JPH0629484A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH0629484A
JPH0629484A JP4202911A JP20291192A JPH0629484A JP H0629484 A JPH0629484 A JP H0629484A JP 4202911 A JP4202911 A JP 4202911A JP 20291192 A JP20291192 A JP 20291192A JP H0629484 A JPH0629484 A JP H0629484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transition metal
memory device
capacitor
semiconductor memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4202911A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Murai
一郎 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP4202911A priority Critical patent/JPH0629484A/ja
Publication of JPH0629484A publication Critical patent/JPH0629484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 α線によるソフトエラーを防止し、信頼性を
向上し得るスタックセルキャパシタを有する半導体記憶
装置を提供する。 【構成】 スタックキャパシタ構造を有するダイナミッ
ク・ランダムアクセスメモリにおいて、キャパシタを構
成する下部電極が遷移金属膜又は遷移金属のシリサイド
膜もしくは合金膜7とポリシリコン膜14との積層膜に
より形成される。該下部電極の材質としては、例えば、
W,Mo,Ti;W2 Si,Mo2 Si,Ti2 Si;
TiW,TiN;PolySi/W,PolySi/Mo,Poly
Si/Ti等が選ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS型半導体記憶装
置、特にダイナミック・ランダムアクセスメモリ即ち、
DRAM(Dynamic Random Access Memory)と呼ばれる
メモリー装置に係り、このうち特に積層型(スタック)
キャパシタ構造を有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種半導体記憶装置は、例えば特開平
1−119054号公報により知られている。ここで、
従来のスタックキャパシタ構造を有するDRAMの製造
方法を図5乃至図8により説明する。シリコン基板10
1上に素子分離膜102とゲート絶縁膜103及びゲー
ト電極104とを形成した後、選択的にソース/ドレイ
ン拡散層113が形成される(図5)。この後、図6に
示されるように層間絶縁膜105に、電気的接続を行う
ためのコンタクト孔106を開口する。さらに、電荷を
蓄積させるキャパシタの下部電極107,誘電体膜10
8及び上部電極109が順次形成される(図7)。
【0003】そして最後に、図8に示したように層間絶
縁膜110,コンタクト孔111及び金属配線112を
順次形成し、以上の工程により1トランジスタ−1キャ
パシタのDRAMの1メモリーセルが形成される。な
お、書込用のワードラインは上記ゲート電極104によ
り、また読出用のビットラインは上記金属配線112に
よりそれぞれ構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のDRAM
において、キャパシタを構成する下部電極107(スト
レージノード)は、不純物を含んだポリシリコン薄膜に
よって形成されていた。このため該ポリシリコン薄膜中
の不純物がコンタクト孔106を通じてシリコン基板1
01中に拡散し、この結果、α線によるソフトエラーを
起こし易くなり、信頼性が低下するという問題があっ
た。
【0005】本発明はかかる実情に鑑み、α線によるソ
フトエラーを防止し、信頼性を向上し得るスタックセル
キャパシタを有する半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体記憶
装置は、スタックキャパシタ構造を有するDRAMにお
いて、キャパシタを構成する下部電極を遷移金属膜又は
該遷移金属のシリサイド膜もしくは合金膜により形成し
たものである。または上記下部電極はポリシリコンとの
積層膜により形成される。そして例えば、W,Mo,T
i;W2 Si,Mo2 Si,Ti2 Si;TiW,Ti
N;PolySi/W,PolySi/Mo,PolySi/Ti等
の材質が選ばれる。
【0007】
【作用】従来のDRAMでは、ポリシリコン薄膜中から
拡散した不純物が半導体基板の裏側まで深く拡散して、
拡散層を広げてしまうため、α線によるソフトエラーが
発生し易かった。これに対して本発明によれば、下部電
極を金属膜により形成することにより、不純物を深く拡
散しずらくして拡散層の面積を広げない。このように、
α線により発生するエレクトロンの捕獲率を減少し、ソ
フトエラーを起こし難い構造となっている。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図4に基づき本発明による半
導体記憶装置の一実施例を説明する。図1乃至図4は本
発明の半導体記憶装置の製造工程を示しているが、先ず
図1において、P型シリコン半導体基板1(比抵抗2〜
15Ωcm)にLOCOS法によりフィールド酸化膜2
を厚さ3,000〜10,000Åで形成する。次に熱
酸化法によりゲート酸化膜3を厚さ100〜500Åで
形成した後に、CVD法により厚さ1,500〜5,0
00Åでポリシリコン薄膜を堆積させて、このポリシリ
コン薄膜に対して熱拡散法によりP(燐)等の不純物を
濃度1〜8×1020atoms /cm3 で拡散させ、次いで
微細加工法によりパターン成形することによりゲート電
極4が形成される。
【0009】ゲート電極4のパターンと上記フィールド
酸化膜2を用いてイオン注入法により選択的にN型の不
純物P,As(砒素)を拡散させ、これによりソース/
ドレイン拡散層13が形成される。このソース/ドレイ
ン拡散層13は、表面濃度が1×1019〜1×1021io
ns/cm3 、また深さが0.1〜0.3μm程度に形成
される。
【0010】ゲート電極4の形成後、図2に示したよう
にCVD法により厚さ500〜2,500Åで二酸化シ
リコン薄膜5を堆積させ、この後微細加工法によりコン
タクト孔6が開口される。
【0011】次に図3において、スパッタリング法,C
VD法によりW(タングステン)膜を形成し、微細加工
法により下部ゲート電極7が加工される。またキャパシ
タ誘電体膜8は所謂、ONO膜(自然酸化膜−CVD・
SiN膜−熱酸化膜の三層膜)で、その実効酸化膜厚5
0〜100Å程度に成長させる。上部電極9は、CVD
法によりポリシリコン薄膜を厚さ1,000〜3,00
0Å程度に成膜させ、このポリシリコン薄膜に対して熱
拡散法によりPを不純物拡散させることにより、濃度1
〜8×1020atoms /cm3 にしたものである。ここで
図3に示したポリシリコン膜14のように、下部ゲート
電極7を金属膜とポリシリコン膜の二層構造としてもよ
い。ポリシリコン膜14は厚さ500〜1,500Åで
あり、熱拡散法又はイオン注入法を用いてAs,Pが不
純物導入される。
【0012】上記上部電極9を微細加工法によりパター
ン成形した後、図4に示されるように層間絶縁膜10,
コンタクト孔11及び金属配線12をそれぞれ形成し、
かくしてデバイス動作が行われる。本発明による半導体
記憶装置では、下部ゲート電極7が金属膜により形成さ
れているので、不純物を深く拡散しずらくして拡散層の
面積を広げない。そして、α線により発生するエレクト
ロンの捕獲率を減少し、ソフトエラーを起こし難い構造
となっている。
【0013】上記実施例では、遷移金属膜のみによって
下部ゲート電極7を構成したが、遷移金属のシリサイド
膜W2 Si,Mo2 Si,Ti2 Si等により構成する
ことも可能である。また遷移金属膜としてもW,Mo,
Tiの他にTiW,TiN膜のような合金膜であっても
よい。
【0014】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、α線に
よるソフトエラーの発生が減少して、信頼性の高いDR
AMを提供することができる等の優れた利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体記憶装置の製造
工程を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例による半導体記憶装置の製造
工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例による半導体記憶装置の製造
