JP6328892B2 - 未発酵のノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善方法、及びノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法 - Google Patents

未発酵のノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善方法、及びノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善を改善する方法、及び当該方法を利用したノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法に関する。
ビールや発泡酒等のビールテイスト飲料においては、泡は重要な外観品質である。泡品質は、主に、泡立ち、泡持ち、泡の付着性の点から評価される。ビールの泡は、主に麦芽由来の泡タンパクによるものであり、ビールテイスト飲料中のタンパクと泡品質についての関係性についても研究されている。例えば、ビールに塩基性アミノ酸(アルギニン、リシン、ヒスチジン)を添加すると泡の付着性が低下すること、すなわち、泡の付着性は、塩基性アミノ酸によって阻害されることが知られている(例えば、非特許文献1参照。)。また、大豆食物繊維、大豆タンパクや大豆タンパクの分解物を添加してタンパク含量を増加させることによってビールテイスト飲料の泡持ちを改善する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、近年においては、アルコール含量を1質量%未満とすることで、酒税法上の酒類に属さない、ビールテイストを有する清涼飲料(いわゆる、ノンアルコールビールテイスト飲料)が消費者の間に広まっている。ノンアルコールビールテイスト飲料においても、ビールらしさの点から、泡持ちが良好なことが好ましい。しかしながら、ノンアルコールビールテイスト飲料では、一般的にビール等に比べて泡持ちが不充分であるという問題がある。
特開2008−136412号公報
ビール酒造組合編、「ビールの基本技術」、公益財団法人日本醸造協会発行、2002年、第127ページ。
本発明は、ノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ちを改善する方法、及び当該方法を利用したノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、ノンアルコールビールテイスト飲料におけるリシン、アルギニン、又はチロシンの含有量を高めることにより、泡持ちが改善することを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明に係る未発酵のノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善方法、及びノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法は、下記[1]〜[]である。
[1] 最終製品中の、遊離のリシンの含有量を0.01mM以上、遊離のアルギニンの含有量を0.01mM以上、又は遊離のチロシンの含有量を0.05mM以上増量させることを特徴とする、未発酵のノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善方法。
[2] 糖溶液に、リシン、アルギニン、又はチロシンを添加する工程を有し、
前記工程において糖溶液に添加するリシン、アルギニン、又はチロシンの量が、最終製品中の遊離のリシンの含有量を0.01mM以上、遊離のアルギニンの含有量を0.01mM以上、又は遊離のチロシンの含有量を0.05mM以上増量させられる量であ
前記糖溶液に、さらに、大豆タンパク分解物を、0.01〜3(質量/容量)%となるように添加し、
前記糖溶液を発酵させる工程を有さない、ノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法。
] 前記大豆タンパク分解物の重量平均分子量が150以上である、前記[]のノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法。
] 原料として、さらに、グルコン酸カリウムを用いる、前記[2]又はノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法
本発明に係るノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善方法及びこれを利用したノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法により、ノンアルコールビールテイスト飲料であるにもかかわらず、泡持ちが良好な嗜好性の高いノンアルコールビールテイスト飲料が提供できる。
