JPWO2004068446A1 - 有機elディスプレイの製造方法 - Google Patents

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郁夫 松永
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Abstract

絶縁基板(11)と、電源端子と、基板(11)上で配列するとともにそれぞれ有機EL素子(30)及び画素回路を含んだ複数の画素(31)と、画素回路(31)を被覆するとともに有機EL素子(30)と基板(11)の間に介在した有機平坦化膜とを含んだ有機ELディスプレイ(1)の製造方法であって、画素(31)の中から滅点及び/または輝点として視認され得るものを選択することと、選択した画素(31)に含まれる画素回路のうち有機平坦化膜と基板(11)との間に位置した部分に基板(11)を介してエネルギー線を照射して、選択した画素(31)に含まれる有機EL素子(30)を電源端子から電気的に切断することとを含んだ方法が提供される。

Description

本発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイの製造方法に関する。
近年、有機EL素子を用いたディスプレイが開発されている。有機EL素子は、一対の電極間に発光層を狭持した構造で、これら電極間を流れる駆動電流に応じた輝度で発光動作を行う。
有機ELディスプレイの製造プロセスでは、発光層を形成する際、その材料として低分子有機材料を使用する場合には真空蒸着法を利用している。また、発光層の材料として高分子有機材料を使用する場合には、高分子有機材料を含有した溶液を塗布してなる塗膜を乾燥するという方法を採用している。
いずれの場合も、陽極と陰極とが発光層の部分的な欠落により短絡することがあり、画素欠点として視認される。また、陽極と陰極との間で短絡を生じないまでも、或る有機EL素子の特性が他の有機EL素子の特性からずれた場合には、前者は画素欠点或いは輝点画素として視認されることとなる。
なお、このような輝度ズレは、それぞれの画素毎に駆動用トランジスタなどを設けてアクティブマトリクス駆動を行う場合には、他の要因でも生じ得る。例えば、或る画素の駆動用トランジスタの特性が他の画素の駆動用トランジスタの特性からずれた場合には、前者は画素欠点或いは輝点画素として視認されることとなる。
上記の輝度ズレのうち、画素欠点は、輝点画素に比べると視認され難い。そのため輝点画素良を滅点化し、例えば、輝点画素に含まれる駆動用トランジスタのドレインと有機EL素子の陽極とを接続している配線をYAGレーザの第二高調波を照射することにより溶断することで、輝点画素を目立たなくすることができる。
また、陽極と陰極との短絡に起因した画素欠点に対しては、それぞれの画素において、陽極を互いに離間した複数の導電層で構成するとともにそれら導電層と駆動用トランジスタのドレインとを複数本の配線を介して接続することが有効である。すなわち、このような構造を採用すると、陰極との間で短絡を生じた導体層と駆動用トランジスタのドレインとを接続している配線のみを上記のレーザ光照射により溶断することで、陰極との間で短絡を生じた導体層とそれと同一の画素に含まれる他の導体層とを絶縁することができる。そのため、当該画素が画素欠点として視認されるのを抑制することができる。
ところで、陰極は共通電極として設けられるため、上記のレーザ光照射により配線が溶断されたかを、透過光を利用して確認することはできない。それゆえ、この確認には落射光を利用することとなるが、金属からなる配線表面での反射と陰極表面での反射とを区別することは難しい。
また、金属は、その高い反射率や溶融状態における粘性或いは流動性などに起因して、その溶断に極めて高いエネルギーを必要とする。そのため、上記のレーザ光照射による配線の溶断に伴い、その周辺部がダメージを受け易い。例えば、配線と陰極との間の絶縁層が破壊されてそれらが短絡することがある。また、本来は溶断すべきでない配線までもが溶断されることがある。
本発明の目的は、有機ELディスプレイの構成要素に不所望なダメージを与えることなく輝点画素或いは滅点画素の有機EL素子を電流経路から切離す技術を提供することにある。
本発明の第1側面によると、光透過性の絶縁基板と、電源端子と、前記絶縁基板上でマトリクス状に配列するとともにそれぞれ有機EL素子及び前記電源端子から前記有機EL素子への電力の供給を制御する画素回路を備えた複数の画素と、前記画素回路と前記有機EL素子との間に介在した有機平坦化膜とを具備した有機ELディスプレイの製造方法であって、前記複数の画素の中から滅点及び/または輝点として視認され得るものを選択することと、前記選択した画素に含まれる前記画素回路のうち前記有機平坦化膜と前記絶縁基板との間に位置した部分に前記絶縁基板を介してエネルギー線を照射して、前記選択した画素に含まれる前記有機EL素子を前記電源端子から電気的に切断することとを含んだ方法が提供される。
