JPWO2019244047A5 - - Google Patents

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JPWO2019244047A5
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Figure 2019244047000031

以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 式(I):
Figure 2019244047000032

(式中、
Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;それらの各々は、任意選択的には、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロで置換され;
Lは、-C 1~6 アルキレン-であり;
各R は、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
各R は、H又は-C 1~6 アルキルであり;
は、-C 1~6 アルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R 3a 、-C(O)OR 3b 、-C(O)NR 3c 3d 、-P(O)R 3e 3f 、-P(O)(OR 3g )(OR 3h )、-P(O)(OR 3i )(R 3j )、-S(O) 3k 、-S(O) NR 3l 3m 、-S(O)R 3n 、-NR 3o 3p 、-NR 3q C(O)R 3r 、-N(R 3s )C(O)OR 3t 及び-NR 3u S(O) 3v から選択され、ここで-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、及び-C 1~4 ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意選択的には、ヒドロキシル、-NR 3w 3x 、-C 1~4 アルコキシル、-S(O) NR 3y 3z 、若しくは-S(O) 3a2 で置換され;ここでR 3w 、R 3x 、R 3y 、及びR 3z の各々は、独立して、H、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであり、且つR 3a2 は、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであるか、又は
いずれか2つのR は、5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成するため、1つの原子と組み合わせてもよく、ここで前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、且つ前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意選択的には、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アミノアルキル-CN、-C 1~4 アルコキシル、ハロゲン、-C 1~6 ハロアルキル及び-C 1~4 ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換され;
3a 、R 3b 、R 3c 、R 3d 、R 3e 、R 3f 、R 3g 、R 3h 、R 3i 、R 3j 、R 3k 、R 3n 、R 3o 、R 3p 、R 3q 、R 3r 、R 3s 、R 3t 、R 3u 、R 3v の各々は、H、-C 1~6 アルキル及び-C 1~6 ハロアルキルから独立して選択され;
3l 及びR 3m の各々は、H、-C 1~6 アルキル、-C 1~6 ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され、ここで前記-C 1~6 アルキルは、任意選択的には、3~6員環シクロアルキルでさらに置換され、且つここで前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意選択的には、1~2ハロでさらに置換される;又はR 23 及びR 24 は、5~6員環ヘテロシクロアルキルを形成するため、Nと組み合わせてもよく、ここで前記5~6員環ヘテロシクロアルキルは、任意選択的には、S及びNから選択される1つのヘテロ原子をさらに含み;
pは、1、2又は3であり;
qは、0又は1であり;且つ
n及びmの各々は、0、1及び2から独立して選択される)
の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[2] pが1である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[3] pが2である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[4] pが3である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[5] qが0である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[6] qが1である、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[7] 式(IA):
Figure 2019244047000033

の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[8] 式(IB):
Figure 2019244047000034

の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[9] R がH又はCH である、[1]~[8]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[10] Lが、-CH -、-CH(CH )-、-CH -CH -及び-CH CH CH -から選択される、[1]~[9]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[11] 少なくとも1つのR が、-S(O) NH 、-S(O) N(CH 、-S(O) NHCH 、-S(O) NH-CH -シクロブチル、-S(O) NH-CH -シクロペンチル、-S(O) NH-CH -シクロヘキシル、-S(O) NH-CH -ジフルオロシクロブチル、-S(O) CH 及び-S(O) CHF である、[1]~[10]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[12] 式(IC):
Figure 2019244047000035

