JPH1071042A - シートリクライニング装置 - Google Patents

シートリクライニング装置

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JPH1071042A
JPH1071042A JP8228990A JP22899096A JPH1071042A JP H1071042 A JPH1071042 A JP H1071042A JP 8228990 A JP8228990 A JP 8228990A JP 22899096 A JP22899096 A JP 22899096A JP H1071042 A JPH1071042 A JP H1071042A
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arm
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Naoaki Hoshihara
原 直 明 星
Yukifumi Yamada
田 幸 史 山
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
    • B60N2/2356Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls
    • B60N2/236Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls linearly movable

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートバックにかかる荷重に対して十分な剛
性のシートリクライニング装置を提供する。 【解決手段】 アッパアーム2とロアアーム4及び規制
部材8で構成されるリクライニング機構をシートクッシ
ョン1に対して2組設けることにより、シートバック3
に荷重がかかった場合でもリクライニング機構の剛性が
向上すると共に、レリーズレバー70の操作によりポー
ルを動かし両側のロアアームとアッパアームの回動規制
を解除させてシートバック3を回動自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートリクライニ
ング装置に関するもので、シートバックに大きな荷重が
加わった場合でも十分耐えうるシートリクライニング装
置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は図8に示されるも
のが公知となっている。
【0003】シートバック側に取り付けられるアッパア
ームが回転軸に設けられた回転軸の回動中心とは異なる
偏心部によりころがり軸受けを介して支持されて、2つ
のアッパアームが背中合わせに固定的に組み合わされた
状態で、アッパアームの両側にロアアームが回転軸に支
持されて配設されている。このアッパアーム及びロアア
ームには一体的に歯が設けられており、アッパアーム側
に設けられた内歯とロアアーム側に設けられた外歯は少
なくとも1つ異なっており、互いに噛合状態となったリ
クライニング装置の機構が、特開昭63−234915
号公報に開示されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
に示される機構は、回転軸に設けられた偏心部とアッパ
アームとロアアームに一体的に設けられた歯の歯数の違
いにより、回転軸を回動させることにより遊星ギヤの関
係で、徐々にアッパアームとロアアームとの回動範囲が
変化するものであり、大きな回動角度変化させる場合に
は回転軸を何回も回転させなければならず、回動角度の
微調整は可能であるが、アッパアームのロアアームに対
する回動角度を直ぐに大きく変えることはできない。
【0005】また、対向して配設されたアッパアームと
ロアアームとの2組の噛合状態を常に一定状態に保つと
いうことは、両者の位置決め手段を有していないことか
ら、十分な製品精度が要求されるものとなり難しくな
る。
【0006】そこで、本発明は、従来の問題点に対して
の改善をなすものであり、リクライニング機構の剛性を
向上させると共に、リクライニング機構の位置決め精度
の向上を図ることを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために報じた技術的手段は、車両のフロア側に固定
