JPH1135421A - 液状油性皮膚洗浄料 - Google Patents

液状油性皮膚洗浄料

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JPH1135421A
JPH1135421A JP9208460A JP20846097A JPH1135421A JP H1135421 A JPH1135421 A JP H1135421A JP 9208460 A JP9208460 A JP 9208460A JP 20846097 A JP20846097 A JP 20846097A JP H1135421 A JPH1135421 A JP H1135421A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗い流しやすさ及び安定性に優れた液状油性
皮膚洗浄料を提供すること。 【構成】 油性成分を50重量%以上含有する液状油性
皮膚洗浄料において、(a)HLBが5〜16の非イオン
性界面活性剤1〜30重量%と、(b)分子内に炭素数が11〜
28の疎水性基と1個の水酸基またはカルボキシル基を極
性基として有する化合物0.05〜2重量%とを含有するこ
とを特徴とする液状油性皮膚洗浄料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液状油性皮膚洗浄料
に関する。更に詳しくは、水で洗い流しやすく、安定性
が良好な液状油性皮膚洗浄料に関する。
【0002】
【従来の技術】口紅、ファンデーション、マスカラ、ア
イシャドウ等の油分を含むメイクアップ化粧料を洗い落
とすためには、油分を多く含む洗浄料を用いることが最
も洗浄効果が高く、また、液状の基剤であるほうが、他
のジェル状、クリーム状の基剤よりもメイクアップ化粧
料とのなじみが良いという利点があるため、液状の油性
皮膚洗浄料、すなわち、クレンジングオイルと呼ばれる
ものがメイクアップ化粧料を落とすための洗浄料として
多く使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、液状油性皮膚洗
浄料の欠点として、油分を多く含むために水で簡単に洗
い流すことができず、皮膚上に油分が多く残るために使
用後感が悪いという問題点がある。そのため、水で洗い
流し易くするために、油分を乳化することのできる界面
活性剤を配合することが従来から行われている。
【0004】水で洗い流しやすくするために配合する界
面活性剤としては、油分をO/W型に乳化しやすい界面
活性剤を配合することが必要であるが、このような性質
を持つHLBの高い界面活性剤そのものは油分に溶解し
にくいため、液状油性基剤に配合しても二層に分離した
り沈殿が生成したりして安定性に問題ない液状油性皮膚
洗浄料を得ることは難しい。
【0005】一方、油分に溶解しやすいHLBの低い界
面活性剤を配合した場合には、安定性においては問題な
い液状油性皮膚洗浄料を得ることができるが、このよう
なHLBの低い界面活性剤は油分を逆にW/O型に乳化
するため、水で非常に洗い流し難くなるという問題があ
る。
【0006】従って、いずれの場合も、洗い流し易さ、
安定性ともに満足する液状油性皮膚洗浄料を得ることが
できなかった。
【0007】本発明者は上述の問題点を解決するために
鋭意研究を重ねた結果、分子内に炭素数が11〜28の疎水
性基と1個の水酸基またはカルボキシル基を極性基とし
て有する化合物を配合することにより、O/W型に乳化
可能なHLBの高い界面活性剤を油性基剤中に安定に配
合できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】本発明は、水で洗い流しやすく、安定性が
良好な液状油性皮膚洗浄料を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、油
性成分を50重量%以上含有する液状油性皮膚洗浄料に
おいて、(a)HLBが5〜16の非イオン性界面活性剤1
〜30重量%と、(b)分子内に炭素数が11〜28の疎水性基
と1個の水酸基またはカルボキシル基を極性基として有
する化合物0.05〜2重量%とを含有することを特徴とす
る液状油性皮膚洗浄料を提供するものである。
【0010】また、本発明は、前記(b)に示す分子内に
炭素数が11〜28の疎水性基と1個の水酸基またはカルボ
キシル基を極性基として含有する化合物が、オレイン
酸、イソステアリン酸、オレイルアルコール、イソステ
アリルアルコール及びトコフェロールからなる群から選
ばれる1種または2種以上であることを特徴とする前記
の液状油性皮膚洗浄料を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0012】本発明で用いる油性成分としては、通常化
粧料に使用される液状油分であれば制限はなくどのよう
なものでも用いることができる。具体的には、例えば、
流動パラフィン、スクワランなどの炭化水素油、2−エ
チルヘキサン酸セチル、トリ(2−エチルヘキサン酸)
グリセリルなどの合成エステル油、ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシク
ロペンタシロキサンなどのシリコーン油、ホホバ油、マ
カデミアナッツ油などの植物油などを用いることができ
る。
【0013】本発明の液状油性皮膚洗浄料においては、
上記油性成分が、液状油性皮膚洗浄料全量の50重量%
以上配合される。
【0014】本発明に用いる非イオン性界面活性剤のH
LBは5〜16の範囲のものである。HLBが5より低
い場合は、油分がW/O型に乳化しやすく、洗い流しや
すさが得られないため好ましくない。また、HLBが1
