JP3646422B2 - シートリクライニング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートリクライニング装置に関するもので、シートバックに大きな荷重が加わった場合でも十分耐えうるシートリクライニング装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置は図8に示されるものが公知となっている。
【0003】
シートバック側に取り付けられるアッパアームが回転軸に設けられた回転軸の回動中心とは異なる偏心部によりころがり軸受けを介して支持されて、2つのアッパアームが背中合わせに固定的に組み合わされた状態で、アッパアームの両側にロアアームが回転軸に支持されて配設されている。このアッパアーム及びロアアームには一体的に歯が設けられており、アッパアーム側に設けられた内歯とロアアーム側に設けられた外歯は少なくとも1つ異なっており、互いに噛合状態となったリクライニング装置の機構が、特開昭63−234915号公報に開示されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記に示される機構は、回転軸に設けられた偏心部とアッパアームとロアアームに一体的に設けられた歯の歯数の違いにより、回転軸を回動させることにより遊星ギヤの関係で、徐々にアッパアームとロアアームとの回動範囲が変化するものであり、大きな回動角度変化させる場合には回転軸を何回も回転させなければならず、回動角度の微調整は可能であるが、アッパアームのロアアームに対する回動角度を直ぐに大きく変えることはできない。
【0005】
また、対向して配設されたアッパアームとロアアームとの2組の噛合状態を常に一定状態に保つということは、両者の位置決め手段を有していないことから、十分な製品精度が要求されるものとなり難しくなる。
【0006】
そこで、本発明は、従来の問題点に対しての改善をなすものであり、リクライニング機構の剛性を向上させると共に、リクライニング機構の位置決め精度の向上を図ることを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、車両のフロア側に固定されるロアアームと、シートバックに固定され前記ロアアームに対して回動可能なアッパアームと、該アッパアームと前記ロアアームの回動中心となる回転軸と、該回動軸を回動させる回動操作部材と、前記回動操作部材の動きにより前記ロアアームに対し前記アッパアームの回動を規制する規制部材とを備えたシートリクライニング装置において、前記ロアアームと前記アッパアーム及び前記規制部材よりなるリクライニング機構を、シートクッションに対して少なくとも一側に2組設けた構成とし、前記回動操作部材の操作により前記規制部材を動かし前記ロアアームと前記アッパアームの規制を解除させて前記アッパアームを前記ロアアームに対し回動自在とし、前記回動軸の回動により前記2組の規制部材が同時に係脱されることしたものとした。
【0008】
上記の構成により、リクライニング機構をシートクッションの少なくとも一側に2組のリクライニング機構を設けたので、シートバックに入った荷重がアッパアームに入力されても荷重に対しての強度が向上する。
【0009】
また、回動操作部材の操作により規制部材を動かしロアアームとアッパアームの規制を解除させてアッパアームをロアアームに対し回動自在としたので、規制部材の解除によりアッパアームはロアアームに対して自由に回動が可能なものとなる。
【0010】
より好ましくは、回転軸の回動により2組の規制部材が同時に係脱されるとよい。このようにすることで、回転軸により2組の回動規制が簡単な構成で、同時に係脱されるものとなる。
【0011】
また、第1リクライニング機構と第2リクライニング機構は、位置決め手段により同軸で対向して配設されるとよく、位置決め手段により第1リクライニング機構と第2リクライニング機構の位置が確定するので、位置決めが正確なものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は車両用シートについて、アッパアーム2とロアアーム4の取り付け場所を示した図であり、図2〜図4はアッパアーム2とロアアーム4の関係をシートの一方の側における詳細に示す図である。
【0014】
そこで、最初に図2を参照して一方の側のアッパアーム2とロアアーム4の構成について説明する。
【0015】
(一側のリクライニング機構)
