JP2001125137A - 液晶表示装置及び画素欠陥修復方法 - Google Patents

液晶表示装置及び画素欠陥修復方法

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JP2001125137A
JP2001125137A JP30634299A JP30634299A JP2001125137A JP 2001125137 A JP2001125137 A JP 2001125137A JP 30634299 A JP30634299 A JP 30634299A JP 30634299 A JP30634299 A JP 30634299A JP 2001125137 A JP2001125137 A JP 2001125137A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、各画素領域にスイッチング素子とし
てTFTが形成されたアクティブマトリクス型のLCD
の欠陥画素を修復した際に、ゲートオフ電圧の大きさに
依存しない最適な電圧を液晶に印加できる液晶表示装置
及び画素欠陥修復方法を提供することを目的とする。 【解決手段】アレイ基板1上に形成された複数のゲート
・バスライン4とそれらに直交する複数のデータ・バス
ライン6とでマトリクス状に配置される複数の画素領域
が画定される。各画素領域にはTFT8及びそれと接続
される画素電極10が形成されている。画素電極10の
下層に形成された絶縁膜の下層には、黒丸印24にレー
ザ光を照射してゲート・バスライン4と接続されると、
画素電極10と絶縁膜とで補助容量を形成する欠陥修復
用容量電極22が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置(L
iquid Crystal Display:LC
D)及び画素欠陥修復方法に関し、特に、各画素領域に
スイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin
Film Transistor:以下、TFTとい
う)が形成されたアクティブマトリクス型のLCD及び
その画素欠陥修復方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非晶質(アモルファス)シリコンや多結
晶シリコン(ポリシリコン)を動作半導体膜として用い
たTFTアレイは、アクティブマトリクス型の液晶表示
パネル等のスイッチング素子として用いられている。
【0003】図14は、従来の液晶表示パネルのアレイ
基板200を液晶層側から見た基板面を示している。図
14に示すように、アレイ基板200上には図中左右方
向に延びる複数のゲート・バスライン204が形成され
ている。またアレイ基板200上には、図中上下方向に
延びる複数のデータ・バスライン(ドレイン・バスライ
ン)206が形成されている。これらゲート・バスライ
ン204とデータ・バスライン206とで画定される領
域に画素が形成される。そして、各ゲート・バスライン
204とデータ・バスライン206との交差位置近傍に
TFT208が形成されている。TFT208のドレイ
ン電極216は、図中左側に示されたデータ・バスライ
ン206から引き出されて、その端部がゲート・バスラ
イン204上に形成されたチャネル保護膜214上の一
端辺側に位置するように形成されている。
【0004】一方、ソース電極218はチャネル保護膜
214上の他端辺側に位置するように形成されている。
このような構成においてチャネル保護膜214直下のゲ
ート・バスライン206領域がTFT208のゲート電
極として機能するようになっている。図示は省略してい
るが、ゲート・バスライン204上にはゲート絶縁膜が
形成され、その上にチャネルを構成する動作半導体膜が
形成されている。このように図14に示すTFT構造
は、ゲート電極がゲート・バスライン204から引き出
されて形成されておらず、直線状に配線されたゲート・
バスライン204の一部をゲート電極として用いる構成
になっている。また、画素領域ほぼ中央を左右に延びる
破線で示された領域に、蓄積容量配線212が形成され
ている。ソース電極218および蓄積容量配線212の
上層には透明電極からなる画素電極210が形成されて
いる。画素電極210は、その下方に形成した保護膜に
設けられたコンタクトホール220を介してソース電極
218と電気的に接続されている。
【0005】このような構成のアレイ基板200と所定
のセルギャップで対向する対向基板(図示せず)により
液晶を封止してLCDが構成される。対向基板にはコモ
ン電極が形成されている。画素電極210及びコモン電
極間に所定の電圧を印加することにより両電極間に狭持
された液晶分子の傾きを制御して所定の階調表示ができ
るようになっている。
【0006】ところで、画素電極210に電圧を印加し
ない状態で白を表示するノーマリホワイト方式のLCD
では、いずれかの画素領域のTFT208に動作不良が
発生すると、当該画素領域の画素電極210に電圧が印
加されなくなるため、画素電極210とコモン電極とが
同電位となり、当該画素領域は常時光が透過してしまう
点欠陥となる。
【0007】点欠陥の数が多くなると、表示領域全面に
黒色や中間調を表示させた際等にそれらの点欠陥が目立
