JPH0940522A - ゲル状組成物 - Google Patents

ゲル状組成物

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JPH0940522A JP21272495A JP21272495A JPH0940522A JP H0940522 A JPH0940522 A JP H0940522A JP 21272495 A JP21272495 A JP 21272495A JP 21272495 A JP21272495 A JP 21272495A JP H0940522 A JPH0940522 A JP H0940522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用感が良好であり、経日において保存安定性
に優れたゲル状組成物を提供する。 【解決手段】 次の成分(A)〜(C)を配合すること
を特徴とするゲル状組成物。(A)共重合成分として、
下記一般式(1)で表される長鎖アルキルアクリレート
モノマー1〜50重量%と、 【化1】 (但し、Rは炭素数10〜30のアルキル基であり、
R’は水素またはメチル基である。)オレフィン性不飽
和カルボン酸モノマー99〜50重量%とを含むモノマ
ー混合物からの重合体 (B)HLB10以上の非イオン型界面活性剤 (C)最終組成物に対して40〜85重量%の液状油

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲル状組成物に関
し、詳細には塗布時にのびが良く、優れた使用感を有
し、更に経日において保存安定性に優れた、特に皮膚又
は頭髪外用剤に好適なゲル状組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ゲル状組成物の界面活性剤として、アルキル硫酸塩,ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩及び
α−オレフィンスルホン酸塩などのアニオン界面活性剤
が広く使われている。しかし、これらアニオン界面活性
剤は、程度の差はあるがいずれも皮膚刺激を誘発すると
いう欠点を有している。
【0003】また従来よりゲル状組成物には、一般的に
マイクロエマルジョンがあるが、界面活性剤を多量に使
用する為、皮膚に刺激を与えるという問題があった。こ
れらの解決方法として、特公平1−53845号公報
で、親水性非イオン界面活性剤と水酸基含有水溶性成分
と油成分とを配合した液晶型油性化粧料が提案されてい
る。しかしながら、経日後の保存安定性は優れるが、使
用時にゲルの弾性及びねばり感が強く、使用しにくいと
いう欠点を有している。
【0004】そこで本発明者は上記の事情に鑑み、鋭意
研究した結果、 (A)共重合成分として、特定の長鎖アルキルアクリレ
ートモノマーと、オレフィン性不飽和カルボン酸モノマ
ーとを特定量で含むモノマー混合物からの重合体 (B)HLB10以上の非イオン型界面活性剤 (C)特定配合量の液状油 とを配合することを特徴とするゲル状組成物は、塗布時
にのびが良く、優れた使用感を有し、更に経日において
保存安定性に優れたゲル状組成物となることを見出し、
本発明に至った。
【0005】即ち、本発明は塗布時にのびが良く、ねば
りが少なく、糸を引かず、扱いやすいという優れた使用
感を有し、更に経日において保存安定性にも優れた、ゲ
ル状組成物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する、請
求項1に示す本発明は、次の成分(A)〜(C)を配合
することを特徴とするゲル状組成物である。 (A)共重合成分として、下記一般式(1)で表される
長鎖アルキルアクリレートモノマー1〜50重量%と、
【0007】
【化2】 (但し、Rは炭素数10〜30のアルキル基であり、
R’は水素またはメチル基である。)オレフィン性不飽
和カルボン酸モノマー99〜50重量%とを含むモノマ
ー混合物からの重合体 (B)HLB10以上の非イオン型界面活性剤 (C)最終組成物に対して40〜85重量%の液状油
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を詳述する。
【0009】本発明に使用する長鎖アルキルアクリレー
トモノマーとしては、例えばデシルアクリレート、ラウ
リルアクリレート、パルミチルアクリレート、ステアリ
ルアクリレート、ベヘニルアクリレート等の炭素数10
〜30のアルキルアクリレート、好ましくは炭素数12
〜22のアルキルアクリレートそして相当するメタクリ
レートの群から選ばれる1種以上のモノマーであり、ま
た、オレフィン性不飽和カルボン酸モノマーとしては、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、α−クロロ−アクリ
ル酸、α−フェニルアクリル酸、ソルビン酸、ケイ皮
酸、マレイン酸、フマル酸、または、無水マレイン酸等
のオレフィン系の二重結合および少なくとも1つのカル
ボキシル基を含む重合性化合物の群から選ばれる1種以
上のモノマーであり、好ましくは入手しやすく優れた重
合能力を持つアクリル酸が挙げられる。長鎖アルキルア