シートクッション1に固定されたロアアーム4及びシートバック3に固定されたアッパアーム2には両アーム(ロアアームとアッパアーム)2、4を貫通した形で回転軸5が回動自在に支持されている。アッパアーム2は、ロアアーム4に対して回転軸5を中心としてガイド構造10を介して回動自在となっている。このガイド構造10はアッパアーム2に半抜き形成された凹部21とロアアーム4に半抜き形成された凸部41の嵌合により構成される。
【0016】
ロアアーム4及びアッパアーム2の回動軸5が貫通する部分には、回転軸支持部42、22が互いに対向する方向における外側に向かって半抜き形成されており、ロアアーム4とアッパアーム2との間には、回転軸支持部42、22の形成により回転軸5が挿通される空間7が形成されている。また、回転軸支持部42、22の形成により、アッパアーム2には空間7に露呈するラチェット23が形成されており、ロアアーム4には空間7に露呈し且つラチェット23と回転軸5との間に各々配置される対のガイド壁43、44が形成されている。このラチェット23は回転軸5を中心とした所定幅の円弧状の歯部23aを有しており、対のガイド壁43、44は回転軸7の径方向に平行に延在し且つ互いに対向するものである。更に、アッパアーム2には、空間7に露呈し且つガイド壁43、44を挟んで互いに対向する対のストッパ壁24、25も回転軸支持部22に形成されている。
【0017】
空間7内にはポール8とカム9が配設されている。ポール8は矩形状をした本体部8dを主とした矩形形状を有し、回転軸5の周りに配置されロアアーム4のガイド壁43、44の間に本体部8dの両側面が所定のスキをもってガイド壁43、44と接するように回転軸5の径方向にガイド壁43、44に沿ってスライド自在にロアアーム4に支持されている。このポール8の本体部8dのラチェット23の歯部23aと対向する面には、歯部8aが形成されており、スライド動作によりアッパアーム2のラチェット23の歯部23aと噛合及び噛合解除される。また、ポール8の本体部8dの歯部8aが形成される面と反対側の面には回転軸8の径方向にカム状になったカム面8bが形成されている。カム9のポール8のカム面8bと対向する部位には突部9aが設けられ、回転動作によりポール8のカム面8bと当接及び当接解除され、このポール8のカム面8bとカム9の突部9aとの当接によりポール8をスライド動作させるように押圧し、ポール8の歯部8aとラチェット23の歯部23aとの噛合をなす。
【0018】
また、ポール8の本体部8dには径方向にカム状とされたカム溝8cが、カム9にはカム溝8aと係合可能な腕部9bが回転軸8の周方向に延在するように各々形成されており、カム9の回転動作によりカム溝8cと腕部9bとが係合され、この挿通によりポール8を径方向にスライド動作させポール8の歯部8aとラチェット23の歯部23aとの噛合を解除させる。
【0019】
図3に示されるように、ロアアーム4の回転軸支持部42は、ガイド壁43、44がアッパアーム2のラチェット23の歯部を横断し且つ空間7がガイド機構6を構成するアッパアーム2の突部21と対向する部位まで存在するようになっている。ポール8の歯部8aはポール8の板厚半分でアッパアーム2側に設けられ、残りのロアアーム4側の板厚半分には壁部81を形成している(図6の右側参照)。図4に示されるように壁部81は、歯部8aより突出するように且つ歯部8aの歯間を連結するように本体部8dから延在しており、ポール8の歯部8aとラチェット23の歯部23aの噛合状態で突部21と空間7のアッパアーム2の突部21と対向する部位に配置され、本体部8dの側面から連続する側面81aでガイド壁43、44と当接可能になっている。
【0020】
このように構成されたラチェット23、ポール8、ガイド壁43、44及びカム9の突部9aは、同様なものがもう1つ配設されており、回転軸5を挟んで互いに対向する一組のものとされている。
【0021】
回転軸5の周りには突部9aがポール8のカム面8bと当接してラチェット23の歯部23aとポール8の歯部8aとの噛合が通常状態では維持されるようにスプリング11が配設されている。このスプリング11は一端が回転軸5の端部に設けられたスリットに係止され、他端は回転軸5に同軸でロアアーム4側に取り付けられた係止部材62に止まっている。
【0022】
(他側のリクライニング機構1組目)