ってしまうため画像品質が低下してしまう。これに対処
するため、点欠陥を生じている不良画素を常に黒色表示
させて目立たなくさせる画素欠陥修復方法が用いられて
いる。この画素欠陥修復方法では、点欠陥を生じている
画素領域において図14に示す2箇所のレーザ照射位置
222、224にレーザ光を照射して、ソース電極21
8とゲート・バスライン204とを電気的に接続する。
画素電極210はソース電極218を介してゲート・バ
スライン204と接続されるため、画素電極210の電
位はゲート・バスライン204と同電位となる。通常ゲ
ート電位はコモン電位と異なるため点欠陥を生じている
画素の液晶に電圧が印加されて黒表示が可能になる。
【0008】図15は基板に垂直な面で切断したLCD
の断面を模式的に示している。図15(a)は点欠陥を
生じていない正常な画素を示している。例えば、コモン
電極に+5Vのコモン電圧が印加され、画素電極に0〜
10Vの範囲内の階調電圧が印加される場合には、液晶
には−5V〜+5Vの電圧が印加される。この印加電圧
の大きさに応じて液晶分子の傾きが変化して階調を表示
することができる。
【0009】図15(b)は、点欠陥を生じた画素領域
に上述の画素欠陥修復方法を用いたときのLCDの断面
を模式的に示している。この例はゲートオフ電圧が0V
の場合を示している。従って、欠陥修復方法によりソー
ス電極218を介してゲート・バスライン204と電気
的に接続された画素電極210の電位は0Vとなり、電
位5Vのコモン電極との間に挟まれた液晶には常時5V
の電圧が印加されて常時黒色表示がされる。
【0010】図15(c)も、点欠陥を生じた画素領域
に上述の画素欠陥修復方法を用いたときのLCDの断面
を模式的に示している。但しこの例では、ゲートオフ電
圧が−30Vであり、欠陥修復方法によりゲート・バス
ライン204と電気的に接続された画素電極210の電
位は−30Vとなる。従って、電位5Vのコモン電極と
の間に挟まれた液晶には常時35Vの電圧が印加される
ことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液晶に印加
される電圧が通常の表示で用いられる±5Vより大きな
電圧値であると、液晶は完全な透過/非透過の状態にな
らない場合が生じ、例えばLCDパネルを観察する角度
により、輝点に見えたり暗点に見えたりする不都合が生
じる。この現象は、各液晶材料の特性にもよるが、液晶
に印加される電圧が7〜8Vを超えると確認され、液晶
印加電圧が高くなるほど顕著になる。
【0012】このように従来の画素欠陥修復方法では、
欠陥修復作業後の画素電極の電圧がゲートオフ電圧の大
きさに依存するため、正常時の駆動電圧より大きな電圧
が液晶に印加される場合には修復の効果が得られないと
いう問題が生じる。LCDのゲートオフ電圧の大きさは
ゲートドライバ等や他の回路の設計に基づいて決められ
るので、点欠陥の画素を修復する目的だけでゲートオフ
電圧を下げる訳にはいかない。
【0013】本発明の目的は、欠陥画素を修復した際に
ゲートオフ電圧の大きさに依存しない最適な電圧を液晶
に印加できる液晶表示装置及び画素欠陥修復方法を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、基板上に形
成された複数のゲート・バスラインと、前記ゲート・バ
スラインにほぼ直交して前記基板上に形成された複数の
データ・バスラインと、前記ゲート・バスラインと前記
データ・バスラインとで画定されてマトリクス状に配列
する複数の画素領域に形成された薄膜トランジスタと、
前記画素領域内に形成されて前記薄膜トランジスタと接
続される画素電極と、前記画素電極の下層に形成された
絶縁膜と、前記絶縁膜の下層に形成され、前記ゲート・
バスラインと接続されると前記画素電極と前記絶縁膜と
で補助容量を形成する欠陥修復用容量電極とを有するこ
とを特徴とする液晶表示装置によって達成される。
【0015】本発明によれば、薄膜トランジスタ不良に
よる点欠陥の修復において、ゲート・バスラインに接続
された欠陥修復用容量電極と画素電極との間で補助容量
が形成されるので、ゲートオフ電圧の大きさに依存せず
に液晶に印加する電圧を最適化することができる。
【0016】上記本発明の液晶表示装置において、前記
欠陥修復用容量電極と前記ゲート・バスラインとを前記
絶縁膜を介して接続可能な接続用金属層を有しているこ
とを特徴とする。このような構成にすることにより、薄
膜トランジスタが正常に機能しており欠陥修復をする必
要がない場合には、欠陥修復用容量電極はフローティン
グの状態であるため負荷容量が画素電極に与える影響を
小さくすることができ、薄膜トランジスタの駆動能力に
与える負荷を軽減させることができる。
【0017】また、上記本発明の液晶表示装置におい
て、前記欠陥修復用容量電極が、蓄積容量電極を兼ねて
いることを特徴とする。従って、欠陥修復用容量電極を
別に配置する必要がないので、薄膜トランジスタが正常
に機能しており欠陥修復をする必要がない場合の画素の
開口率を低下させないようにすることができる。
【0018】また、前記欠陥修復用容量電極が、遮光膜
を兼ねていることを特徴とする。この構成にすることに
より、液晶の配向不良による画素周辺部のディスクリネ
ーションを遮光することができるようになる。
