JPS5910709B2 - フイルタ付螢光体 - Google Patents

フイルタ付螢光体

Info

Publication number
JPS5910709B2
JPS5910709B2 JP54010353A JP1035379A JPS5910709B2 JP S5910709 B2 JPS5910709 B2 JP S5910709B2 JP 54010353 A JP54010353 A JP 54010353A JP 1035379 A JP1035379 A JP 1035379A JP S5910709 B2 JPS5910709 B2 JP S5910709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
filter
particles
silica
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54010353A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55104384A (en
Inventor
清 井上
稔 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP54010353A priority Critical patent/JPS5910709B2/ja
Priority to US06/116,593 priority patent/US4339501A/en
Priority to DE3003699A priority patent/DE3003699C2/de
Priority to GB8003508A priority patent/GB2044790B/en
Publication of JPS55104384A publication Critical patent/JPS55104384A/ja
Publication of JPS5910709B2 publication Critical patent/JPS5910709B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/08Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
    • C09K11/58Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing copper, silver or gold
    • C09K11/582Chalcogenides
    • C09K11/584Chalcogenides with zinc or cadmium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/02Use of particular materials as binders, particle coatings or suspension media therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/02Use of particular materials as binders, particle coatings or suspension media therefor
    • C09K11/025Use of particular materials as binders, particle coatings or suspension media therefor non-luminescent particle coatings or suspension media
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/08Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
    • C09K11/77Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals
    • C09K11/7783Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals containing two or more rare earth metals one of which being europium