1組目のロアアーム74とアッパアーム72には両アームを貫通した形で回転軸75が回動自在に支持されている。アッパアーム72は、ロアアーム74に対して回転軸75を中心として歯部が設けられたガイド構造により回動自在となっている。このガイド構造はアッパアーム72に半抜き形成された凹部72fと回転軸75を中心として径方向に延びる2つの長方形部72g及び円弧部72h及び穴72eが一回のプレス加工により設けられている。また、アッパアーム74においては半抜き形成されたラチェット74f及びピン74c,74dが設けられており、このようなロアアーム74とアッパアーム72と重ね合わせることでポール78a,78bとカム79が収められる空間が形成されている(図6参照)。
【0023】
ロアアーム74及びアッパアーム72の回転軸75が貫通する部分の近傍には、長方形部72gが互いに対向する方向における外側に向かって半抜き形成されており、アッパアーム72には空間に露呈するラチェット74fが形成されている。ラチェット74fは回転軸75を中心とした所定幅の円弧状の歯を有している。
【0024】
ポール78a,78bは回転軸75から径方向に延びる長方形部72gに沿ってスライド自在となり、ロアアーム74に支持されている。このポール78a,78bにはラチェット23の歯と対向する側の面には歯が形成されており、2面幅部75aをもった回転軸75の回転によりカム79が回転しポール79がスライド動作してアッパアーム72のラチェット74fの歯と噛合及び噛合解除される。また、ポール78a,78bの歯が設けられている面と反対側の面には回転軸75の径方向に図2の9aと同じ機能を果たすカム面が形成されている。カム79にはポール78a,78bのカム面と対向する部位に突部が設けられ、回転動作によりポール78a,78bのカム面と当接及び当接解除され、このポール78a,78bのカム面とカム79の突部との当接によりポール78a,78bをスライド動作させるように押圧し、ポール78a,78bの歯とラチェット74fの歯との噛合をなす。
【0025】
また、ポール78a,78bの構造は前述のポール8と同一で、カム79の回転動作によりポール78a,78bを径方向にスライド動作させ、ポール78a,78bの歯とラチェット74fの歯との噛合を解除させる。
【0026】
(他側のリクライニング機構2組目)
2組目のロアアーム84とアッパアーム82には両アームを貫通した形で回転軸75が回動自在に支持されている。アッパアーム82は、ロアアーム84に対して回転軸75を中心として歯部が設けられたガイド構造により回動自在となっている。このガイド構造はアッパアーム82に半抜き形成された凹部82fと回転軸75を中心として径方向に延びる2つの長方形部82g及び円弧部82h及び穴82eが一回のプレス加工により設けられている。また、アッパアーム84においては半抜き形成されたラチェット84f及び1組目のロアアーム74に設けられたピン74c,74dに嵌着する孔84c,84dが設けられている。このようなロアアーム84とアッパアーム82と重ね合わせることでポール88a,88bとカム89が収められる空間が形成されている。
【0027】
ロアアーム84及びアッパアーム82の回転軸75が貫通する部分の近傍には、長方形部82gが互いに対向する方向における外側に向かって半抜き形成されており、アッパアーム82には空間に露呈するラチェット84fが形成されている。ラチェット84fは回転軸75を中心とした所定幅の円弧状の歯を有している。
【0028】
ポール88a,88bは回転軸75から径方向に延びる長方形部82gに沿ってスライド自在となり、ロアアーム84に支持されている。このポール88a,88bにはラチェット84fの歯と対向する側の面には歯が形成されており、2面幅部75dをもった回転軸75の回転によりカム79の中心部に有する2面幅に回転軸75の2面幅部75dが挿通されることによりカム79が回転し、カム89のもつ腕部89a,89bの作用によりポール88a,88bがスライド動作してアッパアーム82のラチェット84fの歯と噛合及び噛合解除される。また、ポール88a,88bの歯が設けられている面と反対側の面には回転軸75の径方向に図2の9aと同じ機能を果たすカム面が形成されている。カム89にはポール88a,88bのカム面と対向する部位に突部が設けられ、回転動作によりポール88a,88bのカム面と当接及び当接解除され、このポール88a,88bのカム面とカム89の突部との当接によりポール88a,88bをスライド動作させるように押圧し、ポール88a,88bの歯とラチェット84fの歯との噛合をなす。
【0029】
また、ポール88a,88bの構造は前述のポール8と同一で、カム89の回転動作によりポール88a,88bを径方向にスライド動作させ、ポール88a,88bの歯とラチェット84fの歯との噛合を解除させる。
【0030】
