JPH0728074A - 表示装置及びその製造方法 - Google Patents

表示装置及びその製造方法

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JPH0728074A
JPH0728074A JP16990193A JP16990193A JPH0728074A JP H0728074 A JPH0728074 A JP H0728074A JP 16990193 A JP16990193 A JP 16990193A JP 16990193 A JP16990193 A JP 16990193A JP H0728074 A JPH0728074 A JP H0728074A
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JP
Japan
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bus line
gate bus
display device
pattern
resist
Prior art date
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Pending
Application number
JP16990193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuaki Koyama
徹朗 小山
Atsuo Seki
敦夫 関
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0728074A publication Critical patent/JPH0728074A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】断線を生じないゲートバスラインの構造、その
製造方法を提供する。 【構成】 ゲートバスラインのエッジ部に階段又は斜度
の小さいテーパーを形成する。フォトマスクのゲートバ
スラインを形成するエッジ部に露光装置の解像度を越え
る微細パターンを付設する。微細パターンの部分ではコ
ントラストが低下してレジストのエッジ部が傾斜する。 【効果】 ゲートバスラインのエッジ部の斜度が小さく
なるので、その上に積層されるソースバスラインの断線
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリクス状に配設さ
れた多数の駆動配線により表示を行うマトリクス型の表
示装置、及びその製造方法に関し、特に、各駆動配線の
形状およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】逆スタガー型TFTをアドレス素子とし
て用いるアクテイブマトリクス型液晶表示素子の構成を
図6の平面図と、図7の断面図で示す。この液晶表示素
子は、ガラス、樹脂よりなる絶縁性透明基板1上にマト
リクス状に絵素電極2が形成されており、各絵素電極2
の間にゲートバスライン3と、ソースバスライン4が配
線され、ゲートバスライン3と、ソースバスライン4が
交差する付近にTFT5が形成され、各絵素電極2に接
続されている。TFT5はゲートバスライン3をゲート
電極3aとし、このゲート電極3aの上にゲート絶縁膜
6,a−Si半導体膜7、絶縁膜8、オーミック接触用
のn+−a−Siコンタクト膜9、ソース電極S、ドレ
イン電極D、絵素電極2、及び絶縁性保護膜10を積層
することにより構成されている。以上の構成のセル基板
と、対向電極を形成した対向基板との間に液晶が注入さ
れ、液晶表示素子が構成される。
【0003】この表示素子において、ゲートバスライン
は抵抗値をできる限り低抵抗化するため比較的厚い膜厚
としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置を構成す
るゲートバスライン3、ソースバスライン4は、ガラス
基板1の全面に堆積した金属膜11、その上に塗布した
レジスト膜12をフォトリソグラフィ技術によりパター
ン化することにより形成される。すなわち、フォトマス
クを使用してレジスト膜を露光、現像を行うと、図8の
現像工程完了パターンが得られる。そして次に、エッチ
ングを行うと、図9のエッチング工程完了パターンが得
られ、ゲートバスライン3、ソースバスライン4が形成
される。このフォトリソグラフィ技術によれば、ゲート
バスライン、ソースバスラインの側辺部に十分な斜度を
持つテーパ部が得られない。従って、ゲートバスライン
とソースバスラインのクロス部においてカバレッジ不
良、及びエッチング溶液がレジストエッジ部から侵入す
ることからくる断線が生じている。
【0005】上記した従来技術及び発明が解決しようと
する課題は、アクティブマトリクス型液晶表示装置のゲ
ートバスライン、ソースバスラインについて説明した
が、デューティ液晶表示装置のX方向電極、Y方向電
極、EL表示装置のX電極、Y電極においても同様の課
題が存在している。
【0006】本発明は特にラインクロス部の断線を防止
することができるバスラインの構造、およびその製造方
法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために以下の手段を備えている。
【0008】本発明は、絶縁性透明基板、該絶縁性透明
基板上にマトリクス状に配置された駆動配線を有する表
示装置において、上記駆動配線の側辺に階段、又は斜度
の小さいテーパーを形成する。上記階段、又はテーパー
は、少なくともゲートバスラインとソースバスラインが
交差する部分に形成され、上記階段は1段以上形成さ
れ、実質的な斜度を20度から70度の範囲にするのが
望ましい。更に好ましい斜度は40度から50度であ
る。また上記テーパーの傾斜角は上記実質的斜度と同様
の範囲の傾斜角が形成される。
【0009】本発明は、上記階段、又は斜度の小さいテ
ーパーを形成するため、露光装置の解像力を越える微細
パターンを駆動配線の両側辺近傍に付設したフォトマス
クを使用してフォトリソグラフィ技術により駆動配線を
形成する。上記微細パターンは、駆動配線の側辺に、例
えば長方形、または円形、楕円形の小さい穴を一列以上
に並べて開けることによって構成される。
【0010】
【作用】露光装置の解像力を越える微細パターンをフォ