されるロアアームと、シートバックに固定され前記ロア
アームに対して回動可能なアッパアームと、該アッパア
ームと前記ロアアームの回動中心となる回転軸と、該回
動軸を回動させる回動操作部材と、前記回動操作部材の
動きにより前記ロアアームに対し前記アッパアームの回
動を規制する規制部材とを備えたシートリクライニング
装置において、前記ロアアームと前記アッパアーム及び
前記規制部材よりなるリクライニング機構をシートクッ
ションの少なくとも一側に2組設けた構成とし、前記回
動操作部材の操作により前記規制部材を動かし前記ロア
アームと前記アッパアームの規制を解除させて前記アッ
パアームを前記ロアアームに対し回動自在としたものと
した。
【0008】上記の構成により、リクライニング機構を
シートクッションの少なくとも一側に2組のリクライニ
ング機構を設けたので、シートバックに入った荷重がア
ッパアームに入力されても荷重に対しての強度が向上す
る。
【0009】また、回動操作部材の操作により規制部材
を動かしロアアームとアッパアームの規制を解除させて
アッパアームをロアアームに対し回動自在としたので、
規制部材の解除によりアッパアームはロアアームに対し
て自由に回動が可能なものとなる。
【0010】より好ましくは、回転軸の回動により2組
の規制部材が同時に係脱されるとよい。このようにする
ことで、回転軸により2組の回動規制が簡単な構成で、
同時に係脱されるものとなる。
【0011】また、第1リクライニング機構と第2リク
ライニング機構は、位置決め手段により同軸で対向して
配設されるとよく、位置決め手段により第1リクライニ
ング機構と第2リクライニング機構の位置が確定するの
で、位置決めが正確なものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0013】図1は車両用シートについて、アッパアー
ム2とロアアーム4の取り付け場所を示した図であり、
図2〜図4はアッパアーム2とロアアーム4の関係をシ
ートの一方の側における詳細に示す図である。
【0014】そこで、最初に図2を参照して一方の側の
アッパアーム2とロアアーム4の構成について説明す
る。
【0015】(一側のリクライニング機構)シートクッ
ション1に固定されたロアアーム4及びシートバック3
に固定されたアッパアーム2には両アーム(ロアアーム
とアッパアーム)2、4を貫通した形で回転軸5が回動
自在に支持されている。アッパアーム2は、ロアアーム
4に対して回転軸5を中心としてガイド構造10を介し
て回動自在となっている。このガイド構造10はアッパ
アーム2に半抜き形成された凹部21とロアアーム4に
半抜き形成された凸部41の嵌合により構成される。
【0016】ロアアーム4及びアッパアーム2の回動軸
5が貫通する部分には、回転軸支持部42、22が互い
に対向する方向における外側に向かって半抜き形成され
ており、ロアアーム4とアッパアーム2との間には、回
転軸支持部42、22の形成により回転軸5が挿通され
る空間7が形成されている。また、回転軸支持部42、
22の形成により、アッパアーム2には空間7に露呈す
るラチェット23が形成されており、ロアアーム4には
空間7に露呈し且つラチェット23と回転軸5との間に
各々配置される対のガイド壁43、44が形成されてい
る。このラチェット23は回転軸5を中心とした所定幅
の円弧状の歯部23aを有しており、対のガイド壁4
3、44は回転軸7の径方向に平行に延在し且つ互いに
対向するものである。更に、アッパアーム2には、空間
7に露呈し且つガイド壁43、44を挟んで互いに対向
する対のストッパ壁24、25も回転軸支持部22に形
成されている。
【0017】空間7内にはポール8とカム9が配設され
ている。ポール8は矩形状をした本体部8dを主とした
矩形形状を有し、回転軸5の周りに配置されロアアーム
4のガイド壁43、44の間に本体部8dの両側面が所
定のスキをもってガイド壁43、44と接するように回
転軸5の径方向にガイド壁43、44に沿ってスライド
自在にロアアーム4に支持されている。このポール8の
本体部8dのラチェット23の歯部23aと対向する面
には、歯部8aが形成されており、スライド動作により
アッパアーム2のラチェット23の歯部23aと噛合及
び噛合解除される。また、ポール8の本体部8dの歯部