上記に示した2組のリクライニング機構は、基本的に前述の一側のシートリクライニング機構を反対側に応用したものであり、ロアアーム74,84とアッパアーム72,82、ポール78a,78b,88a,88b、カム79,89をそれぞれ2組設けたものである。この場合、ポール78a,78b,88a,88bとカム79,89の構造は前述の構造と同じである。
【0031】
1組目の両アームと2組目の両アームとは、一方の側に設けられたピン74c,74dと、そのピンに嵌着する他方の側に設けられた孔84c,84dにより両組がピン100を介して対向して位置決めされて、回転軸75により同軸上に配設されている。このピン74c,74dと、そのピンに対応する孔84c,84dは、ラチェット74f,84fを設けるときに一緒に半抜き形成されることにより簡単かつ正確に位置決めができる。尚、この位置決めのピンは一体で設けなくても、別体に設けることも可能である。
【0032】
2組の両アームの取り付けに関しては、両アーム74,84を下部の両側から押さえプレート72,92の湾曲した段部72b,92bにより挟み込み、上部でピン90aの一端をアッパアーム72に設けられた孔72cに嵌着させると共に、他端をアッパアーム82に設けられた孔82cに嵌着させ、ピン90bの一端をアッパアーム72に設けられた孔72dに嵌着させ、他端をアッパアーム82に設けられた孔82dに嵌着させることによりなされる。
【0033】
アッパアーム82の側部には係止部93bを有する係止部材93及び回転軸75が挿通される孔93aが設けられており、孔93の径方向に設けられたフランジ部がアッパアーム83と嵌着している。この係止部材93の横にはリング94が回転軸75の抜け防止のために切欠き75eに嵌着され、回転軸の一方の端部にはスリット75fが設けられスプリング95の一端がスリット75fにより係止されている。このスプリング95の他端は折り曲げられており係止部材93の上部の係止部93bに引っ掛かった状態になっている。スプリング95によりポールと78a,78b,88a,88bとラチェット74f,84fの噛合状態を回転軸75を操作しない状態で維持する。
【0034】
また、回転軸75の他端には、回転軸75を回動させる回動操作部材、つまり、レリーズレバー70が設けられ、このレリーズレバー70は2面幅をもった孔70aにより回転軸75の2面幅75aに嵌着しており、図示しないワイヤーにより操作部材(図示しない)につながり、レリーズレバー70を図7に示す反時計方向に回動を与えることにより回転軸75に回動を与えるものである。このレリーズレバー70の側面にはリング80が回転軸75の切欠き75bに嵌着され、抜け防止を図っている。
【0035】
ロアアーム74、84の下部の固定には、2つのピン100(一方は図示せず)が設けられ、このピン100は中央にフランジ部を有し両側に所定距離をおいてロアアーム74、84を配設するものであり、ピン100は2組のロアアーム74、84に挿通された後に、両側からロアアーム74、84の外形に沿って曲がった湾曲部72b,92bを有した押さえプレート72,92が嵌め込まれた状態で端部がかしめられている。このため、両ロアアーム74、84の下部での外れが防止されるものとなる。
【0036】
次にシートのフレーム構造について説明する。
【0037】
このように構成された一側のリクライニング機構と他側の2組のリクライニング機構は図5に示されるように、シートクッション1の骨格となるシートクッションフレーム1aの両側に連結リンク61を介して設けられている。この連結リンク61は、中が中空になった部材を用い両側には内部にセレーションが設けられ、このセレーションと左右のリクライニング機構の回転軸5、75の先端部に設けられたセレーション部5c,75cの噛合により、一側のリクライニング機構の回動動作が他側のリクライニング機構に伝達されるようになっている。
【0038】
この場合、回転軸75に対して回動動作を与えるものはレリーズレバー70に限定されるものではなく、操作レバーを回転軸5、75のいずれかに直接または間接的に取り付けてもよい。
【0039】
一側のリクライニング機構のロアアーム4は、車両のフロアに固定するためのフロア固定部材6にボルト52,53で固定されており、フロア固定部材6は取り付け穴6a,6bを介して車両のフロアに固定される。この場合、フロアにレール部材を介して間接的に取り付けられてもよい。
【0040】
