JPWO2013108354A1 - パネル接合構造 - Google Patents

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Abstract

第一接合部及び第二接合部の剥離の抑制が課題である。パネル接合構造(10)では、第一パネル(20)の端部に第一接合部(23)及び第一荷重伝達部(24,25)が形成されており、第二パネル(40)の端部に第二接合部(43)及び第二荷重伝達部(44,45)が形成されている。第一接合部(23)の第一接合面(23A)と第二接合部(43)の第二接合面(43A)とは溶接及び接着されており、第一荷重伝達部(24,25)の第一荷重伝達面(24A,25A)と第二荷重伝達部(44,45)の第二荷重伝達面(44A,45A)とはそれぞれ接着されている。第一荷重伝達面(24A,25A)は、第一パネル(20)の本体部を構成する第一パネル本体部(22)の板厚の範囲内に収められており、第二荷重伝達面(44A,45A)は、第二パネル(40)の本体部を構成する第二パネル本体部(42)の板厚の範囲内に収められている。

Description

本発明は、第一接合部を有する第一パネルと、第一接合部と接合された第二接合部を有する第二パネルとを備えたパネル接合構造に関する。
従来、この種のパネル接合構造としては、例えば、次のものが知られている。つまり、特許文献1には、互いに帯状に形成された一対の金属板の端部同士を重ね合わせると共に、この端部同士を溶接及び接着により接合した構造が記載されている。
特開平11−170059号公報 特開昭58−199675号公報
しかしながら、この特許文献1に記載の構造では、一対の金属板に対してこの各金属板と平行に引張力が作用すると、この一対の金属板の端部にモーメントが作用し、この端部間に剥離方向に荷重が作用する。この場合には、この端部同士が剥離する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、第一パネル及び第二パネルに対してこの各パネルと平行に引張力が作用した場合でも、第一接合部及び第二接合部の剥離を抑制することができるパネル接合構造を得ることを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のパネル接合構造は、第一パネルの本体部を構成する第一パネル本体部と、前記第一パネルの端部に形成されると共に、前記第一パネル本体部に対して前記第一パネルの板厚方向一方側にオフセットされ、且つ、前記第一パネル本体部における板厚方向の中心を通る中心線に沿って延びる第一接合面を有する第一接合部と、前記第一接合部における前記第一パネル本体部側の端部、及び、前記第一接合部における前記第一パネル本体部と反対側の端部にそれぞれ屈曲部を介して形成されると共に、前記第一接合面に対して屈曲し前記第一パネル本体部の板厚の範囲内に収められた第一荷重伝達面をそれぞれ有する一対の第一荷重伝達部と、前記第一パネルの端部に対する前記第一パネル本体部と反対側に位置されると共に、前記中心線に沿って延び、第二パネルの本体部を構成する第二パネル本体部と、前記第二パネルの端部に形成されると共に、前記第二パネル本体部に対して前記第一接合部と反対側にオフセットされ、且つ、前記第一接合面と溶接及び接着により接合された第二接合面を有する第二接合部と、前記第二接合部における前記第二パネル本体部側の端部、及び、前記第二接合部における前記第二パネル本体部と反対側の端部にそれぞれ屈曲部を介して形成されると共に、前記第二接合面に対して屈曲し前記第二パネル本体部の板厚の範囲内に収められた第二荷重伝達面をそれぞれ有し、且つ、各前記第二荷重伝達面が各前記第一荷重伝達面とそれぞれ接着により接合された一対の第二荷重伝達部と、を備えている。
このように、このパネル接合構造では、第一接合面と第二接合面とが溶接及び接着されると共に、各第一荷重伝達面と各第二荷重伝達面とがそれぞれ接着されることにより、第一パネルと第二パネルとが互いに接合されている。
ここで、各第一荷重伝達面は、第一パネルの本体部を構成する第一パネル本体部の板厚の範囲内に収められており、各第二荷重伝達面は、第二パネルの本体部を構成する第二パネル本体部の板厚の範囲内に収められている。
従って、第一パネル及び第二パネルに対してこの各パネルと平行に引張力が作用した場合でも、第一荷重伝達面と第二荷重伝達面との間で荷重が伝達されることにより、第一パネルと第二パネルとの間で荷重が直線的に伝達される。これにより、第一接合部及び第二接合部にモーメントが作用することを抑制することができるので、第一接合部及び第二接合部間に剥離方向に荷重が作用することを抑制することができる。この結果、第一接合部及び第二接合部が剥離することを抑制することができる。