    • C09K11/7784Chalcogenides
    • C09K11/7787Oxides
    • C09K11/7789Oxysulfides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
    • Y10T428/2991Coated
    • Y10T428/2993Silicic or refractory material containing [e.g., tungsten oxide, glass, cement, etc.]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー受像管その他の陰極線管などに好適なフ
ィルタ付螢光体に関するものである。
周知のようにカラー受像管その他の陰極線管などに使用
される螢光体は螢光面に映出される画像のコントラスト
を向上させるため螢光体粒子の表面にフィルタを設ける
ことが行われている。このフィルタを螢光体粒子の表面
に被覆する方法は各種方法が提唱されている。例えばラ
テックスのコロイド粒子を螢光体粒子上に吸着させフィ
ルタ粒子を供給し、次いでこの螢光体粒子とフィルタ粒
子とを混ぜ合わせて一つの混合物とする方法(特公昭5
3−31831)、酸性ポリマーおよび塩基性ポリマー
のいずれか一方を螢光体粒子上に吸着させ次いでこの螢
光体粒子とフィルタ粒子とを混ぜ合わせて一つの混合物
とする方法(特開昭53−3980)、ゼラチンを螢光
体粒子上に吸着させフィルタ粒子を供給し、次いで混合
、攪拌して一つの混合物とする方法(特開昭53−50
88)、コバルトブルーを螢光体粒子表面上にニトロセ
ルロースとアクリル樹脂により被覆する方法(特開昭5
2−107287)、等がある。しかしながら前記方法
で得られた螢光体は螢光面塗布用スラリーを製造する際
感光性結合剤として使用するポリビニールアルコール溶
液中での分散性が悪く、通常ボールミル処理を行うこと
により分散性を改善しようとすれば螢光体粒子とフイル
タ物質の付着力が弱いためフイルタ物質が螢光体粒子か
らが剥れやすく、フイルタとしての機能が十分発揮され
ないことがある。
この欠点を改善するためフイルタ付螢光体にシリカ微粒
子を被着する方法が提案されている。
この方法による表面処理はフイルタ付螢光体を水中に入
れ攪拌、分散せしめておき、これにコロイダルシリカ(
無水珪酸の微粒子)を添加して螢光体粒子表面にシリカ
微粒子を被着せしめるものである。この表面処理法を施
すことによう分散性が改善され緻密な螢光膜が得られ、
その結果螢光膜の輝度向上効果も得られるとされている
しかしながらこの方法によつて得られたフイルタ付螢光
体の分散性は従来のものよう改善されてはいるがまだ十
分満足すべきものではなく又、輝度やコントラスト特性
等もさらに特性の向上が望まれている。
本発明の目的はこれらの欠点を改良し輝度、コントラス
ト特性、分散性および螢光体粒子とフイルタ粒子の付着
力等を向上した優れたフイルタ付螢光体を提供すること
にある。
本発明は上記の目的を達成するためにシリカ(SiO2
)の連続被膜でフイルタ付螢光体の略全表面を被覆形成
することを特徴とする。
以下本発明をカラー受像管用フイルタ付青発光螢光体を
例にして説明する。
本発明のシリカの連続被膜(COntinuOusSi
licaFilm以下CSFと記す)の製造は、例えば
コリン(〔HOCH2CH2N+(CH3),〕0H′
)等のアルカリ溶液中に溶解させたシリカを熱処理或は
PH調整する事によシフイルタ付螢光体の表面に固体シ
リカとして析出させることによシなされる。
第1図は従来のシリカ微粒子を被着したフイルタ付螢光
体の電子顕微鏡写真(X45OO)である。
大突起は螢光体粒子、中突起はフイルタ物質、螢光体粒
子表面に点在する小粒子はシリカ微粒子である。第2図
は本発明によるCSF被覆したフイルタ付螢光体の電子
顕微鏡写真(X45OO)である。
大突起は螢光体粒子、中突起はフイルタ物であり1シリ
カは第1図の従来の螢光体のような微粒子としては存在
せず、連続薄膜状となつてフイルタ物質及び螢光体の表
面を被覆している。このことはXMA(X線マイクロア
ナライザ)によねこれらの螢光体等の表面を分析した場
合シリカが検出されることから、これら螢光体等の表面
にはシリカが微粒子状ではなく被膜状で存在しているこ
とが明らかである。
