JPH11514691A - 吸水性のフォーム状架橋ヒドロゲル重合体 - Google Patents

吸水性のフォーム状架橋ヒドロゲル重合体

Info

Publication number
JPH11514691A
JPH11514691A JP9517792A JP51779297A JPH11514691A JP H11514691 A JPH11514691 A JP H11514691A JP 9517792 A JP9517792 A JP 9517792A JP 51779297 A JP51779297 A JP 51779297A JP H11514691 A JPH11514691 A JP H11514691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
water
acid
polymer
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9517792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3976785B2 (ja
Inventor
ヘーンレ ハンス−ヨアヒム
ヴァルター マンフレート
トロプシュ ユルゲン
ショルニック グンナー
アンシュトック トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH11514691A publication Critical patent/JPH11514691A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3976785B2 publication Critical patent/JP3976785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/04Acids; Metal salts or ammonium salts thereof
    • C08F220/06Acrylic acid; Methacrylic acid; Metal salts or ammonium salts thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/425Porous materials, e.g. foams or sponges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/60Liquid-swellable gel-forming materials, e.g. super-absorbents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (I)(a)少なくとも50モル%は中和されている、酸基を有するモノエチレン系不飽和モノマー;(b)場合により他のモノエチレン系不飽和モノマー;(c)架橋剤;(d)開始剤;(e)少なくとも1種の界面活性剤0.1〜20重量%;(f)場合により少なくとも1種の可溶化剤及び(g)場合により増粘剤、フォーム安定剤、重合調節剤、充填剤及び/又は気泡核形成剤を含有する重合性水性混合物を発泡させ、この発泡をラジカルに対して不活性のガスの微細気泡の分散によって行い;かつ(II)発泡された混合物をフォーム状ヒドロゲルの形成下に重合させかつフォーム状重合体の水分を1〜45重量%に調節することによって得られる、吸水性フォーム状架橋重合体、その製造方法及び体液を吸収するために使用される衛生製品及び傷をおおうための包帯材料における該重合体の使用。

Description

【発明の詳細な説明】 吸水性のフォーム状架橋ヒドロゲル重合体 本発明は、吸水性のフォーム状架橋重合体、その製造方法ならびに該重合体を 、体液の吸収のために使用する衛生製品及び傷をおおうための包帯材料における 使用に関する。 吸水性架橋重合体は、超吸収剤又は超吸収性ポリマーと称される。それという のも該重合体が水性液体についてはヒドロゲルの形成下にその自重の数倍を吸収 することができるからである。実地においては、超吸収剤は例えば尿を吸収する ためのおむつにおいて使用される。超吸収剤は、吸収された液体を機械的負荷を 受けても保留するという特性を有する。 超吸収剤の使用技術的特性を変えるためには、2種類のフォーム、すなわち( 1)発泡されたマトリックス中に超吸収剤を含有する混合物及び(2)超吸収性 材料から成るフォームが知られている。 (1)の部類に入るフォームは、例えば、一方ではポリウレタンフォームを形 成するための成分及び他方では超吸収剤を製造するための重合性モノマー、架橋 剤及び重合開始剤を含有する混合物から製造される。このような混合物から、ポ リウレタン成分からの重縮合反応で、モノマーの重合によって生成される超吸収 剤を内部侵入網状構造の形で含有するフォームが形成される(米国特許第4,7 25,628号、同第4,725,629号及び同第4,731,391号明細 書参照)。 米国特許第4,985,467号明細書からは、化学的に結合された超吸収剤 を含有するポリウレタンフォームが公知である。また、発泡工程後に超吸収性微 細材料がその中に混入されるラテックスフォーム(La 特許出願公開第427219号明細書及び米国特許第4,990,541号明細 書参照)。 フォーム(2)の部類には、例えば、予め製造した超吸収剤を押出機でポリヒ ドロキシ化合物及び発泡剤と高められた温度で混合することによって得られるよ うな生成物が属する。混合物を押出機から押し出す際にフォームが形成される。 この種の方法は、例えば米国特許第4,394,930号及び同第4,415, 388号明細書ならびに英国特許第2136813号明細書に記載されている。 米国特許第4,529,739号及び同第4,649,154号明細書からは 、COOH基を有する水膨潤性物質を、ポリマーのCOOH基との中和反応で発 泡ガスを遊離する発泡剤で発泡させることから成る、フォームの製造方法が公知 である。 WO−A−94/22502における記載によれば 、部分的に中和された架橋ポリカルボキシレートをベースとする超吸収性フォー ムを、50℃未満の沸点を有する水に不溶の発泡剤でモノマー混合物を発泡させ 、かつフォームを事実上発泡と同時に重合させることによって、製造する。 ヨーロッパ特許出願公開第0421264号明細書からは、乳化された油相を 含有する水性モノマー混合物を重合させることから成る、フォーム状超吸収剤の 製造が公知である。この油はこの場合フォームのあとからできる細孔のスペース ホルダー(Platzhalter)として働き、重合の終了後にフォーム状物質を乾燥す る際に蒸発によって除去される。 WO−A−88/09801からは、親水性ポリマー、例えばポリナトリウム アクリレートを、ポリエポキシドのような架橋剤及び発泡剤の存在で加熱によっ てフォーム状超吸収剤に加工することができることが公知である。 また、フォーム状超吸収剤を製造するためには、発泡剤としての炭酸塩、炭酸 水素塩又は二酸化炭素を、カルボキシル基を有するモノマー、架橋剤及び重合開 始剤から成る混合物に加え、発泡剤の添加と同時に又はその直後にモノマーの重 合を開始することから成る、方法も公知である。該超吸収剤は中和反応で形成さ れた二酸化炭素によってフォーム構造を得る(米国特許第4,808,637号 明細書参照)。WO−A− 95/02002から公知の方法によれば、フォーム状超吸収剤に、その製造に 引き続いてあとからの表面架橋をもたらす反応性を有する1つ又はそれ以上の化 合物を混合し、100〜300℃の温度に加熱する。 超吸収性フォームを製造するための上記の方法の場合には、フォームの形成及 び重合を同時か又は時間的にわずかだけずらして行う。まだ重合されていないフ ォームは短い可使時間しか有しておらず、大抵はこの時間はわずか数分である。 上記方法の場合には、例えば多量の発泡剤の使用、特にWO−A−94/225 02の場合のFCKWの使用は欠点である。 本発明は、フォーム状超吸収剤を提供するという課題を基礎にしている。本発 明の他の課題は、フォーム状超吸収剤を製造するための改良方法を提案すること である。 前記課題は、本発明により、 (I)(a) 少なくとも50モル%は中和されている、酸基を有するモノエチレン系 不飽和モノマー、 (b) 場合により他のモノエチレン系不飽和モノマー、 (c) 架橋剤、 (d) 重合開始剤、 (e) 少なくとも1種の界面活性剤0.1〜20重量%、 (f) 場合により少なくとも1種の可溶化剤及び (g) 場合により増粘剤、フォーム安定剤、重合調節剤、充填剤及び/又は気泡 核形成剤(Zellkeimbildner) を含有する、重合性水性混合物を発泡させ、この発泡をラジカルに対して不活性 のガスの微細気泡の分散によって行い、かつ (II) 発泡された混合物をフォーム状ヒドロゲルの形成下に重合させかつ重合体 の水分を1〜45重量%に調節する ことによって得られる、吸水性のフォーム状架橋重合体によって解決される。 また本発明の対象は、吸水性フォーム状架橋重合体の製造方法であり、該方法 においては (a) 少なくとも50モル%が中和されている、酸基を有するモノエチレン系不飽 和モノマー、 (b) 場合により他のモノエチレン系不飽和モノマー、 (c) 架橋剤、 (d) 重合開始剤、 (e) 少なくとも1種の界面活性剤0.1〜20重量%、 (f) 場合により少なくとも1種の可溶化剤及び (g) 場合により増粘剤、フォーム安定剤、重合調節剤、充填剤及び/又は気泡核 形成剤 から成る重合性水性混合物を、第1工程でラジカルに対して不活性のガスの微細 気泡の分散によって発泡さ せ、このようにして得られたフォームを第2工程でフォーム状ヒドロゲルの形成 下に重合させ、フォーム状ヒドロゲルの水分を1〜45重量%に調節する。 重合性水性混合物は、本発明によれば、加工安定であって、任意に成形される ことができるフォームに加工される。重合性水性混合物は、成分(a)として、 少なくとも50モル%が中和されている、酸基を有するモノエチレン系不飽和モ ノマーを含有する。このようなモノマーは、例えばモノエチレン系不飽和C3〜 C25−カルボン酸又は無水物、例えばアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸 、α−クロロアクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン 酸、シトラコン酸、メサコン酸、グルタコン酸、アコニット酸及びフマル酸であ る。 また(a)群のモノマーとしては、モノエチレン系不飽和スルホン酸、例えば ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、スルホエチルアクリレート、スルホエチ ルメタクリレート、スルホプロピルアクリレート、スルホプロピルメタクリレー ト、2−ヒドロキシ−3−アクリルオキシプロピルスルホン酸、2−ヒドロキシ −3−メタクリルオキシプロピルスルホン酸、ビニルホスホン酸、アリルホスホ ン酸及び2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸が適当である。モ ノマーは、超吸収剤の製造の際に、単独で、又は互いに混合されて使用されるこ とができる。(a)群の好 ましく使用されるモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、 アクリルアミドプロパンスルホン酸又はこれらの酸の混合物、例えばアクリル酸 とメタクリル酸とから成る混合物、アクリル酸とアクリルアミドプロパンスルホ ン酸とから成る混合物、又はアクリル酸とビニルスルホン酸とから成る混合物で ある。 これらのモノマーは、少なくとも50モル%は中和されている。中和のために は、例えばアルカリ金属塩基又はアンモニア又はアミンを使用する。中和のため には、好ましくは苛性ソーダ液又は苛性カリ液を使用する。しかしまた中和は、 炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸水素カリウム又は 他の炭酸塩又は炭酸水素塩又はアンモニアを用いても行うことができる。モノマ ーの酸基は、好ましくは少なくとも65モル%が中和されている。 該重合性水性混合物は、場合により(b)群のモノマーを含有することができ る。このモノマーは、モノマー(a)及び(c)と共重合可能の他のモノエチレ ン系不飽和モノマーを意味するものとする。同モノマーには例えばモノエチレン 系不飽和カルボン酸のアミド及びニトリル、例えばアクリルアミド、メタクリル アミド及びN−ビニルホルムアミド、アクリルニトリル及びメタクリルニトリル 、ジアルキルジアリルアンモニウムハロゲン化物、例えばジメチルジアリルアン モニウムクロリド、ジエチルジアリルアンモニウムクロリド、アリルピペリジニ ウムブロミド、N−ビニルイミダゾール、例えばN−ビニルイミダゾール、1− ビニル−2−メチルイミダゾール及びN−ビニルイミダゾリン、例えばN−ビニ ルイミダゾリン、1−ビニル−2−メチルイミダゾリン、1−ビニル−2−エチ ルイミダゾリン又は1−ビニル−2−プロピルイミダゾリンが属し、これらは重 合の際に遊離塩基の形、四級化形で又は塩として使用することができる。また、 ジアルキルアミノアルキルアクリレート及びジアルキルアミノアルキルメタクリ レート、たとえばジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメ タクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート及びジエチルアミノエチルメ タクリレートも適当である。塩基性エステルは好ましくは四級化形で又は塩とし て使用される。他の適当な(b)群の化合物は、たとえば飽和C1〜C4−カルボ ン酸のビニルエステル、例えばギ酸ビニル、酢酸ビニル又はプロピオン酸ビニル 、アルキル基中に少なくとも2個のC原子を有するアルキルビニルエーテル、例 えばエチルビニルエーテル又はブチルビニルエーテル、モノエチレン系不飽和C3 〜C6−カルボン酸のエステル、例えば1価のC1〜C18−アルコール及びアク リル酸、メタクリル酸又はマレイン酸から成るエステル、マレイン酸の半エステ ル、例えばマレイン酸モノメチルエステル及び前記の モノエチレン系不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル、例えば2−ヒ ドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシブ チルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタ クリレート及びヒドロキシブチルメタクリレート、N−ビニルラクタム、例えば N−ビニルピロリドン又はN−ビニルカプロラクタム、アルコキシル化された1 価の飽和アルコール、例えばアルコール1モル当たり2〜200モルのエチレン オキシド及び/又はプロピレンオキシドと反応されている、C原子10〜25個 を有するアルコールのアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル、ならびに ポリエチレングリコール又はポリプロピレングリコール[ポリアルキレングリコ ールの分子量(MN)は例えば2000までであってよい]のモノアクリル酸エ ステル及びモノメタクリル酸エステルである。