(式中、R は、-NH 、-N(CH 、-NHCH 、-NH-CH -シクロブチル、-NH-CH -シクロペンチル、-NH-CH -シクロヘキシル、-NH-CH -ジフルオロシクロブチル、-CH 及び-CHF から選択されるか、又は1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロチオフェニル若しくは1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロイソチアゾリル環を形成するため、R と組み合わせられる)
を有する[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[13] Aが、任意選択的にはF若しくはClで置換されたフェニルである、[1]~[12]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[14] Aが、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びビシクロ[1.1.1]ペンタニルから選択され、それらの各々が任意選択的にはF又はClで置換される、[1]~[12]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[15] R 1a 及びR 1b が、-H、-CH 及び-CH CH から独立して選択される、[1]~[14]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[16] R が、H、-OCH 又は-OCH CH である、[1]~[15]のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[17] 実施例1~127のいずれか1つである、[1]に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
[18] 治療有効量の[1]~[17]のいずれかに記載の化合物、及び薬学的に許容できる担体又は賦形剤を含む、医薬組成物。
[19] 少なくとも1つの追加的な医薬品をさらに含む、[18]に記載の医薬組成物。
[20] 前記少なくとも1つの追加的な医薬品が、インターフェロン、リバビリン及びリバビリン類似体、シクロフィリン結合剤、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、HCV NS5a阻害剤、P7阻害剤、侵入阻害剤、NS4b阻害剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、宿主プロテアーゼ阻害剤、免疫修飾物質、症候緩和剤、ヌクレオシド及び非ヌクレオシドNS5b阻害剤からなる群から選択される、[19]に記載の医薬組成物。
[21] ウイルス感染によって引き起こされる疾患を治療するための方法であって、[1]~[17]のいずれかに記載の化合物を治療有効量でそれを必要とする対象に投与するステップを含む方法。
[22] 前記ウイルス感染が、デングウイルス、黄熱病ウイルス、西ナイルウイルス、日本脳炎ウイルス、ダニ媒介性脳炎ウイルス、クンジンウイルス、マーレーバレー脳炎、セントルイス脳炎、オムスク出血熱ウイルス、ウシウイルス性下痢症ウイルス、ジカウイルス、及びC型肝炎ウイルスからなる群から選択されるウイルスによって引き起こされる、[21]に記載の方法。
[23] 前記ウイルス感染が、デングウイルスによって引き起こされる、[22]に記載の方法。
[24] 薬剤としての使用のための、[1]~[17]のいずれかに記載の化合物。
[25] ウイルス感染によって引き起こされる疾患を治療するための薬剤の製造における、[1]~[17]のいずれかに記載の化合物の使用。
[26] 前記ウイルス感染が、デングウイルス、黄熱病ウイルス、西ナイルウイルス、日本脳炎ウイルス、ダニ媒介性脳炎ウイルス、クンジンウイルス、マーレーバレー脳炎、セントルイス脳炎、オムスク出血熱ウイルス、ウシウイルス性下痢症ウイルス、ジカウイルス、及びC型肝炎ウイルスからなる群から選択されるウイルスによって引き起こされる、[25]に記載の使用。
[27] 前記ウイルス感染が、デングウイルスによって引き起こされる、[26]に記載の使用。

Claims (27)

  1. 式(I)の化合物、又はその薬学的に許容できる塩:
    Figure 2019244047000001

    [式中、
    Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;前記3~6員環シクロアルキルは、任意に、-C1~6アルキル、シアノ、-C1~4アミノアルキル、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、-C1~4ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;前記フェニルは、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており
    Lは、-C1~6アルキレン-であり;
    各Rは、-C1~6アルキル、シアノ、-C1~4アミノアルキル、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、-C1~4ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
    は、H又は-C1~6アルキルであり;
    は、-C1~6アルキル、-CN、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、-C1~4ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R3a、-C(O)OR3b、-C(O)NR3c3d、-P(O)R3e3f、-P(O)(OR3g)(OR3h)、-P(O)(OR3i)(R3j)、-S(O)3k、-S(O)NR3l3m、-S(O)R3n、-NR3o3p、-NR3qC(O)R3r、-N(R3s)C(O)OR3t及び-NR3uS(O)3vから独立に選択されるか(ここで、-C1~6アルキル、-C1~4アルコキシル、-C1~6ハロアルキル、及び-C1~4ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意に、ヒドロキシル、-NR3w3x、-C1~4アルコキシル、-S(O)NR3y3z、若しくは-S(O)3a2で置換されており;ここで、R3w、R3x、R3y、及びR3zの各々は、独立して、H、-C1~4アルキル若しくは-C1~6ハロアルキルであり、R3a2は、-C1~4アルキル若しくは-C1~6ハロアルキルである)、又は
    いずれか2つのRは、1つの原子と結合して5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成しており(ここで、前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意に、-C1~6アルキル、-C1~4アミノアルキル、-CN、-C1~4アルコキシル、ハロゲン、-C1~6ハロアルキル及び-C1~4ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換されている)
    3a、R3b、R3c、R3d、R3e、R3f、R3g、R3h、R3i、R3j、R3k、R3n、R3o、R3p、R3q、R3r、R3s、R3t、R3u、R3vの各々は、H、-C1~6アルキル及び-C1~6ハロアルキルから独立して選択され;
    3l及びR3mの各々は、H、-C1~6アルキル、-C1~6ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され(ここで、前記-C1~6アルキルは、任意に、3~6員環シクロアルキルでさらに置換されており;ここで、前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意に、1~2のハロでさらに置換されている);
    pは、1、2又は3であり;
    qは、0又は1であり;
    mは、0、1又は2であり;
    nは、0、1又はである]。
  2. pが1である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  3. pが2である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  4. pが3である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  5. qが0である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  6. qが1である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  7. 前記式(I)の化合物が、式(IA)の化合物、又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩
    Figure 2019244047000002

    [式中、
    Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;前記3~6員環シクロアルキルは、任意に、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;前記フェニルは、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;
    Lは、-C 1~6 アルキレン-であり;
    各R は、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
    は、H又は-C 1~6 アルキルであり;
    各R は、-C 1~6 アルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R 3a 、-C(O)OR 3b 、-C(O)NR 3c 3d 、-P(O)R 3e 3f 、-P(O)(OR 3g )(OR 3h )、-P(O)(OR 3i )(R 3j )、-S(O) 3k 、-S(O) NR 3l 3m 、-S(O)R 3n 、-NR 3o 3p 、-NR 3q C(O)R 3r 、-N(R 3s )C(O)OR 3t 及び-NR 3u S(O) 3v から独立に選択されるか(ここで、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、及び-C 1~4 ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意に、ヒドロキシル、-NR 3w 3x 、-C 1~4 アルコキシル、-S(O) NR 3y 3z 、若しくは-S(O) 3a2 で置換されており;ここで、R 3w 、R 3x 、R 3y 、及びR 3z の各々は、独立して、H、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであり、R 3a2 は、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルである)、又は
    いずれか2つのR は、1つの原子と結合して5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成しており(ここで、前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意に、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アミノアルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、ハロゲン、-C 1~6 ハロアルキル及び-C 1~4 ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換されている);
    3a 、R 3b 、R 3c 、R 3d 、R 3e 、R 3f 、R 3g 、R 3h 、R 3i 、R 3j 、R 3k 、R 3n 、R 3o 、R 3p 、R 3q 、R 3r 、R 3s 、R 3t 、R 3u 、R 3v の各々は、H、-C 1~6 アルキル及び-C 1~6 ハロアルキルから独立して選択され;
    3l 及びR 3m の各々は、H、-C 1~6 アルキル、-C 1~6 ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され(ここで、前記-C 1~6 アルキルは、任意に、3~6員環シクロアルキルでさらに置換されており;ここで、前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意に、1~2のハロでさらに置換されている);
    mは、0、1又は2であり;
    nは、0、1又は2である]
  8. 前記式(I)の化合物が、式(IB)の化合物又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩
    Figure 2019244047000003

    [式中、
    Aは、フェニル又は3~6員環シクロアルキルであり;前記3~6員環シクロアルキルは、任意に、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;前記フェニルは、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから選択される基で置換されており;
    Lは、-C 1~6 アルキレン-であり;
    各R は、-C 1~6 アルキル、シアノ、-C 1~4 アミノアルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、及びハロから独立して選択され;
    は、H又は-C 1~6 アルキルであり;
    各R は、-C 1~6 アルキル、-CN、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、-C 1~4 ハロアルコキシル、ハロゲン、-C(O)R 3a 、-C(O)OR 3b 、-C(O)NR 3c 3d 、-P(O)R 3e 3f 、-P(O)(OR 3g )(OR 3h )、-P(O)(OR 3i )(R 3j )、-S(O) 3k 、-S(O) NR 3l 3m 、-S(O)R 3n 、-NR 3o 3p 、-NR 3q C(O)R 3r 、-N(R 3s )C(O)OR 3t 及び-NR 3u S(O) 3v から独立に選択されるか(ここで、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アルコキシル、-C 1~6 ハロアルキル、及び-C 1~4 ハロアルコキシルの各々は、独立して、任意に、ヒドロキシル、-NR 3w 3x 、-C 1~4 アルコキシル、-S(O) NR 3y 3z 、若しくは-S(O) 3a2 で置換されており;ここで、R 3w 、R 3x 、R 3y 、及びR 3z の各々は、独立して、H、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルであり、R 3a2 は、-C 1~4 アルキル若しくは-C 1~6 ハロアルキルである)、又は
    いずれか2つのR は、1つの原子と結合して5~6員環融合ヘテロシクロアルキルを形成しており(ここで、前記ヘテロシクロアルキルは、N及びSから選択される1若しくは2のヘテロ原子を含み、前記ヘテロシクロアルキルは、独立して、任意に、-C 1~6 アルキル、-C 1~4 アミノアルキル-CN、-C 1~4 アルコキシル、ハロゲン、-C 1~6 ハロアルキル及び-C 1~4 ハロアルコキシルから選択される1若しくは2の基で置換されている);
    3a 、R 3b 、R 3c 、R 3d 、R 3e 、R 3f 、R 3g 、R 3h 、R 3i 、R 3j 、R 3k 、R 3n 、R 3o 、R 3p 、R 3q 、R 3r 、R 3s 、R 3t 、R 3u 、R 3v の各々は、H、-C 1~6 アルキル及び-C 1~6 ハロアルキルから独立して選択され;
    3l 及びR 3m の各々は、H、-C 1~6 アルキル、-C 1~6 ハロアルキル、-アミノアルキル、及び-ヒドロキシアルキルから独立して選択され(ここで、前記-C 1~6 アルキルは、任意に、3~6員環シクロアルキルでさらに置換されており;ここで、前記3~6員環シクロアルキル置換基は、任意に、1~2のハロでさらに置換されている);
    mは、0、1又は2であり;
    nは、0、1又は2である]
  9. がH又はCHである、請求項1~8のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  10. Lが、-CH-、-CH(CH)-、-CH-CH-及び-CHCHCH-から選択される、請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  11. 少なくとも1つのRが、-S(O)NH、-S(O)N(CH、-S(O)NHCH、-S(O)NH-CH-シクロブチル、-S(O)NH-CH-シクロペンチル、-S(O)NH-CH-シクロヘキシル、-S(O)NH-CH-ジフルオロシクロブチル、-S(O)CH 又は-S(O)CHFである、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  12. 前記式(I)の化合物が、式(IC)の化合物又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩:
    Figure 2019244047000004