こ\に示したように本発明のフイルタ付螢光体はその表
面にシリカを微粒子状でなく連続被膜を被覆したことを
特徴としており1これにより以下に記すように諸特性を
向上することができる。
本発明によるCSF被覆したフイルタ付螢光体の第1の
効果は従来のフイルタ付螢光体に比べ、輝度、コントラ
スト特性が向上することである。以下これらの効果につ
いて説明する。第3図は本発明による青発光螢光体の反
射スペクトルを従来の青発光螢光体と比較して例示する
ものである。
曲線aが本発明のCSF被覆したフィルタ付螢光体の反
射スペクトル、曲線bが従来のシリカ微粒子を被着した
フイルタ付螢光体の反射スペクトルであつて縦軸の反射
率は酸化マグネシウム拡散板の反射率を100%とした
相対値で示している。この図で青色部(例えば450r
3m近傍)の反射率をみると曲線aの本発明のCSF被
覆したフイルタ付螢光体の反射率の方が大きく、このこ
とは従来の曲線bで示すシリカ微粒子を被着した螢光体
よりも輝度が高くなることを示している。又青色部以外
の周光色(例えば赤色光600nm近傍)の反射率をみ
ると曲線aの本発明のCSF被覆したフイルタ付螢光体
の反射率の方が、曲線bで示す従来のシリカ微粒子を被
着したフイルタ付螢光体ようも小さくなつており、この
ことから前者の方が青色以外の周囲光は螢光体の表面に
被覆された青色フイルタ物質にほとんど吸収されて、全
体としてのコントラストが向上することがわかるこのよ
うに本発明によるCSF被覆したフイルタ付螢光体は従
来のシリカ微粒子を被着したフイルタ付螢光体よりも輝
度およびコントラスト特性が向上するがその理由は次の
ように推察される。
従来のシリカ微粒子を被着したフイルタ付螢光体に外来
光が入射すると、その一部は被着したシリカ微粒子の表
面に衝突し、乱反射するので螢光体粒子やフイルタ物質
に到達する光の量は減少し、再び螢光体粒子から反射さ
れる反射光の量が減少することになシ、また同様に螢光
体の発する光もシリカ微粒子により乱反射されるため螢
光体の外部へ取如出される光の量が減少することになり
、これが螢光体の輝度低下につながると考えられる。ま
た、乱反射光はフイルタ物質に入射吸収されていない光
であるから、色々な波長を持つて卦りこれがコントラス
ト特性を低下させるものと考えられる。本発明によるフ
イルタ付螢光体の場合は、入射光は干渉効果等によジそ
のほとんどがCSF被膜を透過してフイルタ物質や螢光
体粒子に入りフイルタ物質に吸収されなかつた光が再び
反射していく。
つまり、乱反射光が非常に少ないので、従来の螢光体と
比較して輝度が高くなりコントラスト特性も改善される
と考えられる。このような効果はシリカの連続薄膜によ
つて得られるものでありフイルタ物質単独にシリカの連
続薄膜を被覆しても従来の螢光体に比べると輝度、コン
トラスト特性は向上する。
本発明により得られるフイルタ付螢光体の第2の効果は
螢光体スラリーを作成し、カラー受像管のフエースプレ
ートに塗布される過程において従来の螢光体より優れた
分散性を有することである。
従来のフイルタ付螢光体では螢光体PVAおよび水の如
き液によつて調合された一定量のスラリーをフエースプ
レート上に分散塗布し、乾燥後紫外線のパターンによジ
露光され以降水洗いによる現像の工程を経て、螢光面を
製作する。この過程ではスラリーをフエースプレート上
に分散塗布し乾燥した後、膜の上に螢光体粒子同志の凝
集に基づく[ぶつ」が発生しやすい欠点を有する。「ぶ
つ」は螢光体同志が凝集して大きな塊シを形成している
ので前記露光工程において紫外線の透過が不十分とな如
露光不足となる。その結実現像工程に於ける水洗いで「
ぶつ」の部分は流れ落ちるので完成された螢光面に於い
て螢光体のないいわゆる穴あきを生じる。この穴あきが
多いとカラー受像管作動時における輝度低下をひき起す
のでその原因の一つである「ぶつ」はできるだけ減らさ
なければならない。本発明によるCSF被覆したフイル
タ付螢光体フを使用して製作した螢光膜には前記したよ
うな「ぶつ」の数が従来の螢光体より非常に少ないこと
を確認した。
「ぶつ」の大きさは通常100〜1000μmであるが
、通常の方法で製作された螢光面16cri1当シで1
001tm以上の大きさを有する「ぶつ」の数を本発明
によるCSF被覆したフイルタ付螢光体を使用した螢光
膜と従来のシリ力微粒子を被着したフイルタ付螢光体を
使用した螢光膜についてカウントした。その結果後者は
平均10個に対して前者は平均0.5個であり?つ]が
