JPH11195753A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11195753A
JPH11195753A JP10254417A JP25441798A JPH11195753A JP H11195753 A JPH11195753 A JP H11195753A JP 10254417 A JP10254417 A JP 10254417A JP 25441798 A JP25441798 A JP 25441798A JP H11195753 A JPH11195753 A JP H11195753A
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JP
Japan
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semiconductor device
film
forming
electrode
tin
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JP10254417A
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Michio Koike
美智男 小池
Yuji Oda
裕二 織田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/20Resistors
    • H01L28/24Resistors with an active material comprising a refractory, transition or noble metal, metal compound or metal alloy, e.g. silicides, oxides, nitrides
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/77Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
    • H01L21/78Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
    • H01L21/82Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
    • H01L21/84Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being other than a semiconductor body, e.g. being an insulating body

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量素子用電極の寄生容量を低減する。 【解決手段】 半導体装置10は、半導体基板12の上
部全面に絶縁層14が設けてあり、絶縁層14の上部に
容量素子部16と抵抗素子部18とが形成してある。容
量素子部16は、容量素子用対向電極となるゲート電極
20が絶縁層14の上部に形成してある。ゲート電極2
0は、酸化シリコンや窒化シリコン、酸化タンタルなど
からなる誘電体層22によって覆われていて、誘電体層
22の上部にMoSix からなる容量素子用電極24が
設けてある。抵抗素子部18は、容量素子用電極24と
同一の工程において同時に形成されたMoSix からな
る抵抗素子32を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、能動素子と受動素
子とが分離不能に結合してある集積回路などの半導体装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路などの半導体装置におい
ては、容量素子を形成する電極として、半導体基板に形
成した拡散層やポリシリコンが一般に用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した拡散
層やポリシリコンからなる電極は、抵抗が大きいばかり
でなく、寄生容量が大きく、大規模集積回路の高速動作
の障害となる。また、従来の容量素子の電極は、抵抗素
子やヒューズ素子と異なった膜によって形成されるのが
普通であり、これら抵抗素子やヒューズ素子と異なる工
程で形成されるため、半導体装置の製造工程が複雑化
し、高コスト化の一因となっていた。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、容量素子用電極の寄生容量を低
減することを目的としている。
【0005】また、本発明は、製造工程の簡素化とコス
トの低減を図ることなどを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る半導体装置は、半導体基板上または
半導体基板内に能動素子と受動素子とが分離不能に結合
している半導体装置において、容量素子の電極がTiN
または酸素原子を含むTiNもしくはMoSix からな
る構成としてある。
【0007】このように構成した本発明においては、容
量素子の電極がTiNまたは酸素原子を含むTiNもし
くはMoSix からなっているため、寄生容量を小さく
することができ大規模集積回路などの動作の高速化を図
ることができる。また、TiNまたは酸素原子を含むT
iNもしくはMoSix により容量素子の電極を形成す
ることにより、任意の工程において形成するこができ、
拡散層からなる電極に比較して製造の自由度を増すこと
ができる。
【0008】また、本発明に係る半導体装置は、半導体
基板上または半導体基板内に能動素子と受動素子とが分
離不能に結合している半導体装置において、抵抗素子ま
たはヒューズ素子の少なくともいずれか一方と容量素子
の電極とが高融点金属の化合物からなる構成にしてあ
る。
【0009】このように構成した本発明も上記と同様の
効果を得ることができる。
【0010】高融点金属化合物は、TiNまたは酸素原
子を含むTiNもしくはMoSixであってよい。ま
た、酸素原子を含むTiNは酸素原子の量を5〜25原
子%にでき、MoSix はxを1.7〜3.3するとよ
い。そして、TiNまたは酸素原子を含むTiNもしく