本発明の第2側面によると、光透過性の絶縁基板と、電源端子と、前記絶縁基板上でマトリクス状に配列するとともにそれぞれ有機EL素子及び前記電源端子から前記有機EL素子への電力の供給を制御する画素回路を備えた複数の画素と、前記画素回路の少なくとも一部を被覆するとともに前記有機EL素子を取り囲んだ隔壁絶縁層とを具備し、前記隔壁絶縁層は有機絶縁層を含んだ有機ELディスプレイの製造方法であって、前記複数の画素の中から滅点及び/または輝点として視認され得るものを選択することと、前記選択した画素に含まれる前記画素回路のうち前記有機絶縁層と前記絶縁基板との間に位置した部分に前記絶縁基板を介してエネルギー線を照射して、前記選択した画素に含まれる前記有機EL素子を前記電源端子から電気的に切断することとを含んだ方法が提供される。
本発明の第3側面によると、光透過性の絶縁基板と、電源端子と、前記絶縁基板上でマトリクス状に配列するとともにそれぞれ有機EL素子及び前記電源端子から前記有機EL素子への電力の供給を制御する画素回路を備えた複数の画素とを具備した有機ELディスプレイの製造方法であって、前記複数の画素の中から滅点及び/または輝点として視認され得るものを選択することと、前記選択した画素に含まれる前記画素回路の一部に前記絶縁基板を介してエネルギー線を照射して、前記選択した画素に含まれる前記有機EL素子を前記電源端子から電気的に切断することとを含み、前記エネルギー線の照射は、前記画素回路のエネルギー線が照射される部分の体積V(μm)とその部分に照射する前記エネルギー線のエネルギーR(mJ)とが不等式:0.067×V<R<0.17×Vに示す関係を満足するように行う方法が提供される。
図1は、本発明の第1態様に係る方法で製造可能な有機ELディスプレイの一例を概略的に示す断面図;
図2は、図1に示す有機ELディスプレイで採用可能な回路構成の一例を概略的に示す平面図;
図3は、本発明の第1態様に係る修復方法の一例を概略的に示す平面図;
図4は、本発明の第1態様に係る修復方法の一例を概略的に示す平面図;
図5は、本発明の第1態様に係る修復方法の他の例を概略的に示す平面図;
図6は、本発明の第1態様に係る修復方法の他の例を概略的に示す平面図;
図7は、本発明の第1態様に係る方法で製造可能な有機ELディスプレイの他の例を概略的に示す断面図;
図8は、図7に示す有機ELディスプレイで採用可能な回路構成の一例を概略的に示す平面図;
図9は、本発明の第1態様に係る修復方法のさらに他の例を概略的に示す平面図;
図10は、本発明の第1態様に係る修復方法のさらに他の例を概略的に示す平面図;
図11は、本発明の第2態様に係る修復方法の一例を概略的に示す平面図;
図12は、レーザ光照射試験に利用した有機ELディスプレイの一部を概略的に示す平面図;及び
図13は、本発明の第3態様に係る有機ELディスプレイを概略的に示す断面図。
以下、本発明の幾つかの態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同様または類似する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第1態様に係る方法で製造可能な有機ELディスプレイの一例を概略的に示す断面図である。図1に示す有機ELディスプレイ1は、互いに対向したアレイ基板2及び封止基板3とそれらの間に介在したシール層4とを備えている。シール層4は封止基板3の周縁に沿って設けられており、それにより、アレイ基板2と封止基板3との間に密閉された空間を形成している。この空間は、例えば、Arガスなどの希ガスやNガスのような不活性ガスで満たされている。
アレイ基板2は、ガラス板等の光透過性を有する絶縁基板11を有している。基板11上には、アンダーコート層として、例えば、SiN層12とSiO層13とが順次積層されている。アンダーコート層上には、チャネル及びソース・ドレインが形成されたポリシリコン層のような半導体層14、ゲート絶縁膜15、及びゲート電極16が順次積層されており、それらはトップゲート型の薄膜トランジスタ(以下、TFTという)20を構成している。
ゲート絶縁膜15及びゲート電極16上には、SiOなどからなる層間絶縁膜21が設けられている。層間絶縁膜21上には電極配線(図示せず)及びソース・ドレイン電極23が設けられており、それらは、SiNなどからなるパッシベーション膜24で埋め込まれている。なお、ソース・ドレイン電極23は、層間絶縁膜21に設けられたコンタクトホールを介してTFT20のソース・ドレインに電気的に接続されている。
パッシベーション膜24上には、複数の陽極25が互いに離間して並置されている。ここでは、陽極25はITO等の光透過性を有する導電膜で構成される。それぞれの陽極25は、ドレイン電極23に電気的に接続されている。
パッシベーション膜24上には、さらに、絶縁層26aが設けられている。絶縁層26aは、例えば、親液性の無機絶縁層である。絶縁層26aは、陽極25に対応した位置に貫通孔を有しており、パッシベーション膜24の陽極25から露出した部分と陽極25の周縁部とを被覆している。