非常に少ないことが明らかであり本発明による螢光体を
使用した螢光膜の品位は優れていることがわかる。さら
に本発明によるCSF被覆したフイルタ付螢光体の第3
の効果は螢光体粒子とフイルタ物質の表面を連続かつ一
様な膜厚のシリカ被膜で被覆され、シリカは螢光体粒子
およびフイルタ物質に付着しやすい性質のものであるか
ら螢光体粒子とフイルタ物質との付着力は大幅に増強さ
れることである。
従つて従来使用していたラテツクスのコロイド粒子等の
付着剤を使用しなくてもよく、フイルタ物質と螢光体粒
子の付着工程が短縮される。
もちろん本発明はフイルタ物質と螢光体粒子に付着剤を
使用しても何らさしつかえない。また、従来螢光体スラ
リーを作る過程で調合スラリーを攪拌中にフイルタ物質
が螢光体粒子から剥れやすい欠点があつたが本発明によ
ればフイルタ物質の剥れは大幅に減少し、品質のよい螢
光体を得ることができる。
さらに本発明による螢光体は表面がシリカの連続被膜で
被覆されているので螢光膜塗布以降の製造工程における
酸化性雰囲気での熱処理を行つても螢光体の劣化による
輝度低下が少ない効果をも有する。
以上による本発明によるフイルタ付螢光体は多くの効果
を有するがこれらの効果を得るために必要なCSFの膜
厚は1mμ〜200mμが適当で50mμ〜150mμ
に卦いて特に優れた効果を有する。
因みにCSFの膜厚が1mμ〜200mμの場合、螢光
体に対するCSFの重量比は約0.01〜10wt70
1螢光体に対するフイルタ物質の重量比は約0.01〜
10wt%、またフイルタ物質に対するCSFの重量比
は約0.1〜2X104wt%の実測値が得られた。膜
厚が1mμよりも薄い場合は、連続した一様な膜ができ
ず螢光体とフイルタ物質の接触界面を十分に被覆するこ
とができない。
一方膜厚が200mμより厚い場合はカラー受像管を作
動させて電子線励起により螢光体を発光させたときCS
F膜上に電荷が蓄積されて帯電しやすくなb1発光輝度
の向上が認められなくなると共に、低下し始める様にな
る。
〔実施例 1〕 カラー受像管に使用する銀付活硫化亜鉛螢光体(ZnS
/Ag)1009と粒径0.4μmのコバルトブルー2
9とを混合し、1時間攪拌する。
一方10%のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサ
イド〔N+(CH3)4〕0H一水溶液909に無水シ
リカ109を加え溶解する。この溶液5gを前記銀付活
硫化亜鉛螢光体とコバルトブルーを混合したスラリーに
加え1時間攪拌する。攪拌したスラリーを120℃〜1
50℃の乾燥機に入れ乾燥させると乾固し、シリカ層が
螢光体表面とコバルトブルーの表面に形成される。
乾燥後水中で100メツシユを通過させる。次に約11
の純水中で30分攪拌してから粒子が完全に沈降するま
で静置し上澄みを除去する。さらにこの上澄液が中性に
なるまで洗浄を繰返す。最後に漏過し120℃〜150
℃で乾燥した後300メツシユを通過させることにより
螢光体が銀付活硫化亜鋭でフイルタ物質がコバルトブル
ー顔料であるCSF被覆の螢光体が得られる。第4図は
本実施例によるフイルタ付螢光体の模式概略断面図で螢
光体粒子1および螢光体粒子に付着したフイルタ物質2
の表面をCSF被膜で被覆する様子を示す。
〔実施例 2〕 フイルタ物質として硫化インジウムを表面に付着した3
価のユーロピウム付活イツトリウムオキシサルフアイド
螢光体1009を脱イオン水中に分散させる。
次にシリカの10重量?溶解されたアルカリ溶液を20
CC添加し、充分攪拌してから粒子が完全に沈降するま
で静置し上澄みを除去する。以後水洗を数回繰返す。デ
カンテーシヨンにより固形分を取り出し、1000〜1
50℃にて乾燥する。
最後に300メツシユを通過させることにより螢光体が
3価のユーロピウム付活イツトリウムオキシサルフアイ
ドでフイルタ物質が硫化インジウムであるCSF被覆の
螢光体が得られる。〔実施例 3〕 コバルトブルー1009を脱水イオン水中に分散させ、
シリカの10重量?溶解されたアルカリ溶液を40CC
添加して充分攪拌する。
得られたスラリーを100添〜150℃にて乾燥する。
有機樹脂によシ被覆する方法で付着剤として主にアクリ
ル樹脂を用いて銀付活硫化亜鉛螢光体1009の粒子表
面に前記処理乾燥済みのコバルトブルー29を被覆し、
顔料付螢光体を得る。顔料付螢光体1009を100C
Cの脱イオン水中に分散させ、充分に攪拌しながらシリ
カの10重量?が溶解されたアルカリ溶液を10CC添