8aが形成される面と反対側の面には回転軸8の径方向
にカム状になったカム面8bが形成されている。カム9
のポール8のカム面8bと対向する部位には突部9aが
設けられ、回転動作によりポール8のカム面8bと当接
及び当接解除され、このポール8のカム面8bとカム9
の突部9aとの当接によりポール8をスライド動作させ
るように押圧し、ポール8の歯部8aとラチェット23
の歯部23aとの噛合をなす。
【0018】また、ポール8の本体部8dには径方向に
カム状とされたカム溝8cが、カム9にはカム溝8aと
係合可能な腕部9bが回転軸8の周方向に延在するよう
に各々形成されており、カム9の回転動作によりカム溝
8cと腕部9bとが係合され、この挿通によりポール8
を径方向にスライド動作させポール8の歯部8aとラチ
ェット23の歯部23aとの噛合を解除させる。
【0019】図3に示されるように、ロアアーム4の回
転軸支持部42は、ガイド壁43、44がアッパアーム
2のラチェット23の歯部を横断し且つ空間7がガイド
機構6を構成するアッパアーム2の突部21と対向する
部位まで存在するようになっている。ポール8の歯部8
aはポール8の板厚半分でアッパアーム2側に設けら
れ、残りのロアアーム4側の板厚半分には壁部81を形
成している(図6の右側参照)。図4に示されるように
壁部81は、歯部8aより突出するように且つ歯部8a
の歯間を連結するように本体部8dから延在しており、
ポール8の歯部8aとラチェット23の歯部23aの噛
合状態で突部21と空間7のアッパアーム2の突部21
と対向する部位に配置され、本体部8dの側面から連続
する側面81aでガイド壁43、44と当接可能になっ
ている。
【0020】このように構成されたラチェット23、ポ
ール8、ガイド壁43、44及びカム9の突部9aは、
同様なものがもう1つ配設されており、回転軸5を挟ん
で互いに対向する一組のものとされている。
【0021】回転軸5の周りには突部9aがポール8の
カム面8bと当接してラチェット23の歯部23aとポ
ール8の歯部8aとの噛合が通常状態では維持されるよ
うにスプリング11が配設されている。このスプリング
11は一端が回転軸5の端部に設けられたスリットに係
止され、他端は回転軸5に同軸でロアアーム4側に取り
付けられた係止部材62に止まっている。
【0022】(他側のリクライニング機構1組目)1組
目のロアアーム74とアッパアーム72には両アームを
貫通した形で回転軸75が回動自在に支持されている。
アッパアーム72は、ロアアーム74に対して回転軸7
5を中心として歯部が設けられたガイド構造により回動
自在となっている。このガイド構造はアッパアーム72
に半抜き形成された凹部72fと回転軸75を中心とし
て径方向に延びる2つの長方形部72g及び円弧部72
h及び穴72eが一回のプレス加工により設けられてい
る。また、アッパアーム74においては半抜き形成され
たラチェット74f及びピン74c,74dが設けられ
ており、このようなロアアーム74とアッパアーム72
と重ね合わせることでポール78a,78bとカム79
が収められる空間が形成されている(図6参照)。
【0023】ロアアーム74及びアッパアーム72の回
転軸75が貫通する部分の近傍には、長方形部72gが
互いに対向する方向における外側に向かって半抜き形成
されており、アッパアーム72には空間に露呈するラチ
ェット74fが形成されている。ラチェット74fは回
転軸75を中心とした所定幅の円弧状の歯を有してい
る。
【0024】ポール78a,78bは回転軸75から径
方向に延びる長方形部72gに沿ってスライド自在とな
り、ロアアーム74に支持されている。このポール78
a,78bにはラチェット23の歯と対向する側の面に
は歯が形成されており、2面幅部75aをもった回転軸
75の回転によりカム79が回転しポール79がスライ
ド動作してアッパアーム72のラチェット74fの歯と
噛合及び噛合解除される。また、ポール78a,78b
の歯が設けられている面と反対側の面には回転軸75の
径方向に図2の9aと同じ機能を果たすカム面が形成さ
れている。カム79にはポール78a,78bのカム面
と対向する部位に突部が設けられ、回転動作によりポー
ル78a,78bのカム面と当接及び当接解除され、こ
のポール78a,78bのカム面とカム79の突部との
当接によりポール78a,78bをスライド動作させる