クリレートとオレフィン性不飽和カルボン酸モノマーと
からの共重合体としては、上記の必須成分である長鎖ア
ルキルアクリレートとオレフィン性不飽和カルボン酸モ
ノマーの両モノマー以外に、好ましくは、共重合体の特
性を調整するために、メチレンビスアクリルアミド、ア
リルアクリレート、メタリルメタクリレート、ジビニル
エーテル、アリルショ糖、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレ
ート、グリセリルトリアクリレート等のオレフィン性多
官能性モノマーを配合して重合した架橋構造をもつ共重
合体を本発明で使用することができる。該オレフィン系
多官能性モノマーの配合量としては、長鎖アルキルアク
リレートモノマーとアクリル酸系ポリマーとの総量に対
して約0.01〜約4重量%が好ましく、更に好ましく
は0.2〜1.0重量%である。これら上記の共重合体
は、例えば特開昭51−6190号公報、特開平2−3
9312号公報等に記載された方法で製造することがで
きる。製造される共重合体の平均分子量としては約50
0,000〜5,000,000のものが好ましい。ま
たこれら共重合体の具体的例としては、ペミュレン(P
EMULEN)、カーボポール1342(いずれもB.
F.グッドリッチケミカル社製)の商品名で市販されて
いる。尚、本願発明における上記共重合体の配合量とし
ては、組成物全量に対して0.01〜5.0重量%が好
ましい。この範囲であると好ましいゲル状組成物が得ら
れ、0.01重量%未満の場合、ゲル状組成物の安定性
が乏しい傾向があり、5.0重量%を超えると、使用時
にねばりが大きく、糸をひき、扱いにくい場合がある。
【0010】本発明に於ける長鎖アルキルアクリレート
/オレフィン性不飽和カルボン共重合体の中和剤として
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金
属水酸化物、リジン、アルギニン、ヒスチジン、オルニ
チン等の塩基性アミノ酸、トリエタノールアミン、2−
アミノ−2−メチル−1−プロパノール、トリス(ヒド
ロキシメチル)アミノメタン、2−ヒドロキシプロピル
エチレンジアミン、ジイソプロパノールアミン等の有機
アミン、塩基性ポリペプチド等が挙げられ、適宜使用し
てもかまわない。
【0011】本発明で(B)成分として使用されるHL
B値が10以上の非イオン型界面活性剤としては、例え
ば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸
エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルの酸化
エチレン誘導体、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、グリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン誘
導体、ポリグリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン誘
導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンピログルタミン酸エステル、ポリオキシエチレングリ
セリンピログルタミン酸エステル等のポリオキシアルキ
レン型ノニオン界面活性剤、ショ糖脂肪酸エステル類、
アルキルグルコシド類、ポリグリセリン脂肪酸エステル
類、脂肪酸アルキロールアミド類等が挙げられる。これ
らは、アルキル基、フェニル基、脂肪酸残基等の疎水基
の炭素数が8〜36のノニオン型界面活性剤である。
【0012】より具体的には、ポリオキシエチレン(3
0)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、ポリオキシエ
チレン(15)デシルテトラデシルエーテル、ポリオキ
シエチレン(20)デシルテトラデシルエーテル、ポリ
オキシエチレン(25)デシルテトラデシルエーテル、
ポリオキシエチレン(10)ヘキシルデシルエーテル、
ポリオキシエチレン(15)ヘキシルデシルエーテル、
ポリオキシエチレン(20)ヘキシルデシルエーテル、
ポリオキシエチレン(25)ヘキシルデシルエーテル、
ポリオキシエチレン(10)オクチルドデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(16)オクチルドデシルエー
テル、ポリオキシエチレン(20)オクチルドデシルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(25)オクチルドデシル
エーテル、ポリオキシエチレン(15)グリセリルモノ
イソステアレート、ポリオキシエチレン(30)グリセ
リルモノイソステアレート、ポリオキシエチレン(3
0)グリセリルトリイソステアレート、ポリオキシエチ
レン(40)グリセリルトリイソステアレート、ポリオ
キシエチレン(30)トリメチロールプロパントリミリ
ステート、ポリオキシエチレン(6)ソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