さらに適当な(b)群のモノマー はアルキル置換スチロール、例えばエチルスチロール又はt−ブチルスチロール である。(b)群のモノマーはまた、他のモノマーとの共重合の際には混合物で 、例えば任意の割合の酢酸ビニルと2−ヒドロキシエチルアクリレートとから成 る混合物で使用することもできる。 (c)群のモノマーは、少なくとも2個のエチレン系不飽和二重結合を有する 。重合反応で通常架橋剤として使用されるこのようなモノマーの例は、N,N′ −メチレン−ビスアクリルアミド、ポリエチレングリコールジアクリレート及び ポリエチレングリコールジメタクリレート(それぞれ、分子量106〜8500 、好ましくは400〜2000の分子量を有するポリエチレングリコールから誘 導される)、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパ ントリメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコ ールジアクリレート、ブタンジオールジアクリレート、ヘキサンジオールジアク リレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、エチレンオキシドとプロピレン オキシドとからのブロック共重合体のジアクリレート及びジメタクリレート、ア クリル酸又はメタクリル酸で2回又は3回エステル化された多価アルコール、例 えばグリセリン又はペンタエリトリット、トリアリルアミン、テトラアリルエチ レンジアミン、ジビニルベンゾール、ジアリルフタレート、分子量106〜40 00のポリエチレングリコールのポリエチレングリコールジビニルエーテル、ト リメチロールプロパンジアリルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ペ ンタエリトリットトリアリルエーテル及び/又はジビニルエチレン尿素である。 好ましくは水溶性架橋剤、例えばN,N′−メチレン−ビスアクリルアミド、ジ オール又はポリオール1モルに対するエチレンオキシド2〜400モルの付加生 成物から誘導されるポリエチレングリコールジアクリ レート及びポリエチレングリコールジメタクリレート、ジオール又はポリオール 1モルに対するエチレンオキシド2〜400モルの付加生成物のビニルエーテル 、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート又 はグリセリン1モルに対するエチレンオキシド6〜20モルの付加生成物のトリ アクリレート及びトリメタクリレート、ペンタエリトリットトリアリルエーテル 及び/又はジビニル尿素を使用する。 また架橋剤としては、少なくとも1個の重合性エチレン系不飽和基及び少なく とも1個の他の官能基を有する化合物も適当である。この架橋剤の官能基は、モ ノマー(a)の官能基、主としてカルボキシル基又はスルホン酸基と反応するこ とができなければならない。適当な官能基は例えばヒドロキシル基、アミノ基、 エポキシ基及びアジリジノ基である。 また架橋剤としては、使用される群(a)のモノマーのカルボキシル基及びス ルホン酸基と反応することのできる、少なくとも2個の官能基を有するような化 合物も適当である。適当な官能基はすでに上記した、すなわちヒドロキシル基、 アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、エステル基、アミド基及びアジリジ ノ基である。このような架橋剤の例は、エチレングリコール、ジエチレングリコ ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリ コール、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ジエタノールア ミン、トリエタノールアミン、ポリプロピレングリコール、エチレンオキシド及 びプロピレンオキシドから成るブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル 、エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル、トリメチロールプロパン、ペンタエ リトリット、ポリビニルアルコール、ソルビット、ポリグリシジルエーテル、例 えばエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリ シジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、グリセリンポリグリシジル エーテル、ジグリセリンポリグリシジルエーテル、ポリグリセリンポリグリシジ ルエーテル、ソルビットポリグリシジルエーテル、ペンタエリトリットポリグリ シジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル及びポリプロピレ ングリコールジグリシジルエーテル、ポリアジリジン化合物、例えば2,2−ビ スヒドロキシメチルブタノール−トリス[3−(1−アジリジニル)プロピオネ ート]、1,6−ヘキサメチレンジエチレン尿素、ジフェニルメタン−ビス−4 ,4′−N,N′−ジエチレン尿素、ハロゲンエポキシ化合物、例えばエピクロ ロヒドリン及びα−メチルフルオロヒドリン、ポリイソシアネート、例えば2, 4−トルイレンジイソシアネート及びヘキサメチレンジイソシアネート、アルキ レンカルボネート、例えば1,3−ジオキソラン−2 −オン及び4−メチル−1,3−ジオキソラン−2−オン、ポリ第四アミン、例 えばジメチルアミンとエピクロロヒドリンとの縮合生成物、ジアリルジメチルア ンモニウムクロリドのホモポリマー及びコポリマーならびに場合により、例えば 塩化メチルで四級化されているジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートのホ モポリマー及びコポリマーである。 他の適当な架橋剤は、イオン架橋を形成することができる多価金属イオンであ る。このような架橋剤の例は、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、バリウ ムイオン及びアルミニウムイオンである。これらの架橋剤は例えば水酸化物、炭 酸塩又は炭酸水素塩として水性重合性溶液に加える。 他の適当な架橋剤は、同様にイオン架橋を形成することができる多官能価塩基 、例えばポリアミン又はその四級化塩である。ポリアミンの例はエチレンジアミ ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ ン、ペンタエチレンヘキサミン及びそれぞれ4000000までの分子量を有す るポリエチレンイミンならびにポリビニルアミンである。 本発明の好ましい実施態様においては、2種の異なる架橋剤を使用し、そのう ち一方は水溶性であり、他方は水に不溶である。反応混合物の水相に可溶の親水 性架橋剤は、超吸収剤の製造の場合には通例であるよ うに常法において生成されるポリマーの比較的均一な架橋をもたらす。重合性水 性混合物に不溶であるか又は限定的にしか溶けない疎水性架橋剤は、ガス相と重 合性水相との間の界面層で増量する。このために次の重合の際にはフォームの表 面は超吸収剤ヒドロゲルの内部よりも著しく架橋される。それによって超吸収剤 フォームの製造において、直接にフォームの核−外殻−構造が得られる。超吸収 剤フォームのこのような顕著な表面架橋は、従来技術の公知の製造方法の場合に は、すでに形成されたフォーム状超吸収剤を後から表面的に架橋することによっ てのみ可能である。この後架橋のためには常用の方法の場合には独自の処理工程 が不可欠であるが、本発明の方法ではこの工程を省略することができる。 核−外殻−構造を有する本発明の生成物は、均一な架橋試料に対して吸収速度 、分配効果及びゲル安定性に関して明らかに改良された特性を示す。上記のすべ ての水不溶性架橋剤(種々の群に所属されうる)は、多価金属イオンを例外とし て、核−外殻−構造を有するフォーム、すなわち全表面が表面下に存在する層( さきに核層と称された)よりも著しく架橋されているフォームを製造するために 適している。特に好ましい疎水性架橋剤は、ジアクリレート又はジメタクリレー ト又はC原子2〜25個を有するアルカンジオール(OH基の任意の配置を有す る、枝分かれ、線状)、例 えば1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ オール、ネオペンチルグリコール、1,9−ノナンジオール又は1,2−ドデカ ンジオールのジビニルエーテル、ジ−、トリ−又はポリプロピレングリコールジ アクリレート又は−ジメタクリレート、アリルアクリレート、アリルメタクリレ ート、ジビニルベンゾール、グリシジルアクリレート又はグリシジルメタクリレ ート、前記のアルカンジオールのアリルグリシジルエーテル及びビスグリシジル エーテルである。 適当な親水性架橋剤は、例えばN,N′−メチレンビスアクリルアミド、分子 量MN200〜4000を有するポリエチレングリコールジアクリレート又は− ジメタクリレート、ジビニル尿素、トリアリルアミン、ジオールもしくはポリオ ール1モルに対する2〜400モルのエチレンオキシドの付加生成物のジアクリ レート又はジメタクリレート、又はグリセリン1モルに対する20モルのエチレ ンオキシドの付加生成物のトリアクリレート及びジオールもしくはポリオール1 モルに対する2〜400モルのエチレンオキシドの付加生成物のビニルエーテル である。 (a)群のモノマーは、重合性水性混合物中に例えば10〜80重量%、好ま しくは20〜60重量%の量で含有されている。(b)群のモノマーは、場合に より超吸収剤フォームの改質のためにだけ使用され、 50重量%までの量で、好ましくは20重量%までの量で重合性水性混合物中に 含有されていてよい。架橋剤(c)は、反応混合物中に例えば0.001〜5重 量%、好ましくは0.01〜2重量%の量で存在している。 重合を開始するための開始剤としては、重合条件下でラジカルを形成し、超吸 収剤の製造の場合に通常使用されるすべての開始剤を使用することができる。ま た重合性水性混合物に対する電子線の作用による重合の開始も可能である。しか し重合は前記種類の開始剤の不在でも、光重合開始剤の存在で高エネルギー放射 線の作用によって惹起されうる。 重合開始剤としては、重合条件下でラジカルに分解するすべての化合物、例え ば過酸化物、ヒドロペルオキシド、過酸化水素、過硫酸塩、アゾ化合物及び所謂 レドックス触媒を使用することができる。水溶性開始剤の使用が好ましい。多く の場合、種々の重合開始剤の混合物、例えば過酸化水素とナトリウム−又はカリ ウムペルオキシジスルフェート(Natrium-oder Kaliumperoxidisulfat)とから 成る混合物を使用するのが有利である。過酸化水素とナトリウムペルオキシジス ルフェートとから成る混合物はそれぞれ任意の割合で使用することができる。適 当な有機過酸化物は、例えばアセチルアセトンペルオキシド、メチルエチルケト ンペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、ク メンヒドロペルオキシド、t−アミルペルピバレート、t−ブチルペルピバレー ト、t−ブチルペルネオヘキサノエート、t−ブチルペルイソブチレート、t− ブチル−ペル−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペルイソノナノエート、 t−ブチルペルマレエート、t−ブチルペルベンゾエート、ジー(2−エチルヘ キシル)−ペルオキシジカルボネート、ジシクロヘキシルペルオキシジカルボネ ート、ジー(4−t−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート、ジミ リスチル−ペルオキシジカルボネート、ジアセチルペルオキシジカルボネート、 アリル過酸エステル、クミルペルオキシネオデカノエート、t−ブチル−ペル− 3,5,5−トリ−メチルヘキサノエート、アセチルシクロヘキシルスルホニル ペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシド及びt− アミルペルネオデカノエートである。特に適当な重合開始剤は水溶性アゾ開始剤 (Azostarter)、例えば2,2′−アゾビス−(2−アミジノプロパン)ジヒド ロクロリド、2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレンイソブチルアミジン )−ジヒドロクロリド、2−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル、2,2 ′−アゾビス[2−(2′−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロクロ リド及び4,4′−アゾビス−(4−シアノバレリアン酸)である。前記の重合 開始剤は、常用量で、例えば重合すべきモノマーに対 して0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜2.0重量%の量で使用する。 開始剤としてはまたレドックス触媒も適当である。レドックス触媒は、酸化性 成分として少なくとも1種の上記過化合物及び還元性成分として例えばアスコル ビン酸、グルコース、ソルボース、アンモニウム−又はアルカリ金属−亜硫酸水 素塩、−亜硫酸塩、−チオ硫酸塩、−次亜硫酸塩、−ピロ亜硫酸塩又は−硫化物 、金属塩、例えば鉄(II)イオン又は銀イオン、又はナトリウムヒドロキシメ チルスルホキシレートを含有する。好ましくはレドックス触媒の還元性成分とし てはアスコルビン酸又は亜硫酸ナトリウムを使用する。重合の際に使用されるモ ノマーの量に対して例えば3・10-6〜1モル%のレドックス触媒系の還元性成 分及び0.001〜5.0モル%のレドックス触媒の酸化性成分を使用する。 高エネルギー放射線の作用によって重合を開始する場合には、通常は開始剤と して所謂光重合開始剤を使用する。これは例えば所謂α−分裂剤(α−Spalter )、H−抽出系又はアジドである。