6より高い場合は、油分に対する溶解性が非常に低く、
安定な液状製剤を得ることがむずかしく、いずれの場合
も満足な結果が得られない。
【0015】HLBが5〜16の非イオン性界面活性剤
の具体例として、以下にその化学組成とHLBの概算値
を挙げる。以下、ポリオキシエチレンはPOEと略す。
【0016】POE(5)セチルエーテル (HLB=7)、POE(5)オ
レイルエーテル (HLB=6)、POE(10)オレイルエーテル (H
LB=10)、POE(20)オレイルエーテル (POE=14)、POE(6)ス
テアリルエーテル (HLB=7)、POE(5)ノニルフェニルエー
テル (HLB=8)、POE(5)オクチルフェニルエーテル (HLB=
9)、POE(5)ラウリルエーテル (HLB=9)、POE(5)ヘキシル
デシルエーテル (POE=7)、POE(5)イソステアリルエーテ
ル (HLB=7)、POE(15)イソステアリルエーテル (HLB=1
2)、POE(10)オクチルドデシルエーテル (HLB=10)、POE
(10)デシルペンタデシルエーテル (HLB=8)、POE(10)ベ
ヘニルエーテル (HLB=9)、POE(10)デシルテトラデシル
エーテル (HLB=9)、POE(10)コレステリルエーテル (HLB
=9)、POE(8)ジラウレート (HLB=7)、POE(5)モノステア
レート (HLB=7)、POE(6)モノイソステアレート (HLB=
8)、POE(10)モノイソステアレート (HLB=11)、POE(8)ジ
イソステアレート (HLB=5)、POE(12)ジイソステアレー
ト (HLB=7)、POE(6)モノオレエート (HLB=8)、POE(10)
モノオレエート (HLB=11)、POE(3)グリセリルモノイソ
ステアレート (HLB=5)、POE(8)グリセリルモノイソステ
アレート (HLB=9)、POE(20)グリセリルトリイソステア
レート (HLB=7)、POE(8)ジオレエート (HLB=5)、POE(1
2)ジオレエート (HLB=7)、POE(20)グリセリルトリオレ
エート (HLB=7)、POE(10)硬化ヒマシ油 (HLB=6)、POE(2
0)硬化ヒマシ油モノイソステアレート (HLB=7)、POE(3
0)硬化ヒマシ油トリイソステアレート (HLB=6)、モノイ
ソステアリン酸ソルビタン (HLB=9)、モノイソステアリ
ン酸グリセリン (HLB=5)、モノステアリン酸ジグリセリ
ル (HLB=6)、ジイソステアリン酸デカグリセリル (HLB=
10)、POE(20)モノオレイン酸ソルビタン (HLB=15)等を
挙げることができる。本発明においては、これらの非イ
オン性界面活性剤の1種または2種以上を組み合わせて
使用することができる。
【0017】本発明においては、HLBが5〜16の非
イオン性界面活性剤が、液状油性皮膚洗浄料全量に対し
て1〜30重量%配合される。配合量が1重量%未満で
は、十分な水での洗しやすさが得られず、また配合量が
30重量%を超えると、沈殿や分離など安定性上の問題
が生じ、いずれも満足な結果が得られない。
【0018】本発明に用いる、分子内に炭素数が11〜28
の疎水性基と1個の水酸基またはカルボキシル基を極性
基として有する化合物としては、例えば、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン
酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ラウリルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール、バチルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、
コレステロール、α−トコフェロール、δ−トコフェロ
ール等が挙げられる。
【0019】本発明においては、これらの化合物が液状
油性皮膚洗浄料全量に対して0.05〜2重量%配合され
る。配合量が0.05重量%未満では、十分な安定性向上効
果が得られず、また、配合量が2重量%を超える量で
は、これらの化合物がHLBの非常に低い界面活性剤と
して機能し洗い流しが悪くなるため、いずれも満足な結
果が得られない。
【0020】本発明に係る液状油性皮膚洗浄料には、上
記の必須構成成分のほかに必要に応じ、本発明の効果を
損なわない範囲で、一般的に洗浄料、化粧料などに配合
される成分を配合することができる。それらの成分とし
ては、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール等
の低級アルコール類、グリセリン、1,3−ブタンジオ
ール、プロピレングリコール等の多価アルコール類、ア
ルキル硫酸エステル塩、アシルグルタミン酸塩、アシル
サルコシン塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、ア
ルキルリン酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤、N
−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ア
ルキルジメチルアミンオキサイド等の両性界面活性剤、
カチオン性界面活性剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、香料などが挙げられる。
【0021】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定される
ものではない。実施例に先立ち、各実施例及び比較例で
行った評価法を説明する。
【0022】「洗い流し易さの評価」洗い流し易さの評
価は、専門評価パネルが、実施例及び比較例のテストサ
