JP2002065387A - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents
車両用シートリクライニング装置Info
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- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/235—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
- B60N2/2356—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
すること。 【解決手段】 ポール5に形成され噛合規制部23と係
合可能な第1係合部56と、ポール5に形成され押圧部
材6と係合可能な第2係合部52と、ポール5に形成さ
れ押圧部材6と連係して押圧部材6の回転をポール5に
伝えて押圧部材6の回転によりポール5を摺動させる連
係部57とを有し、外歯部51、第1係合部56、第2
係合部52及び連係部57をポール5の外径側から内径
側に向かって外歯部51、第1係合部56、第2係合部
52及び連係部57の順で配した。
Description
に対するシートバックの傾斜角を調整自在とし且つ所望
の傾斜角で保持する車両用シートリクライニング装置に
関するものである。
ング装置としては、特開平9−183327号公報に示
されるものが知られている。これは、シートクッション
に固定されるロアアームと、シートバックに固定されロ
アアームに回動自在に支持されるアッパアームと、アッ
パアームに形成された内歯部と、ロアアームに摺動自在
に支持され前記内歯部と噛合可能な外歯部を有すると共
に外歯部と内歯部とが噛合した噛合位置及び外歯部と内
歯部との噛合が解除された噛合解除位置に移動可能なポ
ールと、アッパアームに形成されポールと係合してポー
ルを前記噛合解除位置で保持する噛合規制部と、ロアア
ームに回転自在に支持されポールと係合してポールを前
記噛合位置で保持する押圧部材とを有する車両用シート
リクライニング装置である。
アームの噛合規制部と係合する第1突部、押圧部材とポ
ールとを連係させる第2突部及び押圧部材と係合するカ
ム面を有している。そして、外歯部及びカム面は、ポー
ルの外周面及び内周面に形成され、第1突部及び第2突
部は、ポールの厚方向に突出するように半抜き加工にて
形成されていた。
ルのカム面と押圧部材との係合によりポールを噛合位置
に保持してポールの外歯部とアッパアームの内歯部とを
噛合させる。これにより、アッパアームのロアアームに
対する回動を規制している。又、押圧部材を回転させる
ことで、ポールのカム面と押圧部材との係合を解除させ
つつポールの第2突部を介してポールを噛合位置から噛
合解除位置に移動させると共に、ポールの第1突部とア
ッパアームの噛合規制部とを係合させてポールを噛合解
除位置に保持してポールの外歯部とアッパアームの内歯
部との噛合を解除させる。これにより、アッパアームの
ロアアームに対する回動を許容している。
装置であると、ポールに、内周面にカム面を、外周面に
外歯部を、しかも、厚み方向の半抜き加工により第1及
び第2の突部を、それぞれ、形成しているので、装置自
体が径方向に大型化することになる。
方向の寸法を極力小さくすれば良いが、この場合、ポー
ルのカム面と押圧部材との係合を解除するためには、押
圧部材の回転角を大きくとらなければならなくなり、結
果、操作性を悪化させることになる。
イニング装置を提供することを、その技術的課題とする
ものである。
るために本発明において講じた技術的手段は、ポールに
形成され噛合規制部と係合可能な第1係合部と、前記ポ
ールに形成され押圧部材と係合可能な第2係合部と、前
記ポールに形成され前記押圧部材と連係して前記押圧部
材の回転を前記ポールに伝えて前記押圧部材の回転によ
り前記ポールを摺動させる連係部とを有し、前記外歯
部、前記第1係合部、前記第2係合部及び前記連係部を
前記ポールの外径側から内径側に向かって前記外歯部、
前記第1係合部、前記第2係合部及び前記連係部の順で
配した、ことである。
する第2係合部が連係部と第1係合部との間にあるの
で、ポールの一部(内径側)を押圧部材と厚方向で重合
させ得る。よって、その分だけ装置自体を径方向におい
て小型化し得る。
ールの厚方向において互いに位相した内径側部と外径側
部とを形成する段部を有する、と良い。
材と対向する内側面を備え、該内側面に前記第2係合部
を形成する、と良い。
制部と対向する外側面を備え、該外側面に前記第1係合
部を形成する、と良い。
り内径側の前記内径側部に前記連係部を形成する、と良
い。
り外径側の前記外径側部に前記第1係合部を形成する、
と良い。
シートクッション(図示せず)に固定されるロアアーム
1には、シートバック(図示せず)に固定されるアッパ
アーム2がその厚方向(図2示左右方向)においてロア
アーム1に対して重合し且つリング3によりその外周縁
がロアアーム1に対して保持されて回動自在に支持され
ている。ロアアーム1及びアッパアーム2は、厚方向に
おいて互いに相対する方向に半抜き加工が施され、両ア
ーム1、2間に内部空間Aを形成している。ロアアーム
