JPH0264526A - 薄膜構造体 - Google Patents

薄膜構造体

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JPH0264526A
JPH0264526A JP21655988A JP21655988A JPH0264526A JP H0264526 A JPH0264526 A JP H0264526A JP 21655988 A JP21655988 A JP 21655988A JP 21655988 A JP21655988 A JP 21655988A JP H0264526 A JPH0264526 A JP H0264526A
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JP
Japan
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thin film
metal thin
film
line
insulating
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Application number
JP21655988A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahara
博司 高原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0264526A publication Critical patent/JPH0264526A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体基板・液晶表示装置に用いるアクティ
ブマトリックスアレイ基板内などに形成する薄膜構造に
関するものである。特に周囲が他の構成物質で囲まれた
状態の金属薄膜線に関するものであり、前記金属薄膜線
をレーザなどを用い、上層部に形成された膜構造に影響
を与えず切断が可能とすることを目的としたものである
従来の技術 近年、ICメモリ・液晶表示装置に用いるアクティブマ
トリックスアレイ基板などを冗長構成にし、不良部分が
接続された金属薄膜線をレーザ光により切断あるいは加
工し、製造歩留まりを向上させる方法が用いられつつあ
る。レーザ光で加工を行う金属薄膜線の上層に他の素子
あるいは構造が形成されていることが多い。しかし、レ
ーザ光で金属薄膜線を加工を行う際は上層に形成された
素子あるいは構造を破壊することは許されない。
そこで、内部に形成された金属薄膜線のみを加工できる
構造が求められていた。
以下図面を参照しながら、従来の薄膜構造体について説
明する。第5図(a)は従来の薄膜構造体の一部拡大平
面図である。第5図(b)は第5図(a)のEE′線で
の断面図、第5図(C)は第5図(a)OFF’線での
断面図である。第5図(a)(b)(c)において3は
5iNx−3iO,などの絶縁体膜、2はガラスなどの
基板、4は絶縁体膜3上に形成されたTi・Al−Cr
などで構成される金属薄膜、10はTi −AI−Cr
なとで構成される金属薄膜線である。また金属薄膜線の
幅は2〜20μm程度である。
以下、金属薄膜線の加工方法について説明する。
第6図(a)(ロ)は金属薄膜線の加工方法を説明する
ための説明図である。第6図(a)は従来の薄膜構造体
の一部拡大平面図であり、9はレーザ光照射部である。
第6図へ)は第6図(a)での断面図であり、16はレ
ーザ光の軌跡である。第6図(a)(b)で明らかなよ
うに、レーザ光・をスリットなどで矩形にし、前記レー
ザ光を透明の絶縁基板2を透過させて、加工位置を加熱
する。通常、加工位置には複数光のレーザ光のパルスを
照射する。レーザ光により加工位置の構成物質は膨張・
溶解し、近傍に除去される。以上の方法により金属薄膜
線は切断される。
発明が解決しようとする課題 従来の薄膜構造体の課題を明確にするため、第7図〜第
9図を用いて説明する。まず第7図(a)(b)(C)
は従来の金属薄膜線をレーザ光により加工をおえたとき
の平面図及び断面図である。第7図(a)は加工を終了
した薄膜構造体の一部拡大平面図であり、第7図(b)
は第7図(a)のCG’線での断面図、第7図(C)は
第7図(a)のHH’線での断面図である。
但し、第7図(a)は図面を見やすくするため、前記金
属薄膜線の上層に形成される構成物質を除去したように
作図している。第7図(a)(b)(C)において、6
はレーザ光により除去された構成物質(以後、除去物質
と呼ぶ。)である。先にも述べたように金属薄膜線の構
成物質はレーザ光により加熱・膨張・溶解し近傍に除去
される。しかしながら前記金属薄膜線は絶縁体基板3及
び絶縁体膜4により周囲を囲まれているため、前記構成
物質の逃げ場がない。そのため前記膨張した構成物質は
上層に形成された絶縁体膜4にクラックを生じさせ周辺
に広がる。この現象は特に金属薄膜線1の線幅が広く、
また除去する構成物質の量が多いとき多発する。第7図