ンプルを使用して評価した。まず、顔全体にW/O乳化
型のファンデーションを塗布し、約30分間おいて乾燥
させた。次にテストサンプルを3ml手に取り顔全体に
伸ばしてファンデーションをなじませ、その後、ぬるま
湯で洗い流した。このときの洗い流し易さを以下の基準
で評価した。 ○:ぬるぬるした感触が無く完全に洗い流せた。 △:ややぬるぬるした感触があるが、2、3回すすぐと
完全に洗い流せた。 ×:いつまでもぬるぬるしが感触がし、油っぽさが最後
まで残った。
【0023】「安定性の評価」安定性の評価は、実施例
及び比較例のテストサンプルを50mlのスクリューキ
ャップ付きの透明ガラス瓶に入れ、0℃、25℃、およ
び50℃の各温度に放置し、1ヶ月間外観状態を観察す
ることにより行い、以下の基準で評価した。 ○:各温度とも外観状態に変化が無かった。 △:0℃で微量の沈殿の生成がみられるが、25℃に戻
して静置することにより沈殿は消失し均一で正常な外観
に戻る。 ×:0℃、25℃、50℃いずれかの温度において沈殿
の生成または二層分離状態になる。
【0024】「実施例1〜12:比較例1〜11:クレ
ンジングオイル」以下の「表1」から「表4」に記載の
配合組成より成る液状油性洗浄料を常法により調製し、
その洗い流し易さ、安定性を評価した結果を示した。表
中の配合量は重量%である。
【0025】
【表1】 ----------------------------------------------------------------------- 比較例 実施例 比較例 -------------- ------------------------------ ------- 成分名 1 2 1 2 3 4 3 ----------------------------------------------------------------------- POE(12)シ゛オレエート 8% 8 8 8 8 8 8エタノール 1 1 1 1 1 1 1イソステアリン 酸 - 0.02 0.05 0.1 1 2 5 流動ハ゜ラフィン 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ----------------------------------------------------------------------- 洗い流し易さ ○ ○ ○ ○ ○ △ × 安定性 × × △ ○ ○ ○ ○ -----------------------------------------------------------------------
【0026】「表1」の実施例1〜4で明らかのよう
に、本発明の液状油性皮膚洗浄料は、比較例に比べ、洗
い流しやすさ、安定性ともに優れていた。イソステアリ
ン酸の配合量が0.05重量%未満では(比較例1及び
2)、十分な安定性向上効果が得られず、また、配合量
が2重量%を超える量では(比較例3)、洗い流しやす
さが悪くなるため、いずれも満足な結果が得られなかっ
た。
【0027】
【表2】 --------------------------------------------------------------------- 実施例 比較例 ---------------------- ----------------------------- 成分名 5 6 7 4 5 6 7 --------------------------------------------------------------------- POE(12)シ゛オレエート 8% 8 8 8 8 8 8エタノール 1 1 1 1 1 1 1オレイン 酸 0.2 - - - - - -イソステアリルアルコール - 0.2 - - - - -オレイルアルコール - - 0.2 - - - -オクチルアルコール - - - 0.2 - - -カフ゜リン 酸 - - - - 0.2 - -ク゛リセリルシ゛ステアレート - - - - - 0.2 -ク゛リセリルモノオレエート - - - - - - 0.2 流動ハ゜ラフィン 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 --------------------------------------------------------------------- 洗い流し易さ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 安定性 ○ ○ ○ × × × × ---------------------------------------------------------------------
【0028】「表2」の実施例5〜7で明らかのよう
に、本発明の液状油性皮膚洗浄料は、比較例に比べ、洗
い流しやすさ、安定性ともに優れていた。疎水性基の炭
素数が11未満の化合物(比較例4及び5)、疎水性基
の炭素数が28を超える化合物(比較例6)、極性基で
ある水酸基が2個の化合物(比較例7)を配合した場合
は、いずれも十分な安定性向上効果が得られなかった。
【0029】
