JP2950699B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2950699B2
JP2950699B2 JP2029693A JP2029693A JP2950699B2 JP 2950699 B2 JP2950699 B2 JP 2950699B2 JP 2029693 A JP2029693 A JP 2029693A JP 2029693 A JP2029693 A JP 2029693A JP 2950699 B2 JP2950699 B2 JP 2950699B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、センスアンプの消費
電力を低減するSRAM(スタチック型ランダムアクセ
スメモリ)等の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置としては、特開平
2−201797号公報に記載されたものがある。この
半導体記憶装置は、図13に示すように、ビットライン
31,32と、上記ビットライン31,32の間に接続
されたメモリーセル33と、上記ビットライン31,3
2の間に接続されたイコライズ回路34と、上記ビット
ライン31,32の間に接続されたセンスアンプ35と
を備えている。上記センスアンプ35のNチャンネルM
OSトランジスタN10のゲートにセンスアンプイネー
ブル信号SAEを入力するようにしている。上記メモリ
ーセル33の記憶データの読出しをするとき、上記イコ
ライズ回路34はビットライン31,32をプリチャー
ジした後に、センスアンプイネーブル信号SAEをHレ
ベルにし、NチャンネルMOSトランジスタN10をオ
ンにして、上記センスアンプ35を活性状態にする。そ
して、上記メモリーセル33の記憶データを表す信号を
データ線41をHレベルにして、メモリーセル33のN
チャンネルMOSトランジスタN11,N12をオンに
して、上記ビットライン31,32に読み出して、セン
スアンプ35により増幅する。上記ビットライン31,
32間の電位差が十分に大きくなると、上記センスアン
プ35は安定した有効なデータを出力する。一方、上記
メモリーセル33と同一の特性を有する図示しないダミ
ーメモリーセルのダミーデータを図示しないダミーセン
スアンプで監視して、このダミーセンスアンプがダミー
データをセンスするや否や、上記センスアンプイネーブ
ル信号SAEをLレベルにして、NチャンネルMOSト
ランジスタN10をオフにして、上記センスアンプ35
を非活性状態にする。このように、上記ダミーメモリー
セルからのダミーデータをダミーセンスアンプでセンス
したときに、センスアンプ35が記憶データを安定に読
み出したと判断して、上記センスアンプ35を非活性状
態にして、センスアンプ35の消費電力を低減するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
半導体記憶装置では、上記ビットライン31,32の容
量に比べ、このビットライン31,32をディスチャー
ジするメモリーセル33の出力用NチャンネルMOSト
ランジスタN11,N12の能力が小さいから、上記記
憶データの読出し時にビットライン31,32は、セン
スアンプ35がセンスする所定の電位差になるまでに時
間を要する。したがって、上記記憶データの読出し開始
から上記所定の電位差になって、センスアンプ35が記
憶データをセンスするまでの間、電位差が低い状態にあ
るにも拘らず、上記NチャンネルMOSトランジスタN
10がオンになっている間、上記センスアンプ35は活
性状態であってセンスアンプ35には電流が流れ続け
て、電力を無駄に消費するという欠点がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、ビットライン
の電位差が所定の大きさになるまでの間、センスアンプ
を間欠的に動作させることにより、消費電力を低減でき
る半導体記憶装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の半導体記憶装置は、メモリーセルと、上
記メモリーセルから出力される記憶データをセンスする
センスアンプと、上記メモリーセルと同一特性を有する
ダミーメモリーセルと、上記ダミーメモリーセルから出
力されたダミーデータをセンスすると共に、上記センス
アンプと同一特性を有するダミーセンスアンプとを備え
た半導体記憶装置において、上記メモリーセルの上記記
憶データを読出すために上記センスアンプを活性化した
ときから、上記ダミーセンスアンプを間欠動作させる間
欠信号を発生する間欠信号発生手段と、上記ダミーセン
スアンプが上記ダミーデータをセンスしたか否かを判別
して、上記ダミーデータをセンスしたと判別した後に、
上記センスアンプを非活性化する制御手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0006】また、請求項2の半導体記憶装置は、メモ
リーセルと、上記メモリーセルから出力される記憶デー
タをセンスするセンスアンプと、上記メモリーセルと同
一特性を有するダミーメモリーセルと、上記ダミーメモ
リーセルから出力されたダミーデータをセンスすると共
に、上記センスアンプと同一特性を有するダミーセンス
アンプとを備えた半導体記憶装置において、上記メモリ
ーセルの上記記憶データの読出しを開始したときから、
上記ダミーセンスアンプを間欠動作させる間欠信号を発
生する間欠信号発生手段と、上記ダミーセンスアンプが
上記ダミーデータをセンスしたか否かを判別して、上記
ダミーデータをセンスしたと判別したときに、上記セン
スアンプを活性化する制御手段とを備えたことを特徴と
している。
【0007】また、請求項3の半導体記憶装置は、メモ
リーセルと、上記メモリーセルから出力される記憶デー
タをセンスする複数のセンスアンプとを備えた半導体記
憶装置において、上記メモリーセルの上記記憶データの
読出しを開始したときから、上記複数のセンスアンプを
同時に間欠動作させる間欠信号を発生する間欠信号発生
手段と、上記間欠動作する複数のセンスアンプのうちの
少なくとも一つのセンスアンプが上記記憶データをセン
スしたか否かを判別して、上記少なくとも一つのセンス
アンプが上記記憶データをセンスしたと判別したとき
に、上記複数のセンスアンプの全てを上記記憶データを
センスしたと判別したときから、所定の期間後に非活性
化する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項4の半導体記憶装置は、メモ
リーセルと、上記メモリーセルから出力する記憶データ
をセンスする複数のセンスアンプとを備えた半導体記憶
装置において、上記メモリーセルの上記記憶データの読
出しを開始したときから、上記複数のセンスアンプを順
次位相をずらせて間欠動作させる間欠信号を発生する間
欠信号発生手段と、上記間欠動作する複数のセンスアン
プのうちのいずれか一つのセンスアンプが上記記憶デー
タをセンスしたか否かを判別して、上記記憶データをセ
ンスしたと判別したときに、上記複数のセンスアンプの
全てを上記記憶データをセンスしたと判別した後、所定
の期間の間活性化する制御手段とを備えたことを特徴と
している。
【0009】また、請求項5の半導体記憶装置は、メモ
リーセルと、上記メモリーセルから出力する記憶データ
をセンスする複数のセンスアンプとを備えた半導体記憶
装置において、上記メモリーセルの上記記憶データの読