なお、このパネル接合構造において、第一荷重伝達面が、第一パネル本体部の板厚の範囲内に収められているとは、この第一荷重伝達面が、第一パネル本体部における板厚方向の少なくとも一部と第一パネル本体部の板厚方向にオーバーラップされていることを意味するものである。同様に、第二荷重伝達面が、第二パネル本体部の板厚の範囲内に収められているとは、この第二荷重伝達面が、第二パネル本体部における板厚方向の少なくとも一部と第二パネル本体部の板厚方向にオーバーラップされていることを意味するものである。
ここで、本発明のパネル接合構造において、前記第一パネル本体部及び前記第二パネル本体部の各々における板厚方向の中心を通る中心線が、互いに一致されていると、より好適である。
このように、第一パネル本体部及び第二パネル本体部の各々における板厚方向の中心を通る中心線が互いに一致されていると、第一パネルと第二パネルとの間で荷重がより直線的に伝達される。これにより、第一接合部及び第二接合部にモーメントが作用することをより一層効果的に抑制することができる。
また、本発明のパネル接合構造において、前記第一荷重伝達面及び前記第二荷重伝達面が、前記第一接合面及び前記第二接合面に対してそれぞれ傾斜されていると、より好適である。
このように、第一荷重伝達面及び第二荷重伝達面が、第一接合面及び第二接合面に対してそれぞれ傾斜されていると、例えば、第一荷重伝達面及び第二荷重伝達面が第一接合面及び第二接合面とそれぞれ直交する場合に比して、第一荷重伝達面と第二荷重伝達面との接着面積を拡大することができる。これにより、第一荷重伝達面及び第二荷重伝達面の接着強度、ひいては、第一パネル及び第二パネルの接着強度を高めることができる。
また、本発明のパネル接合構造において、前記第一パネル及び前記第二パネルの板厚が、互いに等しくされていると、より好適である。
このように、第一パネル及び第二パネルの板厚が互いに等しくされていると、第一パネル及び第二パネルに対してこの各パネルと平行に引張力が作用した場合には、第一パネルと第二パネルとの間で伝達される荷重を各パネルの板厚方向に均等に分布させることができる。これにより、第一パネルと第二パネルとの間の荷重伝達効率を向上させることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、第一パネル及び第二パネルに対してこの各パネルと平行に引張力が作用した場合でも、第一接合部及び第二接合部の剥離を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るパネル接合構造の側面断面図である。 図1の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るパネル接合構造の第一変形例を示す側面断面図である。 本発明の一実施形態に係るパネル接合構造の第二変形例を示す側面断面図である。 本発明の一実施形態に係るパネル接合構造の第三変形例を示す要部拡大側面断面図である。 本発明の一実施形態に係るパネル接合構造の第四変形例を示す要部拡大側面断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係るパネル接合構造10は、それぞれ金属製とされた第一パネル20及び第二パネル40を有している。この第一パネル20及び第二パネル40は、互いの板厚が等しくされると共に、互いに同様の構成とされている。この第一パネル20及び第二パネル40は、この各パネルと平行な方向(矢印P方向)にずれて配置されている。そして、この第一パネル20及び第二パネル40の各々の端部21,41は、互いに重ね合わされている。
図1,図2に示されるように、第一パネル20の端部21を除く部分は、第一パネル20の本体部を構成する第一パネル本体部22とされている。この第一パネル本体部22は、平板状に形成されている。また、第一パネル20の端部21には、第一接合部23、一対の第一荷重伝達部24,25、及び、第一先端部26が形成されている。
第一接合部23は、第一パネル本体部22に対して第一パネル20の板厚方向一方側(矢印T1側)にオフセットされている。この第一接合部23における第二パネル40の端部41との接合面は、第一接合面23Aとされている。この第一接合面23Aを含む第一接合部23の全体は、第一パネル本体部22における板厚方向の中心を通る中心線CLに沿って直線状に延びている。
