JP2004157257A - 表示装置用基板及びそれを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板上に形成された樹脂CF層40R、40G、40Bと、線状突起44と同一の形成材料で形成され、樹脂CF層40R、40G、40Bの端部に形成された段差部を平坦化する平坦化用構造物54とを有するように構成する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器の表示部等に用いられる表示装置及びそれに用いる表示装置用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクティブマトリクス型の液晶表示装置は、画素毎にスイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)が形成されたTFT基板と、カラーフィルタ(CF;Color Filter)等が形成されたCF基板とを有している。
【0003】
液晶表示装置は、パーソナルコンピュータ(PC)のモニタあるいはテレビ受像機に用いられるようになっている。このような使用用途においては、表示画面があらゆる方向から見える広視野角化が必要とされる。広視野角化を実現する技術として、MVA(Multi−domain Vertical Alignment)モードの液晶表示装置がある。
【0004】
MVAモードの液晶表示装置は、両基板の対向面に形成された垂直配向膜と、両基板間に封止された負の誘電率異方性を有する液晶とを有している。また、両基板の対向面のうち少なくとも一方には、液晶を配向規制する配向規制用構造物が形成されている。両基板の対向面に形成された電極間に電圧が印加されていないときには、液晶分子は垂直配向膜に対してほぼ垂直に配向する。両電極間に電圧が印加されると、液晶分子は垂直配向膜に対してほぼ水平に倒れる。
【0005】
図12は、従来のMVAモードの液晶表示装置の構成を示す図であり、1画素とその周囲を示している。図13は、図12に示すX−X線で切断した液晶表示装置の断面図であり、液晶分子の配向状態を併せて示している。図12及び図13に示すように、MVAモードの液晶表示装置は、TFT基板102と、CF基板104と、両基板102、104間に封止された液晶106とを有している。
【0006】
TFT基板102のガラス基板108上には、図12の左右方向に延びるゲートバスライン112が互いに並列して複数形成されている。ゲートバスライン112上の基板全面には、絶縁膜130が形成されている。また絶縁膜130上には、絶縁膜130を介してゲートバスライン112に交差し、図12の上下方向に延びるドレインバスライン114が形成されている。
【0007】
ゲートバスライン112とドレインバスライン114との交差位置近傍には、TFT120が配置されている。TFT120は、例えばアモルファスシリコン(a−Si)層からなる動作半導体層(図示せず)を絶縁膜130上に有している。動作半導体層上にはチャネル保護膜123が形成されている。チャネル保護膜123上には、隣接するドレインバスライン114から引き出されたドレイン電極121と、ソース電極122とが、所定の間隙を介して互いに対向して形成されている。このような構成において、チャネル保護膜123直下のゲートバスライン112がTFT120のゲート電極として機能するようになっている。
【0008】
ドレイン電極121及びソース電極122上の基板全面には、保護膜132が形成されている。保護膜132上には、画素電極116が画素領域毎に形成されている。画素電極116は、不図示のコンタクトホールを介してTFT120のソース電極122に電気的に接続されている。画素電極116には、液晶106を配向規制する配向規制用構造物として、画素領域の端部に対して斜めに延びる電極の抜き部(スリット)146が形成されている。画素電極116上の基板全面には、液晶分子を基板面に垂直に配向させる垂直配向膜134が形成されている。
【0009】
またTFT基板102上には、画素領域を横切る蓄積容量バスライン118が、ゲートバスライン112に並列して形成されている。蓄積容量バスライン118上には、画素領域毎に蓄積容量電極119が形成されている。蓄積容量電極119は、不図示のコンタクトホールを介して画素電極116に電気的に接続されている。
【0010】
TFT基板102に対向配置されたCF基板104のガラス基板109上には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれか1色の樹脂CF層140が画素領域毎に形成されている。樹脂CF層140上の基板全面には共通電極142が形成されている。共通電極142上には、液晶106を配向規制する配向規制用構造物として、画素領域の端部に対して斜めに延びる線状突起144が形成されている。共通電極142及び線状突起144上の基板全面には、垂直配向膜135が形成されている。基板面に垂直方向に見ると、スリット146と線状突起144は交互に配置されている。