【0019】さらに、前記欠陥修復用容量電極は、透明
電極材料で形成されていることを特徴とする。こうする
ことにより画素の開口率を大きくすることができる。
【0020】また、上記目的は、ゲート・バスライン及
びそれとほぼ直交するデータ・バスラインとで画定され
た画素領域に形成された薄膜トランジスタの不良に基づ
く画素欠陥を修復する画素欠陥修復方法であって、画素
電極下層に絶縁膜を介して形成された欠陥修復用容量電
極と前記ゲート・バスラインとを電気的に接続して、前
記画素電極と前記欠陥修復用容量電極とで前記絶縁膜を
挟んだ補助容量を形成することにより、前記画素電極と
コモン電極との間に封止された液晶に所定の電圧を印加
することを特徴とする画素欠陥修復方法によって達成さ
れる。本発明の画素欠陥修復方法によれば、薄膜トラン
ジスタの不良に基づく点欠陥において、ゲート・バスラ
インに接続された欠陥修復用容量電極と画素電極との間
で補助容量を形成して、ゲートオフ電圧の大きさに依存
せずに液晶に印加する電圧を最適化することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
液晶表示装置及び画素欠陥修復方法を図1乃至図4を用
いて説明する。図1はアレイ基板の基板面を示し、図2
は図1のA−A線で切断した断面を示している。また、
図3は、図1のB−B線で切断した断面を示している。
まず、本実施の形態による液晶表示装置の概略の構成を
図1を用いて説明する。図1に示すように、透明なガラ
ス基板からなるアレイ基板1上には図中横方向に延びる
複数のゲート・バスライン4が上下方向に平行に並んで
形成されている。また、ゲート・バスライン4にほぼ直
交する方向には複数のデータ・バスライン6が左右に平
行に並んで形成されている。
【0022】各ゲート・バスライン4と各データ・バス
ライン6とで画定された長方形形状の領域が画素領域と
なり、アレイ基板1上には複数の画素領域がマトリクス
状に配置されている。各画素領域にはTFT8が形成さ
れている。TFT8のドレイン電極16は、図中左側に
示されたデータ・バスライン6から引き出されて、その
端部がゲート・バスライン4上に形成されたチャネル保
護膜14上の一端辺側に位置するように形成されてい
る。
【0023】一方、ソース電極18はチャネル保護膜1
4上の他端辺側に位置するように形成されている。この
ような構成においてチャネル保護膜14直下のゲート・
バスライン6領域がTFT8のゲート電極として機能す
るようになっている。図示は省略しているが、ゲート・
バスライン4上にはゲート絶縁膜が形成され、その上に
チャネルを構成する動作半導体膜が形成されている。こ
のように図1に示すTFT構造は、ゲート電極がゲート
・バスライン4から引き出されて形成されておらず、直
線状に配線されたゲート・バスライン4の一部をゲート
電極として用いる構成になっている。
【0024】画素領域内には、画素領域の輪郭とほぼ同
一の外形を有する画素電極10が形成されている。画素
電極10はコンタクトホール20でTFT8のソース電
極18と接続されている。また、絶縁膜を介して画素電
極10の下層にゲート・バスライン4と平行に画素領域
ほぼ中央を左右に横切る蓄積容量配線12が形成されて
いる。
【0025】また、画素領域毎に絶縁膜を介して画素電
極10の下層に欠陥修復用容量電極22が形成されてい
る。欠陥修復用容量電極22の一端部はゲート絶縁膜を
介して隣の画素を駆動するゲート・バスライン4上に延
びて配置されている。欠陥修復用容量電極22の一端部
に示す黒丸印24は、TFT8の不良により当該画素が
点欠陥を生じた場合に、リペア用のレーザ光を照射する
位置を示している。
【0026】図1に加えて図2及び図3に示す素子断面
を用いてより詳細に説明する。図2は、図1のA−A線
で切断したTFT8を含む領域の液晶表示装置の断面を
示している。また、図3は、図1のB−B線で切断した
欠陥修復用容量電極22を含む領域の断面を示してい
る。透明ガラス基板からなるアレイ基板1上に例えばA
l(アルミニウム)とTi(チタン)とをこの順に積層
したゲート電極(ゲート・バスライン)4が形成されて
いる。ゲート電極4上及びアレイ基板1上の全面には、
例えばシリコン窒化膜(SiN)からなるゲート絶縁膜
26が形成されている。ゲート電極4上のゲート絶縁膜
26の上方には動作半導体層として機能するアモルファ
スシリコン(a−Si)層30が形成されている。
【0027】ゲート電極4上のa−Si層30上には、
上層金属層をエッチングする際のエッチングストッパと
して機能する例えばSiNからなるチャネル保護膜14
が形成されている。a−Si層30の両側のゲート絶縁
膜26上には、オーミックコンタクト層であるn+a−
Si層28及び、その上にTi/Al/Tiをこの順に
積層したドレイン電極16、データ・バスライン6(図
2には現れていない)、ソース電極18が形成されてい
る。ドレイン電極16及びソース電極18の端部は、チ
ャネル保護膜14上に乗り上げて対向して形成されてい
る。
【0028】TFT8のソース電極18、ドレイン電極
16、及びデータ・バスライン6上には、これらを覆う
保護膜32が形成されている。保護膜32は例えば厚さ
約1μmの絶縁性のノボラック樹脂系のレジストで形成
されている。保護膜32上には透明電極材料の例えばI
