JP3741607B2 - リクライニング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車用シート等のシートバック(背もたれ)の傾斜角度を調節するのに適したリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のシートに着座してシートバックの角度を調整する場合には、着座者がリクライニング装置の解除レバーを操作してシートバックの係合状態を解除し、後方へは着座者の上半身でシートバックを倒し、前方へはリクライニング装置に設けられたばねの弾性力で前傾させ、所望のシートバックの位置で解除レバーを離して係合させるようになっている。図6は従来のリクライニング装置の一例を示すものである。図6において符号1は固定プレート、2は回動プレートであり、固定プレート1の一面には、ファインブランキングによる半抜きの凹部3が形成されている。凹部3には、スライドギヤ4が上下方向に摺動自在に収容されており、スライドギヤ4は、固定プレート1に回動自在に支持されたカム部材5によって移動させられ、その下縁部に形成された歯部4aが可動プレート2に形成されたインターナルギヤ2aに係脱自在に係合する。図7は、固定プレート6に対して図6に示すものとは逆の方向に半抜き加工したもので、互いに平行なガイド面7aを有する凸部7の間にスライドギヤ3を摺動自在に支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動車が後続車に追突されると乗員による大きな荷重がシートバックに作用する。また、シートベルトのアンカーがシートフレームに装着されている場合には、自動車の正面衝突によっても乗員の大きな荷重がシートベルトを介してシートバックに作用する。そして、そのような場合には、リクライニング装置に大きなモーメントが作用し、上記のような従来のリクライナ装置では、以下のような問題が生じる。
【0004】
すなわち、図6に示したリクライナ装置において、可動プレート2のインターナルギヤ2aに荷重FAが入力されると、図8において、点Aが力点、点Bが支点、点Cが作用点というてテコの荷重つり合いとなり、固定プレート1上の点Bには、FAよりも大きな荷重RBが作用し、この荷重RBを凸部7のB−B’という狭い範囲で受けることになる。このため、点Bに集中する荷重が大きくなって点Bの近傍が変形し、その結果、図9に示すように、スライドギヤ4が傾斜して図中左側のギヤの噛み合いが外れ、適正な噛み合いを維持できなくなってしまう。また、図7に示すリクライニング装置もこれと同じ問題を有しており、その変形の状態を図10および図11に示した。
【0005】
よって、本発明は、インターナルギヤに過大な荷重が入力された場合であっても、その荷重を充分なスパンで受け止めて各部の変形を防止することができるリクライニング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のリクライニング装置は、互いに対向する一対のガイド壁を有するガイド部が設けられた固定プレートと、固定プレートに水平方向の軸線回りに回転自在に設けられた軸と、固定プレートに対して軸を中心に相対回転可能でかつ軸を中心とする円弧に沿ってインターナルギヤが設けられた回動プレートと、ガイド部の各ガイド壁間に収容されかつインターナルギヤに噛み合うロック位置とインターナルギヤから離れるロック解除位置とに亘って移動自在なスライドギヤと、軸に取り付けられて軸により回動させられることで、スライドギヤをロック位置とロック解除位置とに亘って移動させるカム部材とを具備したリクライニング装置において、基壁部の一面に、その平面視においてこの一面の内側にスライドギヤの輪郭線のインターナルギヤ側およびガイド部側が含まれるようにスライドギヤ部を設け、基壁部の側面をガイド部と摺接させ、スライドギヤにおけるインターナルギヤに噛み合う歯部が形成された側面とは反対側の側面に、歯部側から離れるに従って拡開する略V字状をなす凹部を形成し、凹部の一端部に、カム部材により押圧されるカム面を形成し、凹部の他端部に、そこからこの凹部の中央部まで延び、カム部材と係合する凸部を形成し、カム部材によるカム面への押圧力は、インターナルギヤへの回転力を打ち消す方向に作用することを特徴としている。
【0007】
本発明のリクライニング装置では、軸を回転させてスライドギヤをインターナルギヤから離間させることにより、回動プレートが固定プレートに対して回動可能となる。この状態でシートバックを回動させ、所望の位置でスライドギヤをインターナルギヤに噛み合わせることでシートバックが固定される。そして、本発明では、基壁部の一面に、その平面視においてこの一面の内側にスライドギヤの輪郭線のインターナルギヤ側およびガイド部側が含まれるようにスライドギヤ部を設け、基壁部の側面をガイド部と摺接させているから、スライドギヤの側面よりも長い側面がガイド部との摺接面となる。したがって、基壁部の厚さをスライドギヤの厚さと同等あるいはそれ以上に設定することにより、長くかつ広い面積の側面がガイド部と摺接することになり、ガイド部に作用する荷重の集中が緩和され、その変形が抑制される。
【0008】
