JP2000187248A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置

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JP2000187248A
JP2000187248A JP14841499A JP14841499A JP2000187248A JP 2000187248 A JP2000187248 A JP 2000187248A JP 14841499 A JP14841499 A JP 14841499A JP 14841499 A JP14841499 A JP 14841499A JP 2000187248 A JP2000187248 A JP 2000187248A
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哲也 飯塚
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貴文 中村
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康行 花澤
Akihiro Kaga
明広 加賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明の目的は、配線BM構造を用いてなが
らも、表示品位を低下することなく補助容量を形成して
いる電極間の短絡不良を改善できるアクティブマトリク
ス型液晶表示装置を提供することにある。 【解決手段】TFT75のソース電極67、画素電極5
3、及び補助容量電極61を互いに連結する連結配線8
0は、補助容量を形成する補助容量線52及び補助容量
電極61にともに重ならない配線部80Xを含んでい
る。すなわち、この配線部80Xは、アレイ基板の裏面
側から見て露出しているため、補助容量線52と連結配
線80、もしくは補助容量電極との間で短絡不良が生じ
た際に、この配線部80Xにレーザビームを照射して電
気的に切断することにより、短絡不良が生じた画素を半
点灯状態まで改善することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アクティブマト
リクス型液晶表示装置に係り、特に、ポリシリコンなど
の半導体層を用いた薄膜トランジスタをスイッチング素
子として備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度かつ大容量でありながら、
高機能、高精細な表示が得られる液晶表示装置の実用化
が進められている。
【0003】この液晶表示装置には、各種方式がある
が、中でも薄膜トランジスタすなわちTFTをスイッチ
ング素子とした画素電極がマトリクス状に設けられたア
レイ基板を備えるアクティブマトリクス型液晶表示装置
が注目されている。このアクティブマトリクス型液晶表
示装置は、隣接画素間のクロストークが小さく、高コン
トラストの表示が得られ、透過型表示が可能であり、か
つ大面積化も容易などの利点を有している。
【0004】このアクティブマトリクス型液晶表示装置
に適用されるアレイ基板は、絶縁基板上に互いに交差す
る方向に複数本の走査線と複数本の信号線とを備えてい
る。また、アレイ基板は、これらの走査線と信号線との
交差部にTFTを備え、さらに、走査線と信号線とによ
り区画された複数の領域すなわち画素領域に配置された
画素電極を有している。
【0005】このようなアクティブマトリクス型液晶表
示装置は、画素領域間の光漏れを防ぐ目的でブラックマ
トリクスすなわちBMを備えている。このブラックマト
リクスは、一般に、カラーフィルタ用の着色層ととも
に、液晶層を介してアレイ基板に対向配置される対向基
板に配置される。このため、アレイ基板と対向基板との
合わせずれを考慮する必要が有り、合わせずれが発生し
た場合には、光を透過する開口部分の割合すなわち開口
率が低下する。
【0006】こうした問題点を解決するため、近年、ア
レイ基板上に設けられた走査線や信号線などの配線部の
上に、遮光性の有機絶縁膜を設けてブラックマトリクス
として利用する配線BM構造が提案されている。この配
線BM構造では、画素電極が画素領域の最上層に設けら
れ、かつ画素電極の端部がマトリクス状に設けられた配
線部に重ねられている。また、有機絶縁膜の代わりに、
従来対向基板に形成されていたカラーフィルタの着色層
を配線部の上に設けてブラックマトリクスとして利用す
る配線BM構造も提案されている。これらの配線BM構
造では、アレイ基板と対向基板との合わせずれによる開
口率低下が無いため、高開口率を実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな配線BM構造は、以下に述べるような欠点を有して
いる。
【0008】すなわち、有機絶縁膜や着色層を挟んで配
線部と画素電極とを重ね合わせる構造は、信号線と画素
電極とを所定距離の間隔をおいて同一層に配置して対向
基板に配置したブラックマトリクスで開口部を規定する
構造と比較して、異なる層に配置された信号線と画素電
極との寄生容量が大きくなる。このため、液晶表示装置
に表示される表示画面の表示品位が影響を受けやすくな
る。これを避けるためには、すべての画素領域である一
定量の補助容量を形成する必要がある。
【0009】アクティブマトリクス型液晶表示装置にお
いては、TFTに電気的に接続された画素電極が数十万
画素から百万画素以上マトリクス状に配列されている。
このため、全てのアレイ基板の全画素領域を無欠陥に製
造することは非常に困難であり、ある割合で画素欠陥が
生じる。この画素欠陥の原因は、様々であるが、補助容
量を形成する電極間の短絡による不良が、画素欠陥不良
の多くを占めることが、不良解析により明らかとなって
いる。このような不良が発生すると、その画素は、ある
電位に固定されるため、常時点灯の画素欠陥となる。さ
らには、対向電極との間に直流電圧が印加され続けるた
めに、画素領域に対応した液晶層に含まれる液晶組成物
が劣化することになり、信頼性上も問題である。
【0010】このような画素欠陥を修復する一つの方法
として、短絡不良を生じた補助容量電極にレーザビーム
を照射して切断し、画素電極から電気的に切り離す手法
が知られている。この場合、修復された画素は、信号線
と画素電極との間の寄生容量の影響を受けるものの、半
点灯状態に改善される。
【0011】しかしながら、上述した配線BM構造にお
いては、配線部と画素電極とが重なるため、レーザビー
ムで配線部の一部を切断しようとすると、新たな短絡不
良が発生するといった問題が発生する。これを避けるた
めに、画素電極に重ならないように、あらかじめ切断用
の配線部を形成すると、この配線部を光が透過し、コン
トラスト比が低下するという問題が生じる。
【0012】この発明の目的は、上述した問題点に鑑み
なされたものであって、コントラストの低下を招くこと
なく、表示不良を改善できるアクティブマトリクス型液
晶表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置は、互いに交差して配置された複数の
走査線及び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差
部に配置され前記信号線に電気的に接続されたスイッチ
ング素子と、前記スイッチング素子に第1連結配線を介
して電気的に接続された画素電極と、前記スイッチング
素子及び前記画素電極のいずれか一方に第2連結配線を
介して電気的に接続された補助容量電極と、前記補助容
量電極に絶縁層を介して対向配置された補助容量信号線
と、を有するアレイ基板と、液晶組成物を介して前記画
素電極に対向配置された対向電極を有する対向基板と、
を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置におい
て、前記第2連結配線は、前記補助容量信号線から露出
する部分を有することを特徴とする。
【0014】請求項7に記載のアクティブマトリクス型
液晶表示装置は、互いに交差して配置された複数の走査
線及び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差部に
配置され前記信号線に電気的に接続されたスイッチング
素子と、前記スイッチング素子に第1連結配線を介して
電気的に接続された画素電極と、前記スイッチング素子