このような開始剤の例は、ベンゾフェノン誘 導体例えばミヒラーケトン、フェナントレン誘導体、フルオレン誘導体、アント ラキノン誘導体、チオキサントン誘導体、クマリン誘導体、ベンゾインエーテル 及びその誘導体、前記のラジカル形成剤のようなアゾ化合物、置換されたヘキサ アリールビスイミダゾール又はアシルホスフィンオキシドである。アジドの例は 次の通りである:2−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−4−アジドシンナ メート、2−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−4−アジドナフチルケトン 、2−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−4−アジドベンゾエート、5−ア ジド−1−ナフチル−2′−(N,N−ジメチルアミノ)−エチル−スルホン、 N−(4−スルホニルアジドフェニル)マレインイミド、N−アセチル−4−ス ルホニルアジドアニリン、4−スルホニルアジドアニリン、4−アジドアニリン 、4−アジドフェナシルブロミド、p−アジド安息香酸、2,6−ビス(p−ア ジドベンジリデン)シクロヘキサノン及び2,6−ビス(p−アジドベンジリデ ン)−4−メチルシクロヘキサノン。光重合開始剤は、使用される場合には、通 常重合すべきモノマーに対して0.01〜5重量%の量で使用する。 重合性水性混合物は、(e)成分として少なくとも1種の界面活性剤0.1〜 20重量%を含有する。界面活性剤は、フォームの製造及び安定化のために決定 的に重要である。相互に相溶性である陰イオン、陽イオン又は非イオン界面活性 剤又は界面活性剤混合物を使用することができる。低分子又は高分子界面活性剤 を使用することができ、異種又は同種の界面活性剤の組み合わせ物も有利である と判明した。非イオン界面 活性剤は例えばアルコール、アミン、フェノール、ナフトール又はカルボン酸と アルキレンオキシド、特にエチレンオキシド、プロピレンオキシド及び/又はブ チレンオキシドの付加生成物である。有利には界面活性剤として、少なくとも1 0個のC原子を有するアルコールに対するエチレンオキシド及び/又はプロピレ ンオキシドの付加生成物を使用し、この際この付加生成物はアルコール1モル当 たり3〜200モルの付加されたエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシ ドを含有する。付加生成物はアルキレンオキシド単位をブロックの形で又は統計 的分配で含有している。非イオン界面活性剤の例は、牛脂脂肪アルコール1モル に対するエチレンオキシド7モルの付加生成物、エチレンオキシド9モルと牛脂 脂肪アルコール1モルとの反応生成物及び牛脂脂肪アルコール1モルに対するエ チレンオキシド80モルの付加生成物である。他の市販の非イオン界面活性剤は 、オキソアルコール又はチーグラーアルコール(Ziegler-Alkohol)とアルコー ル1モル当たり5〜12モルのエチレンオキシド、特に7モルのエチレンオキシ ドとの反応生成物から成る。他の市販の非イオン界面活性剤は、ヒマシ油のエト キシル化によって得られる。ヒマシ油1モル当たり例えば12〜80モルのエチ レンオキシドが付加される。他の市販の生成物は、例えばエチレンオキシド18 モルと牛脂脂肪アルコール1モルとの反応生成物、C13 /C15−オキソアルコール1モルに対する10モルのエチレンオキシドの付加 生成物又はエチレンオキシド7〜8モルとC13/C15−オキソアルコール1モル との反応生成物である。他の適当な非イオン界面活性剤は、フェノールアルコキ シレート、例えばエチレンオキシド9モルと反応されているp−t−ブチルフェ ノール又はC12〜C18−アルコール1モル及びエチレンオキシド7.5モルから の反応生成物のメチルエーテルである。 上記の非イオン界面活性剤は、例えば硫酸でエステル化することによって相応 の硫酸半エステルに変えることができる。硫酸半エステルはアルカリ金属塩又は アンモニウム塩の形で陰イオン界面活性剤として使用される。陰イオン界面活性 剤としては、例えば脂肪アルコールに対するエチレンオキシド及び/又はプロピ レンオキシドの付加生成物の硫酸半エステルのアルカリ金属塩又はアンモニウム 塩、アルキルベンゾールスルホン酸又はアルキルフェノールエーテルスルフェー トのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩が適当である。前記種類の生成物は市販 されている。例えば、エチレンオキシド106モルと反応されたC13/C15−オ キソアルコールの硫酸半エステルのナトリウム塩、ドデシルベンゾールスルホン 酸のトリエタノールアミン塩、アルキルフェノールエーテルスルフェートのナト リウム塩及びエチレンオキシド106モルと牛脂脂肪 アルコール1モルとの反応生成物の硫酸半エステルのナトリウム塩が市販の陰イ オン界面活性剤である。他の適当な陰イオン界面活性剤はC13/C15−オキソア ルコールの硫酸半エステル、パラフィンスルホン酸例えばC15−アルキルスルホ ネート、アルキル置換ベンゾールスルホン酸及びアルキル置換ナフタリンスルホ ン酸例えばドデシルベンゾールスルホン酸及びジ−n−ブチルナフタリンスルホ ン酸ならびに脂肪アルコールホスフェート例えばC15/C18−脂肪アルコールホ スフェートである。該重合性水性混合物は、非イオン界面活性剤と陰イオン界面 活性剤とから成る組み合わせ物又は非イオン界面活性剤から成る組み合わせ物又 は陰イオン界面活性剤から成る組み合わせ物を含有することができる。また、陽 イオン性界面活性剤も適当である。この例は、ジメチルスルフェートで四級化さ れた、エチレンオキシド6.5モルとオレイルアミン1モルとの反応生成物、ジ ステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルトリメチルアンモニウムク ロリド、セチルピリジニウムブロミド及び好ましくは陽イオン界面活性剤として 使用される、ジメチルスルフェートで四級化されたステアリン酸トリエタノール アミンエステルである。 重合性水性混合物の界面活性剤含量は0.1〜20重量%、好ましくは0.5 〜10重量%である。大抵の場合は該重合性水性混合物は1.5〜6重量%の界 面活性剤含量を有する。 重合性水性混合物は、成分(f)として場合により少なくとも1種の可溶化剤 を含有することができる。可溶化剤は、水と混合できる有機溶剤を意味するもの とし、例えばアルコール、グリコール、ポリエチレングリコール又はこれらから 誘導されるモノエーテルであり、モノエーテルは分子中に二重結合を有しない。 適当なエーテルはメチルグリコール、ブチルグリコール、ブチルジグリコール、 メチルジグリコール、ブチルトリグリコール、3−エトキシ−1−プロパノール 及びグリセリンモノメチルエーテルである。 重合性水性混合物は、少なくとも1種の可溶化剤0〜50重量%を含有する。 可溶化剤を使用する場合には、重合性水性混合物中の可溶化剤の含量は好ましく は25重量%までである。 重合性水性混合物は、場合により増粘剤、フォーム安定剤、重合調節剤、充填 剤及び気泡核形成剤(Zellkeimbildner)を含有することができる。増粘剤は、 例えばフォーム構造を最適化しかつフォーム安定性を改良するために使用される 。これによって、重合中のフォームが僅かしか収縮しなくなる。増粘剤としては 、このために公知であって、水性系の粘度を著しく高めるすべての天然ポリマー 及び合成ポリマーが適当である。これは、水膨潤性又は水溶性の合成及び天然ポ リマーであってよい。増粘剤としては、また粉末状超 吸収剤も適当である。 増粘剤に関する詳細な外観は、例えば次の刊行物に見出せる:R.Y.Lochhead 及びW.R.Fron,Cosmetics & Toiletries,108,95−135(1993、 5月)及びD.Laba(編)“Rheological Properties of Cosmetics and Toiletr ies”(Cosmetic Science and Technology Series,Vol.13,Marcel Dekker In c.,New York 1993)におけるM.T.Clarke,“Rheological Additives”。 増粘剤として適当な水膨潤性又は水溶性合成ポリマーは、例えば上の(a)で 記載した酸基を有するモノエチレン系不飽和モノマーの高分子ポリマーである。 このような増粘剤は、例えばアクリル酸及び/又はメタクリル酸の高分子ホモポ リマー又はアクリル酸及び/又はメタクリル酸及び少なくとも2個のエチレン系 不飽和二重結合を有する化合物、例えばブタンジオールジアクリレートから成る 、僅かに架橋されたコポリマーである。またアクリルアミド及びメタクリルアミ ドの高分子ポリマー又は100万を超える分子量を有するアクリル酸及びアクリ ルアミドから成るコポリマーも適当である。このようなコポリマーは増粘剤とし て公知である。また高分子ポリエチレングリコール又はエチレングリコールとプ ロピレングリコールとから成るコポリマーならびに高分子多糖、例えばデンプン 、グアールガム(Guarkernmehl)、イナゴマメガム( Johannisbrotkernmehl)又は天然物の誘導体、例えばカルボキシメチルセルロー ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプ ロピルセルロース及びセルロース混合エーテルも公知の増粘剤である。増粘剤の 他の群は、水に不溶の生成物、例えば微細な二酸化珪素、熱分解法シリカ、親水 性又は疎水性変性剤中の沈降シリカ、ゼオライト、二酸化チタン、セルロース粉 末、又は超吸収剤と異なる、架橋ポリマーの微細粉末である。重合性水性混合物 は30重量%までの量で増粘剤を含有することができる。このような増粘剤を一 般に使用する場合には、増粘剤は、0.1重量%、好ましくは0.5〜20重量 %の量で重合性水性混合物中に含有されている。 フォーム構造を最適化するためには、場合により分子中に少なくとも5個のC 原子を有する炭化水素を水性反応混合物に加えることができる。適当な炭化水素 は例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオク タン、デカン及びドデカンである。適当な脂肪族炭化水素は直鎖、枝分かれ又は 環状であってよくかつ発泡中の水性混合物の温度を超える沸騰温度を有する。脂 肪族炭化水素はまだ重合されていない、発泡された水性反応混合物の可使時間を 増大させる。これによってまだ重合されていないフォームの取扱いが容易になり 、加工安全性が高まる。炭化水素は重合性水性混合物に対して0〜10重量%の 量で使用する。炭化水素を使用する場合には、水性混合物中に好ましく存在する 量は0.1〜5重量%である。 超吸収剤の特性、例えば水の吸収速度及び吸収容量を変えるためには、水性反 応混合物に重合調節剤又は数種の重合調節剤の混合物を加えるのが有利である。 適当な重合調節剤は例えばギ酸、チオ化合物、例えば2−メルカプトエタノール 、メルカプトプロパノール、メルカプトブタノール、ドデシルメルカプタン、チ オグリコール酸又はアミン、例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト リエタノールアミン、トリエチルアミン、モルホリン又はピペリジンである。重 合調節剤の量は、使用されるモノマーに対して10重量%までであってよい。重 合調節剤を使用する場合には、モノマーに対して好ましくは0.1〜5重量%を 使用する。 (g)に記載した任意に使用すべき成分は、本発明の重合体の製造の場合には 単独に又は混合物で使用することができる。しかしまた、増粘剤、フォーム安定 剤、充填剤、気泡核形成剤及び重合調節剤の不在でも行うことができる。 水吸収性のフォーム状架橋重合体の本発明による製造の場合には、第1加工工 程で上記の重合性水性混合物を発泡させる。この目的のために、水性モノマー相 中でラジカルに対して不活性のガスを微細な気泡の形 で、フォームが形成されるように分散させる。モノマー混合物中への気泡の送入 は、例えば叩解(Schlag)−、振盪−、撹拌−又は泡立て装置によってうまくい く。さらに、ガスを液体におおわれた開口部から流出させるか、又は流れ中の乱 流現象を利用することによってこのようなフォームを製造することも可能である 。最後にまたこの目的のために針金又は篩い上のラメラ(Lamellen)の形成も利 用することができる。また場合によってはこれらの異なる方法を相互に組み合わ せることもできる。ラジカルに対して不活性のガスとしては、例えば窒素、二酸 化炭素、ヘリウム、ネオン及びアルゴンが適当である。好ましくは窒素を使用す る。 フォームの製造は、本発明によれば、重合とは別個に行う。重合性水性混合物 は、例えば、尿素−ホルムアルデヒド−フォームの製造には公知の工業的装置で 発泡させることができる(Frisch及びSaunders,Polymeric Foams Part II,6 79頁以下(1973)参照)。重合性水性混合物の発泡は、実験室で最も簡単 な場合には泡立て器を備えている常用の調理機で行うことができる。叩解フォー ムの製造(Schlagschaumerzeugung)は好ましくは不活性ガス雰囲気中で行う。 不活性ガスとしては、例えば窒素、貴ガス又は二酸化炭素を使用することができ る。フォームの製造のためには、反応混合物のすべての成分を一緒にする。この 場合有利には、先ずすべての水溶性成分を水に溶かしてから、次に初めて水に不 溶の物質を加えるように行う。また、使用された叩解フォームの製造方法に応じ かつ重合性水性混合物中に含有された開始剤に依存して、叩解工程の終わりに初 めて開始剤を混合物に加えることも有利である。叩解フォーム(Schlagschaum) の稠度は広い範囲で変えることができる。すなわち軽い流動性の叩解フォーム又 は硬質の耐切断性フォームを製造することができる。同様に、気泡の平均大きさ 、気泡の大きさ分布及び液体マトリックス中の気泡の配置も、界面活性剤、可溶 化剤、増粘剤及びフォーム安定剤、気泡核形成剤、温度及び叩解技術(Aufschla gtechnik)の選択によって、マトリックス材料の密度、連続気泡性又は肉厚を調 節できるように、広い範囲で変えることができる。重合性水性混合物の温度は、 発泡過程の間−10〜100℃、好ましくは0〜+50℃の範囲にある。いずれ にしてもフォーム製造中には、重合性水性混合物の成分の沸点よりも低い温度を 適用する。またフォーム製造は、高められた圧力下で、例えば1.5〜25バー ルでも行うことができる。しかし好ましくは大気圧下で操作を行う。 フォーム状超吸収剤の製造のための従来公知の方法に対して、このようなフォ ームの本発明による製造の利点は、本発明方法による第1処理工程で、比較的長 い時間に亘って、例えば6時間まで安定な、発泡され た重合性水性混合物が得られ、その結果前記混合物を例えば問題なく取り扱うこ とができる点にある。