【0011】
液晶分子(図13では略楕円形で示している)は、垂直配向膜134、135に対してほぼ垂直に配向している。線状突起144近傍の液晶分子は、線状突起144上に形成されている垂直配向膜135に対してほぼ垂直に配向し、基板面に対して傾斜した状態になる。ただし厳密には、線状突起144近傍以外の領域では液晶分子が基板面に対してほぼ垂直に配向しているため、液晶の連続体性のために画素領域の大部分を占める液晶分子に倣い、垂直配向膜135に垂直な方向から基板面の法線方向寄りに傾斜した状態になっている。
【0012】
CF基板104上の線状突起144に比較して、TFT基板102上のスリット146により形成された段差は小さいため、スリット146近傍の液晶分子は、垂直配向膜134が形成されているTFT基板102表面に対してほぼ垂直に配向している。
【0013】
画素電極116と共通電極142との間に所定の電圧が印加されたとき、線状突起144が形成された領域では、線状突起144が誘電体で形成されているために電界が歪められる。また、スリット146が形成された領域では、誘電体が最表面に形成されているために電界が歪められる。このとき液晶分子は電界の方向と垂直な方向に電圧に応じて倒れていく。
【0014】
図14は、図13に示す液晶表示装置の液晶106に所定の電圧が印加されたときの液晶分子の配向状態を示している。図14に示すように、液晶分子は、線状突起144を境界として、線状突起144の延びる方向に対してほぼ垂直な方向に倒れる。このとき、線状突起144近傍の液晶分子は、電圧無印加の状態でも基板面に垂直な方向から僅かに傾斜しているので、電界に素早く応答して倒れ込む。周囲の液晶分子は、線状突起144近傍の液晶分子の挙動に倣うようにして、さらに電界の影響も受けながら順次倒れていく。スリット146近傍の電界はスリット146を避けるように歪められているため、スリット146近傍の液晶分子は、スリット146を境界として、スリット146の延びる方向に対してほぼ垂直な方向に倒れる。
【0015】
また、液晶分子の配向は、TFT基板102上に形成されたバスライン等の電界にも影響される。図15は、図12のY−Y線で切断した液晶表示装置の断面図である。図15に示すように、ドレインバスライン114の延びる方向とスリット146の延びる方向とが鋭角をなす領域αでは、画素電極116と共通電極142との間の電界のほかに、ドレインバスライン114と画素電極116との間の横電界が生じる。画素電極116と共通電極142との間に電圧を印加したとき、領域αのスリット146近傍では、液晶分子がスリット146の外側に向かって傾斜する。一方、領域αのドレインバスライン114側の画素電極116端部近傍では、液晶分子がドレインバスライン114の外側に向かって傾斜する。すなわち領域αでは、液晶分子が互いに異なる方向に倒れようとするため、液晶の配向が不安定な状態になる。
【0016】
この液晶の配向不良は、領域αのCF基板104側に補助突起を形成することにより解消できる。図16は、従来の液晶表示装置の他の構成を示している。図17は、図16のZ−Z線で切断した液晶表示装置の断面図であり、液晶分子の配向状態を併せて示している。図16及び図17に示すように、領域α近傍のCF基板104側には、ドレインバスライン114の延びる方向と線状突起144の延びる方向とが鈍角をなす領域で、線状突起144から延出した補助突起148が形成されている。補助突起148は、線状突起144と同一の形成材料で同時に形成されている。補助突起148は、基板面に垂直方向に見ると、TFT基板102側の画素電極116の端部に重なっている。
【0017】
スリット146近傍では、液晶分子はTFT基板102に対して垂直な方向からスリット146の外側に向かって傾斜する。一方、補助突起148近傍では、CF基板104に対して垂直な方向から補助突起148の外側に向かって傾斜する。したがって、領域αでは液晶分子がほぼ同方向に傾斜しており、液晶の配向が安定な状態になっている。
【0018】
CF基板104側の補助突起148は、両基板102、104を貼合わせたときに、基板面に垂直方向に見てTFT基板102側の画素電極116端辺に重なる位置に配置される。ただし、両基板102、104の貼合せずれにより補助突起148が画素電極116端辺より外側(隣接画素側)に配置されると、補助突起148を設けない場合と同様に液晶の配向不良が生じてしまう。このため、領域αに所定のプレチルト角発現処理を施し、液晶の配向不良を抑制する方法もある(例えば、特許文献1参照。)。
【0019】
このように、MVAモードの液晶表示装置は、配向規制用構造物を設けることによって、TN(Twisted Nematic)モード等のようにラビング処理を行うことなく、安定した配向制御が可能である。
【0020】
【特許文献1】
特開2002−14350号公報
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