に第2連結配線を介して電気的に接続された補助容量電
極と、前記補助容量電極に絶縁層を介して対向配置され
た補助容量信号線と、を有するアレイ基板と、液晶組成
物を介して前記画素電極に対向配置された対向電極を有
する対向基板と、を備えたアクティブマトリクス型液晶
表示装置において、前記スイッチング素子は、半導体層
を有し、前記半導体層中に形成されたチャネル領域か
ら、前記第1連結配線及び第2連結配線との接続部まで
の間の半導体層の一部が、他の配線から露出する部分を
有することを特徴とする。
【0015】請求項9に記載のアクティブマトリクス型
液晶表示装置は、互いに交差して配置された複数の走査
線及び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差部に
配置され前記信号線に電気的に接続されたスイッチング
素子と、前記スイッチング素子に第1連結配線を介して
電気的に接続された画素電極と、前記スイッチング素子
及び前記画素電極のいずれか一方に第2連結配線を介し
て電気的に接続された補助容量電極と、前記補助容量電
極に絶縁層を介して対向配置された補助容量信号線と、
を有するアレイ基板と、液晶組成物を介して前記画素電
極に対向配置された対向電極を有する対向基板と、を備
えたアクティブマトリクス型液晶表示装置において、前
記補助容量信号線は、前記補助容量電極と重なって補助
容量を形成する部分と、他の配線から露出する部分とを
有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明のアクティブマト
リクス型液晶表示装置の実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0017】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
るアクティブマトリクス型液晶表示装置の1画素領域を
概略的に示す平面図であり、図2は、図1に示したアク
ティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含む領域
を拡大した拡大平面図である。図3は、図2中の一点鎖
線A−B−C−Dに沿って切断した断面を概略的に示す
断面図である。
【0018】図1乃至図3に示すように、アレイ基板8
6の1画素領域内において、信号線50は、層間絶縁膜
76を介して、走査線51及び第1電極配線としての補
助容量線52に対して直交するように配置されている。
補助容量線52は、走査線51と同一の層に設けられて
いるとともに、走査線51に対して平行に形成されてい
る。信号線50及び補助容量線52によって区画された
領域は、1画素領域に相当する。補助容量線52の一部
は、ゲート絶縁膜62を介してポリシリコン膜によって
形成された第2電極配線としての補助容量電極61に対
向配置され、補助容量線52と補助容量電極61との間
で補助容量を形成している。
【0019】画素電極53は、信号線50及び補助容量
線52の上にその周縁部を重ねるように配置されてい
る。スイッチング素子として機能する薄膜トランジスタ
すなわちTFT75は、信号線50と走査線51の交点
近傍に配置されている。このTFT75は、Nチャネル
型Lightly Doped Drain、すなわち
Nch型LDD構造の素子を利用している。
【0020】TFT75は、ポリシリコン膜によって形
成されたドレイン電極66及びソース電極67を有し、
ゲート絶縁膜62を介して配置された走査線51の一部
をゲート電極63とする。ドレイン電極66は、コンタ
クトホール77を介して、信号線50に電気的に接続さ
れている。TFT75のソース電極67、画素電極5
3、および、補助容量電極61は、一連の連結配線80
によって電気的に接続されている。
【0021】すなわち、ソース電極67は、コンタクト
ホール78を介して第1コンタクト電極67Cに電気的
に接続されている。画素電極53は、コンタクトホール
83A、83Bを介して第2コンタクト電極53Cに電
気的に接続されている。補助容量電極61は、コンタク
トホール79を介して第3コンタクト電極61Cに電気
的に接続されている。
【0022】第1コンタクト電極67Cと第2コンタク
ト電極53Cとは、連結配線80の第1連結部80Aに
よって電気的に接続されている。これにより、第1連結
部80Aは、ソース電極67と画素電極53とを電気的
に連結する。
【0023】第2コンタクト電極53Cと第3コンタク
ト電極61Cとは、連結配線80の第2連結部80Bに
よって電気的に接続されている。これにより、第2連結
部80Bは、画素電極53と補助容量電極61とを電気
的に連結する。この第2連結部80Bは、第1連結部8
0Aに連続して形成されている。
【0024】第2連結部80Bの少なくとも一部は、補
助容量線52及び補助容量電極61に重ならない配線部
80Xを含んでいる。すなわち、この第1の実施の形態
では、図1乃至図3に示したように、補助容量線52及
び補助容量電極61は、配線部80Xに重なる所定の領
域に開口部54A及び54Bを有している。これによ
り、図3に示すように、アレイ基板86の裏面側から見
て、配線部80Xは、これらの開口部54(A,B)を
介して補助容量線52及び補助容量電極61から露出す
ることになる。アレイ基板86と対向基板92との間を
所定の間隔に維持する柱状スペーサ55は、補助容量線
52及び補助容量電極61の開口部54に対応するよう
に設けられ、光漏れによるコントラスト比の低下を防い
でいる。
【0025】このような構造とすることにより、第3コ
ンタクト電極61Cに近い第2連結部80Bと補助容量
線52との間、あるいは、補助容量線52と補助容量電
極61との間で短絡が生じた場合には、他の駆動配線か
ら露出している配線部80Xに向けてレーザビームを照
射して切断する。このように、連結配線80の配線部8
0Xを切断することにより、走査線や信号線などの他の
駆動配線にダメージを与えることなく、短絡を修復する
ことが可能となる。
【0026】次に、図1乃至図3を参照して、上述した
構造の第1の実施の形態に係るアクティブマトリクス型
液晶表示装置の製造方法について説明する。
【0027】まず、高歪点ガラス基板や石英基板などの
透明な絶縁性の基板60上に、CVD法などによりアモ
ルファスシリコン膜すなわちa−Si膜を50nm程度
被着する。そして、450℃で1時間、アニールを行っ
た後、エキシマレーザビームを照射し、a−Si膜を多
結晶化する。その後に、多結晶化されたシリコン膜すな
わちポリシリコン膜を、フォトエッチング法によりパタ
ーニングして、表示領域における各画素領域にそれぞれ
設けられるTFTすなわち画素TFT75のチャネル
層、及び駆動回路領域に設けられるTFTすなわち回路
TFT69、72のチャネル層を形成するとともに、補
助容量を形成するための補助容量電極61を開口部54
とともに形成する。
【0028】続いて、CVD法により、基板60の全面
にシリコン酸化膜すなわちSiOx膜を100nm程度
被着して、ゲート絶縁膜62を形成する。
【0029】続いて、ゲート絶縁膜62上の全面にタン
タル(Ta)、クロム(Cr)、アルミニウム(A
l)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、銅
(Cu)などの単体、または、これらの積層膜、あるい
は、これらの合金膜を400nm程度被着し、フォトエ
ッチング法により所定の形状にパターニングする。これ
により、走査線51、ゲート絶縁膜62を介して補助容
量電極61に対向する補助容量線52、走査線51を延
在してなる画素TFT75のゲート電極63、回路TF
T69、72のゲート電極64、65、および、駆動回
路領域内の各種配線を形成する。この時、補助容量線5
2についても、補助容量電極61と同様に、開口部54
を形成する。
【0030】続いて、これらのゲート電極63、64、
65をマスクとして、イオン注入法やイオンドーピング
法により不純物を注入する。これにより、画素TFT7
5のドレイン電極66及びソース電極67、補助容量電
極61のコンタクト領域68、及びNch型の回路TF
T69のソース電極70及びドレイン電極71を形成す
る。この実施の形態では、例えば加速電圧80keVで
5×1015atoms/cm2のドーズ量で、PH3
/H2の条件でリンを高濃度注入した。
【0031】続いて、画素TFT75、駆動回路領域の
Nch型の回路TFT69に、不純物が注入されないよ