フロア固定部材6の前部にはシートクッションフレーム1aの前部を支持するリンク部材60の一端が回転軸59を中心にして回動可能に取り付けられている。このリンク部材60の他端は、シートクッションフレーム1aの前部に取り付けられ、図示しない回転軸で回動可能となっている。反対側のリクライニング機構も同様な取り付け方法により、フロア固定部材に固定されている。また、アッパアーム3a,及びその反対側のアッパアーム72,82はシートバックフレーム3aに対してボルト50,51(片側のみ図示)により固定されている。
【0041】
シートバックフレーム3aには補強パイプ30,31が補強用に設けられており、シートバックフレーム3aの上部3cにはシートベルト34を支持するベルト支持部材32がボルト54,55により固定されている。このベルト支持部材32の取り付け位置は、シートバックフレーム3aのいずれの位置でもよく、特に、3人掛けの後部座席においては図5に示されるように、上部3cの右端から2対1の位置となるようにすれば、シートベルト34の荷重が入力されるシートクッション1に対して左右のアッパアームに係る荷重配分のバランスを略均等に保つことが可能である。
【0042】
上記の補強パイプ30はベルト支持部材32の配設される位置から斜めに設けられ、シートバックフレーム3aの3b位置でシートバックフレーム3aの穴に貫通し支持されている。また、補強パイプ31は補強パイプ30の中間位置から反対側の3b位置でシートバックフレーム3aの穴に貫通し支持されている。
【0043】
シートベルト34はベルト支持部材32にガイドされ、一端が車両のフロアに取り付けられたベルトアンカー(図示せず)に嵌着する。また、他端が補強パイプ31側に取り付けられる。補強パイプ341には取り付けブラケット35が固定され、36位置でベルトリトラクタ33を支持するように係止されており、この取り付けブラケット35には過大な加速度が加わった場合にシートベルト34の巻き取るベルトリトラクタ33が固定される。
【0044】
このようにベルト支持部材32をシートバックフレーム3aにもつため、衝突等によりシートベルト34にかかった大きな荷重はベルト支持部材32を介してシートバックフレーム3aが支持される両側のアッパアーム2,72,82に作用することになる。
【0045】
更には、シートクッションフレーム1aとシートバックフレーム3aとの間にはリンク部材40が一側に設けられており、このリンク部材40はシートクッションフレーム1aに2カ所でボルト56,57により固定され、シートバックフレーム3aに回動中心58で回動が可能になっている。
【0046】
次に、作動については、図2を参照して、この構成において基本的な作動を説明する。
【0047】
ポール8は、ポール8のカム面8bとカム9の突部9aとの当接により押圧されてラッチ23の歯部23aとポール8の歯部8aとの噛合がなされており、アッパアーム2は、ロアアーム4に対しての回動が規制されている。
【0048】
この状態において、回動軸5を図2に示す時計方向に回動させると、カム9も回転軸5と共に時計方向に回転し、このカム9の回転により突部9aとカム面8aとの当接が解除されると共に、脚部9bと係合溝8cとが係合して一組のポール8が回転軸5の方向に向かってスライドさせられる。これにより、ポール8の歯部8aと一組のラチェット23の歯部23aとの係合が解除され、アッパアーム2がロアアーム4に対して回動軸5を中心にガイド機構6によりガイドされながら回動可能になる。アッパアーム2を所定の回動角までスプリング11の付勢力に抗して又はスプリング11の付勢力を受けてロアアーム4に対して回動させた後、回転軸5の回動操作を解除すると、回転軸5が前述の方向とは逆に回転してポール8がラチェット23に向かってスライドし、その結果、ポール8の歯部8aとラチェット23の歯部23aとが再び噛合し、アッパアーム2のロアアーム4に対する回動が再び規制されてシートバック3のシートクッション1に対する傾斜角調整がなされる。尚、アッパアーム2のロアアーム4に対する回動は、シートバック3をシートクッション1に対して回動させることでなされる。
【0049】
次に、他側の作動については基本的に同様であり詳細な説明を省略するが、レリーズレバー70の操作により回転軸75が回転し、カム79,89は回転軸75の2面幅で嵌着していることにより一体で回転し、1組目及び2組目のポール78a,78b,88a,88bのポールとラチェット74f,84fの噛合が同時に係脱することが可能である。つまり、回転軸75は同時に1組目と2組目の両アームの噛合を係脱することができ、反対側のリクライニング機構にもその動きを連結リンク61により伝えることができる。
【0050】
