器200は正確な動作のため1.8ボルトの 低い電圧で動作し、1.8,2.0,2.4,3.0ボルト以上の供給電圧を含む。Vddが1.8 ボルトまで低下しても正確な動作が維持される。 図3には、インバータ128に接続されたダミーセンス増幅器・制御回路120の概 略図が示されている。ダミーセンス増幅器・制御回路120にはダミーセンス増幅 器300と制御ロジック340とが含まれ、デザインとレイアウトの点においてコアセ ンス増幅器・制御回路112のそれぞれと概ね同じ手法で構成される。同様の部品 には同一の参照番号が付けられている。しかしダミーセンス増幅器300内では、B LD,BLNDビット線が若干変形されたレベルシフタ段301に接続され、CMOSトランジ スタ202(図2)の代わりに、WP/LP比が2.0/2.0に変えられた別のPチャンネル 型CMOSトランジスタ302が用いられている。CMOSトランジスタのチ ャンネルの長さを増加させるとドレーン端子・ソース端子抵抗が効果的に上昇す るため、SEN信号が送出されると、センス増幅器200の類似のSAN1信号に較べて低 電圧レベルでSAN1信号が最初に送出される。ダミーセンス増幅器300の差動増幅 器段211はセンス増幅器112と全く同様に構成されるが、その出力はセルフタイミ ング信号STを送出する。 低電圧のSAN1信号は、センス増幅器200のCMOSトランジスタ216より低く、CMOS トランジスタ216を導通させ、これによりダミーセンス増幅器300は高レベルで送 出されたST信号を長時間保持する。こうしてダミーセンス増幅器・制御回路120 の出力でセルフタイミング信号STは最初に高レベルにプリチャージされ、各セン ス増幅器・制御回路112の対応する出力信号SAOUTより長時間、高レベルに保持さ れるようにバイアスが加えられる。 すでに述べたように、固定メモリセル116は常にロジック0を送出するように 配線接続されているため、WLD信号によって一旦動作可能となると常にBLD信号を 低レベルで送出する。こうしてダミーセンス増幅器・制御回路120に送られたBLD 信号は常に低レベルとなり、CMOSトランジスタ206を非導通にし、SAN1信号を高 めてCMOSトランジスタ216を導通させる。しかしプルアップCMOSトランジスタ302 のバイアスが上昇すると、CMOSトランジスタ216を導通させてST信号を低レベル にプルダウンする前に、BLD信号の電圧低下分が増加する。こうしてST信号は最 初に高レベルにプリチャージされ、動作可能となるとダミーセンス増幅器300に よって常に最後には低レベルとなるのである。このようにCMOSトランジスタ302 を変形すると、センス増幅器300の出力におけるSAOUT信号と比較して、ST信号が 低レベルで送出される前に約0.1から0.2ナノ秒の遅延が追加されることが好まし い。こうして、センス増幅器・制御回路112のアレイのSAOUT出力信号が全て安定 化してしまうまで、一般的にST信号は送出されない。 インバータ128には、ソース端子がVdd信号に、ドレーン端子が別のNチャンネ ル型CMOSトランジスタ306のドレーン端子に接続されたPチャンネル型CMOSトラ ンジスタ304が接続されている。CMOSトランジスタ304,306の各ゲート端子はST 信号を受け取るため互いに接続され、ドレーン端子も互いに接続されて出力信号 STNを送出する。CMOSトランジスタ306のソース端子は接地されている。しか しインバータ128の各パラメータはインバータ124の対応するパラメータより比較 的バランスが取られている。特にCMOSトランジスタ304のWP/LP比は4.0/0.5であ ることが好ましく、CMOSトランジスタ306のWN/LN比は5.6/0.5であることが好ま しい。このためCMOSトランジスタ304のドレーン端子・ソース端子抵抗は類似のC MOSトランジスタ232に対して概ね上昇し、CMOSトランジスタ306のドレーン端子 ・ソース端子抵抗はインバータ124の類似のCMOSトランジスタ234に対して低くな っている。こうしてCMOSトランジスタ306はCMOSトランジスタ304より優越するた めつまりCMOSトランジスタ304より速く切り換えられるため、インバータ128はそ の入力に、比較的低ロジック電圧切換点を持つようにバイアスが加えられている 。