出しを開始したときから、上記複数のセンスアンプのう
ちの一つを間欠動作させる間欠信号を発生する間欠信号
発生手段と、上記間欠動作するセンスアンプから上記記
憶データをセンスしたか否かを判別して、上記記憶デー
タをセンスしたと判別したときに、上記複数のセンスア
ンプを上記記憶データをセンスしたと判別した後、所定
の期間活性化する制御手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、上記メモリーセルの
記憶データの読出しのために上記センスアンプを活性化
したときから、上記間欠信号発生手段は間欠信号を出力
する。この間欠信号発生手段からの間欠信号を受けて、
上記ダミーセンスアンプは間欠動作を行う。そして、上
記メモリーセルと同一特性のダミーメモリーセルのダミ
ーデータをダミーセンスアンプは増幅して、この増幅し
た信号を出力する。上記制御手段は、このダミーセンス
アンプから増幅された信号を受けて、上記ダミーセンス
アンプがダミーデータをセンスしているか否かを判別す
る。そして、上記制御手段は、上記ダミーセンスアンプ
がダミーデータをセンスしたと判別した後に、上記セン
スアンプを非活性化する。
【0011】したがって、上記メモリーセルの記憶デー
タの読出し開始からダミーデータをセンスするまでの
間、上記ダミーセンスアンプは間欠動作するから、ダミ
ーセンスアンプの消費電力を低減できる。また、上記メ
モリーセルの記憶データをセンスアンプがセンスした後
に、上記センスアンプは非活性化するから、記憶データ
の読出し後のセンスアンプの消費電力も低減できる。
【0012】また、請求項2の発明によれば、上記メモ
リーセルの記憶データの読出しを開始したときから、上
記間欠信号発生手段は間欠信号を出力する。この間欠信
号発生手段からの間欠信号を受けて、上記ダミーセンス
アンプは間欠動作を行う。そして、上記メモリーセルと
同一特性のダミーメモリーセルのダミーデータをダミー
センスアンプは増幅して、この増幅した信号を出力す
る。上記制御手段は、このダミーセンスアンプから増幅
された信号を受けて、上記ダミーセンスアンプがダミー
データをセンスしているか否かを判別する。そして、上
記制御手段は、上記ダミーセンスアンプがダミーデータ
をセンスしたと判別したときに、上記センスアンプを活
性化する。
【0013】したがって、上記メモリーセルの記憶デー
タの読出し開始時からダミーデータをセンスするまでの
間、上記ダミーセンスアンプは間欠動作するから、ダミ
ーセンスアンプの消費電力を低減できる。また、上記ダ
ミーセンスアンプがダミーデータをセンスするまでは、
上記センスアンプは非活性化しているから、センスアン
プの消費電力も低減できる。
【0014】また、請求項3の発明によれば、上記メモ
リーセルの記憶データの読出しを開始したときから、上
記間欠信号発生手段は間欠信号を出力する。この間欠信
号発生手段の間欠信号を受けて、上記複数のセンスアン
プが間欠動作を行う。そして、上記複数のセンスアンプ
の各々は各メモリーセルの記憶データを増幅して、この
増幅した信号を出力する。上記制御手段は、上記各セン
スアンプから増幅された信号を受けて、上記各センスア
ンプが記憶データをセンスしているか否かを判別する。
そして、上記制御手段は、少なくとも一つの上記センス
アンプが記憶データをセンスしたと判別したときに、そ
のときから所定の期間後に上記センスアンプの全てを非
活性化する。
【0015】したがって、少なくとも一つの上記センス
アンプが記憶データをセンスするまでセンスアンプの全
てが間欠動作するから、記憶データの読出しまでのセン
スアンプの消費電力を低減できる。また、上記センスア
ンプの全てを所定の期間活性化し、そして、それから記
憶データを読出した後に、センスアンプの全てを非活性
化するから、記憶データの読出し後のセンスアンプの消
費電力も低減できる。
【0016】また、請求項4の発明によれば、上記メモ
リーセルの記憶データの読出しを開始したときから、上
記間欠信号発生手段は、位相をずらした複数の間欠信号
を出力する。この間欠信号発生手段からの複数の間欠信
号を受けて、上記複数のセンスアンプは順次位相をずら
せて間欠動作を行う。そして、動作しているセンスアン
プはメモリーセルの記憶データを増幅して、この増幅し
た信号を出力する。上記制御手段は、上記センスアンプ
から増幅された信号を受けて、上記センスアンプが記憶
データをセンスしているか否かを判別する。そして、上
記制御手段は、上記間欠動作している複数のセンスアン
プのうちのいずれか一つのセンスアンプが記憶データを
センスしたと判別した後、上記センスアンプの全てを所
定の期間活性化する。
【0017】したがって、上記センスアンプのいずれか
一つが記憶データをセンスするまで、上記複数のセンス
アンプは位相をずらせて順次間欠動作させるから、記憶
データ読出し完了までの上記複数のセンスアンプ全体に
対する消費電力を低減できる。また、上記センスアンプ
が記憶データをセンスしたと判別した後、全てのセンス
アンプを所定の期間の間活性化し、記憶データを読出
し、その後全てのセンスアンプを非活性化するから、記
憶データの読出し後のセンスアンプの消費電力も低減で
きる。
【0018】また、請求項5の発明によれば、上記メモ
リーセルの記憶データの読出しを開始したときから、上
記間欠信号発生手段は複数のセンスアンプのうちの一つ
のセンスアンプに間欠信号を出力する。このため、上記
一つのセンスアンプは間欠動作し、他のセンスアンプは
非活性化している。そして、上記間欠動作するセンスア
ンプはメモリーセルの記憶データを増幅して、この増幅
した信号を出力する。上記制御手段は、上記間欠動作す
るセンスアンプから増幅された信号を受けて、上記間欠
動作するセンスアンプが記憶データをセンスしているか
否かを判別する。そして、上記制御手段は、上記間欠動
作するセンスアンプが記憶データをセンスしたと判別し
たときから、上記複数のセンスアンプの全てを所定の期
間活性化する。
【0019】このように、上記複数のセンスアンプのう
ちの一つのみを記憶データをセンスするまで間欠動作さ
せると共に、他のセンスアンプは非活性化しているか
ら、記憶データを読み出すまでの上記複数のセンスアン
プ全体の消費電力を低減できる。また、上記センスアン
プの全てを所定の期間活性化し、記憶データを読出した
後に、上記センスアンプの全てを非活性化するから、記
憶データの読出し後のセンスアンプの消費電力も低減で
きる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の半導体記憶装置を実施例に
より詳細に説明する。 (第1実施例)図1は請求項1の発明の一実施例の半導
体記憶装置を示しており、1はメモリーセル群1a,デ
コーダ1bおよびオートパワーダウン回路1cからなる
メモリー回路ブロック、2は上記メモリー回路ブロック
1にアドレス信号ADRを出力するアドレスバッファ、
3は上記アドレスバッファ2からアドレス信号ADRの
遷移を表す信号を受けて、パルス信号ATDを発生する
ATD発生回路、4は上記オートパワーダウン回路1c
からのパワーダウン信号APDと上記ATD発生回路3
からのパルス信号ATDを受けて、センスアンプイネー
ブル信号SAEを出力するSAE発生回路、5は上記メ
モリーセル群1aの記憶データの信号を増幅して、セン
スアンプ出力信号SAOを出力するセンスアンプ、6は
上記センスアンプ5からのセンスアンプ出力信号SAO
を受けて、上記記憶データを外部に出力する出力回路で