【表3】 ------------------------------------------------------------------------ 比較例 実施例 比較例 ------ ------------------------------ -------- 成分名 8 8 9 10 11 9 ------------------------------------------------------------------------ POE(12)ジオレエート 0.5% 1 10 20 30 40 エタノール 0.05 0.1 0.5 1 2 3 イソステアリン酸 0.05 0.05 0.2 0.4 1 2 流動パラフィン 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ------------------------------------------------------------------------ 洗い流し易さ × △ ○ ○ ○ ○ 安定性 × ○ ○ ○ ○ × ------------------------------------------------------------------------
【0030】「表3」の実施例8〜11で明らかのよう
に、本発明の液状油性皮膚洗浄料は、比較例に比べ、洗
い流しやすさ、安定性ともに優れていた。非イオン性界
面活性剤の配合量が1重量%未満では(比較例8)、十
分な水での洗い流しやすさが得られず、また、配合量が
30重量%を超えると(比較例9)安定性上の問題があ
り、いずれも満足な結果が得られなかった。
【0031】
【表4】 --------------------------------------------------------------- 実施例 比較例 ------ --------------- 成分名 12 10 11 --------------------------------------------------------------- POE(10)オレイルエーテル (HLB=10) 10% - - POE(3)オレイルエーテル (HLB=4) - 10 - POE(50)オレイルエーテル (HLB=18) - - 10 エタノール 1 1 1 イソステアリン酸 0.2 0.2 0.2 流動パラフィン 残余 残余 残余 --------------------------------------------------------------- 洗い流し易さ ○ × ○ 安定性 ○ ○ × ---------------------------------------------------------------
【0032】「表4」の実施例12で明らかのように、
本発明の液状油性皮膚洗浄料は、比較例に比べ、洗い流
しやすさ、安定性ともに優れていた。HLBが5より低
い非イオン性界面活性剤を配合した場合は(比較例1
0)洗い流しやすさが悪く、また、HLBが16より高
い非イオン性界面活性剤を配合した場合は(比較例1
1)安定性が悪く、いずれの場合も満足な結果が得られ
なかった。
【0033】 「実施例13:クレンジングオイル」 (1) ポリオキシエチレン(5)オレイルエーテル 5重量% (2) 2−エチルヘキサン酸セチル 30 (3) デカメチルシクロペンタシロキサン 10 (4) オレイルアルコール 0.1 (5) エタノール 0.5 (6) 香料 適量 (7) 流動パラフィン 残余 製法 (1)から(7)の各成分を混合溶解し、液状油性洗浄料を得
た。洗い流し易さ、安定性いずれも評価は、前記の基準
の○の結果が得られた。
【0034】 「実施例14:クレンジングオイル」 (1) ポリオキシエチレン(10)ジイソステアレート 10重量% (2) ポリオキシエチレン(10)モノイソステアレート 5 (3) イソステアリン酸 0.5 (4) エタノール 1 (5) 精製水 1 (6) トリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリル 20 (7) メチルフェニルポリシロキサン 10 (8) 香料 適量 (9) 流動パラフィン 残余 製法 実施例13に準ずる。洗い流し易さ、安定性いずれも評
価は、前記の基準の○の結果が得られた。
【0035】 「実施例15:クレンジングオイル」 (1) ポリオキシエチレン(20)グリセリルトリイソステアレート 5重量% (2) ポリオキシエチレン(8)モノイソステアレート 5 (3) テトラ(2−エチルヘキサン酸)ペンタエリスリトール 20 (4) ミリスチン酸2−エチルヘキシル 10 (5) ポリジメチルシロキサン 10 (6) 精製水 0.5 (7) δ−トコフェロール 0.2 (8) 流動パラフィン 残余 製法 実施例13に準ずる。洗い流し易さ、安定性いずれも評
価は、前記の基準の○の結果が得られた。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、洗い流しやすさに優れ
ていると同時に安定性にも優れている液状油性皮膚洗浄
料を提供出来る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油性成分を50重量%以上含有する液状
    油性皮膚洗浄料において、(a)HLBが5〜16の非イ
    オン性界面活性剤1〜30重量%と、(b)分子内に炭素数が
    11〜28の疎水性基と1個の水酸基またはカルボキシル基
    を極性基として有する化合物0.05〜2重量%とを含有す
    ることを特徴とする液状油性皮膚洗浄料。
  2. 【請求項2】 前記(b)に示す分子内に炭素数が11〜28
    の疎水性基と1個の水酸基またはカルボキシル基を極性
    基として有する化合物が、オレイン酸、イソステアリン
    酸、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール及
    びトコフェロールからなる群から選ばれる1種または2
    種以上であることを特徴とする請求項1記載の液状油性
    皮膚洗浄料。
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