さらに、スライドギヤにおける歯部が形成された側面とは反対側の側面の凹部の一端部に、カム部材により押圧されるカム面を形成し、凹部の他端部に、カム部材と係合する凸部を形成しているので、カム部材の押圧力がスライドギヤの歯部に直線的に作用し、スライドギヤの厚さ方向への浮き上がりといったがたつきの発生が防止される。また、カム部材の厚さをスライドギヤの厚さと同等にして薄くすることができるという利点もある。さらに、従来のリクライニング装置の中には、図12に示すように、スライドギヤ10のうちカム部材11が押圧する押圧部12と歯部13との間に、スライドギヤ10をロック解除位置に移動させる際にカム部材11の凸部14が係合する溝15が形成されているものもある。この構成では、カム部材11の押圧力により溝15の隅などで応力集中が生じて耐久性の低下が懸念されるが、本発明においては、カム部材が歯部の直ぐ後ろ側を押圧するように構成することで、そのような懸念は払拭される。
【0009】
ここで、基壁部の一面に、その平面視においてこの一面の内側にスライドギヤの輪郭線の全周が含まれるようにスライドギヤ部を設けるのが好適である。つまり、基壁部の一面の内側で、その側面視においてスライドギヤが段付き状に突出する構成である。このように構成することにより、スライドギヤをファインブランキングによる半抜きで成形することができ、製造コストを低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
A.実施形態の構成
本発明の実施の形態について図1〜図5を参照して説明する。図1は自動車用シートの進行方向に向かって右側のリクライニング装置20を示す分解斜視図である。図1に示すリクライニング装置20は、自動車等のシートのシートクッションのフレームに固定される固定プレート21と、固定プレート21に重ねて設けられる回動プレート22を備えている。これら固定プレート21と回動プレート22はいずれも金属製のプレス成形品、もしくは冷間鍛造等の鍛造製品である。
【0011】
固定プレート21には、外周側へ突出する2つの鍔部23,23が円周方向に互いに離間して形成され、各鍔部23には、シートクッション側のフレームに取り付けるためのボルトを挿入する孔23aが形成されている。固定プレート21と回動プレート22のそれぞれの中央部には、貫通孔25,26が形成されている。これら貫通孔25,26には、軸30が水平方向に挿入されている。軸30は、フランジ状の基部31と、断面が星形(図2にのみ記載)に形成されたカム取付部32とレバー取付部33を有している。なお、軸30は、その軸線Oまわりに回転自在である。
【0012】
固定プレート21には、ファインブランキングによって外側(図1において右側)に凹ませた第1のガイド部41と第2のガイド部42が設けられている。第1、第2のガイド部41,42は、互いに対向するほぼ平行な一対のガイド壁45を含んでいる。第1、第2のガイド部41,42の間には、ファインブランキングによって内側(図1において左側)に向けて突出させることにより、一対で円弧状をなす凸部55が形成されている。これら凸部55は、後述するカム部材72の座となるものである。これら凸部55の外周側には、一対の孔56が形成されている。そして、孔56に挿通させたピン57により、ブラケット61が固定プレート21の外側に取り付けられている。
【0013】
ブラケット61は、略半円筒状をなす縦板部61aと、この縦板部61aから外周側へ向けて延在する底板部61bとからなっている。また、底板部61bの両端部は、固定プレート21側へ向けて段になるように屈曲させられており、そこにネジ孔61cが形成されている。そして、このネジ孔61cにピン57を締め付けることにより、ブラケット61は固定プレート21に取り付けられている。
【0014】
回動プレート22は、固定プレート21に対して軸30を中心に相対回転自在である。また、回動プレート22には、外周側へ突出する鍔部22aが形成され、鍔部22aに形成された孔22bにはピン62が固定されている。一方、固定プレート21には、外周側に突出するストッパ58,58が一体的に形成され、いずれかのピン62がストッパ58に当接することで回動プレート22の回動範囲が制限されている。渦巻きばね60は、その中央空間部にブラケット61が収容されるように取り付けられ、その内周側の端部60aは、ブラケット61の縦板部61aの縁部に係止されている。また、渦巻きばね60の外周側の端部60bは、このばね60をねじった状態でピン62の一方に係止されている。これにより、回動プレート22には、軸30まわりのトルク(シートバックを前傾させる方向のトルク)が与えられている。
【0015】
ここで、各ピン62の中央部にはフランジ62aが形成され、このフランジ62aと回動プレート22によって固定プレート21を挟み込んでいる。また、固定プレート21には、フランジ状の頭部を有するピン59が回動プレート22の外周に沿って固定され、ピン59の頭部と固定プレート21によって回動プレート22を挟み込んでいる。ピン62,62,59,59は、円周方向の4箇所にほぼ均等に配置されており、固定プレート21と回動プレート22とを離間させる荷重がかかったときに、その荷重をほぼ均等に支えて両者の離間を阻止する。
【0016】