絶縁層26a上には、絶縁層26bが設けられている。絶縁層26bは、例えば、撥液性の有機絶縁層である。絶縁層26bは、陽極25に対応した位置に、絶縁層26aの貫通孔と等しいか或いはそれよりも大きな径の貫通孔を有している。
なお、絶縁層26aと絶縁層26bとの積層体は、陽極25に対応した位置に貫通孔を有する隔壁絶縁層26を構成している。隔壁絶縁層26は、絶縁層26aと絶縁層26bとの積層体で構成してもよく、或いは、絶縁層26bのみで構成してもよい。
隔壁絶縁層26の貫通孔内で露出した陽極25上には、発光層を含んだ有機物層27が設けられている。この発光層は、例えば、発光色が赤色、緑色、または青色のルミネセンス性有機化合物を含んだ薄膜である。有機物層27は、発光層に加え、例えば、陽極25から発光層への正孔の注入を媒介する役割を果たすバッファ層などをさらに含むことができる。
隔壁絶縁層26及び有機物層27上には共通電極(陰極)28が設けられている。陰極28は、パッシベーション膜24及び隔壁絶縁層26に設けられたコンタクトホール(図示せず)を介して電極配線に電気的に接続されている。それぞれの有機EL素子30は、これら陽極25、有機物層27、及び陰極28で構成されている。
図2は、図1に示す有機ELディスプレイ1で採用可能な回路構成の一例を概略的に示す平面図である。図2に示すように、この有機ELディスプレイ1は、基板11上にマトリクス状に配置された走査信号線41及び映像信号線42を備えており、画素31は走査信号線41と映像信号線42との交差部近傍に配置されている。
走査信号線41は画素の行方向に延在するとともに列方向に配列しており、それらは走査信号線ドライバ51に接続されている。他方、映像信号線42は画素の列方向に延在するとともに行方向に配列しており、それらは映像信号線ドライバ52に接続されている。
それぞれの画素31は、駆動用制御素子である駆動用トランジスタ20と、有機EL素子30と、選択用スイッチである選択用トランジスタ32と、キャパシタ33とで構成されている。この例では、駆動用トランジスタ20はpチャネルTFTであり、選択用トランジスタ32はnチャネルTFTである。
駆動用トランジスタ20及び有機EL素子30は、一対の電圧電源端子間で直列に接続されている。キャパシタ33は、駆動用トランジスタ20のゲートと定電位端子,この例では第1電源端子,との間に接続されている。選択用トランジスタ32は、映像信号線42と駆動用トランジスタ20のゲートとの間に接続されており、そのゲートは走査信号線41に接続されている。
なお、駆動用トランジスタ20と選択用トランジスタ32とキャパシタ33とそれらを接続する配線とは画素回路を構成している。この画素回路は、走査信号線駆動回路51から走査信号線41を介して供給される走査信号と、映像信号線駆動回路52から映像信号線42を介して供給される映像信号に基づいて、第1電源端子から有機EL素子30への電流の大きさを制御する。
本態様では、或る画素31が輝点画素として視認された場合、以下に説明するように、その画素31に含まれる画素回路のポリシリコン部のうち、絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置した部分に対して、基板11側からエネルギー線を照射する。これにより、有機EL素子30を第1電源端子から電気的に切断し、先の画素31を輝点画素として視認され難くする。
図3及び図4は、本発明の第1態様に係る修復方法の一例を概略的に示す平面図である。なお、図3及び図4は、図1に示す有機ELディスプレイ1を基板11側から見た場合に観察され得る駆動用トランジスタ20を示している。また、図3及び図4において、参照番号43は電源と駆動用トランジスタ20のソースとを接続する配線(例えば、ソース電極23)を示し、参照番号44は駆動用トランジスタ20のドレインと有機EL素子30の陽極25とを接続する配線(例えば、ドレイン電極23)を示し、参照番号60はレーザ光のビームスポットを示している。
この方法では、或る画素31が輝点画素或いは滅点画素として視認された場合、その画素31に含まれる画素回路のポリシリコン部のうち、絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置した部分に対して、基板11側からエネルギー線,例えばYAGレーザの第二高調波,を照射する。これにより、図4に示すように、ポリシリコン層14を分断する。
ポリシリコン層14を分断すると、その画素31の有機EL素子30に電力が供給されなくなる。そのため、その画素31が輝点画素として視認されていた場合には、ポリシリコン層14を分断することにより、その画素31を滅点化として視認されるようにすること,すなわち輝点画素として視認され難くすること,ができる。また、その画素31が滅点画素として視認されていた場合には、ポリシリコン層14を分断することにより、表示に寄与しない画素31による電力消費を低減することができる。