すでに述べたように、ST信号は最初に高レベルでプリチャージされるためSTN 信号は最初に低レベルで送出される。ST信号が最後に低下する際には、CMOSトラ ンジスタ304,306の相対的バイアスによりインバータ128がSTN信号を高レベルで 送出する前に、低い切換電圧まで低下しなければならない。これにより、インバ ータ124を介したSAOUT信号とSAOUTN信号の間の遅延に較べて約0.1-0.2ナノ秒だ け、ST信号とSTN信号の間に遅延レベルが加えられる。こうして遅延が加えられ ることにより、インバータ128の出力はインバータ124のアレイの出力すべてより 遅れることになる。 制御ロジック340は制御ロジック240と非常によく似ており、CCLK信号を受け取 ってPENP信号とBLPN信号を送出するバッファ342を含んでいる。CCLK信号は二つ の入力を持つNANDゲート端子344の入力の一方に送られ、NANDゲート端子の他の 入力はSTDN信号を受け取る。しかしNANDゲート端子344は、DCLKNj,信号344が不 必要な場合には、入力された信号がいずれの信号でもセンス増幅器300にSEN信号 を送出する。 反転遅延デバイス130は、出力ラッチ126のアレイを介した遅延の原因となる追 加のバッファ遅延を行う。遅延デバイス130は、図のように三つの直列接続イン バータ130a,130b,130c等、当該技術分野の当業者には周知のいかなる手法でも 実現できる。直列接続インバータ130a,130b,130cのパラメータは、ラッチ126 のアレイを介した遅延の原因となる遅延デバイス130を介した所望量の遅延を効 果的に行うため、上述のようにインバータ124,128と同様の手法で調節される 。好適な実施の形態では、遅延デバイス130は、STN信号からSTDN信号の間に、約 0.1-0.2ナノ秒以上の遅延を挿入する。このようにして、ラッチ126のO0-Ok-1 出力信号がすべて安定化してしまうまで、STDN信号は低レベルで送出される。 図4は、メモリ装置100の動作を説明するためのタイム・・チャートである。 最初の時刻T0ではCLK信号が最初に低レベルで反転して送出される。BL信号とBLN 信号を高レベルでプリチャージしてSAOUT信号とST信号を高レベルでプリチャー ジするため、PENj信号とBLPN信号が低レベルで送出される。STDN信号も最初に高 レベルで反転して送出される。WLE信号は最初は低レベルで反転して送出される 。メモリアレイ108はこうしてプリチャージされメモリアクセスの準備が整う。 メモリアクセスが必要な時を判断するため、外部ロジックがADDR信号と他の制御 信号(図示せず)を監視する。ADDRアドレス信号が安定化すると、時刻T2で外部 ロジックがCLK信号を制御ロジック132に送出してメモリアクセスが開始される。 CLK信号の送出を受けて、制御ロジック132はCCLK信号を発生し、センス増幅 器・制御回路112,120は時刻T4でPENj信号とBLPN信号を反転して送出して、プリ チャージデバイス122とセンス増幅器・制御回路112,120の出力とを解除する。 次に制御ロジック132が時刻T6でWLE信号を送出する。WLE信号はワード線デコー ダ102を動作可能にし、これを受けてドライバ104,106はWL0-WLi-1信号とWLD信 号のうち一つをそれぞれ送出する。センス増幅器・制御回路112,120が時刻T8で SEN信号とDCLKNj信号(利用できるならば)を送出し、各SEN信号はセンス増幅器 200,300を動作可能にして、SAOUT信号とST信号をそれぞれ送出するため一組の 相補ビット線を検知し始める。DCLKNj信号は時刻T8でラッチ126のアレイを開く 。 動作可能とされた行のコアメモリセル110は対応のBLj,BLNj信号にデータを送 出し、固定メモリセル116はBLD信号を低レベルで送出する。SAOUT信号は時刻T10 で変化し始めてほぼ時刻T16で最終的に安定化する。しかしST信号は時刻T16の後 まで高レベルに維持され、続く時刻T20で最終的に低レベルとなる。こうしてダ ミー行と列を通る最大データ経路とダミーセンス増幅器・制御回路120 の追加マージンにより、SAOUT信号が安定化して、その後、ST信号が送出される 。 