ように押圧し、ポール78a,78bの歯とラチェット
74fの歯との噛合をなす。
【0025】また、ポール78a,78bの構造は前述
のポール8と同一で、カム79の回転動作によりポール
78a,78bを径方向にスライド動作させ、ポール7
8a,78bの歯とラチェット74fの歯との噛合を解
除させる。
【0026】(他側のリクライニング機構2組目)2組
目のロアアーム84とアッパアーム82には両アームを
貫通した形で回転軸75が回動自在に支持されている。
アッパアーム82は、ロアアーム84に対して回転軸7
5を中心として歯部が設けられたガイド構造により回動
自在となっている。このガイド構造はアッパアーム82
に半抜き形成された凹部82fと回転軸75を中心とし
て径方向に延びる2つの長方形部82g及び円弧部82
h及び穴82eが一回のプレス加工により設けられてい
る。また、アッパアーム84においては半抜き形成され
たラチェット84f及び1組目のロアアーム74に設け
られたピン74c,74dに嵌着する孔84c,84d
が設けられている。このようなロアアーム84とアッパ
アーム82と重ね合わせることでポール88a,88b
とカム89が収められる空間が形成されている。
【0027】ロアアーム84及びアッパアーム82の回
転軸75が貫通する部分の近傍には、長方形部82gが
互いに対向する方向における外側に向かって半抜き形成
されており、アッパアーム82には空間に露呈するラチ
ェット84fが形成されている。ラチェット84fは回
転軸75を中心とした所定幅の円弧状の歯を有してい
る。
【0028】ポール88a,88bは回転軸75から径
方向に延びる長方形部82gに沿ってスライド自在とな
り、ロアアーム84に支持されている。このポール88
a,88bにはラチェット84fの歯と対向する側の面
には歯が形成されており、2面幅部75dをもった回転
軸75の回転によりカム79の中心部に有する2面幅に
回転軸75の2面幅部75dが挿通されることによりカ
ム79が回転し、カム89のもつ腕部89a,89bの
作用によりポール88a,88bがスライド動作してア
ッパアーム82のラチェット84fの歯と噛合及び噛合
解除される。また、ポール88a,88bの歯が設けら
れている面と反対側の面には回転軸75の径方向に図2
の9aと同じ機能を果たすカム面が形成されている。カ
ム89にはポール88a,88bのカム面と対向する部
位に突部が設けられ、回転動作によりポール88a,8
8bのカム面と当接及び当接解除され、このポール88
a,88bのカム面とカム89の突部との当接によりポ
ール88a,88bをスライド動作させるように押圧
し、ポール88a,88bの歯とラチェット84fの歯
との噛合をなす。
【0029】また、ポール88a,88bの構造は前述
のポール8と同一で、カム89の回転動作によりポール
88a,88bを径方向にスライド動作させ、ポール8
8a,88bの歯とラチェット84fの歯との噛合を解
除させる。
【0030】上記に示した2組のリクライニング機構
は、基本的に前述の一側のシートリクライニング機構を
反対側に応用したものであり、ロアアーム74,84と
アッパアーム72,82、ポール78a,78b,88
a,88b、カム79,89をそれぞれ2組設けたもの
である。この場合、ポール78a,78b,88a,8
8bとカム79,89の構造は前述の構造と同じであ
る。
【0031】1組目の両アームと2組目の両アームと
は、一方の側に設けられたピン74c,74dと、その
ピンに嵌着する他方の側に設けられた孔84c,84d
により両組がピン100を介して対向して位置決めされ
て、回転軸75により同軸上に配設されている。このピ
ン74c,74dと、そのピンに対応する孔84c,8
4dは、ラチェット74f,84fを設けるときに一緒
に半抜き形成されることにより簡単かつ正確に位置決め
ができる。尚、この位置決めのピンは一体で設けなくて
も、別体に設けることも可能である。
【0032】2組の両アームの取り付けに関しては、両
アーム74,84を下部の両側から押さえプレート7
2,92の湾曲した段部72b,92bにより挟み込
み、上部でピン90aの一端をアッパアーム72に設け
られた孔72cに嵌着させると共に、他端をアッパアー
ム82に設けられた孔82cに嵌着させ、ピン90bの
一端をアッパアーム72に設けられた孔72dに嵌着さ
せ、他端をアッパアーム82に設けられた孔82dに嵌