加する。
螢光体が均一に分散するまで攪拌した後塩酸を用いて液
のPHを7.0になるように調節し、さらに1時間攪拌
する。次に上澄みを除去し、水洗を5回繰返す。
デカンテーシヨンによシ固形分を取り出し、100〜1
50℃にて乾燥する。最後に300メツシユを通過させ
ることによりCSF被覆したフイルタ付螢光体を完成す
る。第5図は本実施例による螢光体の模式概略断面図で
螢光体粒子1の周囲にCSF被膜41で被覆したフイル
タ物質2が付着剤5によつて付着されており1さらに螢
光体1フイルタ物質2および付着剤5等の外表面をCS
F被膜42に被覆している様子を示す。
〔実施例 4〕 カラー受像管に使用するユーロピウム付活イツトリウム
オキシサルフアイド螢光体(Y2O2S/En)100
9と粒径0.2μmのベンガラ0.29とを脱イオン水
中に入れ、1時間攪拌する。
このスラリ中に10%のシリカが溶解されたコリン(C
HOCH2CH2N+(CH3)30H−)溶液を5C
C加え充分に攪拌する。次に塩酸にてスラリーのPH値
を7.0に調節しさらに1時間攪拌する。
デカンテーシヨンにより固形分をとジ出し、1000〜
150℃にて乾燥する。
得られた粉末を再び脱イオン水中に戻し、繰返し数回洗
浄後デカンテーシヨンにより固形分をとシ出し、100
カ〜150℃にて乾燥する。
最後に300メツシユを通過させることによりCSF被
覆したフイルタ付螢光体を完成する。以上のように本発
明のフイルタ付螢光体は螢光体粒子卦よびフイルタ物質
の両者もしくは前記フイルタ物質の表面を、より好まし
くは全表面をシリカの連続被膜で被覆することを特徴と
しており、本発明によるフイルタ付螢光体は従来のフイ
ルタ付螢光体に比べて、分散性、輝度、コントラスト特
性が向上し、螢光体粒子とフイルタ物質との付着力も増
強し、さらに螢光膜塗布後における酸化性雰囲気での熱
処理を行つても螢光体の劣化による輝度低下が少ない等
多大の効果を有しており、その工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシリカ微粒子を被着したフイルタ付螢光
体の顕微鏡写真、第2図は本発明によるCSF被膜を被
覆したフイルタ付螢光体の顕微鏡写真、第3図は螢光体
の反射スペクトルを示す図で曲線aは本発明による螢光
体、曲線bは従来の螢光体、第4図卦よび第5図は本発
明による螢光体の実施例を示す模式概略断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 螢光体粒子およびその表面に付着したフィルタ物質
    とからなるフィルタ付螢光体において前記螢光体粒子お
    よび前記フィルタ物質の両者もしくは前記フィルタ物質
    の表面をシリカ連続被膜で被覆したことを特徴とするフ
    ィルタ付螢光体。 2 シリカ連続被膜の膜厚が1mμ〜200mμである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルタ
    付螢光体。 3 螢光体が銀付活硫化亜鉛で、フィルタ物質がコバル
    トブルーであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のフィルタ付螢光体。 4 コバルトブルーの重量が螢光体に対して0.1〜1
    0%でシリカの重量が螢光体に対して0.01〜5%で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のフィ
    ルタ付螢光体。 5 螢光体が3価のユーロピウム付活イットリウムオキ
    シサルファイドでフィルタ物質が硫化インジウムである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルタ
    付螢光体。 6 硫化インジウムの重量が螢光体に対して0.1〜1
    0%で、シリカの重量が螢光体に対して0.01〜5%
    であることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のフ
    ィルタ付螢光体。 7 螢光体が3価のユーロピウム付活イットリウムオキ
    シサルファイドでフィルタ物質がベンガラであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルタ付螢光
    体。 8 ベンガラの重量が螢光体に対して0.0.1〜1.
    0%で、シリカの重量が蛍光体に対して0.01〜5%
    であることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のフ
    ィルタ付螢光体。
JP54010353A 1979-02-02 1979-02-02 フイルタ付螢光体 Expired JPS5910709B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54010353A JPS5910709B2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 フイルタ付螢光体
US06/116,593 US4339501A (en) 1979-02-02 1980-01-28 Filter-coated phosphor
DE3003699A DE3003699C2 (de) 1979-02-02 1980-02-01 Mit einem Filter beschichteter Leuchtstoff
GB8003508A GB2044790B (en) 1979-02-02 1980-02-01 Filter-coated phosphor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54010353A JPS5910709B2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 フイルタ付螢光体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55104384A JPS55104384A (en) 1980-08-09
JPS5910709B2 true JPS5910709B2 (ja) 1984-03-10

Family

ID=11747812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54010353A Expired JPS5910709B2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 フイルタ付螢光体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4339501A (ja)
JP (1) JPS5910709B2 (ja)
DE (1) DE3003699C2 (ja)
GB (1) GB2044790B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61140711U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30
US9051873B2 (en) 2011-05-20 2015-06-09 Icr Turbine Engine Corporation Ceramic-to-metal turbine shaft attachment

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57143388A (en) * 1981-03-02 1982-09-04 Toshiba Corp Preparation of fluorescent material attached with pigment
US4440831A (en) * 1981-06-30 1984-04-03 International Business Machines Corporation Zinc silicate phosphor particles and method for making them
JPS58189288A (ja) * 1982-04-30 1983-11-04 Toshiba Corp 陰極線管
EP0108622B1 (en) * 1982-11-08 1988-03-02 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Synthetic resin composition and process for producing the same
DE3245336A1 (de) * 1982-12-08 1984-06-14 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Kathodenstrahlroehre mit einer leuchtstoffschicht
US4710674A (en) * 1984-05-07 1987-12-01 Gte Laboratories Incorporated Phosphor particle, fluorescent lamp, and manufacturing method
US4825124A (en) * 1984-05-07 1989-04-25 Gte Laboratories Incorporated Phosphor particle, fluorescent lamp, and manufacturing method
US4585673A (en) * 1984-05-07 1986-04-29 Gte Laboratories Incorporated Method for coating phosphor particles
US4797594A (en) * 1985-04-03 1989-01-10 Gte Laboratories Incorporated Reprographic aperture lamps having improved maintenance
JPS624778A (ja) * 1985-06-30 1987-01-10 Toshiba Corp 青色顔料付蛍光体
JPS6245683A (ja) * 1985-08-23 1987-02-27 Toshiba Corp 陰極線管
GB2240213A (en) * 1990-01-23 1991-07-24 British Broadcasting Corp Colour display device
TW295672B (ja) * 1994-09-20 1997-01-11 Hitachi Ltd
DE19546011A1 (de) * 1995-12-09 1997-06-12 Philips Patentverwaltung Farbbildschirm mit kontrastverstärkendem Pigment
DE19546013A1 (de) * 1995-12-09 1997-06-12 Philips Patentverwaltung Farbbildschrim mit kontrastverstärkendem Pigment
JP3276105B2 (ja) * 1996-10-08 2002-04-22 松下電器産業株式会社 カラー受像管
WO1998037165A1 (en) * 1997-02-24 1998-08-27 Superior Micropowders Llc Oxygen-containing phosphor powders, methods for making phosphor powders and devices incorporating same
JPH10302667A (ja) * 1997-04-28 1998-11-13 Nec Kansai Ltd カラー陰極線管とその製造方法
WO2001098433A1 (en) * 2000-06-22 2001-12-27 S.L.E. (Australia) Pty Ltd Phosphorescent pigments