インバータ124を介した遅延のためにSAOUT信号が安定化した後に、SAOUTN信号 が最終的に時刻T18で安定化する。インバータ128の追加マージンのため、時刻T1 8の後に続く時刻T24までSTN信号は高レベルで送出されない。さらに出力信号O0 -0k-1はラッチ126を介した遅延の後、時刻T22で最終的に安定化し、遅延デバイ ス130は続く時刻T26でSTDN信号を低レベルで送出する。遅延デバイス130はこう して、出力信号O0-Ok-1の全てが安定化するまでSTDN信号が低レベルで送出さ れないようにする。 STDN信号が低レベルで送出された後、NANDゲート端子244,344を介して若干の 遅延が行われてから、SEN信号とDCLKNj信号が時刻T28で反転して送出される。こ こで出力信号O0-Ok-1をラッチするため、ラッチ126のデータが保持される。ま たバッファ242,244を介した若干の遅延の後、PEN信号とBLPN信号がほぼ時刻T28 で低レベルで再送出され、次のメモリアクセスに備えるためビット線と出力信号 とをプリチャージする。さらに制御ロジック132は時刻T28でWLE信号を低レベル で反転して送出する。SAOUT信号とST信号とはほぼ時刻T30で高レベルにプリチャ ージされ、SAOUTN信号とSTN信号とは時刻T32で低くなる。最後にSTND信号が続く 時刻T34で反転して送出される。 ダミーセンス増幅器300にプログラムされた追加マージンのため、インバータ1 28と遅延デバイス130とラッチ126の出力とは、STDN信号が送出されてメモリレイ 108のメモリアクセスの終了を示す前に確実に安定化する。第一にダミー行とダ ミー列の相対位置のために、残りのコアメモリセンス増幅器200が安定化した後 にダミーセンス増幅器300にはBLDとBLNDダミービット線信号が送られる。さらに 、ダミーセンス増幅器に組み込まれたマージンのため、ST信号はコアセンス増幅 器200の出力より若干遅延する。第三にインバータ128の追加マージンにより、そ の出力がデータインバータ124のアレイに対して遅延する。遅延デバイス130によ り、STDN信号は出力信号O0-Ok-1に対して遅延する。 図5は、本発明の別の実施の形態による低電力メモリ装置500の簡略化ブロッ ク図である。メモリ装置500は、ダミーメモリセル114,118の行および列と単一 の固定ダミーメモリセル116が含まれていないことを除けば、メモリ装置100と似 ている。またワード線デコーダ102にワード線ドライバ106も設けられていない。 WL0-WLi-1ワード線は、それぞれがメモリ装置100の固定メモリセル116と同様に 作用する固定ダミーセル116の列の入力に接続されている。特に図5のダミーメ モリセル118は固定され、対応のWL0-WLi-1ワード線信号によって動作可能となる とロジック0を常に送出する。 メモリ装置500は、メモリ装置100のダミーワード線を用いる場合よりタイミン グつまりダミービット線追跡が近いため、設計上の多くの点でメモリ装置100よ り好適である。さらにメモリ領域は一つの行の幅だけ狭くなっているので、メモ リ装置100と較べてメモリ装置500のサイズおよびコストは低減している。しかし メモリ装置100は、パワーが均等でない二つのアドレス指定が発生した場合、つ まり外部行アドレスピンの数が与えられた時に可能な数より物理的行数が少ない 場合に、好適である。パワーが不均一な二つのアドレス指定が用いられる場合、 メモリ装置500の物理的アドレススペースを越えたアドレスについてアクセスが 行われると、アクセスサイクルは始まるが、コアアレイではワード線は一つもイ ネーブルされない。このようにサイクルを終了させるダミー経路は一つもない。 このため不均一なパワーの二つのアドレス指定が生じた場合に、メモリ装置100 では、不正確なアドレスが与えられるとダミーワード線がイネーブルされてサイ クルを終了させるのである。 本発明によるメモリ装置およびその制御方法ならびに装置は、従来技術の短所 の多くを克服していることが分かる。コアアレイの隣接する端部に沿って設けら れたダミー経路からセルフタイミング信号が送られるが、このダミー経路はアレ イのサイズに追従する。