まだ重合されていないフォーム状混合物は例えば次の重合 のために適当な形にもたらして、特定の応用にとって所望の成形体に製造するこ とができる。発泡重合性水性混合物の成形の際におそらく生じるくずフォームを 、直ちにプロセスに復帰させることができる。発泡重合性材料は例えば、抗付着 被覆を施してある一時支持体材料上に所望の厚さで塗布することができる。例え ばフォームを支持体上にナイフ塗布することもできる。他の可能性は、重合性フ ォーム状水性混合物を、同様に抗付着被覆を施してある金型に充填し、その中で フォームを重合させることである。 発泡重合性水性混合物は長い可使時間を有するので、該混合物は複合材料の製 造のためにも適当である。すなわち例えば、叩解フォーム製造後に製造される重 合性フォームは、永久支持体材料、例えばポリマーから成るシート(例えばポリ エチレン、ポリプロピレン又はポリアミドから成るシート)又は金属、不織布、 毛羽(Fluff)、薄葉紙(Tissue)、織物、天然又は合成繊維上に、又は他のフ ォーム上に塗布することもできる。また複合材料を製造する場合には、場合によ り、重合性フォームを特定の構造の形状で又は種々の層厚で支持体材料上に施す ことも有利でありうる。しかしまた、重合性フォームを毛羽層(Fluff-Schicht )上に施し、毛羽が重合後にフォームの一体成分であるようにフォームを含浸さ せることもできる。また第1加工工程で得られる発泡重合性水性混合物は、大き なブロックに形成して重合することもできる。これらのブロックは重合後により 小さい成形体に切断するか又は鋸断してもよい。またサンドイッチ状構造も製造 することができる:すなわち発泡重合性水性混合物を一つの支持体上に施し、こ のフォーム状層をシート、不織布、薄葉紙、織物、繊維又は場合により最初に使 用した支持体とは異なる材料から成る他のフォームで被覆し、かつ再びフォーム を施し、場合により別のシート、不織布、薄葉紙、織物、繊維又は他のフォーム で被覆する。次にこの複合体に第2加工工程で重合を受けさせる。しかしまた別 のフォーム層を有するサンドイッチ状構造も製造することができる。 発泡された重合性水性混合物の重合は、本発明による超吸収剤の製造方法の第 2段階で行う。重合は、使用した開始剤に応じて温度上昇、光作用、電子線によ る照射又は温度上昇及び光作用によって行うことができる。発泡重合性水性混合 物の温度を高めるためには、工業において常用のすべての方法を使用することが でき、例えばフォームを加熱可能のプレートと接触させ、重合性フォームに赤外 線を作用させ又はマイクロ波によって加熱することができる。フォーム物質の比 較的厚い層、例えば数センチメーターの厚さを有する フォームを製造しようとする場合には、マイクロ波による重合性発泡材料の加熱 が有利である、それというのもこの方法で比較的均一な加熱を達成できるからで ある。 重合は、例えば20〜180℃の温度、好ましくは20〜100℃の範囲で行 う。 発泡重合性材料に対する光作用によって重合を開始する場合には、その放射ス ペクトルが使用された光重合開始剤に適合している限り、すべての常用の露光系 を使用することができる。露光による重合の開始の場合には、有利には、光重合 開始剤及び熱重合開始剤の組合わせ又は/及び熱重合開始剤としても作用しうる 光重合開始剤、例えばアゾ開始剤を使用する。フォームは重合の間高い重合熱に よって著しく加熱されるので、このようにして極めて迅速にして効果的な重合反 応の進行が達成される。光作用による重合開始の場合には、重合温度は0〜15 0℃、好ましくは10〜100℃の範囲にある。 本発明方法の著しい利点は、重合が発泡された重合性水性混合物の構造を十分 に保持しながら進行する、つまり重合性フォームが重合の間その容積を僅かにし か変化させない点にあると見ることができる。重合反応は、開始温度、開始法又 は熱の除去によって影響される。重合温度は、好ましくは、重合性水性混合物の 沸騰が避けられるように調節する。重合の進行につれ て、増大するゲル形成によるフォームの固化が起こる。重合の終了後に30〜8 0重量%の水分を有するフォーム状ヒドロゲルが生じる。フォームは少なくとも 部分的には連続気泡構造を有する。フォームを超吸収剤として使用する場合には 、1〜45重量%、好ましくは15〜35重量%の残留水分が望ましい。従って 重合で生じるフォーム状ヒドロゲルは大抵乾燥される。柔軟性フォームを得るた めには、フォームは一定の残留水分を有しなければならない。水分は製造された フォームの密度に著しく依存している。密度が高くなればなる程、それだけ多く の残留水分に調整しなければならない。従って35〜45重量%の水分の上限は 極めて重要であるといってよい。極めて高い密度を有するフォームを生じる極め て高い固体含量を有する混合物を重合する場合には、それどころか、重合後にフ ォームをさらに加湿して必要な柔軟性を得ることが必要である場合もある。 フォームは、常用のすべての方法を用いて、例えば熱気流による加熱、真空の 適用、赤外線照射又はマイクロ波放射による加熱によって乾燥することができる 。またマイクロ波放射はこの場合大容積の成形体の乾燥の場合にも有利であるこ とがわかる。 本発明方法によれば、主として又は少なくとも部分的に連続気泡の比較的硬質 で脆性の超吸収剤フォームが得られる。しかし多くの用途のために柔軟性のフォ ームが要求される。始めに得られる比較的硬質で脆性のフォームは柔軟化するこ とができる。これは、外部可塑剤を用いて又は内部柔軟化によって行うことがで きる。 外部可塑剤は、ゲル形成成分の他に発泡前に反応混合物に加えるか、又は後に なってフォームに塗布する成分である。可塑剤としては例えば親水性で吸湿性の 物質が適当である。外部柔軟化は先ず第一に特定の残余水分の目的に適った調節 によって達成される。さらに柔軟化は、例えばグリセリンのようなポリオール、 ポリエチレングリコール又はポリプロピレングリコールのようなポリアルキレン グリコール、又は陽イオン界面活性剤の使用によっても改良することができる。 適当な陽イオン界面活性剤は、例えばジメチルスルフェートで四級化された、オ レイルアミン1モルとエチレンオキシド5〜10モルとの反応生成物、ジステア リルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド 、セチルピリジニウムブロミド及び長鎖脂肪酸のエタノールアミンエステル、例 えばステアリン酸ジエタノールアミンエステル、ステアリン酸モノエタノールア ミンエステル及び好ましくは外部可塑剤として使用されるステアリン酸トリエタ ノールアミンエステルである。 フォームの内部柔軟化とは、ゲル構造中に組込まれる可塑性成分の使用を意味 する。この成分は、それ自 体不飽和基を有しかつ重合の際にはモノマー(b)として重合性水性混合物中に 存在しかつゲル構造中に一緒に組込まれるか又はゲル形成物質と反応する物質で ある。内部可塑剤は、超吸収剤であるポリマーのガラス転移温度の低下をもたら すべきである。内部可塑剤としては、例えばオレフィン、エチレン系不飽和C3 〜C5−カルボン酸及び1価のC2〜C30−アルコールから成るエステル又はモノ エチレン系不飽和C3〜C5−カルボン酸のポリエチレングリコール−又はポリプ ロピレングリコールモノエステルが適当である。内部柔軟化のためには、生成さ れる共重合体のガラス温度をモノマー(a)と一緒に低下させるモノマー(b) 、例えば少なくとも4個のC原子を有する飽和カルボン酸のビニルエステル、ア ルキル基中に少なくとも2個のC原子を有するアルキルビニルエーテル、ビニル ラクタム及びアルキル置換スチロール、例えばエチルスチロールが適当である。 すでに上記したように、本発明の超吸収剤フォームにおける不均一な架橋密度 は、すでに製造の間に形成されうる。これは、上記成分のモノマーとして (a)アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、アクリルアミドプロパン スルホン酸又はそれらの混合物及び (c)少なくとも1種の水溶性架橋剤と少なくとも1種の水に不溶な架橋剤とか ら成る混合物 を使用する場合に特に有利である。 それにも拘わらず、フォームの架橋度を後から変えるのが望ましい場合もある 。この目的を達成するためには、例えば重合の間に適当なモノマーを加えて、フ ォーム製造の条件下では架橋反応を生じない潜在架橋位置をゲル中に組込むこと ができる。しかし後から適用されうる特殊な条件下では、例えば温度を著しく高 めることによって他の架橋点をゲル構造中に形成することができる。このような モノマーの例として、ヒドロキシ基を有する化合物の組込みが役立ちうる。これ らの化合物は比較的高い温度、すなわち150℃を超える温度では、フォーム構 造中のカルボキシル基と反応することができる。潜在架橋位置を有する適当な化 合物は、例えばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー ト、ヒドロキシブチルアクリレート、グリセリンのモノアクリル酸エステル、少 なくとも2個のエチレングリコール単位を有するポリエチレングリコールのモノ アクリレート又はモノメタクリレート、少なくとも2個のプロピレングリコール 単位を有するポリプロピレングリコールのモノアクリレート又はモノメタクリレ ート及び多価アルコールのモノメタクリレート、例えばヒドロキシブチルメタク リレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレー ト又はグリセリンモノメタクリレートである。 均一な後架橋の他の方法としては、架橋剤、すなわち、適当な条件下では、例 えば70℃を超える温度に加熱する場合にはフォーム状ヒドロゲルの酸基と反応 することができる、少なくとも2個の反応性基を有する化合物を、後から添加す ることが提案される。この場合にはまた、架橋剤の侵入深さを調節して、不均一 な架橋密度の変更を達成することもできる。適当な架橋剤は、ポリマーマトリッ クスのカルボキシル基と共に共有又はイオン結合を形成する。適当な架橋剤は、 同じか又は異なる種類の少なくとも2個の官能基、例えばヒドロキシ−、アミノ −、第四アンモニウム−、イソシアネート−、エポキシ−、アジリジノ−、エス テル−又はアミド基を有する化合物である。好ましい後架橋剤はポリアルコール 、例えばグリセリン又はビスエポキシドである。発泡された材料上への架橋剤の 塗布は、例えば、噴霧、浸潰又は気相折出(Gasphasenabscheidung)によって行 うことができる。 本発明による超吸収剤フォームは、例えば10-3〜0.9g/cm3、好まし くは0.05〜0.7g/cm3の密度を有する。超吸収剤フォームの密度は重 量法により測定する。3〜5mmの限定された厚さを有する均一なフォーム層か ら、例えば鋭利なナイフで一辺5cmの正方形を切り取る。この試料を秤量し、 得られた重量を寸法から計算した体積で割る。 フォーム状超吸収剤から抽出可能の成分を測定する ためには、乾燥しかつ粉砕したフォーム試料を0.9重量%の食塩溶液中で分散 し、この分散液を1時間撹拌する。次にフォーム状物質を濾別し、濾液中の抽出 された成分の量を滴定により測定する。 超吸収剤1gあたりフォーム状超吸収剤の水の吸収容量は、厚さ3mmを有し かつそれぞれ1gの重さのあるフォーム片により測定する。この場合保留度(Re tention)の試験は所謂ティーバッグ(Teebeutel)テストにより行う。また液体 としては0.9%の食塩溶液を用いる。フォーム状物質1gをティーバッグに充 填し、次にこれを閉じる。次いでティーバッグを一定時間の間前記液体中に浸漬 し、10分の水切時間(Abtropfdauer)後に再び秤量する。吸収容量を計算する ためには、空試験を行わなければならないが、同試験の場合にはフォーム状超吸 収剤の入っていないティーバッグを溶液中に浸漬し、ティーバッグの重量を上記 の水切時間10分後に測定する。次に吸収容量は次の関係式から得られる: 保留度(Retention)は次のように測定する: 上記と同様な操作法を用いるが、ティーバッグの水切の代わりに250gの加 速度を有する遠心機で遠心分離を行う: 吸収速度(以下ではASと記載する)は、均一な厚さ3mmのフォーム層から 重量1gの長方形試料を鋭利なナイフによって切り取ることによって測定した。 これらの試料にペトリ皿で合成尿20gを注ぎかけた。ストップウォッチを用い て、フォーム物質が合成尿を完全に吸収するために必要な時間を測定した。吸収 速度(AS)(g/g.sec)は計算されて次のようになる: AS=20g/[1g×測定された時間(sec)] さらにこの試験では、液体吸収の均一性を6段階の評点により評価する。評点 1〜6は次の意味を有する: 1:フォームは初めから均一に膨潤する。 2:フォームは数秒後に均一に膨潤する。 3:フォームは30秒後に均一に膨潤する。 4:フォームは全時間不均一に膨潤する、但しそれに該当するのは小部分のみで ある。 5:フォームは全時間不均一に膨潤する、但し著しい部分がそれに該当している 。 6:フォームは全時間表面でしか膨潤しない。 合成尿の調合: 蒸留水1 l中に次の塩を溶かす: KCl 2.00g Na2SO4 2.00g NH4H2PO4 0.85g (NH4)2HPO4 0.15g CaCl2 0.19g MgCl2 0.23g 使用した塩は無水でなければならない。 膨潤状態におけるフォームの安定性: 上記試験で得られた試料により、膨潤された材料の安定性を4段階の評点によ り評価した。評点1〜4は次の意味を有する: 1:フォームを傷つけずにペトリ皿から取出すことができ、それが裂けることな く180°曲げることができる。 2:フォームを傷つけずにペトリ皿から取出すことができる。 3:フォームがペトリ皿からの取り出しの際に裂ける。 4:フォームが崩壊してつながりのないゲル塊になる。 上記の吸水性フォーム状架橋重合体は、文献に記載されたフォーム状超吸収剤 がそのために使用される全目的のために使用することができる。該重合体は、例 えば体液を吸収するために使用される衛生製品及び傷をおおうための包帯材料に おいて使用される。該重合体は、例えばおむつ、生理帯及び失禁製品における吸 水性成分として適当である。該重合体は複合材料の形で使用することもできる。 またフォーム状吸収剤は、封止材料、土壌改良材、土壌代用物質及び包装材料と して使用することもできる。フォーム状吸収剤を含有する物体の特別な形態は、 例えばWO−A−94/22502に詳細に記載されている。またフォーム状超 吸収剤は、泥の脱水のため、例えば未使用の水性塗料又は顔料の残余量の処理の ための水性塗料の濃化(この場合には例えば粉末状フォーム状超吸収剤を、固化 が起こるまで水性塗料の残量に加える)のために適当である。またフォーム状水 吸収性架橋重合体は水を含有する油の脱水のためにも使用することができる。該 重合体は例えば平均粒径150μm〜5mmを有する粉末の形で上記の用途の場 合に使用することもできる。 