トマスクに形成して、レジストを露光した場合、図4に
示すように光がマスクを通過する際、通常の解像度許容
範囲にある図3に比べエネルギー強度が低下、分散し露
光領域が広がる。図3、図4において、横軸は露光領域
の距離を示し、縦軸は光強度を示す。また、レジストに
照射されるエネルギー量とエッチング後のレジスト膜厚
との関係は図5に示すように、レジストに照射されるエ
ネルギー量が少ない場合、レジストの膜厚は大きくな
り、エネルギー量が多い場合、レジストの膜厚は小さく
なる。したがって、レジストに照射されるエネルギー量
が分散低下すると、レジストのエッチング後の膜厚は大
きくなる。このようにしてレジストパターン側辺の低コ
ントラスト化を促進する。
【0011】以上のような手段を用いてレジストパター
ンの側辺にテーパ部を形成して、エッチングを行うと、
ゲートバスライン側辺に低コントラスト(薄膜化)部分
を形成して、エッチング完了時のパターンに階段を形成
し、又はテーパ部の斜度を小さくする。これによりソー
スラインのカバレッジ及び断線を防止することができ
る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例は図1及び図2に基づいて説
明すれば以下の通りである。
【0013】本発明に係る液晶表示装置は、絶縁性透明
基板(例えばガラス、透明樹脂)21の上に、タンタル
等の金属薄膜22を堆積し、その上にフォトレジスト2
3を塗布した基板を用いる。この基板に幅が10μmの
ゲートバスライン23を形成するために、レジスト膜に
パターンを形成するマスク28に、ゲートバスラインの
エッジ部に2.0μmの矩形の穴を一列に形成した抜き
パターン24を形成する。
【0014】ここで形成した2.0μmの矩形抜きパタ
ーンは、次の工程で使用するアライナー装置の解像力を
越えた微細なパターンである。アライナー装置の解像力
が大きくなれば抜きパターンの大きさは、小さくする必
要がある。またゲートバスラインに形成する階段の数、
テーパーの傾斜角は、抜きパターンを構成する穴の大き
さ、数、配列、間隔、形状を調整して決定される。
【0015】この抜きパターンが入ったゲートラインパ
ターン用マスクをアライナー装置を用いて露光し、現像
すると、図1bに示すように、ゲートバスライン25の
エッジ部26に2.0μm抜きパターンによる低コント
ラスト状態のため、階段をもつレジストパターンが形成
された。このレジストパターンを用いてエッチング工程
で処理することにより、図2のようなテーパ部の斜度の
小さいゲートラインパターン23が形成された。
【0016】上記実施例はゲートバスラインに抜きパタ
ーンを形成したが、勿論ソースバスラインに形成しても
よい。また、抜きパターンはゲートバスラインとソース
バスラインが交差する部分に形成するのが効果的である
から、ゲートバスラインのソースバスラインと交差する
部分にのみ形成してもよい。
【0017】上記実施例は、アクティブマトリクス型液
晶表示装置のゲートバスライン、ソースバスラインに適
用した場合について説明したが、デューティ液晶表示装
置のX方向電極、Y方向電極、EL表示装置のX電極、
Y電極に適用して同様の作用、効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、アライ
ナー装置でゲートバスラインレジストパターンを作成す
るときに、マスクのエッジ部にアライナー装置の解像能
力を越える抜きパターンを付加する。これによりエッチ
ング工程完了時のゲートラインのテーパ部の斜度を小さ
くし、その上に積層されるソースライン等とのクロス部
に発生するカバレッジ不良からくる断線防止を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法に使用するマスクとレジスト
膜との関係を説明する図。
【図2】本発明のゲートバスライン、ソースバスライン
の形状を示す断面図。
【図3】露光装置の露光分布を説明するエネルギー強度
特性図。
【図4】本発明のマスクを使用した場合の露光装置の露
光分布を説明するエネルギー強度特性図。
【図5】レジスト膜に照射されるエネルギー量とレジス
ト膜厚との関係を説明する図。
【図6】液晶表示装置の絵素部分の平面図。
【図7】図6のX−Y断面図。
【図8】公知の製造方法で使用されるマスクとレジスト
膜との関係を説明する図。
【図9】公知のゲートバスラインの断面図。
【符号の説明】
1 絶縁性透明基板 2 絵素電極 3 ゲートバスライン 4 ソースバスライン 5 TFT 6 ゲート絶縁膜 7 a−Si半導体膜 8 絶縁膜 9 n+a−Siコンタクト膜 10 絶縁性保護膜 11 金属膜 12 レジスト膜 21 絶縁性透明基板 22 金属薄膜 23 フォトレジスト 24 抜きパターン 25 ゲートバスライン 26 エッジ部 28 マスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性透明基板と、該絶縁性透明基板上
    にマトリクス状に配置された駆動配線を備える表示装置
    において、上記駆動配線の側辺の少なくとも一部分に階
    段、又は斜度の小さいテーパーを形成したことを特徴と
    する表示装置。
  2. 【請求項2】 絶縁性透明基板と、該絶縁性透明基板上
    にマトリクス状に配置された駆動配線を備える表示装置
    の製造方法において、露光装置の解像力を越える微細パ
    ターンを駆動配線の両側辺近傍に付設したフォトマスク
    を使用して駆動配線を形成することを特徴とする液晶表
    示装置の製造方法。
JP16990193A 1993-07-09 1993-07-09 表示装置及びその製造方法 Pending JPH0728074A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2750797A1 (fr) * 1996-06-12 1998-01-09 Lgelectronics Procede de fabrication d'un dispositif semi-conducteur notamment d'un dispositif d'affichage a cristal liquide
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