これは、アレイのサイズに関係なくタイミングを最小限 にできるので、メモリコンパイラアプリケーションには都合が良い。サイクルが 早期に終了しないようにタイミングマージンがダミー経路とセンス増幅器に追加 されている。保持の前にデータが安定するように他のマージンも追加されている 。こうして電力を節約するためできるだけ早く、しかしデータの完全性との妥協 を図るため早すぎることなく、センス増幅器が非作動にされる。さらにセンス増 幅器は、1.8ボルトの低い電源電圧でも正確な動作を保証できるように二つの段 を含んでいる。 したがって本発明は、前記目的を実現し、上述した利点および固有の長所を達 成するのに非常に適している。本発明の好適な実施の形態とその様々な面を開示 を目的として示し、構造、相互関係、配置の詳細に関わる多くの変形を好適な実 施の形態について説明したが、これは明細書に挙げた特定の形態に限定すること を意図するものではなく、反対に、添付の特許請求の範囲に定義された本発明の 趣旨および範囲に正当に含まれるものならば、このような変形、修正、均等物を 包含するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド ディー イズレフソン アメリカ合衆国、ミネソタ州55044 レイ クヴィル 234ス ストリート イー 8655 (72)発明者 アイ ロス マクタッガート アメリカ合衆国、ミネソタ州55347 エデ ン プレイリー ダーネル ロード エス 8579 (72)発明者 ケビン アール レクエア アメリカ合衆国、ミネソタ州55372 プラ イア レイク オーク ヒル サークル 8654 【要約の続き】 のため安全なタイミングマージン内で、出力データが保 持され、センス増幅器は動作不能となる。さらなるタイ ミングマージンのため、バイアスが加えられたインバー タを追加することが好ましい。センス増幅器は低電圧レ ベルでも正しい動作を行うため入力レベルシフタ段を含 むことが好ましい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.コアメモリセルの行および列を備えたコアメモリアレイと、前記コアメモリ セルの出力データの検知をセンス増幅器にイネーブルさせるとともに前記センス 増幅器を動作不能にするためのセンスイネーブル信号を受け取る対応するセンス 増幅器のアレイと、検知された前記データを保持するための対応するラッチのア レイとを含むメモリ装置内のデータを、クロック信号の送出を受けてアクセスす るためのセルフタイミングメモリ制御装置であって、 前記制御装置は、 前記クロック信号の送出を受けてワード線イネーブル信号とセンスイネーブル 信号とを送出するとともに、次にタイミング信号の送出を受けて前記センスイネ ーブル信号を反転して送出して検知された前記出力データを保持するためのラッ チ信号を送出するための制御ロジックと、 前記ワード線イネーブル信号の各送出を受けてダミーワード線選択信号をダミ ー選択線に送出するためのダミーワード線ドライバと、 前記コアメモリセルの前記行および列を二重化させるため前記コアメモリアレ イの二つの隣接する外端に配置されたメモリセルのダミー行およびダミー列であ って、前記ダミー行の各メモリセルは前記ダミー選択線をロードするように接続 され、前記ダミー列の各メモリセルは一組の相補ダミービット線をロードするよ うに接続され、前記ダミー行および前記ダミー列はさらに、前記ダミー行の両端 のうち前記ダミーワード線ドライバとは反対側の端においで前記ダミー行と前記 ダミー列との交点に配置された固定メモリセルを含み、前記固定セルは、前記ダ ミーワード線選択信号を受け取るとともにこれを受けて前記一組の相補ダミービ ット線に所定ロジックレベルを送出するため前記ダミー選択線に接続された、メ モリセルのダミー行およびダミー列と、 前記所定ロジックレベルを検知するとともにこれを受けて前記タイミング信号 を送出するため、前記ダミー列の両端のうち前記固定ダミーメモリセルとは反対 側の端において前記一組の相補ダミービット線に接続されたダミーセンス増幅器 であって、タイミングマージンを追加するため前記所定ロジックレベルと反対の ロジックレベルとなるようにバイアスを加えられたダミーセンス増幅器と、 からなることを特徴とするセルフタイミングメモリ制御装置。 