JP2003095919A - 油性洗浄料 - Google Patents

油性洗浄料

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Hidetoshi Abe
英敏 安部
Keiji Igarashi
啓二 五十嵐
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Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた使用性(洗浄効果)及び優れた保存安定
性(匂い、外観)に優れた油性洗浄料を提供すること。 【解決手段】(a)液状油、(b)非イオン性界面活性
剤、(c)水溶性還元剤、(d)水を必須成分として含
有することを特徴とする油性洗浄料。また成分(b)非
イオン性界面活性剤のHLBが5〜16で、かつ常温で
液状からペースト状である油性洗浄料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油性洗浄料におい
て、更に詳しくは、メイクアップ除去などの洗浄効果に
優れ、匂い、外観等の保存安定性の良好な油性洗浄料に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より油性洗浄料は、メイクアップ除
去料として、その優れた洗浄効果の高さから、多数の提
案がなされており、また商品としても様々なものが上市
されていた。なかでも、特定の非イオン性界面活性剤と
液体油とを必須成分とする非水クレンジング料の提案と
して特公平6−99275号公報、ジアルキルリン酸塩
と炭化水素油又はエステル油とシリコーン油とを必須成
分とするクレンジング用組成物の提案として特開平9−
175935号公報等の提案があった。
【0003】しかしながら、油性洗浄料は液状油などの
油性基材及び洗浄力、水洗性向上のために使用する界面
活性剤などの熱、光などによる劣化のため、保存条件に
よっては匂い等の劣化が生じ、商品としての価値を損な
うことがあった。そのため、油溶性の酸化防止剤添加等
の検討がなされてきたが、効果の十分なものが得られて
はおらず、メイクアップ除去などの洗浄効果が高くかつ
匂い、外観等の保存安定性の良好な油性洗浄料の開発が
望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メイクアッ
プ除去などの洗浄効果に優れ、匂い、外観等の保存安定
性の良好な油性洗浄料を提供することをその課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情に鑑み、本発
明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、
液状油、非イオン性界面活性剤、水溶性還元剤、水を必
須成分として含有することにより、優れた使用性(洗浄
効果)、優れた保存安定性(油性洗浄料の匂い、外観)が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、(a)液状油、
(b)非イオン性界面活性剤、(c)水溶性還元剤、
(d)水を必須成分として含有する油性洗浄料である。
更に、成分(b)非イオン性界面活性剤のHLBが5〜
16で、かつ常温で液状からペースト状である油性洗浄
料である。また更に、成分(c)水溶性還元剤が亜硫酸
水素塩である油性洗浄料である。また更に、成分(b)
非イオン性界面活性剤がオレイル基もしくはイソステア
リル基を含有していることを特徴とする油性洗浄料であ
る。また更に、成分(b)非イオン性界面活性剤がテト
ラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、イソステ
アリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ジイソステア
リン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステア
リン酸ポリオキシエチレングリセリルの一種又は二種以
上を含有する油性洗浄料である。また更に、成分(e)
多価アルコールを含有する油性洗浄料である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について説明
する。本発明に用いられる成分(a)の液状油はメイク
アップ料などの被洗浄成分を除去するための溶媒として
含有されるものである。また成分(a)はメイク汚れと
のなじみや使用時の感触の点からも液状であることが必
須である。本発明で用いられる成分(a)としては極性
油,非極性油または合成油、半合成油,動植物油等の極
性や由来を問わず、室温にて液状であればよい。本発明
に用いられる成分(a)を具体的に例示するのであれ
ば、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、などの
炭化水素油、2−エチルヘキシルパルミテート、イソプ
ロピルパルミテート、イソプロピルミリステート、イソ
トリデシルイソノナエート、イソノニルイソノナエー
ト、ネオペンチルグリコールジオクタノエート、トリ2
−エチルヘキサン酸グリセリル、プロピレングリコール
ジカプレート、プロピレングリコールジカプリート、ト
リ(カプリル・カプリン)酸グリセリンなどのエステル
油、小麦胚芽油、米胚芽油、コメヌカ油、メドウフォー
ム油、ローズマリー油、オリーブ油、ホホバ油、マカデ
ミアナッツ油、サフラワー油などの植物油、メチルポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルシ
クロポリシロキサン、油溶性美容成分等が挙げられる。
これらは必要に応じて、一種又は二種以上を適宜選択し
て用いることができる。これらの中でも、洗浄効果の点