次に、回動プレート22には、内側に向かってほぼ円形に半抜き形成したオフセット加工部65が形成されている。このオフセット加工部65では、固定プレート21と向かい合う面が凹んだ形状となっており、その内周面にはインターナルギヤ66が形成されている。インターナルギヤ66は、軸30が通る貫通孔26を中心とする円弧に沿って形成されている。なお、図1の回動プレート22に記載したギヤ状の部分は、インターナルギヤ66をプレス成形する際の雌型の彫刻面で形成されたものである。
【0017】
オフセット加工部65の内側の固定プレート21と回動プレート22との間に形成された空間部分には、一対のスライドギヤ70,71が収容され、これらスライドギヤ70,71の中間にカム部材72が収容されている。スライドギヤ70,71は、ガイド壁45,45に沿って移動することができる。スライドギヤ70,71は同形同大とされ、軸30を中心として互いに点対称に配置されている。
【0018】
スライドギヤ70,71の先端部には、図4および図5に示すように、インターナルギヤ66に係脱可能な歯部82が形成されている。スライドギヤ70,71の基端側には、歯部82に沿う方向へ突出する凸部87が形成され、この凸部87の内側に後述するカム部材72のフック100が挿入されている。また、凸部87と対向する部分には、ロック状態の時にカム部材72のカム面101によって押圧されるカム面88が形成されている。そして、このように構成されたスライドギヤ70,71の外側を向く面には、平面視でスライドギヤ70,71の全周方向へ向けて突出する壁部90が形成されている。
【0019】
壁部90は、スライドギヤ70,71の平面形状にほぼ倣った形状をなし、互いに平行な側面91を有している。壁部90は、ガイド部41,42に収容され、その側面91は、ガイド部41,42のガイド壁45と摺接している。なお、図4に示すように、スライドギヤ70,71と壁部は、ファイブランキングにより一体的に形成されたものである。
【0020】
次に、カム部材72の中心部には、断面星形状の孔95が形成され、この孔95には軸30のカム取付部32が嵌合させられている。そして、図3に示すように、固定プレート21および回動プレート22に軸30を外側(右側)から挿入し、内側から軸30に座金96を通して軸30の縁部をかしめる(図3中符号97で示す)ことによって、軸30がカム部材72から抜け出ないようになっている。カム部材72には、一対のフック100が点対称に形成されている。これらフック100は、スライドギヤ70,71のそれぞれの凸部87の内側に挿入される。また、カム部材72には、スライドギヤ70,71のそれぞれのカム面88を押圧可能な一対のカム面101が点対称に形成されている。これらのカム面101は、カム部材72が図2に示すロック位置にある時に、スライドギヤ70,71のカム面88を押圧することにより、スライドギヤ70,71をインターナルギヤ66に向かって押圧する。
【0021】
カム部材72のフック100は、カム部材72が図2において時計回りのロック解除方向に回動する際に、スライドギヤ70,71の凸部87に係合してスライドギヤ70,71を軸30に近付ける方向に引き寄せる。以上の構成のカム部材72は、図1に示すリターンばね110によって、ロック位置方向(図2において時計回り方向)に常時付勢されている。図示例の場合、リターンばね110は2個使われており、それぞれ固定プレート21に形成したばね掛け部111と、カム部材72に形成したばね受け部112との間に、カム部材72をロック位置方向に付勢するトルクを発生するようにねじった状態でセットされている。
【0022】
B.実施形態の動作
次に、上記構成のリクライニング装置20の動作について説明する。図2に示すロック状態では、カム部材72のカム面101によってスライドギヤ70,71がインターナルギヤ66に押し付けられており、インターナルギヤ66とスライドギヤ70,71の歯部82が噛み合うことにより、回動プレート22が固定プレート21に固定される。つまりシートバックが固定された状態となる。
【0023】
この状態で操作レバー34をロック解除方向(図1において上方)に操作すると、フック100が凸部87に係合してスライドギヤ70,71を軸30側へ引き寄せる。これにより、スライドギヤ70,71がインターナルギヤ66から離れ、両者の噛合いが外れる。このロック解除状態では、スライドギヤ70,71による回動プレート22の拘束が解かれるため、固定プレート21に対して回動プレート22が軸30を中心に回動することが可能となる。
【0024】
上記のロック解除状態でシートバックの傾斜角度を変えると、回動プレート22は固定プレート21の裏面を摺動しつつ回動する。そして、シートバックを所望の位置にしてレバー34の操作力を解除すれば、カム部材72がリターンばね110の弾性力により、図2に示すロック位置に戻るとともに、操作レバー34も元の位置に戻る。これにより、スライドギヤ70,71がインターナルギヤ66と噛み合って回動プレート22が固定される。
【0025】