(b) (C)で明らかなように除去物は絶縁体膜4の
クラックを通じ、上層の金属薄膜5と金属薄膜線lとを
短絡させる。前記短絡が生じると、多層に形成された膜
間を電気的に接続することになり、不良品となる。以上
のことから従来の薄膜構造体では加工条件が難しく、ま
た上層間の短絡が生じやすいという課題を有していた。
また、除去物質を少なくすれば、当然のことながら不良
が生じにくくなる。第8図(a)は加工位置の金属薄膜
線を細くした薄膜構造体の平面図である。第8図(b)
は第8図(a)のII’線での断面歯である。第8図(
a) (b)に示すように金属薄膜線を構成することに
より、不良は生じに(くすることができる。アクティブ
マトリックスアレイ基板の場合など、同じ構成が規則正
しくマトリックス状に形成される。従って、第9図に示
すように加工位置もマトリックス状に形成する必要があ
る。第9図のように構成すると両端間の配線抵抗を増大
させることになる。そのため膜厚を厚く形成するなどと
いう別の面での対策が必要になる。すると今度はエツチ
ングが難しいなどという課題が生じる。
従って、現実には用いられない薄膜構造体の構造である
以上のように従来の薄膜構造体では良好に加工すること
が困難である。本発明は上記課題を鑑みて考案されたも
のである。
課題を解決するための手段 上記従来の課題を解決するため、本発明の薄膜構造体は
、光透過性を有する基板上に金属薄膜線を形成し、前記
金属薄膜線の加工箇所の近傍と上層部のうち少なくとも
一箇所に前記金属薄膜線の膜厚以上の膜厚を有する第1
の絶縁体膜が形成され、前記第1の絶縁体膜を含む上層
部に前記金属薄膜線の膜厚以上の膜厚を有する第2の絶
縁体膜が形成されたものである。
作用 薄膜で層状に形成される場合金属薄膜線と前記薄膜線の
絶縁体膜を介して上層に形成される素子平面と最も接近
する位置は、前記金属薄膜線の幅方向のエツジ部である
。レーザ光で前記金属薄膜線を加工する場合、前記エツ
ジ部での短絡が生じる。従って、加工箇所の近傍及び上
層に絶縁体膜を形成し、エツジ部と素子平面との距離を
大きくすることにより、短絡が発生しないようにするこ
とができる。
実施例 以下本発明の薄膜構造体の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例における薄膜構造
体の一部拡大平面図である。第1図(b)は第1図(a
)のAA’線での断面図である。第1図(a)(b)に
おいて、1はTi−Al−Crなどの金属物質で形成さ
れた金属薄膜線、2は前記金属薄膜線1の近傍に形成さ
れた絶縁薄膜、3はガラスなど透明性を有する基板、4
は5iNx−3iOzなどからなる絶縁体膜、4はTi
−Al−Crなどの金属物質で形成された金属薄膜であ
る。基板3はガラスなどの基板3上にS iNxなどの
透明性を有する絶縁体膜が形成されたものでもよい。絶
縁薄膜2の膜厚は金属薄膜線1の膜厚以上の膜厚を有す
るように形成し、好ましくは1.2倍以上の膜厚に形成
する。また、形成位置は金属薄膜線に極力近づけて形成
し、絶縁薄膜2の幅は金属薄膜の膜厚以上の長さに形成
し、好ましくは金属薄膜の膜厚の5倍以上の長さを有す
るとき良好な加工結果を得ることができる。また絶縁薄
膜の横方向の長さは、レーザ光の矩形の一辺の長さ以上
に形成し、好ましくはレーザ光の矩形の一辺の1.5倍
の長さに形成する。絶縁体膜4の膜厚は金属薄膜線1の
膜厚以上の膜厚に形成し、好ましくは金属薄膜線lの1
.2倍以上の膜厚に形成したとき良好な加工結果を得る
ことができる。また前記絶縁体膜4の膜質は絶縁薄膜2
の膜質よりも硬く、つまり密度を高く形成する。以上の
絶縁体膜4、絶縁薄膜の膜厚、膜質の関係及び絶縁薄膜
の幅、長さに関する事項は以下の実施例においても同様
である。なお本発明の実施例において薄膜構造は非常に
簡易に描いているが、実際の構造は複雑な構造を有して
おり、また金属薄膜5と一層の膜構造のように描いてい
るが、これは多種の形状の素子などが多層に形成されて
いることと考えてよい。
次に本発明の薄膜構造体における金属薄膜線1の加工方
法について説明する。加工方法は従来の実施例で説明し
た方法と同様である。つまり第6図(a) (b)に示
すように、レーザ光をスリットなどで矩形にし、前記レ
ーザ光を基板3を透過させて加工位置を加熱する。
第2図(a)は本発明の薄膜構造の金属薄膜線1にレー
ザ光による加工が終了した後の平面図である。
なお第2図(a)では図面をわかりやすくするために上
層の金属薄膜を除去したところを描いている。
また第2図(b)は第2図(a)のBB’線での断面図
である。第2図(a)(b)において6はレーザ光によ
り除去された除去物質である。絶縁薄膜2は絶縁体膜4
よりも構成物質の密度が低いため、主として絶縁薄膜2
にクランクなどが生じ、除去物質6が侵入する。従って
、絶縁体膜4にクラックがはいり金属薄膜線1と金属薄
膜5が短絡することはない。
実験では金属薄膜線の構成物質がAIで幅5μm膜厚4