から流動パラフィン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセ
リル、プロピレングリコールジカプレート、メチルポリ
シロキサン、メチルシクロポリシロキサンをより好まし
いものとして例示することができる。
【0008】本発明に用いられる成分(a)の液状油の
含有量は、特に限定されないが、全組成中30〜99質
量%(以下、単に「%」と略す)であればよく、さらに
70〜95%であれば溶媒としての効果を得られやす
く、洗浄性を付与するためにより好ましい。
【0009】本発明に用いられる成分(b)の非イオン
性界面活性剤は、メイクアップ料などを除去するための
洗浄成分として含有されるものである。非イオン性界面
活性剤は特に限定はされないが、より優れた洗浄効果を
得るためには、HLBが5〜16で、かつ常温で液状か
らペースト状であることが好ましい。
【0010】本発明に用いられる成分(b)の非イオン
性界面活性剤を具体的に例示するのであれば、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステルの酸化エチレン誘導体、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、脂肪酸アルカ
ノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アルカノール
アミド等の骨格を有するものである。これらの中でも、
化粧料への配合が容易であり、良好なメイクアップ除去
効果が得られるという観点から、非イオン性界面活性剤
がオレイル基もしくはイソステアリル基を含有している
ことが好ましく、具体的には、テトラオレイン酸ポリオ
キシエチレンソルビット、トリイソステアリン酸ポリオ
キシエチレングリセリル、ジイソステアリン酸ポリオキ
シエチレングリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエ
チレングリセリルなどを挙げることができ、そのポリオ
キシエチレン鎖は、酸化エチレンが6〜60モル付加し
たものがより好ましい。これらは必要に応じて一種又は
二種以上を適宜選択して用いることができる。尚、ここ
で言うイソステアリル基とは、ダイマー酸由来のイソス
テアリル基、ガーベット反応由来のイソステアリル基、
アルドール縮合反応由来のイソステアリル基の総てを含
むものである。
【0011】本発明に用いられる成分(b)の非イオン
性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、全組成
物中1〜20%であればよく、好ましくは3〜15%で
あればより高い洗浄効果が得られる。
【0012】本発明に用いられる成分(c)の水溶性還
元剤は、成分(a)の液状油及び成分(b)の非イオン
性界面活性剤の匂いや外観の保存安定性を向上する目的
で含有されるものである。特に成分(b)の非イオン性
界面活性剤の劣化抑制に効果を発揮するものである。
【0013】本発明に用いられる成分(c)の水溶性還
元剤としては、特に限定されるものではないが、亜硫
酸、チオ硫酸又はそれらの塩類、亜硫酸水素塩等等が例
示される。具体的には、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸
バリウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウ
ム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素アンモニウム、
亜硫酸水素バリウム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カ
リウム、チオ硫酸カルシウム、チオ硫酸アンモニウム、
チオ硫酸バリウム等が挙げられ、これらの一種又は二種
以上を適宜選択して使用することができる。これらの中
でも、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素
ナトリウム、亜硫酸水素カリウム、チオ硫酸ナトリウ
ム、チオ硫酸カリウムから選ばれる一種又は二種以上を
使用するのがより好ましい。より劣化抑制効果を得るた
めには、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウムな
どの亜硫酸水素塩が更に好ましい。
【0014】本発明に用いられる成分(c)の水溶性還
元剤の含有量は、特に限定されないが、0.0001〜
1%であればよく、より好ましくは0.005〜0.3
%である。この範囲で用いれば、本発明の効果が顕著に
発現する。
【0015】本発明に用いられる成分(d)の水は、成
分(c)水溶性還元剤の溶媒を目的として配合されるも
のである。水は常水、精製水、海水、植物抽出成分由来
の水分等、特に限定されないが、配合後の安定性の点か
ら精製水が好ましい。
【0016】本発明に用いられる成分(d)の水の含有
量は、特に限定されないが、溶解時の安定性の点から成
分(c)水溶性還元剤の5倍量以上であることが好まし
い。具体的には、0.0005〜5%の範囲が好まし
く、より好ましくは0.025〜1.5%である。
【0017】本発明において、更に成分(d)水の配合
をより容易にすること及び防腐性向上を目的として、成
分(e)の多価アルコールを配合することも可能であ
る。成分(e)の多価アルコールは特に限定されない
が、具体例としては、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、プロピレングリコール、ジグリ
セリン等のポリグリセリン、ヘキシレングリコール、3
−メチル−1,3−ブタンジオール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等が挙げられる。こ
れらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することが
できる。
【0018】本発明に用いられる成分(e)の多価アル
コールの含有量は、特に限定されないが、0.0001
〜20%であれば好ましく、より好ましくは0.005
〜2%である。
【0019】本発明の油性洗浄料は、上記した必須成分
の他に通常の化粧料に使用される成分、例えば、ワセリ
ン、ヤシ油、パーム油,ヒマシ油などを水添して得られ
る硬化油、シアバター、シリコーンワックス等のペース
ト油;エタノール等の低級アルコール類;陰イオン性界
面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤;金
属石鹸,ショ糖やデンプン等の多糖脂肪酸エステル、有
機変性粘土鉱物等の油系ゲル化剤;パラフィン、マイク
ロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、キャ
ンデリラワックス、カルナウバロウ等のワックス類;カ
チオン化セルロース、カチオン化グアーガム、ヒドロキ
シエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体等の水溶性
高分子、水溶性多糖類等の粘度または感触改良剤;紫外
線吸収剤、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止
剤;美容成分;顔料等の着色剤、チタン、カオリン、マ
イカ、酸化亜鉛、ナイロンパウダー、海泥、セルロース
等のスクラブ剤等の粉体、;パラベン、フェノキシエタ
ノール等の防腐剤;香料、;エデト酸等のキレート剤;
クエン酸またはその塩類、リンゴ酸またはその塩類、リ
ン酸またはその塩類等のpH調整剤;電解質等を本発明
の効果を損なわない範囲で配合することができ、通常の
化粧料を製造する方法にて得られるものである。
【0020】本発明の油性洗浄料は、上記必須成分また
はその他の成分との併用や容器の機構により、低粘度〜
高粘度の液状、乳液状、クリーム状、ジェル状、固形状
等の形態にて実施することができる。
【0021】本発明の油性洗浄料は、マッサージ料、メ
イクアップ除去料等に適用することができる。
【0022】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0023】実施例1〜7及び比較例1〜5:油性洗浄
料 下記表1、表2に示す組成の油性洗浄料を下記製法によ
り調製した。得られた油性洗浄料を(1)使用性(洗浄
効果)、(2)匂い安定性(劣化臭の無さ)、(3)外
観安定性(変色の無さ)について下記の方法により評価
し、結果を併せて表1、表2に示した。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】(製造方法)A:成分(1)〜(12)を
均一に混合して、油性洗浄料を得た。
【0027】(評価方法)10名の専門評価パネルに実
施例1〜7および比較例1〜5の各試料を分配して使用
してもらい、各々に対して使用性(洗浄効果)、匂い安
定性(劣化臭の無さ)、外観安定性(変色の無さ)の各
評価項目について、下記(イ)絶対評価基準を用いて7
段階評価してもらった。その後、各試料の評点の平均値
を(ロ)4段階判定基準を用いて判定した。
【0028】(評価項目) 〈1〉使用性(洗浄効果) 〈2〉匂い安定性(劣化臭の無さ) (50℃1ヶ月保存品と室温保存品との比較) 〈3〉外観安定性(変色の無さ) (50℃1ヶ月保存品と室温保存品との比較)
【0029】表1、表2の結果から明らかなように、本
発明の油性洗浄料は比較例1〜5のものと比較して、使
用性、匂い安定性、外観安定性の各評価項目において優
れた効果を示すものであることが実証された。
【0030】 実施例8:マッサージ料 (成分) (%) (1)コメヌカ油 30 (2)スクワラン 50 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量 (4)オクタメチルシクロテトラシロキサン 5 (5)香料 0.05 (6)紫色201号 0.001 (7)ポリオキシエチレン(30)テトラオレイ ン酸ソルビット 5 (8)グリセリン 0.2 (9)フェノキシエタノール 0.1 (10)精製水 0.05 (11)チオ硫酸ナトリウム 0.01
【0031】(製造方法) A:成分(7)〜(11)を均一に混合する。 B:成分(1)〜(6)を均一に混合し、Aを添加して
マッサージ料を得た。
【0032】実施例8で得られたマッサージ料は、匂い
や外観の保存安定性もよく、洗浄効果も有する優れたマ
ッサージ料であった。
【0033】 実施例9:オイルクレンジング料 (成分) (%) (1)コメヌカ油 50 (2)流動パラフィン 20 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量 (4)ジメチルポリシロキサン(10mPa・s) 5 (5)デカメチルシクロペンタシロキサン 5 (6)香料 0.2 (7)ポリオキシエチレン(30)テトラオレイ ン酸ソルビット 5 (8)ポリオキシエチレン(20)トリイソステ アリン酸グリセリル 5 (9)グリセリン 0.2 (10)フェノキシエタノール 0.5 (11)精製水 0.045 (12)亜硫酸水素カリウム 0.005 (13)ポリオキシエチレンラウリルエーテル リン酸ナトリウム 0.05
【0034】(製造方法) A:成分(7)〜(13)を均一に混合する。 B:成分(1)〜(6)を均一に混合し、Aを添加して
オイルクレンジング料を得た。
【0035】実施例9で得られたオイルクレンジング料
は、匂いや外観の保存安定性もよく、洗浄効果の良好な
優れたオイルクレンジング料であった。
【0036】 実施例10:固形油性クレンジング料 (成分) (%) (1)水添ヤシ油 15 (2)水添パーム油 1 (3)ワセリン 23 (4)マイクロクリスタリンワックス 5 (5)ポリエチレンワックス 2 (6)パラフィンワックス 10 (7)スクワラン 10 (8)ジカプリン酸プロピレングリコール 15 (9)流動パラフィン 残部 (10)精製水 0.05 (11)1,3−ブチレングリコール 0.3 (12)プロピレングリコール 1.5 (13)グリセリン 0.2 (14)パラオキシ安息香酸メチル 0.02 (15)フェノキシエタノール 0.15 (16)トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン (20)グリセリル 10 (17)ペンタオレイン酸ポリグリセリル 1 (18)香料 0.3 (19)エタノール 0.2 (20)ハマメリスエキス 0.01 (21)亜硫酸水素ナトリウム 0.01
【0037】(製造方法) A:上記(1)から(21)を90℃にて均一に加熱混
合する。 B:Aを冷却し、75℃に下げた後、ジャー容器に充填
して、固形油性クレンジング料を得た。
【0038】実施例10で得られた固形油性クレンジン
グ料は、匂いや外観の保存安定性もよく、洗浄効果が高
く、水洗性も良好な固形油性クレンジング料であった。
【0039】 実施例11:油性クレンジングジェル (成分) (%) (1)スクワラン 20 (2)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 30 (3)流動パラフィン 残量 (4)モノステアリン酸デカグリセリル 0.5 (5)モノラウリン酸デカグリセリル 2.5 (6)トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン (20)グリセリル 0.1 (7)グリセリン 16 (8)ジプロピレングリコール 4 (9)精製水 5 (10)亜硫酸水素ナトリウム 1
【0040】(製造方法)A:成分(1)〜(10)を
均一に混合して、油性クレンジングジェルを得た。
【0041】実施例11で得られた油性クレンジングジ
ェルは、匂いや外観の保存安定性もよく、洗浄効果が高
く、水洗性も良好な油性クレンジングジェルであった。
【0042】 実施例12:油性クレンジングジェル (成分) (%) (1)植物性スクワラン 40 (2)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 10 (3)パルミチン酸オクチル 残量 (4)モノステアリン酸デカグリセリル 0.5 (5)モノラウリン酸デカグリセリル 2.5 (6)ポリオキシエチレン(30)テトラオレイ ン酸ソルビット 0.1 (7)グリセリン 15 (8)1,3−ブチレングリコール 3 (9)精製水 1.5 (10)亜硫酸水素ナトリウム 0.3
【0043】(製造方法)A:成分(1)〜(10)を
均一に混合して、油性クレンジングジェルを得た。
【0044】実施例12で得られた油性クレンジングジ
ェルは、匂いや外観の保存安定性もよく、洗浄効果が高
く、水洗性も良好な油性クレンジングジェルであった。
【発明の効果】以上述べたように、本発明の油性洗浄料
は優れた使用性(洗浄効果)及び優れた保存安定性(匂
い、外観)が得られる、優れた品質を有するものであっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/20 C11D 3/20 3/395 3/395 10/02 10/02 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB051 AB351 AB352 AC012 AC022 AC102 AC111 AC122 AC172 AC352 AC392 AC421 AC422 AC441 AC442 AC482 AC552 AC902 AD022 AD042 AD152 AD172 BB04 BB13 CC02 CC23 DD21 DD23 DD27 DD41 EE01 EE06 EE07 EE11 FF05 4H003 AA03 AC03 AC12 DA02 EA12 EB04 EB05 EB09 EB43 ED02 ED03 EE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)〜(d); (a)液状油 (b)非イオン性界面活性剤 (c)水溶性還元剤 (d)水 を必須成分として含有することを特徴とする油性洗浄
    料。
  2. 【請求項2】 成分(b)非イオン性界面活性剤のHL
    Bが5〜16で、かつ常温で液状からペースト状である
    ことを特徴とする請求項1記載の油性洗浄料。
  3. 【請求項3】 成分(c)水溶性還元剤が亜硫酸水素塩
    であることを特徴とする請求項1もしくは2記載の油性
    洗浄料。
  4. 【請求項4】 成分(b)非イオン性界面活性剤がオレ
    イル基もしくはイソステアリル基を含有していることを
    特徴とする請求項1〜3記載の油性洗浄料。
  5. 【請求項5】 成分(b)非イオン性界面活性剤がテト
    ラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、イソステ
    アリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ジイソステア
    リン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステア
    リン酸ポリオキシエチレングリセリルの一種または二種
    以上を含有していることを特徴とする請求項1〜4記載
    の油性洗浄料。
  6. 【請求項6】 更に成分(e)多価アルコールを含有す
    ることを特徴とする請求項1〜5記載の油性洗浄料。
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