上記のフォームは、その特性に基づいて体液を貯蔵する場合の衛生製品におい て種々の機能: −捕捉 −分配及び/又は −貯蔵 を果たすことができる。 体液の貯蔵はフォームによって完全に引き受けられるが、捕捉及び分配の機能 に関しては場合により他の成分、例えばハイロフト(high loft)不織布、ポリ プロピレン不織布、ポリエステル不織布又は化学的に 改質されたパルプが補助的にフォーム上の層として使用されうる。 実施例中のパーセントの数値は、文脈から別に明らかにならなければ重量%を 表す。 実施例 例1 ビーカーで電磁撹拌機を用いて次の成分を混合する: 水中の37.3%アクリル酸ナトリウム溶液 224.20g アクリル酸 21.36g 20エチレンオキシドでエーテル化されたグリセリ ンのトリアクリル酸エステル 1.05g 牛脂脂肪アルコール1モルに対するエチレンオキシ ド80モルの付加生成物 3.15g 1,4 −ブタンジオールジアクリレート 0.53g ペンタン 4.30g 水 49.68g 得られた均質混合物を2 lフラスコ中に入れ、このフラスコ中に下からアル ゴンを導入する。フラスコ中に2個の泡立て器を取付け、これらをそれぞれ1個 の撹拌機(Janke & Kunkel社製、Typ RW 20 DZM)に連結する。アルゴン流を、 それが2.5 l/hの速度で反応混合物を通って泡立つように調整する。2個 の撹拌機を先ず60rpmの回転数に調整する。反応 混合物に微細に粉砕した超吸収剤(粒度<100μm)45.00gを加え、均 質に混合する。フラスコの開放口をパラフィルム(Parafilm)で殆ど完全に密封 し、撹拌機の回転数を1000rpmに高める。混合物をこの回転数で室温で2 0分間叩解させる(aufschlagen)。叩解工程の終わる5分前に2,2′−アゾ ビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロリドの3%溶液11.9gをフラス コ中に加える。叩解時間の終了後に微細な流動性の良好な叩解フォーム(Schlag schaum)が得られる。 該フォームを、3mmの層厚で予めアルゴンでフラッシしておいたポリプロピ レン製ケース(寸法:幅20cm、深さ20cm、高さ15cm)中に詰める。 このケース中で該フォームを露光器で60秒間照射する。均一に3mmの厚さで 柔軟なフォーム層が得られ、このものもケースから容易に取出すことができる。 前記フォーム層を真空乾燥室で70℃及び20ミリバールの真空で乾燥して、2 5%の残余水分にする。乾燥したフォーム層を平衡のために固く閉じたポリエチ レン製袋に一晩中入れておく。その後得られたフォーム層は依然として軟質で柔 軟である。試験目的のために試料の小部分を真空で完全に乾燥する。 超吸収剤フォームの特性: 密度: 650g/l 抽出性成分: 5.7% 吸収量: 23.5g/g 保留度: 10.6g/g AS: 1.1g/g.sec 吸収の均一性: 評点1 膨潤状態における安定性:評点1 例2 使用物質: アクリル酸ナトリウム溶液(37.3%濃度) 400.00g アクリル酸38.10g トリメチロールプロパントリアクリレート(TM PTA)2.00g 2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレンイ ソブチルアミジン)ジヒドロクロリド(3%濃度 水溶液)21.22g C13/C15−オキソアルコール硫酸半エステルの Na塩10.00g ねじ蓋容器で先ず架橋剤(TMPTA)をアクリル酸中に溶かす。撹拌しなが らアクリル酸ナトリウム及び乳化剤を加える。この混合物を電磁撹拌機で少なく とも4時間撹拌する。蓋のある市販のボッシュ調理機 拌段階で叩解させてフォームを形成する。この工程の間にフォーム上の空間を不 断に二酸化炭素で満たす。15分後に開始剤溶液を加え、さらに5分叩解させる 。約3 lのフォーム容積を有する、流動性の良好な微細な叩解フォームが生じ る。 同フォームを15.5×19.0×18.0cmの大きさのポリプロピレン製 金型に入れ、マイクロ波で10分重合させる。 厚さ7cmのフォームブロックが得られる。 超吸収剤フォームの特性: 密度: 115.3g/l 抽出性成分: 10.4% 吸収量: 57.4g/g 保留度: 32.9g/g AS: >37g/g.sec 例3 使用物質: アクリル酸ナトリウム溶液(37.3%濃度) 400.00g アクリル酸38.10g トリメチロールプロパントリアクリレート(TM PTA)2.00g 2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレンイ ソブチルアミジン)ジヒドロクロリド(3%濃度 の水溶液の形)21.22g C13/C15−オキソアルコール硫酸半エステルの Na塩10.00g 平均粒度7μmを有する親水性沈降シリカ 10 .00g 先ずねじ蓋容器で架橋剤(TMPTA)をアクリル酸中で溶かす。アクリル酸 ナトリウム、乳化剤及び沈降シリカを撹拌しながら加える。この混合物を電磁撹 拌機によって少なくとも4時間撹拌する。蓋を有する、市販のボッシュ調理機で 前記混合物を最高の撹拌段階で叩解させてフォームを形成する。この工程の間フ ォーム上の空間を二酸化炭素で連続的に満たす。15分後に開始剤溶液を加え、 さらに5分叩解させる。約3 lのフォーム容積を有する微細な硬質の叩解フォ ームが生じる。 このフォームを、15.5×19.0×18.0cmの大きさのポリプロピレ ン製金型中に入れ、マイクロ波で10分間重合させる。 厚さ8cmのフォームブロックが得られる。 超吸収剤フォームの特性: 密度: 87.5g/l 抽出性成分: 7.4% 吸収量: 52.3g/g 保留度: 23.3g/g AS: 0.12g/g.sec 例4 使用物質: アクリル酸ナトリウム溶液(37.3%濃度) 400.00g アクリル酸38.10g トリメチロールプロパントリアクリレート 2. 00g 2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレンイ ソブチルアミジン)ジヒドロクロリド(3%濃度 の水溶液の形) 21.22g C13/C15−オキソアルコール硫酸半エステルの Na塩 10.00g 平均粒度7μmを有する親水性沈降シリカ 5. 00g ねじ蓋容器で先ず架橋剤(TMPTA)をアクリル酸中に溶かす。撹拌しなが らアクリル酸ナトリウム、乳化剤及び沈降シリカを加える。蓋を有する市販のボ ッシュ調理機でこの混合物を最高の撹拌段階で叩解させてフォームを形成する。 この工程の間フォーム上の空間を連続的に二酸化炭素で満たす。15分後に開始 剤溶液を加え、さらに15分叩解させる。約2 lのフォーム容積を有する微細 な硬質の叩解フォームが生じる。 このフォームを、15.5×19.0×18.0cmの大きさのポリプロピレ ン金型中に詰め、マイクロ波で10分重合させる。 厚さ7cmのフォームブロックが得られる。 フォームの特性: 密度: 99.1g/l 抽出性成分: 9.7% 吸収量: 61.3g/g 保留度: 31.1g/g AS: 0.80g/g.sec 例5 使用物質: アクリル酸ナトリウム溶液(37%濃度) 40 0.00g アクリル酸38.10g トリメチロールプロパントリアクリレート 2. 00g 2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレンイ ソブチルアミジン)ジヒドロクロリド(3%濃度 の水溶液の形) 0.64g 硫酸ジメチルで四級化したステアリン酸トリエタ ノールアミンエステル 10.00g ヒドロキシエチルセルロース(2%濃度のブルッ クフィールド粘度=6000mPas) 2.5 0g ねじ蓋容器で先ず架橋剤をアクリル酸に溶かす。撹拌しながらアクリル酸ナト リウム、乳化剤及びヒドロキシエチルセルロースを加える。次にこの混合物を一 晩中撹拌する。蓋付きの市販のボッシュ調理機で前記混合物を20分叩解させて フォームを形成する。この工程の間フォーム上の空間を二酸化炭素で連続的に満 たす。次いで開始剤溶液を加え、重合性混合物をさらに5分間叩解させる。約2 .5 lの容積を有する微細な硬質フォームが生じる。 このフォームを、15.5×19.0×18.0cmの大きさのポリプロピレ ン製金型中に入れ、マイクロ波オーブン中で重合させる。 厚さ9cmのフォームブロックが得られる。 超吸収剤フォームの特性: 密度: 76.4g/l 抽出性成分: 10.3% 吸水量: 55.3g/g 保留度: 42.1g/g AS: 1.2g/g.sec 例6 使用物質: 37%濃度のアクリル酸ナトリウム溶液 400 .00g アクリル酸 38.10g エチレンオキシド20モルでエーテル化したグリ セリンのトリアクリル酸エステル 1.87g 2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレンイ ソブチルアミジン)ジヒドロクロリド(3%濃度 の水溶液の形) 0.64g ジメチルスルフェートで四級化したステアリン酸 トリエタノールアミンエステル 10.00g 例4で記載した規定によりフォームを製造する。約3.5 lのフォーム容積 を有する微細な、可成り硬質の叩解フォームが生じる。このフォームを、15. 5×19.0×18.0cmの大きさのポリプロピレン製金型に入れ、マイクロ 波オーブンで10分間重合させる。厚さ8cmのフォームブロックが得られる。 超吸収剤フォームの特性: 密度: 84.3g/l 抽出性成分: 9.8% 吸水量: 58.4g/g 保留度: 43.2g/g AS: 1.1g/g.sec 例7 使用物質: 37%濃度のアクリル酸ナトリウム溶液 400 .00g アクリル酸31.8g トリメチロールプロパントリアクリレート 2. 0g 2,2′−アゾビス−(N,N′−ジメチレンイ ソブチルアミジン)ジヒドロクロリド(3%濃度 の水溶液の形) 0.64g C13/C15−オキソアルコール硫酸半エステルの Na塩 8.00g Na塩としてのC15−アルキルスルホン酸2.0 0g 上記の使用物質を例4で記載した規定により発泡させ、重合させる。初めに3 lの容積を有する微細な硬質フォームが生じる。重合後に厚さ6cmのフォー ムブロックが得られる。 超吸収剤フォームの特性: 密度: 113.0g/l 抽出性成分: 9.5% 吸水量: 54.7g/g 保留度: 43.2g/g AS: 1.3g/g.sec
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン トロプシュ ドイツ連邦共和国 D−67354 レーマー ベルク イム オーベレン ベルク 81 (72)発明者 グンナー ショルニック ドイツ連邦共和国 D−67271 ノイライ ニンゲン ドクトーア−コンラート−アデ ナウアー−シュトラーセ 8 (72)発明者 トーマス アンシュトック ドイツ連邦共和国 D−67256 ヴァイゼ ンハイム コンラート−アデナウアー−シ ュトラーセ 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.吸水性フォーム状架橋重合体において、該重合体が、 (I)(a) 少なくとも50モル%が中和されている、酸基を有するモノエチレン 系不飽和モノマー、 (b) 場合により他のモノエチレン系不飽和モノマー、 (c) 架橋剤、 (d) 開始剤、 (e) 少なくとも1種の界面活性剤0.1〜20重量%、 (f) 少なくとも1種の可溶化剤及び (g) 場合により増粘剤、フォーム安定剤、重合調節剤、充填剤及び/又は気 泡核形成剤 を含有する重合性水性混合物を発泡させ、この発泡をラジカルに対して不活 性のガスの微細気泡の分散によって行い、かつ (II) 発泡された混合物をフォーム状ヒドロゲルの形成下に重合させかつフォ ーム状重合体の水分を1〜45重量%に調節する ことによって得られることを特徴とする、吸水性フォーム状架橋重合体。 2.(a) 少なくとも50モル%が中和されている、酸 基を有するモノエチレン系不飽和モノマー、 (b) C2〜C25−オレフィン、モノエチレン系不飽和C3〜C5−カルボン酸 と1価のC2〜C25−アルコールとから成るエステル、モノエチレン系不飽和C3 〜C5−カルボン酸のポリエチレングリコール−又はポリプロピレングリコール モノエステル、少なくとも4個のC原子を有する飽和カルボン酸のビニルエステ ル、アルキル基中に少なくとも2個のC原子を有するアルキルビニルエーテル、 アルキル置換スチロール、モノエチレン系不飽和C3〜C5−カルボン酸のヒドロ キシアルキルエステル、N−ビニルラクタム、C原子5〜8個を有するN−ビニ ルイミダゾールならびにそれらの塩及び四級化生成物、モノエチレン系不飽和C3 〜C5−カルボン酸の塩基性エステル又はアミドならびにそれらの塩及び四級化 生成物 として含有する重合性水性混合物を使用する、請求項1記載の吸水性フォーム 状架橋重合体。 3.(a) 少なくとも50モル%が中和されている、酸基を有するモノエチレン系 不飽和モノマー及び (b) 少なくとも1種の水溶性架橋剤及び少なくとも1種の水に不溶の架橋剤 から成る混合物 から成る重合性水性混合物を使用する、請求項1記載の吸水性フォーム状架橋 重合体。 4.ポリオール、ポリアルキレングリコール及び陽イ オン界面活性剤の群から選択される外部可塑剤0.1〜10重量%を含有する、 請求項1又は2記載の吸水性フォーム状架橋重合体。 5.全表面が、フォーム状架橋重合体に70℃を超える温度に加熱するとヒドロ ゲル中に含有された酸基と反応する、少なくとも2個の反応性基を有する架橋剤 を含浸させることによって後架橋されている、請求項1記載の吸水性フォーム状 架橋重合体。 6.吸水性フォーム状架橋重合体を製造するに当たり、 (a) 少なくとも50モル%が中和されている、酸基を有するモノエチレン系不 飽和モノマー、 (b) 場合により他のモノエチレン系不飽和モノマー、 (c) 架橋剤、 (d) 場合により少なくとも1種の重合開始剤、 (e) 少なくとも1種の界面活性剤0.1〜20重量%、 (f) 場合により少なくとも1種の可溶化剤、 (g) 場合により増粘剤、フォーム安定剤、重合調節剤、充填剤及び/又は気泡 核形成剤 から成る重合性水性混合物を、第1処理工程でラジカルに対して不活性のガス の微細気泡を分散することによって発泡させ、このようにして得られたフォーム を第2処理工程でフォーム状ヒドロゲルの形成 下に重合させ、フォーム状ヒドロゲルの水分を1〜45重量%に調節することを 特徴とする、吸水性フォーム状架橋重合体の製造方法。 7.モノマーとして、 (a) アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、アシルアミドプロパンス ルホン酸又はそれらの混合物、及び (c) 少なくとも1種の水溶性架橋剤及び少なくとも1種の水に不溶の架橋剤か ら成る混合物 を使用する、請求項6記載の方法。 8.水溶性架橋剤(c)として、少なくとも2価のアルコールのアクリル酸エス テル及びメタクリル酸エステル又はメチレンビスアクリルアミドを使用する、請 求項6又は7記載の方法。 9.界面活性剤(e)として、少なくとも10個のC原子を有するアルコールに 対するエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドの付加生成物を使用し、 前記付加生成物がアルコール1モル当たり付加された3〜200モルのエチレン オキシド及び/又はプロピレンオキシドを含有する、請求項6記載の方法。 10.界面活性剤(e)として、脂肪アルコールに対するエチレンオキシド及び/ 又はプロピレンオキシドの付加生成物の硫酸半エステルのアルカリ金属塩又はア ンモニウム塩、アルキルベンゾールスルホン酸 又はアルキルフェノールエーテルスルフェートのアルカリ金属塩又はアンモニウ ム塩を使用する、請求項6記載の方法。 11.界面活性剤(e)として、C10〜C18−アルキル基少なくとも1つを有する 、第三アミン又はアミンエステルの四級化生成物を使用する、請求項6記載の方 法。 12.増粘剤として、水膨潤性又は水溶性の合成又は天然ポリマーを使用する、請 求項6記載の方法。 13.増粘剤として粉末状超吸収剤を使用する、請求項6記載の方法。 14.発泡された水性混合物の安定剤として、発泡の間の水性混合物の温度を超え る沸騰温度を有する、脂肪族炭化水素を使用する、請求項6記載の方法。 15.体液を吸収するために使用される衛生製品及び傷をおおうための包帯材料に おいて、ならびに封止材料、土壌改良材、土壌代用物及び包装材料としての、請 求項1から5までのいずれか1項記載の吸水性フォーム状架橋重合体の使用。 16.体液を吸収するために使用される衛生製品及び傷をおおうための包帯材料に おいて、ならびに封止材料、土壌改良材及び植物を栽培するための土壌代用物と しての、平均粒径150μm〜5mmの粉末の形での請求項1から5までのいず れか1項記載の吸水性フォーム状架橋重合体の使用。