参考例1において、市販されている3種のノンアルコールビールテイスト飲料と1種のビールのNIBEM値の測定結果を示す。 実施例1において、各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を示す。 実施例2において、各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を示す。 実施例3において、各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を示す。 実施例4において、各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を示す。
本発明及び本願明細書において、ノンアルコールビールテイスト飲料とは、ビールと同等の又はそれと似た風味・味覚及びテクスチャーを有し、高い止渇感・ドリンカビリティーを有する発泡性のノンアルコール飲料を意味する。また、ノンアルコール飲料とは、アルコールを含有しない、又はアルコール含有量が1容量%未満の飲料を意味する。本発明において、泡持ちを改善するノンアルコールビールテイスト飲料は、酵母による発酵工程を経た発酵飲料であってもよいが、発酵工程を経ずに製造された未発酵の飲料が好ましい。
本発明に係るノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善方法(以下、「本発明に係る泡持ち改善方法」)は、最終製品中の、リシンの含有量を0.01mM以上、アルギニンの含有量を0.01mM以上、又はチロシンの含有量を0.05mM以上増量させることを特徴とする。ノンアルコールビールテイスト飲料中に溶解しているリシン、アルギニン、又はチロシンの含有量が多くなるほど泡持ちが改善される。ノンアルコールビールテイスト飲料において、リシンやアルギニンを含む特定のアミノ酸によって泡持ちが改善されることは、本発明者によって初めて見出された知見である。というのも、ビールにおいては、リシンやアルギニンといった塩基性アミノ酸が添加されると泡の付着性が損なわれるため、従来、ビールテイスト飲料においては、泡持ち等の他の泡品質を改善するためにリシン等を添加することは行われていなかった。
本発明に係る泡持ち改善方法においては、最終製品中のリシン、アルギニン、又はチロシンの含有量を、リシン又はアルギニンは0.01mM以上、チロシンは0.05mM以上増量させることにより、増量前と比べて明らかに泡持ちを改善することができる。これらの3種のアミノ酸の増量させる量の上限値は、増量させたアミノ酸が安定して溶解し得る濃度であればよい。例えば、増量させるアミノ酸がリシン又はアルギニンであるである場合には、0.02〜5mM増量させることが好ましく、0.02〜2mM増量させることがより好ましい。また、増量させるアミノ酸がチロシンであるである場合には、0.05〜1mM増量させることが好ましく、0.05〜0.08mM増量させることがより好ましい。
最終製品中のリシン、アルギニン、又はチロシンの含有量を増量させるためには、最終製品であるノンアルコールビールテイスト飲料にリシン等のアミノ酸を直接添加してもよく、ノンアルコールビールテイスト飲料の製造工程において、リシン等のアミノ酸を原料として直接添加してもよい。また、ノンアルコールビールテイスト飲料の製造工程において、使用する原料を、リシン等のアミノ酸の含有量の高い原料に代えて用いてもよい。
本発明に係るノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法(以下、「本発明に係る飲料製造方法」)は、本発明に係る泡持ち改善方法を利用してノンアルコールビールテイスト飲料を製造する方法である。具体的には、リシン、アルギニン、及びチロシンからなる群より選択される1種以上のアミノ酸の含有量の高い原料(以下、「リシン等の含有量の高い原料」ということがある。)を用いる。
本発明において用いられるリシン等の含有量の高い原料としては、リシン、アルギニン、又はチロシンそのものであってもよく、タンパク、タンパク分解物、穀物原料等のアミノ酸含有量の比較的多い原料であってもよい。例えば、麦芽等の穀物原料を用いる場合には、リシン、アルギニン、及びチロシンの少なくとも1種のアミノ酸の含有量が、同種の他の穀物原料よりも比較的多い品種を用いる。また、タンパクやタンパク分解物を原料として用いる場合には、リシン、アルギニン、及びチロシンの少なくとも1種のアミノ酸の含有量が比較的多いタンパク等を用いる。この際、当該原料全体に対するリシン等の含有量が高いものであればよいが、遊離のリシン、アルギニン、又はチロシンの含有量が多いものがより好ましい。