はMoSix からなる電極は、容量素子を構成する誘電
体の上部に形成してもよく、下部に形成してもよい。さ
らに、容量素子の他方の電極はゲート電極または下地配
線によって構成することができる。そして、容量素子用
電極と抵抗素子またはヒューズ素子とを同じ材質、例え
ばxが同じであるMoSix により形成すると、容量素
子用電極と抵抗素子、ヒューズ素子とを同一の工程で同
時に形成することができ、製造工程の簡素化とコストの
低減を図ることができる。
【0011】上記の半導体装置を得るための製造方法
は、半導体基板上または半導体基板内に能動素子と受動
素子とが分離不能に結合している半導体装置の製造方法
において、前記半導体基板の上方に絶縁層を形成する工
程と、前記絶縁層の上部にゲート電極または下地配線を
形成する工程と、前記ゲート電極または下地配線の上部
に誘電体層を形成する工程と、前記半導体基板の全面を
覆ってTiN膜または酸素原子を含むTiN膜もしくは
MoSix 膜を形成し、TiN膜または酸素原子を含む
TiN膜もしくはMoSix 膜を加工して上記誘電体層
の上部に容量素子用電極を形成する工程と、前記容量素
子用電極の上部に容量素子用電極に接続した引出し電極
を形成する工程を有する構成となっている。
【0012】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板上または半導体基板内に能動素子と受動
素子とが分離不能に結合している半導体装置の製造方法
において、前記半導体基板の上方に絶縁層を形成する工
程と、前記絶縁層の上部全面にTiN膜または酸素原子
を含むTiN膜もしくはMoSix 膜を形成し、TiN
膜または酸素原子を含むTiN膜もしくはMoSix
を加工して容量素子用電極を形成する工程と、前記容量
素子用電極の上部に誘電体層を形成する工程と、前記誘
電体層の上部に容量素子用対向電極を形成する工程と、
前記容量素子用電極の上部に容量素子用電極と接続され
た引出し電極を形成する工程とを有するように構成する
ことができる。
【0013】誘電体層は、前記半導体基板の上部に設け
た絶縁膜を利用することができる。絶縁膜を誘電体層と
して利用すれば、誘電体層を別途に形成する必要がな
く、工程の簡素化が図れる。
【0014】誘電体層を形成する工程は、半導体基板の
上部全体に絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極または
下地配線の上部に位置する絶縁膜を除去する工程と、絶
縁膜の除去部を覆って誘電体膜を形成する工程とを有す
るように構成できる。このように誘電体層を別途に設け
る用にすると、任意の厚さの誘電体層を形成することが
でき、容量素子の容量の調整を容易に行なうことができ
る。
【0015】さらに、本発明に係る半導体装置の製造方
法は、半導体基板上または半導体基板内に能動素子と受
動素子とが分離不能に結合している半導体装置の製造方
法において、前記半導体基板の上方に絶縁層を形成する
工程と、前記絶縁層の上部全面にTiN膜または酸素原
子を含むTiN膜もしくはMoSix 膜を形成し、Ti
N膜または酸素原子を含むTiN膜もしくはMoSix
膜を加工して容量素子用電極を形成する工程と、前記容
量素子用電極の上部に誘電体層を形成する工程と、前記
誘電体層の上部に容量素子用対向電極を形成する工程と
を有する構成にできる。容量素子用対向電極は、前記容
量素子用電極に接続した引出し電極と同時に形成してよ
く、このようにすることにより、工程の簡素化が図れ
る。
【0016】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板上または半導体基板内に能動素子と受動
素子とが分離不能に結合している半導体装置の製造方法
において、前記半導体基板内に拡散層を形成する工程
と、前記半導体基板の上方に絶縁層を形成する工程と、
前記拡散層の上部に位置する前記絶縁層に第1の貫通孔
を形成する工程と、前記絶縁層の上部全体にTiN膜ま
たは酸素原子を含むTiN膜もしくはMoSix 膜形成
し、TiN膜または酸素原子を含むTiN膜もしくはM
oSix 膜を加工して前記第1の貫通孔を介して前記拡
散層に接続した容量素子用電極を形成する工程と、前記
容量素子用電極の上部に誘電体層を形成する工程と、前
記誘電体層の上部に容量素子用対向電極を形成する工程
と、前記拡散層の上部の前記絶縁層を貫通した第2の貫
通孔を形成する工程と、前記絶縁層の上部に、前記第2
の貫通孔を介して前記拡散層に接続した引出し電極を形
成する工程とを有する構成にしてある。
【0017】酸素原子を含むTiN膜は、スパッタによ
りTiN層を形成したのち、スパッタにより形成したT
iN層に酸素イオンを注入したり、スパッタにより形成
したTiN膜を酸化することにより形成できる。また、
酸素を含むTiN層は、酸素ガスと窒素ガスとが存在す
る雰囲気中でTiをターゲットとしたスパッタにより形
成したり、スパッタによりTi層を形成したのち、酸素
ガスと窒素ガスとが存在する雰囲気中でアニールして形
成してもよい。一方、MoSix 膜は、MoSix 膜の
組成と同一の組成を有するMoSix をターゲットとし
たスパッタにより形成することができる。
【0018】そして、容量素子用電極は、抵抗素子また
はヒューズ素子の少なくともいずれか一方と同一の組成
を有する酸素原子を含むTiN膜またはMoSix 膜か
らなるようにし、抵抗素子またはヒューズ素子の少なく
とも一方と同時に形成することが望ましい。
【0019】なお、酸素原子を含まないTiN膜からな
る前記容量素子用電極の形成は、半導体基板の上部全体
に酸素原子を含まないTiN膜をスパッタにより形成し
たのち、抵抗素子形成予定部またはヒューズ素子形成予
定部の酸素原子を含まないTiN膜に、酸素イオン注入
または酸化して酸素原子を含むTiN膜にし、酸素原子
を含まないTiN膜と酸素原子を含むTiNとを同時に
加工して抵抗素子またはヒューズ素子との少なくともい
ずれか一方とを同時に形成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体装置およびそ
の製造方法の好ましい実施の形態を、添付図面に従って
詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施の形態に係る半
導体装置の要部断面図であり、(1)はMOSトランジ
スタのゲート電極の長手方向に沿った断面図、(2)は
(1)のA−A線に沿った断面図である。図1におい
て、半導体装置10は、シリコンなどの半導体基板12
の上面にシリコン酸化膜(SiO2 膜)からなるゲート
酸化膜である絶縁層14が設けてある。そして、絶縁層
14の上部には、受動素子であるコンデンサを形成する
容量素子部16と、抵抗器を構成する抵抗素子部18と
が設けてある。
【0022】容量素子部16は、絶縁層14の上に形成
した例えばMoSi2 からなる能動素子であるMOSト
ランジスタ130のゲート電極20と、このゲート電極
20を覆って設けた酸化シリコン(SiO2 )や窒化シ
リコン(Si3 4 )、酸化タンタル(Ta2 5 )な
どからなる電荷を蓄えるための誘電体層22と、誘電体
層22の上部に形成したMoSix (モリブデンシリサ
イド)からなる容量素子用電極24とからなっている。
ゲート電極はMoSi2 に限らず、不純物を導入したポ
リシリコン、あるいはポリシリコンと高融点金属との組
合わせであってもよい。ポリシリコンゲートである場
合、CVD法によりポリシリコンを200〜500nm
堆積し、POCl3 雰囲気でリンを拡散することにより
形成することができる。そして、ゲート電極20は、容
量素子用の一方の対向電極となっていて、容量素子用電
極24が誘電体層22を介してゲート電極20に対向し
ている。また、容量素子部16は、上部が半導体基板1
2の上部に設けたシリコン酸化膜やシリコン窒化膜など
の絶縁膜26によって覆われている。絶縁膜26は、通
常の層間絶縁膜であれば、SiO2 、SiNx に限ら
ず、なんでもよい。また、単層でなく、多層からなって
いてもよい。この絶縁膜26には、容量素子用電極24
の上部所定位置に貫通孔(コンタクトホール)28が形
成してあって、絶縁膜26の上部に形成したアルミニウ
ム(Al)、アルミニウム−シリコン−銅合金(Al−
Si−Cu合金)またはアルミニウム−銅合金(Al−
Cu合金)などの金属、またTiN、TiW等のバリア
メタルとアルミニウムもしくはアルミニウム合金との組
合わせからなる金属配線により形成した引出し電極30
が貫通孔28を介して容量素子用電極24と接続してい
る。
【0023】一方、抵抗素子部18は、絶縁層14の上
部に形成した抵抗素子32を有している。この抵抗素子
32は、詳細を後述するように、容量素子用電極24と
同じ組成を有するMoSix からなっており、容量素子
用電極24と同時に形成される。そして、抵抗素子32
を覆っている絶縁膜26には、抵抗素子32の両端部と
対応した位置に貫通孔34が設けてあって、これらの貫
通孔34を介して絶縁膜26の上部に形成した引出し電
極36が抵抗素子32に接続してある。この抵抗素子部
18の引出し電極36と容量素子部16の引出し電極3
0とは、同じ材質によって形成してあり、同一の工程で
同時に形成される。
【0024】MOSトランジスタ130は、同図(2)
に示したように、絶縁層(ゲート酸化膜)14を介して
半導体基板12の形成したゲート電極20を有する。こ
のMOSトランジスタ130は、ゲート電極20が前記
したように容量素子用の一方の対向電極となっており、
ゲート電極20の両側に半導体基板12に不純物を拡散
して形成したソース132とドレイン134とが設けて
ある。
【0025】なお、絶縁層14は、シリコン窒化膜(S
iN膜)などからなるものでもよく、半導体基板表面に
設けられるLOCOSなどの素子分離膜であってもよ
い。さらに、絶縁層14の下に素子が設置されている場
合には、単層あるいは多層の層間絶縁膜であってもよ
い。
【0026】このように形成した半導体装置10は、容
量素子16を形成する電極がMoSi2 からなるゲート
電極とMoSix からなる容量素子用電極24とから形
成してあるため、寄生容量を小さくすることができ、大
規模集積回路の高速動作を可能にする。また、本実施の
形態においては、容量素子用電極24と抵抗素子32と
を同一の組成からなるMoSix により構成するととも
に、同一の工程で同時に形成しているため、製造工程の
簡素化が図れ、コストを低減することができる。しか
も、実施形態のMoSix からなる容量素子用電極24
は、拡散層などによる電極と異なり、任意の工程におい
て形成することができ、製造の自由度を増すことができ
る。
【0027】なお、容量素子用電極24を形成するMo
Six の組成比は、抵抗素子32をも形成することを考
慮してxが1.7〜3.3となるようにし、特に2.0
〜2.5となるようにすることが望ましい。xが1.7
より小さいモリブデンシリサイドは、比抵抗が小さく、
抵抗材としてあまり適していない。また、xが3.3を
超えるようなモリブデンシリサイドは、耐酸化性が劣っ
て、加工性や取扱い性に難点がある。
【0028】前記実施の形態においては、容量素子用電
極24および抵抗素子32をMoSix によって形成し
た場合について説明したが、容量素子用電極24はTi
Nまたは酸素原子を含むTiNによって形成してもよ
い。また、前記実施の形態においては、容量素子16の
一方の電極がゲート電極20である場合について説明し
たが、この電極はAlやAl−Cu、Al−Si−C
u、またTiN、TiW等のバリアメタルとAlもしく
はアルミニウム合金との組合わせなどからなる下地配線
であってもよい。そして、前記実施の形態においては、
容量素子用電極24と抵抗素子32とを同一の工程にお
いて同時に形成する場合について説明したが、これらは
別々に形成してもよい。
【0029】なお、酸素原子を含むTiNによって抵抗
素子32を形成する場合、酸素原子の含有量を25原子
%以下にするとよい。酸素原子量が25原子%より大き
いと、蒸気圧の高い酸化チタン(TiO)が多く形成さ
れ、熱処理をした際にTiOの昇華量が多くなるため、
熱処理の前後において抵抗値が変化するおそれがある。
【0030】図2は、本発明の第2実施の形態を示した
もので、図1に示した半導体装置10の製造方法の工程
図である。
【0031】まず、図2(a)に示してあるように、半
導体基板12の上面にシリコン酸化膜やシリコン窒化膜
からなる絶縁層14を、CVD法などにより所定の厚さ
(例えば、400nm)形成する。次に、ゲート電極を
形成するためのMoSi2 膜40をスパッタなどによっ
て200〜300nm堆積する。その後、ゲート電極予
定部にフォトレジスト膜を形成したのち、ドライエッチ
ングによってゲート電極予定部以外の部分のMoSi2
膜40を除去してゲート電極20を形成する(同図
(b))。次に、絶縁層14の上部に、半導体基板12
の全体を覆って酸化シリコン(SiO2 )や窒化シリコ
ン(Si3 4 )、酸化タンタル(Ta2 5 )などか
らなる誘電体膜42をCVD法などにより所定の厚さ
(例えば40nm)堆積したのち、ゲート電極20を覆
った部分に対応した誘電体膜42の上部にフォトレジス
ト膜を設け、エッチングしてゲート電極20とその周辺
部分以外の誘電体膜42を除去し、図2(c)に示した
ように、ゲート電極20を覆った誘電体層22を形成す
る。その後、絶縁層14の上部に、半導体基板12の全
面を覆ってMoSix 膜44を5〜100nm成膜す
る。このMoSix 膜44の成膜は、MoSix 膜44
の組成と同じ組成のMoSix をターゲットとしてDC
マグネトロンスパッタによって行なうことができる。
【0032】MoとSiとの組成比は、MoSix 膜4
4の加工性、取り扱いやすさや抵抗素子32の比抵抗を
どの程度にするか、抵抗素子32のサイズ等を考慮して
決定する。また、MoSix 膜44の厚さは、5〜10
0nmであるが、20〜60nmが望ましい。この堆積
膜厚は、抵抗素子32の抵抗値やパターンサイズなどを
考慮して定められ、厚さが5nmより薄くなると、均一
に成膜するのが難しくなるばかりでなく、絶縁膜のエッ
チングの際などに絶縁膜とともに除去されて孔があいた
りするおそれがある。そして、加工の容易性を考慮する
と、膜厚は20nm以上が望ましい。また、厚さが10
0nmより大きくなると、シート抵抗が100Ω/□以
下となって抵抗として使用するのに適していない。特
に、膜厚を60nm以下にすると、所望の抵抗値を有す
る抵抗素子を容易に形成することができる。
【0033】実施例の場合、MoとSiとの組成比が
1:2.3、すなわちx=2.3のモリブデンシリサイ
ドをターゲットとして用い、8×10-3Torrのアル
ゴンガス雰囲気中でDCマグネトロンスパッタによって
MoSix 膜44を厚さ40nm形成した。スパッタの
電力密度は2.8W/cm2 であって、膜の成長速度は
400nm/minである。そして、成膜されたMoS
x 膜44の比抵抗は約1mΩ・cmであり、シート抵
抗は約240Ω/□である。
【0034】このようにしてMoSix 膜44を成膜し
たのち、フォトリソグラフィー法によりゲート電極20
に対向した容量素子用電極形成予定部と、所定の抵抗素
子形成予定部とをフォトレジストによって覆い、ドライ
エッチングによって容量素子用電極形成予定部および抵
抗素子形成予定部以外のMoSix 膜44を除去して容
量素子用電極24と抵抗素本体子32と形成する(図2
(d))。
【0035】その後、半導体基板12の上部全面にシリ
コン酸化膜などからなる絶縁膜26をCVD法などによ
って200〜400nm成膜し、同図(e)に示したよ
うに、エッチングして容量素子用電極24の上部と、抵
抗素子32のランド部上部とに複数の貫通孔28、34
を形成する。次に、絶縁膜26を覆ってAlまたはAl
−Cu、Al−Si−Cu、またTiN、TiW等のバ
リアメタルとAlもしくはアルミニウム合金との組合わ
せなどの金属膜を通常のスパッタにより500nm程度
堆積する。そして、フォトリソグラフィー法を用いて配
線予定部にフォトレジスト膜を形成したのち、Cl系ガ
スによるドライエッチング法あるいはリン酸を主成分と
するエッチャント、例えばリン酸、硝酸、酢酸、水の混
合液を用いたウエットエッチング法により、配線予定部
以外の金属膜を除去し、同図(e)に示したように、引
出し配線30、36を形成して半導体装置10にする。
【0036】なお、この実施の形態においては、容量素
子用電極24と抵抗素子32とを形成した場合について
説明したが、抵抗素子32に代えて容量素子用電極24
と同じ組成のMoSix からなるヒューズ素子を形成し
てもよいし、また抵抗素子32とヒューズ素子とを容量
素子用電極24と同時に形成してもよい。
【0037】MoSix からなるヒューズ素子は、比較
的比抵抗が大きいために、小さな電流により短時間で遮
断することが可能で、プログラムを組む際の冗長回路の
切替え、回路素子の電圧の調整、時計回路の周波数調整
などを容易に行なうことができる。すなわち、MoとS
iとの組成比が1:2.3であるモリブデンシリサイド
膜は、厚さが30nm、幅が1μmである場合、流れる
電流と溶断時間との間に図3に示したような関係があ
り、8〜10mA程度の電流を流すことにより、10m
sec以下で溶断させることができる。
【0038】図4は、第3実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の工程図である。
【0039】まず、図2(a)、(b)と同様にして半
導体基板12の上部全面に絶縁層14を成膜し、絶縁層
14の上部にゲート電極20を形成したのち、誘電体膜
42を成膜する(図4(a)、(b))。次に、図4
(c)に示したように、前記と同様にしてゲート電極2
0を覆って誘電体層22を形成したのち、半導体基板1
2の上部全体に窒化チタニウム(TiN)膜46を成膜
する。このTiN膜46は、例えばアルゴンガス中に活
性ガスである窒素ガスを流量比で60%混合し、180
℃、6×10-3Torrにてチタン(Ti)とのリアク
ティブスパッタにより5〜100nm堆積して形成す
る。
【0040】次に、図4(d)に示したように、TiN
膜46を形成した半導体基板12を1×10-5〜5×1
-4Torr程度の減圧下に配置し、加速エネルギー3
0keVの酸素イオンビーム48をTiN膜46に照射
して酸素イオンを1×1015〜1×1016cm2 程度注
入し、酸素原子を含んだTiN(以下、TiONと略記
する場合がある)膜50にする。その後、図2(d)、
(e)の工程と同様の処理を行ない、TiON膜50か
らなる容量素子用電極52と抵抗素子54とを有する半
導体装置56にする(図4(e))。
【0041】このように形成したTiONからなる容量
素子用電極52を有する半導体装置56は、前記と同様
の効果を奏することができる。また、抵抗素子54をT
iONによって形成したことにより、酸素イオンの注入
量により比抵抗、シート抵抗を容易に変えることがで
き、所定の抵抗値を有する抵抗素子を所望のパターンサ
イズで形成でき、抵抗素子を小型化することができる。
すなわち、図5に示したように、TiN膜中に酸素原子
を注入することにより、比抵抗を大幅に向上することが
でき、大きなシート抵抗を有する抵抗素子を容易に得る
ことができる。この図5は、TiN膜中の酸素原子の量
とTiN膜の比抵抗との関係を示したもので、横軸がT
iN膜中の酸素原子の量を原子%で示したものである。
そして、縦軸は、TiN膜の比抵抗を示したもので、酸
素原子を含まないTiN膜の比抵抗を1として規格化し
てある。
【0042】また、第3の実施形態においても、抵抗素
子54に代えてTiONからなるヒューズ素子を有する
半導体装置にすることができ、抵抗素子とヒューズ素子
とを容量素子用電極52と同一の工程で同時に形成した
半導体装置とすることもできる。さらに、この実施の形
態においては、TiN膜46を成膜したのち、イオン注
入によりTiON膜50を形成した場合について説明し
たが、TiON膜50の形成は、TiN膜46を酸化し
たり、酸素ガスと窒素ガスとの雰囲気中でTiをターゲ
ットとしたスパッタをしたり、スパッタなどによりTi
膜を形成したのちに酸素ガスと窒素ガスとの雰囲気中で
アニールしてもよい。
【0043】TiN膜46を酸化してTiON膜50に
する場合、400〜700℃の酸素ガス雰囲気中で15
〜45分程度酸化処理を行なえばよい。また、アクティ
ブスパッタによりTiON膜50を形成する場合、窒素
ガスに流量比で5%程度の酸素ガスを混合し、前記第3
実施の形態で述べたTiN膜46の成膜と同様の条件で
スパッタすることによりえられる。Ti膜をアニールし
てTiON膜50にする場合、例えば流量比で窒素ガス
97%、酸素ガス3%、400〜700℃の雰囲気中で
15〜45分ほど処理すればよい。
【0044】なお、図4(d)に示したように、TiN
膜46を成膜したのち、容量素子の形成部をフォトレジ
スト膜59などでマスキングし、その後、TiN膜50
に酸素イオンの注入やTiN膜50の熱酸化などを行な
えば、容量素子用電極52は酸素原子を含まないTiN
膜46により形成され、抵抗の低い容量素子用電極を形
成することができる。しかも、抵抗素子54は、大きな
比抵抗を有するTiONによって形成されるため、半導
体装置56の特性をより向上することができる。
【0045】図6、図7は、第4の実施形態に係る半導
体装置の製造方法の工程図である。この実施形態におい
ては、まず、図6(a)に示したように、リン(P)や
ヒ素(As)などのV族の元素イオン、またはホウ素
(B)などのIII族の元素イオンなどをシリコンからな
る半導体基板12の所定の箇所に所定量打込み、容量素
子形成領域と抵抗素子形成領域とにn型導電層またはp
型導電層からなる複数の拡散層58、60、62を形成
する。その後、同図(b)に示したように、半導体基板
12の上面にシリコン酸化膜などからなる絶縁層14を
所定の厚さ(例えば、400nm)堆積する。次に、同
図(c)に示したように、エッチングによって拡散層5
8、60、62の上部の絶縁層14に第1の貫通孔6
4、66、68を形成したのち、スパッタにより絶縁層
14の全面を覆ってMoSix を5〜100nm堆積
し、MoSix 膜44を形成する(図6(d))。
【0046】その後、図7(e)に示したように、前記
したと同様にして拡散層58と電気的に接続されたMo
Six からなる容量素子用電極70と、拡散層60、6
2と電気的に接続されたMoSix からなる抵抗素子7
2とを形成する。次に、半導体基板12の上部全体を覆
ってシリコン酸化膜、窒化シリコン、酸化タンタルなど
からなる絶縁膜26を所定の厚さ形成する(図7
(f))。この絶縁膜26は、容量素子の誘電体層をも
構成する。次に、拡散層58、60、62の上部の絶縁
層14と絶縁膜26とを貫通した第2の貫通孔74、7
5、77を形成する(図7(g))。その後、絶縁膜2
6の全面を覆ってAlまたはAl−Cu、Al−Si−
Cu、またTiN、TiW等のバリアメタルとAlもし
くはアルミニウム合金との組合わせなどからなる金属膜
を形成し、前記したと同様にして容量素子用電極70に
対向した容量素子用の対向電極79を形成するととも
に、拡散層58、60、62に電気的に接続した引出し
電極30、36、36を形成し、MoSix からなる容
量素子用電極70と抵抗素子72とを有する半導体装置
76にする。
【0047】このように形成した本実施形態の半導体装
置76は、絶縁膜26を誘電体層としているため、工程
の簡素化が図れる。なお、本実施の形態においても抵抗
素子72に代えてヒューズ素子を形成してもよいし、M
oSix に代えて酸素原子を含むTiNにより抵抗素子
やヒューズ素子を形成したもよい。また、対向電極79
は、ゲート電極であってもよい。
【0048】図8は、第5実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の工程図である。この実施の形態において
は、図8(a)に示したように、前記と同様にして半導
体基板12の上面全体に絶縁層14を形成したのち、絶
縁層14の全面にAlまたはAl−Cu、Al−Si−
Cu、またTiN、TiW等のバリアメタルとAlもし
くはアルミニウム合金との組合わせなどを約100nm
成膜し、これをエッチングして下地配線からなる容量素
子用対向電極78と容量素子用の引出し電極80、抵抗
素子用の引出し電極82を形成する。次に、これらの電
極と絶縁層14とを覆って誘電体膜42を成膜したのち
(同図(b))、誘電体層形成予定領域にフォトレジス
ト膜を形成し、ドライエッチングによって誘電体層形成
予定領域以外の誘電体膜42を除去し、対向電極78と
容量素子用引出し電極80とに跨がって誘電体層84を
形成する。その後、半導体基板12の上部全体にMoS
x膜を堆積し、図8(d)に示したように、エッチン
グして誘電体層84の上部にMoSix からなる容量素
子用電極86を形成するとともに、抵抗素子用引出し電
極82、82間に抵抗素子88を形成して半導体装置9
0を得る。この実施の形態においても、抵抗素子88に
代えてヒューズ素子を形成してもよい。
【0049】図9は、第6実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の工程図である。この実施の形態は、まず、
前記と同様にして半導体基板12の上面に絶縁層14を
形成したのち、絶縁層14の上面全体にMoSix 膜4
4を成膜する(図9(a))。次に、同図(b)に示し
たように、エッチングにより容量素子形成領域にMoS
x からなる容量素子用電極92を形成するとともに、
抵抗素子形成領域に抵抗素子94を形成する。その後、
同図(c)に示したように、半導体基板12の上部全体
に絶縁膜26を堆積したのち、容量素子用電極92の上
部の絶縁膜26に貫通孔96を形成する(図9
(d))。この貫通孔96は、容量素子の静電容量に対
応して大きさが定められる。
【0050】次に、同図(e)に示したように、半導体
基板12の上部全体に誘電体膜42を形成したのち、容
量素子用電極92と抵抗素子94との上方の絶縁膜26
と誘電体膜42とを貫通させた貫通孔98、100をエ
ッチングにより形成する(同図(f))。その後、誘電
体膜42の全体を覆ってAl、Al−Cu、Al−Si
−Cu、またTiN、TiW等のバリアメタルとAlも
しくはアルミニウム合金との組合わせなどの金属膜を形
成し、これをエッチングして貫通孔96に対応した部分
に容量素子用対向電極102を形成するとともに、容量
素子用電極92に接続した容量素子用引出し電極30
と、抵抗素子94に接続した抵抗素子用の引出し電極3
6を形成し、半導体装置104にする。
【0051】このように形成した半導体装置104は、
絶縁膜26と別体に誘電体膜42を形成しているため、
容量素子の静電容量に応じた厚さの誘電体膜42を形成
することができ、静電容量の調節を容易に行なうことが
でき、容量素子の小型化を図ることができる。
【0052】図10は、第7実施の形態に係る半導体装
置の要部説明図である。この半導体装置110は、半導
体基板12を覆って設けた絶縁層14の上部に容量素子
16を構成する容量素子用対向電極であるゲート電極
(または下地配線)112が形成されている。さらに、
ゲート電極112と絶縁層14とを覆って絶縁膜26が
設けてある。この絶縁膜26は、ゲート電極112の上
部が容量素子16の電荷を蓄積する誘電体層となってい
て、ゲート電極112に対向した絶縁膜26の上部に、
MoSix からなる容量素子用電極24が形成してあ
る。
【0053】一方、抵抗素子の形成領域には、絶縁膜2
6の上部に、抵抗素子18を構成する抵抗素子32が形
成してある。そして、容量素子用電極24と抵抗素子3
2との上部には、これらに電気的に接続されたAl、A
l−Cu、Al−Si−Cu、またTiN、TiW等の
バリアメタルとAlもしくはアルミニウム合金との組合
わせなどの金属膜からなる引出し電極114、116が
設けてある。また、容量素子用電極24と抵抗素子32
との上面には、絶縁膜118が設けてある。この絶縁膜
118は、引出し電極114、116をエッチングによ
り加工する際に、容量素子用電極24または抵抗素子3
2がダメージを受けるのを防止するもので、必要に応じ
て設ければよく、設けなくともよい。
【0054】図11は、第8実施の形態に係る半導体装
置の要部説明図である。この第8実施の形態に係る半導
体装置120は、第7実施の形態に係る半導体装置11
0の変形例であって、絶縁膜26を形成したのち、ゲー
ト電極112の上部の絶縁膜26を除去して貫通孔96
を形成する。その後、半導体基板12の上部全体に誘電
体膜42を形成したのち、貫通孔96に対応した部分の
誘電体膜42の上部にMoSix からなる容量素子用電
極24を形成するとともに、抵抗素子形成領域に抵抗素
子32を形成したものである。
【0055】図12は、第9実施の形態に係る半導体装
置の要部説明図である。本実施形態の半導体装置122
は、絶縁層14の上に直接MoSix からなる容量素子
用電極92と抵抗素子94とが形成してある。そして、
容量素子用電極92と抵抗素子94との上部には、半導
体基板12の全体を覆って設けた絶縁膜26が位置して
おり、その上部に容量素子用対向電極79と引出し電極
30、36とが形成してある。
【0056】図13は、第10実施の形態に係る要部説
明図である。この実施の形態に係る半導体装置124
は、絶縁層14の上部に絶縁層14に接してMoSix
からなる容量素子用電極92と抵抗素子94とが設けて
ある。そして、容量素子用電極92と抵抗素子94とを
形成したのち、半導体基板12の上部全体に誘電体膜4
2を成膜し、誘電体膜42をエッチングして容量素子用
電極92の上部に誘電体膜42からなる誘電体層22を
形成するとともに、抵抗素子94の上部の誘電体膜42
をダメージ防止用の絶縁膜として残したものである。
【0057】なお、第7実施の形態から第10実施の形
態においても、容量素子用電極と抵抗素子とは同一の工
程において同時に形成される。また、これらの実施の形
態においても、MoSix に代えてTiONを用いても
よいし、抵抗素子に代えてヒューズ素子を形成したり、
容量素子用電極を形成する際に抵抗素子と容量電極とを
同時に形成してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る半
導体装置によれば、容量素子の電極の寄生容量を小さく
することができ、大規模集積回路の高速動作が可能とな
る。また、容量素子用電極と抵抗素子、ヒューズ素子と
を同時に形成することにより、製造工程の簡素化とコス
トの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る半導体装置の要
部断面図であって、(1)はMOSトランジスタのゲー
ト電極の長手方向に沿った断面図、(2)は(1)のA
−A線に沿った断面図である。
【図2】本発明の第2実施の形態に係る半導体装置の製
造方法を示す工程図である。
【図3】モリブデンシリサイド膜を流れる電流と溶断時
間との関係を示す図である。
【図4】第3実施の形態に係る半導体装置の製造工程図
である。
【図5】TiN膜中の酸素原子の量とTiN膜の比抵抗
との関係を示す図である。
【図6】第4実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
説明する一部工程図である。
【図7】第4実施の形態に係る半導体装置の製造方法の
一部工程図であって、図6の工程に続く工程の説明図で
ある。
【図8】第5実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
説明する工程図である。
【図9】第6実施の形態に係る半導体装置の製造方法を
説明する工程図である。
【図10】第7実施の形態に係る半導体装置の要部説明
図である。
【図11】第8実施の形態に係る半導体装置の要部説明
図である。
【図12】第9実施の形態に係る半導体装置の要部説明
図である。
【図13】第10実施の形態に係る半導体装置の要部説
明図である。
【符号の説明】
10 半導体装置 12 半導体基板 14 絶縁層 16 容量素子部 18 抵抗素子部 20 容量素子用対向電極(ゲート電極) 22 誘電体層 24、52 容量素子用電極 26 絶縁膜 30、36 引出し電極 32、54 抵抗素子 42 誘電体膜 44 MoSix 膜 46 TiN膜 50 酸素を含んだTiN膜 58、60、62 拡散層 70、86 容量素子用電極 72、88 抵抗素子 74、78 容量素子用対向電極 92 容量素子用電極 94 抵抗素子 96 貫通孔 102 容量素子用対向電極 82 抵抗素子

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上または半導体基板内に能動
    素子と受動素子とが分離不能に結合している半導体装置
    において、容量素子の電極がTiNまたは酸素原子を含
    むTiNもしくはMoSix からなることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上または半導体基板内に能動
    素子と受動素子とが分離不能に結合している半導体装置
    において、抵抗素子またはヒューズ素子の少なくともい
    ずれか一方と容量素子の電極とが高融点金属の化合物か
    らなることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記高融点金属化合物は、TiNまたは酸素原子を含む
    TiNもしくはMoSix からなることを特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3に記載の半導体装置に
    おいて、前記酸素原子を含むTiNは、酸素原子の量が
    5〜25原子%であることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または3に記載の半導体装置に
    おいて、前記MoSix は、xが1.7〜3.3である
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または3ないし5のいずれかに
    記載の半導体装置において、前記TiNまたは酸素原子
    を含むTiNもしくはMoSix からなる電極は、前記
    容量素子を構成する誘電体の上部に形成したことを特徴
    とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または3ないし5のいずれかに
    記載の半導体装置において、前記TiNまたは酸素原子
    を含むTiNもしくはMoSix からなる電極は、前記
    容量素子を構成する誘電体の下部に形成したことを特徴
    とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の半導体装置に
    おいて、前記容量素子の他方の電極はゲート電極または
    下地配線であることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の半
    導体装置において、前記容量素子用電極と抵抗素子また
    はヒューズ素子とは同じ材質により形成してあることを
    特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板上または半導体基板内に能
    動素子と受動素子とが分離不能に結合している半導体装
    置の製造方法において、前記半導体基板の上方に絶縁層
    を形成する工程と、前記絶縁層の上部にゲート電極また
    は下地配線を形成する工程と、前記ゲート電極または下
    地配線の上部に誘電体層を形成する工程と、前記半導体
    基板の全面を覆ってTiN膜または酸素原子を含むTi
    N膜もしくはMoSix 膜を形成し、TiN膜または酸
    素原子を含むTiN膜もしくはMoSix 膜を加工して
    上記誘電体層の上部に容量素子用電極を形成する工程
    と、前記容量素子用電極の上部に容量素子用電極に接続
    した引出し電極を形成する工程を有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上または半導体基板内に能
    動素子と受動素子とが分離不能に結合している半導体装
    置の製造方法において、前記半導体基板の全面に絶縁層
    を形成する工程と、前記絶縁層の上部にTiN膜または
    酸素原子を含むTiN膜もしくはMoSix 膜を形成
    し、TiN膜または酸素原子を含むTiN膜もしくはM
    oSix 膜を加工して容量素子用電極を形成する工程
    と、前記容量素子用電極の上部に誘電体層を形成する工
    程と、前記誘電体層の上部に容量素子用対向電極を形成
    する工程と、前記容量素子用電極の上部に容量素子用電
    極と接続された引出し電極を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の半導体
    装置の製造方法において、前記誘電体層は、前記半導体
    基板の上部全体に設けた絶縁膜であることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項10または11に記載の半導体
    装置において、前記誘電体層を形成する工程は、前記半
    導体基板の上部全体に絶縁膜を形成する工程と、前記ゲ