JP51779297A 1995-11-03 1996-10-25 吸水性のフォーム状架橋ヒドロゲル重合体 Expired - Fee Related JP3976785B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19540951A DE19540951A1 (de) 1995-11-03 1995-11-03 Wasserabsorbierende, schaumförmige, vernetzte Polymerisate, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE19540951.5 1995-11-03
PCT/EP1996/004644 WO1997017397A1 (de) 1995-11-03 1996-10-25 Wasserabsorbierende, schaumförmige, vernetzte hydrogel-polymere

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11514691A true JPH11514691A (ja) 1999-12-14
JP3976785B2 JP3976785B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=7776509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51779297A Expired - Fee Related JP3976785B2 (ja) 1995-11-03 1996-10-25 吸水性のフォーム状架橋ヒドロゲル重合体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6136873A (ja)
EP (1) EP0858478B1 (ja)
JP (1) JP3976785B2 (ja)
DE (2) DE19540951A1 (ja)
ES (1) ES2142623T3 (ja)
WO (1) WO1997017397A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11279287A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Nippon Shokubai Co Ltd 吸水剤組成物および吸水剤の製造方法
JP2000506911A (ja) * 1996-02-28 2000-06-06 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 吸水性のフォーム状の架橋ポリマー
JP2001513003A (ja) * 1997-12-15 2001-08-28 ウルトラデント プロダクツ インコーポレイテッド 重合可能な隔離バリア、およびかかるバリアを形成しかつ使用する方法
JP2002505348A (ja) * 1998-03-05 2002-02-19 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 吸水性のフォーム状架橋ポリマー、その製造法およびその使用
JP2002538254A (ja) * 1999-03-03 2002-11-12 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 改善された分配作用を有する吸水性のフォーム状の架橋ポリマー、その製造方法及びその使用
JP2006503134A (ja) * 2002-10-10 2006-01-26 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 超吸収フォーム、その製法及びその使用
JP2014513745A (ja) * 2011-05-18 2014-06-05 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 高膨潤率の超吸収性フォームの製造
JP2016211009A (ja) * 2009-02-17 2016-12-15 株式会社日本触媒 ポリアクリル酸系吸水性樹脂粉末の製造方法
JP2018533655A (ja) * 2015-10-30 2018-11-15 ナフ インサレーション エセペーアールエル 改善された結合剤組成物およびその使用
JP2019519663A (ja) * 2016-12-23 2019-07-11 エルジー・ケム・リミテッド 多孔性高吸水性樹脂の製造方法及び多孔性高吸水性樹脂

Families Citing this family (90)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19607529A1 (de) 1996-02-28 1997-09-04 Basf Ag Absorberelement aus superabsorbierenden Schäumen mit anisotropem Quellverhalten
US6107358A (en) * 1996-08-23 2000-08-22 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water-absorbent resin and method for production thereof
US6271278B1 (en) * 1997-05-13 2001-08-07 Purdue Research Foundation Hydrogel composites and superporous hydrogel composites having fast swelling, high mechanical strength, and superabsorbent properties
DE19801680C2 (de) * 1998-01-19 2001-05-10 Freudenberg Carl Fa Verfahren zur Herstellung von Superabsorber enthaltenden Flächengebilde und deren Verwendung
DE19841303A1 (de) * 1998-09-10 2000-03-23 Hauke Malz Leckdichtmasse und daraus hergestellte Leckdichtmittel
US6211296B1 (en) * 1998-11-05 2001-04-03 The B. F. Goodrich Company Hydrogels containing substances
WO2001000259A1 (en) * 1999-06-29 2001-01-04 Stockhausen Gmbh & Co. Kg Manufacture of web superabsorbent polymer and fiber
US6514615B1 (en) * 1999-06-29 2003-02-04 Stockhausen Gmbh & Co. Kg Superabsorbent polymers having delayed water absorption characteristics
MXPA02001684A (es) * 1999-08-23 2002-09-23 Kimberly Clark Co Productos de tisu que tienen una absorbencia incrementada.
US6979386B1 (en) 1999-08-23 2005-12-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tissue products having increased absorbency
SE514713C2 (sv) 1999-08-30 2001-04-09 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande struktur i ett absorberande alster, innefattande ett öppencelligt polymerskum innehållande hydrofila fibrer
SE518736C2 (sv) * 1999-08-30 2002-11-12 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande, öppencellingt skummaterial med god vätskelagringsförmåga samt absorberande struktur i ett absorberande alster
SE514898C2 (sv) 1999-08-30 2001-05-14 Sca Hygiene Prod Ab Absorberande struktur innefattande ett komprimerat skummaterial av regenererad cellulosa, metod för dess framställning samt absorberande alster såsom en blöja, innefattande strukturen
US6579958B2 (en) * 1999-12-07 2003-06-17 The Dow Chemical Company Superabsorbent polymers having a slow rate of absorption
CN1220527C (zh) * 2000-03-21 2005-09-28 金伯利-克拉克环球有限公司 永久可湿性超吸收物
DE10028990A1 (de) * 2000-06-16 2002-01-31 Denis Goebel Verfahren zur Entfernung von Wasser aus Öl/Treibstoff-Lagerbehältern und -tanks
JP4315680B2 (ja) * 2000-12-29 2009-08-19 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸収性組成物
DE10114382A1 (de) * 2001-03-23 2002-09-26 Beiersdorf Ag Feuchtigkeitsaufnehmende Matrix auf Silikonbasis insbesondere zur Wundversorgung und/oder pharmazeutisch/kosmetischen Hautbehandlung
EP1476501B1 (de) * 2002-02-06 2007-08-29 Basf Aktiengesellschaft Schaumstoffe aus wasserabsorbierenden basischen polymeren, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
US20060015083A1 (en) * 2002-03-11 2006-01-19 Munro Hugh S Absorbent hydrogels
US8283515B2 (en) 2002-05-03 2012-10-09 Sca Hygiene Products Ab Absorbent article containing a skin conditioning agent
DE10231356B4 (de) 2002-07-11 2007-02-15 Stockhausen Gmbh Wasserabsorbierende, schaumförmige Polymergebilde, Verfahren zu deren Herstellung, deren Verwendung sowie daraus hergestellte Verbunde
CA2493877A1 (en) * 2002-07-12 2004-01-22 Basf Aktiengesellschaft Use of water-absorbent, predominantly open-celled crosslinked acid-functional addition polymer foams in hygiene articles
GB0229087D0 (en) * 2002-12-12 2003-01-15 First Water Ltd Absorbent hydrogel compositions