アッパアームのロアアームに対する回動規制の解除は、レリーズレバー70に回動を与えることによりなされる。回動により噛合状態が解除された場合には、シートバックフレーム3aはシートクッションフレーム1aに対して前倒し動作が可能になる。この場合、片側に設けられたリンク部材40は58を中心に回動し、他端がシートクッションフレーム1aに2ケ所で固定されているので、シートクッションフレーム1aはリンク部材60の図5に示す反時計方向への回動によりシートクッションフレーム1aが前方に回動に伴って移動することで前倒しが可能になる。
【0051】
そこで、回転軸5,75の回動操作を止めれば、スプリング95の付勢力により再び規制部材は噛合状態になって、アッパアーム2,72,82の回動がロアアーム4,74,84に対して規制されるものとなる。
【0052】
【効果】
本発明によれば、ロアアームとアッパアーム及び規制部材よりなるリクライニング機構をシートクッションに対して左右設けると共に、シートクッションの少なくとも一側に2組のリクライニング機構を設けたことにより、シートバックに入った荷重がシートバックフレームからアッパアームに入力されても、リクライニング機構が少なくとも片側に2組設けられているために、荷重に対しての剛性が向上するものとなる。
【0053】
また、回動操作部材の操作により規制部材を動かし、ロアアームとアッパアームの規制を解除させて前記アッパアームを前記ロアアームに対し回動自在としたので、アッパアームはロアアームに対して自由に回動が可能なものとなる。このため、従来のように回転軸を何回も回さなくてもよくなるので操作性が向上するものとなる。
【0054】
更に、回転軸の回動により2組の規制部材となるポールが係脱され、回転軸の回動により2組の回動規制が簡単な構成で、同時に係脱することが可能となる。
その上、同じ側の1組目の両アームと2組目の両アームは、互いに位置決めされて同軸で対向して配設すれば、1組目及び2組目の両アームの位置が自ずと確定され、位置決めが正確なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートリクライニング装置の取り付け場所を示した図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるシートリクライニング装置の一側の構造を示した図である。
【図3】 本発明の一実施形態におけるシートリクライニング装置の回動規制の構造を示した図である。
【図4】 本発明の一実施形態におけるシートリクライニング装置のポールの構造を示した要所拡大図である。
【図5】 本発明の一実施形態におけるシートリクライニング装置のシートフレームの構造を示した図である。
【図6】 図5におけるシートリクライニング装置の左右の構造を示した図である。
【図7】 本発明の一実施形態におけるシートリクライニング装置の他側の構造を示した分解図である。
【図8】 従来のシートにおける回動部分の構造を示した図である。
【符号の説明】
1 シートクッション
2 アッパアーム
4 ロアアーム
5 回転軸
3 シートバック
3a シートバックフレーム
30,31 補強パイプ(補強部材)
32 ベルトリトラクタ(ベルト支持部)
70 レリーズレバー(回動操作部材)
72,82 アッパアーム
74,84 ロアアーム
75 回転軸
78a,78b,88a,88b ポール(規制部材)
79,89 カム
Claims (2)
- 車両のフロア側に固定されるロアアームと、シートバックに固定され前記ロアアームに対して回動可能なアッパアームと、該アッパアームと前記ロアアームの回動中心となる回転軸と、該回動軸を回動させる回動操作部材と、前記回動操作部材の動きにより前記ロアアームに対し前記アッパアームの回動を規制する規制部材とを備えたシートリクライニング装置において、前記ロアアームと前記アッパアーム及び前記規制部材よりなるリクライニング機構を、シートクッションに対して少なくとも一側に2組設けた構成とし、前記回動操作部材の操作により前記規制部材を動かし前記ロアアームと前記アッパアームの規制を解除させて前記アッパアームを前記ロアアームに対し回動自在とし、前記回動軸の回動により前記2組の規制部材が同時に係脱されることを特徴とするシートリクライニング装置。
- 前記2組の第1リクライニング機構と第2リクライニング機構は、位置決め手段により同軸で対向して配設されることを特徴とする請求項1に記載のシートリクライニング装置。
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