JPWO2019244047A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2019244047A5 JPWO2019244047A5 JP2020570065A JP2020570065A JPWO2019244047A5 JP WO2019244047 A5 JPWO2019244047 A5 JP WO2019244047A5 JP 2020570065 A JP2020570065 A JP 2020570065A JP 2020570065 A JP2020570065 A JP 2020570065A JP WO2019244047 A5 JPWO2019244047 A5 JP WO2019244047A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pharmaceutically acceptable
- alkyl
- acceptable salt
- haloalkyl
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 式(I):
(式中、
Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;それらの各々は、任意選択的には、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロで置換され;
Lは、-C 1~6 アルキレン-であり;
各R 1 は、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
各R 2 は、H又は-C 1~6 アルキルであり;
R 3 は、-C 1~6 アルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R 3a 、-C(O)OR 3b 、-C(O)NR 3c R 3d 、-P(O)R 3e R 3f 、-P(O)(OR 3g )(OR 3h )、-P(O)(OR 3i )(R 3j )、-S(O) 2 R 3k 、-S(O) 2 NR 3l R 3m 、-S(O)R 3n 、-NR 3o R 3p 、-NR 3q C(O)R 3r 、-N(R 3s )C(O)OR 3t 及び-NR 3u S(O) 2 R 3v から選択され、ここで-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、及び-C 1~4 ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意選択的には、ヒドロキシル、-NR 3w R 3x 、-C 1~4 アルコキシル、-S(O) 2 NR 3y R 3z 、若しくは-S(O) 2 R 3a2 で置換され;ここでR 3w 、R 3x 、R 3y 、及びR 3z の各々は、独立して、H、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであり、且つR 3a2 は、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであるか、又は
いずれか2つのR 3 は、5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成するため、1つの原子と組み合わせてもよく、ここで前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、且つ前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意選択的には、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アミノアルキル-CN、-C 1~4 アルコキシル、ハロゲン、-C 1~6 ハロアルキル及び-C 1~4 ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換され;
R 3a 、R 3b 、R 3c 、R 3d 、R 3e 、R 3f 、R 3g 、R 3h 、R 3i 、R 3j 、R 3k 、R 3n 、R 3o 、R 3p 、R 3q 、R 3r 、R 3s 、R 3t 、R 3u 、R 3v の各々は、H、-C 1~6 アルキル及び-C 1~6 ハロアルキルから独立して選択され;
R 3l 及びR 3m の各々は、H、-C 1~6 アルキル、-C 1~6 ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され、ここで前記-C 1~6 アルキルは、任意選択的には、3~6員環シクロアルキルでさらに置換され、且つここで前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意選択的には、1~2ハロでさらに置換される;又はR 23 及びR 24 は、5~6員環ヘテロシクロアルキルを形成するため、Nと組み合わせてもよく、ここで前記5~6員環ヘテロシクロアルキルは、任意選択的には、S及びNから選択される1つのヘテロ原子をさらに含み;
pは、1、2又は3であり;
qは、0又は1であり;且つ
n及びmの各々は、0、1及び2から独立して選択される)
の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[2] pが1である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[3] pが2である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[4] pが3である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[5] qが0である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[6] qが1である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[7] 式(IA):
の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[8] 式(IB):
の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[9] R 2 がH又はCH 3 である、[1]~[8]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[10] Lが、-CH 2 -、-CH(CH 3 )-、-CH 2 -CH 2 -及び-CH 2 CH 2 CH 2 -から選択される、[1]~[9]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[11] 少なくとも1つのR 3 が、-S(O) 2 NH 2 、-S(O) 2 N(CH 3 ) 2 、-S(O) 2 NHCH 3 、-S(O) 2 NH-CH 2 -シクロブチル、-S(O) 2 NH-CH 2 -シクロペンチル、-S(O) 2 NH-CH 2 -シクロヘキシル、-S(O) 2 NH-CH 2 -ジフルオロシクロブチル、-S(O) 2 CH 3 及び-S(O) 2 CHF 2 である、[1]~[10]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[12] 式(IC):