本発明に係る飲料製造方法は、リシン等の含有量の高い原料を用いる以外は、一般的なノンアルコールビールテイスト飲料と同様にして製造できる。以下に、一般的な未発酵のノンアルコールビールテイスト飲料の製造工程を下記に示す。酵母による発酵工程を有さないことにより、ノンアルコールビール等のノンアルコールビールテイスト飲料を容易に製造することができる。
麦芽を原料として使用して製造されるノンアルコールビールテイスト飲料は、次の工程で製造される。まず、仕込工程として、穀物原料及び水を含む混合物を糖化した後、煮沸して麦汁を調製する。具体的には、主原料である麦芽の破砕物と、副原料である米やコーンスターチ等の澱粉質に、温水を加えて混合・加温し、主に麦芽の酵素を利用して、澱粉質を糖化させる。原料としてホップを用いる場合には、この糖化液を濾過して得られた濾液にホップを加え、煮沸する。この糖化液の濾液に替わり、麦芽エキスに温水を加えたものにホップを加えて煮沸してもよい。ホップは煮沸開始から煮沸終了前であればどの段階で混合してもよい。煮沸後、炭酸ガス導入工程として、得られた麦汁を濾過し、得られた濾過液に炭酸ガスを加える、又は、前記仕込工程により調製された麦汁等に炭酸ガスを加えた後に濾過し、濾過液を回収することによって、目的のノンアルコールビールテイスト飲料を得る。
麦芽を原料として使用しないノンアルコールビールテイスト飲料を製造する場合には、仕込工程として、まず、炭素源を含有する液糖、麦又は麦芽以外のアミノ酸含有材料としての窒素源、ホップ、色素等を、温水と共に混合し、液糖溶液を調製する。該液糖溶液は、麦芽を原料として使用するノンアルコールビールテイスト飲料の製造工程と同様に、煮沸する。原料としてホップを用いる場合、ホップは煮沸開始前ではなく、煮沸中に、該液糖溶液に混合してもよい。煮沸後の液糖溶液に対して、麦芽を原料として使用するノンアルコールビールテイスト飲料の製造工程と同様に炭酸ガス導入工程を行うことにより、目的のノンアルコールビールテイスト飲料を得る。
炭酸ガス導入工程後に得られたビールテイスト飲料は、通常、充填工程により瓶詰めされて、製品として出荷される。なお、炭酸ガス導入工程における濾過方法や炭酸ガスの添加方法は、常法により行うことができる。また、炭酸ガス以外にも、糖類、穀物シロップ、穀物エキス、食物繊維、果汁、苦味料、着色料、香草、香味料等を添加することもできる。
本発明に係る飲料製造方法においては、リシン等の含有量の高い原料をいずれの工程で添加してもよい。例えば、仕込工程において、糖溶液(麦芽を原料とする場合には麦汁、麦芽を原料としない場合には液糖溶液)の調製時に添加してもよく、煮沸前の糖溶液に添加してもよく、煮沸後炭酸ガス添加前の糖溶液に添加してもよく、炭酸ガス添加後の糖溶液に添加してもよい。リシン等の含有量の高い原料がアミノ酸自身、タンパク、又はタンパク分解物の場合には、これらの原料の糖溶液への添加時期は、当該原料を溶解させやすいため、糖溶液調製時から煮沸処理終了時点までの間が好ましく、糖溶液調製終了直前から煮沸処理後までの間がより好ましい。
本発明に係る飲料製造方法において原料として用いられる麦芽の破砕物、米やコーンスターチ等の澱粉質、ホップ、炭素源を含有する液糖、麦又は麦芽以外のアミノ酸含有材料としての窒素源、色素等の原料は、特に限定されるものではなく、通常ビールテイスト飲料を製造する場合に用いられるものを、通常用いられる量で用いることができる。
本発明に係る飲料製造方法においては、さらに、タンパク又はタンパク分解物を原料として用いることが好ましい。タンパク等を原料として用いることにより、起泡性タンパクの欠乏を補い、泡持ちをより改善することができる。
原料として用いるタンパク又はタンパク分解物は、植物由来、動物由来又は微生物由来のいずれのタンパク分解物でもよいが、ことに大豆タンパク分解物が好ましい。大豆は非常に優れた栄養的性質を有しており、消化吸収性も良いため、近年高まっている消費者の健康志向に添うためである。
タンパク分解物は、原料となる植物等の組織や培養液から、抽出・精製分離後、分解することにより得られたものを用いることができる。例えば、大豆タンパク分解物は、大豆を脱脂した脱脂大豆を水抽出して酸沈殿させ、生じた分離大豆タンパクカードを調製し、分解することにより得ることができる。該分解方法はタンパクを部分分解し得る方法であれば特に限定されるものではない。例えば、熱や圧力による分解、酸やアルカリによる分解、酵素による分解がある。簡便であり、かつ、工程制御しやすいため、酵素による分解が好ましい。
原料として用いる大豆タンパク分解物等のタンパク分解物の重量平均分子量は、150以上であることが好ましく、150〜35000であることがより好ましく、150〜10000であることがさらに好ましく、150〜500であることがよりさらに好ましい。