着させることによりなされる。
【0033】アッパアーム82の側部には係止部93b
を有する係止部材93及び回転軸75が挿通される孔9
3aが設けられており、孔93の径方向に設けられたフ
ランジ部がアッパアーム83と嵌着している。この係止
部材93の横にはリング94が回転軸75の抜け防止の
ために切欠き75eに嵌着され、回転軸の一方の端部に
はスリット75fが設けられスプリング95の一端がス
リット75fにより係止されている。このスプリング9
5の他端は折り曲げられており係止部材93の上部の係
止部93bに引っ掛かった状態になっている。スプリン
グ95によりポールと78a,78b,88a,88b
とラチェット74f,84fの噛合状態を回転軸75を
操作しない状態で維持する。
【0034】また、回転軸75の他端には、回転軸75
を回動させる回動操作部材、つまり、レリーズレバー7
0が設けられ、このレリーズレバー70は2面幅をもっ
た孔70aにより回転軸75の2面幅75aに嵌着して
おり、図示しないワイヤーにより操作部材(図示しな
い)につながり、レリーズレバー70を図7に示す反時
計方向に回動を与えることにより回転軸75に回動を与
えるものである。このレリーズレバー70の側面にはリ
ング80が回転軸75の切欠き75bに嵌着され、抜け
防止を図っている。
【0035】ロアアーム74、84の下部の固定には、
2つのピン100(一方は図示せず)が設けられ、この
ピン100は中央にフランジ部を有し両側に所定距離を
おいてロアアーム74、84を配設するものであり、ピ
ン100は2組のロアアーム74、84に挿通された後
に、両側からロアアーム74、84の外形に沿って曲が
った湾曲部72b,92bを有した押さえプレート7
2,92が嵌め込まれた状態で端部がかしめられてい
る。このため、両ロアアーム74、84の下部での外れ
が防止されるものとなる。
【0036】次にシートのフレーム構造について説明す
る。
【0037】このように構成された一側のリクライニン
グ機構と他側の2組のリクライニング機構は図5に示さ
れるように、シートクッション1の骨格となるシートク
ッションフレーム1aの両側に連結リンク61を介して
設けられている。この連結リンク61は、中が中空にな
った部材を用い両側には内部にセレーションが設けら
れ、このセレーションと左右のリクライニング機構の回
転軸5、75の先端部に設けられたセレーション部5
c,75cの噛合により、一側のリクライニング機構の
回動動作が他側のリクライニング機構に伝達されるよう
になっている。
【0038】この場合、回転軸75に対して回動動作を
与えるものはレリーズレバー70に限定されるものでは
なく、操作レバーを回転軸5、75のいずれかに直接ま
たは間接的に取り付けてもよい。
【0039】一側のリクライニング機構のロアアーム4
は、車両のフロアに固定するためのフロア固定部材6に
ボルト52,53で固定されており、フロア固定部材6
は取り付け穴6a,6bを介して車両のフロアに固定さ
れる。この場合、フロアにレール部材を介して間接的に
取り付けられてもよい。
【0040】フロア固定部材6の前部にはシートクッシ
ョンフレーム1aの前部を支持するリンク部材60の一
端が回転軸59を中心にして回動可能に取り付けられて
いる。このリンク部材60の他端は、シートクッション
フレーム1aの前部に取り付けられ、図示しない回転軸
で回動可能となっている。反対側のリクライニング機構
も同様な取り付け方法により、フロア固定部材に固定さ
れている。また、アッパアーム3a,及びその反対側の
アッパアーム72,82はシートバックフレーム3aに
対してボルト50,51(片側のみ図示)により固定さ
れている。
【0041】シートバックフレーム3aには補強パイプ
30,31が補強用に設けられており、シートバックフ
レーム3aの上部3cにはシートベルト34を支持する
ベルト支持部材32がボルト54,55により固定され
ている。このベルト支持部材32の取り付け位置は、シ
ートバックフレーム3aのいずれの位置でもよく、特
に、3人掛けの後部座席においては図5に示されるよう
に、上部3cの右端から2対1の位置となるようにすれ
ば、シートベルト34の荷重が入力されるシートクッシ
ョン1に対して左右のアッパアームに係る荷重配分のバ
ランスを略均等に保つことが可能である。
【0042】上記の補強パイプ30はベルト支持部材3