ある。また、11は上記ダミーイコライズ回路11a,
ダミービットライン11bおよびダミーメモリーセル1
1cからなるダミーメモリー回路ブロック、12は上記
ダミーメモリーセル11cのダミーデータの信号を増幅
して、ダミーセンスアンプ出力信号DSAOを出力する
ダミーセンスアンプ、13は上記SAE発生回路4から
のセンスアンプイネーブル信号SAEと、上記オートパ
ワーダウン回路1cからのパワーダウン信号APDとを
受けて、間欠信号であるダミーセンスアンプイネーブル
信号DSAEをダミーセンスアンプ12に出力する間欠
信号発生手段としてのダミーセンスアンプ制御回路、1
4は上記オートパワーダウン回路1cからのパワーダウ
ン信号APDと、上記ダミーセンスアンプ12からのダ
ミーセンスアンプ出力信号DSAOとを受け、ダミーセ
ンスアンプ12がダミーデータをセンスしたことを表す
出力検出信号ODを上記ダミーセンスアンプ制御回路1
3に出力すると共に、センスアンプディスエーブル信号
SADをセンスアンプ5に出力する制御手段としての出
力検出回路である。上記アドレスバッファ2のアドレス
信号ADRとATD発生回路3のパルス信号ATDと
は、上記ダミー回路ブロック11にも入力している。な
お、上記アドレス信号ADRは、メモリー容量とビット
構成により決まる情報量を有する。また、上記ダミーメ
モリー回路ブロック11のダミーイコライズ回路11
a,ダミービットライン11bおよびダミーメモリーセ
ル11cは、夫々、上記メモリーセル群1aを構成する
図示しないイコライズ回路,ビットラインおよびメモリ
ーセルと同一の特性を有している。また、上記ダミーセ
ンスアンプ12もセンスアンプ5と同一の特性を有して
いる。
【0021】なお、上記メモリーセル群1aは所定の数
に分割した図示しない複数のブロックで構成して、この
ブロック毎に上記SAE発生回路4(図1では一つのみ
を示す)を設けている。また、上記ブロックのビット構
成が例えばNビットの構成であるとき、上記センスアン
プ5(図1では一つのみを示す)は各ブロック毎にN個
設けている。したがって、上記SAE発生回路4のセン
スアンプイネーブル信号SAEにより、一つのブロック
に設けられたN個のセンスアンプ5が活性状態となり、
他のブロックのセンスアンプ5は非活性状態となる。
【0022】上記センスアンプ5とダミーセンスアンプ
12は、図3に示すように、電源VCCとグランドGN
Dとの間に、カレントミラー型の差動増幅器Aとこの差
動増幅器Aをオンオフ制御するNチャンネルMOSトラ
ンジスタN3とを直列に接続した構成をしている。上記
差動増幅器Aは、一端が電源VCCに接続され、夫々の
ゲートが互いに接続されたPチャンネルMOSトランジ
スタP1,P2と、上記PチャンネルMOSトランジス
タP1,P2の夫々の他端と一端が接続され、ゲートに
ビットライン信号BL,/BLを夫々入力する一方、他
端が互いに接続されたNチャンネルMOSトランジスタ
N1,N2とからなり、PチャンネルMOSトランジス
タP1,P2の互いに接続されたゲートと、Pチャンネ
ルMOSトランジスタP1とNチャンネルMOSトラン
ジスタN1の接続点とを接続している。また、上記Nチ
ャンネルMOSトランジスタN1,N2の互いに接続さ
れた一端には、上記NチャンネルMOSトランジスタN
3の一端を接続している。上記NチャンネルMOSトラ
ンジスタN3のゲートとインバータIV1の入力には、
センスアンプイネーブル信号SAE(ダミーセンスアン
プ12の場合はダミーセンスアンプイネーブル信号DS
AE)を入力している。上記インバータIV1の出力
は、NチャンネルMOSトランジスタN4のゲートに接
続し、このNチャンネルMOSトランジスタN4は、差
動増幅器AのPチャンネルMOSトランジスタP2とN
チャンネルMOSトランジスタN2との接続点である出
力OUTと、電源VCCとの間に接続している。初期状
態では、上記センスアンプイネーブル信号SAE(また
はダミーセンスアンプイネーブル信号DSAE)はLレ
ベルであるから、NチャンネルMOSトランジスタN3
はオフとなり、上記差動増幅器Aは非活性状態で、かつ
インバータIV1の出力はHレベルとなる。上記インバ
ータIV1のHレベルの出力を受け、NチャンネルMO
SトランジスタN4はオンして、差動増幅器Aの出力O
UTはHレベルとなる。一方、上記センスアンプイネー
ブル信号SAE(またはダミーセンスアンプイネーブル
信号DSAE)がHレベルになると、上記差動増幅器A
が活性化し、上記選択されたメモリーセルの記憶データ
の信号は、上記ビットライン信号BL,/BLを介して
差動増幅器Aにより増幅する。上記ビットライン信号B
L,/BLは、図示しないメモリーセルの出力用MOS
トランジスタの能力がビットライン信号BL,/BLの
容量に比べて小さいため、図4に示すように、例えばビ
ットライン信号/BLを図示しない出力用MOSトラン
ジスタによりディスチャージしてHレベルから徐々にL
レベルとなり、上記ビットライン信号BL,/BL間の
電位差は徐々に大きくなるが、活性化された差動増幅器
Aが判別するのに十分な電位差となるまでに時間を要す
る。
【0023】上記実施例において、いま、上記アドレス
バッファ2に外部より入力されたアドレス信号がLレベ
ルからHレベルまたはHレベルからLレベルへの遷移を
すると、図2の動作タイミング図に示すように、上記ア
ドレスバッファ2から出力されるアドレス信号ADRが
遷移する。上記アドレス信号ADRが遷移すると、上記
ATD発生回路3はパルス信号ATDを一定の期間の間
Hレベルにする。また、上記ATD発生回路3のHレベ
ルのパルス信号ATDを受けて、上記オートパワーダウ
ン回路1cはオートパワーダウン信号APDを記憶デー
タを読出す期間の間Hレベルにする。上記オートパワー
ダウン信号APDがHレベルになり、かつ、パルス信号
ATDがLレベルになると、上記SAE発生回路4はセ
ンスアンプイネーブル信号SAEをHレベルする。上記
センスアンプイネーブル信号SAEがHレベルになり、
図3に示すNチャンネルMOSトランジスタN3がオン
となる一方、上記インバータIV1の出力がLレベルと
なって、NチャンネルMOSトランジスタN4がオフす
る。そして、上記差動増幅回路Aは活性状態となり、セ
ンスアンプ5は活性化する。上記SAE発生回路4から
Hレベルのセンスアンプイネーブル信号SAEを受け
て、上記ダミーセンスアンプ制御回路13のダミーセン
スアンプイネーブル信号DSAEは、図2のA,B,C
・・・Jに示すように、デユーティ比略50%のパルス
となり、ダミーセンスアンプ12はダミーセンスアンプ
イネーブル信号DSAEがHレベルのときに活性化し
て、間欠動作する。
【0024】上記ダミーメモリー回路ブロック11は、
上記ATD発生回路3のパルス信号ATDがHレベルに
なると、上記アドレスバッファ2のアドレス信号ADR
によりダミーメモリーセル11cを選択して、このパル
ス信号ATDのHレベルの期間でダミーイコライズ回路
11aによりダミービットライン11bをプリチャージ
する。そして、上記ダミーメモリーセル11cのダミー
データ(固定のデータ)をダミービットライン11bを
介して、上記ダミーセンスアンプ12により増幅する。
上記ダミービットライン11bの信号は、図4のビット
ライン信号BL,/BLに示すように、上記ダミーセン
スアンプ12がダミーデータを判別するのに十分な電位
差が生じるまでにセンスアンプ5と略同じ時間を要す
る。したがって、図2に示すように、上記ダミーセンス