上記構成のリクライニング装置20にあっては、スライドギヤ70,71と一体的に壁部90を形成し、壁部90の広い側面91をガイド部41,42のガイド壁45と摺接させているから、図5に示すように、スライドギヤ70,71の側面よりも長くかつ広い側面91がガイド壁45との摺接面となる。したがって、インターナルギヤ66に大きな荷重FAが入力された場合であっても、その荷重FAがB1−B2で示す広い範囲で分担される。したがって、ガイド壁45に作用する荷重の集中が緩和されてその変形が抑制されるので、スライドギヤ70,71の歯部82とインターナルギヤ66との適正な噛み合いを維持することができる。
【0026】
特に、上記実施形態では、壁部90をスライドギヤ70,71の全周方向へ突出させているため、スライドギヤ70,71をファインブランキングによる半抜きで成形することができ、製造コストを低減することができる。また、カム部材72がスライドギヤ70,71の歯部82の直ぐ後ろ側を押圧するように構成しているから、カム部材72の押圧力がスライドギヤ70,71の歯部82に直線的に作用し、スライドギヤ70,71の厚さ方向への浮き上がりといったがたつきの発生が防止されるとともに、中間部に係合溝を設けた場合のような隅部での応力集中といった問題も生じない。さらに、そのような構成では、カム部材72の厚さをスライドギヤ70,71の厚さと同等にして薄くすることができるという利点もある。
なお、上記実施の形態では、スライドギヤ70,71を軸30を中心として互いに点対称に配置する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、従来の技術として説明したスライドギヤ4が1枚のものに適用することもできる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、スライドギヤの側面よりも長くかつ広い壁部のしく面がガイド部との摺接面となるから、ガイド部に作用する荷重の集中が緩和されてその変形が抑制され、スライドギヤの歯部とインターナルギヤとの適正な噛み合いを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のリクライニング装置を示す分解斜視図である。
【図2】 実施形態のリクライニング装置を回動プレートのインターナルギヤの部分で切断した断面図である。
【図3】 図2に示すリクライニング装置の断面図である。
【図4】 スライドギヤの詳細を示す図であり、(A)はその平面図、(B)は(A)のB−B線側断面図である。
【図5】 実施形態におけるスライドギヤの作用を示す平面図である。
【図6】 従来のリクライニング装置の例を示す斜視図である。
【図7】 従来のリクライニング装置の他の例を示す斜視図である。
【図8】 図6に示すリクライニング装置のスライドギヤ等を示す平面図である。
【図9】 図8に示す状態からガイド部が変形した状態を示す平面図である。
【図10】 図7に示すリクライニング装置のスライドギヤ等を示す平面図である。
【図11】 図10に示す状態からガイド部が変形した状態を示す平面図である。
【図12】 従来のリクライニング装置のさらに他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
20…リクライニング装置、21…固定プレート、22…回動プレート、
30…軸、41,42…ガイド部、45…ガイド壁、66…インターナルギヤ、70,71…スライドギヤ、72…カム部材、82…歯部、90…壁部、
91側面。
Claims (2)
- 互いに対向する一対のガイド壁を有するガイド部が設けられた固定プレートと、
上記固定プレートに水平方向の軸線回りに回転自在に設けられた軸と、
上記固定プレートに対して上記軸を中心に相対回転可能でかつ上記軸を中心とする円弧に沿ってインターナルギヤが設けられた回動プレートと、
上記ガイド部の各ガイド壁間に収容されかつ上記インターナルギヤに噛み合うロック位置とインターナルギヤから離れるロック解除位置とに亘って移動自在なスライドギヤと、
上記軸に取り付けられ、上記軸により回動させられることで上記スライドギヤを上記ロック位置と上記ロック解除位置とに亘って移動させるカム部材とを具備したリクライニング装置において、
基壁部の一面に、その平面視においてこの一面の内側に上記スライドギヤの輪郭線の上記インターナルギヤ側および上記ガイド部側が含まれるように上記スライドギヤ部を設け、上記基壁部の側面を上記ガイド部と摺接させ、
上記スライドギヤにおける上記インターナルギヤに噛み合う歯部が形成された側面とは反対側の側面に、上記歯部側から離れるに従って拡開する略V字状をなす凹部を形成し、
上記凹部の一端部に、上記カム部材により押圧されるカム面を形成し、上記凹部の他端部に、そこからこの凹部の中央部まで延び、上記カム部材と係合する凸部を形成し、
上記カム部材による上記カム面への押圧力は、インターナルギヤへの回転力を打ち消す方向に作用することを特徴とするリクライニング装置。 - 上記基壁部の一面に、その平面視においてこの一面の内側に上記スライドギヤの輪郭線の全周が含まれるように上記スライドギヤ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置。
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