前記タンパク分解物は、仕込工程により調製される糖溶液の原料として用いられる。前記タンパク分解物の添加時期は、炭酸ガス導入工程前(つまり、炭酸ガス導入、又はその前処理である濾過の前)であれば特に限定されないが、糖化処理後に添加・混合されることが好ましく、糖化処理後から糖溶液の煮沸処理完了時までに添加・混合されることがより好ましい。
原料として用いるタンパク分解物の量は、特に限定されるものではないが、糖溶液に0.01%(質量/体積)〜3%(質量/体積)配合されることが好ましい。
一般的に、ノンアルコールビールテイスト飲料のpHは、pH3.7程度が好ましいが、最終製品中の塩基性アミノ酸の含有量が多くなると、pHが高くなる傾向にある。一方で、タンパク分解物を原料とした場合に、その添加量によっては液の緩衝作用が低下し、その結果pHが3.3〜3.5に低下する場合がある。そこで、本発明に係る飲料製造方法においては、原料としてさらに、可食性の有機酸又は有機酸塩を添加し、pHを3.7前後に調整することが好ましい。酸調整剤となる有機酸塩としては、例えば、グルコン酸ナトリウム、グルコン酸カリウム、アスコルビン酸ナトリウム等が挙げられ、香味特性がより良好であることからグルコン酸カリウムがより好ましい。
次に実施例及び参考例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例等に限定されるものではない。
<泡持ち(NIBEM)の測定>
以下の実施例及び参考例において、ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値は、以下のようにして測定した。まず、瓶又は缶に充填された20℃の水溶液を泡化させながら、二酸化炭素流量1500〜1700mL/分で、内径60mm、液底面からの高さ120mmの円筒形グラスに押し出して、グラスを泡で満たす。泡表面が、泡の崩壊によって、グラスの上縁から10mmの面を起点にして40mmにまで降下するのに要した時間を、電極棒式の接触センサーで自動計測した。この計測された数値をNIBEM値(秒)とした。
[参考例1]
一般的にノンアルコールビールテイスト飲料は、一見すると本物のビールに近い泡を有しているが、市販されている3種のノンアルコールビールテイスト飲料と1種のビールの泡持ち(NIBEM)を比較した。測定結果を図1に示す。この結果、ビールのNIBEM値は230程度であったのに対して、3種のノンアルコールビールテイスト飲料はいずれも170以下であった。すなわち、ノンアルコールビールテイスト飲料は、ビールよりも明らかにNIBEM値が低く、泡持ちが悪いことが確認された。
[実施例1]
大豆食物繊維を使用しており、原料として麦芽を使用していない市販のノンアルコールビールテイスト飲料(350mL)に、下記のアミノ酸溶液(各アミノ酸濃度:70.5mM)を2.5mL添加して、各アミノ酸濃度を0.5mM増大させたノンアルコールビールテイスト飲料を製造し、NIBEM値を測定した。なお、グループCは溶解度が低いため、直接アミノ酸を添加して、さらに水2.5mL添加した。アミノ酸溶液に代えて水2.5mLを添加したものを対照とした。
グループA:塩基性アミノ酸(アルギニン、リシン、ヒスチジン)、
グループB:酸性アミノ酸(アスパラギン酸、グルタミン酸)、
グループC:中性アミノ酸(フェニルアラニン、チロシン)、
グループD:分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)。
各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を図2に示す。この結果、グループAのアミノ酸溶液を添加したノンアルコールビールテイスト飲料と、グループCのアミノ酸溶液を添加したノンアルコールビールテイスト飲料は、アミノ酸溶液を添加していない対照のノンアルコールビールテイスト飲料よりもNIBEM値が明らかに高くなっており、泡持ちが改善していた。
[実施例2]
実施例1の市販品と同一製品であるがロットが異なるノンアルコールビールテイスト飲料(350mL)に、実施例1で使用したグループAのアミノ酸を添加し、各アミノ酸濃度を0.01mM、0.05mM、0.5mM、又は1mM増大させたノンアルコールビールテイスト飲料を製造し、NIBEM値を測定した。
各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を図3に示す。なお、対照のノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値は165秒であった。この結果、グループAの塩基性アミノ酸を添加した全てのノンアルコールビールテイスト飲料において、対照よりもNIBEM値が高くなっていた。すなわち、塩基性アミノ酸を各アミノ酸の濃度を0.01mM以上増大させることにより、泡持ちを改善できることがわかった。