また、ポリシリコン層14は、金属配線などと比較して、上記のレーザ光を遥かに高い効率で吸収する。そのため、ポリシリコン層14は、金属配線をレーザ光照射により溶断する場合に比べ、比較的低いエネルギーのレーザ光照射により分断することができる。
しかも、この例では、駆動用トランジスタ20のポリシリコン層14は、絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置している。絶縁層26bの材料として使用する有機絶縁体の多くは、光透過性の無機絶縁体と比較して、ポリシリコン層14の分断などに使用するレーザ光をより高い効率で吸収する。また、絶縁層26bは、2μm乃至3μm程度の比較的厚い層であって、表示には寄与していない。さらに、基板11と絶縁層26bとの間には、レーザ光照射によってダメージを受け易い有機物層27や陰極28は存在していない。
したがって、この方法によると、画素31が輝点または滅点を生じ、電流経路から有機EL素子をレーザ光照射により切離すに際し、レーザ光照射部の周辺部がダメージを受けるのを防止することができる。
さらに、通常、ポリシリコン層14は、陰極28に比べ、可視光に関する反射率が遥かに低い。そのため、上記のレーザ光照射によりポリシリコン層14が分断されたかを、落射光を利用して確認することができる。
ポリシリコン層14は、上記のレーザ光照射によって完全に分断されることが望ましいが、完全に分断されなくてもよい。これは、ポリシリコン層14にレーザ光を照射すると、その照射部の少なくとも一部をアモルファスとすることができるためである。すなわち、アモルファスシリコンの比抵抗はポリシリコンの比抵抗に比べて高いので、上記のレーザ光照射によりポリシリコン層14が物理的に分断されない場合であっても、その画素31の有機EL素子30に電力が供給され難くなる。したがって、ポリシリコン層14を完全に分断した場合ほどではないにしろ、上記とほぼ同等の効果を得ることができる。
上記の方法では、輝点画素や滅点画素は、例えば、全ての画素31を同一の条件で駆動しつつ表示面を観察することにより探し出すことができる。また、上記の処理により輝点画素が視認され難くなったことも、例えば、全ての画素31を同一の条件で駆動しつつ表示面を観察することにより確認することができる。
上記の分離処理は、画素31を完成した後であれば何時行ってもよい。例えば、上記の分離処理は、図1に示すアレイ基板2を完成した時点で行ってもよく、或いは、図1に示す状態の有機ELディスプレイ1に対して行ってもよく、或いは、基板11の外面に外光反射防止用の偏光フィルムを貼り付けた後に行ってもよい。先に説明したように、この方法によれば比較的低いエネルギーのレーザ光照射により画素31の有機EL素子の切離しをすることができるので、基板11の外面に反射防止用の偏光フィルムを貼り付けた後に行っても、偏光フィルムは殆んどダメージを受けることがない。
なお、先の例では、分離処理に際し、駆動用トランジスタ20のポリシリコン層14に対してレーザ光を照射したが、選択用トランジスタ32のポリシリコン層14に対してレーザ光を照射してもよい。但し、通常、前者のほうが、後者に比べ、輝点画素をより確実に視認され難くすることができる。
また、先の例では、図2に示す回路構成を採用したが、他の回路構成を採用することもできる。この場合、有機EL素子30への電力の供給を低減可能であれば、先のレーザ光照射は何れのトランジスタに対して行ってもよい。
図3及び図4を参照しながら説明した例では、画素回路に含まれるトランジスタの半導体層を、レーザ光を照射すべきポリシリコン部として用いた。このレーザ光を照射すべきポリシリコン部は、トランジスタの半導体層に限られず、画素回路に含まれる配線であってもよい。
例えば、画素回路に含まれる複数の電気素子同士を接続した配線、及び/または、それら電気素子をそれぞれ有機EL素子30と走査信号線41と映像信号線42と図示しない電源線とに接続した配線の少なくとも1つはポリシリコン部を含んでいてもよい。例えば、それら配線の少なくとも1つを、互いに直列接続された金属部とポリシリコン部とで構成してもよい。以下に説明するように、そのポリシリコン部に対してレーザ光照射を行うことによっても先の修復処理を行うことができる。
図5及び図6は、本発明の第1態様に係る処理方法の他の例を概略的に示す平面図である。なお、図5及び図6は、図1に示す有機ELディスプレイ1を基板11側から見た場合に観察され得る構造を示している。
図5及び図6に示す構造では、配線44は、金属部(ドレイン電極)23と、不純物を高濃度ドープすることにより導電性を付与したポリシリコン部114と、金属部123とで構成されている。このポリシリコン部114は、絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置している。