KR100366097B1 (ko) 2000-09-29 2002-12-26 삼성에스디아이 주식회사 연속박막 형태의 보호층이 코팅된 pdp용 형광체 및 그제조방법
JP4814540B2 (ja) * 2005-03-23 2011-11-16 スタンレー電気株式会社 蛍光体の製造方法
JP2007028717A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Shicoh Eng Co Ltd リニアモータ及びレンズ駆動装置
DE102014107972B9 (de) 2014-04-17 2022-07-21 OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung Leuchtvorrichtung mit einem ersten Leuchtstoff und Filterpartikeln
CN104312581A (zh) * 2014-06-30 2015-01-28 彩虹集团电子股份有限公司 一种pdp用bam颜料着色蓝色荧光粉的制造方法
FR3041651B1 (fr) * 2015-09-30 2019-07-26 Chryso Pigment luminescent colore, son procede de preparation et ses utilisations
FR3044334B1 (fr) * 2015-11-30 2018-01-05 Chryso Insert luminescent pour element de construction, element associe et procede de fabrication
FR3059324A1 (fr) * 2016-11-30 2018-06-01 Chryso Article en materiau mineral luminescent et son procede de preparation

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA447823A (en) * 1948-04-13 Puleston Ronald Luminescent material
DE1028262B (de) * 1954-02-09 1958-04-17 Auergesellschaft Ag Verfahren zur Verbesserung der Rieselfaehigkeit von Leuchtstoffen
US3544354A (en) * 1966-06-01 1970-12-01 Zenith Radio Corp Method of preparing a phosphor composition for screening a color cathode-ray tube
US3684731A (en) * 1970-10-08 1972-08-15 Sylvania Electric Prod Process for preparing copper resistant silver activated zinc sulfide phosphors
US4128674A (en) * 1976-03-31 1978-12-05 Gte Sylvania Incorporated Method of making pigmented phosphors
US4020231A (en) * 1976-03-31 1977-04-26 Gte Sylvania Incorporated Pigmented phosphors and method of making
US4209567A (en) * 1977-11-24 1980-06-24 Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha Red pigment-coated phosphor and method of producing the same
JPS5937037B2 (ja) * 1978-11-09 1984-09-07 株式会社東芝 螢光体の製造方法
DE2900209A1 (de) * 1979-01-04 1980-07-24 Riedel De Haen Ag Verfahren zur herstellung eines mit rotem eisenoxid ummantelten rot emittierenden leuchtpigmentes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61140711U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30
US9051873B2 (en) 2011-05-20 2015-06-09 Icr Turbine Engine Corporation Ceramic-to-metal turbine shaft attachment

Also Published As

Publication number Publication date
DE3003699C2 (de) 1985-06-20
US4339501A (en) 1982-07-13
GB2044790A (en) 1980-10-22
DE3003699A1 (de) 1980-08-07
JPS55104384A (en) 1980-08-09
GB2044790B (en) 1983-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5910709B2 (ja) フイルタ付螢光体
JP2525656B2 (ja) 蛍光体および蛍光体の表面処理方法
JPS6239186B2 (ja)
JPH02308892A (ja) 蛍光体およびその処理方法
JPS6021675B2 (ja) カラ−テレビジョン用螢光体
US5213894A (en) Red pigment coated phosphor and process for manufacturing said phosphor
JPH0689660A (ja) カラーブラウン管用蛍光体スラリー液組成物
JPH0345689A (ja) 顔料付着蛍光体の製造方法
JPH0629403B2 (ja) カラ−テレビジヨン用螢光体
JP2000053959A (ja) アミド基含有又はウレタン基含有有機バインダ―を含む蛍光体組成物
JP2000215825A (ja) けい光体組成物から成る表示スクリ―ン
JPH10195429A (ja) カラーテレビジョン用蛍光体
JP3329547B2 (ja) 陰極線管用蛍光体
JPS6241371B2 (ja)
JPH02178387A (ja) 赤色発光蛍光体およびその処理方法
JP2003268367A (ja) 蛍光膜形成用蛍光体および蛍光体スラリー
KR930007462B1 (ko) 칼라 브라운관 형광면의 제조방법
JPS6348385B2 (ja)
JPS62161881A (ja) 陰極線管用表面処理螢光体
JPH0815041B2 (ja) 蛍光体の表面処理方法
JPH11246855A (ja) 蛍光体及びその製造方法並びにカラー陰極線管及びその製造方法
JPS61232530A (ja) カラ−受像管の螢光面製造方法
JP2004210869A (ja) 表面処理蛍光体及びその製造方法
JP2002042679A (ja) カラー画像スクリーン
JPS6150116B2 (ja)