TO(インジウム・ティン・オキサイド)が成膜され、
ITO膜をパターニングして画素電極10が形成されて
いる。また、ソース電極18上の保護膜32にはコンタ
クトホール20が形成されており、コンタクトホール2
0を介して画素電極10とソース電極18とが接続され
ている。
【0029】図3に示すように、欠陥修復用容量電極2
2はゲート絶縁膜26上に形成されており、隣の画素を
駆動するゲート・バスライン(ゲート電極)4上のゲー
ト絶縁膜26上にまで延びて形成されている。欠陥修復
用容量電極22は、データ・バスライン6、及びTFT
8のドレイン電極16、ソース電極18の形成と同時に
これらの形成材料と同じ金属材料で形成される。欠陥修
復用容量電極22は、保護膜32を介して画素電極10
下層に拡がって形成されている。図3において、矢印で
示す24が、欠陥修復時にレーザ光を照射する位置であ
る。
【0030】さて次に、図1乃至図3と共に図4を用い
て本実施の形態による画素欠陥修復方法について説明す
る。アレイ工程におけるTFTの検査で図1及び図2に
示すTFT8に不良が発生しており画素電極10に電圧
が印加されないと判断されたら、当該TFT8が形成さ
れた画素領域内の欠陥修復用容量電極22と当該画素領
域の隣の画素を駆動するゲート・バスライン4とに対し
て図1に示す黒丸印24を目標にしてレーザ光を照射す
る。レーザ光の照射エネルギにより生じる熱により、照
射領域近傍の保護膜32、欠陥修復用容量電極22、ゲ
ート絶縁膜26、及びゲート・バスライン4が溶融し、
欠陥修復用容量電極22とゲート・バスライン4の溶融
金属が接続されて電気的に導通する。
【0031】この結果、保護膜32を介して画素電極1
0の下層に拡がる欠陥修復用容量電極22と画素電極1
0との間で容量が形成される。図4は、欠陥修復用容量
電極22と画素電極10との間で容量が形成された状態
の等価回路を示している。図4(a)はゲート・バスラ
イン4及びコモン電極間の電位差を表している。図示の
ように、ゲート・バスライン4及び画素電極10間の電
圧をv2とし、画素電極10及びコモン電極間の電圧を
v1とし、ゲート・バスライン4及びコモン電極間の電
圧をviとする。図4(b)は、ゲート・バスライン4
及びコモン電極間の容量を示している。図4(b)に示
すように、ゲート・バスライン4に接続された欠陥修復
用容量電極22及び画素電極10間に補助容量c2が形
成され、画素電極10及びコモン電極間には液晶容量c
1が形成されている。
【0032】ゲート・バスライン4から欠陥修復用容量
電極22に印加される電圧はゲートオフ電圧に等しい−
30V(相対電圧0V)であり、コモン電極には+5V
(相対電圧+35V)が印加される。この状態におい
て、画素電極10から取り出される電圧が±0V(相対
電圧+30V)となるように補助容量c2が決められ
る。
【0033】ここで、液晶容量c1に蓄積される電荷を
q1とし、補助容量c2に蓄積される電荷をq2とする
と、 vi=v1+v2 q1=c1×v1 q2=c2×v2 q1=q2 である。上記式に、v2=30(V)、vi=35
(V)を代入して、 c2=c1/6 ・・・式(1) が得られる。
【0034】また、一般に容量は、 C=ε・s/d ・・・式(2) で表される。但し、Cは容量、εは誘電体の誘電率、s
は電極面積、dは電極間距離である。
【0035】画素電極10及びコモン電極間に封止され
た液晶の比誘電率と保護膜32の比誘電率はほぼ等し
く、コモン電極及び画素電極10間の距離は5μm程度
とし、画素電極10及び欠陥修復用容量電極22間の距
離は1μm程度とすると、式(2)から、液晶容量c1
及び補助容量c2は、 c1=ε・s1/(5×10-3) ・・・式(3) c2=ε・s2/(1×10-3) ・・・式(4) である。但し、s1は画素電極10の面積、s2は欠陥
修復用容量電極22の面積である。
【0036】上記式(3)、(4)を式(1)に代入し
て、 s2=s1/30 上式から、欠陥修復用容量電極22の面積s2は、画素
電極10の面積の1/30程度でよいことが解る。例え
ば、画素電極10の面積が100×300=30000
μm2である場合には、欠陥修復用容量電極22の面積
は1000μm2程度でよいことになる。
【0037】つまり、欠陥修復用容量電極22の領域の
面積を制御して画素電極10の電位を調節できるので、
液晶に所定の電圧を印加して安定した非透過状態を作り
出すことができるようになる。図4に示した例では、コ
モン電位(+5V)とゲート電位(−30V)の間で画
素電極10が0Vの値を取るように欠陥修復用容量電極
22の領域の面積を制御することで、液晶に5Vの電圧
を印加して安定した非透過状態を作り出すことができ
る。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態による液
晶表示装置及び画素欠陥修復方法を図5乃至図7を用い
て説明する。まず、本実施の形態による液晶表示装置の
概略の構成を図5及び図6を用いて説明する。図5はア
レイ基板の基板面を示し、図6は図5のB−B線で切断
した断面を示している。なお、第1の実施の形態による
液晶表示装置の構成要素と同一の機能作用を有する構成
要素には同一の符号を付してその説明は省略する。本実
施の形態による液晶表示装置は、欠陥修復用容量電極に