図18は、従来のCF基板の概略の断面構成を示している。図18に示すように、隣り合う樹脂CF層140R、140G、140Bの間には、例えば幅10μm程度の隙間部156が形成されている。このため、樹脂CF層140R、140G、140Bの端部には、樹脂CF層140R、140G、140Bの膜厚(例えば1μm)に等しい高低差が生じて段差部が形成されている。これにより、CF基板104表面は凹状になっている。
このように、隣り合う樹脂CF層140R、140G、140Bの間には段差部が形成され、CF基板104の表面は凹状になっている。
【0022】
ここで、CF基板104の製造工程について簡単に説明する。まずガラス基板109上の全面にネガ型のRレジストを塗布してパターニングし、樹脂CF層140Rを形成する。次に、ネガ型のGレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層140Gを形成する。次に、ネガ型のBレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層140Bを形成する。樹脂CF層140R、140G、140Bの形成順序は上記以外でもよい。図示を省略しているが、次に、樹脂CF層140R、140G、140B上の基板全面に、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜を塗布してパターニングし、共通電極142を形成する。次に、例えばポジ型のレジストを共通電極上の全面に塗布してパターニングし、線状突起144を形成する。その後、基板全面に不図示の垂直配向膜135が塗布される。
【0023】
図19は、図18に示すCF基板に異物が付着した状態を示している。図19に示すように、隙間部156により形成された段差部には、異物152が付着しやすくなっている。樹脂CF層140R、140G、140Bの端部に形成された段差部は、製造工程における異物や汚染物質等の付着、乾燥じみの発生等の原因になる。
【0024】
図20は、従来の他のCF基板の概略の断面構成を示している。図20(a)に示すように、CF基板104上には、画素領域端部を遮光する遮光膜(BM;Black Matrix)150が形成されている。BM150は、例えばクロム(Cr)等の導電性材料で形成されている。樹脂CF層140R、140G、140Bの端部間のBM150上には、隙間部156が形成されている。絶縁性を有するガラス基板109は、製造プロセス中の吸着、剥離等の工程で帯電しやすい。このときBM150も帯電するため、電荷を帯びた異物や極性を有する異物は、BM150上に電気的に引き寄せられる。したがって、図20(b)に示すように、導電性のBM150を有するCF基板104では、樹脂CF層140R、140G、140B間の段差部に異物152がさらに付着しやすい。
【0025】
図21は、樹脂CF層間の段差部に異物が付着した液晶表示装置の液晶分子の配向状態を示している。図21に示すように、垂直配向膜135形成後にCF基板104の段差部に異物152が付着した領域βでは、垂直配向膜135による配向制御が行われないため、液晶分子の配向が乱れている。この配向の乱れは、表示画面上で表示むらとして視認される。したがって、液晶表示装置の表示品質が低下してしまうという問題が生じる。また、この表示むらは修復不可能であるため、液晶表示装置の製造歩留まりが低下してしまうという問題が生じる。
【0026】
また、樹脂CF層140R、140G、140Bのエッジ部に平行に延び、段差部よりも画素領域側に部分的に形成された凸状の構造物(例えば補助突起148)を備えたCF基板104では、樹脂CF層140R、140G、140Bのエッジ部のうち凸状の構造物の形成されていない領域で、配向膜135を形成する際に配向膜溶液の段差部への流れ込みが生じる。これにより、段差部近傍で配向膜135の厚さが局所的に薄くなる膜厚むらが発生する。局所的な配向膜の膜厚むらにより液晶の配向規制力が低下するため、上記の表示むらがより顕著に視認されてしまう。
【0027】
本発明の目的は、良好な表示品質が得られ、製造歩留まりを向上できる表示装置及びそれに用いる表示装置用基板を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、基板上に形成されたカラーフィルタ層と、前記カラーフィルタ層の端部に形成された段差部を平坦化する平坦化用構造物とを有することを特徴とする表示装置用基板によって達成される。
【0029】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による表示装置用基板及びそれを備えた表示装置について図1乃至図8を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示している。図1に示すように、液晶表示装置は、画素電極やTFT等が画素領域毎に形成されたTFT基板2と、樹脂CF層等が形成されたCF基板4とを対向させて貼り合わせ、その間に液晶を封止した構造を有している。両基板2、4の対向面には、液晶分子を所定方向に配向させる配向膜が形成されている。