    [式中、
    1a およびR 1b は、-H、-CH 及び-CH -CH から独立して選択され;
    は、H、-OCH 又は-OCH CH であり;
    は、-NH、-N(CH、-NHCH、-NH-CH-シクロブチル、-NH-CH-シクロペンチル、-NH-CH-シクロヘキシル、-NH-CH-ジフルオロシクロブチル、-CH及び-CHFから選択されるか、又は と結合して、1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロチオフェニル若しくは1,1-ジオキシド-2,3-ジヒドロイソチアゾリル環を形成している]。
  13. Aがフェニルであり前記フェニルはおよびClから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  14. Aが、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びビシクロ[1.1.1]ペンタニルから選択され、それらの各々がF又はClで任意に置換されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  15. 前記化合物は、以下から選択される化合物又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
    Figure 2019244047000005

    Figure 2019244047000006

    Figure 2019244047000007

    Figure 2019244047000008

    Figure 2019244047000009

    Figure 2019244047000010

    Figure 2019244047000011

    Figure 2019244047000012

    Figure 2019244047000013

    Figure 2019244047000014

    Figure 2019244047000015

    Figure 2019244047000016

    Figure 2019244047000017

    Figure 2019244047000018

    Figure 2019244047000019

    Figure 2019244047000020

    Figure 2019244047000021
  16. 前記化合物は、
    Figure 2019244047000022

    又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  17. 前記化合物は、
    Figure 2019244047000023

    又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  18. 前記化合物は、
    Figure 2019244047000024

    又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  19. 前記化合物は、
    Figure 2019244047000025

    又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  20. 前記化合物は、
    Figure 2019244047000026

    又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  21. 前記化合物は、
    Figure 2019244047000027

    又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  22. 前記化合物は、
    Figure 2019244047000028

    又はその薬学的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物、又はその薬学的に許容できる塩。
  23. 以下の化合物又はその薬学的に許容できる塩から選択される、化合物又はその薬学的に許容できる塩。
    Figure 2019244047000029

    Figure 2019244047000030
  24. 治療有効量の請求項1~23のいずれか一項に記載の化合物、及び薬学的に許容できる担体又は賦形剤を含む、医薬組成物。
  25. 少なくとも1つの追加の薬剤をさらに含む、請求項24に記載の医薬組成物。
  26. 前記少なくとも1つの追加の薬剤が、インターフェロン、リバビリン及びリバビリン類似体、シクロフィリン結合剤、HCV NS3プロテアーゼ阻害剤、HCV NS5a阻害剤、P7阻害剤、侵入阻害剤、NS4b阻害剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、宿主プロテアーゼ阻害剤、免疫修飾物質、症候緩和剤、ヌクレオシド及び非ヌクレオシドNS5b阻害剤からなる群から選択される、請求項25に記載の医薬組成物。
  27. デングウイルスを原因とするウイルス感染によって引き起こされる疾患を治療するための医薬の製造における、請求項1~23のいずれか一項に記載の化合物の使用。
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