アンプイネーブル信号DSAEのAからIの区間でダミ
ービットライン11bの電位差が徐々に大きくなり、I
からJの区間でダミービットライン11bの電位差が所
定以上となると、ダミーセンスアンプ12はダミーセン
スアンプ出力信号DSAOに安定した有効なデータを出
力する。上記出力検出回路14は、上記IからJの区間
のダミーセンスアンプ出力信号DSAOにより、ダミー
センスアンプ12がダミーデータをセンスしたと判別し
て、上記出力検出信号ODをHレベルにする。また、上
記出力検出回路14は、ダミーセンスアンプ12がダミ
ーデータを確実にセンスしたと判別したときから、所定
の時間後にセンスアンプディスエーブル信号SADをH
レベルにする。また、上記ダミーセンスアンプ制御回路
13は、上記Hレベルの出力検出信号ODを受けてか
ら、所定の時間後にダミーセンスアンプイネーブル信号
DSAEをLレベルにする。
【0025】一方、上記メモリー回路ブロック1のデコ
ーダ1bは、上記アドレス信号ADRにより、メモリー
セル群1aの図示しないブロックを選択して、そのブロ
ック内のメモリーセルを選択する。そして、上記選択さ
れたメモリーセルから記憶データを表す信号を図3に示
すビットライン信号BL,/BLを介して、上記センス
アンプ5により増幅する。このセンスアンプ5とダミー
センスアンプ12とは同じ特性を有するから、ダミーセ
ンスアンプ12がダミーデータをセンスしたと出力検出
回路14が判別したときは、上記センスアンプ5も記憶
データをセンスしていると考えられるから、上記センス
アンプディスエーブルSADをHレベルにする前に、出
力回路6はセンスアンプ出力信号SAOのデータをラッ
チして、外部に上記記憶データを出力する。上記出力検
出回路14はセンスアンプディスエーブル信号SADを
Hレベルにして、上記センスアンプ5を非活性状態にす
る。そして、上記オートパワーダウン信号APDは所定
の期間経過した後にLレベルとなり、上記出力検出回路
14はセンスアンプディスエーブル信号SADと出力検
出信号ODとをLレベルして、記憶データの読出し動作
は終了する。
【0026】このように、上記メモリーセル群1aの記
憶データの読出し開始からダミーデータをセンスするま
での間、ダミーセンスアンプ12は間欠動作するから、
ダミーセンスアンプ12の消費電力を低減できる。ま
た、上記センスアンプ5はメモリーセル群1aの記憶デ
ータを有効なデータとしてセンスし、その記憶データを
出力回路6がラッチした後に、センスアンプ5は非活性
状態になるから、記憶データの出力後のセンスアンプ5
の消費電力も低減できる。 (第2実施例)図5は請求項2の発明の一実施例の半導
体記憶装置を示しており、図1に示す請求項1の実施例
の半導体記憶装置とSAE発生回路4を除いて同じ構成
をしており、同じ構成部分は図1と同一番号を付して説
明を省略する。上記図1の実施例では、出力検出回路1
4から出力したセンスアンプディスエーブル信号SAD
をセンスアンプ5に入力していたが、これに代わり、上
記SAE発生回路4は出力検出回路14の出力検出信号
ODの信号を受けて、センスアンプイネーブル信号SA
Eをセンスアンプ5に入力している。
【0027】上記実施例において、いま、アドレスバッ
ファ2に外部より入力されたアドレス信号がLレベルか
らHレベルまたはHレベルからLレベルへの遷移をする
と、図6の動作タイミング図に示すように、上記アドレ
スバッファ2から出力されるアドレス信号ADRが遷移
する。上記アドレス信号ADRが遷移すると、ATD発
生回路3はパルス信号ATDを一定の期間の間Hレベル
にする。また、上記ATD発生回路3のHレベルのパル
ス信号ATDを受けて、上記オートパワーダウン回路1
cはオートパワーダウン信号APDを記憶データを読出
す期間の間Hレベルにする。また、上記オートパワーダ
ウン信号APDがHレベルになり、かつ、パルス信号A
TDがLレベルになると、上記ダミーセンスアンプ制御
回路13のダミーセンスアンプイネーブル信号DSAE
は、図6のA,B,C・・・Jに示すように、デユーテ
ィ比略50%のパルスとなり、ダミーセンスアンプ12
はダミーセンスアンプイネーブル信号DSAEがHレベ
ルのときに活性化して、間欠動作する。そして、上記出
力検出回路14がダミーセンスアンプ12がダミーデー
タをセンスしたと判別するまで、上記センスアンプ5は
非活性状態である。
【0028】上記ダミーメモリー回路ブロック11は、
上記ATD発生回路3のパルス信号ATDがHレベルに
なると、上記アドレスバッファ2のアドレス信号ADR
によりダミーメモリーセル11cを選択して、このパル
ス信号ATDのHレベルの期間でダミーイコライズ回路
11aによりダミービットライン11bをプリチャージ
する。そして、上記ダミーメモリーセル11cのダミー
データの信号をダミービットライン11bを介して、上
記ダミーセンスアンプ12により増幅する。上記ダミー
センスアンプ12はダミーデータを判別するのに、ビッ
トライン信号BL,/BL間の電位差が一定以上になる
まで待たなければならないので時間を要する。したがっ
て、図6に示すように、上記ダミーセンスアンプイネー
ブル信号DSAEのAからの区間でダミービットライン
11b電位差が徐々に大きくなり、IからJの区間でダ
ミービットライン11bが所定以上の電位差となると、
ダミーセンスアンプ12のダミーセンスアンプ出力信号
DSAOに安定した有効なデータを出力する。上記出力
検出回路14は、上記IからJの区間のダミーセンスア
ンプ出力信号DSAOにより、ダミーセンスアンプ12
がダミーデータをセンスしたと判別して、上記出力検出
信号ODをHレベルにする。そして、上記ダミーセンス
アンプ制御回路13はHレベルの出力検出信号ODを受
け、ダミーセンスアンプイネーブル信号DSAEをLレ
ベルにして、ダミーセンスアンプ12を非活性状態にす
る。また、上記SAE発生回路4はHレベルの出力検出
信号ODを受け、センスアンプイネーブル信号SAEを
所定の期間の間Hレベルにする。
【0029】一方、上記メモリー回路ブロック1のデコ
ーダ1bは、上記アドレス信号ADRにより、メモリー
セル群1aの図示しないブロックを選択して、そのブロ
ック内のメモリーセルを選択する。そして、上記センス
アンプ5はこの選択されたメモリーセルの記憶データの
信号を判別するのにダミーセンスアンプ12と略同じ時
間を要する。したがって、図6に示すよう、上記センス
アンプ5はダミーセンスアンプイネーブル信号DSAE
のIからJの区間で、センスアンプ5はダミーセンスア
ンプ出力DSAOに安定した有効なデータを出力する。
このセンスアンプ5とダミーセンスアンプ12とは同じ
特性を有するから、ダミーセンスアンプ12がダミーデ
ータをセンスしたと出力検出回路14が判別したとき
は、上記センスアンプ5も記憶データをセンスしている
と考えられるから、上記出力回路6はセンスアンプ出力
信号SAOのデータをラッチして、外部に上記記憶デー
タを出力する。上記SAE発生回路4は、そのときから
所定の期間の間センスアンプイネーブル信号SAEをH
レベルにし、その後にLレベルにして、上記センスアン
プ5を非活性状態にする。そして、上記オートパワーダ
ウン信号APDは上記所定の期間経過した後にLレベル
となり、上記出力検出回路14は出力検出信号ODをL
レベルして、記憶データの読出し動作は終了する。
【0030】このように、上記メモリーセル群1aの記
憶データの読出し開始からダミーデータをセンスするま
での間、ダミーセンスアンプ12は間欠動作するから、