【0030】
TFT基板2には、複数のゲートバスラインを駆動するドライバICが実装されたゲートバスライン駆動回路80と、複数のドレインバスラインを駆動するドライバICが実装されたドレインバスライン駆動回路82とが設けられている。両駆動回路80、82は、制御回路84から出力された所定の信号に基づいて、走査信号やデータ信号を所定のゲートバスラインあるいはドレインバスラインに出力するようになっている。
【0031】
TFT基板2の素子形成面と反対側の表面には、偏光板87が貼り付けられている。偏光板87のTFT基板2と反対側には、例えば線状の一次光源と面状導光板とからなるバックライトユニット88が配置されている。一方、CF基板4の樹脂CF層形成面と反対側の表面には、偏光板86が貼り付けられている。偏光板86と偏光板87は、例えば互いにクロスニコルに配置されている。
【0032】
図2は、本実施の形態による液晶表示装置の1画素とその周囲の構成を示している。図3は、図2に示す液晶表示装置のTFT基板側の構成を示している。図2及び図3に示すように、TFT基板2上には、互いに並列して図の左右方向に延びる複数のゲートバスライン12が形成されている。またTFT基板2上には、不図示の絶縁膜を介してゲートバスライン12に交差し、互いに並列して図の上下方向に延びる複数のドレインバスライン14が形成されている。ゲートバスライン12及びドレインバスライン14で囲まれた領域には、画素電極16が形成されている。画素電極16の形成された領域は、画素領域となる。
【0033】
ゲートバスライン12とドレインバスライン14との交差位置近傍には、TFT20が配置されている。TFT20は、例えばa−Si層からなる動作半導体層(図示せず)を有している。動作半導体層上にはチャネル保護膜23が形成されている。チャネル保護膜23上には、隣接するドレインバスライン14から引き出されたドレイン電極21と、ソース電極22とが、所定の間隙を介して互いに対向して形成されている。ソース電極22は、不図示のコンタクトホールを介して画素電極16に電気的に接続されている。このような構成において、チャネル保護膜23直下のゲートバスライン12がTFT20のゲート電極として機能するようになっている。
【0034】
画素電極16には、液晶を配向規制する配向規制用構造物として、画素領域の端部に対して斜めに延びるスリット46が形成されている。画素電極16上の基板全面には、液晶分子を垂直に配向させる垂直配向膜34(図2及び図3では図示せず)が形成されている。
【0035】
またTFT基板2上には、画素領域を横切る蓄積容量バスライン18が、ゲートバスライン12に並列して形成されている。蓄積容量バスライン18上には、画素領域毎に蓄積容量電極19が形成されている。蓄積容量電極19は、不図示のコンタクトホールを介して画素電極16に電気的に接続されている。
【0036】
図4(a)は、図2に示す液晶表示装置のCF基板側の構成を示している。図4(b)は、図4(a)のB−B線で切断したCF基板の断面図である。図4(a)、(b)に示すように、CF基板4のガラス基板9上に形成されたBM(図4(a)、(b)では図示せず)の開口部の画素領域には、図4(a)の上下方向にストライプ状に延びる3色の樹脂CF層40R、40G、40Bが形成されている。隣り合う樹脂CF層40R、40G、40Bは、互いに所定幅の隙間部56を介して形成されている。
【0037】
樹脂CF層40R、40G、40B上の基板全面には共通電極42(図4(a)、(b)では図示せず)が形成されている。共通電極上には、液晶を配向規制する配向規制用構造物として、画素領域の端部に対して斜めに延びる線状突起44が形成されている。樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56には、平坦化用構造物54が形成されている。平坦化用構造物54は、例えば線状突起44から延出し、樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56の延びる方向に沿って形成されている。線状突起44、平坦化用構造物54及び共通電極上の基板全面には、垂直配向膜35(図4(a)、(b)では図示せず)が形成されている。
【0038】
図2に戻り、基板面に垂直方向に見ると、スリット46と線状突起44とは交互に配置されている。また、平坦化用構造物54は、画素電極16より外側(隣り合う画素電極16間)に配置されている。
【0039】
図5は、図4(b)に示す平坦化用構造物54の構成を拡大して示している。図5に示すように、平坦化用構造物54は、隣り合う樹脂CF層40間の隙間部56を埋めるように形成されている。このため、樹脂CF層40端部及びその上層の共通電極42の基板面に対して急峻な端面aは、平坦化用構造物54により覆われ、樹脂CF層40端部に形成された段差部が平坦化されている。平坦化用構造物54は、例えば線状突起44と同一の形成材料で形成されている。なお、平坦化後の段差部は完全に平坦でなくてもよく、配向膜溶液が流れ込むのを防止できる程度の凸形状でもよい。
【0040】
図6は、図2のA−A線で切断した液晶表示装置の断面図である。図6に示すように、平坦化用構造物54は、基板面に垂直方向に見て画素電極16上にはみ出さず、画素電極16の端部より外側に配置されている。隣り合う画素領域間のCF基板4側には、Crや黒色樹脂等からなるBM50が形成されている。平坦化用構造物54は、基板面に垂直方向に見てBM50上のみに配置されている。
【0041】
図7は、本実施の形態による液晶表示装置の構成の比較例を示している。図8は、図7のD−D線で切断した液晶表示装置の断面図である。図7及び図8に示すように、本比較例では、平坦化用構造物54が隣り合う画素電極16間の間隔より太い幅を有し、平坦化用構造物54の側端部は画素電極16上にはみ出して配置されている。平坦化用構造物54は、配向規制用構造物として機能してしまうため、平坦化用構造物54近傍の液晶分子は、平坦化用構造物54の延びる方向にほぼ垂直であって、平坦化用構造物54の外側に向かって傾斜して配向する。ドレインバスライン14の延びる方向と線状突起44の延びる方向とが鋭角をなす領域γ’では、線状突起44により液晶分子が配向規制される方向と上記の方向とが逆方向になる。このため、領域γ’では液晶の配向が不安定になり、液晶表示装置の表示品質が低下してしまう。
【0042】
これに対し、図6に示す本実施の形態による液晶表示装置では、平坦化用構造物54が画素電極16端部より外側にあるため、領域γの液晶分子は画素電極16端部又はスリット46により配向規制される。画素電極16端部又はスリット46により配向規制される方向と、線状突起44により液晶分子が配向規制される方向とはほぼ同方向であるため、領域γでは液晶の配向が安定し、液晶表示装置の表示品質の低下は生じない。
【0043】
本実施の形態によれば、樹脂CF層40の端部に形成される段差部が、平坦化用構造物54によって平坦化されるため、異物や汚染物質等の付着、乾燥じみの発生等を抑制できる。したがって、表示品質の良好な液晶表示装置を実現できる。また、本実施の形態によれば、平坦化用構造物54によって配向膜溶液の段差部への流れ込みを防止できるため、配向膜135の膜厚むらを防止できる。
【0044】
また、本実施の形態では、平坦化用構造物54がBM50により遮光される領域に形成されている。このため、平坦化用構造物54による透過率の低下を防止できる。なお、MVAモード等のノーマリブラックモードの液晶表示装置では、画素領域端部での光漏れが生じないので、BM50を設けなくてもよい。
【0045】
次に、本実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法について説明する。まず、Cr等の導電性材料や黒色樹脂をガラス基板9上の全面に形成してパターニングし、BM50を形成する。次に、例えば顔料分散型感光性着色樹脂のRレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層40Rを形成する。次に、例えば顔料分散型感光性着色樹脂のGレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層40Gを形成する。次に、例えば顔料分散型感光性着色樹脂のBレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層40Bを形成する。R、G、Bの各レジストは、例えばネガ型が用いられる。樹脂CF層40R、40G、40Bの形成順序は上記以外でもよい。
【0046】
次に、樹脂CF層40R、40G、40B上の基板全面に、例えばITO等の透明導電膜を塗布してパターニングし、共通電極42を形成する。次に、例えばポジ型のレジストを共通電極42上の全面に塗布してパターニングし、その後所定の熱処理を行って、線状突起44及び平坦化用構造物54を同時に形成する。その後、パネル工程で垂直配向膜35がCF基板4上の全面に塗布形成される。
【0047】
一般に、樹脂CF層40R、40G、40Bは、ネガ型レジストで形成される。ネガ型レジストは、露光に対する感度が急峻に変化するため、フォトマスクの描画パターン端部での光の回り込み等の影響が少なく、パターニング後のエッジ形状も急峻になる。一方、平坦化用構造物54は、ポジ型レジストで形成される。ポジ型レジストは、露光に対する感度が緩やかに変化するため、ネガ型レジストに比較して光の回り込み等の影響が大きく、パターニング後のエッジ形状も緩やかになる。また、所定の熱処理を行うことにより、平坦化用構造物54のエッジ形状をさらに緩やかにすることができる。
【0048】
本実施の形態では、平坦化用構造物54を線状突起44と同時に形成しているため、製造工程が増加することがなく、製造コストが増加することもない。したがって、良好な表示品質の得られる液晶表示装置を低コストで実現できる。