このような構造を採用した有機ELディスプレイ1では、或る画素31が輝点画素または滅点画素として視認される場合に、例えば、図5に示すように、その画素31に対応したポリシリコン部114に対して、基板11側からエネルギー線,例えばYAGレーザの第二高調波,を照射してもよい。こうすると、図6に示すように配線44をポリシリコン部114の位置で分断するか、或いは、ポリシリコン部114の少なくとも一部をアモルファス化することができる。これにより、その画素31の有機EL素子30への電力供給を低減することができる。このような方法でも、図3及び図4を参照しながら説明したのと同様の効果を得ることができる。
なお、図5及び図6の構造を採用する場合、金属部23,123は同一のプロセスで形成してもよい。また、ポリシリコン部114とポリシリコン層14のソース・ドレインとは同一のプロセスで形成してもよい。
画素に以下の構造を採用するとともに分離処理に図5及び図6を参照して説明した方法を利用すると、画素内の有機EL素子を部分的に切離すことができ、残りの部分を動作させることで、輝点画素および滅点画素の修復をすることができる。
図7は、本発明の第1態様に係る方法で製造可能な有機ELディスプレイの他の例を概略的に示す断面図である。また、図8は、図7に示す有機ELディスプレイで採用可能な回路構成の一例を概略的に示す平面図である。
図7及び図8に示す例では、1つの画素31は駆動用トランジスタ20と第2電源(ここではGND)との間で互いに並列に接続された複数の有機EL素子(ここでは2つの有機EL素子30a,30b)を含んでいる。このような構造を採用すると、或る画素31が輝点画素または滅点画素として視認されたとしても、その画素31に含まれる有機EL素子30a,30bのうち一方のみが要因となっているのであれば、以下に説明するように、その有機EL素子のみを駆動用トランジスタ20から絶縁すれば、当該画素31を正常な画素として動作させることができる。
図9及び図10は、本発明の第1態様に係る修復方法のさらに他の例を概略的に示す平面図である。なお、図9及び図10は、図7及び図8に示す有機ELディスプレイ1を基板11側から見た場合に観察され得る構造を示している。
図9及び図10に示す構造では、配線44は、金属部(ドレイン電極)23と、不純物をドープすることにより導電性を付与したポリシリコン部114と、金属部123とで構成されている。ポリシリコン部114は有機EL素子30a,30bに対応した2つの陽極25側で分岐しており、駆動用トランジスタ20のドレインとGNDとの間でそれら陽極25を並列接続している。このポリシリコン部114は、有機絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置している。
このような構造を採用した有機ELディスプレイ1において、例えば、或る画素31がその有機EL素子30bに起因して輝点画素或いは滅点画素として視認された場合、図9に示すように、その画素31に含まれるポリシリコン部114の分岐点よりも陽極25側の位置に対して、基板11側からエネルギー線,例えばYAGレーザの第二高調波,を照射する。これにより、図10に示すようにポリシリコン部114を分岐点よりも陽極25側の位置で分断するか、或いは、ポリシリコン部114の分岐点よりも陽極25側に位置した部分を少なくとも部分的にアモルファス化する。こうすると、有機EL素子30bのみを第1電源端子および第2電源端子間の電流経路から切離すことができ、その画素31に含まれる有機EL素子30bへの電力供給を低減することができる。
このような方法によると、図3及び図4を参照しながら説明したのと同様の効果を得ることができる。加えて、この方法では、輝点画素として視認された画素31に含まれる有機EL素子30bへの電力供給を上記の修復処理により低減したとしても、その画素31に含まれる有機EL素子30aへの電力供給は維持される。そのため、この方法によると、輝点をより目立たなくすると共に、通常動作させることができる。また、画素31が滅点画素として視認された場合にも同様の方法を採用することにより、不要な電流供給を抑え、正常な有機EL素子30aを動作させることが可能となる。
なお、図9及び図10を参照しながら説明した方法では、輝点画素または滅点画素として視認される画素31の有機EL素子30aのみがその要因となっているか、或いは、有機EL素子30bのみがその要因となっているか、或いは、有機EL素子30a,30bの双方がその要因となっているかは、例えば、以下の方法により判別することができる。すなわち、まず、全ての画素を同一の条件で駆動しつつ表示面を観察することにより輝点や滅点を生じた画素31を特定し、次いで、その画素31を顕微鏡などで観察して、異物や異常部がある有機EL素子30aまたは30bを特定する。このような方法で特定した有機EL素子30aまたは30bを先の処理により電源から電気的に絶縁することにより、殆んどの輝点画素或いは滅点画素を目立たなくすることができ、あたかも正常な画素として動作させることができる。なお、上記の修復処理後、再度、全ての画素31を同一の条件で駆動しつつ表示面を観察すれば、修復すべき欠陥を含んでいるにもかかわらず先の顕微鏡による観察で見出すことのできなかったEL素子30aまたは30bを容易に検出することができる。したがって、ここで検出されたEL素子30aまたは30bについても先の修復処理により電源から電気的に絶縁してもよい。