2の配設される位置から斜めに設けられ、シートバック
フレーム3aの3b位置でシートバックフレーム3aの
穴に貫通し支持されている。また、補強パイプ31は補
強パイプ30の中間位置から反対側の3b位置でシート
バックフレーム3aの穴に貫通し支持されている。
【0043】シートベルト34はベルト支持部材32に
ガイドされ、一端が車両のフロアに取り付けられたベル
トアンカー(図示せず)に嵌着する。また、他端が補強
パイプ31側に取り付けられる。補強パイプ341には
取り付けブラケット35が固定され、36位置でベルト
リトラクタ33を支持するように係止されており、この
取り付けブラケット35には過大な加速度が加わった場
合にシートベルト34の巻き取るベルトリトラクタ33
が固定される。
【0044】このようにベルト支持部材32をシートバ
ックフレーム3aにもつため、衝突等によりシートベル
ト34にかかった大きな荷重はベルト支持部材32を介
してシートバックフレーム3aが支持される両側のアッ
パアーム2,72,82に作用することになる。
【0045】更には、シートクッションフレーム1aと
シートバックフレーム3aとの間にはリンク部材40が
一側に設けられており、このリンク部材40はシートク
ッションフレーム1aに2カ所でボルト56,57によ
り固定され、シートバックフレーム3aに回動中心58
で回動が可能になっている。
【0046】次に、作動については、図2を参照して、
この構成において基本的な作動を説明する。
【0047】ポール8は、ポール8のカム面8bとカム
9の突部9aとの当接により押圧されてラッチ23の歯
部23aとポール8の歯部8aとの噛合がなされてお
り、アッパアーム2は、ロアアーム4に対しての回動が
規制されている。
【0048】この状態において、回動軸5を図2に示す
時計方向に回動させると、カム9も回転軸5と共に時計
方向に回転し、このカム9の回転により突部9aとカム
面8aとの当接が解除されると共に、脚部9bと係合溝
8cとが係合して一組のポール8が回転軸5の方向に向
かってスライドさせられる。これにより、ポール8の歯
部8aと一組のラチェット23の歯部23aとの係合が
解除され、アッパアーム2がロアアーム4に対して回動
軸5を中心にガイド機構6によりガイドされながら回動
可能になる。アッパアーム2を所定の回動角までスプリ
ング11の付勢力に抗して又はスプリング11の付勢力
を受けてロアアーム4に対して回動させた後、回転軸5
の回動操作を解除すると、回転軸5が前述の方向とは逆
に回転してポール8がラチェット23に向かってスライ
ドし、その結果、ポール8の歯部8aとラチェット23
の歯部23aとが再び噛合し、アッパアーム2のロアア
ーム4に対する回動が再び規制されてシートバック3の
シートクッション1に対する傾斜角調整がなされる。
尚、アッパアーム2のロアアーム4に対する回動は、シ
ートバック3をシートクッション1に対して回動させる
ことでなされる。
【0049】次に、他側の作動については基本的に同様
であり詳細な説明を省略するが、レリーズレバー70の
操作により回転軸75が回転し、カム79,89は回転
軸75の2面幅で嵌着していることにより一体で回転
し、1組目及び2組目のポール78a,78b,88
a,88bのポールとラチェット74f,84fの噛合
が同時に係脱することが可能である。つまり、回転軸7
5は同時に1組目と2組目の両アームの噛合を係脱する
ことができ、反対側のリクライニング機構にもその動き
を連結リンク61により伝えることができる。
【0050】アッパアームのロアアームに対する回動規
制の解除は、レリーズレバー70に回動を与えることに
よりなされる。回動により噛合状態が解除された場合に
は、シートバックフレーム3aはシートクッションフレ
ーム1aに対して前倒し動作が可能になる。この場合、
片側に設けられたリンク部材40は58を中心に回動
し、他端がシートクッションフレーム1aに2ケ所で固
定されているので、シートクッションフレーム1aはリ
ンク部材60の図5に示す反時計方向への回動によりシ
ートクッションフレーム1aが前方に回動に伴って移動
することで前倒しが可能になる。
【0051】そこで、回転軸5,75の回動操作を止め
れば、スプリング95の付勢力により再び規制部材は噛
合状態になって、アッパアーム2,72,82の回動が
