JPWO2006068191A1 - ビール類の製造方法及びビール類製造用大豆ペプチド - Google Patents

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Abstract

本発明は、麦芽エキスの使用量を少なくしても、味が濃く、旨味に富んだビール類風味のビール類の製造法を目的とした。本発明は、醗酵原料に、大豆蛋白をAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素で加水分解した大豆ペプチドを添加して酵母発酵することを特徴とするビール類の製造法である。これにより、麦芽エキス濃度が9Brix以下でもビール風味に富むビール類を製造することが出来るものである。

Description

本発明は、麦芽エキス含量の低い麦芽エキスを用いる場合でも、ビール発酵する際に大豆たん白質酵素分解物を添加することによって品質を安定化させビールと同じ旨味、コクを有するボディをもつビール類の製造する方法とその製造に適した大豆ペプチドに関する。
ビールは、概ね「製麦→仕込→発酵→貯酒→濾過→充填」の工程を経て、製造される。より詳細には、大麦を精選し、浸漬し、発芽させモルトを作り、除根し、乾燥させて貯蔵する。
次に、乾燥させた麦芽を、粉砕し、45℃〜55℃のお湯に浸し糖化させ、該もろみを濾過し該麦汁にホップ等を加え、煮沸し、オリを取り除き、5〜10℃くらいに冷却し、酵母を加え、発酵させ、得られた該若ビールは、少量の酵母とともに、約0℃の低温で更に約1ヵ月間貯蔵(貯酒:後発酵)し、濾過し瓶や缶などに充填して製品となる。
近年は、嗜好の広がりに伴い従来の麦芽エキス濃度よりも低い、発泡酒や雑酒の需要が伸びている。これらの醸造をする場合、麦芽エキスの使用量が少ないことで酵母発酵が不安定となり、品質にバラツキが出るなどの問題が発生している。また、麦芽エキスの使用量が低いとビール本来の旨味やコクがでず、軽くて物足らない風味となり、麦芽エキスが低い場合でもビール本来の風味を製造する技術を開発することが望まれていた。
ところで、近年蛋白を酵素等で加水分解したオリゴペプチドやポリペプチド、その混合物、特に比較的低分子のオリゴペプチドが主々の生理活性を有することで注目を浴びている。
古くから蛋白を酵素分解した比較的平均分子量の大きな蛋白加水分解物(ポリペプチド)は乳化力や起泡力を有することが知られている。例えば、ガス入り飲料にタンパク分解物の起泡力を利用することが知られている。
特許文献1と特許文献2ではビールではなくて例えば炭酸飲料のようなガス入り飲料に蛋白加水分解物を添加することにより蛋白加水分解物の起泡力を利用して泡立ちを改良したり起泡した泡を保持することを開示している。しかし、ビールの醸造工程において蛋白加水分解物を添加することは教えていない。
また、これらペプチド、特に比較的低分子〜中分子のペプチドやその混合物が乳酸菌や酵母などの発酵を促進することが知られている。
例えば、特許文献3には、豆乳加水分解物や大豆蛋白加水分解物を用いて酵母発酵することを開示している。また、特許文献4には、「オリゴペプチド混合物を乳酸醗酵のみならず、酵母醗酵、カビ醗酵、その他のバクテリア醗酵若しくはこれらの共存した醗酵に用いることは妨げない。」と記載されている。しかし、具体的にビール発酵については言及されていない。
また、特許文献5にも、大豆ペプチドを酵母を用いて醗酵することを開示しているがビール発酵には言及されていない。
一方、酵母発酵によりアルコール発酵する工程に蛋白加水分解物を利用することが知られている。
例えば、特許文献6には「大豆ペプチド入り人参発酵飲料」に関して、「アルコール分が1度未満となるように精製された大豆ペプチド溶液の酵母による発酵液」が開示されている。しかし、ビール類(ビールや発泡酒など)ほどのアルコールを含む飲料を開示するものではなく、ここで用いられている大豆ペプチドも糖が残っていない極めて精製した大豆ペプチドと記載するのみである。
また、特許文献7は「ノンアルコールビール風飲料」に関するもので、「精製大豆ペプチド溶液の酵母による発酵液」を開示しているが得られるものは「アルコール分が1度未満のノンアルコールビール風飲料」であり、本発明のようなアルコール含量の高いビール類ではない。ここでも生成するアルコール量を抑えるために発酵液中の糖含量を抑えており、用いる大豆ペプチドも精製した糖含量の極めて低いものである。
ところで、ビール製造工程において蛋白加水分解物を利用することが知られている。
例えば、特許文献8は、植物蛋白をアルカリプロテアーゼで加水分解した平均分子量200〜4,000のペプチドを、主発酵の初期以前の時点で発酵原料液に添加してビール発酵することを開示している。これはペプチドの発酵促進効果だけでなく従来にない香味を有するビールの製造を教えるものである。酒類の好ましい芳香成分であるエステル類や高級アルコール類の生成が有意に増加するためである。しかし、麦芽エキス使用量の低い、ビール類の製造方法に関するものではない。また、酵素分解時に使用する酵素のアルカリプロテアーゼがエンドプロテアーゼであって、本発明で使用するアミノぺプチダーゼ活性を含むAspergillus属由来の酵素で製造した分解物とは異なる。即ち、遊離アミノ酸の発生が極めて少ないペプチドを用いる発明である。
また、特許文献9には、発酵食品の一つにビールを例示している。また、発酵食品に用いるタンパク加水分解物が大豆から得られるものも例示している。しかし、ビール類に関しては、例えば最終製品ラガービールの芳香性質を改善するために用いる蛋白加水分解物の例としては小麦グルテンから得られたものを例示しているが大豆蛋白加水分解物に関しては開示されていない。
一方、本出願人は多くの大豆ペプチドの発明を開示している。例えば特許文献10は、エンドプロテアーゼとエキソプロテアーゼ共存下に蛋白を水解して遊離アミノ酸含量も豊富で苦味など極めて少ない風味のよいオリゴペプチド混合物を提供するものである。
(参考文献)
特公昭39−14490号公報 特公昭63−3586号公報 特開平8−238066号公報 特公平6−40796号公報 特開平8−19392号公報 特開平4−341167号公報 特開平4−341168号公報 特開平9−47276号公報 特表2004−511241号公報 特開昭62−143697号公報
本発明は、麦芽エキスの使用量を少なくしても、味が濃く、旨味に富んだビール風味のビール類の製造法とそれに適した大豆ペプチドを提供することを目的とした。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究するなかで、通常ビールの製造に使用される麦芽エキス濃度では、風味の差はあまりないが、発酵に使用する麦芽エキス濃度を下げていった場合、無添加だと風味が悪化することに気がついた。
しかし、麦芽エキス濃度が低下するのを補うように大豆ペプチドを添加して行くと麦芽エキス濃度が濃い場合と同じようなビール類が得られることを見出した。
特に、アミノぺプチダーゼ活性が強いAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素を用いて大豆蛋白を加水分解して得られる大豆ペプチドを用いた場合にビールの風味が優れることを見出し本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、
醗酵原料に、大豆蛋白をAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素で分解した大豆ペプチドを添加して酵母発酵することを特徴とするビール類の製造法である。特に、醗酵原料中の麦芽エキス濃度は、
9Brix以下であるのが好ましい。
醗酵原料は、麦芽エキスに由来しない酵母資化性炭素源を含有することが好ましい。Aspergillus属由来の酸性乃至中性酵素のアミノぺプチダーゼ活性は10〜5000unitであるのが好ましい。前記大豆ペプチドは、
15%TCA可溶率45〜100%、平均分子量300〜1万であるものを用いることが好ましい。前記大豆ペプチドは、遊離アミノ酸を1%以上含有するものを用いることが好ましい。
また、本発明は、アミノぺプチダーゼ活性が10〜5000unitであるAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素で加水分解してなり、15%TCA可溶率45〜100%、平均分子量300〜1万であるビール類製造用大豆ペプチドである。特に、前記大豆ペプチドは遊離アミノ酸を1%以上含有することが好ましい。
本発明においては、Aspergillus属由来の酸性乃至中性酵素を用いて大豆蛋白を加水分解して得られる大豆ペプチドを発酵原料液に添加して発酵を行なうことにより、使用する麦芽エキス濃度が低くても、ビールと同様の芳醇な呈味を有するビール類を製造することができるものである。
本発明は、麦芽エキスを酵母発酵してビール類を製造する工程において、麦芽エキスに大豆蛋白をAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素で分解した大豆ペプチドを添加して酵母発酵することを特徴とするビール類の製造法である。
本発明に用いる醗酵原料は、窒素源及び炭素源を含有し、酵母資化性のものであれば特に限定されない。
窒素源としては、グルタミン酸、グルタミンなどのアミノ酸やアンモニウム塩又はこれらを含有するものなどを炭素源としては、麦芽エキス、糖類などを添加することができる。
本発明に
麦芽エキスを使用する場合は、例えば、乾燥させた麦芽を、粉砕し、45℃〜55℃のお湯に浸し糖化させ、得られたもろみを濾過して得た麦汁を希釈して用いることができる。通常、ビールはこの麦汁(通常糖度合計で測定した糖度値は10〜16Brix)にビール酵母を接種してビール発酵するか、この麦汁に大豆ペプチドを添加してビール発酵するものである。
本発明はこの麦汁を希釈
するか、あるいは麦汁を使用せず、麦芽エキス濃度が
9Brix以下、より希薄には6Brix以下、さらに希薄には4Brix以下でも実施することができる。
使用する麦芽エキス濃度が9Brix以下の場合、また、麦芽エキスを使用しない場合では、ビール本来の旨みを有するビール類を製造するために、砂糖、マルトースやグルコースなどのビール酵母資化性の炭素源の補給と大豆ペプチドの添加を行うことが好ましい。
糖類は糖度計で0.5〜9Brix、好ましくは2〜5Brix、より好ましくは2〜3Brixの増加に相当する分加え、このことにより得られるビール類のアルコール濃度を2〜10%、好ましくは2〜8%、より好ましくは4〜6%に調整することが出来る。