一方の第一荷重伝達部24は、第一接合部23と第一パネル本体部22との間に形成されている。この第一荷重伝達部24は、第一パネル本体部22における第一接合部23側の端部に屈曲部31を介して形成されると共に、第一接合部23における第一パネル本体部22側の端部に屈曲部32を介して形成されている。この第一荷重伝達部24は、第一パネル本体部22に対して第一パネル20の板厚方向一方側(矢印T1側)に折れ曲がっている。また、換言すれば、この第一荷重伝達部24は、第一接合部23に対して第一パネル20の板厚方向他方側(矢印T2側)に折れ曲がっている。
他方の第一荷重伝達部25は、第一接合部23における第一パネル本体部22と反対側の端部に屈曲部33を介して形成されている。この第一荷重伝達部25は、第一接合部23に対して第一パネル20の板厚方向一方側(矢印T1側)に折れ曲がっている。
そして、このようにして一対の第一荷重伝達部24,25は、第一接合部23に対して折れ曲がることにより、この第一接合部23に対して傾斜されている。この一対の第一荷重伝達部24,25には、上述の第一接合面23Aと連続する第一荷重伝達面24A,25Aがそれぞれ形成されている。各第一荷重伝達面24A,25Aは、第一接合面23Aに対して屈曲する一例として、第一接合面23Aに対して傾斜されている。
また、各第一荷重伝達面24A,25Aは、第一パネル本体部22の板厚の範囲内に収められている。つまり、各第一荷重伝達面24A,25Aは、第一パネル本体部22における板厚方向の少なくとも一部と第一パネル本体部22の板厚方向(矢印T方向)にオーバーラップされている。
第一先端部26は、第一パネル20の端部21の先端に形成されている。この第一先端部26は、第一荷重伝達部25における第一接合部23と反対側の端部に屈曲部34を介して形成されており、第一パネル本体部22の中心線CLに沿って直線状に延びている。
一方、第二パネル40の端部41を除く部分は、第二パネル40の本体部を構成する第二パネル本体部42とされている。この第二パネル本体部42は、上述の第一パネル20の端部21に対する第一パネル本体部22と反対側に位置されており、上述の中心線CLに沿って延びる平板状に形成されている。
この第二パネル本体部42における板厚方向の中心を通る中心線は、上述の第一パネル本体部22における板厚方向の中心を通る中心線と一致されている。つまり、上述の中心線CLは、上述の第一パネル本体部22における板厚方向の中心を通る中心線であると共に、第二パネル本体部42における板厚方向の中心を通る中心線とされている。また、この第二パネル40の端部41には、第二接合部43、一対の第二荷重伝達部44,45、及び、第二先端部46が形成されている。
第二接合部43は、第二パネル本体部42に対して第一接合部23と反対側(矢印T2側)にオフセットされている。この第二接合部43における第二接合部23との接合面は、第二接合面43Aとされている。この第二接合面43Aを含む第二接合部43の全体は、第二パネル本体部42の中心線CLに沿って直線状に延びている。
一方の第二荷重伝達部44は、第二接合部43と第二パネル本体部42との間に形成されている。この第二荷重伝達部44は、第二パネル本体部42における第二接合部43側の端部に屈曲部51を介して形成されると共に、第二接合部43における第二パネル本体部42側の端部に屈曲部52を介して形成されている。この第二荷重伝達部44は、第二接合部43に対して第二パネル40の板厚方向一方側(矢印T1側)に折れ曲がっている。また、換言すれば、この第二荷重伝達部44は、第二パネル本体部42に対して第二パネル40の板厚方向他方側(矢印T2側)に折れ曲がっている。
他方の第二荷重伝達部45は、第二接合部43における第二パネル本体部42と反対側の端部に屈曲部53を介して形成されている。この第二荷重伝達部45は、第二接合部43に対して第二パネル40の板厚方向他方側(矢印T2側)に折れ曲がっている。
そして、このようにして一対の第二荷重伝達部44,45は、第二接合部43に対して折れ曲がることにより、この第二接合部43に対して傾斜されている。この一対の第二荷重伝達部44,45には、上述の第二接合面43Aと連続する第二荷重伝達面44A,45Aがそれぞれ形成されている。各第二荷重伝達面44A,45Aは、第二接合面43Aに対して屈曲する一例として、第二接合面43Aに対して傾斜されている。