特徴を有している。図5において、アレイ基板1上に形
成されたゲート・バスライン4、データ・バスライン
6、TFT8、及び蓄積容量配線12の構成は図1に示
したものと同一である。
【0039】図5及び図6に示すように、画素領域毎に
絶縁膜を介して画素電極10の下層に欠陥修復用容量電
極23が形成されている。欠陥修復用容量電極23は、
ゲート・バスライン4の形成と同時にその形成材料と同
じ金属材料で形成されている。 欠陥修復用容量電極2
3上にはゲート絶縁膜26が形成されている。
【0040】図5及び図6に示すように、欠陥修復用容
量電極23の一端部及び隣の画素を駆動するゲート・バ
スライン4の上方のゲート絶縁膜26上に接続用金属層
34が形成されている。接続用金属層34は、データ・
バスライン6、及びTFT8のドレイン電極16、ソー
ス電極18の形成と同時にこれらの形成材料と同じ金属
材料で形成される。図5に示すように、欠陥修復用容量
電極23の一端部に示す黒丸印36と、ゲート・バスラ
イン4上に示す黒丸印38は、TFT8の不良により当
該画素が点欠陥を生じた場合に、リペア用のレーザ光を
照射する位置を示している。同様に図6において、矢印
36、38はリペア用のレーザ照射位置を示している。
【0041】次に、図5及び図6と共に図7を用いて本
実施の形態による画素欠陥修復方法について説明する
が、その前に、図7(a)に示す等価回路を用いて画素
欠陥が生じていない状態について説明する。レーザ光の
照射を行わない限り、図6に示すように接続用金属層3
4はフローティングの状態でゲート・バスライン4とゲ
ート絶縁膜26とで容量を形成し、同様に、欠陥修復用
容量電極23もフローティングの状態で接続用金属層3
4及びゲート絶縁膜26とで容量を形成する。さらに欠
陥修復用容量電極23がフローティングの状態で画素電
極10とゲート絶縁膜26及び保護膜32を挟んで容量
を形成する。図7(a)はこの状態の等価回路を示して
いる。この等価回路が示すように、TFT8が正常に機
能しており欠陥修復をする必要がない場合には、欠陥修
復用容量電極23による負荷容量が画素電極10に与え
る影響を小さくすることができ、TFT8の駆動能力に
与える負荷を軽減させることができる。
【0042】さて、アレイ工程におけるTFTの検査で
図5に示すTFT8に不良が発生しており画素電極10
に電圧が印加されないと判断された場合について説明す
る。当該TFT8が形成された画素領域内の欠陥修復用
容量電極23と接続用金属層34との図5から見たオー
バーラップ領域の黒丸印36を目標にしてリペア用レー
ザ光を照射して欠陥修復用容量電極23と接続用金属層
34とを電気的に接続する。さらに、接続用金属層34
とゲート・バスライン4とのオーバーラップ領域の黒丸
印38を目標にしてリペア用レーザ光を照射して、接続
用金属層34とゲート・バスライン4とを電気的に接続
する。こうすることにより、欠陥修復用容量電極23と
ゲート・バスライン4とが接続用金属層34を介して電
気的に接続される。
【0043】この結果、保護膜32及びゲート絶縁膜2
6を介して画素電極10の下層に拡がる欠陥修復用容量
電極23と画素電極10との間で容量が形成される。こ
のときの等価回路を図7(b)に示す。図7(b)は第
1の実施の形態における図4(b)に示す状態と実質同
一であるのでその説明は省略する。本実施の形態におい
ても、コモン電位とゲートオフ電位の間で画素電極10
が0Vの値を取るように欠陥修復用容量電極23の領域
の面積を制御することで、液晶に5Vの電圧を印加して
安定した非透過状態を作り出すことができるようにな
る。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態による液
晶表示装置及び画素欠陥修復方法を図8及び図9を用い
て説明する。図8はアレイ基板の基板面を示し、図9は
図8のB−B線で切断した断面を示している。なお、第
1及び第2の実施の形態による液晶表示装置の構成要素
と同一の機能作用を有する構成要素には同一の符号を付
してその説明は省略する。本実施の形態による液晶表示
装置は、蓄積容量配線と欠陥修復用容量電極に特徴を有
している。図8において、アレイ基板1上に形成された
ゲート・バスライン4、データ・バスライン6、及びT
FT8の構成は図1に示したものと同一である。
【0045】第1の実施の形態で図1に示した蓄積容量
配線12は、画素電極10のほぼ中央を通ってゲート・
バスライン4に平行に形成されていたが、本実施の形態
による蓄積容量配線40は、図8及び図9に示すよう
に、隣接する画素を駆動するゲート・バスライン4近傍
にゲート・バスライン4と平行に形成されている。そし
て、画素領域毎に絶縁膜を介して画素電極10の下層
に、欠陥修復用容量電極42を兼ねる蓄積容量電極が形
成されている。欠陥修復用容量電極42は黒丸印46が
示されたくびれ部で蓄積容量配線40と接続されてお
り、ゲート・バスライン4の形成と同時にその形成材料
と同じ金属材料で形成されている。
【0046】欠陥修復用容量電極23からゲート・バス
ライン4に至るゲート絶縁膜26上に接続用金属層44
が形成されている。接続用金属層44はデータ・バスラ
イン6の形成と同時にその形成材料と同じ金属材料で形
成されている。図8に示すように、欠陥修復用容量電極