【0049】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板について図9乃至図11を用いて説明する。図9(a)は、本実施の形態による液晶表示装置用基板の構成を示している。図9(b)は、図9(a)のC−C線で切断した液晶表示装置用基板の断面図である。図9(a)、(b)に示すように、CF基板4のガラス基板9上には、画素領域を画定するBM50が形成されている。BM50は、Cr等の導電性材料で形成されている。BM50の開口部の各画素領域には樹脂CF層40R、40G、40Bが形成されている。隣り合う樹脂CF層40R、40G、40B間には、所定幅の隙間部56がBM50上に形成されている。
【0050】
樹脂CF層40R、40G、40B上の基板全面には共通電極(図示せず)が形成されている。共通電極上には、液晶を配向規制する配向規制用構造物として、画素領域の端部に対して斜めに延びる線状突起44が形成されている。樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56には、レジスト等の絶縁体からなる平坦化用構造物54が形成されている。平坦化用構造物54は、隣り合う樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56を埋めるように形成されている。このため、樹脂CF層40R、40G、40B端部の基板面に対して急峻な端面は平坦化用構造物54により覆われ、樹脂CF層40R、40G、40B端部に形成された段差部が平坦化されている。平坦化用構造物54は、例えば線状突起44と同一の形成材料で同時に形成されている。
【0051】
本実施の形態では、BM50上に形成された隙間部56が、絶縁体からなる平坦化用構造物54により埋められている。したがって、第1の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、製造工程中にBM50が帯電しても平坦化用構造物54により電界が遮蔽されるため、電荷を帯びた異物や極性を有する異物等がBM50上の樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56等に付着するのを防止できる。
【0052】
次に、本実施の形態による液晶表示装置用基板の製造方法について説明する。まず、Cr等の導電性材料をガラス基板9上の全面に成膜してパターニングし、BM50を形成する。次に、例えば顔料分散型感光性着色樹脂のRレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層40Rを形成する。次に、例えば顔料分散型感光性着色樹脂のGレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層40Gを形成する。次に、例えば顔料分散型感光性着色樹脂のBレジストを基板全面に塗布してパターニングし、樹脂CF層40Bを形成する。R、G、Bの各レジストは、例えばネガ型が用いられる。樹脂CF層40R、40G、40Bの形成順序は上記以外でもよい。
【0053】
次に、樹脂CF層40R、40G、40B上の基板全面に、例えばITO等の透明導電膜を塗布してパターニングし、共通電極42(図9では図示せず)を形成する。次に、例えばポジ型のレジストを共通電極42上の全面に塗布してパターニングし、その後所定の熱処理を行って、線状突起44及び平坦化用構造物54を同時に形成する。その後、パネル工程で垂直配向膜35(図9では図示せず)がCF基板4上の全面に塗布形成される。
【0054】
本実施の形態では、平坦化用構造物54を線状突起44と同時に形成しているため、製造工程が増加することがなく、製造コストが増加することもない。したがって、良好な表示品質の得られる液晶表示装置を低コストで実現できる。
【0055】
次に、本実施の形態による液晶表示装置用基板の構成の変形例について図10及び図11を用いて説明する。図10は本変形例によるCF基板の構成を示し、ている。図11は、本変形例によるCF基板に貼り合わされるTFT基板の構成を示し、CF基板側に形成される配向規制用構造物及び平坦化用構造物の配置を併せて示している。図10及び図11に示すように、CF基板4には、ドレインバスライン14の延びる方向と線状突起44の延びる方向とが鈍角をなす領域で線状突起44から延出した補助突起48が形成されている。補助突起48は、線状突起44と同一の形成材料で同時に形成されている。補助突起48は、基板面に垂直方向に見ると、TFT基板2側の画素電極16の端部に重なっている。
【0056】