また、各第二荷重伝達面44A,45Aは、第二パネル本体部42の板厚の範囲内に収められている。つまり、各第二荷重伝達面44A,45Aは、第二パネル本体部42における板厚方向の少なくとも一部と第二パネル本体部42の板厚方向(矢印T方向)にオーバーラップされている。
第二先端部46は、第二パネル40の端部41の先端に形成されている。この第二先端部46は、第二荷重伝達部45における第二接合部43と反対側の端部に屈曲部54を介して形成されており、第二パネル本体部42の中心線CLに沿って直線状に延びている。
そして、この第二先端部46は、第一パネル本体部22における第一荷重伝達部24側の端部35に当接されている。同様に、上述の第一先端部26は、第二パネル本体部42における第二荷重伝達部44側の端部45に当接されている。
また、このようにして第一パネル20及び第二パネル40の各々の端部21,41が互いに重ね合わされた状態では、上述の第一接合面23A及び一対の第一荷重伝達面24A,25Aが、第二接合面43A及び一対の第二荷重伝達面44A,45Aとそれぞれ隙間を有して対向される。この隙間には、接着剤62が充填されている。
また、第一接合部23と第二接合部43とは、上述の第一パネル20及び第二パネル40と平行な方向(矢印P方向)における中央部にて互いに溶接されている。この溶接には、例えば、スポット溶接が用いられている。
そして、このスポット溶接による溶接部64と、上述の接着剤62により、第一接合面23Aと第二接合面43Aとは、互いに接合されている。一方、第一荷重伝達面24Aと第二荷重伝達面45A、及び、第一荷重伝達面25Aと第二荷重伝達面45Aとは、それぞれ上述の接着剤62により互いに接合されている。
なお、本実施形態において、第一パネル20と第二パネル40とは、スポット溶接による溶接部64を中心に点対称に配置されている。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係るパネル接合構造10では、第一接合面23Aと第二接合面43Aとが溶接及び接着されると共に、各第一荷重伝達面24A,25Aと各第二荷重伝達面44A,45Aとがそれぞれ接着されることにより、第一パネル20と第二パネル40とが互いに接合されている。
ここで、各第一荷重伝達面24A,25Aは、第一パネル20の本体部を構成する第一パネル本体部22の板厚の範囲内に収められており、各第二荷重伝達面44A,45Aは、第二パネル40の本体部を構成する第二パネル本体部42の板厚の範囲内に収められている。
従って、図2に示されるように、第一パネル20及び第二パネル40に対してこの各パネルと平行に引張力F1,F2が作用した場合でも、第一荷重伝達面24A,25Aと第二荷重伝達面44A,45Aとの間で荷重が伝達されることにより、第一パネル20と第二パネル40との間で荷重Fが直線的に伝達される。これにより、第一接合部23及び第二接合部43にモーメントMが作用することを抑制することができるので、第一接合部23及び第二接合部43間に剥離方向に荷重が作用することを抑制することができる。この結果、第一接合部23及び第二接合部43が剥離することを抑制することができる。
また、第一パネル本体部22及び第二パネル本体部42の各々における板厚方向の中心を通る中心線は、中心線CLとされており、互いに一致されている。従って、第一パネル20と第二パネル40との間で荷重Fがより直線的に伝達される。これにより、第一接合部23及び第二接合部43にモーメントMが作用することをより一層効果的に抑制することができる。
また、第一パネル20及び第二パネル40の板厚が互いに等しくされているので、第一パネル20及び第二パネル40に対して引張力F1,F2が作用した場合には、第一パネル20と第二パネル40との間で伝達される荷重Fを各パネルの板厚方向(矢印T方向)に均等に分布させることができる。これにより、第一パネル20と第二パネル40との間の荷重伝達効率を向上させることができる。
また、第一荷重伝達面24A,25A及び第二荷重伝達面44A,45Aが、第一接合面23A及び第二接合面43Aに対してそれぞれ傾斜されているので、例えば、第一荷重伝達面24A,25A及び第二荷重伝達面44A,45Aが第一接合面23A及び第二接合面43Aとそれぞれ直交する場合に比して、第一荷重伝達面24A,25Aと第二荷重伝達面44A,45Aとの接着面積を拡大することができる。これにより、第一荷重伝達面24A,25A及び第二荷重伝達面44A,45Aの接着強度、ひいては、第一パネル20及び第二パネル40の接着強度を高めることができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、第一パネル20及び第二パネル40の板厚が、互いに等しくされていた。ところが、図3,図4に示されるように、第一パネル20及び第二パネル40の板厚は、異なっていても良い。