画素31に図9の構造を採用する場合、金属部23,123は同一のプロセスで形成してもよい。また、ポリシリコン部114とポリシリコン層14のソース・ドレインとは同一のプロセスで形成してもよい。
次に、本発明の第2態様について説明する。第1態様では、輝点或いは滅点を生じた画素31を、ポリシリコンなどの半導体からなる構成要素へのレーザ光照射を行うことによって処理した。第2態様では、輝点或いは滅点を生じた画素31を修復するためのレーザ光照射は、第1態様と同様、画素回路の絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置した部分に対して行う。但し、第2態様では、画素回路のレーザ光を照射する部分の寸法と、その位置にレーザ光が形成するビームスポットとの寸法とを等しくする。これにより、第2態様では、レーザ光照射を行うべき構成要素の材料として、ポリシリコンなどの半導体に加え、金属材料も使用可能とする。
図11は、本発明の第2態様に係る修復方法の一例を概略的に示す平面図である。なお、図11は、図1に示したのとほぼ同様の構造を有する有機ELディスプレイ1を基板11側から見た場合に観察され得る構造を示している。また、図11において、参照符号60a及び60bはレーザ光のビームスポットの位置を示している。
図11の構造において、隔壁絶縁層26を構成している絶縁層26bには、陽極25に対応した形状,ここでは略正八角形状,の貫通孔が設けられている。この絶縁層26bは、有機絶縁体からなり、駆動用トランジスタ20などを含む画素回路を被覆している。
第2態様では、輝点または滅点を生じた有機EL素子を切離すためのレーザ光照射は、第1態様と同様、画素回路の絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置した部分に対して行う。例えば、図11に示すように、ビームスポットが位置60aまたは位置60bに形成されるようにレーザ光照射を行う。
例えばHRC(ハードレジンコート)に代表されるアクリル樹脂などのように、絶縁層26bの材料として使用する有機絶縁体の多くは、光透過性の無機絶縁体と比較して、ポリシリコン層14などの半導体層の分断などに使用するレーザ光やソース・ドレイン電極23などの金属層の溶断に使用するレーザ光をより高い効率で吸収する。なお、半導体層の分断やアモルファス化並びに溶断には、例えば、YAGレーザの第二高調波を利用することができる。
また、絶縁層26bは、比較的厚い層であって、表示には寄与していない。しかも、基板11と絶縁層26bとの間には、レーザ光照射によってダメージを受け易い有機物層27や陰極28は存在していない。
したがって、金属層を溶断する場合、以下のようにレーザ光照射を行えば、その周辺部がダメージを受けるのを抑制することが可能となる。ここでは、位置60aでドレイン電極23を溶断する場合を例に説明する。
レーザ光がドレイン電極23の表面の位置に形成するビームスポットの寸法がドレイン電極23の幅よりも大きいと、レーザ光照射を開始してからドレイン電極23が溶断するまでの期間に、一部のレーザ光が絶縁層26bに入射する。ドレイン電極23は金属材料からなるため、その溶断には比較的大きなエネルギーが必要である。それゆえ、絶縁層26bの破壊に起因した陰極28とドレイン電極23などとの短絡や陰極28の破壊を生じる可能性がある。例えば、陰極28が部分的に欠落すると、その欠落部から絶縁層26bを介して有機物層27などに水分が侵入するおそれがある。
これに対し、レーザ光がドレイン電極23の表面の位置に形成するビームスポットの寸法をドレイン電極23の幅と等しくすると、レーザ光照射を開始してからドレイン電極23が溶断するまでの期間にレーザ光が絶縁層26bに入射することがない。すなわち、この場合、レーザ光が絶縁層26bに入射する期間は、ドレイン電極23が溶断した後のみとなる。ドレイン電極23が溶断した後、直ちにレーザ光照射を停止すれば、絶縁層26bの破壊を生じることなく、絶縁層26bにレーザ光を吸収させることができる。換言すれば、絶縁層26bが破壊するのを防止するとともに、レーザ光が陰極28に到達するのを抑制することが可能となる。したがって、ドレイン電極23と陰極28との短絡や陰極28の破壊が生じるのを防止することができる。
また、有機EL素子30への電力供給を低減するためのレーザ光照射を、金属層に対して行う代わりに、半導体層に対して行うと、各種制御が容易になる。
半導体層を分断またはアモルファス化するために必要なレーザ光のエネルギーは、金属層を溶断するために必要なレーザ光のエネルギーよりも小さい。そのため、より長い時間にわたって絶縁層26bにレーザ光が照射されたとしても、ドレイン電極23と陰極28との短絡や陰極28の破壊が生じるのを防止することができる。したがって、金属層を溶断する代わりに半導体層を分断またはアモルファス化すると、より容易に有機EL素子30への電力供給を低減することができる。
陰極28などの破壊を防止可能なレーザ光照射条件の例を以下に記載する。
図12は、レーザ光照射試験に利用した有機ELディスプレイの一部を概略的に示す平面図である。なお、図12は、図1に示したのとほぼ同様の構造を有する有機ELディスプレイ1を基板11側から見た場合に観察され得る構造の一部,具体的にはポリシリコン層14,を拡大して示している。このポリシリコン層14は基板11と絶縁層26bとの間に位置している。
本例では、ポリシリコン層14の幅は3μmとし、厚さは0.5μmとした。また、レーザ光がポリシリコン層14の表面の位置に形成するビームスポットは矩形状とし、その寸法は3μm×6μmとした。
このような条件のもと、ポリシリコン層14にレーザ光を照射し、レーザ光照射後のポリシリコン層14及び陰極28の状態並びに滅点化の可否を調べた。その結果を以下の表に示す。
Figure 2004068446
上記表において、「ポリシリコン層の状態」は、顕微鏡で観察した、レーザ光照射後のポリシリコン層14の状態を示している。また、「○」は、陰極28がレーザ光照射による影響を受けなかったことを示している。「□」は、ビームスポット60のポリシリコン層14との非重複部に対応した位置で陰極28に穴あきが生じたことを示している。「△」は、ビームスポット60に対応した位置全体で陰極28に穴あきが生じたことを示している。
上記の例では、照射エネルギー密度が0.0333mJ/μmよりも大きい場合、画素31を滅点化することができた。また、この例では、照射エネルギー密度が0.0833mJ/μmよりも小さい場合、ビームスポット60とポリシリコン層14との重複部に対応した位置で陰極28に穴あきは生じていない。
ポリシリコン層14のビームスポット60との重複部の体積Vは、3μm×3μm×0.5μm=4.5μmである。したがって、ビームスポット60の寸法をポリシリコン層14の幅と一致させる場合、先の体積V(μm)と照射エネルギーR(mJ)とが以下の不等式に示す関係を満足していれば、陰極28に穴あきを生じることなく画素31を滅点化することができる。
0.067×V<R<0.17×V
次に、本発明の第3態様について説明する。第1及び第2態様では、レーザ光照射は、画素回路の絶縁層26bと絶縁基板11との間に位置した部分に対して行った。これに対し、第3態様では、陽極25の下地として有機絶縁体からなる平坦化層を設け、レーザ光照射は、画素回路の平坦化層と絶縁基板11との間に位置する層に対して行う。
図13は、本発明の第3態様に係る有機ELディスプレイを概略的に示す断面図である。この有機ELディスプレイ1は、パッシベーション膜24と陽極25及び絶縁層26aとの間に有機絶縁体からなる平坦化層29が設けられていること以外は、図1の有機ELディスプレイ1と同様の構造を有している。
例えば、アクリル樹脂などのように、平坦化層29の材料として使用する有機絶縁体の多くは、半導体層の分断やアモルファス化に使用するレーザ光並びに金属層の溶断に使用するレーザ光を高い効率で吸収する。そのため、レーザ光照射すべき半導体層または金属層が基板11と平坦化層29との間にあれば、平坦化層29を第2態様で絶縁層26bに関して上述したのと同様の用途で利用することができる。すなわち、第2態様で説明したのと同様のレーザ光照射を平坦化層29より下層で行うことにより、電極間の短絡や陰極28の破壊を生じることなく加工を行うことができる。
本態様では、先のレーザ光照射は、平坦化層29と絶縁層26bとの重複部に対して行うことが望ましい。こうすると、平坦化層29及び絶縁層26bの双方にレーザ光を吸収させることができる。
上述した第1乃至第3態様では、陽極25をパッシベーション膜24上に設けたが、陽極25は層間絶縁膜21上に、つまり映像信号線42と陽極25とを同一平面上に設けてもよい。また、上記態様では有機ELディスプレイ1を素子の形成されたアレイ基板側を表示面とする下面発光型としたが、対向基板側を表示面とする上面発光型とすることもできる。下面発光型とした場合にはモジュール組み立て後に加工作業をすることが可能となる。さらに、アレイ基板2を対向基板3によりシーリングする場合、基板間の空間に乾燥剤を封入することで、素子の長寿命化を図ることも可能であり、また、対向基板3とアレイ基板2との間に樹脂を充填して放熱特性を向上させることもできる。
さらなる利益及び変形は、当業者には容易である。それゆえ、本発明は、そのより広い側面において、ここに記載された特定の記載や代表的な態様に限定されるべきではない。したがって、添付の請求の範囲及びその等価物によって規定される本発明の包括的概念の真意または範囲から逸脱しない範囲内で、様々な変形が可能である。

Claims (9)