2.前記ダミー行および前記ダミー列の各メモリセルが同様のローディングを行 う前記コアメモリセルと概ね同一のデザインおよびレイアウトで構成されること を特徴とする請求項1項記載のメモリ制御装置。 3.前記メモリアレイのコアメモリセルの各列が対応する一組の相補ビット線に 接続されたメモリ制御装置であって、 このメモリ制御装置はさらに、前記一組の相補ダミービット線を含む前記コア メモリアレイの各列の前記一組の相補ビット線をプリチャージするプリチャージ イネーブル信号を受け取るプリチャージ増幅器のアレイを備え、 前記制御ロジックが、前記クロック信号が反転して送出されている間は前記プ リチャージイネーブル信号を送出し、前記クロック信号の送出を受けて前記プリ チャージイネーブル信号を反転して送出することを特徴とする請求項1項記載の メモリ制御装置。 4.前記ダミーセンス増幅器が、 前記一組の相補ダミービット線に接続されたレベルシフタと、 前記タイミング信号を送るため前記レベルシフタに接続された差動増幅器と、 からなることを特徴とする請求項3項記載のメモリ制御装置。 5.前記レベルシフタが、 電源電圧に接続された第一および第二プルアップデバイスと、 前記第一および第二プルアップデバイスのそれぞれと接地との間に接続された 第一および第二プルダウンデバイスであって、前記第一プルダウンデバイスは正 のビット線信号を受け取り、前記第二プルダウンデバイスは負のビット線信号を 受け取る、第一および第二プルダウンデバイスとからなり、 前記差動増幅器が切り換えられる前に前記正のビット線信号と前記負のビット 線信号との間に大きな電圧差が生じるように、前記第一プルアップデバイスにバ イアスが加えられて前記第二プルアップデバイスより大きな電圧マージンを持つ ことを特徴とする請求項4項記載のメモリ制御装置。 6.前記第一および第二プルアップデバイスがPチャンネル型CMOSトランジスタ 、前記第一および第二プルダウンデバイスがNチャンネル型CMOSデバイスから成 り、前記第一プルアップデバイスの長さに対する幅の比が前記第二プルアップデ バイスのものより低いことを特徴とする請求項5項記載のメモリ制御装置。 7.前記ダミーセンス増幅器がさらに、 前記ダミーセンス増幅器の出力をプリチャージするための出力プリチャージ信 号を受け取るプルアップデバイスを備え、 前記制御ロジックが、前記クロック信号が反転して送出されている間は前記出 力プリチャージ信号を反転して送出し、前記クロック信号の発生を受けて前記出 力プリチャージ信号を送出することを特徴とする請求項3項記載のメモリ制御装 置。 8.バッファ出力データを前記ラッチのアレイに送るため前記検知出力データを 受け取るバッファのアレイを、前記メモリアレイが含むメモリ制御装置であって 、 前記メモリ制御装置は、さらに、前記ダミーセンス増幅器から前記タイミング 信号を受け取るとともに遅延タイミング信号を送出するため、前記ダミーセンス 増幅器と前記制御ロジックとに接続された遅延デバイスを備えることを特徴とす る請求項7項記載のメモリ制御装置。 9.前記遅延デバイスが、反転タイミング信号を送出するため前記タイミング信 号を受け取るインバータを含むことを特徴とする請求項8項記載のメモリ制御装 置。 10.共に高レベルにプリチャージされる正および負のビット線を前記一組の相 補ダミービット線が含み、前記タイミング信号が高レベルにプリチャージされ、 前記ダミーワード線選択信号の送出を受けて前記正のビット線が前記固定メモリ セルにより低レベルで送出されるように前記所定のロジックレベルがロジック0 とされることを特徴とする請求項9項記載のメモリ制御装置。 11.前記インバータが比較的低電圧の切換閾値を持つようにバイアスが加えら れることを特徴とする請求項10項記載のメモリ制御装置。 12.前記インバータが、 電源電圧に接続されたプルアップデバイスと、 前記プルアップデバイスと接地の間に接続されたプルダウンデバイスと、 からなり、 前記プルダウンデバイスが前記プルアップデバイスを優越するようにバイアス が加えられることを特徴とする請求項11項記載のメモリ制御装置。 13.