大豆ペプチドの添加量は、ビール酵母で発酵する発酵液中100〜10000ppm、好ましくは、500〜5000ppm、より好ましくは1000〜3000ppmとなるようにすることが適当である。
目標とする所望の呈味度の調整は、相当する呈味の通常の麦芽エキス濃度(10%〜16%の範囲)に比べ、実際に使用する麦芽エキス濃度(9%以下)との差が何ブリックスであるかにより、差1ブリックスあたり大豆ペプチドを100〜800ppmを目安に添加することもできる。
本発明に使用する大豆ペプチドは、大豆蛋白をAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素で加水分解してなるものである。
酵素の基質となる大豆蛋白は、大豆グロブリンや大豆アルブミンなどの大豆蛋白質が含まれる素材であれば特に限定されず、例えば、分離大豆蛋白、濃縮大豆蛋白、大豆粉、豆乳、大豆ホエー、オカラなどが含まれる。
酵素分解に使用するAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素のアミノぺプチダーゼ活性は10〜5000unit、好ましくは50〜2000unit、より好ましくは100〜800unitが適当である。
このアミノぺプチダーゼ活性が不足すると遊離アミノ酸を生成する大豆ペプチドを得がたく、同時に苦味の勝った大豆ペプチドが生成するからである。もしアミノぺプチダーゼ活性のない、例えばアルカリプロテアーゼを用いて大豆蛋白を酵素分解しても遊離アミノ酸はせいぜい1重量%未満しか生成しない。このように遊離アミノ酸1%程度が生成するにすぎない大豆ペプチドを用いても麦芽エキスの代替とすることは出来ない。即ち、遊離アミノ酸の低い大豆ペプチドを麦芽エキス濃度が低い溶液に添加してビール酵母を植えてビール発酵しても乏しい風味のビール類しか得られない。
アミノペプチダーゼ活性は、M.ELSODAらの方法(Can.J.Microbiol.Vol28,1982,1181〜)の方法に従い、試薬にL-Leucine p-nitroanilideを基質に用いて pH7.0に調整したリン酸緩衝液で酵素を反応させ遊離したp-nitroanilideに30%濃度の酢酸を添加し、410nmの吸収光度を測定する方法で測定することができる。酵素力価は、酵素1gあたり1分間あたり用いた試薬のμmolあたりの発色量であらわす。
またさらに分解度を上げるために他の酵素、具体的には植物由来のパパイン、ブロメライン、細菌由来のエンド型プロテアーゼを併用することができる。
また、本発明に用いる大豆ペプチドは、その15%濃度のTCA溶液への可溶率が、45〜100%、好ましくは80〜99.5%が適当である。
この指標は遊離アミノ酸にほぼ比例するものでもある。大豆ペプチドを麦芽エキスの代替として使用するには、ある程度低分子成分が発生している必要があるので、この指標を利用して判断することもできる。
また、このTCA可溶率は通常ペプチドの分子量とも相関するが、本発明においては遊離アミノ酸含量が多いのでTCA可溶率が高いというだけで主な大豆ペプチドの分子量が小さいともいえない場合もある。即ち、主な大豆ペプチドの分子量が同じでもTCA可溶率が高いものは遊離アミノ酸が多く大豆ペプチドの平均分子量は小さくなる場合がある。このように平均分子量が必ずしも本発明の大豆ペプチドの分子量の全体を現す指標とはならないが、本発明の大豆ペプチドの平均分子量は300〜1万、好ましくは600〜3000とすることができる。
そして、本発明に用いる大豆ペプチドの遊離アミノ酸含量は1%以上、好ましくは4%以上、より好ましくは9%以上であることが適当である。
本発明において、ビール類の製造法は公知の工程を利用することが出来る。
例えば、麦汁を水などで希釈し、あるいは麦汁を添加せず、麦芽エキスの糖度を9Brix以下に調整し、これに砂糖などの糖類を加えて炭素源を補給し、ホップ等とともに大豆ペプチドを加え、煮沸し、ホップ等の不純物を取り除き、10〜30℃くらいに冷却後、酵母を加え、発酵させてビール類を製造することができる。
以上のようにして麦芽エキスを減らし、その代わりに大豆ペプチドを用いることにより、生産コストを下げて生産性を向上できるだけでなく、本発明の大豆ペプチドがTCA可溶率が高く遊離アミノ酸も高いのでビール類の風味を芳醇なものにすることが出来る。
以下実施例により本発明の実施態様を説明する。
■製造例1(遊離アミノ酸11%の大豆ペプチド)
分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「ニューフジプロ−R」)10kgをpH7.0の8%水溶液とし、ぺプチダーゼ活性(200Unit/ml)を含む蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロテアーゼA」)0.2kgを作用させ50℃で5時間加水分解(15%TCA可溶率85%)した後、145℃で10秒殺菌した後、ただちにスプレードライヤーで粉末乾燥させた。
得られた製品の遊離アミノ酸含量をアミノ酸アナライザー(日立 L−8500)で測定した結果、11%であった。
■製造例2(遊離アミノ酸12.5%の大豆ペプチド)