ダミーセンスアンプ12の消費電力を低減できる。ま
た、上記ダミーセンスアンプ12がダミーデータをセン
スするまでは、上記センスアンプ5を非活性状態にして
いるから、センスアンプ5の消費電力も低減できる。 (第3実施例)図7は請求項3の発明の一実施例の半導
体記憶装置を示しており、1はメモリーセル群1a,デ
コーダ1bおよびオートパワーダウン回路1cからなる
メモリー回路ブロック、2は上記メモリー回路ブロック
1にアドレス信号ADRを出力するアドレスバッファ、
3は上記アドレスバッファ2からアドレス信号ADRの
遷移を表す信号を受けて、パルス信号ATDを発生する
ATD発生回路、4は上記オートパワーダウン回路1c
からのパワーダウン信号APDと上記ATD発生回路3
からのパルス信号ATDを受けて、間欠信号であるセン
スアンプイネーブル信号SAEを出力する間欠信号発生
手段としてのSAE発生回路、5a,5bは上記SAE
発生回路4からのセンスアンプイネーブル信号SAEを
受け、上記メモリーセル群1aの記憶データの信号を増
幅して、センスアンプ出力信号SAO1,SAO2を出
力するセンスアンプ、6a,6bは上記センスアンプ5
a,5bからのセンスアンプ出力信号SAO1,SAO
2を受けて、上記記憶データを外部に出力する出力回
路、14は上記オートパワーダウン回路1cからのパワ
ーダウン信号APDと、上記センスアンプ5aからのセ
ンスアンプ出力SAO1とを受けて、センスアンプディ
スエーブル信号SADをセンスアンプ5a,5bに出力
すると共に、センスアンプ5aが記憶データをセンスし
たことを表す出力検出信号ODをSAE発生回路4に出
力する制御手段としての出力検出回路である。上記メモ
リーセル群1aは所定の数に分割した図示しない複数の
ブロックで構成して、このブロック毎に上記SAE発生
回路4(図7では一つのみを示す。)を設けている。ま
た、上記ブロックは複数のビット構成で、例えば8また
は16ビットの構成をしている。上記ブロック毎にビッ
ト構成に合わせて、8または16個のセンスアンプ5
a,5b(図7には二個のみを示す。)を設けている。
【0031】上記実施例において、いま、上記アドレス
バッファ2に外部より入力されたアドレス信号がLレベ
ルからHレベルまたはHレベルからLレベルへの遷移を
すると、図8の動作タイミング図に示すように、上記ア
ドレスバッファ2から出力されるアドレス信号ADRが
遷移する。上記アドレス信号ADRが遷移すると、上記
ATD発生回路3はパルス信号ATDを一定の期間の間
Hレベルにする。また、上記ATD発生回路3のパルス
信号ATDがHレベルになると、上記オートパワーダウ
ン回路1cはオートパワーダウン信号APDを記憶デー
タの読出し期間の間Hレベルにする。上記オートパワー
ダウン信号APDがHレベルになり、かつ、パルス信号
ATDがLレベルになると、上記SAE発生回路4のセ
ンスアンプイネーブル信号SAEは、図8のA,B,C
・・・Jに示すように、デユーティ比略50%のパルス
となり、センスアンプイネーブル信号SAEがHレベル
のときにセンスアンプ5a,5bは同時に活性化して、
間欠動作する。
【0032】上記メモリー回路ブロック1のデコーダ1
bは、上記ATD発生回路3のパルス信号ATDがHレ
ベルになると、上記アドレスバッファ2のアドレス信号
ADRによりメモリーセル群1aの図示しないブロック
を選択し、そのブロックのメモリーセルを選択する。上
記センスアンプ5aはこの選択されたメモリーセルの記
憶データの信号を判別するのに、ビットライン信号B
L,/BL間の電位差が一定以上になるまで待たなけれ
ばならないので時間を要する。したがって、図8に示す
ように、上記センスアンプ5aはセンスアンプイネーブ
ル信号SAE1のIからJの区間で、センスアンプ5a
のセンスアンプ出力信号SAO1に安定した有効なデー
タを出力する。上記出力検出回路14は、上記IからJ
間のセンスアンプ出力信号SAO1により、センスアン
プ5aが記憶データをセンスしたと判別したときに、上
記出力検出信号ODをHレベルにすると共に、上記記憶
データをセンスしたと判別とたときから所定の期間後に
センスアンプディスエーブル信号SADをHレベルにす
る。この出力検出回路14のセンスアンプディスエーブ
ル信号SADがHレベルになる前に、出力回路6a,6
bはセンスアンプ出力信号SAO1,SAO2のデータ
をラッチして、この出力回路6a,6bは外部に記憶デ
ータを出力する。そして、上記センスアンプ5a,5b
は、上記Hレベルのセンスアンプディスエーブル信号S
ADにより非活性状態になる。上記オートパワーダウン
信号APDが所定の期間経過した後にLレベルとなり、
出力検出回路14はセンスアンプディスエーブル信号S
ADと出力検出信号ODとをLレベルして、記憶データ
の読出し動作は終了する。
【0033】このように、上記メモリーセル群1aの記
憶データの読出し開始から記憶データをセンスするまで
の間、センスアンプ5a,5bは同時に間欠動作するか
ら、センスアンプ5a,5bの消費電力を低減できる。
また、上記センスアンプ5aはメモリーセル群1aの記
憶データを有効なデータとしてセンスし、各記憶データ
を出力回路6a,6bにラッチした後に、センスアンプ
5a,5bを非活性状態にするから、記憶データの出力
後のセンスアンプ5a,5bの消費電力も低減できる。 (第4実施例)図9は請求項4の発明の一実施例の半導
体記憶装置を示しており、1はメモリーセル群1a,デ
コーダ1bおよびオートパワーダウン回路1cからなる
メモリー回路ブロック、2は上記メモリー回路ブロック
1にアドレス信号ADRを出力するアドレスバッファ、
3は上記アドレスバッファ2からアドレス信号ADRの
遷移を表す信号を受けて、パルス信号ATDを発生する
ATD発生回路、4は上記オートパワーダウン回路1c
からのパワーダウン信号APDと上記ATD発生回路3
からのパルス信号ATDを受けて、間欠信号であるセン
スアンプイネーブル信号SAE1,SAE2を出力する
間欠信号発生手段としてのSAE発生回路、5a,5b
は上記SAE発生回路4からのセンスアンプイネーブル
信号SAE1,SAE2を受け、上記メモリーセル群1
aの記憶データの信号を増幅して、センスアンプ出力信
号SAO1,SAO2を出力するセンスアンプ、6a,
6bは上記センスアンプ5a,5bからのセンスアンプ
出力信号SAO1,SAO2を受けて、上記記憶データ
を外部に出力する出力回路、14は上記オートパワーダ
ウン回路1cからのパワーダウン信号APDと、上記セ
ンスアンプ5a,5bからのセンスアンプ出力SAO
1,SAO2とを受けて、センスアンプディスエーブル
信号SADをセンスアンプ5a,5bに出力すると共
に、センスアンプ5a,5bの少なくとも一つが記憶デ
ータをセンスしたことを表す出力検出信号ODをSAE
発生回路4に出力する制御手段としての出力検出回路で
ある。上記メモリーセル群1aは所定の数に分割した図
示しない複数のブロックで構成して、このブロック毎に
上記SAE発生回路4(図9では一つのみを示す。)を
設けている。また、上記ブロックは複数のビット構成
で、例えば8または16ビットの構成をしている。上記
ブロック毎にビット構成に合わせて、8または16個の
センスアンプ5a,5b(図9には二個のみを示す。)
を設けている。
【0034】上記実施例において、いま、上記アドレス
バッファ2に外部より入力されたアドレス信号がLレベ
ルからHレベルまたはHレベルからLレベルへの遷移を