隣り合う樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56には、部分的に平坦化用構造物54’が形成されている。すなわち平坦化用構造物54’は、樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56のうち補助突起48が形成されていない領域に形成されている。平坦化用構造物54’は、例えば線状突起44から延出し、樹脂CF層40R、40G、40B間の隙間部56の延びる方向に沿って形成されている。平坦化用構造物54’は、補助突起48と繋がっていてもよい。その方が配向膜溶液の流れ込みの影響が少なくなる。また、平坦化用構造物54’は、配向膜溶液が段差部に流れ込まないようにできればよいため、段差部上でなく段差部近傍に形成していてもよい。本変形例によっても上記実施の形態と同様の効果が得られる。
【0057】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、平坦化用構造物54を線状突起44、補助突起48等の配向規制用構造物と同一の形成材料で同時に形成しているが、本発明はこれに限られない。平坦化用構造物54を配向規制用構造物と異なる形成材料で形成してもよいし、配向規制用構造物と別工程で形成してもよい。
【0058】
上記実施の形態ではMVAモードの液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、配向規制用構造物の形成されないTNモード等の他の液晶表示装置にも適用できる。
【0059】
また、上記実施の形態では透過型の液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、反射型や半透過型等の他の液晶表示装置にも適用できる。さらに、上記実施の形態ではチャネル保護膜型のTFT20を備えた液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、チャネルエッチ型のTFT20を備えた液晶表示装置にも適用できる。
【0060】
また、上記実施の形態ではアクティブマトリクス型の液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、単純マトリクス型の液晶表示装置にも適用できる。さらに、上記実施の形態では、TFT基板2に対向して配置された対向基板上にCF層が形成された液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、TFT基板2上にCF層が形成された、いわゆるCF−on−TFT構造の液晶表示装置にも適用できる。
【0061】
また、上記実施の形態では液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、有機EL表示装置や無機EL表示装置、プラズマディスプレイパネル(PDP)等の他の表示装置にも適用できる。
【0062】
以上説明した実施の形態による表示装置用基板及びそれを備えた表示装置は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
基板上に形成されたカラーフィルタ層と、
前記カラーフィルタ層の端部に形成された段差部を平坦化する平坦化用構造物と
を有することを特徴とする表示装置用基板。
【0063】
(付記2)
付記1記載の表示装置用基板において、
前記段差部は、隣り合う前記カラーフィルタ層の間の隙間部に形成され、
前記平坦化用構造物は、前記隙間部を埋めるように形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0064】
(付記3)
付記1又は2に記載の表示装置用基板において、
導電性材料で形成された遮光膜をさらに有し、
前記平坦化用構造物は、前記遮光膜上のみに形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0065】
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記基板は、複数の画素領域毎に駆動される液晶を対向基板とともに挟持し、
前記液晶の配向を規制する配向規制用構造物として、前記画素領域の端部に対して斜めに延びて前記基板上に形成された線状突起をさらに有していること
を特徴とする表示装置用基板。
【0066】
(付記5)
付記4記載の表示装置用基板において、
前記平坦化用構造物は、前記線状突起と同一の形成材料で形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0067】
(付記6)
付記4又は5に記載の表示装置用基板において、
前記平坦化用構造物は、前記線状突起から延出して形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0068】
(付記7)
付記4乃至6のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記線状突起から前記画素領域の端部に沿って延出する補助突起をさらに有し、
前記平坦化用構造物は、前記補助突起の形成されていない領域に形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0069】