うにレジストで被覆した後、Pch型の回路TFT72
のゲート電極64をマスクとして、不純物を注入する。
これにより、Pch型の回路TFT72のソース電極7
3及びドレイン電極74を形成する。この実施の形態で
は、加速電圧80keVで5×1015atoms/c
m2のドーズ量で、B2H6/H2の条件でボロンを高
濃度注入した。
【0032】続いて、画素TFT75及び回路TFT6
9にNch型LDD領域を形成するために、不純物を注
入し、基板全体をアニールすることにより不純物を活性
化する。
【0033】続いて、基板60の全面に二酸化シリコン
膜すなわちSiO2を500nm程度被着し、層間絶縁
膜76を形成する。
【0034】続いて、ゲート絶縁膜62及び層間絶縁膜
76に、フォトエッチング法により、画素TFT75の
ドレイン電極66に至るコンタクトホール77及びソー
ス電極67に至るコンタクトホール78と、補助容量電
極61のコンタクト領域68に至るコンタクトホール7
9と、回路TFT69,72のソース電極70,73及
びドレイン電極71,74に至るコンタクトホールとを
形成する。
【0035】次に、Ta,Cr,Al,Mo,W,Cu
などの単体、または、これらの積層膜、あるいは、これ
らの合金膜を500nm程度被着し、フォトエッチング
法により所定の形状にパターニングする。
【0036】これにより、信号線50を形成するととも
に、画素TFT75のドレイン電極66と信号線50と
を電気的に接続する。また、同時に、画素TFT75の
ソース電極67に電気的に接続された第1コンタクト電
極67C、後に形成される画素電極53に電気的に接続
される第2コンタクト電極53C、および、補助容量電
極61に電気的に接続された第3コンタクト電極61C
を形成する。さらに、同時に、第1コンタクト電極67
Cと第2コンタクト電極53Cとを電気的に接続する第
1連結部80A、および、第2コンタクト電極53Cと
第3コンタクト電極61Cとを電気的に接続する第2連
結部80Bを形成し、連結配線80を形成する。またさ
らに、同時に、駆動回路領域内の回路TFT69、72
の各種配線を形成する。
【0037】第1コンタクト電極67C、第1連結部8
0A、第2コンタクト電極53C、第2連結部80B、
及び第2コンタクト電極61Cは、すべて一体に形成さ
れ、連結配線80を構成している。
【0038】続いて、基板60の全面にシリコン窒化膜
すなわちSiNxを成膜し、保護絶縁膜82を形成す
る。そして、この保護絶縁膜82に、フォトエッチング
法により、第2コンタクト電極53Cに至るコンタクト
ホール83Aを形成する。
【0039】続いて、例えば赤、青、緑のそれぞれの顔
料を分散させた着色層84R、84G、84Bを各画素
領域毎に2μm程度の厚さに形成する。そして、後述す
る画素電極53から第2コンタクト電極53Cに至るコ
ンタクトホール83Bを形成する。
【0040】続いて、透明導電性部材、例えばインジウ
ム−ティン−オキサイドすなわちITOをスパッタ法に
より、全面に100nm程度の厚さで成膜し、フォトエ
ッチング法により所定の形状にパターニングする。これ
により、画素電極53を形成するとともに、画素電極5
3と第2コンタクト電極53Cとを電気的に接続し、連
結配線80の第1配線部80Aを介して画素TFT75
のソース電極67と画素電極53とを電気的に接続す
る。
【0041】最後に、例えば黒色の顔料を分散させた有
機絶縁膜層を全面に約5μmの厚さで塗布し、フォトエ
ッチング法により、開口部54を塞ぐように、柱状スペ
ーサ55を形成する。
【0042】以上のような工程を経て、アクティブマト
リクス型液晶表示装置のアレイ基板86が得られる。
【0043】一方、透明な絶縁性基板として例えばガラ
ス基板90上に、スパッタ法により例えばITOを成膜
し、パターニングすることにより対向電極91を形成す
る。
【0044】このような工程を経て、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置の対向基板92が得られる。
【0045】続いて、アレイ基板86の画素電極53側
と、対向基板92の対向電極91側の全面に低音キュア
型のポリイミドを印刷塗布し、両基板86,92を対向
させた時に、互いの配向軸が90°となるようにラビン
グ処理を施すことにより、配向膜85,93を形成す
る。
【0046】続いて、両基板86,92を対向して組み
立てて、セル化し、その間隙に注入口からネマティック
液晶100を注入し封止する。そして、両基板86,9
2の絶縁基板60,90上に偏向板を貼り付けることに
より、アクティブマトリクス型液晶表示装置が得られ
る。
【0047】このようにして構成されたアレイ基板86
においては、画素TFT75のソース電極67と画素電
極53との間は、連結配線80の第1連結部80Aによ
って連結され、画素電極53と補助容量電極61との間
は、連結配線80の第2連結部80Bによって連結され
る。このように、ソース電極67、画素電極53、及び
補助容量電極61は、互いに独立した連結部によって電
気的に接続されている。
【0048】また、画素電極53と補助容量電極61と
の間を連結する第2連結部80Bの少なくとも一部は、
他の導電膜が存在せず、且つ遮光性の膜が存在しない領
域54を配線されている。すなわち、第2連結部80B
の少なくとも一部は、遮光性を有し導電膜として機能す
る補助容量線52及び補助容量電極61に重ならないよ
うに、補助容量線52及び補助容量電極61に共通に形
成された開口部54上を通過するように配線されてい
る。これにより、第2連結部80Bの少なくとも一部
は、アレイ基板86の裏面側から見て、露出している。
【0049】このため、補助容量を形成する補助容量線
52と補助容量電極61との間で短絡不良が生じた際、
アレイ基板86の裏面側からレーザビームを照射して、
露出している第2連結部80Bの一部を電気的に切断す
ることにより、画素欠陥不良を半点灯状態に改善するこ
とができるため、歩留まりが改善される。
【0050】また、この時、切断部分の上層及び下層に
は、導電膜が無いため、他の電極と新たな短絡不良を生
じることは無い。
【0051】さらに、アレイ基板86における対向基板
92側の開口部54に対応する位置には、遮光性の柱状
スペーサを配置しているため、コントラスト低下による
表示品位の劣化を防止することが可能となる。
【0052】これにより、配線BM構造において、表示
品位の低下を伴うことなく、補助容量を形成している電
極間の短絡を修復することが可能となる。
【0053】なお、上述した第1の実施の形態では、補
助容量線52及び補助容量電極61に形成された開口部
54を塞ぐように柱状スペーサ55を重ねて配置した
が、自画素以外の着色層84R上に他の二色の着色層8
4G及び84Bを重ねても、開口部54を遮光すること
が可能である。この場合、三色の着色層を重ねた着色層
積層体の高さは、柱状スペーサ55よりも低くなる。こ
のため、柱状スペーサ55と着色層積層体とを組み合わ
せて配置すれば、着色層積層体はスペーサとしては機能
せず、単なる遮光部となる。これらの構造を組み合わせ
ることにより、表示領域内のスペーサ密度を自在に調整
することができる。
【0054】また、この第1の実施の形態では、着色層
84(R、G、B)をアレイ基板上に配置した場合につ
いて説明をしたが、有機絶縁膜を用いた場合においても
同様の効果が得られる。
【0055】次に、この発明の第2の実施の形態に係る
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用されるアレ
イ基板の構造について説明する。
【0056】図4は、この発明の第2の実施の形態に係
るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含
む領域を拡大した拡大平面図である。なお、ここでは、
第1の実施の形態と同一の構成については、同一の参照
番号を付して詳細な説明を省略する。
【0057】すなわち、図4に示すように、TFT75
のソース電極67に電気的に接続された第1コンタクト
電極67Cと、画素電極53に電気的に接続された第2
コンタクト電極53Cとは、連結配線80の第1連結部
80Aによって電気的に接続されている。また、第2コ
ンタクト電極53Cと、補助容量電極61に電気的に接
続された第3コンタクト電極61Cとは、連結配線80
の第2連結部80Cによって電気的に接続されている。