1には、この内部空間Aを横切りアッパアーム2を貫通
する回転シャフト4(図3示)が回転自在に支持されて
いる。アッパアーム2は、この回転シャフト4を中心と
してロアアーム1に対して回動自在である。回転シャフ
ト4は、その外周面に軸方向において互いに平行に延び
る複数の凸部が形成されたスプライン形状を呈してい
る。又、ロアアーム1には、回転シャフト4を中心とし
且つ内部空間Aに連続した円周凹部11が形成されてお
り、又、アッパアーム2には、回転シャフト4を中心と
し且つ内部空間Aに連続した円周凹部21が形成されて
いる。このアッパアーム2の円弧凹部21の内周面21
aの適宜個所には、回転シャフト4に向かって内方へ突
出した3つの凸壁23が形成されている。
ーム1には、前述の半抜き加工により、互いに略平行に
所定の間隔をもって対向し合い且つ回転シャフト4に向
かって径方向に延びる一対のガイド面12が内部空間A
内の3個所に等間隔で形成されている。アッパアーム2
には、前述の半抜き加工により、回転シャフト4を中心
とした環状の内歯部22が内部空間A内に円周凹部21
の内周面21aよりも外側に形成されている。
されている。このポール5は、それぞれ、対のガイド面
12間にガイド面12に対して摺動を可能にする所定の
クリアランスをもって位置し、ロアアーム1にガイド面
12にガイドされながら径方向に摺動自在に支持されて
おり、後述するポール5の外歯部51がアッパアーム2
の内歯部22と噛合する噛合位置B(図6示実線位置)
及び内歯部22との噛合が解除された噛合解除位置C
(図6示二点鎖線位置)に移動自在である。
ている。このカム6は、そのスプライン孔63により回
転シャフト4とスプライン嵌合して一体回転するように
回転シャフト4に支持されている。カム6は、その外周
面に3つのポール5に対応した3つのカム面61が形成
されている。このカム面61は、それぞれ、カム6の回
転により後述するポール5の突部52と係脱し、カム6
は、図6に実線で示されるように、カム面61と突部5
2との係合によってポール5をその外歯部51がアッパ
アーム2の内歯部22と噛合するように押圧して、ポー
ル5を噛合位置Bにて保持する。カム6のカム面61
は、外歯部51と内歯部22との噛合時におけるポール
5の摺動を規制すべくつまりポール5の摺動によりカム
6が回転させらないように圧力角が設定されている。
端がロアアーム1に係止され且つ内周端がカム6に係止
されたスパイラルスプリング7が配設されており、カム
6は、このスパイラルスプリング7の付勢力によりカム
面61が突部52と係合してポール5を押圧する方向
(図1示反時計方向)に常時付勢されている。
ポール5の詳細について説明する。
2の内歯部22と噛合可能な円弧状の外歯部51が形成
されている。又、ポール5には、段部53が形成されて
いる。この段部53は、ポール5の内径側(カム6に近
いポール5の長さ方向における内側)と外径側(カム6
より遠いポール5の長さ方向における外側)とをポール
5の厚方向(図2示左右方向)において互いに位相さ
せ、この段部53より内径側の内径側部54と外径側の
外径側部55とを形成しており、さらに、内側面53a
及び外側面53bを備えている。ポール5の内径側部5
4は、アッパアーム2の円周凹部21内に位置して、カ
ム6とポール5の厚方向において重合すると共に、外側
面53bをアッパアーム2の円弧凹部21の内周面21
aと対向させている。又、ポール5の外径側部55は、
内部空間A内に位置して、内側面53aをカム6と対向
させると共に外歯部51をアッパアーム2の内歯部22
と対向させている。
(図6示左右方向)における略中央にカム6のカム面6
1と係脱する突部52が形成されている。尚、カム6に
突部52を形成し、ポール5にカム面61を形成しても
良い。ポール5の外側面53bには、外方へ突出し、ア
ッパアーム2の円周凹部21の内周面21aの凸壁23
上に乗り上げて凸壁23と当接可能な凸部56が形成さ
れている。この凸部56は、図7に二点鎖線で示すよう
に、凸壁23との当接によりポール5を噛合解除位置C
にて保持する。突壁23の突出量は、ポール5の突部5
6が乗り上げた際にポール5の外歯部51がアッパアー
ム2の内歯部22と噛合し得ない程度の量である。
つのピン62が形成されている。ポール5の内径側部5
4には、それぞれ、ピン62が挿通されるカム長穴57
が形成されている。これにより、ポール5は、カム6の
回転によるピン62とカム長穴57との相対移動で、そ
のカム作用によりガイド12に沿って摺動することにな
る。尚、カム長穴57をカム6に形成し、ピン62をポ
ール5に形成しても良い。
と所定のスキをもって対向配置され、この内側面53a
と当接可能な対の突部64がその幅方向おいてカム面6
1を挟む形で形成されている。そして、この突部64と
内側面53aとの当接により変形時のポール5のガイド
12に対する傾きを抑制している。
ーム1に対する回動が規制されている状態ある。この状
態では、図6に実線で示されるように、ポール5は、そ
の内側面53aの突部52とカム6のカム面61との係
合によって噛合位置Bに保持されている。そして、ポー
ル5の外歯部51がアッパアーム2の内歯部22と噛合