(式中、R 4 は、-NH 2 、-N(CH 3 ) 2 、-NHCH 3 、-NH-CH 2 -シクロブチル、-NH-CH 2 -シクロペンチル、-NH-CH 2 -シクロヘキシル、-NH-CH 2 -ジフルオロシクロブチル、-CH 3 及び-CHF 2 から選択されるか、又は1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロチオフェニル若しくは1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロイソチアゾリル環を形成するため、R 3 と組み合わせられる)
を有する[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[13] Aが、任意選択的にはF若しくはClで置換されたフェニルである、[1]~[12]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[14] Aが、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びビシクロ[1.1.1]ペンタニルから選択され、それらの各々が任意選択的にはF又はClで置換される、[1]~[12]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[15] R 1a 及びR 1b が、-H、-CH 3 及び-CH 2 CH 3 から独立して選択される、[1]~[14]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[16] R 3 が、H、-OCH 3 又は-OCH 2 CH 3 である、[1]~[15]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[17] 実施例1~127のいずれか1つである、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[18] 治療有効量の[1]~[17]のいずれかに記載の化合物、及び薬学的に許容できる担体又は賦形剤を含む、医薬組成物。
[19] 少なくとも1つの追加的な医薬品をさらに含む、[18]に記載の医薬組成物。
[20] 前記少なくとも1つの追加的な医薬品が、インターフェロン、リバビリン及びリバビリン類似体、シクロフィリン結合剤、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、HCV NS5a阻害剤、P7阻害剤、侵入阻害剤、NS4b阻害剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、宿主プロテアーゼ阻害剤、免疫修飾物質、症候緩和剤、ヌクレオシド及び非ヌクレオシドNS5b阻害剤からなる群から選択される、[19]に記載の医薬組成物。
[21] ウイルス感染によって引き起こされる疾患を治療するための方法であって、[1]~[17]のいずれかに記載の化合物を治療有効量でそれを必要とする対象に投与するステップを含む方法。
[22] 前記ウイルス感染が、デングウイルス、黄熱病ウイルス、西ナイルウイルス、日本脳炎ウイルス、ダニ媒介性脳炎ウイルス、クンジンウイルス、マーレーバレー脳炎、セントルイス脳炎、オムスク出血熱ウイルス、ウシウイルス性下痢症ウイルス、ジカウイルス、及びC型肝炎ウイルスからなる群から選択されるウイルスによって引き起こされる、[21]に記載の方法。
[23] 前記ウイルス感染が、デングウイルスによって引き起こされる、[22]に記載の方法。
[24] 薬剤としての使用のための、[1]~[17]のいずれかに記載の化合物。
[25] ウイルス感染によって引き起こされる疾患を治療するための薬剤の製造における、[1]~[17]のいずれかに記載の化合物の使用。
[26] 前記ウイルス感染が、デングウイルス、黄熱病ウイルス、西ナイルウイルス、日本脳炎ウイルス、ダニ媒介性脳炎ウイルス、クンジンウイルス、マーレーバレー脳炎、セントルイス脳炎、オムスク出血熱ウイルス、ウシウイルス性下痢症ウイルス、ジカウイルス、及びC型肝炎ウイルスからなる群から選択されるウイルスによって引き起こされる、[25]に記載の使用。
[27] 前記ウイルス感染が、デングウイルスによって引き起こされる、[26]に記載の使用。
Claims (27)
- 式(I)の化合物、又はその薬学的に許容できる塩:
[式中、
Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;前記3~6員環シクロアルキルは、任意に、-C1~6アルキル、シアノ、-C1~4アミノアルキル、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、-C1~4ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;前記フェニルは、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;
Lは、-C1~6アルキレン-であり;
各R1は、-C1~6アルキル、シアノ、-C1~4アミノアルキル、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、-C1~4ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
R 2は、H又は-C1~6アルキルであり;
各R3は、-C1~6アルキル、-CN、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、-C1~4ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R3a、-C(O)OR3b、-C(O)NR3cR3d、-P(O)R3eR3f、-P(O)(OR3g)(OR3h)、-P(O)(OR3i)(R3j)、-S(O)2R3k、-S(O)2NR3lR3m、-S(O)R3n、-NR3oR3p、-NR3qC(O)R3r、-N(R3s)C(O)OR3t及び-NR3uS(O)2R3vから独立に選択されるか(ここで、-C1~6アルキル、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、及び-C1~4ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意に、ヒドロキシル、-NR3wR3x、-C1~4アルコキシル、-S(O)2NR3yR3z、若しくは-S(O)2R3a2で置換されており;ここで、R3w、R3x、R3y、及びR3zの各々は、独立して、H、-C1~4アルキル若しくは-C1~6ハロアルキルであり、R3a2は、-C1~4アルキル若しくは-C1~6ハロアルキルである)、又は
