JPH11193214A - クレンジング化粧料 - Google Patents
クレンジング化粧料Info
- Publication number
- JPH11193214A JPH11193214A JP36766597A JP36766597A JPH11193214A JP H11193214 A JPH11193214 A JP H11193214A JP 36766597 A JP36766597 A JP 36766597A JP 36766597 A JP36766597 A JP 36766597A JP H11193214 A JPH11193214 A JP H11193214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleansing
- polymer
- water
- surfactant
- cosmetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】みずみずしく、さっぱりとした使用感を有しな
がら、メイク汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対し
て優れたクレンジング効果を有するクレンジング化粧料
を提供する。 【解決手段】次の成分(A)〜(B); (A)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 5〜
40重量%、(B)アニオン性界面活性剤、ノニオン性
界面活性剤、両性界面活性剤から選ばれる一種又は二種
以上 0.1〜20重量%を含有することを特徴とする
クレンジング化粧料。
がら、メイク汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対し
て優れたクレンジング効果を有するクレンジング化粧料
を提供する。 【解決手段】次の成分(A)〜(B); (A)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 5〜
40重量%、(B)アニオン性界面活性剤、ノニオン性
界面活性剤、両性界面活性剤から選ばれる一種又は二種
以上 0.1〜20重量%を含有することを特徴とする
クレンジング化粧料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクレンジング化粧料
に関し、さらに詳細には、みずみずしく、さっぱりとし
た良好な使用感を有し、且つ、油汚れとのなじみが良
く、汚れ除去効果に優れたクレンジング化粧料に関す
る。
に関し、さらに詳細には、みずみずしく、さっぱりとし
た良好な使用感を有し、且つ、油汚れとのなじみが良
く、汚れ除去効果に優れたクレンジング化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚上の皮脂汚れやメイクアップ
化粧料を除去するクレンジング化粧料としては、液状油
等を主成分とする油性クレンジング化粧料、クリームや
乳液タイプの乳化型クレンジング化粧料、水性成分や水
溶性高分子を主成分とする水性クレンジング化粧料等が
用いられてきた。
化粧料を除去するクレンジング化粧料としては、液状油
等を主成分とする油性クレンジング化粧料、クリームや
乳液タイプの乳化型クレンジング化粧料、水性成分や水
溶性高分子を主成分とする水性クレンジング化粧料等が
用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、油性ク
レンジング化粧料や乳化クレンジング化粧料は、油性成
分を多量に配合するため油汚れとのなじみが良く、汚れ
除去効果に優れる反面、拭き取り後又は洗い流し後に油
性成分が肌に残存してべたつき感を生じ、さっぱりとし
た使用感を得ることができないという欠点を有してい
た。
レンジング化粧料や乳化クレンジング化粧料は、油性成
分を多量に配合するため油汚れとのなじみが良く、汚れ
除去効果に優れる反面、拭き取り後又は洗い流し後に油
性成分が肌に残存してべたつき感を生じ、さっぱりとし
た使用感を得ることができないという欠点を有してい
た。
【0004】一方、水性クレンジング化粧料は、油性成
分をほとんど含有していないので使用中の感触がみずみ
ずしく、さっぱりした使用感を有するが、油汚れとのな
じみが悪く、汚れ除去効果が充分でないという欠点があ
った。従って、良好な使用感と優れた汚れ除去効果を兼
ね備えたクレンジング化粧料の開発が望まれていた。
分をほとんど含有していないので使用中の感触がみずみ
ずしく、さっぱりした使用感を有するが、油汚れとのな
じみが悪く、汚れ除去効果が充分でないという欠点があ
った。従って、良好な使用感と優れた汚れ除去効果を兼
ね備えたクレンジング化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記実情に鑑み、本発明
者は鋭意研究を重ねた結果、部分架橋型オルガノポリシ
ロキサン重合物と特定成分とを特定量含有することによ
り、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有しなが
ら、汚れ除去効果に優れたクレンジング化粧料が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち
本発明は、次の成分(A)〜(B); (A)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 5〜
40重量% (B)アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上 0.1
〜20重量%を含有することを特徴とするクレンジング
化粧料である。以下、詳述する。
者は鋭意研究を重ねた結果、部分架橋型オルガノポリシ
ロキサン重合物と特定成分とを特定量含有することによ
り、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有しなが
ら、汚れ除去効果に優れたクレンジング化粧料が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち
本発明は、次の成分(A)〜(B); (A)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 5〜
40重量% (B)アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上 0.1
〜20重量%を含有することを特徴とするクレンジング
化粧料である。以下、詳述する。
【0006】
【発明の実施の形態】成分(A)の部分架橋型オルガノ
ポリシロキサン重合物は、ベンゼンに不溶であるが、自
重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を
有するシリコーン重合物と、低粘度シリコーン油とから
なるもので、シリコーン重合構造物に低粘度シリコーン
油が混和されているものであり、特公平8−6035号
公報に記載されているものが好適に用いられる。
ポリシロキサン重合物は、ベンゼンに不溶であるが、自
重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を
有するシリコーン重合物と、低粘度シリコーン油とから
なるもので、シリコーン重合構造物に低粘度シリコーン
油が混和されているものであり、特公平8−6035号
公報に記載されているものが好適に用いられる。
【0007】すなわち、係るベンゼンに不溶で、自重と
同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を有す
るシリコーン重合物は、オルガノポリシロキサンを架橋
結合させて得られる重合物であり、一部に三次元架橋構
造を有し、R2SiO単位及びRSi01.5単位よりな
り、R3SiO0.5単位及び/又はSiO2単位を含んで
いても良い。シリコーン重合物におけるR2SiO単位
とRSiO1.5単位の比率は、シリコーン重合物全体の
分子量による影響も大きく、厳密には限定し難いが、1
〜30:1の割合であるものが好ましい。
同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を有す
るシリコーン重合物は、オルガノポリシロキサンを架橋
結合させて得られる重合物であり、一部に三次元架橋構
造を有し、R2SiO単位及びRSi01.5単位よりな
り、R3SiO0.5単位及び/又はSiO2単位を含んで
いても良い。シリコーン重合物におけるR2SiO単位
とRSiO1.5単位の比率は、シリコーン重合物全体の
分子量による影響も大きく、厳密には限定し難いが、1
〜30:1の割合であるものが好ましい。
【0008】前記した構成単位のRは、水素原子、メチ
ル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル
基、トリル基等のアリール基、及びビニル基等の脂肪族
不飽和基等が例示され、同種又は異なった種類であって
も良い。係るシリコーン重合物は、特公平8−6035
号公報に記載された方法で製造することができる。
ル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル
基、トリル基等のアリール基、及びビニル基等の脂肪族
不飽和基等が例示され、同種又は異なった種類であって
も良い。係るシリコーン重合物は、特公平8−6035
号公報に記載された方法で製造することができる。
【0009】一方、低粘度シリコーン油は、粘度50c
s以下のものが好適に使用し得る。具体的には、低重合
度鎖状のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、環状のオクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が例示され、
必要に応じてこれらの一種又は二種以上を適宜選択して
用いることができる。
s以下のものが好適に使用し得る。具体的には、低重合
度鎖状のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、環状のオクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が例示され、
必要に応じてこれらの一種又は二種以上を適宜選択して
用いることができる。
【0010】成分(A)の部分架橋型オルガノポリシロ
キサン重合物は、前述のシリコーン重合物と低粘度シリ
コーン油とを充分混練等し、膨潤させることで容易に調
製することができる。この場合、シリコーン重合物と低
粘度シリコーン油との混合割合は、好ましくは重量比で
5:95〜30:70、より好ましくは10:90〜2
5:75である。市販品としては、例えば、KSG1
5、KSG16、KSG17、KSG18(いずれも信
越化学工業社製)等が挙げられる。
キサン重合物は、前述のシリコーン重合物と低粘度シリ
コーン油とを充分混練等し、膨潤させることで容易に調
製することができる。この場合、シリコーン重合物と低
粘度シリコーン油との混合割合は、好ましくは重量比で
5:95〜30:70、より好ましくは10:90〜2
5:75である。市販品としては、例えば、KSG1
5、KSG16、KSG17、KSG18(いずれも信
越化学工業社製)等が挙げられる。
【0011】本発明のクレンジング化粧料における部分
架橋型オルガノポリシロキサン重合物の含有量は5〜4
0重量%(以下、単に「%」と記す)であり、より好ま
しくは、10〜30%である。配合量が5%未満である
と、良好な汚れ除去効果が得られず、また、40%を超
えて配合すると、みずみずしく、さっぱりとした感触が
得られない。
架橋型オルガノポリシロキサン重合物の含有量は5〜4
0重量%(以下、単に「%」と記す)であり、より好ま
しくは、10〜30%である。配合量が5%未満である
と、良好な汚れ除去効果が得られず、また、40%を超
えて配合すると、みずみずしく、さっぱりとした感触が
得られない。
【0012】(B)成分は、アニオン性界面活性剤、ノ
ニオン性界面活性剤、両性界面活性剤から選ばれる一種
又は二種以上の界面活性剤である。アニオン性界面活性
剤としては、例えば、N−アシルアミノ酸塩、アルキル
エーテルカルボン酸塩、N−アシルタウリン塩、スルホ
ン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸塩、高級脂肪酸塩等が挙げられる。
ニオン性界面活性剤、両性界面活性剤から選ばれる一種
又は二種以上の界面活性剤である。アニオン性界面活性
剤としては、例えば、N−アシルアミノ酸塩、アルキル
エーテルカルボン酸塩、N−アシルタウリン塩、スルホ
ン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸塩、高級脂肪酸塩等が挙げられる。
【0013】ノニオン性界面活性剤としては、例えば、
プロピレングリコール高級脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレングリコール高級脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油、ソルビタン高級脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステル、シ
ョ糖高級脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンアルキルエーテル、高級脂肪酸エタノールアミド、
ポリエーテル変性シリコーン、アルキル・ポリエーテル
共変性シリコーン等が挙げられる。
プロピレングリコール高級脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレングリコール高級脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油、ソルビタン高級脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステル、シ
ョ糖高級脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンアルキルエーテル、高級脂肪酸エタノールアミド、
ポリエーテル変性シリコーン、アルキル・ポリエーテル
共変性シリコーン等が挙げられる。
【0014】両性界面活性剤としては、例えば、イミダ
ゾリン型ベタイン、酢酸ベタイン等が挙げられる。
ゾリン型ベタイン、酢酸ベタイン等が挙げられる。
【0015】これらの界面活性剤の一種又は二種以上を
適宜配合して用いることができるが、より好ましくは、
高級脂肪酸エタノールアミドである。高級脂肪酸として
は、ラウリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸等が挙げ
られ、モノエタノールアミド、ジエタノールアミドのい
ずれも使用することができる。また、ポリオキシエチレ
ンが付加しているものでも良い。
適宜配合して用いることができるが、より好ましくは、
高級脂肪酸エタノールアミドである。高級脂肪酸として
は、ラウリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸等が挙げ
られ、モノエタノールアミド、ジエタノールアミドのい
ずれも使用することができる。また、ポリオキシエチレ
ンが付加しているものでも良い。
【0016】本発明のクレンジング化粧料における界面
活性剤の含有量は0.1〜20%であり、より好ましく
は、1〜10%である。配合量が0.1%未満である
と、良好な汚れ除去効果が得られず、また、20%を超
えて配合すると、さっぱりとした感触が得られず、使用
後に肌上に界面活性剤が残存する場合があり好ましくな
い。
活性剤の含有量は0.1〜20%であり、より好ましく
は、1〜10%である。配合量が0.1%未満である
と、良好な汚れ除去効果が得られず、また、20%を超
えて配合すると、さっぱりとした感触が得られず、使用
後に肌上に界面活性剤が残存する場合があり好ましくな
い。
【0017】本発明のクレンジング化粧料は、上記必須
成分に加え、さらに、成分(C)として、水溶性高分
子、水膨潤性粘土鉱物、無水ケイ酸から選ばれる一種又
は二種以上を配合することにより、適度な粘度を有し、
使用性がより良好なものとなる。
成分に加え、さらに、成分(C)として、水溶性高分
子、水膨潤性粘土鉱物、無水ケイ酸から選ばれる一種又
は二種以上を配合することにより、適度な粘度を有し、
使用性がより良好なものとなる。
【0018】水溶性高分子としては、例えば、カルボキ
シビニルポリマー、アクリル酸メタクリル酸アルキル共
重合体、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシエチルセルロース、キサンタンガム、カラギ
ーナン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、
クインスシード、アルギン酸塩等が挙げられ、これらの
一種又は二種以上を適宜配合することができる。これら
の中でも、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタ
クリル酸アルキル共重合体、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロースが好ましい。水溶性高分子の配合
量は、0.1〜2%が好ましい。
シビニルポリマー、アクリル酸メタクリル酸アルキル共
重合体、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシエチルセルロース、キサンタンガム、カラギ
ーナン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、
クインスシード、アルギン酸塩等が挙げられ、これらの
一種又は二種以上を適宜配合することができる。これら
の中でも、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタ
クリル酸アルキル共重合体、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロースが好ましい。水溶性高分子の配合
量は、0.1〜2%が好ましい。
【0019】水膨潤性粘土鉱物としては、例えば、ベン
トナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、スメクタ
イト、合成スメクタイト、水膨潤性合成雲母等が挙げら
れ、これらの一種又は二種以上を適宜配合することがで
きる。これらの中でも、ベントナイト、スメクタイト、
合成スメクタイトが好ましい。水膨潤性粘土鉱物の配合
量は、0.1〜5%が好ましい。
トナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、スメクタ
イト、合成スメクタイト、水膨潤性合成雲母等が挙げら
れ、これらの一種又は二種以上を適宜配合することがで
きる。これらの中でも、ベントナイト、スメクタイト、
合成スメクタイトが好ましい。水膨潤性粘土鉱物の配合
量は、0.1〜5%が好ましい。
【0020】無水ケイ酸としては、例えば、エロジール
シリーズ(日本アエロジール社製)等の市販品を配合す
ることができる。無水ケイ酸の配合量は、1〜10%が
好ましい。
シリーズ(日本アエロジール社製)等の市販品を配合す
ることができる。無水ケイ酸の配合量は、1〜10%が
好ましい。
【0021】本発明のクレンジング化粧料は、拭き取り
用、洗い流し用のいずれにも使用することができる。
用、洗い流し用のいずれにも使用することができる。
【0022】本発明のクレンジング化粧料は、上記必須
成分に加え、一般に化粧料に配合される成分、例えば、
油剤、多価アルコール、低級アルコール、粉体、防腐
剤、色素、香料、美容成分、保湿剤等を本発明の効果を
損なわない範囲で使用することができる。
成分に加え、一般に化粧料に配合される成分、例えば、
油剤、多価アルコール、低級アルコール、粉体、防腐
剤、色素、香料、美容成分、保湿剤等を本発明の効果を
損なわない範囲で使用することができる。
【0023】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
明するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
【0024】実施例1〜6及び比較例1〜4 クレンジ
ング化粧料 下記表1及び表2に示す組成のクレンジング化粧料を製
造し、クレンジング効果及び使用感について評価した。
ング化粧料 下記表1及び表2に示す組成のクレンジング化粧料を製
造し、クレンジング効果及び使用感について評価した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】(製造方法) A:成分2〜7を均一に混合する。 B:成分8〜10を均一に混合し、Aに添加混合する。 C:Bに成分1を添加して均一に混合し、クレンジング
化粧料を得た。
化粧料を得た。
【0028】(評価方法)女性15名の専門評価パネル
を対象として、上記クレンジング化粧料を適量手に取
り、ファンデーションを塗布した顔面に良くなじませた
後、コットンにて拭き取り、クレンジング効果(メイク
汚れとのなじみ、汚れ除去効果)並びに使用感(使用中
のみずみずしさ、水で洗い流した後のさっぱり感)につ
いて評価した。評価は、下記基準より5段階評価にて行
い、さらにその平均点により判定した。 [評価][内容] 5点:非常に良好。 4点:良好。 3点:普通。 2点:やや不良。 1点:不良。 [判定] ◎:平均点4.5点以上 ○:平均点3.5点以上4.5点未満 △:平均点2.5点以上3.5点未満 ×:平均点2.5点未満 得られた結果を、表1及び表2に併せて示す。
を対象として、上記クレンジング化粧料を適量手に取
り、ファンデーションを塗布した顔面に良くなじませた
後、コットンにて拭き取り、クレンジング効果(メイク
汚れとのなじみ、汚れ除去効果)並びに使用感(使用中
のみずみずしさ、水で洗い流した後のさっぱり感)につ
いて評価した。評価は、下記基準より5段階評価にて行
い、さらにその平均点により判定した。 [評価][内容] 5点:非常に良好。 4点:良好。 3点:普通。 2点:やや不良。 1点:不良。 [判定] ◎:平均点4.5点以上 ○:平均点3.5点以上4.5点未満 △:平均点2.5点以上3.5点未満 ×:平均点2.5点未満 得られた結果を、表1及び表2に併せて示す。
【0029】表1及び表2の結果から明らかなように、
本発明に係わる実施例1〜6は、クレンジング効果並び
に使用感のいずれをも満足するものであった。それに対
し、比較例では全ての項目を満足し得るものは得られな
かった。
本発明に係わる実施例1〜6は、クレンジング効果並び
に使用感のいずれをも満足するものであった。それに対
し、比較例では全ての項目を満足し得るものは得られな
かった。
【0030】 実施例6 クレンジング化粧料 (成分) (%) 1.アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体(注1) 0.2 2.カルボキシビニルポリマー 0.1 3.水酸化ナトリウム 0.06 4.1,3−ブチレングリコール 15.0 5.グリセリン 5.0 6.精製水 残量 7.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 8.防腐剤 適量 9.香料 適量 10.KSG17(注2) 15.0 (注1)ペミュレンTRー1(Goodrich社製) (注2)架橋型メチルポリシロキサンのオクタメチルシクロテトラシロキサン配 合物(信越化学工業社製)
【0031】(製造方法) A:成分1〜6を均一に混合する。 B:成分7〜9を均一に混合溶解し、Aに添加混合す
る。 C:成分10をBに添加し、均一に混合する。 以上にようにして得られたクレンジング化粧料は、みず
みずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイク
汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたクレ
ンジング効果を与えるものであった。
る。 C:成分10をBに添加し、均一に混合する。 以上にようにして得られたクレンジング化粧料は、みず
みずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイク
汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたクレ
ンジング効果を与えるものであった。
【0032】 実施例7 クレンジング化粧料 (成分) (%) 1.カルボキシビニルポリマー 0.5 2.水酸化ナトリウム 0.06 3.ジプロピレングリコール 15.0 4.グリセリン 5.0 5.精製水 残量 6.ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸 1.0 モノエタノールアミド(2E.O.) 7.モノラウリン酸ポリオキシエチレン 1.0 (10E.O.)ソルビタン 8.防腐剤 適量 9.香料 適量 10.KSG17(注1) 20.0 11.ポリエチレンパウダー 2.0 (注1)架橋型メチルポリシロキサンのオクタメチルシクロテトラシロキサン配 合物(信越化学工業社製)
【0033】(製造方法) A:成分1〜5を均一に混合する。 B:成分6〜9を均一に混合溶解し、Aに添加混合す
る。 C:成分10〜11をBに添加し、均一に混合する。 以上にようにして得られたクレンジング化粧料は、みず
みずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイク
汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたクレ
ンジング効果を与えるものであった。
る。 C:成分10〜11をBに添加し、均一に混合する。 以上にようにして得られたクレンジング化粧料は、みず
みずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイク
汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたクレ
ンジング効果を与えるものであった。
【0034】 実施例8 クレンジングミルク (成分) (%) 1.セスキオレイン酸ソルビタン 1.5 2.モノオレイン酸ポリオキシエチレン 2.5 (20E.O.)ソルビタン 3.モノステアリン酸グリセリン 1.0 4.セチルアルコール 1.0 5.流動パラフィン 10.0 6.ジプロピレングリコール 10.0 7.グリセリン 5.0 8.精製水 残量 9.カルボキシビニルポリマー 0.2 10.水酸化ナトリウム 0.04 11.防腐剤 適量 12.香料 適量 13.KSG17(注1) 15.0 (注1)架橋型メチルポリシロキサンのオクタメチルシクロテトラシロキサン配 合物(信越化学工業社製)
【0035】(製造方法) A:成分1〜5を70℃で均一に溶解する。 B:成分6〜8を70℃で均一に溶解する。 C:AにBを加え乳化後、40℃まで冷却する。 D:Cに成分9〜13を添加し、均一に混合する。 以上にようにして得られたクレンジングミルクは、みず
みずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイク
汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたクレ
ンジング効果を与えるものであった。
みずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイク
汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたクレ
ンジング効果を与えるものであった。
【0036】 実施例9 クレンジングクリーム (成分) (%) 1.ステアリン酸 3.0 2.モノステアリン酸グリセリン 1.0 3.モノオレイン酸ポリオキシエチレン 2.0 (20E.O.)ソルビタン 4.ステアリルアルコール 4.0 5.流動パラフィン 5.0 6.2−エチルヘキサン酸セチル 5.0 7.1,3−ブチレングリコール 10.0 8.精製水 残量 9.トリエタノールアミン 1.0 10.防腐剤 適量 11.香料 適量 12.KSG18(注1) 30.0 (注1)架橋型メチルポリシロキサンのメチルフェニルポリシロキサン配合物( 信越化学工業社製)
【0037】(製造方法) A:成分1〜6を70℃で均一に溶解する。 B:成分7〜9を70℃で均一に溶解する。 C:AにBを加え乳化後、40℃まで冷却する。 D:Cに成分10〜12を添加し、均一に混合する。 以上にようにして得られたクレンジングクリームは、み
ずみずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイ
ク汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたク
レンジング効果を与えるものであった。
ずみずしく、さっぱりとした使用感を有しながら、メイ
ク汚れとのなじみが良く、メイク汚れに対して優れたク
レンジング効果を与えるものであった。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のクレンジ
ング化粧料は、みずみずしく、さっぱりとした使用感を
有しながら、メイク汚れとのなじみが良く、メイク汚れ
に対して優れたクレンジング効果を与えるものである。
ング化粧料は、みずみずしく、さっぱりとした使用感を
有しながら、メイク汚れとのなじみが良く、メイク汚れ
に対して優れたクレンジング効果を与えるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】次の成分(A)〜(B); (A)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 5〜
40重量% (B)アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上 0.1
〜20重量%を含有することを特徴とするクレンジング
化粧料。 - 【請求項2】請求項1記載の成分に加え、さらに、成分
(C)として、水溶性高分子、水膨潤性粘土鉱物、無水
ケイ酸から選ばれる一種又は二種以上を含有することを
特徴とするクレンジング化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36766597A JPH11193214A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クレンジング化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36766597A JPH11193214A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クレンジング化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193214A true JPH11193214A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18489889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36766597A Pending JPH11193214A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クレンジング化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11193214A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000061076A1 (en) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Unilever Plc | Foaming cosmetic products |
EP1224928A1 (en) * | 1998-04-03 | 2002-07-24 | Colgate-Palmolive Company | Improved low residue cosmetic composition |
KR20030009213A (ko) * | 2001-07-20 | 2003-01-29 | 로레알 | 실리카 및 양이온성 폴리머를 기재로 한 폼 조성물 |
JP4610115B2 (ja) * | 2001-03-28 | 2011-01-12 | 株式会社コーセー | クレンジング化粧料 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36766597A patent/JPH11193214A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1224928A1 (en) * | 1998-04-03 | 2002-07-24 | Colgate-Palmolive Company | Improved low residue cosmetic composition |
WO2000061076A1 (en) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Unilever Plc | Foaming cosmetic products |
US6264964B1 (en) | 1999-04-14 | 2001-07-24 | Conopco, Inc. | Foaming cosmetic products |
JP4610115B2 (ja) * | 2001-03-28 | 2011-01-12 | 株式会社コーセー | クレンジング化粧料 |
KR20030009213A (ko) * | 2001-07-20 | 2003-01-29 | 로레알 | 실리카 및 양이온성 폴리머를 기재로 한 폼 조성물 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0616524A (ja) | クレンジング用組成物 | |
JP2007015935A (ja) | 整髪料 | |
JP5939466B2 (ja) | 化粧料組成物 | |
JPH06107521A (ja) | 皮膚洗浄料 | |
JP2001220311A (ja) | 高内水相油中水型乳化化粧料 | |
JP2000327529A (ja) | クレンジング化粧料 | |
JPH11228353A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2003286134A (ja) | クレンジング料 | |
JPH10310509A (ja) | 頭髪化粧料 | |
JPH11193214A (ja) | クレンジング化粧料 | |
JP4610115B2 (ja) | クレンジング化粧料 | |
JPH09188605A (ja) | メイクアップ除去料 | |
JP4101437B2 (ja) | ゲル状化粧料 | |
JP5108181B2 (ja) | シリコーンエマルジョン組成物および化粧料 | |
JP3665844B2 (ja) | クリーム状洗浄剤組成物 | |
JP3818456B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JPH11193213A (ja) | クレンジング用組成物 | |
JP3589514B2 (ja) | 非水ゲル状皮膚洗浄料 | |
JPH11349441A (ja) | ウォッシュオフ・オイルゲル化粧料 | |
JP3881953B2 (ja) | 液状油性皮膚洗浄料 | |
JPH0892032A (ja) | 皮膚洗浄料 | |
JP4005933B2 (ja) | シリコーンを含有する化粧料 | |
JPH0616523A (ja) | クレンジング用組成物 | |
JP2004196713A (ja) | 二層型化粧料 | |
JP2000178141A (ja) | 毛髪化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |