JPH05166935A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Publication number
JPH05166935A
JPH05166935A JP3334674A JP33467491A JPH05166935A JP H05166935 A JPH05166935 A JP H05166935A JP 3334674 A JP3334674 A JP 3334674A JP 33467491 A JP33467491 A JP 33467491A JP H05166935 A JPH05166935 A JP H05166935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse
redundant circuit
semiconductor device
insulating film
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP3334674A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Matsuda
隆幸 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3334674A priority Critical patent/JPH05166935A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、冗長回路のフュ−ズ上の絶縁膜の
少なくとも一部に開口部を形成することにより、低い出
力のレ−ザ照射量でフュ−ズを切断することを目的とす
る。 【構成】 半導体記憶装置のアルミ電極9のボンディン
グ用のコンタクトの開口部のエッチング工程において、
表面保護膜30のエッチングの所定の時間よりも、50
%〜200%長い時間エッチングすることにより、最下
層の配線で形成された冗長回路用のフュ−ズ4の上の絶
縁膜の膜厚を、1800nmから1000nmの膜厚に
することによって、レ−ザの出力を0.8〜1.0マイ
クロジュ−ルから、0.3〜0.4マイクロジュ−ルに
減少させ、シリコン基板5や、隣接する配線にダメ−ジ
を与えないようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置における冗長
回路のフュ−ズの構造と製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置、特にDRAMにおい
ては、メモリセルのなかで正常に動作していない部分
を、多層配線の最下層の配線で形成した冗長回路用フュ
−ズを切断することによって、不良ビットの箇所を冗長
回路の良品ビットに置き換えて、不良箇所のメモリセル
を修復している。フュ−ズ材料としてポリシリコン配線
が一般的であるため、多層配線の最下層に冗長回路用フ
ュ−ズを設けていた。そして、このフュ−ズを完全に切
断する為には、大きな出力のレ−ザを照射することが必
要であった。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の冗長回路
用フュ−ズのレ−ザ照射による切断について説明する。
【0004】図3は、半導体記憶装置の冗長回路用のフ
ュ−ズの配置を示す平面図であり、1は最下層のポリシ
リコン配線、2は1層目アルミ配線、3はポリシリコン
配線とアルミの配線のコンタクト、4はポリシリコン配
線1のうちレ−ザ照射によって切断されるフュ−ズ部分
である。図4は半導体記憶装置の冗長回路用のフュ−ズ
部分の断面図であり、5はシリコン基板、9は2層目ア
ルミの電極、10はポリサイドビット配線、20は絶縁
膜、30は表面保護膜、40はアルミ電極のワイヤボン
ディング用の開口部である。ここで、絶縁膜表面からフ
ュ−ズ4表面までの絶縁膜が非常に厚いので、出力を大
きくしたレ−ザを照射し、フュ−ズ4を完全に切断する
のである。
【0005】切断時の状態を図5に示す。この時にレ−
ザ照射により切断された後のフュ−ズは、図5の6に示
すようになり、レ−ザが照射された箇所のシリコン基板
は、7に示すように、掘られて削られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の構
成では、大出力レ−ザ照射の影響を受ける部分が大きく
なり、隣接する他のフュ−ズや、他の配線、フュ−ズ下
のシリコン基板にダメ−ジを与えてしまうという問題点
を有していた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、低いレ−ザ照
射量により、冗長回路のフュ−ズを切断することが出来
るように、冗長回路上の絶縁膜の膜厚を充分に薄くした
半導体装置及びその製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体装置は、半導体装置の冗長回路用の
フュ−ズ上の絶縁膜の少なくとも一部分に、開口部を有
することを特徴とする。
【0009】また本発明の半導体装置の製造方法は、半
導体装置の冗長回路用のフュ−ズ上の絶縁膜の少なくと
も一部に開口部を形成する工程と、前記フュ−ズ上に低
い出力のレ−ザを照射して、フュ−ズを切断する工程と
を含む。
【0010】また上記開口部の形成を、アルミ電極上へ
のボンディングの為の開口部の形成と同時に行なう。
【0011】
【作用】本発明は、最下層の配線で形成された冗長回路
のフュ−ズ上の絶縁膜をエッチングして開口部を形成
し、膜厚を充分に薄くしているので、低い出力のレ−ザ
照射によって冗長回路用のフュ−ズを完全に切断出来
る。従って、シリコン基板や、隣接するフュ−ズや、他
の配線にダメ−ジを与えることはない。
【0012】またアルミ電極からの取り出し用ボンディ
ングの為のコンタクトの開口部を形成する際と同時に上
記開口部を形成すれば、工程数の増加を抑えられる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例の工程について、図1
(a)〜(c)を参照しながら説明する。
【0014】図1(a)に示された、表面保護膜30の
上に、レジスト膜を塗布し、所望の領域を露光する。こ
の時、アルミ電極上の表面保護膜の膜厚300nmに比
べて、ポリシリコンの配線で形成されたフュ−ズ上の絶
縁膜の膜厚1800nmが大きいので、ボンディング用
の開口部をエッチングするための所定の時間よりも、5
0%〜200%長い時間エッチングして、アルミ電極の
開口部40とフュ−ズ上の窓42を同時にあけ、レジス
トを除去する。この状態を図1(b)に示す。
【0015】次に、図1(c)ではフュ−ズ4上にレ−
ザ照射して、フュ−ズ4を切断する。
【0016】本実施例では、ボンディング用の開口部を
エッチングするための所定の時間よりも、50%〜20
0%長い時間エッチングすることにより、ボンディング
用の開口部のアルミ電極の表面はオ−バ−エッチングさ
れるが、50%〜200%のエッチングであれば、アル
ミ電極のオ−バ−エッチ量は30nm程度であり問題は
ないので、最下層の配線で形成された冗長回路用のフュ
−ズの上の絶縁膜の膜厚を、1800nmから1000
nmの膜厚にすることができる。この為レ−ザ−の出力
を0.8〜1.0マイクロジュ−ルから、0.3〜0.
4マイクロジュ−ルに減少させることができ、図1
(c)の8に示すように、シリコン基板や、隣接する配
線にダメ−ジを与えないようにすることができた。
【0017】以上のように本実施例では、表面保護膜を
エッチングして、ボンディングの為のコンタクト用の開
口部40を形成する工程で、表面保護膜30のエッチン
グ量よりも多くエッチングする事により、同時に冗長回
路用のフュ−ズ4上に形成された絶縁膜20の膜厚を充
分に薄くして、低い出力のレ−ザ照射による、冗長回路
のフュ−ズ4の切断を行なうことが出きるので、レ−ザ
照射が半導体装置基板5等に与えるダメ−ジを抑制でき
る。
【0018】なお、実施例において、フュ−ズは、最下
層のポリシリコン配線のレベルで形成としたが、DRA
Mでは、例えば、図2の10に示されるように、ポリサ
イドビッドライン配線で形成したフュ−ズであっても、
本発明が有効であることは言うまでもない。
【0019】また、アルミ電極のボンディング用の開口
部を形成する工程と別工程で、フュ−ズ上に窓をあける
という工程も可能であり、フュ−ズ上の絶縁膜をより多
くエッチングして薄くすることができるという利点があ
る。しかし、工数の面では、上記実施例の方が有利にな
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、冗長回路用のフ
ュ−ズ上に形成された絶縁膜の膜厚を充分に薄くして、
低い出力のレ−ザ−照射による、冗長回路のフュ−ズの
切断を行なうことが出きるので、レ−ザ−照射が半導体
装置基板等に与えるダメ−ジを防止するためにその効果
を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冗長回路のフュ−ズ部分の切断工程断
面図
【図2】ポリサイドビッドライン配線で形成したフュ−
ズ部分の断面図
【図3】半導体装置のフュ−ズ部分の平面図
【図4】従来例の表面保護膜のエッチング後のフュ−ズ
部分の断面図
【図5】従来例のレ−ザ照射後のフュ−ズ部分断面図
【符号の説明】
1 ポリシリコン配線 2 1層目アルミ配線 3 ポリシリコン配線と1層目アルミ配線のコンタクト 4 フュ−ズ 5 シリコン基板 8 フュ−ズの切断後(本発明) 9 アルミ電極 10 ポリサイドビット線 20 絶縁膜 30 表面保護膜 40 アルミ電極の開口部 42 フュ−ズ上窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置の冗長回路用のフュ−ズ上の絶
    縁膜の少なくとも一部分に、開口部を有することを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体装置の冗長回路用のフュ−ズ上の絶
    縁膜の少なくとも一部に開口部を形成する工程と、前記
    フュ−ズ上に低い出力のレ−ザを照射して、フュ−ズを
    切断する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の開口部の形成を、アルミ電
    極上へのボンディングの為の開口部の形成と同時に行な
    うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP3334674A 1991-12-18 1991-12-18 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH05166935A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665638A (en) * 1994-07-07 1997-09-09 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Method for repairing a defect generated cell using a laser
KR100244407B1 (ko) * 1996-12-24 2000-02-01 김영환 레이저 차단층을 갖춘 반도체장치
JP2007214177A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Seiko Epson Corp 半導体装置およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100244407B1 (ko) * 1996-12-24 2000-02-01 김영환 레이저 차단층을 갖춘 반도체장치
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