いずれか2つのR3は、1つの原子と結合して5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成しており(ここで、前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意に、-C1~6アルキル、-C1~4アミノアルキル、-CN、-C1~4アルコキシル、ハロゲン、-C1~6ハロアルキル及び-C1~4ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換されている);
R3a、R3b、R3c、R3d、R3e、R3f、R3g、R3h、R3i、R3j、R3k、R3n、R3o、R3p、R3q、R3r、R3s、R3t、R3u、R3vの各々は、H、-C1~6アルキル及び-C1~6ハロアルキルから独立して選択され;
R3l及びR3mの各々は、H、-C1~6アルキル、-C1~6ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され(ここで、前記-C1~6アルキルは、任意に、3~6員環シクロアルキルでさらに置換されており;ここで、前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意に、1~2のハロでさらに置換されている);
pは、1、2又は3であり;
qは、0又は1であり;
mは、0、1又は2であり;
nは、0、1又は2である]。 - pが1である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- pが2である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- pが3である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- qが0である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- qが1である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- 前記式(I)の化合物が、式(IA)の化合物、又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩:
[式中、
Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;前記3~6員環シクロアルキルは、任意に、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;前記フェニルは、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;
Lは、-C 1~6 アルキレン-であり;
各R 1 は、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
R 2 は、H又は-C 1~6 アルキルであり;
各R 3 は、-C 1~6 アルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R 3a 、-C(O)OR 3b 、-C(O)NR 3c R 3d 、-P(O)R 3e R 3f 、-P(O)(OR 3g )(OR 3h )、-P(O)(OR 3i )(R 3j )、-S(O) 2 R 3k 、-S(O) 2 NR 3l R 3m 、-S(O)R 3n 、-NR 3o R 3p 、-NR 3q C(O)R 3r 、-N(R 3s )C(O)OR 3t 及び-NR 3u S(O) 2 R 3v から独立に選択されるか(ここで、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、及び-C 1~4 ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意に、ヒドロキシル、-NR 3w R 3x 、-C 1~4 アルコキシル、-S(O) 2 NR 3y R 3z 、若しくは-S(O) 2 R 3a2 で置換されており;ここで、R 3w 、R 3x 、R 3y 、及びR 3z の各々は、独立して、H、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであり、R 3a2 は、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルである)、又は
いずれか2つのR 3 は、1つの原子と結合して5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成しており(ここで、前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意に、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アミノアルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、ハロゲン、-C 1~6 ハロアルキル及び-C 1~4 ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換されている);
R 3a 、R 3b 、R 3c 、R 3d 、R 3e 、R 3f 、R 3g 、R 3h 、R 3i 、R 3j 、R 3k 、R 3n 、R 3o 、R 3p 、R 3q 、R 3r 、R 3s 、R 3t 、R 3u 、R 3v の各々は、H、-C 1~6 アルキル及び-C 1~6 ハロアルキルから独立して選択され;
R 3l 及びR 3m の各々は、H、-C 1~6 アルキル、-C 1~6 ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され(ここで、前記-C 1~6 アルキルは、任意に、3~6員環シクロアルキルでさらに置換されており;ここで、前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意に、1~2のハロでさらに置換されている);
mは、0、1又は2であり;
nは、0、1又は2である]。 - 前記式(I)の化合物が、式(IB)の化合物又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩:
[式中、
Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;前記3~6員環シクロアルキルは、任意に、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;前記フェニルは、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;
Lは、-C 1~6 アルキレン-であり;
各R 1 は、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
R 2 は、H又は-C 1~6 アルキルであり;
各R 3 は、-C 1~6 アルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R 3a 、-C(O)OR 3b 、-C(O)NR 3c R 3d 、-P(O)R 3e R 3f 、-P(O)(OR 3g )(OR 3h )、-P(O)(OR 3i )(R 3j )、-S(O) 2 R 3k 、-S(O) 2 NR 3l R 3m 、-S(O)R 3n 、-NR 3o R 3p 、-NR 3q C(O)R 3r 、-N(R 3s )C(O)OR 3t 及び-NR 3u S(O) 2 R 3v から独立に選択されるか(ここで、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、及び-C 1~4 ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意に、ヒドロキシル、-NR 3w R 3x 、-C 1~4 アルコキシル、-S(O) 2 NR 3y R 3z 、若しくは-S(O) 2 R 3a2 で置換されており;ここで、R 3w 、R 3x 、R 3y 、及びR 3z の各々は、独立して、H、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであり、R 3a2 は、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルである)、又は
いずれか2つのR 3 は、1つの原子と結合して5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成しており(ここで、前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意に、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アミノアルキル-CN、-C 1~4 アルコキシル、ハロゲン、-C 1~6 ハロアルキル及び-C 1~4 ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換されている);
R 3a 、R 3b 、R 3c 、R 3d 、R 3e 、R 3f 、R 3g 、R 3h 、R 3i 、R 3j 、R 3k 、R 3n 、R 3o 、R 3p 、R 3q 、R 3r 、R 3s 、R 3t 、R 3u 、R 3v の各々は、H、-C 1~6 アルキル及び-C 1~6 ハロアルキルから独立して選択され;
R 3l 及びR 3m の各々は、H、-C 1~6 アルキル、-C 1~6 ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され(ここで、前記-C 1~6 アルキルは、任意に、3~6員環シクロアルキルでさらに置換されており;ここで、前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意に、1~2のハロでさらに置換されている);
mは、0、1又は2であり;
nは、0、1又は2である]。 - R2がH又はCH3である、請求項1~8のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- Lが、-CH2-、-CH(CH3)-、-CH2-CH2-及び-CH2CH2CH2-から選択される、請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- 少なくとも1つのR3が、-S(O)2NH2、-S(O)2N(CH3)2、-S(O)2NHCH3、-S(O)2NH-CH2-シクロブチル、-S(O)2NH-CH2-シクロペンチル、-S(O)2NH-CH2-シクロヘキシル、-S(O)2NH-CH2-ジフルオロシクロブチル、-S(O)2CH3 又は-S(O)2CHF2である、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- 前記式(I)の化合物が、式(IC)の化合物又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩:
[式中、
R 1a およびR 1b は、-H、-CH 3 及び-CH 2 -CH 3 から独立して選択され;
R 3 は、H、-OCH 3 又は-OCH 2 CH 3 であり;
R4は、-NH2、-N(CH3)2、-NHCH3、-NH-CH2-シクロブチル、-NH-CH2-シクロペンチル、-NH-CH2-シクロヘキシル、-NH-CH2-ジフルオロシクロブチル、-CH3及び-CHF2から選択されるか、又はR 3 と結合して、1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロチオフェニル若しくは1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロイソチアゾリル環を形成している]。 - Aがフェニルであり、前記フェニルはFおよびClから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- Aが、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びビシクロ[1.1.1]ペンタニルから選択され、それらの各々がF又はClで任意に置換されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
- 治療有効量の請求項1~23のいずれか一項に記載の化合物、及び薬学的に許容できる担体又は賦形剤を含む、医薬組成物。
- 少なくとも1つの追加の薬剤をさらに含む、請求項24に記載の医薬組成物。
- 前記少なくとも1つの追加の薬剤が、インターフェロン、リバビリン及びリバビリン類似体、シクロフィリン結合剤、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、HCV NS5a阻害剤、P7阻害剤、侵入阻害剤、NS4b阻害剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、宿主プロテアーゼ阻害剤、免疫修飾物質、症候緩和剤、ヌクレオシド及び非ヌクレオシドNS5b阻害剤からなる群から選択される、請求項25に記載の医薬組成物。
- デングウイルスを原因とするウイルス感染によって引き起こされる疾患を治療するための医薬の製造における、請求項1~23のいずれか一項に記載の化合物の使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201862687068P | 2018-06-19 | 2018-06-19 | |
US62/687,068 | 2018-06-19 | ||
PCT/IB2019/055121 WO2019244047A1 (en) | 2018-06-19 | 2019-06-18 | N-substituted tetrahydrothienopyridine derivatives and uses thereof |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021529159A JP2021529159A (ja) | 2021-10-28 |
JPWO2019244047A5 true JPWO2019244047A5 (ja) | 2022-07-04 |
JP7328260B2 JP7328260B2 (ja) | 2023-08-16 |