000Å以下、絶縁薄膜の幅2μm以上、長さ10μm
以上、膜厚5000Å以上、絶縁体膜5000Å以上の
とき良好な加工条件を得ることができた。
以下本発明の第2の実施例の薄膜構造体について図面を
参照しながら説明する。第3図(a)は本発明の第2の
実施例における薄膜構造体の一部拡大平面図である。第
3図(b)は第3図(a)のCC′線での断面図である
。本発明の第2の実施例では第3図さ)の断面図で明ら
かなように絶縁薄膜7を金属薄膜線1の一部に重畳する
ように形成したものである。従って、絶縁薄膜7を形成
する際、位置あわせ及び位置決め精度が必要でない。
以下本発明の第3の実施例の薄膜構造体について図面を
参照しながら説明する。第4図(a)は本発明の第3の
実施例における薄膜構造体の一部拡大平面図である。第
4図(b)は第4図(a)のDD’線での断面図である
。本発明の第3の実施例では第4図の断面図で明らかな
ように絶縁体膜8を金属薄膜1の幅方向に重畳するよう
に形成したものである。従って絶縁薄膜8を形成する際
、位置決め精度が必要でな(、金属薄膜線の上層部の金
属薄膜5との距離が長くなるため、さらに良好な加工を
行うことができる。
発明の効果 以上の本発明の薄膜構造体は絶縁薄膜を形成を金属薄膜
線の近傍及び上層に形成しているため、金属薄膜線のエ
ツジ部と金属薄膜5との距離を離して形成することがで
きる。また絶縁体膜4の膜質は絶縁薄膜によりも硬く形
成している。従って金属薄膜線の加工箇所を加工する際
、絶縁体膜4にクランクが生じず、金属薄膜線と金属薄
膜との短絡が生じず良好に加工を行うことができる。ゆ
えに多層膜構造の内部に形成された金属薄膜線を上下の
膜に影響を与えず加工できることを意味し、高密度かつ
多層の膜構造の冗表構成基板に対し大きな効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)Hは本発明の第1の実施例における
薄膜構造体の平面図及び断面図、第2図(a)(b)は
加工終了後の本発明の薄膜構造体の平面図及び断面図、
第3図(a)(b)は本発明の第2の実施例における薄
膜構造体の平面図及び断面図、第4図(a)(b)は本
発明の第3の実施例における薄膜構造体の平面図及び断
面図、第5図(a)(b)(C)は従来の薄膜構造の平
面図及び断面図、第6図(a)(b)は金属薄膜線の加
工方法の説明図、第7図(a) (b)(C)は加工終
了後の従来の薄膜構造体の平面図及び断面図、第8図(
a)(b) 。 第9図は従来の他の薄膜構造体の平面図及び断面図であ
る。 1・・・・・・金属薄膜線、2,7.8・・・・・・絶
縁薄膜、3・・・・・・基板、4・・・・・・絶縁体膜
、5・・・・・・金属薄膜、6・・・・・・除去物質、
9・・・・・・レーザ光照射部、10・・・・・・レー
ザ光の軌跡、11・・・・・・絶縁体膜、12.13・
・・・・・金属薄膜線。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 1−一一会xI簿票課 4− 把録体裏 5−  金潰簿職 第 図 6”−−一凍去物貢 ハ 第 図 第 図 7−−−絶隈** 第 図 第 図 工

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光透過性を有する基板上に金属薄膜線を形成し、
    前記金属薄膜線の加工箇所の近傍と上層部のうち少なく
    とも一箇所に前記金属薄膜線の膜厚以上の膜厚を有する
    第1の絶縁体膜が形成され、前記第1の絶縁体膜を含む
    上層部に前記金属薄膜線の膜厚以上の膜厚を有する第2
    の絶縁体膜が形成されたことを特徴とする薄膜構造体。
  2. (2)金属薄膜線の加工箇所はレーザ光を前記加工箇所
    の下層の物質を透過させ、加工を行うことを特徴とする
    請求項(1)記載の薄膜構造体。
JP21655988A 1988-08-31 1988-08-31 薄膜構造体 Pending JPH0264526A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004068446A1 (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd. 有機elディスプレイの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004068446A1 (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd. 有機elディスプレイの製造方法
US7645631B2 (en) 2003-01-27 2010-01-12 Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd. Method of manufacturing organic EL display

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