[実施例3]
実施例2で使用した市販のノンアルコールビールテイスト飲料(350mL)に、実施例1で使用したグループCのアミノ酸を添加し、各アミノ酸濃度を0.01mM、0.05mM、又は0.5mM増大させたノンアルコールビールテイスト飲料を製造し、NIBEM値を測定した。
各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を図4に示す。対照のノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値は165秒であった。この結果、グループCの中性アミノ酸を、各アミノ酸の濃度を0.05mM以上増大させるように添加したノンアルコールビールテイスト飲料においては、対照よりもNIBEM値が高くなっていた。すなわち、中性アミノ酸を各アミノ酸の濃度を0.05mM以上増大させることにより、泡持ちを改善できることがわかった。
[実施例4]
実施例1で使用した市販のノンアルコールビールテイスト飲料(350mL)に、実施例1で用いたグループAとCの各アミノ酸を、それぞれ単独で、最終濃度が0.5mM以上増大するように添加し、得られたノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値を測定した。なお、アミノ酸を添加していないものを対照とした。
各ノンアルコールビールテイスト飲料のNIBEM値の測定結果を図5に示す。この結果、リシン、アルギニン、及びチロシンをそれぞれ添加したノンアルコールビールテイスト飲料において、アミノ酸溶液を添加していない対照のノンアルコールビールテイスト飲料よりもNIBEM値が明らかに高くなっており、泡持ちが改善していた。
[実施例5]
大豆タンパク分解物を含む未発酵のノンアルコールビールテイスト飲料(試験品1)を対照とし、この試験品1にリシン、アルギニン、チロシンを適宜添加し最終製品飲料中のリシン、アルギニン、及びチロシン含有量が異なる3種のノンアルコールビールテイスト飲料(試験品2〜4)を製造し、泡持ちを調べた。
試験品1〜4は、まず、全ての原料を混合して糖溶液(200L)を調製し、得られた糖溶液に対して、ガス容量2.3となるように炭酸ガスを付与することによって得た。ここで、試験品1の組成は、67%ショ糖液糖を30g/L、クエン酸を0.35g/L、ソヤファイブ−S−LN(商品名、不二製油社製)を1.0g/L、ハイニュートAM(商品名、不二製油社製)を3g/L、液体カラメルSPを0.3g/L、ホップエキス0.1g/L(いずれも最終濃度)とした。ハイニュートAMは、ジペプチドやトリペプチド主体の大豆オリゴペプチドであり、重量平均分子量は200〜300であった。また、試験品4のみ、グルコン酸カリウムを添加し、pHを3.7に調整した。
Figure 0006328892
試験品1〜4のグルコン酸カリウム、リシン、アルギニン、及びチロシンの各濃度、pH、並びにNIBEM値の測定結果を表1に示す。この結果、リシン、アルギニン、及びチロシンの濃度を増大させた試験品2〜4は、試験品1よりもNIBEM値が明らかに高くなっており、泡持ちが改善されていた。特に、グルコン酸カリウムを添加することにより、pHを3.7に調整した試験品4は、泡持ちのみならず、香味的にも優れたノンアルコールビールテイスト飲料であった。

Claims (4)

  1. 最終製品中の、遊離のリシンの含有量を0.01mM以上、遊離のアルギニンの含有量を0.01mM以上、又は遊離のチロシンの含有量を0.05mM以上増量させることを特徴とする、未発酵のノンアルコールビールテイスト飲料の泡持ち改善方法。
  2. 糖溶液に、リシン、アルギニン、又はチロシンを添加する工程を有し、
    前記工程において糖溶液に添加するリシン、アルギニン、又はチロシンの量が、最終製品中の遊離のリシンの含有量を0.01mM以上、遊離のアルギニンの含有量を0.01mM以上、又は遊離のチロシンの含有量を0.05mM以上増量させられる量であ
    前記糖溶液に、さらに、大豆タンパク分解物を、0.01〜3(質量/容量)%となるように添加し、
    前記糖溶液を発酵させる工程を有さない、ノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法。
  3. 前記大豆タンパク分解物の重量平均分子量が150以上である、請求項に記載のノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法。
  4. 原料として、さらに、グルコン酸カリウムを用いる、請求項2又は3に記載のノンアルコールビールテイスト飲料の製造方法。
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