Family
ID=67841114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020570065A Active JP7328260B2 (ja) | 2018-06-19 | 2019-06-18 | N-置換テトラヒドロチエノピリジン誘導体及びその使用 |
Country Status (23)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220073535A1 (ja) |
EP (2) | EP4169925A3 (ja) |
JP (1) | JP7328260B2 (ja) |
KR (1) | KR20210022645A (ja) |
CN (1) | CN112313237A (ja) |
AU (1) | AU2019291488B2 (ja) |
BR (1) | BR112020025696A2 (ja) |
CA (1) | CA3100957A1 (ja) |
CL (1) | CL2020003248A1 (ja) |
CR (1) | CR20200618A (ja) |
CU (1) | CU20200100A7 (ja) |
EA (1) | EA202190046A1 (ja) |
EC (1) | ECSP20080995A (ja) |
ES (1) | ES2941946T3 (ja) |
IL (1) | IL279441B2 (ja) |
JO (1) | JOP20200326A1 (ja) |
MA (1) | MA52976A (ja) |
MX (1) | MX2020013852A (ja) |
PE (1) | PE20210097A1 (ja) |
PH (1) | PH12020552185A1 (ja) |
SA (1) | SA520420809B1 (ja) |
SG (1) | SG11202012625PA (ja) |
WO (1) | WO2019244047A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3663299B1 (en) * | 2017-08-01 | 2023-03-08 | Chia Tai Tianqing Pharmaceutical Group Co., Ltd. | Bicyclic compound acting as ror gamma inhibitor |
USD1006154S1 (en) * | 2023-06-27 | 2023-11-28 | Qiongfang Mao | Cable crossover attachment |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US498178A (en) | 1893-05-23 | William valentine leonard | ||
US8766A (en) | 1852-02-24 | Appabatus for lightening vessels | ||
US4656A (en) | 1846-07-24 | Improvement in potato-plows | ||
US6344A (en) | 1849-04-17 | Driving-bobbin | ||
US54472A (en) | 1866-05-01 | Improved blacking-brush | ||
US5807A (en) | 1848-09-26 | Brake fob cabs | ||
US5807876A (en) | 1996-04-23 | 1998-09-15 | Vertex Pharmaceuticals Incorporated | Inhibitors of IMPDH enzyme |
CZ298463B6 (cs) | 1996-04-23 | 2007-10-10 | Vertex Pharmaceuticals Incorporated | Deriváty mocoviny pro použití jako inhibitory IMPDH enzymu a farmaceutické prostredky, které je obsahují |
DK0966465T3 (da) | 1997-03-14 | 2003-10-20 | Vertex Pharma | Inhibitorer af IMPDH-enzymer |
ES2405316T3 (es) | 1999-03-19 | 2013-05-30 | Vertex Pharmaceuticals Incorporated | Inhibidores de la enzima IMPDH |
US7138529B2 (en) | 2003-04-16 | 2006-11-21 | Hoffmann-La Roche Inc. | Substituted 3-cyanothiophene acetamides as glucagon receptor antagonists |
US9301949B2 (en) | 2009-02-27 | 2016-04-05 | Siga Technologies, Inc. | Thienopyridine derivatives for the treatment and prevention of dengue virus infections |
US20130129677A1 (en) * | 2009-02-27 | 2013-05-23 | Siga Technologies, Inc. | Thienopyridine Derivatives for the Treatment and Prevention of Dengue Virus Infections |
JP5701655B2 (ja) | 2011-03-29 | 2015-04-15 | 奈良県 | 植物精油中のトロポロン類及び/又はフェノール類の金属錯体化方法 |
CN108689987A (zh) * | 2017-04-05 | 2018-10-23 | 浙江海正药业股份有限公司 | 一种磺胺类衍生物及其制备方法和用途 |
CN110753682B (zh) * | 2017-05-22 | 2023-06-30 | 杨森制药公司 | 作为登革热病毒复制抑制剂的经取代的吲哚啉衍生物 |
CN108191885B (zh) * | 2018-01-29 | 2020-08-04 | 华东师范大学 | 一类哌啶并噻吩类小分子有机化合物及其应用 |
-
2019
- 2019-06-18 WO PCT/IB2019/055121 patent/WO2019244047A1/en unknown
- 2019-06-18 SG SG11202012625PA patent/SG11202012625PA/en unknown
- 2019-06-18 ES ES19762467T patent/ES2941946T3/es active Active
- 2019-06-18 PE PE2020002060A patent/PE20210097A1/es unknown
- 2019-06-18 EP EP22207844.6A patent/EP4169925A3/en active Pending