また、この場合に、パネル接合構造10は、図3に示されるように、第一パネル本体部22及び第二パネル本体部42の中心線CLが第一接合面23A及び第二接合面43Aの間を通るように構成されていても良い。また、このパネル接合構造10は、図4に示されるように、中心線CLが第一接合面23A及び第二接合面43Aの間から外れた位置を通るように構成されていても良い。
また、上記実施形態において、第一先端部26及び第二先端部46は、第一荷重伝達部25及び第二荷重伝達部45にそれぞれ屈曲部34,54を介して形成されていた。ところが、図5に示されるように、第一先端部26及び第二先端部46は、第一荷重伝達部25及び第二荷重伝達部45からそれぞれ延長されて形成されていても良い。そして、この第一先端部26及び第二先端部46は、第一パネル本体部22及び第二パネル本体部42との間に隙間をそれぞれ有していても良い。
また、上記実施形態において、第一荷重伝達部24,25及び第二荷重伝達部44,45は、第一接合部23及び第二接合部43に対して傾斜するように折り曲げられていた。ところが、図6に示されるように、第一荷重伝達部24,25及び第二荷重伝達部44,45は、第一接合部23及び第二接合部43に対してそれぞれ直角を成すように折り曲げられていても良い。また、これにより、第一荷重伝達面24A,25Aは、第一接合面23Aに対して屈曲する一例として、第一接合面23Aと直角を成していても良い。同様に、第二荷重伝達面44A,45Aは、第二接合面43Aに対して屈曲する一例として、第二接合面43Aと直角を成していても良い。
また、上記実施形態において、各第一荷重伝達面24A,25Aが第一パネル本体部22の板厚の範囲内に収められると共に、各第二荷重伝達面44A,45Aが第二パネル本体部42の板厚の範囲内に収められていれば、第一パネル本体部22及び第二パネル本体部42の各々における板厚方向の中心を通る中心線は若干ずれていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。

Claims (4)

  1. 第一パネルの本体部を構成する第一パネル本体部と、
    前記第一パネルの端部に形成されると共に、前記第一パネル本体部に対して前記第一パネルの板厚方向一方側にオフセットされ、且つ、前記第一パネル本体部における板厚方向の中心を通る中心線に沿って延びる第一接合面を有する第一接合部と、
    前記第一接合部における前記第一パネル本体部側の端部、及び、前記第一接合部における前記第一パネル本体部と反対側の端部にそれぞれ屈曲部を介して形成されると共に、前記第一接合面に対して屈曲し前記第一パネル本体部の板厚の範囲内に収められた第一荷重伝達面をそれぞれ有する一対の第一荷重伝達部と、
    前記第一パネルの端部に対する前記第一パネル本体部と反対側に位置されると共に、前記中心線に沿って延び、第二パネルの本体部を構成する第二パネル本体部と、
    前記第二パネルの端部に形成されると共に、前記第二パネル本体部に対して前記第一接合部と反対側にオフセットされ、且つ、前記第一接合面と溶接及び接着により接合された第二接合面を有する第二接合部と、
    前記第二接合部における前記第二パネル本体部側の端部、及び、前記第二接合部における前記第二パネル本体部と反対側の端部にそれぞれ屈曲部を介して形成されると共に、前記第二接合面に対して屈曲し前記第二パネル本体部の板厚の範囲内に収められた第二荷重伝達面をそれぞれ有し、且つ、各前記第二荷重伝達面が各前記第一荷重伝達面とそれぞれ接着により接合された一対の第二荷重伝達部と、
    を備えたパネル接合構造。
  2. 前記第一パネル本体部及び前記第二パネル本体部の各々における板厚方向の中心を通る中心線が、互いに一致されている、
    請求項1に記載のパネル接合構造。
  3. 前記第一荷重伝達面及び前記第二荷重伝達面が、前記第一接合面及び前記第二接合面に対してそれぞれ傾斜されている、
    請求項1又は請求項2に記載のパネル接合構造。
  4. 前記第一パネル及び前記第二パネルの板厚が、互いに等しくされている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のパネル接合構造。
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