ラウレート、ポリオキシエチレン(20)モノステアレ
ート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレ
ート、ポリオキシエチレン(30)ソルビトールテトラ
オレート、ポリオキシエチレン(40)ソルビトールテ
トラオレート、ポリオキシエチレン(10)セチルエー
テル、ポリオキシエチレン(15)セチルエーテル、ポ
リオキシエチレン(20)セチルエーテル、ポリオキシ
エチレン(25)セチルエーテル、ポリオキシエチレン
(10)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(1
5)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(20)オ
レイルエーテル、ポリオキシエチレン(25)オレイル
エーテル、ポリオキシエチレン(10)ノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン(10)ノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン(15)ノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン(20)ノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン(25)ノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン(20)コレステリルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(30)コレステリルエー
テル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(1:1型)、
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(1:2型)、ラウリ
ン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノール
アミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノー
ルアミド等が挙げられる。
【0013】これらの(B)成分は、一種又は二種以上
を組み合わせて使用される。非イオン界面活性剤の配合
量は、最終組成物の重量に対して好ましくは1.0〜3
0.0重量%、更に好ましくは2.0〜15.0重量%
配合される。最終組成物の重量に対して1重量%未満の
場合、ゲルを形成しにくく、また30重量%を超える場
合は、使用感が悪くなる傾向がある。
【0014】本発明で(C)成分として使用される液状
油には、エチレングリコールジオクチルエーテル等のジ
エーテル類、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブ
チル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、オ
レイン酸オレイル等のモノエステル類、イソステアリル
アルコール、オクチルドデカノール、オレイルアルコー
ル等の高級アルコール類、セバシン酸ジ−2−エチルヘ
キシル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、ジデカン
酸プロピレングリコール等のジエステル類、トリ−2−
エチルヘキサン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサ
ン酸メチロールプロパン、トリ(カプリル・カプリン
酸)グリセリル等のトリエステル類、流動パラフィン、
スクワレン、スクワラン等の炭化水素類、ホホバ油、オ
リーブ油、アボガド油、アマニ油、ククイナッツ油、グ
レープシード油、サフラワー油、マカデミアナッツ油、
ローズヒップ油等の植物油等が挙げられる。
【0015】本発明で使用される液状油の配合量は、最
終組成物の重量に対して40〜85重量%であり、好ま
しくは50〜85重量%、更に好ましくは60〜80重
量%配合する。最終組成物の重量に対して40重量%よ
り少ない場合は、ゲルを形成しなかったり、保存安定性
が不十分となり、85重量%を超える場合は、ゲルの保
存安定性が不十分であるとともに、使用感が悪くなる。
【0016】本発明のゲル状組成物には、上述した成分
を必須の構成成分とするが、当該組成物には、本発明の
目的を達成する範囲で、他の成分を適宜配合することが
出来る。
【0017】即ち、アルキルアミドプロピルベタイン等
の両性界面活性剤、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性高分子、カ
チオン性高分子〔ポリマーJR(ユニオンカーバイドコ
ーポレーション社製)、ポリコートNH(ヘンケル社
製)、マーコート550(メルク社)、ガフカット75
5N(GAF社製)等〕、ジンクピリチオンやオクトピ
ロックス等の抗フケ剤、トリクロサンやトリクロロカル
バン等の殺菌剤、グリセリン、1,3ブチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ソルビット、ソルビタン、マルト
ース、トレハロース、マルビット等の保湿剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、有機および無機粉体、クエン酸等の
PH調整剤、色素及び香料等を配合することができる。
【0018】本発明のゲル状組成物は、その剤型につい
て特に制限なく、シャンプー、ボディシャンプー、洗顔
料、軟膏等の皮膚又は頭髪外用剤に適用される。中でも
本発明のゲル状という形態を最大限に効果的に利用する
上から、メイク落とし用洗顔料が最も好ましい。
【0019】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明する。なお、効果の測定は以下の評価試験法によっ
た。
【0020】(実用試験:使用感)女子20人(専門パ
ネラー)が、試料を1週間連続使用し、使用感について
下記評価基準で評価を行った。 評価記号 評価基準 ◎:『ねばりが少なく、糸を引かず、のびが良く、扱い易い』と答えた人が 18人以上の場合 ○:『ねばりが少なく、糸を引かず、のびが良く、扱い易い』と答えた人が 14〜17人の場合 △:『ねばりが少なく、糸を引かず、のびが良く、扱い易い』と答えた人が 8〜13人の場合 ×:『ねばりが少なく、糸を引かず、のびが良く、扱い易い』と答えた人が 7人以下の場合
【0021】(保存安定性試験)試料を温度45℃の恒
温室に放置し、ゲル状外観の保持される日数を観察し
た。尚、観察は肉眼にて行い判定した。
【0022】実施例1、比較例1〜4 表1に示す、メイク落とし用組成物を次の方法により調
整し、実施例および比較例の組成物を得た。製造方法と
しては、表1中の各成分を80℃で加熱溶解混合する。
これを30℃まで攪拌冷却して、各メイク落とし用組成
物を調整した。これを試料として上記評価試験を行い、
表1にその結果を示した。
【0023】
【表1】
【0024】本発明の成分を用いたメイク落とし用ゲル
状組成物の実施例1では、いずれも優れた性能を示して
いるとともにメイク落としの効果にも優れていた。一
方、必須成分である、長鎖アルキルアクリレート/アク
リル酸共重合体、非イオン界面活性剤を配合しない比較
例1、2は、製造直後からゲル状形態を保持し得なかっ
た。又、最終組成物の重量に対して40重量%以上の液
状油を欠いていた比較例3、4は、実用試験結果(使用
感)及び保存安定性結果に於いて不十分であり、本発明
の目的を達成出来なかった。
【0025】実施例2、比較例5〜6 本発明の成分を用いた、クレンジング用組成物を、表2
に示した組成で実施例1に準じて調整し、各クレンジン
グ用ゲル状組成物を得た。前記の試験方法にて評価した
結果を、併せて表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】比較例5のクレンジング用ゲル状組成物
は、非イオン界面活性剤のHLB値が10未満の非イオ
ン界面活性剤を用いたことにより、保存安定性が劣る傾
向にある。また、比較例6の場合は、液状油が多すぎる
ためにゲル化せず、使用感も悪く保存安定性も劣る傾向
がある。
【0028】実施例3 本発明の成分を用いた、表3のゲル状シャンプー組成物
を通常の方法で調整し、前記の方法にて評価した。いず
れの項目も実施例1と同様に、優れた評価であった。
【0029】
【表3】
【0030】実施例4 本発明の成分を用いた、表4のゲル状ボディ洗浄剤組成
物を通常の方法で調整し、前記の方法にて評価した。い
ずれの項目も実施例1と同様に優れた評価であった。
【0031】
【表4】
【0032】実施例5 本発明の成分を用いた、表4のゲル状クレンジング剤組
成物を通常の方法で調整し、前記の方法にて評価した。
いずれの項目も実施例1と同様に、優れた評価であっ
た。
【0033】
【表5】
【0034】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明が使用感が良
好であり、経日において保存安定性に優れたゲル組成物
を提供することは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/04 C08K 5/04 C08L 33/02 LHR C08L 33/02 LHR 33/06 LHW 33/06 LHW C11D 1/66 C11D 1/66 1/72 1/72 1/74 1/74 3/37 3/37

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)〜(C)を配合すること
    を特徴とするゲル状組成物。 (A)共重合成分として、下記一般式(1)で表される
    長鎖アルキルアクリレートモノマー1〜50重量%と、 【化1】 (但し、Rは炭素数10〜30のアルキル基であり、
    R’は水素またはメチル基である。)オレフィン性不飽
    和カルボン酸モノマー99〜50重量%とを含むモノマ
    ー混合物からの重合体 (B)HLB10以上の非イオン型界面活性剤 (C)最終組成物に対して40〜85重量%の液状油
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