分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「ニューフジプロ−R」)10kgを5%水溶液とし水酸化カリウムでpH7.5に調整後、ぺプチダーゼ活性(200Unit/ml)を含む蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロテアーゼA」)0.1kgとぺプチダーゼ活性(600Unit/ml)を含む蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロテアーゼM」)0.2kgを作用させ、55℃で5時間加水分解(15%TCA可溶率95%)した後、150℃で45秒殺菌した後、ただちにスプレードライヤーで粉末乾燥させた。
得られた製品の遊離アミノ酸含量をアミノ酸アナライザー(日立 L−8500)で測定した結果、12.5%であった。
■製造例3(遊離アミノ酸7%の大豆ペプチド)
分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「ニューフジプロ−R」)10kgをpH7.0の8%水溶液とし、ぺプチダーゼ活性(200Unit/ml)を含む蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロテアーゼA」)0.05kgとぺプチダーゼ活性(10Unit/ml以下)をほとんど含まない蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロレザー」)2.0kgを作用させ55℃で5時間加水分解(15%TCA可溶率87%)した後、145℃で10秒殺菌した後、ただちにスプレードライヤーで粉末乾燥させた。
得られた製品の遊離アミノ酸含量をアミノ酸アナライザー(日立 L−8500)で測定した結果、7%であった。
■製造例4(遊離アミノ酸2%の大豆ペプチド)
分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「ニューフジプロ−R」)10kgをpH7.0の8%水溶液とし、ぺプチダーゼ活性(200Unit/ml)を含む蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロテアーゼA」)0.018kgとぺプチダーゼ活性(10Unit/ml以下)をほとんど含まない蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロレザー」)0.18kgを作用させ55℃で5時間加水分解(15%TCA可溶率75%)した後、145℃で10秒殺菌した後、ただちにスプレードライヤーで粉末乾燥させた。
得られた製品の遊離アミノ酸含量をアミノ酸アナライザー(日立 L−8500)で測定した結果、2%であった。
■製造例5(遊離アミノ酸0.7%の大豆ペプチド)
分離大豆蛋白(不二製油(株)製、「ニューフジプロ−R」)10kgを8%水溶液とし水酸化ナトリウムでpH9.0に調整後、ぺプチダーゼ活性をほとんど含まない(10Unit/ml以下)蛋白分解酵素(天野エンザイム(株)製、「プロレザー」)0.2kgを作用させ58℃で5時間加水分解(15%TCA可溶率75%)した後、145℃で10秒殺菌した後、ただちにスプレードライヤーで粉末乾燥させた。
得られた製品の遊離アミノ酸含量をアミノ酸アナライザー(日立 L−8500)で測定した結果、0.7%であった。
■比較例1(麦芽エキス濃度13Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに5倍加水して13Brixに調整後、砂糖を添加して15Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
このように、麦芽エキス濃度13Brixのビール発酵物は次の比較例2に記載するような麦芽エキス濃度10Brixのビール発酵物よりさらにコクがあった。
■比較例2(麦芽エキス濃度10Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに7倍加水して10Brixに調整後、砂糖を添加して12Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
このような麦芽エキス濃度10Brixのビール発酵物は豊かなかおりとコクがあり、ビールの風味であった。
■比較例3(麦芽エキス濃度7Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに10倍加水して7Brixに調整後、砂糖を添加して9Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
麦汁濃度7.0Brixまで希釈され、通常の原料麦汁に水添加して希釈した濃度になると通常の原料麦汁となる比較例2と比べて味が薄くて弱く、軽くて飲み応えなく、ボディ、コクが足らない風味となってきた。
■実施例1(製造例1の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例3と同様に市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに10倍加水して7Brixに調整後、砂糖を添加して9Brixに調整後、製造例1と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、冷却し、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。比較例3が味が薄くて弱く、軽くて飲み応えなく、ボディ、腰がない風味であるのと対象的に、味、香りが濃く、腰があり、飲み応えがまろやかなビール風味に仕上がった。
■比較例4(麦芽エキス濃度5Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに15倍加水して5Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
このように麦芽エキス濃度5.0Brixのものをビール発酵したものは、比較例3と比べて味が薄くて弱く、軽くて飲み応えなく、ボディ、腰がない風味薄く、全く嗜好性にかけるものであった。
■実施例2(製造例1の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例4と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに15倍加水して5Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例1と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは比較例4に比べて、味、香りが濃く、腰があり、飲み応えがまろやかなビール風味に仕上がった。
■比較例5(麦芽エキス4Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに20倍加水して4Brixに調整後、砂糖を添加して6Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは比較例4と同じ傾向であった。
■比較例6(麦芽エキス3.3Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに25倍加水して3.3Brixに調整後、砂糖を添加して5.3Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは比較例4と同じ傾向であったがさらに嗜好性がかけるものであった。
■比較例7(麦芽エキス2.8Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに30倍加水してその後、廃棄した。
これはアルコール風味は感じるが、全く嗜好性がないものであった。
■実施例3(製造例1の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例7と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに30倍加水して2.8Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例1と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後、
この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは実施例2より、味が薄く感じられたが、飲み応えがまろやかなビール風味に仕上がった。
■比較例8(麦芽エキス2.2Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに40倍加水して2.2Brixに調整後、砂糖を添加して4.2Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これはアルコール風味はあったが、全く嗜好性にかけていた。
■比較例9(麦芽エキス1.8Brix)
市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに50倍加水して1.8Brixに調整後、砂糖を添加して3.8Brixに調整した。この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは嗜好性がなかった。
■実施例4(大豆ペプチドを1000ppm)
比較例9と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに50倍加水して1.8Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例1と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは実施例3より、味が薄く感じられたが、すっきりして飲み応えがまろやかなビール風味に仕上がった。
■実施例5(大豆ペプチドを3000ppm)
比較例9と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに50倍加水して1.8Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例1と同様にして製造した大豆ペプチドを3000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは実施例4より 味、香りが濃く、腰があり、飲み応えがまろやかで口当たりのよいビール風味に仕上がった。
■実施例6(製造例2の遊離アミノ酸 12.5%の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例4と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに15倍加水して5Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例2と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは、比較例4のような嗜好性にかけるものでなく、味、香りが濃く、腰があり、飲み応えがまろやかで口当たりのよいビール風味に仕上がった。
■実施例7(製造例3の遊離アミノ酸 7%の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例4と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに15倍加水して5Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例3と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
実施例6と同様の傾向で、味、香りが濃く、腰があり、飲み応えがまろやかで口当たりのよいビール風味に仕上がった。
■実施例8(遊離アミノ酸 2%の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例4と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに15倍加水して5Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例4と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
実施例6と同様の傾向であったが、ややまろやかさが弱まり、後味が残る傾向となったが、嗜好性のあるビール風味であった。
■比較例10(製造例4の遊離アミノ酸 0.7%の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例4と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに15倍加水して5Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例4と同様にして製造した大豆ペプチドを1000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
他の大豆ペプチド入りの実施例に比較して、味のバランスが悪く、特にまろやかな口当たりがなくなり、雑味が強く舌に残る傾向であり、明らかに他の実施例と風味の傾向が異なっていた。
■実施例9(遊離アミノ酸15.3%の大豆ペプチドを1000ppm)
比較例9と同様に、市販の麦芽エキストラクト(モントン社) 75Brixに50倍加水して1.8Brixに調整後、砂糖を添加して7Brixに調整した後、製造例2の大豆ペプチドを1000ppm添加後、この調整液を30分煮沸後18℃まで冷却してから、酵母(モルトン社)を添加し、18℃の恒温内で5日間醸造後、風味を確認した。尚、風味の確認に際しては、口に含みその後、廃棄した。
これは、比較例9の風味とは全くことなり、すっきりして、まろやかで口当たりのよいビール風味に仕上がった。
本発明により、麦芽エキス濃度を低くしても麦芽エキス濃度の高いと同様のビール類の製造が可能になったものである。
大豆ペプチドを用いることにより、麦汁の使用量を減らすことが出来るので生産コストを下げて生産性を向上できるだけでなく、本発明の大豆ペプチドを積極的に利用することで、従来のビール類がスッキリしているだけであったが、まろやかで口当たりの良い風味を生み出すことができ、従来にないビール類風味を提供することができるものである。

Claims (8)

  1. 醗酵原料に、大豆蛋白をAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素で加水分解した大豆ペプチドを添加して酵母発酵することを特徴とするビール類の製造法。
  2. 醗酵原料中の麦芽エキス濃度が9Brix以下である請求項1記載の製造法。
  3. 醗酵原料が麦芽エキスに由来しない酵母資化性炭素源を含有する請求項1記載の製造法。
  4. Aspergillus属由来の酸性乃至中性酵素のアミノぺプチダーゼ活性が10〜5000unitである請求項1記載の製造法。
  5. 15%TCA可溶率45〜100%、平均分子量300〜1万である大豆ペプチドを用いる請求項1の製造法。
  6. 遊離アミノ酸を1%以上含有する大豆ペプチドを用いる請求項5記載の製造法。
  7. アミノぺプチダーゼ活性が10〜5000unitであるAspergillus属由来の酸性乃至中性酵素で加水分解してなり、15%TCA可溶率45〜100%、平均分子量300〜1万であるビール類製造用大豆ペプチド。
  8. 遊離アミノ酸を1%以上含有する請求項7記載の大豆ペプチド。
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