【0058】第2連結部80Cの少なくとも一部は、補
助容量線52及び補助容量電極61に重ならない配線部
80Xを含んでいる。すなわち、この第2の実施の形態
では、第2連結部80Cの配線部80Xは、アレイ基板
面内において、補助容量線52及び補助容量電極61に
重ならないような位置を迂回して配線されている。この
配線部80Xの下層には、透明なゲート絶縁膜62及び
透明な層間絶縁膜76が配置されているとともに、配線
部80Xの上層には、透明な画素電極53が配置されて
いる。
【0059】これにより、アレイ基板をセル化した際
に、配線部80Xは、アレイ基板86の裏面側から見
て、露出することになる。また、配線部80Xが画素領
域内を配線されることにより、第1の実施の形態で説明
したような遮光性の柱状スペーサを設ける必要がなくな
る。
【0060】このような構造とすることにより、第3コ
ンタクト電極61Cに近い第2連結部80Bと補助容量
線52との間、あるいは、補助容量線52と補助容量電
極61との間で短絡が生じた場合には、アレイ基板86
の裏面側から見て露出している配線部80Xに向けてレ
ーザビームを照射して切断する。このように、連結配線
80の配線部80Xを切断することにより、短絡を修復
することが可能となる。
【0061】また、柱状スペーサを形成する必要がなく
なるため、製造コストを低減することができる。
【0062】次に、この発明の第3の実施の形態に係る
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用されるアレ
イ基板の構造について説明する。
【0063】図5は、この発明の第3の実施の形態に係
るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含
む領域を拡大した拡大平面図である。なお、ここでは、
第1の実施の形態と同一の構成については、同一の参照
番号を付して詳細な説明を省略する。
【0064】すなわち、図5に示すように、TFT75
のソース電極67に電気的に接続された第1コンタクト
電極67Cと、画素電極53に電気的に接続された第2
コンタクト電極53Cとは、連結配線80の第1連結部
80Aによって電気的に接続されている。また、第1コ
ンタクト電極67Cと、補助容量電極61に電気的に接
続された第3コンタクト電極61Cとは、連結配線80
の第2連結部80Dによって電気的に接続されている。
【0065】第2連結部80Dの少なくとも一部は、補
助容量線52及び補助容量電極61に重ならない配線部
80Xを含んでいる。すなわち、この第3の実施の形態
では、第2連結部80Dの配線部80Xは、アレイ基板
面内において、補助容量線52及び補助容量電極61に
重ならないような位置を迂回して配線するために、第1
コンタクト電極67Cと第3コンタクト電極61Cとを
電気的に接続するように配線している。この配線部80
Xの下層には、透明なゲート絶縁膜62及び透明な層間
絶縁膜76が配置されているとともに、配線部80Xの
上層には、透明な画素電極53が配置されている。
【0066】これにより、アレイ基板をセル化した際
に、配線部80Xは、アレイ基板86の裏面側から見
て、露出することになる。また、配線部80Xが画素領
域内を配線されることにより、第1の実施の形態で説明
したような遮光性の柱状スペーサを設ける必要がなくな
る。
【0067】このような構造とすることにより、第2の
実施の形態と同様の効果が得られる。
【0068】上述したように、この発明の第1乃至第3
の実施の形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装
置によれば、TFT75のソース電極67、画素電極5
3、及び補助容量電極61を互いに連結する連結配線8
0は、補助容量を形成する補助容量線52及び補助容量
電極61にともに重ならない配線部80Xを含んでい
る。すなわち、この配線部80Xは、アレイ基板の裏面
側から見て露出しているため、補助容量線52と連結配
線80、もしくは補助容量電極との間で短絡不良が生じ
た際に、この配線部80Xにレーザビームを照射して電
気的に切断することにより、短絡不良が生じた画素を半
点灯状態まで改善することが可能となる。したがって、
表示品位の低下を伴うことなく、短絡不良を修復するこ
とが可能なアクティブマトリクス型液晶表示装置を実現
することができる。
【0069】次に、この発明の第4の実施の形態に係る
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用されるアレ
イ基板の構造について説明する。
【0070】図6は、この発明の第4の実施の形態に係
るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含
む領域を拡大した拡大平面図であり、図7は、図6中の
一点鎖線A−B−Cに沿って切断した断面を概略的に示
す断面図である。なお、ここでは、第3の実施の形態と
同一の構成については、同一の参照番号を付して詳細な
説明を省略する。
【0071】上述したように、画素電極53をカラーフ
ィルタ84などの絶縁層上に形成する構造の場合、画素
電極53とTFT75との間の絶縁層が比較的厚いた
め、絶縁総にコンタクトホールを形成する際に、エッチ
ング不良を起こしやすくなる。このエッチング不良によ
り、画素電極53と第2コンタクト電極53Cとの接続
不良が発生し、TFT75からの信号が画素電極53に
伝わらなくなる。このため、その画素は、ある電位に固
定されるため、常時点灯の画素欠陥となる。
【0072】このような画素欠陥を正常化するために、
接続不良部にレーザビームを照射して、画素電極53の
一部及び第2コンタクト電極53Cの一部を溶融し、両
者をショートさせる方法がある。
【0073】しかしながら、上述したような構造の場
合、第2コンタクト電極53Cの下層に補助容量線52
及び補助容量電極61が配置されているため、アレイ基
板86の裏面側から見て、第2コンタクト電極53Cが
露出していない。このため、アレイ基板86の裏面側か
らレーザビームを照射することが困難である。
【0074】そこで、この第4の実施の形態に係るアク
ティブマトリクス型液晶表示装置では、図6及び図7に
示すように、第2コンタクト電極53Cが他の配線から
露出するように構成されている。
【0075】すなわち、第2コンタクト電極53Cの下
層に位置する補助容量電極61及び補助容量線52は、
第2コンタクト電極に重複する領域に、レーザビーム透
過用の開口部61H、52Hを有している。開口部61
Hは、補助容量電極61の一部をエッチング加工によっ
て取り除くことにより形成される。この開口部61H
は、例えば、コンタクトホール83A及び83Bの重心
にほぼ等しい重心を持つ8×8μmの正方形に形成され
る。開口部52Hは、補助容量線52の一部をエッチン
グ加工によって取り除くことにより形成される。この開
口部52Hは、例えば、コンタクトホール83A及び8
3Bの重心にほぼ等しい重心を持つ6×6μmの正方形
に形成される。
【0076】このように構成することにより、ゲート絶
縁膜62及び層間絶縁膜76が透明であるため、第2コ
ンタクト電極53Cが他の駆動配線から露出する。
【0077】このような構造のアレイ基板において、画
素電極53と第2コンタクト電極53Cとの接続不良が
発生した場合には、アレイ基板86の裏側から、補助容
量電極61及び補助容量線52のそれぞれに形成した開
口部61H及び52Hを介して、エネルギ約2mJ、波
長532nmのレーザビームを第2コンタクト電極53
Cに照射する。これにより、第2コンタクト電極53C
及び画素電極53の一部が溶融する。
【0078】溶融した第2コンタクト電極53Cの一部
は、コンタクトホール83A及び83Bを通過して画素
電極53とショートする。すなわち、第2コンタクト電
極53Cと画素電極53とを電気的に接続することが可
能となる。これにより、走査線や信号線などの他の駆動
配線にダメージを与えることなく、画素電極53と第2
コンタクト電極53Cとの接続不良を改善することが可
能となる。
【0079】上述したように、この発明の第4の実施の
形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置によれ
ば、補助容量線52及び補助容量電極61は、画素電極
53とTFT75とを電気的に接続する第2コンタクト
電極53Cに重複する領域の一部にレーザビームを透過
可能とする開口部を有している。このため、第2コンタ
クト電極53Cで接続不良が発生した場合であっても、
アレイ基板86の裏側からレーザビームを照射して絶縁
層を消失させるとともに、画素電極及び第2コンタクト
電極の一部を溶融させて両者をショートさせることが可
能となる。
【0080】したがって、表示不良を発生した画素欠陥
を正常化し、製造歩留まりを向上させることができる。
【0081】次に、この発明の第5の実施の形態に係る
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用されるアレ
イ基板の構造について説明する。
【0082】図8は、この発明の第5の実施の形態に係
るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含
む領域を拡大した拡大平面図であり、図9は、図8中の
一点鎖線A−B−C−Dに沿って切断した断面を概略的
に示す断面図である。なお、ここでは、第3の実施の形
態と同一の構成については、同一の参照番号を付して詳
細な説明を省略する。
【0083】上述した画素電極53をカラーフィルタ8
4などの絶縁層上に形成する構造は、信号線を挟んで信
号線と同一層に画素電極を配置する構造と比較して、隣
接する画素電極間の距離を小さくすることが可能であ
り、開口率の向上を見込むことができる。しかしなが
ら、隣接する画素電極間の距離が短いため、画素電極形
成時のエッチング不良により、画素電極同士がショート
を起こしやすくなる。また、小さな金属ゴミでも、画素
電極同士のショートが起こりやすくなる。このため、シ
ョートした隣接画素は、ある電位に固定されるため、常
時点灯の画素欠陥となる。
【0084】このような画素欠陥を正常化するために、
ショート部にレーザビームを照射して、ショート部を切
断する方法が考えられるが、ショート部を特定すること
が困難である。
【0085】そこで、この第5の実施の形態に係るアク
ティブマトリクス型液晶表示装置では、図8及び図9に
示すように、ドレイン電極66及びソース電極67の一
部をなすポリシリコン膜Pが、信号線50とのコンタク
トから、画素電極53とのコンタクトの間に、他の金属
配線に重ならない領域を有するように構成されている。
【0086】すなわち、TFT75は、走査線51の一
部をゲート電極とし63、ポリシリコン膜Pが信号線5
0にコンタクトする領域に形成されたドレイン電極66
と、ポリシリコン膜Pが画素電極53に電気的に接続さ
れる連結配線80にコンタクトする領域、すなわち第2
コンタクト電極67Cに形成されたソース電極67と、
を有している。ポリシリコン膜Pは、図8に示すよう
に、ゲート電極63を迂回するように配置されている。
【0087】このようにポリシリコン膜Pを引き回すこ
とにより、図9に示すように、ポリシリコン膜Pの一部
PAは、他の金属配線に重なることなく露出する。
【0088】このような構造のアレイ基板において、例
えば、4Vの電位差で液晶を駆動する場合、黒を表示す
るために、第1列の画素電極に印加される電圧は、第1
フレームで9V、第2フレームで1Vであり、第2列の
画素電極に印加される電圧は、第1フレームで1V、第
2フレームで9Vである。この時、対向電極に印加され
る電圧は、5Vである。
【0089】ここで、隣接する第1列及び第2列の画素
電極53同士でショートが発生した場合には、第1列の
TFTは、信号線から第1列の画素電極に対して9Vの
電圧を印加し、第2列のTFTは、信号線から第2列の
画素電極に対して1Vの電圧を印加する。この二つの画
素電極は、ショートしているため、印加された電圧が平
均化される。このため、これらの画素電極には、全体と
して5Vの電圧が印加されることになる。この結果、二
つの画素電極は、対向電極との間に電位差が生じず、と
もに輝点(白表示)となる。
【0090】このときに、第2列のTFTを構成するポ
リシリコン膜Pの露出部分PAに向けて、アレイ基板8
6の裏側から、エネルギ約2mJ、波長532nmのレ
ーザビームを照射する。ポリシリコン膜Pは、膜厚が約
50nmないし70nm程度であり、500nm付近の
波長に対する吸収率も高い。このため、照射されたレー
ザビームの熱エネルギにより、ポリシリコン膜Pの露出
部分PAが消失され、切断される。このとき、消失物質
によるイオン性の汚染もほとんど無い。
【0091】通常、レーザリペアに用いられるレーザの
スポット径は数μm程度であるので、これに光学合わせ
のマージンなどを考慮して露出部分PAの長さを数μm
〜10μm程度とすることにより、他の駆動配線にダメ
ージを与えることなくレーザ切断可能となる。
【0092】したがって、第2列のTFTに駆動信号を
供給する信号線と、第2列の画素電極とが電気的に絶縁
される。この結果、第2列のTFTに信号線から供給さ
れた駆動電圧は、第2列の画素電極に印加されない。す
なわち、第1列及び第2列の画素電極は、ともに、第1
列のTFTから供給された駆動信号によって駆動される
ことになる。これにより、少なくとも第1列の画素電極
は、正常に動作することになり、表示不良の不良度を低
下させることができる。
【0093】上述したように、この発明の第5の実施の
形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置によれ
ば、TFT75を構成するポリシリコン膜Pは、信号線
50とのコンタクトから画素電極53とのコンタクトま
での間に、他の金属配線と重複しない領域を有してい
る。このため、隣接する画素電極間でショートが発生し
た場合であっても、アレイ基板86の裏側からレーザビ
ームを照射してポリシリコン膜Pを切断させることが可
能となる。
【0094】これにより、表示不良を発生していた少な
くとも一方の画素電極は、正常化し、表示不良の不良度
を低下させることが可能となり、製造歩留まりを向上さ
せることができる。
【0095】次に、この発明の第6の実施の形態に係る
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用されるアレ
イ基板の構造について説明する。
【0096】図10は、この発明の第6の実施の形態に
係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を
含む領域を示す平面図であり、図11は、図10中のE
−E’線に沿って切断した断面を概略的に示す断面図で
あり、図12は、図10中のF−F’線に沿って切断し
た断面を概略的に示す断面図である。
【0097】この実施の形態の液晶表示装置は、アレイ
基板100と対向基板200との間に、例えば光変調層
としてTN(ツイステッド・ネマティック)型液晶層3
00が配向膜311および313を介して保持してお
り、また、各基板100及び200の外表面に偏光板3
21及び323が配置されて構成されている。
【0098】アレイ基板100は、液晶層300のギャ
ップを一定に保つために、アレイ基板100と一体に形
成された樹脂性のスペーサ331を有している。対向基
板200は、ガラス基板201上に略ストライプ状に形
成された遮光膜211と、この上に配置されるITOか
らなる対向電極221と、を有している。遮光膜211
は、アレイ基板100側に設けられる走査線121と補
助容量線131との間隙や、TFT141を遮光する。
【0099】この実施の形態のアレイ基板100は、上
述した実施の形態に対して、各画素が少なくとも2つの
独立した補助容量Cs1、Cs2…を含み、それぞれが
リペア可能に構成されることを特徴としている。
【0100】第1の補助容量Cs1は、補助容量線13
1下にゲート絶縁膜145を介して配置されるポリシリ
コン薄膜から成る第1の下部電極137aと補助容量線
131との間で形成される。
【0101】すなわち、ガラス基板101上に形成され
たポリシリコン膜は、TFT141のソース領域及びド
レイン領域や、第1及び第2の下部電極137a及び1
37bなどを形成する。
【0102】TFT141のドレイン領域は、ゲート絶
縁膜145及び層間絶縁膜147を貫通するコンタクト
ホール123を介して信号線111に接続されている。
TFT141のソース領域は、ゲート絶縁膜145及び
層間絶縁膜147を貫通するコンタクトホール125を
介して信号線111と同一工程で作製された接続配線1
53の第1配線153aと電気的に接続されている。こ
の第1配線153aは、平滑化層161を貫通するコン
タクトホール163aを介して画素電極171に電気的
に接続されている。
【0103】この第1配線153aと連続する第2配線
153bは、走査線121と補助容量線131との間隙
を経て再び補助容量線131上に延在し、補助容量線1
31の開口133内でゲート絶縁膜145及び層間絶縁
膜147を貫通するコンタクトホール135aを介して
ポリシリコン薄膜から成る第1の下部電極137aに電
気的に接続されている。
【0104】これにより、TFT141のソース領域と
電気的に接続されるポリシリコン薄膜から成る第1の下
部電極1373と、補助容量線131との間で、第1の
補助容量Cs1が形成される。
【0105】第2の補助容量Cs2は、隣接する他の補
助容量線101の下にゲート絶縁膜145を介して配置
されるポリシリコン薄膜から成る第2の下部電極137
bと補助容量線131との間で形成される。
【0106】すなわち、ポリシリコン薄膜から成る第2
の下部電極137bは、隣接する他の補助容量線131
の開口133内でゲート絶縁膜145及び層間絶縁膜1
47を貫通するコンタクトホール135bを介して信号
線111と同一工程で形成される第2接続配線155に
電気的に接続される。この第2接続配線155は、アレ
イ基板100の光透過領域を経由するよう他の補助容量
線131から画素電極171内方を経由して再び補助容
量線131上に延在し、平滑化層161を貫通するコン
タクトホールl63bを介して画素電極171と電気的
に接続されている。
【0107】これにより、画素電極171と電気的に接
続されるポリシリコン薄膜から成る第2の下部電極13
7bと補助容量線131との間で第2の補助容量Cs2
が形成される。
【0108】そして、例えば、アレイ基板100を作成
した後、補助容量線131に所定の電圧Vcs1、Vc
s2(隣接補助容量線間で印加される電圧をそれぞれ異
ならしめておく:Vcs1,Vcs2)を印加する。そ
の後、信号線111に電圧Vcs1及びVcs2と異な
る所定の電圧Vsを印加し、走査線121に順次走査パ
ルスVgを印加して、各画素電極171に電圧Vsを書
込む。しかる後に、走査線121に再び順次走査パルス
Vgを印加して画素電極171に書込まれた電荷を信号
線11lから順次読み出す。この際、補助容量線131
と下部電極137とが短絡していると、信号線111か
らは電圧Vcs1又はVcs2が読み出されることによ
り、補助容量線131と下部電極137との短絡箇所を
特定することができる。
【0109】そして、例えば図10中の×Gで短絡が発
見されると、例えば図10中のHで示すアレイ基板10
0の光透過領域において接続配線153の第2配線15
3bの一部を、アレイ基板100の裏面からレーザを照
射して切断する。これにより、画素電極電位が補助容量
線131の電位に固定されて不所望な表示状態となるこ
とが防止される。なお、この場合、リペアされた画素に
は、依然として補助容量Cs2が形成されているため、
画素電極電位の寄生容量の影響による変動が抑えられ、
良好な表示品位が維持される。
【0110】同様に、例えば図10中の×Iで短絡が発
見されると、例えば図10中のJで示す領域の接続配線
155を、アレイ基板100の裏面からレーザを照射し
て切断する。これにより、画素電極電位が補助容量線1
31の電位に固定されて不所望な表示状態となることが
防止される。この場合も、リペアされた画素には、依然
として補助容量Cs2が形成されているため、画素電極
電位の寄生容量の影響による変動が抑えられ、良好な表
示品位が維持される。
【0111】また、第1及び第2補助容量Cs1及びC
s2の両方が短絡している場合、上記のH及びJのそれ
ぞれで配線153b及び155を切断することにより、
リペアすることができる。
【0112】次に、この発明の第7の実施の形態に係る
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用されるアレ
イ基板の構造について説明する。
【0113】図13は、この発明の第7の実施の形態に
係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を
含む領域を示す平面図であり、図14は、図13中のK
−K’線に沿って切断した断面を概略的に示す断面図で
あり、図15は、図13中のL−L’線に沿って切断し
た断面を概略的に示す断面図である。なお、上述した第
6の実施の形態と同一の構成については、同一の参照番
号を付して詳細な説明を省略する。
【0114】この実施の形態のアレイ基板100は、上
述した第6の実施の形態と同様に、各画素が2つの独立
した補助容量Csl、Cs2を含み、それぞれがリペア
可能に構成されることを特徴としており、その補助容量
Cs1、Cs2の形状が第6の実施の形態とは相違して
いる。
【0115】第1の補助容量Cs1は、第6の実施の形
態と同様に、補助容量線131の下にゲート絶縁膜14
5を介して配置されるポリシリコン薄膜から成る第1の
下部電極137aと補助容量線131との間で形成され
る。
【0116】すなわち、TFT141のソース領域は、
ゲート絶縁膜145及び層間絶縁膜147を貫通するコ
ンタクトホール125を介して信号線111と同一工程
で作製される接続配線153と電気的に接続され、この
接続配線153は、平滑化層161を貫通するコンタク
トホール163aを介して画素電極171に電気的に接
続されている。そして、この画素電極171は、補助容
量線131の開口133に延在し、開口133内で平滑
化層161、ゲート絶縁膿145及び層間絶縁膜147
を貫通するコンタクトホール163bを介してポリシリ
コン薄膜から成る第1の下部電極137aに信号線11
1と同一工程で形成される接続部157aを経由して電
気的に接続されている。
【0117】これにより、TFT141のソ一ス領域と
電気的に接続されるポリシリコン薄膜から成る第1の下
部電極137aと補助容量線131との間で第1の補助
容量Cs1は形成される。
【0118】第2の補助容量Cs2は、隣接する他の補
助容量線131下にゲート絶縁膜145を介して配置さ
れるポリシリコン薄膜から成る第2の下部電極137b
と補助容量線131との間で形成される。
【0119】すなわち、ポリシリコン薄膜から成る第2
の下部電極137bは、隣接する他の補助容量線131
の開口130内で平滑化層161、ゲート絶縁膜145
及び層間絶縁膜147を貫通するコンタクトホール13
5bを介して信号線111と同一工程で形成される接続
部157bを介して画素電極171に電気的に接続され
る。
【0120】これにより、画素電極171と電気的に接
続されるポリシリコン薄膜から成る第2の下部電極13
7bと補助容量線131との間で第2の補助容量Cs2
は形成される。
【0121】換言すれば、この実施の形態では、補助容
量線131は、隣接する第1及び第2の下部電極137
a、137bに対応する領域と、これら領域を接続する
領域とによって構成されている。
【0122】そして、上述した第6の実施の形態と同様
に、例えば、アレイ基板100を作成した後、補助容量
線131に所定の電圧Vcs1、Vcs2(隣接補助容
量線間で印加される電圧をそれぞれ異ならしめておく:
Vcs1、Vcs2)を印加する。その後、信号線11
1に電圧Vcs1及びVcs2と異なる所定の電圧Vs
を印加し、走査線121に順次走査パルスVgを印加し
て、各画素電極171に電圧Vsを書込む。しかる後
に、走査線121に再び順次走査パルスVgを印加し
て、画素電極171に書込まれた電荷を信号線111か
ら順次読み出す。この際、補助容量線131と下部電極
137a及び137bとが短絡していると、信号線l1
1からは電圧Vcs1又はVcs2が読み出される。こ
れにより、補助容量線131と下部電極137a及び1
37bとの短絡箇所を特定することができる。
【0123】そして、例えば図13中の×Mで短絡が発
見されると、例えば図13中のN及びOに示す領域の補
助容量線131を、アレイ基板100の裏面からレーザ
を照射して切断する。これにより、画素電極電位が補助
容量線131の電位に固定されて不所望な表示状態とな
ることが防止される。なお、この場合、リペアされた画
素には、依然として補助容量Cs2が形成されているた
め、画素電極電位の寄生容量の影響による変動が抑えら
れ、良好な表示品位が維持される。
【0124】同様に、例えば図13中の×Pで短絡が発