前記プルアップデバイスがPチャンネル型CMOSトランジスタから、前記プ ルダウンデバイスがNチャンネル型CMOSトランジスタからなり、前記Nチャンネ ル型トランジスタの前記ドレーン端子・ソース端子抵抗を増加するため前記Nチ ャンネル型トランジスタの幅対長さの比がPチャンネル型トランジスタのものよ り大きいことを特徴とする請求項12項記載のメモリ制御装置。 14.前記遅延デバイスが直列接続された複数のインバータからなることを特徴 とする請求項8項記載のメモリ制御装置。 15.ワード線信号とアドレスとを受け取るとともに対応する複数のワード線選 択信号のうち一つを対応する複数の選択線のうち一つに送出するための複数のド ライバを含み、前記アドレスを復号するとともに前記ワード線イネーブル信号の 送出を受けて前記複数のドライバのうち対応するものを動作させるワード線デコ ーダあって、前記ワード線イネーブル信号の各送出を受けでダミー選択線にダミ ー選択信号を送出するダミードライバを含むワード線デコーダと、 行と列に構成されたコアメモリセルのマトリックスを含み、各行の各コアメ モリセルが前記複数の選択線の一つに接続されるとともに前記選択線に対応し、 各列の各コアメモリセルが出力データを送出するため対応する一組の相補ビット 線に接続されたコアメモリと、 前記コアメモリセルの前記行および列を二重化するため前記コアメモリの二 つの隣接する外端に配置されたメモリセルのダミー行およびダミー列であって、 前記ダミー行の各メモリセルは前記ダミー選択線にロードするために接続され、 前記ダミー列の各メモリセルは一組の相補ダミービット線にロードするため接続 され、前記ダミー行およびダミー列がさらに前記ダミー選択信号を受け取るとと もにこれを受けて前記一組の相補ダミービット線に所定ロジックレベルを送出す るため前記ダミー選択線に接続された固定メモリセルを含む、ダミー行およびダ ミー列と、 からなるメモリアレイと、 前記コアメモリアレイのコアメモリセルの前記列の一つに各々対応して対応す る一組の相補ビット線に接続され、動作可能とされると前記出力データの対応す る出力データビットを検知して送出するためのセンスイネーブル信号によって各 々動作可能となるが、それ以外の場合は動作不能となるコアセンス増幅器のアレ イと、 検知された前記出力データを保持するためのラッチ信号を受け取るラッチのア レイと、 前記所定ロジック信号を検知するとともにこれを受けてタイミング信号を送出 するため前記一組の相補ダミービット線信号に接続され、前記所定ロジックレベ ルと反対のロジックレベルとなるように前記コアセンス増幅器に対してバイアス が加えられたダミーセンス増幅器と、 前記ラッチのアレイと前記ダミーセンス増幅器と前記ワード線デコーダとに接 続されてクロック信号を受け取り、前記クロック信号が反転して送出されている 間は前記コアセンス増幅器のアレイを動作不能とするため前記センスイネーブル 信号を反転して送出し、前記クロック信号の送出を受けて前記ワード線イネーブ ル信号と前記センスイネーブル信号とを送出し、前記タイミング信号の送出を受 けて前記ワード線イネーブル信号と前記センスイネーブル信号とを反転して送出 するとともに前記ラッチ信号を送出するための制御ロジックと、 からなることを特徴とするメモリ装置。 16.前記コアセンス増幅器のアレイと前記ダミーセンス増幅器が各々、 前記一組の相補ビット線に接続されたレベルシフタと、 前記レベルシフタに接続された高利得差動増幅器とからなり、 各センス増幅器が比較的低い電圧レベルを検知できることを特徴とする請求項 15項記載のメモリ装置。 17.さらに、 前記一組の相補ダミービット線を含む前記コアメモリの各列の前記一組の相補 ビット線をプリチャージするためのプリチャージイネーブル信号を各々受け取る プリチャージ増幅器のアレイと、 前記コアセンス増幅器と前記ダミーセンス増幅器とを含む前記センス増幅器の うち対応するものに接続され、前記タイミング信号を含む前記センス増幅器の出 力をプリチャージするための出力プリチャージ信号を各々が受け取るプルアップ デバイスのアレイとを備え、 前記制御ロジックが、前記クロック信号が反転して送出されている間は前記出 力プリチャージ信号と前記プリチャージイネーブル信号とを送出し、前記クロッ ク信号の送出を受けて前記出力プリチャージ信号と前記プリチャージイネーブル 信号とを反転して送出することを特徴とする請求項15項記載のメモリ装置。 