すると、図10の動作タイミング図に示すように、上記
アドレスバッファ2から出力されるアドレス信号ADR
が遷移する。上記アドレス信号ADRが遷移すると、上
記ATD発生回路3はパルス信号ATDを一定の期間の
間Hレベルにする。また、上記ATD発生回路3のパル
ス信号ATDがHレベルになると、上記オートパワーダ
ウン回路1cはオートパワーダウン信号APDを記憶デ
ータの読出し期間の間Hレベルにする。上記オートパワ
ーダウン信号APDがHレベルになり、かつ、パルス信
号ATDがLレベルになると、上記SAE発生回路4の
センスアンプイネーブル信号SAE1は、図10のA,
B,C・・・Iに示すように、デユーティ比略50%の
パルスとなり、センスアンプイネーブル信号SAE1が
Hレベルのときにセンスアンプ5aは活性化して、間欠
動作する。一方、上記センスアンプイネーブル信号SA
E2は、センスアンプイネーブル信号SAE1に対して
位相をずらしたデューティ比略50%のパルスであるか
ら、センスアンプイネーブル信号SAE2がHレベルの
ときにセンスアンプ5bは活性化して、センスアンプ5
aと交互に間欠動作する。なお、上記メモリーセル群1
aを構成するブロック毎に8または16個のセンスアン
プを設けているから、本来は8または16個のセンスア
ンプを順次一つずつ活性化してこれを繰り返すが、説明
を簡単にするために図10では二つのセンスアンプ5
a,5bのセンスアンプイネーブル信号SAE1,SA
E2のみを順次位相をずらして交互に間欠動作するよう
にしている。
【0035】上記メモリー回路ブロック1のデコーダ1
bは、上記ATD発生回路3のパルス信号ATDがHレ
ベルになると、上記アドレスバッファ2のアドレス信号
ADRによりメモリーセル群1aの図示しないブロック
を選択して、そのブロックのメモリーセルを選択する。
上記センスアンプ5a,5bはこの選択されたメモリー
セルの記憶データの信号を判別するのに、ビットライン
信号BL,/BL間の電位差が一定以上になるまで待た
なければならないので時間を要する。したがって、図1
0に示すように、上記センスアンプ5a,5bはセンス
アンプイネーブル信号SAE1のIからJの区間で、セ
ンスアンプ出力信号SAO1,SAO2に安定した有効
なデータを出力する。上記出力検出回路14は、上記I
からJ間のセンスアンプ出力信号SAO1,SAO2に
より、例えばセンスアンプ5aが記憶データをセンスし
たと判別したときに、上記出力検出信号ODをHレベル
にすると共に、上記記憶データをセンスしたと判別した
ときから所定の期間後にセンスアンプディスエーブル信
号SADをHレベルにする。上記出力検出回路14は、
センスアンプ5bが記憶データをセンスしたと判別した
ときも同様の動作をする。上記出力検出信号ODがHレ
ベルになると、上記SAE発生回路4は所定の期間の間
センスアンプイネーブル信号SAE1,SAE2をHレ
ベルにする。上記出力検出回路14のセンスアンプディ
スエーブル信号SADがHレベルになる前に、出力回路
6a,6bはセンスアンプ出力信号SAO1,SAO2
のデータをラッチして、この出力回路6a,6bは外部
に記憶データを出力する。そして、上記センスアンプ5
a,5bは、Hレベルのセンスアンプディスエーブル信
号SADにより非活性状態になる。上記オートパワーダ
ウン信号APDが所定の期間経過した後にLレベルとな
り、出力検出回路14はセンスアンプディスエーブル信
号SADと出力検出信号ODとをLレベルして、記憶デ
ータの読出し動作は終了する。
【0036】このように、上記メモリーセル群1aの記
憶データの読出し開始から記憶データをセンスするまで
の間、センスアンプ5a,5bは順次位相をずらして間
欠動作するから、センスアンプ5a,5bの消費電力を
低減できる。また、上記センスアンプ5a,5bを順次
位相をずらして間欠動作するから、一度に流れる電流が
少なくなる。また、上記センスアンプ5a,5bはメモ
リーセル群1aの記憶データを有効なデータとしてセン
スし、各記憶データを出力回路6a,6bがラッチした
後に、センスアンプ5a,5bを非活性状態にするか
ら、記憶データの出力後のセンスアンプ5a,5bの消
費電力も低減できる。 (第5実施例)図11は請求項5の発明の一実施例の半
導体記憶装置を示しており、1はメモリーセル群1a,
デコーダ1bおよびオートパワーダウン回路1cからな
るメモリー回路ブロック、2は上記メモリー回路ブロッ
ク1にアドレス信号ADRを出力するアドレスバッフ
ァ、3は上記アドレスバッファ2からアドレス信号AD
Rの遷移を表す信号を受けて、パルス信号ATDを発生
するATD発生回路、4aは上記オートパワーダウン回
路1cからのパワーダウン信号APDを受けて、間欠信
号であるセンスアンプイネーブル信号SAE1を出力す
る間欠信号発生手段としてのSAE発生回路、4bはセ
ンスアンプイネーブル信号SAE2を出力するSAE発
生回路、5a,5bは上記SAE発生回路4a,4bか
らのセンスアンプイネーブル信号SAE1,SAE2を
夫々受け、上記メモリーセル群1aの記憶データの信号
を増幅して、センスアンプ出力信号SAO1,SAO2
を出力するセンスアンプ、6a,6bは上記センスアン
プ5a,5bからのセンスアンプ出力信号SAO1,S
AO2を受けて、上記記憶データを外部に出力する出力
回路、14は上記オートパワーダウン回路1cからのパ
ワーダウン信号APDと、上記センスアンプ5aからの
センスアンプ出力SAO1とを受け、センスアンプディ
スエーブル信号SADをSAE発生回路4aに出力する
と共に、センスアンプ5aが記憶データをセンスしたこ
とを表す出力検出信号ODをSAE発生回路4bに出力
する制御手段としての出力検出回路である。上記メモリ
ーセル群1aは所定の数に分割した図示しない複数のブ
ロックで構成して、このブロック毎に上記SAE発生回
路4a,4b(図11では一組のみを示す。)を設けて
いる。また、上記ブロックは複数のビット構成で、例え
ば8または16ビットの構成をしている。上記ブロック
毎にビット構成に合わせて、8または16個のセンスア
ンプ5a,5b(図11には二個のみを示す。)を設け
ている。
【0037】上記実施例において、いま、上記アドレス
バッファ2に外部より入力されたアドレス信号がLレベ
ルからHレベルまたはHレベルからLレベルへの遷移を
すると、図12の動作タイミング図に示すように、上記
アドレスバッファ2から出力されるアドレス信号ADR
が遷移する。上記アドレス信号ADRが遷移すると、上
記ATD発生回路3はパルス信号ATDを一定の期間の
間Hレベルにする。また、上記ATD発生回路3のパル
ス信号ATDがHレベルになると、上記メモリー回路ブ
ロック1のオートパワーダウン回路1cはオートパワー
ダウン信号APDを記憶データの読出し期間の間Hレベ
ルにする。上記オートパワーダウン信号APDがHレベ
ルになってから所定の期間の後に、上記SAE発生回路
4aのセンスアンプイネーブル信号SAE1は、図12
のA,B,C・・・Iに示すように、デユーティ比略5
0%のパルスとなり、センスアンプイネーブル信号SA
E1がHレベルのときにセンスアンプ5aは活性化し
て、間欠動作する。
【0038】上記メモリー回路ブロック1のデコーダ1
bは、上記ATD発生回路3のパルス信号ATDがHレ
ベルになると、上記アドレスバッファ2のアドレス信号
ADRによりメモリーセル群1aの図示しないブロック
を選択して、そのブロックのメモリーセルを選択する。
上記センスアンプ5aはこの選択されたメモリーセルの