(付記8)
付記4乃至7のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記平坦化用構造物は、前記画素領域外のみに形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0070】
(付記9)
カラーフィルタ層を有する基板を備えた表示装置において、
前記基板に、付記1乃至8のいずれか1項に記載の表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする表示装置。
【0071】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、良好な表示品質が得られ、製造歩留まりを向上できる表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の1画素とその周囲の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置のTFT基板側の構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置のCF基板側の構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の要部構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の構成の比較例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の構成の比較例を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板の構成の変形例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置の構成の変形例を示す図である。
【図12】従来の液晶表示装置の構成を示す図である。
【図13】従来の液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図14】従来の液晶表示装置の液晶分子の配向状態を示す断面図である。
【図15】従来の液晶表示装置の液晶分子の配向状態を示す断面図である。
【図16】従来の液晶表示装置の他の構成を示す図である。
【図17】従来の液晶表示装置の他の構成を示す断面図である。
【図18】従来のCF基板の構成を示す断面図である。
【図19】従来のCF基板の問題点を示す断面図である。
【図20】従来のCF基板の問題点を示す断面図である。
【図21】従来のCF基板の問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
2 TFT基板
4 CF基板
6 液晶
8、9 ガラス基板
12 ゲートバスライン
14 ドレインバスライン
16 画素電極
18 蓄積容量バスライン
19 蓄積容量電極
20 TFT
21 ドレイン電極
22 ソース電極
23 チャネル保護膜
34 垂直配向膜
40、40R、40G、40B 樹脂CF層
42 共通電極
44 線状突起
46 スリット
48 補助突起
50 BM
54 平坦化用構造物
56 隙間部
80 ゲートバスライン駆動回路
82 ドレインバスライン駆動回路
84 制御回路
86、87 偏光板
88 バックライトユニット
Claims (4)
- 基板上に形成されたカラーフィルタ層と、
前記カラーフィルタ層の端部に形成された段差部を平坦化する平坦化用構造物と
を有することを特徴とする表示装置用基板。 - 請求項1記載の表示装置用基板において、
前記段差部は、隣り合う前記カラーフィルタ層の間の隙間部に形成され、
前記平坦化用構造物は、前記隙間部を埋めるように形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。 - 請求項1又は2に記載の表示装置用基板において、
導電性材料で形成された遮光膜をさらに有し、
前記平坦化用構造物は、前記遮光膜上のみに形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。 - カラーフィルタ層を有する基板を備えた表示装置において、
前記基板に、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする表示装置。
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JP2008090043A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Dainippon Printing Co Ltd | カラーフィルタおよびその製造方法 |
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