JP2008106059A - 油性皮膚洗浄料 - Google Patents

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【課題】水性皮膚洗浄料で用いられるアルコール成分と油性皮膚洗浄料で用いられる炭化水素油を同時に配合することを可能とするための、特定の第三成分を配合した均一な一層状態の油性皮膚洗浄料を提供する。
【解決手段】次の成分(a)〜(d);(a)炭素数2〜3の一価低級アルコール:3〜30%(b)25℃で液状の炭化水素油:20〜80%(c)成分(a)と相溶する油剤(d)ポリオキシエチレン鎖を有するHLBが5〜16の範囲にある非イオン性界面活性剤を配合した油性皮膚洗浄料。前記成分(c)としては、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサンなどから選ばれる一種又は二種以上であり、前記成分(d)としては、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルから選ばれる一種又は二種である。
【選択図】なし

Description

本発明は炭素数2〜3の一価の低級アルコール及び炭化水素油、並びに炭素数2〜3の一価の低級アルコールと相溶する油剤、さらにはポリオキシエチレン鎖を有し、HLBが5〜16の範囲にある非イオン性界面活性剤を配合した油性皮膚洗浄料に関するものであり、更に詳細には炭素数2〜3の一価の低級アルコールよる汚れとのなじみや、洗浄後のべたつき感のなさに優れ、且つ経時安定性に優れる油性皮膚洗浄料に関するものである。
近年、油性マスカラや落ちにくい口紅、耐水性に優れた日焼け止め料など、化粧持ちに優れる、あるいは化粧くずれしにくいといった化粧効果持続性に優れる化粧料の開発が行われている。一方で、化粧効果持続性に優れる化粧料を、使用後に除去するための洗浄効果の高い皮膚洗浄料の開発が望まれている。このような皮膚洗浄料としては、基剤となる成分により、油性皮膚洗浄料と水性皮膚洗浄料とがある。
油性皮膚洗浄料では、さらに洗浄効果を上げるために、例えば、種々のHLBの界面活性剤を組み合わせて配合する検討、液晶状態を利用して洗浄効果を向上させる検討などが行われている(例えば特許文献1、2参照)。
一方、水性皮膚洗浄料では、洗浄効果を上げるために、アルコールを配合する検討、界面活性剤を数種以上組み合わせて配合する検討がなされている(例えば特許文献3、4参照)。
特開2004−168724号公報 特公平1−53845号公報 特開2002―226891号公報 特開2004―182760号公報
特許文献1ではHLBの異なる3種類の界面活性剤を組み合わせることで洗浄性や安定性を向上させており、特許文献2では親水性非イオン性界面活性剤、分子内に水酸基を有する水溶性物質、油成分及び水によって液晶構造体を利用して使用性や洗浄性を向上させている。しかしこれら油性皮膚洗浄料は、油剤特有のべたつきを感じる場合があった。特許文献3ではアニオン性及び両性の界面活性剤を組み合わせることで使用性を向上させており、特許文献4では両性及びアニオン性界面活性剤を組み合わせることで洗浄性を向上させている。しかしこれらの水性皮膚洗浄料では、化粧持続性に優れる化粧料においては満足に洗浄できない場合があった。
すなわち水性皮膚洗浄料で用いられるアルコール成分と油性皮膚洗浄料で用いられる炭化水素油を同時に配合することを可能とするための、特定の第三成分について検討し、これを配合することで均一な一層状態の油性皮膚洗浄料を得ることを目的とする。
かかる実情において、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、炭素数2〜3の一価の低級アルコール及び炭化水素油、並びに炭素数2〜3の一価の低級アルコールと相溶する油剤を配合することで、油性基剤中に炭素数2〜3の一価の低級アルコールを安定に配合して、かつ、ポリオキシエチレン鎖を有し、HLBが5〜16の範囲にある非イオン性界面活性剤を配合して、高い洗浄性を得るために必須である汚れとのなじみに優れ、かつ洗浄後のべたつき感のない油性皮膚洗浄料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次の成分(a)〜(d);
(a)炭素数2〜3の一価の低級アルコール 3〜30質量%
(b)25℃で液状の炭化水素油 20〜80質量%
(c)成分(a)と相溶する油剤
(d)ポリオキシエチレン鎖を有し、HLBが5〜16の範囲にある非イオン性界面活性剤
を配合することを特徴とする油性皮膚洗浄料を提供するものである。
また、成分(a)と成分(c)の配合質量比(a)/(c)が0.2〜4の範囲内にあることを特徴とする前記油性皮膚洗浄料を提供するものである。
さらに、前記成分(c)がジイソステアリン酸ジグリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、パルミチン酸オクチル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサン、オクチルドデカノール、ホホバアルコール、イソステアリルアルコール、イソステアリン酸から選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする前記油性皮膚洗浄料を提供するものである。
さらに、前記成分(d)がテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルから選ばれる一種又は二種であることを特徴とする前記油性皮膚洗浄料を提供するものである。
本発明は、炭素数2〜3の一価の低級アルコール及び炭化水素、並びに炭素数2〜3の一価の低級アルコールと相溶する油剤を配合することで、油性基剤中に炭素数2〜3の一価の低級アルコールを安定に配合でき、さらにポリオキシエチレン鎖を有し、HLBが5〜16の範囲にある非イオン性界面活性剤を配合することにより、汚れとのなじみや洗浄後のべたつき感のない高い品質の油性皮膚洗浄料を得ることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
成分(a)の炭素数2〜3の一価の低級アルコールは、高い極性による溶剤効果に優れ、化粧料に配合される多くの物質を溶解することによって、化粧効果持続性の高い化粧料の洗浄除去に高い効果を有するものである。具体例としては、エタノール、プロパノール、2−プロパノールが挙げられる。
成分(a)の配合量は3〜30質量%(以下、%と略す)であり、汚れとのなじみや洗浄後のべたつき感のなさの観点から5〜25%がより好ましい。3%未満の場合は、汚れとのなじみが悪くなり洗浄後のべたつき感が残り、30%を超える場合は、安定に配合することが困難となるため好ましくない。
成分(b)の25℃で液状の炭化水素油は、油性の汚れを溶解させる目的で配合される。25℃で液状の炭化水素油は、炭素鎖が直鎖、分岐または環状の構造であっても、飽和または不飽和結合を有していても良く、スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、重質流動パラフィン、軽質流動パラフィン、イソパラフィン等が挙げられるが、汚れとのなじみを良好にするためには流動パラフィンが好ましい。市販品としては例えばハイコールK−230、ハイコールK−160(カネダ社製)等を使用することができる。
成分(b)の配合量は、汚れとのなじみを良好にするため、また洗浄後のべたつき感を低減するという観点から、20〜80%であり、より好ましくは30〜50%である。20%未満の場合は、汚れとのなじみが悪くなる傾向があり、80%を超える場合には洗浄後のべたつき感を感じる場合が多くなるため好ましくない。
成分(c)は、本発明においては、成分(a)と相溶する油剤であり、成分(b)とは異なる油剤である。成分(c)を配合することで成分(a)を油性皮膚洗浄料に安定に配合させることができる。ここで相溶するとは、25℃で成分(a)及び成分(c)を同量ずつ混合攪拌し、静置状態にて一分後に目視観察において一層状態になっているものをいう。このような成分(c)の油剤は、通常の化粧料に用いられるものであれば特に限定されないが、25℃で液状ないしペースト状を呈するものが好ましい。具体的には、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、パルミチン酸オクチル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサン、オクチルドデカノール、ホホバアルコール、イソステアリルアルコール、イソステアリン酸等が、成分(a)との相溶性に優れ、油性皮膚洗浄料に安定に配合させるものとして例示できる。これらの中でもトリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソノナン酸イソノニル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オクチルドデカノール、ホホバアルコール、イソステアリルアルコール、イソステアリン酸が成分(a)との相溶性や経時安定性にも優れ、さらに、汚れとのなじみや洗浄後のべたつき感のなさの観点から好ましい。また、成分(c)は上記の中から一種又は二種以上を配合することができる。
また、本発明の油性皮膚洗浄料は、成分(a)を成分(c)と特定比率で配合することで、経時安定性に優れた一層状態の油性皮膚洗浄料を得ることができ、汚れとのなじみや洗浄後のべたつき感のなさに優れるものとなる。成分(a)を油性皮膚洗浄料中に安定配合し、汚れとのなじみを良好にし、洗浄後のべたつき感を低減するという観点から、成分(a)と成分(c)配合質量比(a)/(c)が0.2〜4であることが好ましく、さらに、0.5〜2であればより効果的であるため特に好ましい。
本発明に用いられる成分(d)は、ポリオキシエチレン鎖を有するHLBが5〜16の範囲にある非イオン性界面活性剤であり、本発明では洗浄力を良好にし、水での洗い流しをより良好にするものであり、汚れとのなじみを良好にし、洗浄後のべたつき感を軽減させる。このような成分(d)の非イオン性界面活性剤は、通常の化粧料に用いられるものであれば特に限定されないが、25℃で液状ないしペースト状を呈するものが好ましい。具体的には、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等を挙げることができ、これらを一種又は二種以上用いることができる。尚、本発明の油性皮膚洗浄料では、これらの中より、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルを選択すると、汚れのなじみが良好となり、かつ洗浄後のべたつき感のなさにより優れる油性皮膚洗浄料を得ることができる。
尚、前記成分(d)の非イオン性界面活性剤は、HLBが5〜16の範囲にあることが必要であり、HLBが5未満では洗浄後のべたつき感が残り、HLB16を超えると汚れとのなじみが悪くなるため、好ましくない。
本発明の油性皮膚洗浄料は、上記した成分の他に通常の化粧料に使用される他の成分、例えば、成分(d)以外の界面活性剤、成分(b)および成分(c)以外の液状油、油性ゲル化剤、グリコール類、成分(a)以外の低級アルコール類、水、紫外線吸収剤、酸化防止剤、美容成分、色素、顔料、粉体、防腐剤、香料等を本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で配合することができ、通常の化粧料を製造する方法にて得られるものである
本発明における油性皮膚洗浄料は、上記任意成分等の配合により二層状態の油性皮膚洗浄料になる場合がある。このような場合においても、使用時に振とうすることで目的の効果を得ることが可能である。
次に実施例をもって本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。
油性皮膚洗浄料:本発明品1〜10及び比較品1〜7
表1〜3に示す組成の油性皮膚洗浄料を以下に示す製造方法により調製し、下記処方及び製造方法で調製される口紅を洗い落とす際の「口紅とのなじみ(=洗浄性)」、「洗浄後のべたつき感のなさ」、「経時安定性」について、以下に示す評価方法及び判断基準により評価し、結果を併せて表1〜3に示した。
口紅処方の例
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 9.0
2.ポリエチレンワックス(平均分子量5000) 8.0
3.イソノナン酸イソトリデシル 5.0
4.精製ホホバ油 0.2
5.ラノリン 8.0
6.リンゴ酸ジイソステアリル 20.2
7.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 21.0
8.イソプロピルミリスチン酸エステル 8.0
9.デカメチルシクロペンタシロキサン 6.0
10.トリメチルシロキシケイ酸 3.0
11.(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー 3.0
12.雲母チタン 3.0
13.二酸化チタン 3.0
14.黄色4号アルミニウムレーキ 0.6
15.赤色202号 1.0
16.赤色226号 0.2
17.天然ビタミンE 適量
18.香料 適量
口紅製造方法
A:成分9に成分10、11を混合溶解する。
B:A及び成分1〜8、12〜18を加熱溶解し、ローラー処理する。
C:Bを容器に充填成型し、口紅とした。
(製造方法)
表1〜3に示す各処方により、油性成分である成分1〜8、11〜13と非イオン性界面活性剤である成分9〜10とを混合・攪拌して均一にし、容器に充填して油性皮膚洗浄料を得た。
(評価方法)
前記、本発明品及び比較品について、下記の評価項目b及びcについて、20名の専門パネルにより使用テストを行い、各試料を下記絶対評価基準を用いて7段階に評価し、各試料の評点の平均値をもとに下記判定基準を用いて判定した。評価項目cの経時安定性は、室温、5℃にて1ヶ月放置した後、各試料の外観を下記「経時安定性判定」の4段階判定基準により判定を行った。
(評価項目)
a.口紅とのなじみ(=洗浄性)
b.洗浄後のべたつき感のなさ
c.経時安定性
(絶対評価基準)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(判定基準)
(判定):(評点の平均点)
◎ :5点を超える :非常に良好
○ :3点を超える5点以下:良好
△ :1点を超える3点以下:やや不良
× :1点以下 :不良
<経時安定性判定>
◎ :5℃と室温放置との差がなく均一である
○ :5℃放置の表面に僅かに分離が見られるが、問題ない。
△ :5℃放置の表面に明らかに分離が見られる。
× :室温及び5℃放置の双方の表面に分離が見られる。
表1〜3の結果から明らかなように、本発明品1〜10の油性皮膚洗浄料は、「口紅とのなじみ(=洗浄性)」、「洗浄後のべたつき感のなさ」、「経時安定性」の点で、優れた特性を有していた。それに対し、成分(c)が配合されていない比較品1や成分(c)の代わりにテトライソステアリン酸ジグリセリルを配合した比較品2では経時安定性が悪く、成分(a)の配合量が少ない比較品3は口紅とのなじみや洗浄後のべたつき感があり、成分(a)の配合量が多く成分(c)の配合量が少ない比較品4では口紅とのなじみや経時安定性に劣り、成分(b)の配合量が多い比較品5では洗浄後のべたつき感があり、成分(b)の配合量が少ない比較品6では口紅とのなじみが劣り、成分(d)を配合しない比較品7は口紅とのなじみや洗浄後のべたつき感があるものであった。
本発明品11 日焼止め料除去用液状油性皮膚洗浄料
(成分) (%)
1.2−エチルヘキサン酸セチル 残量
2.流動パラフィン 30.0
3.ジイソステアリン酸ジグリセリル 5.0
4.エタノール 10.0
5.ホホバ油 10.0
6.スクワラン 20.0
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
8.香料 0.1
9.ローズ油 0.02
10.グリチルレチン酸ステアリル 0.1
11.イソステアリン酸 4.0
12.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット
(HLB11.5) 3.5
13.ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 3.0
14.フェノキシエタノール 適量
(製造方法)
成分10と成分6の一部を加熱溶解し、冷却後、成分6の残部及び成分1〜5、成分7〜9、成分11〜14とを均一に混合して日焼け止め除去用液状油性皮膚洗浄料を得た。
本発明品11は、「日焼止め料とのなじみ(=洗浄性)」、「洗浄後のべたつき感のなさ」、「経時安定性」の点で、優れた日焼止め料除去用液状油性皮膚洗浄料であった。
本発明品12 油性皮膚洗浄料
(成分) (%)
1.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
2.デキストリン脂肪酸エステル 10.0
3.流動パラフィン 25.0
4.イソノナン酸イソノニル 5.0
5.リンゴ酸ジイソステアリル 10.0
6.マカデミアンナッツ油 10.0
7.プロパノール 10.0
8.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
9.香料 0.1
10.オレイン酸エチル 1.0
11.ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
12.重質流動イソパラフィン 5.0
13.オレイルアルコール 0.5
14.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット
(HLB11.5) 2.5
15.ジイソステアリン酸ジグリセリル 5.0
16.フェノキシエタノール 適量
(注4)レオパール TT(千葉製粉社製)
(製造方法)
成分1の10%と成分2を100℃で均一に混合溶解した後、そこに成分1の残部と成分3〜16を添加して、均一に混合して容器に充填し、油性皮膚洗浄料を得た。
本発明品12は、「口紅とのなじみ(=洗浄性)」、「洗浄後のべたつき感のなさ」、「経時安定性」の点で、優れた油性皮膚洗浄料であった。

Claims (4)

  1. 以下の成分(a)〜(d);
    (a)炭素数2〜3の一価の低級アルコール 3〜30質量%
    (b)25℃で液状の炭化水素油 20〜80質量%
    (c)成分(a)と相溶する油剤
    (d)ポリオキシエチレン鎖を有し、HLBが5〜16の範囲にある非イオン性界面活性剤
    を配合することを特徴とする油性皮膚洗浄料。
  2. 成分(a)と成分(c)の配合質量比(a)/(c)が0.2〜4の範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の油性皮膚洗浄料。
  3. 前記成分(c)がジイソステアリン酸ジグリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、パルミチン酸オクチル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサン、オクチルドデカノール、ホホバアルコール、イソステアリルアルコール、イソステアリン酸から選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1〜2の何れかの項記載の油性皮膚洗浄料。
  4. 前記成分(d)がテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルから選ばれる一種又は二種であることを特徴とする請求項1〜3の何れかの項記載の油性皮膚洗浄料。
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