見されると、例えば図13中のQ及びRに示す補助容量
線131の一部を、アレイ基板100の裏面からレーザ
を照射して切断する。これにより、画素電極電位が補助
容量線131の電位に固定されて不所望な表示状態とな
ることが防止される。この場合も、リペアされた画素に
は、依然として補助容量Cs2が形成されているため、
画素電極電位の寄生容量の影響による変動が抑えられ、
良好な表示品位が維持される。
【0125】また、第1及び第2補助容量Cs1、Cs
2の両方が短絡している場合、補助容量線131の上記
のN、O、Q及びRのそれぞれで切断することによりリ
ペアすることができる。
【0126】上述した実施の形態は、いずれも独立した
補助容量線とポリシリコン薄膜から成る下部電極との間
で補助容量Csを形成する場合を例にとり説明したが、
走査線111自体を補助容量線として用いるものであっ
ても構わないなお、上述したすべての実施の形態では、
TFTの半導体層としてポリシリコン膜を用いたアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置に関して説明したが、こ
の発明は、半導体層として例えばアモルファスシリコン
膜等の他の半導体層を用いたアクティブマトリクス型液
晶表示装置についても適用できることは言うまでもな
い。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、配線BM構造を用いてながらも、表示品位を低下す
ることなく補助容量を形成している電極間の短絡不良を
改善できるアクティブマトリクス型液晶表示装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の第1の実施の形態に係るア
クティブマトリクス型液晶表示装置の1画素領域を概略
的に示す平面図である。
【図2】図2は、図1に示したアクティブマトリクス型
液晶表示装置の連結配線を含む領域を拡大した拡大平面
図である。
【図3】図3は、図2中の一点鎖線A−B−C−Dに沿
って切断した断面を概略的に示す断面図である。
【図4】図4は、この発明の第2の実施の形態に係るア
クティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含む領
域を拡大した拡大平面図である。
【図5】図5は、この発明の第3の実施の形態に係るア
クティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含む領
域を拡大した拡大平面図である。
【図6】図6は、この発明の第4の実施の形態に係るア
クティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含む領
域を拡大した拡大平面図である。
【図7】図7は、図6中の一点鎖線A−B−Cに沿って
切断した断面を概略的に示す断面図である。
【図8】図8は、この発明の第5の実施の形態に係るア
クティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含む領
域を拡大した拡大平面図である。
【図9】図9は、図8中の一点鎖線A−B−C−Dに沿
って切断した断面を概略的に示す断面図である。
【図10】図10は、この発明の第6の実施の形態に係
るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含
む領域を示す平面図である。
【図11】図11は、図10中のE−E’線に沿って切
断した断面を概略的に示す断面図である。
【図12】図12は、図10中のF−F’線に沿って切
断した断面を概略的に示す断面図である。
【図13】図13は、この発明の第7の実施の形態に係
るアクティブマトリクス型液晶表示装置の連結配線を含
む領域を示す平面図である。
【図14】図14は、図13中のK−K’線に沿って切
断した断面を概略的に示す断面図である。
【図15】図15は、図13中のL−L’線に沿って切
断した断面を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
50…信号線 51…走査線 52…補助容量線 53…画素電極 54…開口部 55…柱状スペーサ 60…絶縁性基板 61…補助容量電極 62…ゲート絶縁膜 90…絶縁性基板 76…層間絶縁膜 80…連結配線 80A…第1連結部 80B…第2連結部 86…アレイ基板 92…対向基板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月2日(1999.7.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項に記載のアクティブマトリクス型
液晶表示装置は、互いに交差して配置された複数の走査
線及び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差部に
配置され前記信号線に電気的に接続されたスイッチング
素子と、前記スイッチング素子に第1連結配線を介して
電気的に接続された画素電極と、前記スイッチング素子
及び前記画素電極のいずれか一方に第2連結配線を介し
て電気的に接続された補助容量電極と、前記補助容量電
極に絶縁層を介して対向配置された補助容量信号線と、
を有するアレイ基板と、液晶組成物を介して前記画素電
極に対向配置された対向電極を有する対向基板と、を備
えたアクティブマトリクス型液晶表示装置において、前
記補助容量信号線は、隣接する前記補助容量電極のそれ
ぞれと重なって補助容量を形成するとともに部分的に
他の配線から露出する分岐部分を有することを特徴とす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】続いて、アレイ基板86の画素電極53側
と、対向基板92の対向電極91側の全面に低温キュア
型のポリイミドを印刷塗布し、両基板86,92を対向
させた時に、互いの配向軸が90°となるようにラビン
グ処理を施すことにより、配向膜85,93を形成す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】続いて、両基板86,92を対向して組み
立てて、セル化し、その間隙に注入口からネマティック
液晶300を注入し封止する。そして、両基板86,9
2の絶縁基板60,90上に偏向板を貼り付けることに
より、アクティブマトリクス型液晶表示装置が得られ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】このような構造とすることにより、第3コ
ンタクト電極61Cに近い第2連結部80と補助容量
線52との間、あるいは、補助容量線52と補助容量電
極61との間で短絡が生じた場合には、アレイ基板86
の裏面側から見て露出している配線部80Xに向けてレ
ーザビームを照射して切断する。このように、連結配線
80の配線部80Xを切断することにより、短絡を修復
することが可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】すなわち、TFT75は、走査線51の一
部をゲート電極63とし、ポリシリコン膜Pが信号線5
0にコンタクトする領域に形成されたドレイン電極66
と、ポリシリコン膜Pが画素電極53に電気的に接続さ
れる連結配線80にコンタクトする領域、すなわち第2
コンタクト電極67Cに形成されたソース電極67と、
を有している。ポリシリコン膜Pは、図8に示すよう
に、ゲート電極63を迂回するように配置されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0104
【補正方法】変更
【補正内容】
【0104】これにより、TFT141のソース領域と
電気的に接続されるポリシリコン薄膜から成る第1の下
部電極137と、補助容量線131との間で、第1の
補助容量Cs1が形成される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0105
【補正方法】変更
【補正内容】
【0105】第2の補助容量Cs2は、隣接する他の補
助容量線131の下にゲート絶縁膜145を介して配置
されるポリシリコン薄膜から成る第2の下部電極137
bと補助容量線131との間で形成される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0121
【補正方法】変更
【補正内容】
【0121】換言すれば、この実施の形態では、補助容