記憶データの信号を判別するのに、ビットライン信号B
L,/BL間の電位差が一定以上になるまで待たなけれ
ばならないので時間を要する。したがって、図12に示
すように、上記センスアンプ5aはセンスアンプイネー
ブル信号SAE1のIからJの区間で、センスアンプ出
力信号SAO1に安定した有効なデータを出力する。上
記出力検出回路14は、上記IからJ間のセンスアンプ
出力信号SAO1により、センスアンプ5aが記憶デー
タをセンスしたと判別したときに、上記出力検出信号O
DをHレベルにすると共に、上記記憶データをセンスし
たと判別したときから所定の期間後にセンスアンプディ
スエーブル信号SADをHレベルにする。そして、上記
Hレベルの出力検出信号ODにより、SAE発生回路4
bはセンスアンプイネーブル信号SAE2を所定の期間
の間Hレベルにして、センスアンプ5bを所定の期間の
間活性化する。上記出力検出回路14のセンスアンプデ
ィスエーブル信号SADがHレベルになる前に、出力回
路6a,6bはセンスアンプ出力信号SAO1,SAO
2のデータをラッチして、この出力回路6a,6bは外
部に記憶データを出力する。そして、上記SAE発生回
路4aはHレベルのセンスアンプディスエーブル信号S
ADを受けて、センスアンプイネーブル信号SAE1を
Lレベルにする。このセンスアンプイネーブル信号SA
E1がLレベルになると、上記センスアンプ5aは非活
性状態になる。また、上記センスアンプ5bも所定の期
間経過後にセンスアンプイネーブル信号SAE2がLレ
ベルとなり、非活性状態になる。上記オートパワーダウ
ン信号APDが所定の期間経過した後にLレベルとな
り、出力検出回路14はセンスアンプディスエーブル信
号SADと出力検出信号ODとをLレベルして、記憶デ
ータの読出し動作は終了する。
【0039】このように、上記メモリーセル群1aの記
憶データの読出し開始から記憶データをセンスするまで
の間、一つのセンスアンプ5aだけが間欠動作し、セン
スアンプ5bは非活性状態であるから、センスアンプ5
a,5bの消費電力を低減できる。また、上記センスア
ンプ5a,5bはメモリーセル群1aの記憶データを有
効なデータとしてセンスし、各記憶データを出力回路6
a,6bにラッチした後に、非活性状態になるから、記
憶データの出力後のセンスアンプ5a,5bの消費電力
も低減できる。
【0040】上記請求項1,2の実施例では、上記ダミ
ーセンスアンプ制御回路13のダミーセンスアンプイネ
ーブル信号DSAEはデユーティ比略50%のパルスと
したが、デユーティ比はこれに限らず、適宜な比率にし
てもよいのは勿論である。
【0041】また、上記請求項3,4,5の実施例で
は、上記SAE発生回路4,4a,4bのセンスアンプ
イネーブル信号SAE,SAE1,SAE2はデューテ
ィ比略50%としたが、デューティ比はこれに限らず、
上記と同様に適宜な比率にしてもよい。
【0042】また、上記請求項3の実施例では、上記出
力検出回路14は一つのセンスアンプ5aのセンスアン
プ出力SAO1を受けて、センスアンプ5aが記憶デー
タをセンスしているか否かを判別していたが、出力検出
回路が判別するセンスアンプは一つに限らず、ビット構
成に対応する複数のセンスアンプの内二つ以上のセンス
アンプのセンスアンプ出力を判別してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の半導体記憶装置は、メモリーセルの記憶データの読
出しのためにセンスアンプを活性化し、メモリーセルか
ら出力される記憶データを上記センスアンプでセンス
し、上記センスアンプを活性化したときから、間欠信号
発生手段により間欠信号を発生して、この間欠信号によ
り、上記メモリーセルと同一特性を有するダミーメモリ
ーセルから出力されるダミーデータをセンスするダミー
センスアンプを動作させ、上記ダミーセンスアンプがダ
ミーデータをセンスしたか否かを制御手段で判別して、
ダミーデータをセンスしたと判別したときに、上記セン
スアンプを非活性化するものである。
【0044】したがって、請求項1の発明によれば、上
記メモリーセルの記憶データの読出し開始からダミーデ
ータをセンスするまでの間、上記ダミーセンスアンプは
間欠動作するから、ダミーセンスアンプの消費電力を従
来に比して低減することができる。また、上記メモリー
セルの記憶データを有効なデータとしてセンスアンプが
出力した後に、上記センスアンプは非活性化するから、
記憶データ読出し後のセンスアンプの消費電力も低減す
ることができる。
【0045】また、請求項2の発明の半導体記憶装置
は、メモリーセルの記憶データの読出しを開始すると、
間欠信号発生手段により間欠信号を発生し、この間欠信
号により、上記メモリーセルと同一特性を有するダミー
メモリーセルから出力されるダミーデータをセンスする
ダミーセンスアンプを動作させ、上記ダミーセンスアン
プがダミーデータをセンスしたか否かを制御手段で判別
して、ダミーデータをセンスしたと判別したときに、上
記センスアンプを活性化するものである。
【0046】したがって、請求項2の発明によれば、上
記メモリーセルの記憶データの読み出し開始からダミー
データをセンスするまでの間、上記ダミーセンスアンプ
は間欠動作するから、ダミーセンスアンプの消費電力を
従来に比して低減することができる。また、上記ダミー
センスアンプがダミーデータをセンスするまでは、上記
センスアンプは非活性化しているから、センスアンプの
消費電力も低減することができる。
【0047】また、請求項3の発明の半導体記憶装置
は、メモリーセルの記憶データの読出しを開始すると、
間欠信号発生手段により間欠信号を発生し始め、この間
欠信号により、上記メモリーセルから出力される記憶デ
ータをセンスする複数のセンスアンプを動作させ、上記
センスアンプが記憶データをセンスしたか否かを制御手
段で判別して、少なくとも一つのセンスアンプが記憶デ
ータをセンスしたと判別したときに、そのときから所定
の期間後に上記センスアンプの全てを非活性化するもの
である。
【0048】したがって、請求項3の発明によれば、少
なくとも一つの上記センスアンプが記憶データをセンス
するまで複数のセンスアンプが間欠動作するから、記憶
データの読出しまでのセンスアンプの消費電力を従来に
比して低減することができる。また、一度に流れる電流
も低減することができる。また、上記少なくとも一つの
センスアンプが記憶データをセンスしたときから所定の
期間の間全てのセンスアンプを活性化して、記憶データ
を読出した後に、センスアンプの全てを非活性化するか
ら、記憶データの読出し後のセンスアンプの消費電力も
低減することができる。
【0049】また、請求項4の発明の半導体記憶装置
は、メモリーセルの記憶データの読出しを開始すると、
間欠信号発生手段により位相をずらした複数の間欠信号
を発生し、この間欠信号により、センスアンプを順次位
相をずらせて間欠動作させ、上記メモリーセルから出力
される記憶データをセンスアンプがセンスしたか否かを
制御手段で判別して、少なくとも一つの上記センスアン
プが記憶データをセンスしたと判別したときに、その判
別したときから所定の期間の間上記センスアンプの全て
を活性化するものである。
【0050】したがって、請求項4の発明によれば、上
記センスアンプのいずれかが記憶データをセンスするま
で、上記センスアンプは順次位相をずらせて間欠動作さ
せるから、上記センスアンプの消費電力を従来に比して
低減することができ、かつ、一度に流れる電流を少なく
することができる。また、上記複数のセンスアンプの全
てを所定の期間の間活性化して、記憶データを読出した
後に、センスアンプの全てを非活性化するから、記憶デ
ータの読出し後のセンスアンプの消費電力も低減でき
る。
【0051】また、請求項5の発明の半導体記憶装置
は、メモリーセルの記憶データの読出しを開始すると、
間欠信号発生手段により間欠信号を発生して、一つのセ
ンスアンプを間欠動作させ、他のセンスアンプは非活性
化し、上記メモリーセルから出力される記憶データをセ
ンスアンプがセンスしたか否かを制御手段で判別して、
上記間欠動作する一つのセンスアンプが記憶データをセ
ンスしたと判別したときに、そのときから上記センスア
ンプの全てを所定の期間の間活性化するものである。
【0052】したがって、請求項5の発明によれば、上
記センスアンプの一つは記憶データをセンスするまで間
欠動作すると共に、上記間欠動作するセンスアンプが記
憶データをセンスするまで、他のセンスアンプは非活性
化しているから、上記センスアンプの消費電力を従来に
比して低減することができる。また、上記センスアンプ
の全てを所定の期間活性化して、記憶データを読出した
後に、上記センスアンプの全てを非活性化するから、記
憶データの読出し後のセンスアンプの消費電力も低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の請求項1の発明の半導体記
憶装置の一実施例のブロック図である。
【図2】 図2は上記実施例の動作タイミング図であ
る。
【図3】 図3は上記実施例のセンスアンプの回路図で
ある。
【図4】 図4は上記実施例のビットライン信号の波形
である。
【図5】 図5はこの発明の請求項2の半導体記憶装置
の一実施例のブロック図である。
【図6】 図6は上記実施例の動作タイミング図であ
る。
【図7】 図7はこの発明の請求項3の半導体記憶装置
の一実施例のブロック図である。
【図8】 図8は上記実施例の動作タイミング図であ
る。
【図9】 図9はこの発明の請求項4の半導体記憶装置
の一実施例のブロック図である。
【図10】 図10は上記実施例の動作タイミング図で
ある。
【図11】 図11はこの発明の請求項5の半導体記憶
装置の一実施例のブロック図である。
【図12】 図12は上記実施例の動作タイミング図で
ある。
【図13】 図13は従来の半導体記憶装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
1…メモリー回路ブロック、1a…メモリーセル群、1
b…デコーダ、1c…オートパワーダウン回路、2…ア
ドレスバッファ、3…ATD発生回路、4…SAE発生
回路、5…センスアンプ、6…出力回路、11…ダミー
メモリー回路ブロック、11a…ダミーイコライズ回
路、11b…ダミービットライン、11c…ダミーメモ
リーセル、12…ダミーセンスアンプ、13…ダミーセ
ンスアンプ制御回路、14…出力検出回路。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリーセルと、 上記メモリーセルから出力される記憶データをセンスす
    るセンスアンプと、 上記メモリーセルと同一特性を有するダミーメモリーセ
    ルと、 上記ダミーメモリーセルから出力されたダミーデータを
    センスすると共に、上記センスアンプと同一特性を有す
    るダミーセンスアンプとを備えた半導体記憶装置におい
    て、 上記メモリーセルの上記記憶データを読出すために上記
    センスアンプを活性化したときから、上記ダミーセンス
    アンプを間欠動作させる間欠信号を発生する間欠信号発
    生手段と、 上記ダミーセンスアンプが上記ダミーデータをセンスし
    たか否かを判別して、上記ダミーデータをセンスしたと
    判別した後に、上記センスアンプを非活性化する制御手
    段とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 メモリーセルと、 上記メモリーセルから出力される記憶データをセンスす
    るセンスアンプと、 上記メモリーセルと同一特性を有するダミーメモリーセ
    ルと、 上記ダミーメモリーセルから出力されたダミーデータを
    センスすると共に、上記センスアンプと同一特性を有す
    るダミーセンスアンプとを備えた半導体記憶装置におい
    て、 上記メモリーセルの上記記憶データの読出しを開始した
    ときから、上記ダミーセンスアンプを間欠動作させる間
    欠信号を発生する間欠信号発生手段と、 上記ダミーセンスアンプが上記ダミーデータをセンスし
    たか否かを判別して、上記ダミーデータをセンスしたと
    判別したときに、上記センスアンプを活性化する制御手
    段とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 メモリーセルと、 上記メモリーセルから出力される記憶データをセンスす
    る複数のセンスアンプとを備えた半導体記憶装置におい
    て、 上記メモリーセルの上記記憶データの読出しを開始した
    ときから、上記複数のセンスアンプを同時に間欠動作さ
    せる間欠信号を発生する間欠信号発生手段と、上記間欠
    動作する複数のセンスアンプのうちの少なくとも一つの
    センスアンプが上記記憶データをセンスしたか否かを判
    別して、上記少なくとも一つのセンスアンプが上記記憶
    データをセンスしたと判別したときに、上記複数のセン
    スアンプの全てを上記記憶データをセンスしたと判別し
    たときから、所定の期間後に非活性化する制御手段とを
    備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 メモリーセルと、 上記メモリーセルから出力する記憶データをセンスする
    複数のセンスアンプとを備えた半導体記憶装置におい
    て、 上記メモリーセルの上記記憶データの読出しを開始した
    ときから、上記複数のセンスアンプを順次位相をずらせ
    て間欠動作させる間欠信号を発生する間欠信号発生手段
    と、 上記間欠動作する複数のセンスアンプのうちのいずれか
    一つのセンスアンプが上記記憶データをセンスしたか否
    かを判別して、上記記憶データをセンスしたと判別した
    ときに、上記複数のセンスアンプの全てを上記記憶デー
    タをセンスしたと判別した後、所定の期間の間活性化す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 メモリーセルと、 上記メモリーセルから出力する記憶データをセンスする
    複数のセンスアンプとを備えた半導体記憶装置におい
    て、 上記メモリーセルの上記記憶データの読出しを開始した
    ときから、上記複数のセンスアンプのうちの一つを間欠
    動作させる間欠信号を発生する間欠信号発生手段と、 上記間欠動作するセンスアンプから上記記憶データをセ
    ンスしたか否かを判別して、上記記憶データをセンスし
    たと判別したときに、上記複数のセンスアンプを上記記
    憶データをセンスしたと判別した後、所定の期間活性化
    する制御手段とを備えたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
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