- 2019-06-18 CR CR20200618A patent/CR20200618A/es unknown
- 2019-06-18 US US17/253,755 patent/US20220073535A1/en active Pending
- 2019-06-18 CU CU2020000100A patent/CU20200100A7/es unknown
- 2019-06-18 EP EP19762467.9A patent/EP3810613B1/en active Active
- 2019-06-18 MX MX2020013852A patent/MX2020013852A/es unknown
- 2019-06-18 KR KR1020217001077A patent/KR20210022645A/ko unknown
- 2019-06-18 JP JP2020570065A patent/JP7328260B2/ja active Active
- 2019-06-18 CN CN201980040348.4A patent/CN112313237A/zh active Pending
- 2019-06-18 EA EA202190046A patent/EA202190046A1/ru unknown
- 2019-06-18 BR BR112020025696-0A patent/BR112020025696A2/pt unknown
- 2019-06-18 CA CA3100957A patent/CA3100957A1/en active Pending
- 2019-06-18 AU AU2019291488A patent/AU2019291488B2/en active Active
- 2019-06-18 MA MA052976A patent/MA52976A/fr unknown
- 2019-06-18 JO JOP/2020/0326A patent/JOP20200326A1/ar unknown
-
2020
- 2020-12-14 IL IL279441A patent/IL279441B2/en unknown
- 2020-12-15 EC ECSENADI202080995A patent/ECSP20080995A/es unknown
- 2020-12-15 CL CL2020003248A patent/CL2020003248A1/es unknown
- 2020-12-15 SA SA520420809A patent/SA520420809B1/ar unknown
- 2020-12-16 PH PH12020552185A patent/PH12020552185A1/en unknown
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2002336190B2 (en) | Inhibitors of Post-Proline Cleaving Proteases | |
JP6506836B2 (ja) | B型肝炎ウイルス感染症の処置および予防のための新規ピリダゾンおよびトリアジノン | |
AU777040B2 (en) | (1,8) naphthyridine derivatives having antiviral activity | |
RU2010111550A (ru) | 2,3-замещенные индольные производные для лечения вирусных инфекций | |
RU2605745C2 (ru) | Соединения алкилсульфинил-замещенных тиазолидов | |
JP2015525220A5 (ja) | ||
JPWO2019155399A5 (ja) | ||
RU2006125377A (ru) | Гетероциклические ингибиторы аспартилпротеазы | |
RU2010111551A (ru) | Замещенные индольные производные и способы их применения | |
JP2011521903A5 (ja) | ||
RU2009127855A (ru) | 4,5 циклоаннелированные производные индола для лечения или предотвращения вируса гепатита с (hcv) и родственных вирусных инфекций | |
JP2019507774A5 (ja) | ||
RU2008128452A (ru) | Соединения n-(6-членных арил)-амидов, фармацевтическая композиция с противовирусной активностью на их основе, способ лечения или профилактики вирусной инфекции с их помощью и способ их получения | |
JP2011518835A5 (ja) | ||
WO2009137500A1 (en) | 6-substituted benzofuran compounds to treat infection with hepatitis c virus | |
JP2010539241A5 (ja) | ||
DE602005002357T2 (de) | Als antivirale mittel geeignete 4-carboxypyrazolderivate | |
JP2006510636A5 (ja) | ||
WO2003105770A2 (en) | Carbocyclic nucleoside derivatives as inhibitors of rna-dependent rna viral polymerase | |
RU2002131941A (ru) | 3-азот-6,7-дикислородсодержащие стероиды и их применение | |
IL217228A (en) | Compounds of Type 2'-Deoxy-2'-Fluoro-2'-c-Methyluridine Nucleoside Phosphoramide Compounds | |
JP2007533740A5 (ja) | ||
RU2003110577A (ru) | Гетероциклические соединения, связывающиеся с хемокиновыми рецепторами | |
RU2014113539A (ru) | Тетрациклические гетероциклические соединения и способы их применения для лечения вирусных заболеваний | |
RU2008133856A (ru) | Карбоциклические и гетероциклические арилсульфоны в качестве ингибиторов гамма-секретазы |