42の一端部に示す黒丸印48と、ゲート・バスライン
4上に示す黒丸印50、及びくびれ部の黒丸印46は、
TFT8の不良により当該画素が点欠陥を生じた場合
に、リペア用のレーザ光を照射する位置を示している。
同様に図9において、矢印46、48、50はリペア用
のレーザ照射位置を示している。
【0047】TFT8が正常に機能しており欠陥修復を
する必要がない場合には、欠陥修復用容量電極42は蓄
積容量配線40と接続されて蓄積容量電極として機能す
る。アレイ工程におけるTFTの検査で図8に示すTF
T8に不良が発生しており画素電極10に電圧が印加さ
れないと判断された場合について説明する。当該TFT
8が形成された画素領域内の欠陥修復用容量電極42と
接続用金属層44との図8から見たオーバーラップ領域
の黒丸印48を目標にしてリペア用レーザ光を照射して
欠陥修復用容量電極42と接続用金属層44とを電気的
に接続する。さらに、接続用金属層44とゲート・バス
ライン4とのオーバーラップ領域の黒丸印50を目標に
してリペア用レーザ光を照射して、接続用金属層44と
ゲート・バスライン4とを電気的に接続する。
【0048】こうすることにより、欠陥修復用容量電極
42とゲート・バスライン4とが接続用金属層44を介
して電気的に接続される。さらに、くびれ部の黒丸印4
6にレーザ光を照射してくびれ部の金属を溶融して切断
し、欠陥修復用容量電極42と蓄積容量配線40とを電
気的に分離する。この結果、保護膜32及びゲート絶縁
膜26を介して画素電極10の下層に拡がる欠陥修復用
容量電極42と画素電極10との間で容量が形成され
る。
【0049】本実施の形態においても、コモン電位とゲ
ートオフ電位の間で画素電極10が0Vの値を取るよう
に欠陥修復用容量電極42の領域の面積を制御すること
で、液晶に5Vの電圧を印加して安定した非透過状態を
作り出すことができるようになる。また、本実施の形態
では画素電極10下層の蓄積容量電極が欠陥修復用容量
電極42を兼ねている。従って、欠陥修復用容量電極を
別に配置しなくても済むので、TFT8が正常に機能し
ており欠陥修復をする必要がない場合の画素の開口率を
低下させないようにすることができる。
【0050】次に、本実施の形態による液晶表示装置の
変形例を図10を用いて説明する。図10に示す液晶表
示装置は、図8に示す液晶表示装置と比較して、蓄積容
量配線40と欠陥修復用容量電極42との接続部のくび
れ部を欠陥修復用容量電極42両端部の2箇所に配置し
た点だけが異なっている。すなわち、欠陥修復用容量電
極42を蓄積容量配線40から分離するためのレーザ光
照射位置が黒丸印46、52の2箇所になっている。こ
のように蓄積容量配線40と欠陥修復用容量電極42と
の接続部を2箇所に分散配置して冗長性を高めたことに
より、接続部の細いくびれ部が製造工程中に誤って切断
することがあっても、残りのくびれ部により所期の機能
を発揮させることができるので製造歩留まりを向上させ
ることができるようになる。
【0051】次に、本発明の第4の実施の形態による液
晶表示装置及び画素欠陥修復方法を図11及び図12を
用いて説明する。図11はアレイ基板面を示し、図12
は図11のB−B線で切断した断面を示している。な
お、第1乃至第3の実施の形態による液晶表示装置の構
成要素と同一の機能作用を有する構成要素には同一の符
号を付してその説明は省略する。本実施の形態による液
晶表示装置は、欠陥修復用容量電極の配置形状に特徴を
有している。図11において、アレイ基板1上に形成さ
れたゲート・バスライン4、データ・バスライン6、及
びTFT8の構成は図1に示したものと同一である。ま
た、蓄積容量配線40は、図8に示したものと同様に、
隣接する画素を駆動するゲート・バスライン4近傍にゲ
ート・バスライン4と平行に形成されている。
【0052】そして、画素領域毎に絶縁膜を介して画素
電極10の下層に、欠陥修復用容量電極54を兼ねる蓄
積容量電極が形成されている。欠陥修復用容量電極54
は全体としてU字状をしており、蓄積容量配線40から
ほぼ直角に延びる電極部54aと、電極部54aから直
角に分岐した電極部54bと、その先端部から直角に曲
げられて延びる電極部54cとで構成されている。図1
1に示すように、これら電極部54a、54b、54c
は画素電極10の周辺部に配置されて、画素領域端部の
液晶分子の配向状態が不安定な領域を遮光する遮光膜を
兼ねている。
【0053】欠陥修復用容量電極54は黒丸印62が示
された接続部で蓄積容量配線40と接続されており、ゲ
ート・バスライン4の形成と同時にその形成材料と同じ
金属材料で形成されている。
【0054】欠陥修復用容量電極54の金属部54aの
先端部は、当該画素領域を駆動するゲート・バスライン
4近傍まで延びている。金属部54a先端部とその先端
部近傍のゲート・バスライン4上のゲート絶縁膜26上
に接続用金属層56が形成されている。接続用金属層5
6はデータ・バスライン6の形成と同時にその形成材料
と同じ金属材料で形成されている。図11に示すよう
に、金属層54aの一端部に示す黒丸印58と、ゲート
・バスライン4上に示す黒丸印60、及び接続部の黒丸
印62は、TFT8の不良により当該画素が点欠陥を生
じた場合に、リペア用のレーザ光を照射する位置を示し
ている。同様に図12において、矢印58、60、62
もリペア用のレーザ照射位置を示している。
【0055】TFT8が正常に機能しており欠陥修復を
する必要がない場合には、欠陥修復用容量電極54は蓄
積容量配線40と接続されて蓄積容量電極として機能
し、さらに画素周辺部の遮光膜として機能する。アレイ
工程におけるTFTの検査で図11に示すTFT8に不
良が発生しており画素電極10に電圧が印加されないと
判断された場合について説明する。
【0056】当該TFT8が形成された画素領域内の欠
陥修復用容量電極54の電極層54a先端部と接続用金
属層56との図11から見たオーバーラップ領域の黒丸
印58を目標にしてリペア用レーザ光を照射して欠陥修
復用容量電極54と接続用金属層56とを電気的に接続
する。さらに、接続用金属層56とゲート・バスライン
4とのオーバーラップ領域の黒丸印60を目標にしてリ
ペア用レーザ光を照射して、接続用金属層56とゲート
・バスライン4とを電気的に接続する。こうすることに
より、欠陥修復用容量電極54とゲート・バスライン4
とが接続用金属層56を介して電気的に接続される。
【0057】さらに、接続部の黒丸印62にレーザ光を
照射して接続領域の金属を溶融して切断し、欠陥修復用
容量電極54と蓄積容量配線40とを電気的に分離す
る。この結果、保護膜32及びゲート絶縁膜26を介し
て画素電極10の下層に拡がる欠陥修復用容量電極54
と画素電極10との間で容量が形成される。本実施の形
態においても、コモン電位とゲートオフ電位の間で画素
電極10が0Vの値を取るように欠陥修復用容量電極5
4の領域の面積を制御することで、液晶に5Vの電圧を
印加して安定した非透過状態を作り出すことができるよ
うになる。
【0058】また、本実施の形態では画素電極10下層
の蓄積容量電極が欠陥修復用容量電極54及び遮光膜を
兼ねている。従って、欠陥修復用容量電極を別に配置す
る必要がないので、TFT8が正常に機能しており欠陥
修復をする必要がない場合の画素の開口率を低下させな
いようにすることができると共に、液晶の配向不良によ
り生じる画素周辺部のディスクリネーションを遮光する
ことができる。
【0059】次に、本実施の形態による液晶表示装置の
変形例を図13を用いて説明する。図13に示す液晶表
示装置は、図11に示す液晶表示装置と比較して、蓄積
容量配線40と欠陥修復用容量電極54との接続部を欠
陥修復用容量電極54の電極部54b両端部の2箇所に
配置した点が異なっている。すなわち、欠陥修復用容量
電極54を蓄積容量配線40から分離するためのレーザ
光照射位置が黒丸印62、64の2箇所になっている。
このように蓄積容量配線40と欠陥修復用容量電極54
との接続部を2箇所持たせて冗長性を高めたことによ
り、細い接続部が製造工程中に誤って切断されてしまう
ことがあっても、残りの接続部により所期の機能を発揮
させることができるので製造歩留まりを向上させること
ができるようになる。
【0060】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、逆ス
タガ型でチャネル保護膜が形成されたTFTを例にとっ
て説明したが、本発明はこれに限らず、チャネル保護膜
がない逆スタガ型TFT、あるいはスタガ型やプレーナ
型のTFTにももちろん適用することができる。
【0061】さらに上記実施の形態では、バックライト
機構を備えた透過型液晶表示装置を前提に説明している
が、本発明はこれに限られず、反射型液晶表示装置に適
用することももちろん可能である。
【0062】上記第1乃至第3の実施の形態では、隣の
画素のゲート・バスラインに欠陥修復用容量電極を接続
しているが、本発明はこれに限らず、点欠陥を生じた画
素のゲート・バスラインに欠陥修復用容量電極を接続し
てももちろんよい。
【0063】また、上記実施の形態では、欠陥修復用容
量電極をゲート・バスライン形成用金属あるいはデータ
・バスライン形成用金属で形成しているが、本発明はこ
れに限らず、画素電極10の形成とは独立した別工程で
ITO等の透明電極材料を用いて欠陥修復用容量電極を
形成してもよい。こうすることで、製造工程数は増える
が画素の開口率を大きくすることができる。
【0064】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、欠陥画素
を修復した際にゲートオフ電圧の大きさに依存しない最
適な電圧を液晶に印加できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
をアレイ基板面から見た概略の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
を図1のA−A線で切断した断面で示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
を図1のB−B線で切断した断面で示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
及びその画素欠陥修復方法を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置
をアレイ基板面から見た概略の構成を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置
を図5のB−B線で切断した断面で示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置
及びその画素欠陥修復方法を説明する図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態による液晶表示装置
をアレイ基板面から見た概略の構成を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態による液晶表示装置
を図8のB−B線で切断した断面で示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態による液晶表示装
置及びその画素欠陥修復方法の変形例を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態による液晶表示装
置をアレイ基板面から見た概略の構成を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態による液晶表示装
置を図11のB−B線で切断した断面で示す図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態による液晶表示装
置及びその画素欠陥修復方法の変形例を示す図である。
【図14】従来の液晶表示パネルのアレイ基板を液晶層
側から見た基板面を示す図である。
【図15】基板に垂直な面で切断したLCDの断面を模
式的に示す図である。
【符号の説明】
1、200 アレイ基板 4、204 ゲート電極(ゲート・バスライン) 6、206 データ・バスライン(ドレイン・バスライ
ン) 8、208 TFT 10、210 画素電極 12、40 蓄積容量配線 14、214 チャネル保護膜 16、216 ドレイン電極 18、218 ソース電極 20、220 コンタクトホール 22、23、42、54 欠陥修復用容量電極 26 ゲート絶縁膜 30 アモルファスシリコン(a−Si)層 32 保護膜 34、44,56 接続用金属層 54a、54b、54c 電極部 212 蓄積容量配線 222、224 レーザ照射位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA24 JA28 JA37 JA41 JA47 JB01 JB13 JB22 JB31 JB54 JB63 JB66 JB68 JB72 JB74 KA05 KA22 KB24 NA12 NA13 NA29 PA09 5C094 AA02 AA42 AA43 BA03 BA43 CA19 DA13 DB04 DB08 DB10 EA04 EA05 EB02 ED15 FA01 FA02 FB12 FB14 FB15 GB10 5F110 AA27 BB01 CC07 DD02 EE03 EE04 EE14 FF03 GG02 GG15 HK03 HK04 HK09 HK16 HK22 HL07 NN01 NN12 NN24 NN72

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成された複数のゲート・バスラ
    インと、 前記ゲート・バスラインにほぼ直交して前記基板上に形
    成された複数のデータ・バスラインと、 前記ゲート・バスラインと前記データ・バスラインとで
    画定されてマトリクス状に配列する複数の画素領域に形
    成された薄膜トランジスタと、 前記画素領域内に形成されて前記薄膜トランジスタと接
    続される画素電極と、 前記画素電極の下層に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜の下層に形成され、前記ゲート・バスライン
    と接続されると前記画素電極と前記絶縁膜とで補助容量
    を形成する欠陥修復用容量電極とを有することを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液晶表示装置において、 前記欠陥修復用容量電極と前記ゲート・バスラインとを
    前記絶縁膜を介して接続可能な接続用金属層を有してい
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の液晶表示装置にお
    いて、 前記欠陥修復用容量電極が、蓄積容量電極又は遮光膜を
    兼ねていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液
    晶表示装置において、 前記欠陥修復用容量電極は、透明電極材料で形成されて
    いることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】ゲート・バスライン及びそれとほぼ直交す
    るデータ・バスラインとで画定された画素領域に形成さ
    れた薄膜トランジスタの不良に基づく画素欠陥を修復す
    る画素欠陥修復方法であって、 画素電極下層に絶縁膜を介して形成された欠陥修復用容
    量電極と前記ゲート・バスラインとを電気的に接続し
    て、前記画素電極と前記欠陥修復用容量電極とで前記絶
    縁膜を挟んだ補助容量を形成することを特徴とする画素
    欠陥修復方法。
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