する方向に押圧されて、外歯部51と内歯部22とが噛
合した状態で摺動規制されている。
しない操作レバーを操作して回転シャフト4を一方向に
回転させると、カム6が図6示時計方向にスパイラルス
プリング7の付勢力に抗して回転して図6示二点鎖線に
位置し、ポール5の突部52とカム6のカム面61との
係合を解除させる。これにより、ポール5がロアアーム
1のガイド面12に沿って摺動可能となる。カム6の図
6示時計方向の回転は、摺動可能となったポール5をカ
ム6のピン62とポール5のカム長穴57とのカム作用
により回転シャフト3に向かって図6示二点鎖線の噛合
解除位置Cに摺動させる。これにより、ポール5の外歯
部51とアッパアーム2の内歯部22との噛合が解除さ
れる。この結果、アッパアーム2がロアアーム1に対し
て回動できるようになる。
スパイラルスプリング7の付勢力により図6示実線位置
に復帰する。これにより、ポール5は、ガイド面12に
沿って前述とは逆に摺動して噛合位置Bに位置し、ポー
ル5の外歯部51とアッパアーム2の内歯部22とを噛
合させる。この結果、アッパアーム2のロアアーム1に
対する回動を規制するようになる。
状態で、アッパアーム2をロアアーム1に対して回動さ
せ、ポール5の凸部56がアッパアーム2の凸壁23と
対向するようになると、操作レバーの操作を解除してカ
ム6を図6示実線位置に復帰させようとしても、凸部5
6が凸壁23と当接してポール5の摺動を規制し、ポー
ル5は、噛合解除位置Cで保持される。これにより、操
作レバーの操作なしにアッパアーム2をロアアーム1に
対して回動できるようになる。このようなポール5の噛
合解除位置Cでの保持は、シートバックの前倒しやフル
フラット等において有用である。
削加工又は鍛造、焼結等により成形され、凸部56を外
側面53bに形成しているが、図8及び図9に示される
ように、ポール5を半抜加工により成形し、凸部56を
外径側部55に形成してもよい。
ル5を用いた車両用シートリクライニング装置に本発明
を適用しているが、単一のポールやより対のポール又は
3つ以上の多数のポールを用いた車両用シートリクライ
ニング装置に本発明を適用してもよい。
第2係合部及び連係部をポールの外径側から内径側に向
かって外歯部、第1係合部、第2係合部及び連係部の順
で配したので、ポールのを押圧部材と厚方向で重合させ
ることができ、その分だけ装置自体を径方向において小
型化することができる。又、本発明によれば、押圧部材
の径方向寸法を確保でき、これにより、操作性の悪化を
回避できる。
の正面図ある。
の分解斜視図である。
のポールをロアアーム側から見た斜視図である。
のポールをアッパアーム側から見た斜視図である。
の作動を示す正面図である。
の作動を示す斜視図である。
のポールの変形例を示す図4に相当する斜視図である。
のポールの変形例を示す図5に相当する斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 シートクッションに固定されるロアアー
ムと、シートバックに固定されロアアームに回動自在に
支持されるアッパアームと、該アッパアームに形成され
た内歯部と、前記ロアアームに摺動自在に支持され前記
内歯部と噛合可能な外歯部を有すると共に該外歯部と前
記内歯部とが噛合した噛合位置及び前記外歯部と前記内
歯部との噛合が解除された噛合解除位置に移動可能なポ
ールと、前記アッパアームに形成され前記ポールと係合
して前記ポールを前記噛合解除位置で保持する噛合規制
部と、前記ロアアームに回転自在に支持され前記ポール
と係合して前記ポールを前記噛合位置で保持する押圧部
材とを有する車両用シートリクライニング装置におい
て、前記ポールに形成され前記噛合規制部と係合可能な
第1係合部と、前記ポールに形成され前記押圧部材と係
合可能な第2係合部と、前記ポールに形成され前記押圧
部材と連係して前記押圧部材の回転を前記ポールに伝え
て前記押圧部材の回転により前記ポールを摺動させる連
係部とを有し、前記外歯部、前記第1係合部、前記第2
係合部及び前記連係部を前記ポールの外径側から内径側
に向かって前記外歯部、前記第1係合部、前記第2係合
部及び前記連係部の順で配したことを特徴とする車両用
シートリクライニング装置。 - 【請求項2】 前記ポールに形成されポールの厚方向に
おいて互いに位相した内径側部と外径側部とを形成する
段部を有する、請求項1記載の車両用シートリクライニ
ング装置。 - 【請求項3】 前記段部は、前記押圧部材と対向する内
側面を備え、該内側面に前記第2係合部を形成した、請
求項2記載の車両用シートリクライニング装置。 - 【請求項4】 前記段部は、前記噛合規制部と対向する
外側面を備え、該外側面に前記第1係合部を形成した、
請求項2及び3記載の車両用シートリクライニング装
置。 - 【請求項5】 前記ポールの前記段部より内径側の前記
内径側部に前記連係部を形成した、請求項2ないし4記
載の車両用シートリクライニング装置。 - 【請求項6】 前記ポールの前記段部より外径側の前記
外径側部に前記第1係合部を形成した、請求項2、3、
5記載の車両用シートリクライニング装置。
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