    ート電極または前記下地配線の上部に位置する前記絶縁
    膜を除去する工程と、前記絶縁膜の除去部を覆って誘電
    体膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体基板上または半導体基板内に能
    動素子と受動素子とが分離不能に結合している半導体装
    置の製造方法において、前記半導体基板の上方に絶縁層
    を形成する工程と、前記絶縁層の上部全面にTiN膜ま
    たは酸素原子を含むTiN膜もしくはMoSix 膜を形
    成し、TiN膜または酸素原子を含むTiN膜もしくは
    MoSix 膜を加工して容量素子用電極を形成する工程
    と、前記容量素子用電極の上部に誘電体層を形成する工
    程と、前記誘電体層の上部に容量素子用対向電極を形成
    する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の半導体装置の製造
    方法において、前記容量素子用対向電極は、前記容量素
    子用電極に接続した引出し電極と同時に形成することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 半導体基板上または半導体基板内に能
    動素子と受動素子とが分離不能に結合している半導体装
    置の製造方法において、前記半導体基板内に拡散層を形
    成する工程と、前記半導体基板に絶縁層を形成する工程
    と、前記拡散層の上部に位置する前記絶縁層に第1の貫
    通孔を形成する工程と、前記絶縁層の上部全体にTiN
    膜または酸素原子を含むTiN膜もしくはMoSix
    形成し、TiN膜または酸素原子を含むTiN膜もしく
    はMoSix 膜を加工して前記第1の貫通孔を介して前
    記拡散層に接続した容量素子用電極を形成する工程と、
    前記容量素子用電極の上部に誘電体層を形成する工程
    と、前記誘電体層の上部に容量素子用対向電極を形成す
    る工程と、前記拡散層の上部の前記絶縁層を貫通した第
    2の貫通孔を形成する工程と、前記絶縁層の上部に、前
    記第2の貫通孔を介して前記拡散層に接続した引出し電
    極を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項10ないし16のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法において、前記酸素原子を含
    むTiN膜は、スパッタによりTiN層を形成したの
    ち、前記スパッタにより形成したTiN層に酸素イオン
    を注入して形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  18. 【請求項18】 請求項10ないし16のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法において、前記酸素原子を含
    むTiN層は、スパッタによりTiN層を形成したの
    ち、スパッタにより形成したTiN層を酸化して形成す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項10ないし16のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法において、前記酸素を含むT
    iN層は、酸素ガスと窒素ガスとが存在する雰囲気中で
    Tiをターゲットとしたスパッタにより形成することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項10ないし16のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法において、前記酸素を含むT
    iN膜は、スパッタによりTi層を形成したのち、酸素
    ガスと窒素ガスとが存在する雰囲気中でアニールして形
    成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項10ないし20のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法において、前記MoSix
    は、前記MoSix 膜の組成と同一の組成を有するMo
    Six をターゲットとしたスパッタにより形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項10ないし21のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法において、前記容量素子用電
    極は、抵抗素子またはヒューズ素子の少なくともいずれ
    か一方と同一の組成を有する前記酸素原子を含むTiN
    膜または前記MoSix 膜からなり、前記抵抗素子また
    は前記ヒューズ素子の少なくとも一方と同時に形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項10ないし16のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法において、 前記酸素原子を含まないTiN膜からなる前記容量素子
    用電極の形成は、 前記半導体基板の上部全体に前記酸素原子を含まないT
    iN膜をスパッタにより形成したのち、 抵抗素子形成予定部またはヒューズ素子形成予定部の前
    記TiN膜を、酸素イオン注入または酸化して酸素原子
    を含むTiN膜にし、 前記酸素原子を含まないTiN膜と酸素原子を含むTi
    Nとを同時に加工して前記抵抗素子または前記ヒューズ
    素子との少なくともいずれか一方とを同時に形成するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP10254417A 1997-10-27 1998-09-08 半導体装置およびその製造方法 Withdrawn JPH11195753A (ja)

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