工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例による半導体記憶装置の製造
工程を示す断面図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の製造工程を示す断面図
である。
【図6】従来の半導体記憶装置の製造工程を示す断面図
である。
【図7】従来の半導体記憶装置の製造工程を示す断面図
である。
【図8】従来の半導体記憶装置の製造工程を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 二酸化シリコン薄膜 6 コンタクト孔 7 下部電極 8 キャパシタ誘電体膜 9 上部電極 10 層間絶縁膜 11 コンタクト孔 12 金属配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタックキャパシタ構造を有するダイナ
    ミック・ランダムアクセスメモリにおいて、キャパシタ
    を構成する下部電極を遷移金属膜又は該遷移金属の合金
    膜もしくはシリサイド膜により形成したことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記下部電極は、遷移金属膜もしくは遷
    移金属のシリサイド膜と不純物を含むポリシリコン膜と
    の積層構造で成ることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記ポリシリコン膜は、燐,砒素等の不
    純物を含有していることを特徴とする請求項2に記載の
    半導体記憶装置。
JP4202911A 1992-07-07 1992-07-07 半導体記憶装置 Pending JPH0629484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4202911A JPH0629484A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4202911A JPH0629484A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0629484A true JPH0629484A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16465219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4202911A Pending JPH0629484A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629484A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5744853A (en) * 1995-09-15 1998-04-28 Chartered Semiconductor Manufacturing Pte Ltd Three dimensional polysilicon capacitor for high density integrated circuit applications
KR100304702B1 (ko) * 1998-07-10 2001-09-26 윤종용 반도체장치의 커패시터 및 그 제조방법
KR100325703B1 (ko) * 1998-12-30 2002-05-09 박종섭 반도체소자의캐패시터제조방법
US6696733B2 (en) * 1997-10-27 2004-02-24 Seiko Epson Corporation Semiconductor devices including electrode structure
KR100419027B1 (ko) * 1996-12-31 2004-05-20 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의캐패시터제조방법
US7170736B2 (en) * 2003-08-28 2007-01-30 Tessera, Inc. Capacitor having low resistance electrode including a thin silicon layer

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5744853A (en) * 1995-09-15 1998-04-28 Chartered Semiconductor Manufacturing Pte Ltd Three dimensional polysilicon capacitor for high density integrated circuit applications
KR100419027B1 (ko) * 1996-12-31 2004-05-20 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의캐패시터제조방법
US6696733B2 (en) * 1997-10-27 2004-02-24 Seiko Epson Corporation Semiconductor devices including electrode structure
KR100304702B1 (ko) * 1998-07-10 2001-09-26 윤종용 반도체장치의 커패시터 및 그 제조방법
KR100325703B1 (ko) * 1998-12-30 2002-05-09 박종섭 반도체소자의캐패시터제조방법
US7170736B2 (en) * 2003-08-28 2007-01-30 Tessera, Inc. Capacitor having low resistance electrode including a thin silicon layer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6278150B1 (en) Conductive layer connecting structure and method of manufacturing the same
JP3021800B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US5518947A (en) Method of forming a semiconductor memory device having silicon nitride overlying only in peripheral circuit area
JP2585140B2 (ja) 半導体装置の配線接触構造
US5106774A (en) Method of making trench type dynamic random access memory device
JP3246442B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6376348B1 (en) Reliable polycide gate stack with reduced sheet resistance and thickness
JP3367480B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP2002124649A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPH0629484A (ja) 半導体記憶装置
JPH0715949B2 (ja) Dramセル及びその製造方法
US5373177A (en) Semiconductor device with improved electric charge storage characteristics
US5847434A (en) Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same
JP2002026295A (ja) 高誘電体キャパシタ及びその製造方法
JPH06209088A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JPH0414862A (ja) 半導体装置
JPH0661445A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
CN110391231B (zh) 半导体元件及其制作方法
JP2002118167A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02281654A (ja) 半導体記憶装置
JPH04332163A (ja) 半導体メモリ
JP3071274B2 (ja) 半導体メモリ装置およびその製造方法
JP2846306B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH0338732B2 (ja)
JPH0685188A (ja) 半導体記憶装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000516