18.さらに、 前記ラッチのアレイにバッファ出力データを送るため前記メモリアレイに接続 されたバッファのアレイと、 前記ダミーセンス増幅器から前記タイミング信号を受け取るとともに反転タイミ ング信号を送出するため、前記ダミーセンス増幅器と前記制御ロジックとに接続 されたインバータを備えることを特徴とする請求項17項記載のメモリ装置。 19.前記ダミーセンス増幅器が、 電源電圧に接続された第一および第二プルアップデバイスを含むレベルシフタ と、 前記第一および第二プルアップデバイスの各々と接地との間に接続された第一 および第二プルダウンデバイスとからなり、 前記第一プルダウンデバイスが正のビット線信号を受け取るとともに前記第二 プルダウンデバイスが負のビット線信号を受け取り、前記ダミーセンス増幅器の 切り換えの前に前記正のビット線信号と前記負のビット線信号との間で大きな電 圧差が生じるように、前記第一プルアップデバイスが前記第二プルアップデバイ スより大きな電圧マージンを持つようにバイアスを加えられており、 前記インバータが、前記電源電圧に接続されたプルアップデバイスと前記プル アップデバイスと接地の間に接続されたプルダウンデバイスとからなり、前記プ ルダウンデバイスが前記プルアップデバイスを優越するようにバイアスを加えら れていることを特徴とする請求項18項記載のメモリ装置。 20.コアメモリセルの行および列を備えたコアメモリアレイと、メモリセルの 行を選択するための対応するワード線選択信号を発生するための対応のワード線 デコーダのアレイと、前記センス増幅器を動作可能にして前記コアメモリアレイ の出力データを検知させるためと前記センス増幅器を動作不能にするためのセン スイネーブル信号を受け取る対応のセンス増幅器のアレイと、検知された前記出 力データを保持するための対応のラッチのアレイとを含み、クロック信号の送出 を受けてメモリシステムのデータをアクセスするためのセルフタイミングメモリ 制御システムであって、 前記クロック信号の送出を受けて、ワード線イネーブル信号と前記センスイネ ーブル信号とを送出するとともに、続くタイミング信号の送出を受けて前記セン スイネーブル信号を反転して送出して、検知された前記出力データを保持するた めラッチ信号を送出するための制御ロジックと、 前記コアメモリセルの列を二重化するため前記ワード線ドライバと反対側の前 記コアメモリアレイの外端付近に沿って配置された固定メモリセルのダミー列で あって、前記ダミー列の各メモリセルは一組の相補ダミービット線信号をロード するように接続され、前記ダミーメモリセルは各々前記一組の相補ダミービット 線に所定ロジックレベルを送出するため対応のワード線選択信号を受け取る、固 定メモリセルのダミー列と、 前記所定ロジックレベルを検知するとともにこれを受けて前記タイミング信号 を送出するため前記固定ダミーメモリセルと反対側の前記ダミー列において前記 一組の相補ダミービット線に接続され、タイミングマージンを追加するため前記 所定ロジックレベルと反対のロジックレベルとなるようにバイアスが加えられた ダミーセンス増幅器と、 からなることを特徴とするメモリ制御装置。 21.前記メモリアレイのコアメモリセルの各列が対応する一組の相補ビット線 に接続されるメモリ制御装置がさらに、 前記一組の相補ダミービット線を含む前記コアメモリアレイの各列の前記一組 の相補ビット線をプリチャージするためのプリチャージイネーブル信号を受け取 るプリチャージ増幅器のアレイを備え、 前記制御ロジックが、前記クロック信号が反転して送出されている間は前記プ リチャージイネーブル信号を送出し、前記クロック信号の送出を受けて前記プリ チャージイネーブル信号を反転して送出することを特徴とする請求項20項記載 のメモリ制御装置。 22.前記ダミーセンス増幅器が、 前記一組の相補ダミービット線に接続されたレベルシフタと、 前記タイミング信号を送るため前記レベルシフタに接続された差動増幅器とか らなることを特徴とする請求項21項記載のメモリ制御装置。 23.前記レベルシフタが、 電源電圧に接続された第一および第二プルアップデバイスと、 前記第一および第二プルアップデバイスの各々と接地との間に接続された第一 および第二プルダウンデバイスであって、前記第一プルダウンデバイスは正のビ ット線信号を受け取るとともに前記第二プルダウンデバイスは負のビット線信号 を受け取る、第一および第二プルダウンデバイスとからなり、 前記差動増幅器が切り換えられる前に前記正のビット線信号と前記負のビット 線信号との間に大きな電圧差が生じるように、前記第一プルアップデバイスが前 記第二プルアップデバイスより大きな電圧マージンを持つようにバイアスが加え られたことを特徴とする請求項22項記載のメモリ制御装置。 24.前記ダミーセンス増幅器がさらに、 前記ダミーセンス増幅器の出力をプリチャージするための出力プリチャージ信 号を受け取るプルアップデバイスを備え、 前記制御ロジックが、前記クロック信号が反転して送出されている間は前記出 力プリチャージ信号を反転して送出するとともに前記クロック信号の送出を受け て前記出力プリチャージ信号を送出することを特徴とする請求項21項記載のメ モリ制御装置。 25.前記メモリアレイが、バッファ出力データを前記ラッチのアレイに送るた め前記検知されたデータを受け取るバッファのアレイを含むと共に、さらに、 前記ダミーセンス増幅器から前記タイミング信号を受け取るとともに遅延タイ ミング信号を送出するため前記ダミーセンス増幅器と前記制御ロジックとに接続 された遅延デバイスとを備えることを特徴とする請求項24項記載のメモリ制御 装置。 26.前記遅延デバイスが、反転タイミング信号を送出するため前記タイミング 信号を受け取るインバータを含むことを特徴とする請求項25項記載のメモリ制 御装置。 27.前記一組の相補ダミービット線が共に高レベルにプリチャージされた正お よび負のビット線を含み、前記タイミング信号が高レベルにプリチャージされ、 前記ダミーワード線選択信号の送出を受けて前記固定メモリセルにより前記正の ビット線が低レベルで送出されるように前記所定ロジックレベルがロジック0と されることを特徴とする請求項26項記載のメモリ制御装置。 28.前記インバータが比較的低電圧の切換閾値を持つようにバイアスを加えら れたことを特徴とする請求項27項記載のメモリ制御装置。 29.前記インバータがPチャンネル型CMOSトランジスタとNチャンネル型CMOS トランジスタとを含み、前記Nチャンネル型トランジスタの前記ドレーン端子・ ソース端子抵抗を高めるため前記Nチャンネル型トランジスタの幅対長さの比が 前記Pチャンネル型トランジスタのものより大きいことを特徴とする請求項28 項記載のメモリ制御装置。 30.低電力消費のため、クロック信号の送出を受けて、コアメモリアレイと対 応のセンス増幅器のアレイとを含むメモリデバイスを制御する方法であって、 前記コアメモリアレイのサイズに対応する最悪タイミング経路を形成する、前 記コアメモリアレイ付近のメモリセルダミー経路を設けるステップと、 メモリアクセスを受けて前記センス増幅器のアレイを動作させるステップと、 前記メモリセルのダミー経路はメモリアクセスを受けて一組の相補ダミービッ ト線に所定ロジックレベルを送出し、 前記所定ロジックレベルを検出してタイミング信号を送出するためのダミーセ ンス増幅器を設け、さらに、タイミングマージンを追加するため前記所定ロジッ クレベルと反対のロジックレベルとなるように前記ダミーセンス増幅器にバイア スを加えるステップと、 前記タイミング信号を検出するための入力と反転タイミング信号を送出するた めの出力とを持つインバータを設け、さらに、タイミングマージンを追加するた め前記反対のロジックレベルとなるように前記インバータにバイアスを加えるス テップと、 前記反転タイミング信号の送出を受けて前記コアメモリアレイの出力データを 保持するステップと、 前記出力データが保持されると前記センス増幅器のアレイを非作動にするステ ップと、 からなることを特徴とするメモリ装置の制御方法。 31.さらに、 前記ダミーセンス増幅器の前記出力を前記反対のロジックレベルにプリチャー ジするステップを含むことを特徴とする請求項30項記載のメモリ装置の制御方 法。
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