  1. 光透過性の絶縁基板と、電源端子と、前記絶縁基板上でマトリクス状に配列するとともにそれぞれ有機EL素子及び前記電源端子から前記有機EL素子への電力の供給を制御する画素回路を備えた複数の画素と、前記画素回路を被覆するとともに前記有機EL素子と前記絶縁基板の間に介在した有機平坦化膜とを具備した有機ELディスプレイの製造方法であって、
    前記複数の画素の中から滅点及び/または輝点として視認され得るものを選択することと、
    前記選択した画素に含まれる前記画素回路のうち前記有機平坦化膜と前記絶縁基板との間に位置した部分に前記絶縁基板を介してエネルギー線を照射して、前記選択した画素に含まれる前記有機EL素子を前記電源端子から電気的に切断することとを含んだ方法。
  2. 前記有機ELディスプレイは、前記有機平坦化膜を介して前記画素回路の少なくとも一部を被覆するとともに前記有機EL素子を取り囲んだ隔壁絶縁層をさらに具備し、前記隔壁絶縁層は有機絶縁層を含み、
    前記エネルギー線は、前記選択した画素に含まれる前記画素回路のうち前記有機平坦化膜と前記絶縁基板との間であり且つ前記有機絶縁層と前記絶縁基板との間に位置した部分に照射する請求項1に記載の方法。
  3. 前記エネルギー線の照射は、前記画素回路のエネルギー線が照射される部分の体積V(μm)とその部分に照射する前記エネルギー線のエネルギーR(mJ)とが不等式:0.067×V<R<0.17×Vに示す関係を満足するように行う請求項1に記載の方法。
  4. 光透過性の絶縁基板と、電源端子と、前記絶縁基板上でマトリクス状に配列するとともにそれぞれ有機EL素子及び前記電源端子から前記有機EL素子への電力の供給を制御する画素回路を備えた複数の画素と、前記画素回路の少なくとも一部を被覆するとともに前記有機EL素子を取り囲んだ隔壁絶縁層とを具備し、前記隔壁絶縁層は有機絶縁層を含んだ有機ELディスプレイの製造方法であって、
    前記複数の画素の中から滅点及び/または輝点として視認され得るものを選択することと、
    前記選択した画素に含まれる前記画素回路のうち前記有機絶縁層と前記絶縁基板との間に位置した部分に前記絶縁基板を介してエネルギー線を照射して、前記選択した画素に含まれる前記有機EL素子を前記電源端子から電気的に切断することとを含んだ方法。
  5. 光透過性の絶縁基板と、電源端子と、前記絶縁基板上でマトリクス状に配列するとともにそれぞれ有機EL素子及び前記電源端子から前記有機EL素子への電力の供給を制御する画素回路を備えた複数の画素とを具備した有機ELディスプレイの製造方法であって、
    前記複数の画素の中から滅点及び/または輝点として視認され得るものを選択することと、
    前記選択した画素に含まれる前記画素回路の一部に前記絶縁基板を介してエネルギー線を照射して、前記選択した画素に含まれる前記有機EL素子を前記電源端子から電気的に切断することとを含み、前記エネルギー線の照射は、前記画素回路のエネルギー線が照射される部分の体積V(μm)とその部分に照射する前記エネルギー線のエネルギーR(mJ)とが不等式:0.067×V<R<0.17×Vに示す関係を満足するように行う方法。
  6. 前記画素回路は、第1電源端子に接続された第1端子と制御端子とそれらの間の電圧に対応した大きさで駆動電流を出力する第2端子とを備えた駆動制御素子を具備し、前記有機EL素子は前記第2端子と第2電源端子との間に接続され、前記エネルギー線は前記駆動制御素子に照射する請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記画素回路は、第1電源端子に接続された第1端子と制御端子とそれらの間の電圧に対応した大きさで駆動電流を出力する第2端子とを備えた駆動制御素子を具備し、前記有機EL素子は前記第2端子と第2電源端子との間に接続され、前記エネルギー線は、前記第1電源端子と前記第1端子とを接続する配線または前記第2端子と前記有機EL素子とを接続する配線に照射する請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の方法。
  8. 第1電源端子に接続された第1端子と制御端子とそれらの間の電圧に対応した大きさで駆動電流を出力する第2端子とを備えた駆動制御素子を具備し、
    前記有機EL素子は、互いに離間し且つ前記第2端子に並列的に接続された複数の陽極と、第2電源端子に接続されるとともに前記複数の陰極と対向した陰極と、前記複数の陽極と前記陰極との間に介在し且つ発光層を含んだ有機物層とを備え、
    前記エネルギー線は、前記選択した画素に含まれる前記複数の陽極の1つと前記第2端子とを接続している配線に照射する請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の方法。
  9. 前記画素回路の前記エネルギー線を照射する部分はポリシリコンからなる請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の方法。
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