ロアアーム4,74,84に対して規制されるものとな
る。
【0052】
【効果】本発明によれば、ロアアームとアッパアーム及
び規制部材よりなるリクライニング機構をシートクッシ
ョンに対して左右設けると共に、シートクッションの少
なくとも一側に2組のリクライニング機構を設けたこと
により、シートバックに入った荷重がシートバックフレ
ームからアッパアームに入力されても、リクライニング
機構が少なくとも片側に2組設けられているために、荷
重に対しての剛性が向上するものとなる。
【0053】また、回動操作部材の操作により規制部材
を動かし、ロアアームとアッパアームの規制を解除させ
て前記アッパアームを前記ロアアームに対し回動自在と
したので、アッパアームはロアアームに対して自由に回
動が可能なものとなる。このため、従来のように回転軸
を何回も回さなくてもよくなるので操作性が向上するも
のとなる。
【0054】更に、回転軸の回動により2組の規制部材
となるポールが係脱され、回転軸の回動により2組の回
動規制が簡単な構成で、同時に係脱することが可能とな
る。その上、同じ側の1組目の両アームと2組目の両ア
ームは、互いに位置決めされて同軸で対向して配設すれ
ば、1組目及び2組目の両アームの位置が自ずと確定さ
れ、位置決めが正確なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートリクライニング装置の取り付け場所を
示した図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるシートリクライ
ニング装置の一側の構造を示した図である。
【図3】 本発明の一実施形態におけるシートリクライ
ニング装置の回動規制の構造を示した図である。
【図4】 本発明の一実施形態におけるシートリクライ
ニング装置のポールの構造を示した要所拡大図である。
【図5】 本発明の一実施形態におけるシートリクライ
ニング装置のシートフレームの構造を示した図である。
【図6】 図5におけるシートリクライニング装置の左
右の構造を示した図である。
【図7】 本発明の一実施形態におけるシートリクライ
ニング装置の他側の構造を示した分解図である。
【図8】 従来のシートにおける回動部分の構造を示し
た図である。
【符号の説明】 1 シートクッション 2 アッパアーム 4 ロアアーム 5 回転軸 3 シートバック 3a シートバックフレーム 30,31 補強パイプ(補強部材) 32 ベルトリトラクタ(ベルト支持部) 70 レリーズレバー(回動操作部材) 72,82 アッパアーム 74,84 ロアアーム 75 回転軸 78a,78b,88a,88b ポール(規制部材) 79,89 カム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロア側に固定されるロアアーム
    と、シートバックに固定され前記ロアアームに対して回
    動可能なアッパアームと、該アッパアームと前記ロアア
    ームの回動中心となる回転軸と、該回動軸を回動させる
    回動操作部材と、前記回動操作部材の動きにより前記ロ
    アアームに対し前記アッパアームの回動を規制する規制
    部材とを備えたシートリクライニング装置において、前
    記ロアアームと前記アッパアーム及び前記規制部材より
    なるリクライニング機構を、シートクッションに対して
    少なくとも一側に2組設けた構成とし、前記回動操作部
    材の操作により前記規制部材を動かし前記ロアアームと
    前記アッパアームの規制を解除させて前記アッパアーム
    を前記ロアアームに対し回動自在としたことを特徴とす
    るシートリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 前記回転軸の回動により前記2組の規制
    部材が同時に係脱されることを特徴とする請求項1に記
    載のシートリクライニング装置。
  3. 【請求項3】 前記2組の第1リクライニング機構と第
    2リクライニング機構は、位置決め手段により同軸で対
    向して配設されることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ートリクライニング装置。
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