GB2396109B (en) * 2002-12-12 2006-04-19 Johnson & Johnson Medical Ltd Absorbent multilayer hydrogel wound dressings
DE10314599A1 (de) * 2003-03-31 2004-10-21 Mang, Thomas, Prof. Dr. Verwendung einer vernetzten Polymerzusammensetzung als wasseraufnehmende Komponente in Dichtungs- und Absorptionsmaterialien
US7163966B2 (en) 2003-12-19 2007-01-16 Stockhausen, Inc. Superabsorbent polymer having increased rate of water absorption
DE102004038983A1 (de) 2004-08-10 2006-02-23 Basf Ag Wässrige Dispersionen von wasserlöslichen und/oder in Wasser quellbaren anionischen Polymerisaten, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
ATE380220T1 (de) 2004-11-05 2007-12-15 Tibor Duris Verwendung von wässrigen dispersionen von wasserlöslichen (co)polymerisaten von mindestens einem ethylenisch ungesättigten monomer mon zur herstellung von textilhilfsmitteln
DE102004056830A1 (de) * 2004-11-24 2006-06-08 Basf Ag Brandlöschende und/oder brandhemmende Zusammensetzungen
RU2007132228A (ru) * 2005-01-28 2009-03-10 БАСФ Акциенгезельшафт (DE) Применение эмульсий типа вода в воде полимеров в качестве загустителя в косметических композициях
DE102005011165A1 (de) * 2005-03-09 2006-09-14 Basf Ag Superabsorbierender Schaum, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung
GB0524196D0 (en) * 2005-11-28 2006-01-04 Cleansorb Ltd Comminutable polyesters
CN101547736B (zh) 2006-12-13 2013-11-13 巴斯夫欧洲公司 微胶囊
CN101868336B (zh) * 2007-11-15 2014-03-26 巴斯夫欧洲公司 表面具有图形符号的超吸收性泡沫
CN102066498B (zh) 2008-03-03 2013-11-06 巴斯夫欧洲公司 微胶囊、其生产及用途
EP2259869B1 (de) * 2008-03-27 2012-08-29 Basf Se Polymerschäume
EP2291420B1 (de) * 2008-06-24 2012-08-15 Basf Se Metallsalzpigmente enthaltende papierstreichmittel mit gehalt an wässrigen dispersionen wasserlöslicher copolymere
CN102438665B (zh) 2009-05-20 2016-04-27 巴斯夫欧洲公司 吸水性储存层
DE102009038531B4 (de) * 2009-08-25 2013-08-29 Eads Deutschland Gmbh Verfahren zur Herstellung von Phenolharz-Schäumen unter Verwendung eines gegenüber Mikrowellen empfindlichen Materials, nach diesem Verfahren hergestellte Schaumstruktur sowie deren Verwendung
US9102804B2 (en) 2009-09-16 2015-08-11 Nippon Shokubai Co., Ltd Production method for water-absorbing resin powder
US9700650B2 (en) 2009-11-09 2017-07-11 Spotlight Technology Partners Llc Polysaccharide based hydrogels
CN107033368A (zh) 2009-11-09 2017-08-11 聚光灯技术合伙有限责任公司 碎裂水凝胶
JP2013511610A (ja) * 2009-11-23 2013-04-04 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー発泡体の製造方法
EP2504037A1 (de) 2009-11-23 2012-10-03 Basf Se Verfahren zur herstellung wasserabsorbierender, aufgeschäumter polymerpartikel
SG181879A1 (en) 2009-12-24 2012-07-30 Nippon Catalytic Chem Ind Water-absorbable polyacrylic acid resin powder, and process for production thereof
CN102822209B (zh) 2010-04-07 2014-09-03 株式会社日本触媒 聚丙烯酸(盐)系吸水性树脂粉末的制造方法、聚丙烯酸(盐)系吸水性树脂粉末
US8765906B2 (en) 2010-04-27 2014-07-01 Nippon Shokubai, Co., Ltd. Method for producing polyacrylic acid (salt) type water absorbent resin powder
JP6157853B2 (ja) 2010-06-30 2017-07-05 株式会社日本触媒 ポリアクリル酸系吸水性樹脂及びその製造方法
EP2669318B1 (en) 2011-01-28 2020-06-17 Nippon Shokubai Co., Ltd. Manufacturing method for polyacrylic acid (salt) -based water-absorbent resin powder
WO2012144595A1 (ja) 2011-04-20 2012-10-26 株式会社日本触媒 ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂の製造方法および製造装置
US8987545B2 (en) 2011-05-18 2015-03-24 The Procter & Gamble Company Feminine hygiene absorbent articles comprising water-absorbing polymer particles
WO2012156346A1 (de) 2011-05-18 2012-11-22 Basf Se Verwendung wasserabsorbierender polymerpartikel zur absorption von blut und/oder menstruationsflüssigkeit
US20120296297A1 (en) 2011-05-18 2012-11-22 Achille Di Cintio Feminine hygiene absorbent articles comprising water-absorbing polymeric foams
WO2012156386A1 (de) 2011-05-18 2012-11-22 Basf Se Verwendung wasserabsorbierender polymerpartikel zur entwässerung von fäkalien
JP6124875B2 (ja) * 2011-05-18 2017-05-10 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 吸水性複合材料
US9265855B2 (en) * 2011-05-18 2016-02-23 The Procter & Gamble Company Feminine hygiene absorbent article comprising a superabsorbent foam of high swell rate
US9149556B2 (en) 2011-05-18 2015-10-06 The Procter & Gamble Company Feminine hygiene absorbent articles comprising water-absorbing composites
CN103619919B (zh) 2011-06-29 2016-07-20 株式会社日本触媒 聚丙烯酸(盐)系吸水性树脂粉末及其制造方法
DE102011086516A1 (de) 2011-11-17 2013-05-23 Evonik Degussa Gmbh Superabsorbierende Polymere mit schnellen Absorptionseigenschaften sowieVerfahren zu dessen Herstellung
EP2896645B1 (en) 2012-09-11 2019-12-11 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for manufacturing polyacrylic acid (polyacrylate)-based water-absorbent agent, and water-absorbent agent
WO2014041969A1 (ja) 2012-09-11 2014-03-20 株式会社日本触媒 ポリアクリル酸(塩)系吸水剤の製造方法及びその吸水剤
JP5996664B2 (ja) 2012-10-01 2016-09-21 株式会社日本触媒 多元金属化合物からなる粉塵低減剤、多元金属化合物を含む吸水剤及びその製造方法
EP3369480B1 (en) 2012-10-03 2020-01-01 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water absorbing agent
JP5952431B2 (ja) 2013-01-29 2016-07-13 株式会社日本触媒 吸水性樹脂材料及びその製造方法
US9302248B2 (en) 2013-04-10 2016-04-05 Evonik Corporation Particulate superabsorbent polymer composition having improved stability
KR102357517B1 (ko) 2013-09-30 2022-02-04 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 입자상 흡수제의 충전 방법 및 입자상 흡수제 충전물의 샘플링 방법
EP4252728A3 (en) 2013-12-20 2024-01-10 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water absorbing agent based on polyacrylic acid and/or a salt thereof
KR20160127742A (ko) 2014-02-28 2016-11-04 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 폴리(메트)아크릴산(염)계 입자상 흡수제 및 제조 방법
US9873104B2 (en) 2014-03-03 2018-01-23 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for producing polyacrylic acid (salt)-based water-absorbing resin
JP2017526473A (ja) 2014-09-12 2017-09-14 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー トップシート/捕捉層積層体を備える吸収性物品
WO2016040094A1 (en) 2014-09-12 2016-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent article comprising a topsheet/acquisition layer laminate
CN106659616A (zh) 2014-09-12 2017-05-10 宝洁公司 包括顶片/采集层层合体的吸收制品
EP3191046A1 (en) 2014-09-12 2017-07-19 The Procter and Gamble Company Absorbent article comprising a topsheet/acquisition layer laminate
BR112018007748B1 (pt) 2015-11-03 2022-07-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Produto de tecido de papel, produto de limpeza, e, artigo absorvente de cuidado pessoal
CN111315701B (zh) * 2017-11-03 2022-10-14 科思创(荷兰)有限公司 包含用液体可辐射固化超吸收性聚合物组合物涂布的纤维的阻水体系
CN111247280B (zh) 2017-11-29 2021-08-17 金伯利-克拉克环球有限公司 具有改善的性能的纤维片材