量線131は、図13に示すように、隣接する第1及び
第2の下部電極137a、137bに対応するように分
岐した分岐領域と、これら分岐領域を接続する領域とに
よって構成されている。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置は、互いに交差して配置された複数の
走査線及び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差
部に配置され前記信号線に電気的に接続されたスイッチ
ング素子と、前記走査線及び前記信号線及び前記スイッ
チング素子の少なくとも一部を覆うように配置された絶
縁膜層と、前記絶縁膜層に形成されるスルーホール部に
より前記スイッチング素子の各々に第1連結配線を介し
て電気的に接続された画素電極と、前記スイッチング素
子及び前記画素電極のいずれか一方に第2連結配線を介
して電気的に接続された補助容量電極と、前記補助容量
電極に絶縁層を介して対向配置された補助容量信号線
と、を有するアレイ基板と、液晶組成物を介して前記画
素電極に対向配置された対向電極を有する対向基板と、
を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置におい
て、前記第2連結配線は、前記スルーホール部を除く領
域において前記画素電極と電気的に絶縁され、かつ前記
補助容量信号線から露出する部分を有することを特徴と
する。
フロントページの続き (72)発明者 中村 貴文 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷電子工場内 (72)発明者 花澤 康行 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷電子工場内 (72)発明者 加賀 明広 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷電子工場内 Fターム(参考) 2H089 LA09 LA16 LA20 MA04X MA05X NA14 NA24 NA38 NA48 PA02 PA08 QA12 QA13 TA02 TA04 TA09 2H092 JA25 JA29 JA38 JA42 JA44 JA46 JA47 JB13 JB23 JB32 JB33 JB38 JB51 JB57 JB63 JB69 JB72 KA04 KA07 KA16 KA18 KB25 MA08 MA10 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA27 MA30 MA47 PA06 QA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに交差して配置された複数の走査線及
    び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差部に配置
    され前記信号線に電気的に接続されたスイッチング素子
    と、前記スイッチング素子に第1連結配線を介して電気
    的に接続された画素電極と、前記スイッチング素子及び
    前記画素電極のいずれか一方に第2連結配線を介して電
    気的に接続された補助容量電極と、前記補助容量電極に
    絶縁層を介して対向配置された補助容量信号線と、を有
    するアレイ基板と、 液晶組成物を介して前記画素電極に対向配置された対向
    電極を有する対向基板と、 を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置におい
    て、 前記第2連結配線は、前記補助容量信号線から露出する
    部分を有することを特徴とするアクティブマトリクス型
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記補助容量信号線は、前記第2連結配線
    を露出する開口部を有することを特徴とする請求項1に
    記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記補助容量電極は、前記第2連結配線を
    露出する開口部を有することを特徴とする請求項2に記
    載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記開口部を遮蔽するように、前記アレイ
    基板と前記対向基板との間に配置された遮光部材を有し
    ていることを特徴とする請求項3に記載のアクティブマ
    トリクス型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記補助容量信号線は、前記画素電極と前
    記第1連結配線との接続部に重なる部分を有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス
    型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記補助容量信号線は、前記画素電極と前
    記第1連結配線との接続部を露出する開口部を有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリ
    クス型液晶表示装置。
  7. 【請求項7】互いに交差して配置された複数の走査線及
    び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差部に配置
    され前記信号線に電気的に接続されたスイッチング素子
    と、前記スイッチング素子に第1連結配線を介して電気
    的に接続された画素電極と、前記スイッチング素子に第
    2連結配線を介して電気的に接続された補助容量電極
    と、前記補助容量電極に絶縁層を介して対向配置された
    補助容量信号線と、を有するアレイ基板と、 液晶組成物を介して前記画素電極に対向配置された対向
    電極を有する対向基板と、 を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置におい
    て、 前記スイッチング素子は、半導体層を有し、前記半導体
    層中に形成されたチャネル領域から、前記第1連結配線
    及び第2連結配線との接続部までの間の半導体層の一部
    が、他の配線から露出する部分を有することを特徴とす
    るアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  8. 【請求項8】互いに交差して配置された複数の走査線及
    び信号線と、前記走査線と前記信号線との交差部に配置
    され前記信号線に電気的に接続されたスイッチング素子
    と、前記スイッチング素子に第1連結配線を介して電気
    的に接続された画素電極と、前記スイッチング素子及び
    前記画素電極のいずれか一方に第2連結配線を介して電
    気的に接続された補助容量電極と、前記補助容量電極に
    絶縁層を介して対向配置された補助容量信号線と、を有
    するアレイ基板と、 液晶組成物を介して前記画素電極に対向配置された対向
    電極を有する対向基板と、 を備えたアクティブマトリクス型液晶表示装置におい
    て、 前記補助容量信号線は、前記補助容量電極と重なって補
    助容量を形成する部分と、他の配線から露出する部分と
    を有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶
    表示装置。
  9. 【請求項9】前記走査線と前記信号線とによって区画さ
    れた一画素は、複数の補助容量電極、及びこれらの補助
    容量電極に絶縁層を介して対向配置された複数の補助容
    量信号線を有していることを特徴とする請求項8に記載
    のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  10. 【請求項10】一対の前記補助容量電極及び前記補助容
    量信号線によって形成される補助容量は、前記補助容量
    信号線を挟んで互いに隣接する2つの画素で共用される
    ことを特徴とする請求項9に記載のアクティブマトリク
    ス型液晶表示装置。
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