KR102524880B1 (ko) * 2017-12-21 2023-04-21 한양대학교 산학협력단 하이드로콜로이드 조성물 및 이를 포함하는 바이오 패치
CN109954479A (zh) * 2017-12-25 2019-07-02 中国科学院上海硅酸盐研究所 一种自组装石墨烯防霾滤层及其制备方法和应用
GB2590316B (en) 2018-07-25 2022-06-01 Kimberly Clark Co Process for making three-dimensional foam-laid nonwovens
WO2020145383A1 (ja) 2019-01-11 2020-07-16 株式会社日本触媒 吸水剤、及び吸水剤の製造方法
KR102554051B1 (ko) 2019-01-11 2023-07-11 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 흡수성 수지를 주성분으로 하는 흡수제 및 그의 제조 방법
MX2022000171A (es) * 2019-06-27 2022-05-16 Moxietec Llc Articulos de espuma de polimero y metodos de fabricacion de espumas de polimero.
CN115348897A (zh) 2020-03-31 2022-11-15 株式会社日本触媒 颗粒状吸水剂
CN111704700B (zh) * 2020-06-23 2022-11-11 华东交通大学 一种二氧化碳响应膨胀吸附阴离子染料和金属离子的水凝胶制备方法
EP4299651A1 (en) 2021-02-26 2024-01-03 Nippon Shokubai Co., Ltd. Granular water absorbent, absorbent body containing said water absorbent, and absorbent article using said absorbent body
CN113372611B (zh) * 2021-06-07 2023-12-29 万华化学集团股份有限公司 一种可提高吸收速度的超吸收聚合物及其制备方法与应用
CN113861333B (zh) * 2021-09-17 2023-02-03 浙江工业大学 一种交联型丙烯酸树脂乳液及其合成方法与应用
CN114892396B (zh) * 2022-06-20 2024-01-19 深圳市乐清合兴电子有限公司 一种导电性能良好的导电布及其制作方法
CN117510717B (zh) * 2024-01-05 2024-03-26 东营施普瑞石油工程技术有限公司 一种压裂用稠化剂悬浮乳液及其制备方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3064846D1 (en) * 1979-12-19 1983-10-20 Duphar Int Res New nitrothiophenes, method of preparing the new compounds, as well as fungicidal and/or bactericidal compositions on the basis of the new compounds
US4394930A (en) * 1981-03-27 1983-07-26 Johnson & Johnson Absorbent foam products
GR75732B (ja) * 1980-08-25 1984-08-02 Johnson & Johnson
US4415388A (en) * 1981-06-22 1983-11-15 Johnson & Johnson Method of making absorbent bearing products
US4529739A (en) * 1984-07-24 1985-07-16 The Dow Chemical Company Foamed polymeric materials
US4725629A (en) * 1986-07-18 1988-02-16 Kimberly-Clark Corporation Process of making an interpenetrating superabsorbent polyurethane foam
US4731391A (en) * 1986-07-18 1988-03-15 Kimberly-Clark Corporation Process of making a superabsorbent polyurethane foam
US4725628A (en) * 1986-07-18 1988-02-16 Kimberly-Clark Corporation Process of making a crosslinked superabsorbent polyurethane foam
US4808637A (en) * 1987-05-14 1989-02-28 Johnson & Johnson Patient Care, Inc. Superabsorbent composition and process
AU8106487A (en) * 1987-06-01 1989-01-04 Dow Chemical Company, The Foamed polymeric materials and method for preparing the same
US4985467A (en) * 1989-04-12 1991-01-15 Scotfoam Corporation Highly absorbent polyurethane foam
DE3933351A1 (de) * 1989-10-06 1991-04-18 Cassella Ag Hydrophile, quellbare polymerisate
US4990541A (en) * 1989-11-09 1991-02-05 Hoechst Celanese Corp. Water absorbent latex polymer foams
US5011864A (en) * 1989-11-09 1991-04-30 Hoechst Celanese Corp. Water absorbent latex polymer foams containing chitosan (chitin)
US5328935A (en) * 1993-03-26 1994-07-12 The Procter & Gamble Company Method of makig a superabsorbent polymer foam
US5338766A (en) * 1993-03-26 1994-08-16 The Procter & Gamble Company Superabsorbent polymer foam
IL110134A (en) * 1993-07-09 1998-07-15 Stockhausen Chem Fab Gmbh Polymers capable of adsorbing aqueous liquids and body fluids, their preparation and use
DE4418818C2 (de) * 1993-07-09 1997-08-21 Stockhausen Chem Fab Gmbh Pulverförmige, vernetzte, wäßrige Flüssigkeiten und/oder Körperflüssigkeiten absorbierende Polymere, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Anwendung

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024943A (ja) * 1996-02-28 2008-02-07 Basf Ag 吸水性のフォーム状の架橋ポリマー
JP2000506911A (ja) * 1996-02-28 2000-06-06 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 吸水性のフォーム状の架橋ポリマー
JP2001513003A (ja) * 1997-12-15 2001-08-28 ウルトラデント プロダクツ インコーポレイテッド 重合可能な隔離バリア、およびかかるバリアを形成しかつ使用する方法
JP2002505348A (ja) * 1998-03-05 2002-02-19 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 吸水性のフォーム状架橋ポリマー、その製造法およびその使用
JPH11279287A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Nippon Shokubai Co Ltd 吸水剤組成物および吸水剤の製造方法
JP2002538254A (ja) * 1999-03-03 2002-11-12 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 改善された分配作用を有する吸水性のフォーム状の架橋ポリマー、その製造方法及びその使用
JP4669127B2 (ja) * 1999-03-03 2011-04-13 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 改善された分配作用を有する吸水性のフォーム状の架橋ポリマー、その製造方法及びその使用
JP2006503134A (ja) * 2002-10-10 2006-01-26 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 超吸収フォーム、その製法及びその使用
JP2016211009A (ja) * 2009-02-17 2016-12-15 株式会社日本触媒 ポリアクリル酸系吸水性樹脂粉末の製造方法
JP2014513745A (ja) * 2011-05-18 2014-06-05 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 高膨潤率の超吸収性フォームの製造
JP2018533655A (ja) * 2015-10-30 2018-11-15 ナフ インサレーション エセペーアールエル 改善された結合剤組成物およびその使用
JP2019519663A (ja) * 2016-12-23 2019-07-11 エルジー・ケム・リミテッド 多孔性高吸水性樹脂の製造方法及び多孔性高吸水性樹脂
US10934400B2 (en) 2016-12-23 2021-03-02 Lg Chem, Ltd. Porous super absorbent polymer and preparation method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
DE59604255D1 (de) 2000-02-24
JP3976785B2 (ja) 2007-09-19
DE19540951A1 (de) 1997-05-07
US6136873A (en) 2000-10-24
EP0858478B1 (de) 2000-01-19
WO1997017397A1 (de) 1997-05-15
EP0858478A1 (de) 1998-08-19
ES2142623T3 (es) 2000-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3976785B2 (ja) 吸水性のフォーム状架橋ヒドロゲル重合体
JP4063880B2 (ja) 吸水性のフォーム状の架橋ポリマー
JP4669127B2 (ja) 改善された分配作用を有する吸水性のフォーム状の架橋ポリマー、その製造方法及びその使用
JP4204196B2 (ja) 吸水性のフォーム状架橋ポリマー、その製造法およびその使用
US6245410B1 (en) Absorber element of superabsorbent foams having anisotropic swelling behavior
US6849665B2 (en) Absorbent compositions
CN108026282B (zh) 用于制备超吸收性聚合物的方法
US8378000B2 (en) Water-absorbent, foam-type polymer structure
JP2004517173A (ja) 立体的又は静電的スペーサーでコーテイングされたヒドロゲル
JP2002536471A (ja) 架橋した親水性の高膨潤性のヒドロゲル、その製造方法及びその使用
JP2000501437A (ja) 不飽和アミノアルコールで架橋された水膨潤性ポリマー、その製造及び使用
US20040265387A1 (en) Super-absorbing hydrogel with specific particle size distribution
TW201504314A (zh) 具有改良穩定性之微粒超吸收性聚合物組成物
NL8602749A (nl) Werkwijze voor het bereiden van een poreus polymeer en daaruit vervaardigde absorberende voorwerpen.
JP2002515079A (ja) 液体吸収性ポリマー、その製造方法及びその応用
WO1992016565A1 (en) Wrinkled absorbent particles of high effective surface area having fast absorption rate
KR20020002398A (ko) 분말형 가교 흡수성 중합체, 이것의 제조 방법 및 용도
JP2010501697A (ja) 一過的な疎水性を有する、ポリアミンコーティングされた超吸収性ポリマー
WO2018117323A1 (ko) 고흡수성 수지의 제조 방법
JPH1160975A (ja) 耐圧性吸水性樹脂とそれを用いた紙おむつ並びに吸水性樹脂とその製法
JP4550256B2 (ja) 吸水性樹脂の製造法
JPH11199602A (ja) 吸水性ポリマーおよびその製造方法
MXPA00007063A (en) Cross-linked polymers capable of swelling

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070620

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees